JP4897320B2 - 自動車用タイヤの滑止め装置 - Google Patents

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この発明は自動車用タイヤの滑止め装置に関し、特に力の弱い女性や老人にも簡単にかつ軽く扱えるようにした滑止め装置に関する。
例えば、雪路走行時や凍結路走行時にはスリップ事故を防止すべく、タイヤに滑止め装置を装着することが要請される。かかる滑止め装置では、繰り返しネットパターンを有する複数枚の合成樹脂製又はゴム製のネット体を長手方向に配列しその隣接する幅方向両側部をリンクによって順次連結したネット形式、あるいは一対のサイド部材の間に複数の滑り止め帯を所定の間隔をあけて梯子状に取付けたラダー形式が採用されることが多い。
ところで、滑止め装置をタイヤに装着する場合、滑止め機能を発揮する本体部分をタイヤトレッドに被せ、本体部分の内輪側及び外輪側の両端をジョイントフックやロック機構で相互に連結して無端状となし、本体部分の外輪側を緊締具で緊締して本体部分をタイヤトレッドに密着させるという方式が採用されている。
例えば、ロック部材の両端部に引寄せアームの基部を取付け、2つの引寄せアームの先端部を滑止め装置の本体部分のタイヤ外輪側において間隔を狭めるべき2つの部位(以下、「引寄せ端部」という)にそれぞれ引っ掛け、ロック部材の中央を回転中心としてロック部材を回転させることによって両引寄せアームの先端部を相互に引き寄せ、タイヤ外輪側の2つの引寄せ端部の間の間隔を狭めるようにしたタイヤの滑止め装置が提案されている(特許文献1、特許文献2)。
また、ロック部材の基部を一方の引寄せ端部に直接に又はベースプレートを介して取付け、ロック部材の先端部には引寄せアームの基部を回転可能に連結し、引寄せアームの先端部を他方の引寄せ端部に引っ掛け、ロック部材をその基部を中心に回転させ、引寄せ端部の間隔を狭めるようにしたタイヤの滑止め装置も提案されている(特許文献3)。
しかし、特許文献1〜3記載の滑止め装置では本体部分がタイヤに馴染んでいない状態で引寄せ端部を相互に引寄せようとしているので、大きな力でロック部材を回転させなければならず、力の弱い女性や老人の場合には依然としてロック部材を操作し難く、滑止め装置をタイヤに装着できないことがあった。
他方、本体部分の対向する引寄せ端部の一方に第1のフックを取付け、他方に第2のフックを引っ掛け、ラチェット爪のレバー操作によってラチェットギアの送りと係止を繰り返して第2のフックのワイヤー又はロッドを巻取り又はスライドさせ、第2のフックを第1のフックに向けて引き寄せることにより、2つの引寄せ端部の間隔を狭めるようにした滑止め装置が提案されている(特許文献4)。
特許文献4記載の滑止め装置ではラチェット機構のレバーを揺動操作すればよいので、力の弱い女性や老人にも手軽に扱うことができるという利点がある。
特開平2−48204号公報 特開2000−219019号公報 特開2005−81894号公報 特公昭52−2163号公報
しかし、特許文献4記載の滑止め装置では第1、第2のフックが相互に離間する方向にラチェットギアを回転付勢し、このラチェットギアにラチェット爪を係脱可能に係止し、レバーの揺動操作によってギアを付勢力に抗して回転させるようになっているので、衝撃などによってラチェット爪の係止が不意に外れ、ラチェットギアが付勢力によって逆転され、引寄せ端部が離れて滑止め装置の緊締が弛んでしまうおそれがあり、信頼性の点で実用化し難いものであった。
本発明はかかる問題点に鑑み、女性や老人にも手軽に操作できるとともに、走行中に緊締が不意に弛むおそれのないようにした自動車用タイヤの滑止め装置を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る自動車用タイヤの滑止め装置は、本体部分のタイヤ内輪側及び外輪側を無端状に連結した後、本体部分のタイヤ外輪側の相互に対向する引寄せ端部を緊締具によって相互に引き寄せることにより本体部分を緊締してタイヤに密着させるようにした自動車用タイヤの滑止め装置において、上記相互に対向する引寄せ端部の一方に取付けられたロックプレートと、上記引寄せ端部の他方に取付けられ、外方から回転操作可能なラチェットギアが回転自在に内蔵されるとともに、上記ラチェットギアの回転を許容する一方上記ラチェットギアを係止して逆回転を規制するラチェット爪が外方から離脱操作可能に設けられ、該ラチェット爪には上記ラチェットギアへの係止状態に付勢するばね部材が設けられ、上記ラチェットギアには巻取りドラムが同軸にかつラチェットギアによって回転され得るように設けられた緊締具と、該緊締具に取付けられ、上記ロックプレートをロックし得るロック機構と、上記ロックプレートに引っ掛けられ得るフックと、先端に上記フックが取付けられ、上記巻取りドラムに巻回されたワイヤーと、を備えたことを特徴とする。
本発明の特徴の1つは引寄せ端部の一方にロックプレートを取付けるとともに、他方にラチェット機構を内蔵した緊締具を取付け、緊締具にロック機構を取付け、ロックプレートにフックを引っ掛け、緊締具を操作してフックのワイヤーを巻取り、ロックプレートをロック機構によってロックするようにした点にある。
これにより、ラチェット機構のラチェット爪が衝撃などによって不意に外れても、ロックプレートがロック機構にロックされているので、緊締が弛むことはない。
ラチェットギアは外方から回転操作できればよく、例えば緊締具の外面に摘まみを露出させ、摘まみを回転させてラチェットギアを回転操作するようにしてもよく、ラチェットギアの側面を露出させ、この側面に操作具の突起が嵌入する穴を形成し、操作具によってラチェットギアを回転させるようにしてもよい。
ラチェットギアは上述のように直接回転操作してもよく、又ギア群を介して回転させるようにしてもよい。特に、ギア群を介して減速するようにすると、小さな力でラチェットギアを回転操作できる。
上記の発明ではロックプレートをロック機構でロックするようにしたが、巻取りドラムを回転操作する回転操作部を軸線方向に引っ張った時にのみ巻取りドラムの逆回転を許容するように緊締具を構成しても同様に緊締が不意に弛むのを防止できる。
即ち、本発明に係る自動車用タイヤの滑止め装置は、本体部分のタイヤ内輪側及び外輪側を無端状に連結した後、本体部分のタイヤ外輪側の相互に対向する引寄せ端部を緊締具によって相互に引き寄せることにより本体部分を緊締してタイヤに密着させるようにした自動車用タイヤの滑止め装置において、上記本体部分のタイヤ外輪側の相互に対向する引寄せ端部の一方に引っ掛けられ得るフックと、上記引寄せ端部の他方に取付けられ、巻取りドラムが回転自在に内蔵されるとともに、該巻取りドラムを回転操作するための回転操作部が回転可能にかつ回転軸の軸線方向にスライド可能に取付けられ、回転規制部が作動姿勢において上記回転操作部又は巻取りドラムの回転を許容する一方逆回転を規制しかつ軸線方向にスライドされた解除姿勢において上記逆回転を許容するように形成された緊締具と、先端に上記フックが取付けられ、上記巻取りドラムには巻回されたワイヤーと、を備えたことを特徴とする。
本発明の特徴の1つは回転操作部が通常の作動姿勢にある時には回転規制部が回転操作部又は巻取りドラムの回転を許容し逆回転を規制する一方、回転操作部が軸線方向にスライドされて解除姿勢になった時には回転規制部が逆回転を許容するようにした点にある。
これにより、回転操作部が軸線方向に引っ張られない限り緊締が弛むことはなく、高い信頼性を保証できる。
本例においてもロックプレートとロック機構を設け、さらに緊締の信頼性を向上することもできる。即ち、引寄せ端部の一方に取付けられ、フックが引っ掛けられるロックプレートと、緊締具が取付けられ、ロックプレートをロックするロック機構と、を更に備えるようにしてもよい。
ロック機構はロックプレートをロックできればよく、例えばロックプレートにロック穴を形成し、ロック片をばね部材によって回動付勢してロック穴に嵌入し、ロックする方式を採用することができる。
本発明に係る滑止め装置はその本体部分のタイヤ外輪側を緊締できればよいので、例えば複数のトレッドで構成した滑止め装置において1枚のトレッドの外輪側の中間に引寄せ端部を形成し、その間をラチェット式の緊締具によって引寄せるようにしてもよく、又隣接するトレッドの端部を引寄せ端部とし、その間をラチェット式の緊締具によって引寄せるようにしてもよい。
また、ラダー形式の滑り止め装置のサイド部材の両端部を引寄せ端部とし、その間をラチェット式の緊締具によって引寄せるようにしてもよく、又サイド部材の中間に引寄せ端部を形成してその間をラチェット式の緊締具によって引寄せるようにしてもよい。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図5は本発明に係る自動車用タイヤの滑止め装置の好ましい実施形態を示す。図において、滑止め装置10の本体部分は例えば6枚のトレッド12から構成され(4枚のトレッドで構成されてもよい)、各トレッド12は合成樹脂材料、例えばウレタン樹脂で製作されている。
このトレッド12は長手方向の両端において幅方向に帯状に延びる帯状部分14、両帯状部分14の間に延びるX状の部分16及びX状の部分16と帯状部分14との間に延びる短帯状部分18から構成され、表面にはスパイク20が取付けられている。
トレッド12ではタイヤ外輪側及びタイヤ内輪側において両方の帯状部分14から他方の帯状部分14に向けて短尺のアーム部22が延び、両アーム部22の間は短尺のリンク24によって相互に連結されている。
また、トレッド12は三枚ずつを一組とし、三枚のトレッド12の隣接する端部の間はタイヤ外輪側及びタイヤ内輪側においてリンク24によって相互に連結されてトレッド対26が構成されている。
二組のトレッド対26の隣接する端部の間はタイヤ内輪側において合成樹脂製のアーム28と両側の金属製のリンク29によって相互に連結され、又滑止め装置10の両端に位置する端部ではタイヤ内輪側において一方にプッシュ式のロック機構50が、他方にロックプレート52が取付けられ、プッシュ式のロック機構50とロックプレート52とは相互に係脱可能に係止されてロックされるようになっている。
他方、タイヤ外輪側において二組のトレッド対26の隣接する端部及び滑止め装置10の両端に位置する端部は相互に対向する引寄せ端部61となっており、対向する一方の引寄せ端部61にはロックプレート62の一端部がリベットによって固定され、他方の引寄せ端部61には引寄せ具70が取付けられている。
この引寄せ具70では他方の引寄せ端部61にベースプレート71の一端部がリベットによって固定され、ベースプレート71のほぼ中央にはラチェット式の緊締具72が固定され、ベースプレート71の先端部にはプッシュ式のロック機構63が回転可能に取付けられている。
緊締具72ではケース72A内にラチェットギア72Bが回転可能に内蔵され、ラチェットギア72Bには巻取りドラム72Cが同軸に固定され、巻取りドラム72Cにはワイヤー73が巻回され、ワイヤー73の先端にはフック74が固定されている。
ラチェットギア72Bの側面には操作治具75の突起75Aが嵌入し得る2つの穴72Eが形成され、該ラチェットギア72Bの側面はケース72Aから露出されて外方から操作治具75によって回転操作できるようになっている。
ケース72Aにはレバー72Dが揺動自在に支持され、レバー72Dの先端にはラチェット爪72Gが形成され、レバー72Dは板ばね72Fによってラチェット爪72Gがラチェットギア72Bと係合する方向に付勢されている。
また、ロックプレート62は先端部にロック穴62Aが形成されており、ロックプレート62の先端部にはさらにフックを引っ掛けるフック穴62Bが形成されている。プッシュ式のロック機構63はブラケット63Aにロック片63Bを取付け軸63C廻りに回転可能に取付けるとともに、コイルばね63Dによって回転付勢し、ロック片63Bの後端部には突起63Eが形成されてロックプレート62のロック穴62Aに嵌入されてロックプレート62をロックするようになっている。
他方、プッシュ式のロック機構50もロック機構63と同様の構造が採用され、又ロックプレート52はフック穴62Bを除いてロックプレート62と同様の構造が採用されている。
滑止め装置10をタイヤに装着する場合、二組のトレッド対26の間でタイヤの接地部分を挟み込み、二組のトレッド対26の最外側の部分を持って滑止め装置10をタイヤに被せた後、タイヤ内輪側に手をまわし、プッシュ式のロック機構50でロックプレート52をロックし、滑止め装置10のタイヤ内輪側を無端状にする。
次に、2つの引寄せ具70の緊締具73のレバー72Dを板ばね72Fの付勢力に抗して揺動させ、ラチェットギア72Bの係止を解除し、ワイヤー73を引き出して先端のフック74をロックプレート62のフック穴62Bに引っ掛ける。その後、操作治具75の突起75Aを一方の引寄せ具70のラチェットギア72Bの穴72Eに嵌入させ、操作治具75によってラチェットギア72Bを回転させる。
すると、ワイヤー73が巻取りドラム72Cに巻き取られ、ロックプレート62がプッシュ式のロック機構73に接近し、対向する2つの引寄せ端部61も相互に接近する。ラチェットギア72Bをさらに回転させると、ロックプレート62の先端部がロック機構63のロック片63Bをコイルばね63Dの付勢力に抗してロック片63を揺動させながら、ロック片63の下側に引き込まれ、ロックプレート62のロック穴62Aにロック片63Bの突起63Eが嵌まり込み、ロックプレート62がロック機構63によってロックされる。
他方の引寄せ具70について同様に行ってロックプレート62をロック機構63によってロックすると、滑止め装置10の本体部分のタイヤ外輪側が緊締され、トレッド12はタイヤ外周面に密着する。
このとき、ロックプレート62がプッシュ式のロック機構63によってロックされているので、衝撃など、何らかの原因でラチェット爪72Gがラチェットギア72Bから外れても滑止め装置10の緊締が弛むことはなく、装着の信頼性を保証できる。
滑止め装置10を外す場合にはフック74をロックプレート62から外した後、ロック機構63のロック片63Bを揺動させてロックプレート62を引き抜けばよい。
図6及び図7は第2の実施形態を示す。本例では第1の実施形態における緊締具72と構造の異なる緊締具80を用いている。この緊締具80にはダイヤル(回転操作部)81の底部に円筒部分が形成され、円筒部分の中心には角柱状の回転軸82が立設され、又円筒部分の内周面には弾性レバー(回転規制部)81Aが円周方向に傾斜しかつ相互に等しい角度間隔をあけて形成されている。
このダイヤル81の回転軸82には第2部品83が回転自在にかつスライド自在に支持され、第2部品83のフランジを挟んだ一方にはダイヤル81の回転を許容する一方、弾性レバー81Aを係止して逆回転を規制するラチェットギア(回転規制部)83Aが形成され、他方には内周面にギア83Bが形成された円筒状の部分が形成されている。
この円筒状の部分内にはギア群84が内蔵され、ギア群84では一対のプレートの間に3つのギア84Aを等しい角度間隔をあけて回転自在に支持され、3つのギア84Aは第2部品83のギア83Bと噛合され、又ギア群84の半部には巻取りドラム84Bが形成されてワイヤー73が巻回され、ワイヤー73は第2部品83の取出し孔83Cから外方に引き出され、その先端にフック74が連結されている。
ギア84Aの間にはピニオンギア85が挿入されて噛合され、ピニオンギア85は回転軸82に外嵌されてダイヤル81によって回転されるようになっている。第2部品83の円筒状の部分はカバー86によって封鎖されている。
通常はダイヤル81が第2部品83のラチェットギア83Aの部分にきっちりと嵌まり合った作動姿勢となっている。なお、ばね部材によってダイヤル81を作動姿勢に付勢するようにしてもよい。この作動姿勢においてダイヤル81を回転させると、弾性レバー81Aがラチェットギア83Aを弾性変形しながら乗り越えてラチェットギア83Aの各歯に係止され、逆回転が阻止される。ダイヤル81が回転されると、ピニオンギア85が回転し、3つのギア84Aが回転し、この3つのギア84Aは第2部品83のギア83Bと噛合しているので、ギア群84が回転軸82の廻りに回転され、それに伴って巻取りドラム84Bも回転し、ワイヤー73を巻き取ることができる。
ダイヤル81を引っ張ると、弾性レバー81Aとラチェットギア83Aとの噛合が解除される。この解除姿勢においてはダイヤル81は回転だけでなく、逆回転も可能となり、ギア84Aも第2部品83内で自由に回転及び逆回転できる。そこで、ワイヤー73を引っ張ると、巻取りドラム84Bが自由に逆回転し、ワイヤー73が引き出される。
従って、本例の緊締具80を第1の実施形態における緊締具72に代えて使用すると、ダイヤル81が引っ張られてスライドしない限り、巻取りドラム84Bが逆回転することはなく、ロック機構63によるロックプレート62のロックに加え、ワイヤー73の引出しも阻止されるので、滑止め装置10の緊締の弛みをより確実に防止できる。
なお、本例の緊締具80を採用する場合、ダイヤル81が引っ張られてスライドしない限り、巻取りドラム84Bが逆回転することはなく、ワイヤー73の引出しが確実に阻止されるので、ロックプレート62とプッシュ式のロック機構63を用いることなく、滑止め装置10を構成することもできる。
本発明に係る自動車用タイヤの滑止め装置の好ましい実施形態を示す概略平面図である。 上記実施形態における引寄せ具の動きを模式的に示す図である。 上記引寄せ具における緊締具の構造を示す図である。 上記実施形態におけるロックプレート62とロック機構63との関係を示す図である。 上記実施形態における操作治具を示す斜視図である。 第2の実施形態における緊締具80を示す概略斜視図である。 上記緊締具80を示す分解斜視図である。
符号の説明
10 滑止め装置
12 トレッド
26 トレッド対(本体部分)
62 ロックプレート
63 ロック機構
70 引寄せ具
72 緊締具
72B ラチェットギア
72B 巻取りドラム
72G ラチェット爪
73 ワイヤー
74 フック
80 緊締具
81 ダイヤル(回転操作部)
81A 弾性レバー
82 回転軸
83A ラチェットギア
84B 巻取りドラム

Claims (1)

  1. 本体部分のタイヤ内輪側及び外輪側を無端状に連結した後、本体部分のタイヤ外輪側の相互に対向する引寄せ端部を緊締具によって相互に引き寄せることにより本体部分を緊締してタイヤに密着させるようにした自動車用タイヤの滑止め装置において、
    上記本体部分(26)のタイヤ外輪側の相互に対向する引寄せ端部の一方に引っ掛けられ得るフック(74)と、
    上記引寄せ端部の他方に取付けられ、巻取りドラム(84B)が回転自在に内蔵されるとともに、該巻取りドラム(84B)を回転操作するためのダイヤル(81)が回転可能にかつ回転軸(82)の軸線方向にスライド可能に取付けられ、上記巻取りドラム(84B)にはラチェットギア(83A)が形成され、上記ダイヤル(81)にはラチェットギア(83A)と係合し得る弾性レバー(81A)が形成され、該弾性レバー(81A)は上記ラチェットギア(83A)と係合した作動姿勢において弾性変形して上記ラチェットギア(83A)を乗り越えることによって上記巻取りドラム(84B)の回転を許容するが上記ラチェットギア(83A)と係合することによって逆回転を規制しかつ上記ダイヤル(81)が軸線方向にスライドされた解除姿勢において上記逆回転を許容するように形成された緊締具(80)と、
    先端に上記フック(74)が取付けられ、上記巻取りドラム(84B)に巻回されたワイヤー(73)と、
    上記引寄せ端部の一方に取付けられ、端部にロック穴(62A)が形成され、上記フック(74)が引っ掛けられるロックプレート(62)と、
    上記緊締具(80)が取付けられ、回動付勢されたロック片(63B)を備え、上記ロックプレート(62)の端部が上記緊締具(80)によって引き寄せられて上記ロック片(63B)の下側に嵌まり込み、該ロック片(63B)の突起(63E)が上記ロック片(63B)の回動付勢力によって上記ロックプレート(62)のロック穴(62A)に嵌まり込むことによって上記ロックプレート(62)をロックするロック機構(63)と、

    を備えたことを特徴とする自動車用タイヤの滑止め装置。
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