JP2007203990A - 自動車用タイヤの滑止め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック部材を軽く操作できるとともに、走行中に緊締が弛むことのないようにした自動車用タイヤの滑止め装置を提供する。
【解決手段】滑止め装置の本体部分のタイヤ外輪側には引寄せ端部(61)を相互に対向して形成し、相互に対向する引寄せ端部の一方又は両方には本体部分より大きな伸びの伸縮部材(60)の一端部を固定し、伸縮部材の他端部と引寄せ端部の他方又は両方の伸縮部材の他端部をロック部材(32)によって相互に連携させる。ロック部材が回転されると、伸縮部材が伸長されるとともに引寄せ端部が相互に引寄せられ、その後タイヤが回転されることにより、本体部分がずれながらタイヤの外周面に馴染むとともに、伸縮部材が収縮するようにした。
【選択図】 図2

Description

この発明は自動車用タイヤの滑止め装置に関し、特に力の弱い女性や老人にも簡単にかつ軽く扱えるようにした滑止め装置に関する。
例えば、雪路走行時や凍結路走行時にはスリップ事故を防止すべく、タイヤに滑止め装置を装着することが要請される。かかる滑止め装置では、繰り返しネットパターンを有する複数枚の合成樹脂製又はゴム製のネット体を長手方向に配列しその隣接する幅方向両側部をリンクによって順次連結したネット形式、あるいは一対のサイド部材の間に複数の滑り止め帯を所定の間隔をあけて梯子状に取付けたラダー形式が採用されることが多い。
ところで、滑止め装置をタイヤに装着する場合、滑止め機能を発揮する本体部分をタイヤトレッドに被せ、本体部分の内輪側及び外輪側の両端をジョイントフックやロック機構で相互に連結して無端状となし、本体部分の外輪側を弾性バンドによって緊締して本体部分をタイヤトレッドに密着させるという方式が採用されていたが、弾性バンドを掛け渡す作業が非常に煩雑であるばかりでなく、力の弱い女性や老人には非常に取り扱い難いものであった。
そこで、ロック部材の両端部に引寄せアームの基部を取付け、2つの引寄せアームの先端部を滑止め装置の本体部分のタイヤ外輪側において間隔を狭めるべき2つの部位(以下、「引寄せ端部」という)にそれぞれ引っ掛け、ロック部材の中央を回転中心としてロック部材を回転させることによって両引寄せアームの先端部を相互に引き寄せ、タイヤ外輪側の2つの引寄せ端部の間の間隔を狭めるようにしたタイヤの滑止め装置が提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4)。
また、ロック部材の基部を一方の引寄せ端部に直接に又はベースプレートを介して取付け、ロック部材の先端部には引寄せアームの基部を回転可能に連結し、引寄せアームの先端部を他方の引寄せ端部に引っ掛け、ロック部材をその基部を中心に回転させ、引寄せ端部の間隔を狭めるようにしたタイヤの滑止め装置も提案されている(特許文献5)。
特開平2−48204号公報 特開平3−16813号公報 特開平9−109627号公報 特開2000−219019号公報 特開2005−81894号公報
ところで、滑止め装置をタイヤに装着した場合、装着当初は滑止め装置の本体部分はまだタイヤに馴染んでおらず、走行を開始してタイヤが回転したときに本体部分がずれながらタイヤに馴染み、タイヤの外周面にピッタリと密着するという挙動を示す。
従って、上記特許文献1〜5記載の滑止め装置では本体部分がタイヤに馴染んでいない状態で引寄せ端部を相互に引寄せようとしているので、大きな力でロック部材を回転させなければならず、力の弱い女性や老人の場合にはロック部材を操作し難く、滑止め装置をタイヤに装着できないことがあった。
これに対し、滑止め装置の本体部分を大きい伸びの材料で製造することが考えられる。しかし、大きい伸びの材料で製造すると、走行中の遠心力に起因して本体部分が伸びてタイヤから浮き上がり、かかる状態で何らかの衝撃が本体部分に加わると緊締が不意に弛むおそれがある。
本発明はかかる問題点に鑑み、ロック部材を軽く操作できるとともに、走行中に緊締が弛むことのないようにした自動車用タイヤの滑止め装置を提供することを課題とする。
そこで、本発明に係る自動車用タイヤの滑止め装置は、本体部分をタイヤ外周面に被せ、タイヤ内輪側及び外輪側の対向する両端を着脱可能な連結部材で無端状に連結した後、上記本体部分のタイヤ外輪側を緊締して本体部分をタイヤに密着させるようにした自動車用タイヤの滑止め装置において、上記本体部分のタイヤ外輪側には引寄せ端部が相互に対向して形成され、相互に対向する上記引寄せ端部の一方又は両方には上記本体部分より大きな伸びの伸縮部材の一端部が固定され、該伸縮部材の他端部と上記引寄せ端部の他方又は上記両方の伸縮部材の他端部がロック部材によって相互に連携されており、上記ロック部材が回転されることにより、上記伸縮部材が伸長されるとともに上記引寄せ端部が相互に引寄せられる一方、上記タイヤが回転されることにより、上記本体部分がずれながら上記タイヤの外周面に馴染むとともに、上記伸縮部材が収縮するようになっていることを特徴とする。
本発明の特徴の1つは引寄せ端部の一方又は両方に伸縮部材の一端部を固定し、伸縮部材の他端部と引寄せ端部の他方又は両方の伸縮部材の他端部をロック部材によって相互に連携させるようにした点にある。
これにより、滑止め装置の本体部分をタイヤの外周面に無端状にセットした後、ロック部材を回転操作した時には伸縮部材が伸長しながら、引寄せ端部が相互に引寄せられるので、本体部分がタイヤに馴染んでいない状態であってもロック部材を軽く回転させることができる。
その後、タイヤが回転され、滑止め装置の本体部分がずれてタイヤに馴染むと、伸縮部材が収縮し、引寄せ端部が設計上の間隔まで引寄せられ、これによって滑止め装置の本体部分のタイヤ外輪側を緊締できる。
また、本発明の他の特徴は本体部分の引寄せ端部の一方又は両方に伸縮部材を取付けるようにした点にある。これにより、滑止め装置の本体部分を遠心力に起因してタイヤから浮き上がらないような物性の材料で製造することができる一方、伸縮部材は滑止め装置の本体部分の長さに比して短いので、遠心力の影響をほとんど受けない。その結果、締結が不意に弛むおそれを解消して滑止め装置の装着信頼性を保証できる。
伸縮部材の他端部と引寄せ端部の他方又は両方の伸縮部材の他端部をロック部材によって相互に連携させることが重要であるが、連携の形式は特に限定されない。
例えば、引寄せ端部の一方には伸縮部材の一端部を固定し、伸縮部材の他端部又は引寄せ端部の他方にはベースプレートの一端部を固定し、ベースプレートの他端部にはロック部材の基部を回転可能に取付け、ロック部材の先端部には引寄せアームの基部を回転可能に連結し、引寄せアームの先端部を引寄せ端部の他方又は伸縮部材の他端部に連結され得るように構成することができる。
この場合、引寄せ端部の一方にのみ伸縮部材を設けるようにしたが、引寄せ端部の両方に伸縮部材を設けることもできる。即ち、引寄せ端部の両方には伸縮部材の一端部を固定し、一方の伸縮部材の他端部にはベースプレートの一端部を固定し、ベースプレートの他端部にはロック部材の基部を回転可能に取付け、ロック部材の先端部には引寄せアームの基部を回転可能に連結し、引寄せアームの先端部は他方の伸縮部材の他端部に連結され得るように構成してもよい。
また、ベースプレートを設けず、ロック部材の基部を伸縮部材の他端部又は他方の引寄せ端部に直接連結することもできる。即ち、引寄せ端部の一方には伸縮部材の一端部を固定し、伸縮部材の他端部又は引寄せ端部の他方にはロック部材の基部を回転可能に取付け、ロック部材の先端部には引寄せアームの基部を連結し、引寄せアームの先端部を引寄せ端部の他方又は伸縮部材の他端部に連結され得るように構成することができる。
同様に、引寄せ端部の両方には伸縮部材の一端部を固定し、一方の伸縮部材の他端部にはロック部材の基部を回転可能に取付け、ロック部材の先端部には引寄せアームの基部を回転可能に連結し、引寄せアームの先端部を他方の伸縮部材の他端部に連結され得るようにすることもできる。
また、ロック部材の両端部に引寄せアームを設けるようにしてもよい。即ち、引寄せ端部の一方には伸縮部材の一端部を固定し、ロック部材の両端部には引寄せアームの基部を各々回転可能に連結し、両引寄せアームの先端部を引寄せ端部の他方及び伸縮部材の他端部に連結され得るように構成することができる。
同様に、引寄せ端部の両方には伸縮部材の一端部を固定し、ロック部材の両端部には引寄せアームの基部を各々回転可能に連結し、両引寄せアームの先端部を伸縮部材の他端部に連結され得るように構成することもできる。
また、ロック部材の中央ではなく基部を回転中心として、しかもロック部材の基部から見てタイヤ半径方向の外側においてロック部材を回転させるようにすると、引締め状態において他方の引寄せ端部に遠心力が作用すると、一方の引寄せ端部がロック部材の基部に対するつっぱりの役割を果たすので、ロック部材及びアームは回転中心の廻りに引寄せ端部の引寄せ状態を解除する方向とは逆方向に回転することとなり、引寄せ状態が不意に解除されるおそれを解消できる。
そこで、ロック部材には操作治具の突起が嵌め込まれる少なくとも2つの嵌込み穴を相互に間隔をあけて形成し、ロック部材を操作治具によってその基部を回転中心として基部から見てタイヤ半径方向の外側において回転されるように構成するのが好ましい。
ロック部材の嵌込み穴は例えばロック部材の基部と先端部とを結ぶ方向に、あるいはこの方向に直角な方向に少なくとも2つ設けられていればよいが、ロック部材の基部が回転中心となることから、操作治具の操作性を考えると、1つの嵌込み穴はロック部材の基部の回転中心の位置に形成されるのがよい。
本発明に係る滑止め装置はその本体部分のタイヤ外輪側を緊締できればよいので、例えば複数のトレッドで構成した滑止め装置において1枚のトレッドの外輪側に引寄せ端部を形成し、その間をロック部材で連携させてもよく、又隣接するトレッドの端部を引寄せ端部とし、その間をロック部材で連携させるようにしてもよい。
また、ラダー形式の滑り止め装置のサイド部材の両端部を引寄せ端部とし、その間をロック部材で連携させてもよく、又サイド部材の中間に引寄せ端部を形成してその間をロック部材で連携させてもよい。
ロック部材はどのような形状であってもよく,例えば下記の実施形態に示される長円形状に製作することができる。また、ロック部材の材料は特に限定されず、例えば金属材料、硬質の合成樹脂材料で製作されることができる。
引寄せアーム及びベースプレートの材料は特に限定されず、例えば金属材料、硬質の合成樹脂材料で製作されることができる。
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図3は本発明に係る自動車用タイヤの滑止め装置の好ましい実施形態を示す。図において、滑止め装置10の本体部分は例えば6枚のトレッド12から構成され(4枚のトレッドで構成されてもよい)、各トレッド12は合成樹脂材料、例えばウレタン樹脂で製作されている。
このトレッド12は長手方向の両端において幅方向に帯状に延びる帯状部分14、両帯状部分14の間に延びるX状の部分16及びX状の部分16と帯状部分14との間に延びる短帯状部分18から構成され、表面にはスパイク20が取付けられている。
また、トレッド12ではタイヤ外輪側及びタイヤ内輪側において両方の帯状部分14から他方の帯状部分14に向けて短尺のアーム部22が延び、両アーム部22の間は短尺のリンク24によって相互に連結されている。
さらに、トレッド12は三枚ずつを一組とし、三枚のトレッド12の隣接する端部の間はタイヤ外輪側及びタイヤ内輪側においてリンク24によって相互に連結されてトレッド対26が構成されている。
二組のトレッド対26の隣接する端部の間はタイヤ内輪側において合成樹脂製のアーム28と両側の金属製のリンク29によって相互に連結され、又滑止め装置10の両端に位置する端部ではタイヤ内輪側において一方にプッシュロック50が、他方にロックプレート52が取付けられ、プッシュロック50とロックプレート52とは相互に係脱可能になっている。
他方、タイヤ外輪側において二組のトレッド対26の隣接する端部及び滑止め装置10の両端に位置する端部は相互に対向する引寄せ端部61となっており、対向する一方の引寄せ端部61にはトレッド12よりも伸びの大きいゴム製の伸縮片(伸縮部材)60の一端部がリベットによって回転できないように固定され、伸縮片60の他端部と他方の引寄せ端部61との間には引締め具30が設けられている。
この引締め具30は硬質合成樹脂製のロック部材32、金属製のベースプレート34及び金属製の引寄せアーム36で構成されている。ベースプレート34は一方のトレッド対26の外側トレッド12のアーム部22と同一直線上に並べられ、ベースプレート34の一端部は伸縮片60の他端部にリベットその他の固定具によって回転できないように固定されている。
このベースプレート34の他端部にはロック部材32の基部が筒状リベット42によって回転自在に取付けられ、又ベースプレート34の側縁にはロック部材32を当たり止めするストッパー部34Aが起立して形成されている。
このロック部材32の筒状リベット42の内部は1つの嵌込み穴となっており、又ロック部材32のほぼ中央には嵌込み穴44が形成され、又ロック部材32の表面には補強用の金属プレートが固定されている。
ロック部材32はほぼ長円形状をなし、その先端側には引寄せアーム36の基部が回転可能に取付けられ、引寄せアーム36の先端部はフック状に折り曲げられ、他方のトレッド対26の外側トレッド12の引寄せ端部61に形成された引っ掛け穴38に引っ掛けられるようになっている。
滑止め装置10をタイヤに装着する場合、引締め具30の引寄せアーム36を外側のトレッド12の引っ掛け穴38から外し、二組のトレッド対26の間でタイヤの接地部分を挟み込み、二組のトレッド対26の最外側の部分を持って滑止め装置10をタイヤに被せた後、タイヤ内輪側に手をまわし、プッシュロック50とロックプレート52を相互に係合させ、滑止め装置10のタイヤ内輪側を無端状にする。
次に、2つの引締め具30の引寄せアーム36の他端部を他方のトレッド対26の外側のトレッド12の引っ掛け穴38に引っ掛けると、滑止め装置10をタイヤに仮装着できるが、この状態では滑止め装置10はタイヤに密着していない。
そこで、図3に示されるように、2つの突起71を形成した操作治具70を手に持ち、操作治具70の突起71をロック部材32の2つの嵌込み穴42、44に嵌め込み、操作治具70を時計廻り方向(図2の矢印B参照)に回転させると、ベースプレート34から見て滑止め装置10に作用する遠心力の方向、つまり半径方向の外側の領域においてロック部材32がその基部を回転中心としてほぼ90度だけ回転し、引寄せアーム36のロック部材32への取付け部位を引っ張る。
この時、トレッド12はタイヤ外周面に馴染んでいないが、伸縮片60が伸びるので、ロック部材32を軽く回転させることができる。伸縮片60の伸長と同時に、一方のトレッド対26の外側トレッド12の端部が他方のトレッド対26の外側トレッド12の端部に向けて引寄せられる。
図2の(b)に示されるように、ベースプレート34上にロック部材32及び引寄せアーム36が重なると、両トレッド対26の外側トレッド12の端部の間が十分に引き寄せられる。
他方の引締め具30についても同様に操作すれば、二組のトレッド対26の外側トレッド12の間の間隔を引き寄せることができる。
その後、タイヤが回転すると、トレッド12がずれながらタイヤ外周面に馴染み、それに伴って伸縮片60が収縮し、引寄せ端部61の間は設計上の間隔となり、滑止め装置10の本体部分のタイヤ外輪側は緊締され、トレッド12はタイヤ外周面に密着する。
このとき、滑止め装置10の本体部分は通常の滑止め装置と同様にウレタンで製造されているので、遠心力によってタイヤから浮き上がることはない。また、伸縮片60は滑止め装置10の本体部分の全長に比して短いので、緊締中に大きく伸びて引寄せ端部61の緊締が弛むこともない。その結果、滑止め装置10の装着の信頼性を保証できる。
滑止め装置10を外す場合には上記とは逆の操作をすればよい。
図4は第2の実施形態を示し、図において図1ないし図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではロック部材32の基部を筒状リベット42によって伸縮片60の他端部に回転可能に取付けており、このようにロック部材32の基部を伸縮片60の他端部に直接的に取付けるようにしてもよい。
図5は第3の実施形態を示し、図において図1ないし図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例ではロック部材32の両端部に引寄せアーム36の基部を各々回転可能に連結し、一方の引寄せ端部61に伸縮片60の一端部を連結し、伸縮片60の他端部に引っ掛け穴38を形成し、伸縮片60の引っ掛け穴38及び他方の引寄せ端部61の引っ掛け穴38には引寄せアーム36の先端部を引っ掛け、ロック部材32を回転させることにより、伸縮片60が伸長するとともに、対向する引寄せ端部61が相互に引寄せられるようになっている。
なお、上記3つの例では引寄せ端部61の一方のみに伸縮片60を設けるようにしたが、引寄せ端部61の両方に伸縮片60を設け、それ以外は上記3つの例と同様の構成を採用して引寄せ端部61の間をロック部材32で相互に連携させることもできる。
本発明に係る自動車用タイヤの滑止め装置の好ましい実施形態を示す概略平面図である。 上記実施形態における引締め具の動きを模式的に示す図である。 上記実施形態における操作治具を示す斜視図である。 第2の実施形態を示す図である。 第3の実施形態を示す図である。
符号の説明
10 滑止め装置 12 トレッド
26 トレッド対(本体部分) 32 ロック部材
34 ベースプレート 36 引寄せアーム
42 筒状リベット(嵌込み穴)
44 嵌込み穴 60 伸縮片(伸縮部材)
61 引寄せ端部

Claims (8)

  1. 本体部分をタイヤ外周面に被せ、タイヤ内輪側及び外輪側の対向する両端を着脱可能な連結部材で無端状に連結した後、上記本体部分のタイヤ外輪側を緊締して本体部分をタイヤに密着させるようにした自動車用タイヤの滑止め装置において、
    上記本体部分のタイヤ外輪側には引寄せ端部が相互に対向して形成され、相互に対向する上記引寄せ端部の一方又は両方には上記本体部分より大きな伸びの伸縮部材の一端部が固定され、該伸縮部材の他端部と上記引寄せ端部の他方又は上記両方の伸縮部材の他端部がロック部材によって相互に連携されており、
    上記ロック部材が回転されることにより、上記伸縮部材が伸長されるとともに上記引寄せ端部が相互に引寄せられる一方、上記タイヤが回転されることにより、上記本体部分がずれながら上記タイヤの外周面に馴染むとともに、上記伸縮部材が収縮するようになっていることを特徴とする自動車用タイヤの滑止め装置。
  2. 上記引寄せ端部の一方には上記伸縮部材の一端部が固定され、該伸縮部材の他端部又は上記引寄せ端部の他方にはベースプレートの一端部が固定され、該ベースプレートの他端部には上記ロック部材の基部が回転可能に取付けられ、該ロック部材の先端部には引寄せアームの基部が回転可能に連結され、該引寄せアームの先端部は上記引寄せ端部の他方又は上記伸縮部材の他端部に連結され得るようになっている請求項1記載の自動車用タイヤの滑止め装置。
  3. 上記引寄せ端部の両方には上記伸縮部材の一端部が固定され、一方の上記伸縮部材の他端部にはベースプレートの一端部が固定され、該ベースプレートの他端部には上記ロック部材の基部が回転可能に取付けられ、該ロック部材の先端部には引寄せアームの基部が回転可能に連結され、該引寄せアームの先端部は他方の上記伸縮部材の他端部に連結され得るようになっている請求項1記載の自動車用タイヤの滑止め装置。
  4. 上記引寄せ端部の一方には上記伸縮部材の一端部が固定され、該伸縮部材の他端部又は上記引寄せ端部の他方には上記ロック部材の基部が回転可能に取付けられ、該ロック部材の先端部には引寄せアームの基部が連結され、該引寄せアームの先端部は上記引寄せ端部の他方又は上記伸縮部材の他端部に連結され得るようになっている請求項1記載の自動車用タイヤの滑止め装置。
  5. 上記引寄せ端部の両方には上記伸縮部材の一端部が固定され、一方の上記伸縮部材の他端部には上記ロック部材の基部が回転可能に取付けられ、該ロック部材の先端部には引寄せアームの基部が回転可能に連結され、該引寄せアームの先端部は他方の上記伸縮部材の他端部に連結され得るようになっている請求項1記載の自動車用タイヤの滑止め装置。
  6. 上記引寄せ端部の一方には上記伸縮部材の一端部が固定され、上記ロック部材の両端部には引寄せアームの基部が各々回転可能に連結され、該両引寄せアームの先端部は上記引寄せ端部の他方及び上記伸縮部材の他端部に連結され得るようになっている請求項1記載の自動車用タイヤの滑止め装置。
  7. 上記引寄せ端部の両方には上記伸縮部材の一端部が固定され、上記ロック部材の両端部には引寄せアームの基部が各々回転可能に連結され、該両引寄せアームの先端は上記伸縮部材の他端部に連結され得るようになっている請求項1記載の自動車用タイヤの滑止め装置。
  8. 上記ロック部材には操作治具の突起が嵌め込まれる少なくとも2つの嵌込み穴が相互に間隔をあけて形成されている請求項1ないし7のいずれかに記載の自動車用タイヤの滑止め装置。
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