JPH0125946Y2 - - Google Patents

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JPH0125946Y2
JPH0125946Y2 JP12012383U JP12012383U JPH0125946Y2 JP H0125946 Y2 JPH0125946 Y2 JP H0125946Y2 JP 12012383 U JP12012383 U JP 12012383U JP 12012383 U JP12012383 U JP 12012383U JP H0125946 Y2 JPH0125946 Y2 JP H0125946Y2
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JP
Japan
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photographic film
camera
unit
optical system
electronic camera
Prior art date
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JP12012383U
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English (en)
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JPS6028749U (ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Cameras In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、従来一般的な銀塩フイルム等を用い
るカメラと、近時提供されている電気的撮影手段
を用いた電子カメラという、2つの異質な機能の
カメラを、その一部共通可能な部分について、共
通使用できるようにした撮影装置に関するもので
ある。
周知の如く、銀塩等を表面にコーテイングした
写真フイルムに、レンズ糸を通した光学像を投影
することにより、この光学像に対応した撮像を得
る一般的なカメラは、基本的に、シヤツター、絞
り、レンズ糸等の構成要素からなる光学像投影の
ための撮影光学系と、写真フイルムを光学投影位
置に位置出しセツトさせる手段との組合せからな
るものとして知られている。
一方近時においては、二次元的に光情報を記録
する多数の画素を配置した、CCDの如き固体撮
像素子の進歩により、この固体撮像素子を記録媒
体として用いる、小型の電子カメラが提供される
ようになつてきており、このような電子カメラ
は、磁気記録等の電子的記録手段を用いるため、
読み出し装置、プリンター等によつて画像を再現
できるなど、撮影後の処理が迅速に行なえ、また
記録媒体が繰り返し使用可能である他、画像の電
送も容易であるなどの長所があるが、反面、画像
を画素に分解して記録するために、高解像のもの
が得にくいという問題のあることも知られてい
る。
ところで、このような電子カメラの構造を考え
てみると、前記した一般的なカメラに比べ、記録
媒体が異なる結果として、種々異質な構成を持つ
ものであるが、光学像を記録媒体(一般的カメラ
では写真フイルム、電子カメラでは固体撮像素
子)上に投影させる手段としての撮影光学系に関
しては、両者に関して同一ないし類似的なものが
適用可能であると言うことができるといつてよ
い。
本考案の目的は、前記一般的なカメラと、電子
カメラの両者に関し、共通化可能な構成部分(投
影光学系)と、共通化できない構成部分とを分け
て考え、各構成部分をユニツト化してこれらの組
合せ使用により、一つの共通可能構成部分を、一
般的なカメラおよび電子カメラのそれぞれに共用
できることを内容とした新規なる撮影装置を提供
することにある。
かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、光学像を記録媒体上に投影するため
のレンズを含む撮影光学系を備えたカメラ構造体
と、このカメラ本体に対してそれぞれ装着、取外
し交換可能に設けられた写真フイルムユニツトお
よび電子カメラユニツトとの組合せからなり、前
記写真フイルムユニツトは記録媒体として写真フ
イルムを使用し、前記電子カメラユニツトは記録
媒体として固体撮像素子を内蔵すると共に、前記
カメラ構造体は、装着される各ユニツトのいずれ
か一方に対応して、光学像投影の焦点距離を変換
する手段を有することを特徴とする撮像装置にあ
る。
このような撮影装置によれば、例えば画像の記
録表示に迅速性を求められる場合と、高解像度の
画像が求められる場合とでは、記録媒体を交換使
用することでそれぞれの目的に応じた画像記録が
実現でき、しかも構造的に複雑かつ高価格になり
易いレンズ系等の手段は共用ユニツトとして、実
質的に2様に機能の異なる型のカメラを極めて安
価に供給できることになるという利益が得られる
ことになる。
前記した写真フイルムおよび固体撮像素子とい
う異なる画像記録媒体を使用する場合には、これ
らそれぞれを光学像の投影位置に位置出しさせる
固有の機構(ないし構造)と共に、これら記録媒
体の有効画像面積が同一でないという形状的な差
異を考慮し、写真フイルムユニツト、電子カメラ
ユニツトのいずれかに対応してカメラ構造体内に
光学像投影の焦点距離を変換する手段を設けるこ
とが必要である。
ここで焦点距離を変換する手段とは、カメラ構
造体が、対応する写真フイルムユニツト又は電子
カメラユニツトとの装着によつて自動的に焦点距
離変換の動きがなされるようにしたものの他、既
知のズームレンズが持つズーム環の作用を利用し
て焦点距離を変換させるようにしたものでもよ
い。またシヤツタ、絞り等の焦点距離と直接関係
しないものについては、これをカメラ構造体に内
蔵させて共用する他、前記両者のユニツトにそれ
ぞれ各別のものを内蔵させることによつても本発
明の効果は実現される。
以下、本考案を図面に示す実施態様に応じて説
明する。
第1図a,b,cは、本考案を適用した撮像装
置の模式断面図であり、1はカメラ構造体、2は
写真フイルムユニツト、3は電子カメラユニツト
である。
ここで、カメラ構造体1は、例えばレンズシヤ
ツター4aを含み、後述されるように焦点距離が
切り変え可能なレンズ系4と、図示しない撮影範
囲を決定する光学フアインダー、シヤツター開閉
ボタン、その他絞り調整機構等の光学像投影のた
めに適宜必要な各種の機構が組込まれるものであ
り、更に後記する2つの記録媒体内蔵ユニツトの
ケースそれぞれに対して、係合固定関係をなすた
めの係合部6aと、これとは別に、光学像の投影
を正確に位置出して行なえるようにするためのレ
ンズ系4近傍の係合部5aと、各ユニツトのいず
れか(本例では写真フイルムユニツト)に対応し
て、該カメラ構造体1内の光学像投影の焦点距離
変換機構を駆動させるためのピン15aが設けら
られている。具体的にはこのピンにより上記レン
ズ系4が光軸方向に移動することにより行なう。
写真フイルムユニツト2は、その前部に前記カ
メラ構造体1に対応した投影像位置出しのための
係合部5b及びケース一体化のための係合部6b
を有し、カメラ本体と接続可能とされている。そ
して本例の写真フイルムユニツト2は、未露光の
写真フイルム8を着装収容したパトローネ9と、
この写真フイルム8をパトローネ9から巻出し
し、光学像投影位置10に位置させ、あるいはこ
れを更に巻き上げる巻き軸11とを備え、また後
部にはフイルム交換のための開閉可能な裏蓋12
が設けられている。
また前記写真フイルムユニツト2には前記の如
く、カメラ構造体1に対して装着することにより
一般的なカメラを構成するものとして使用され、
また電子カメラとして使用される際には取り外し
ておくものであるから、この取り外し動作に連動
して開閉し、写真フイルム8の感光を防ぐための
遮光板7が必要に応じて設けらている。
したがつて、このフイルムの露光位置開放側で
矢印の如く開閉する遮光板7は、当該ユニツト2
の装着の際には、光学像投影のための光路を開く
ように設けた適宜の開放機構(図示せず)に連動
連結されている。
また更に、本例の投影像位置出しのための係合
部5bには、カメラ構造体1側のピン15aと嵌
合し合う凹部15bが形成され、これらの嵌合に
より該カメラ構造体1内の焦点距離を変更する上
記機構が設けられている。
なお、カメラ構造体1と写真フイルムユニツト
2(又は電子カメラユニツト3)の間には、装着
によつて接続して、カメラ構造体と各ユニツトと
の間で、必要な信号を授受する電気コネクタ等を
必要に応じて設けてもよいことは言うまでもな
い。
次に、本例の電子カメラユニツト3について述
べると、これは例えば、チヤージ・カツプルド・
デバイス(CCD)等の電気的な固体撮像素子1
3と、磁気デイスク等の従来記録手段14を有
し、レンズ系4を通して結像される像を、この撮
像素子13へ結像させるように設けられている。
またこの電子カメラユニツト3は、前記写真フイ
ルムユニツト2と同様に、カメラ本体1に対し
て、装着、取り外し可能に設けられていて、カメ
ラ本体1の係合部5a,6aと対応する係合部5
c,5cを有するように構成されている。
なおこの電子カメラユニツト3には、カメラ構
造体1側の前記したピン15aと嵌合するための
部分(凹部)は形成されていない。このことは、
本例におけるカメラ構造体1内のレンズ系の焦点
距離変換機構は、通常時には前記写真フイルムユ
ニツト2の使用時に対応した状態にあつて、電子
カメラユニツト3の組み込み使用時にのみピン1
5aに基づき変換機構が駆動されて通常とは異な
る焦点距離、すなわち電子カメラユニツト3に対
応した焦点距離の状態に切換えられるようになつ
ていることを意味している。
以上述べたような本考案によれば、共通して使
用するカメラ構造体の撮影用レンズを、各ユニツ
トごとに交換する必要がないため、簡便であり、
かつ多岐にわたる用い方が可能な電気的撮像手段
としての電子カメラと、高画質な写真フイルムに
よる記録が可能な一般的カメラとを容易に切り換
えて用いることが可能となり、その実用上の利益
は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cは本考案の一実施例を示す撮
影装置を構成する各ユニツトを示す模式図であ
り、第1図aはカメラ構造体、第1図bは写真フ
イルムユニツト、第1図cは電子カメラユニツト
をそれぞれ示している。 1:カメラ構造体、2:写真フイルムユニツ
ト、3:電子カメラユニツト、4:レンズ系、5
a,5b,5c,6a,6b,6c:係合部、
7:遮光板、8:写真フイルム、9:パトロー
ネ、10:光学像投影位置、11:巻き軸、1
2:裏蓋、13:撮像素子、14:記録手段、1
5a:ピン、15b:凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光学像を感光体に投影するためのレンズを含む
    撮影光学系を備えたカメラ構造体と、このカメラ
    構造体に対してそれぞれ着脱可能に設けられた写
    真フイルム用ユニツトおよび電子カメラユニツト
    との組合せからなり、前記写真フイルム用ユニツ
    トは前記感光体として写真フイルムを使用し、前
    記電子カメラユニツトは前記感光体として前記写
    真フイルムとは大きさの異なる受光面を有する固
    体撮像素子を内蔵すると共に、前記カメラ構造体
    は更に各ユニツトのいずれか一方の装着に応答し
    て前記撮影光学系の焦点距離を変換するよう前記
    撮影光学系を変位させることにより撮影倍率を切
    り換える撮影光学系変位手段を有することを特徴
    とする撮像装置。
JP12012383U 1983-08-01 1983-08-01 撮像装置 Granted JPS6028749U (ja)

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JP12012383U JPS6028749U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 撮像装置

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JP12012383U JPS6028749U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 撮像装置

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Publication Number Publication Date
JPS6028749U JPS6028749U (ja) 1985-02-26
JPH0125946Y2 true JPH0125946Y2 (ja) 1989-08-03

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JP12012383U Granted JPS6028749U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 撮像装置

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JP2622583B2 (ja) * 1988-06-23 1997-06-18 コニカ株式会社 フィルムカメラにおけるスチルビデオ機構組込み構造

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JPS6028749U (ja) 1985-02-26

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