JP3963362B2 - カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、実像式ファインダを備えていながら使用しない時には薄くできるカメラに関するものである。
【0002】
実像式ファインダを備えたカメラが知られている。実像式ファインダは、凸の対物レンズで上下左右が反転した被写体の倒立実像を作り、その像をポロプリズム等の像反転光学系で正立正像とし、凸の接眼レンズで拡大して観察するファインダである。
【0003】
このような実像式ファインダでは、対物レンズの前方に絞りが設けられている。この絞りが対物レンズに近い場合には、入射瞳位置も対物レンズ近傍にでき、その結果光線は発散しながら像反転光学系に入射する。このため、接眼レンズに入射する光線のケラレが生じ、被写体像の周辺部の明るさが大きく低下する。したがって、絞りは対物レンズをほぼテレセントリックにする位置に設定する必要がある。また、絞りが対物レンズから離れ過ぎると、対物レンズが大きくなってファインダが大型化する。
【0004】
対物レンズをほぼテレセントリックにするとともに、対物レンズを大きくし過ぎない条件としては、特開2001−4928に記載されているように、対物レンズの焦点距離をf0 とすると、絞りと対物レンズとの間隔d1が、0.3f0 <d1<2.0f0 を満たすことである。また、より好ましくは、d1≒f0 ,すなわち絞りを対物レンズの前側焦点位置近傍に設けることである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、対物レンズの前側焦点位置近傍に絞りを設けると、絞りから接眼レンズまでのファインダ光学系全体の光路長が長くなるため、カメラの厚みが大きくなってカメラの携帯性が悪くなるという欠点が生じる。
【0006】
本発明は、実像式ファインダを備えていながら使用しない時には薄くできるカメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のカメラは、撮影レンズを露呈する開位置と撮影レンズを遮蔽する閉位置との間で移動されるレンズバリアと、対物光学系で結像された倒立の被写体像を像反転光学系により正立させて接眼光学系を通して観察する実像式ファインダとを備えたカメラにおいて、前記対物光学系より被写体側に少なくともファインダ光軸方向に移動自在な絞りを設け、前記絞りがレンズバリアの移動に伴って移動し、前記レンズバリアが開位置にある時には、前記絞りが対物光学系から離間して対物光学系をテレセントリックにする所定の離間位置に配置されるとともに絞りの開口部がファインダ光軸に挿入され、前記レンズバリアが閉位置にある時には、前記絞りが少なくともファインダ光軸方向で対物光学系に接近する所定の近接位置に配置されるとともに絞りの開口部がファインダ光軸から外れ、前記絞りを構成する部材のうち絞りの開口部を除く部分が対物光学系を遮蔽するものである。また、前記絞りのファインダ光軸方向の移動量lは、前記対物光学系の焦点距離をfとすると、l≦fを満たすものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明のデジタルカメラの外観を示す図1及び図2において、デジタルカメラ10のカメラ本体11の前面には、沈胴式のレンズ鏡筒12,ストロボ発光窓13が設けられている。レンズ鏡筒12の前部中央部には、レンズ鏡筒12内に組み込まれた撮影レンズ14を露呈する円形のレンズ用開口12aが形成され、2枚の板部材15a,15bからなるレンズバリア15によって開閉される。また、レンズ用開口12aの近傍には、ファインダの絞り開口16が設けられている。デジタルカメラ10の上面には、シャッタボタン17,電源スイッチ18が設けられている。
【0009】
ファインダの構成を示す図3において、ファインダ20は、絞り開口16と、この奥に配置される正パワーの対物レンズ21と、像反転光学系である像正立用のポロプリズム22と、正パワーの接眼レンズ23とからなる実像式ファインダである。対物レンズ21による結像面には、視野枠24と、ファインダ情報を表示する透過型の液晶表示板25とが配置されている。
【0010】
絞り開口16は、対物レンズ21の前側焦点位置近傍、すなわち対物レンズ21から被写体側に向かって対物レンズ21の焦点距離fだけ離れた位置に配置される。これにより、対物レンズ21からポロプリズム22に入射する光がファインダ光軸外においてもファインダ光軸と平行になって、対物レンズ21がほぼテレセントリックになる。この結果、ポロプリズム22から接眼レンズ23に入射する光線もほぼ平行光束になり光線のケラレが少なくなるから、被写体像を周辺部まで明るくクリアに観察することができる。
【0011】
前記レンズ鏡筒12は、電源スイッチ18のオン/オフに連動して、図1及び図4(A)に示す引っ込み位置と、図2及び図4(B)に示す繰り出し位置との間で移動する。この移動量,すなわち絞り開口16のファインダ20の光軸L(以下ファインダ光軸L)方向の移動量lは、対物光学系の焦点距離をfとすると、l≦fを満たすように決められる。このようにすると、レンズ鏡筒12の移動量が大きくなり過ぎず、カメラ10をコンパクトに設計できる。
【0012】
レンズ鏡筒12が引っ込み位置にある時には、カメラ本体11の前面から突出部がなくなってデジタルカメラ10の厚みが薄くなる。また、レンズバリア15の板部材15a,15bが閉位置にあり、撮影レンズ14が遮蔽される。また、絞り開口16がファインダ20のファインダ光軸Lから待避し、ファインダ20の対物レンズ21がレンズ鏡筒12の前部によって遮蔽されるから、ゴミや埃が対物レンズ21に付着することが防止される。また、図示していないが、レンズ鏡筒12が引っ込み位置にある時に絞り開口16の背後に位置して絞り開口16を塞ぐ部材がカメラ本体11内に設けられている。
【0013】
電源スイッチ18をオンにして、レンズ鏡筒12が引っ込み位置から繰り出し位置になる時には、図示しないモータの駆動によりレンズ鏡筒12が時計方向に回転しながら突出する。この構成としては、周知の螺旋溝等が用いられる。そして、図2及び図4(B)に示すように、レンズバリア15の板部材15a,15bが開位置に移動して撮影レンズ14が露呈されるとともに、絞り開口16が対物レンズ21の前方のファインダ光軸Lに挿入される。レンズ鏡筒12の回転に伴う板部材15a,15bの開閉は、カムや歯車等を用いた周知の連動機構が用いられる。
【0014】
カメラ本体11の背面側には、接眼レンズ23に対応する位置にファインダ接眼窓11aが設けられている。また、撮影レンズ14の後方には、CCDイメージセンサ28が基板29に実装されて設けられている。
【0015】
このように構成されたデジタルカメラ10を使用するには、電源スイッチ18をオンにする。図1に示す状態からレンズ鏡筒12が時計方向に回転しながらカメラ本体11の前方に移動量lだけ繰り出される。これと同時に、レンズバリア15の板部材15a,15bが開位置に移動し、撮影レンズ14がレンズ用開口12aから露呈される。また、レンズ鏡筒12の繰り出しに伴って、撮影レンズ14の結像面にCCDイメージセンサ28の面が一致するように撮影レンズ14がセットされる。
【0016】
また、絞り開口16が対物レンズ21から被写体側へ焦点距離fだけ離れたファインダ光軸L上の前側焦点位置に挿入され、対物レンズ21がほぼテレセントリックになる。これにより、接眼レンズ23を通して被写体像を周辺部まで明るくクリアに観察できる。
【0017】
ユーザは、接眼レンズ23から被写体を観察し、視野枠24によりフレーミングを行い、所望のタイミングでシャッタボタン17を押圧する。この瞬間にCCDイメージセンサ28は、この光電面に結像していた光学的な被写体画像を電気的な撮像信号に変換して出力する。撮像信号は増幅された後、デジタル変換され、画像データが生成される。この画像データは、周知のようにホワイトバランス調節、ガンマ補正などの信号処理が施された後、メモリカード(図示せず)に記憶される。
【0018】
撮影を終了して電源スイッチ18をオフにすると、レンズ鏡筒12が反時計方向に約90°回転しながら沈胴する。この沈胴動作に連動してレンズバリア15の板部材15a,15bが閉位置に移動し、撮影レンズ14が遮蔽されるとともに、絞り開口16がファインダ光軸Lから待避され、図1に示すように、レンズバリア15の側方に移動する。
【0019】
これにより、撮影レンズ14がレンズバリア15により保護されるとともに、対物レンズ21がレンズ鏡筒12の前部により保護され、埃やゴミが付着することが防止される。そして、カメラ本体11の前面から突起物がなくなるため、デジタルカメラ10が薄くコンパクトになり、上着やズボンのポケット等に入れて手軽に携帯できる。
【0020】
以上説明した実施形態は、レンズ鏡筒の繰り出し位置での絞り開口の位置を対物レンズの前側焦点位置にしたが、本発明はこれに限定されることなく、対物レンズの前側焦点位置のほぼ近傍であればよい。また、上記実施形態は、デジタルカメラであったが、銀塩フイルムを用いるフイルムカメラでもよい。また、撮影レンズを単焦点レンズとしたが、ズームレンズでもよい。
【0021】
また、絞りの移動は、光軸方向及びその放射方向に精度を必要としないため、機構を簡略化できるため、上記実施形態では絞りのみを移動させたが、絞りと対物レンズの両方を移動させることにより、不使用時のカメラの幅をより小さくできる。
【0022】
また、上記実施形態では、絞りを構成する部材として沈胴式のレンズ鏡筒を用いたが、本発明はこれに限定されることなく、レンズバリアの開閉動作に連動して実像式ファインダの絞りが対物レンズの前側焦点位置近傍の離間位置と対物レンズ近傍の近接位置との間で移動される構成であれば、例えばカメラの前面に沿って移動されるレンズバリアに絞り開口を形成してもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、本発明のカメラによれば、レンズバリアの開閉動作に連動して実像式ファインダの絞りが対物光学系をほぼテレセントリックにする離間位置と対物光学系近傍の近接位置との間で移動されるようにしたので、実像式ファインダを備えていながら使用しない時にはカメラの厚みを薄くできる。また、絞りが離間位置にあるときにはファインダ光軸に挿入される絞りの開口部が、絞りが近接位置にあるときにはファインダ光軸から外れて絞りを構成する部材のうち絞りの開口部を除く部分が対物光学系を遮蔽するので、不使用時には、対物光学系に埃やゴミが付着することを防止できる。また、絞りのファインダ光軸方向の移動量lは、対物光学系の焦点距離をfとすると、l≦fを満たすので、レンズ鏡筒の移動量が大きくなり過ぎず、カメラのコンパクト化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズ鏡筒が引っ込み位置にある状態のデジタルカメラの外観を示す斜視図である。
【図2】レンズ鏡筒が繰り出し位置にある状態のデジタルカメラの外観を示す斜視図である。
【図3】ファインダの構成を示す斜視図である。
【図4】レンズ鏡筒が引っ込み位置にある状態(A)と繰り出し位置にある状態(B)とを概略的に示すデジタルカメラの断面図である。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
12 レンズ鏡筒
14 撮影レンズ
15 レンズバリア
16 絞り開口
20 ファインダ
21 対物レンズ
22 ポロプリズム
23 接眼レンズ
Claims (2)
- 撮影レンズを露呈する開位置と撮影レンズを遮蔽する閉位置との間で移動されるレンズバリアと、対物光学系で結像された倒立の被写体像を像反転光学系により正立させて接眼光学系を通して観察する実像式ファインダとを備えたカメラにおいて、
前記対物光学系より被写体側に少なくともファインダ光軸方向に移動自在な絞りを設け、前記絞りがレンズバリアの移動に伴って移動し、前記レンズバリアが開位置にある時には、前記絞りが対物光学系から離間して対物光学系をテレセントリックにする所定の離間位置に配置されるとともに絞りの開口部がファインダ光軸に挿入され、前記レンズバリアが閉位置にある時には、前記絞りが少なくともファインダ光軸方向で対物光学系に接近する所定の近接位置に配置されるとともに絞りの開口部がファインダ光軸から外れ、前記絞りを構成する部材のうち絞りの開口部を除く部分が対物光学系を遮蔽することを特徴とするカメラ。 - 前記絞りのファインダ光軸方向の移動量lは、前記対物光学系の焦点距離をfとすると、l≦fを満たすことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
Priority Applications (1)
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| JP2002223759A JP3963362B2 (ja) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | カメラ |
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|---|---|---|---|
| JP2002223759A JP3963362B2 (ja) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | カメラ |
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Family Applications (1)
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2002
- 2002-07-31 JP JP2002223759A patent/JP3963362B2/ja not_active Expired - Fee Related
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