JPH01258607A - エアゾール殺虫剤 - Google Patents

エアゾール殺虫剤

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JPH01258607A
JPH01258607A JP63270577A JP27057788A JPH01258607A JP H01258607 A JPH01258607 A JP H01258607A JP 63270577 A JP63270577 A JP 63270577A JP 27057788 A JP27057788 A JP 27057788A JP H01258607 A JPH01258607 A JP H01258607A
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aerosol
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insecticidal
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堂原 一伸
Tadanari Matsunaga
忠功 松永
Kizo Shiraishi
白石 基三
Goro Shinjo
新庄 五朗
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は一液型水性エアゾール殺虫剤に関する。
〈従来の技術及び発明が解決すべき課題〉一般1こ水性
エアゾール殺虫剤は、引火性、人畜に対する毒性等を軽
減し得ることや、生産コストも比較的安価であることが
ら皿々開発が進められている。
しかしながらこれ迄知られている水性エアゾールは、そ
の殆んどが液層部が2ffilに分離するいわゆる二液
型水性エアゾールであり、このような二液型水性エアゾ
ールはその使用Iこ際し、予めよ(振盪し液層を均一化
する操作を余儀なくされる。
そこで、このような分離のない水性エアゾール殺虫剤と
して、有効成分としてのピレスロイド系殺虫化合物を、
エタノールなどを用い水に1させて得られる分散液に、
ジメチルエーテルなどの噴射剤を配合したいわゆる一液
型水性エアゾール殺虫剤が知られている。
しかしながら、かかるエアゾール殺虫剤においては、保
存時ブリキ製エアゾール容器壁に腐蝕が生じ、ひいては
噴射ガスの漏出につながることなどに加え、その中に含
まれる殺虫性化合物の分解による効力の低下など実用に
供するうえでの大きな問題を有している。
くn題を解決するための手段〉 このような諸問題のない一液型水性エアゾール殺虫剤を
開発すべく湘々検討した結果、殺虫活性成分として下記
群〔I〕 より選ばれる1種以上のピレスロイド系化合物または該
ピレスロイド系化合物と下記群([I)ンテマート(レ
スメトリン) より選ばれる1種以上のピレスロイド系化合物との混合
物、下記群([[I) (アセトン より選ばれる1種以上の有機溶剤および緩所液を含h1
そのpHが7.0〜9.0であるエアゾール原液(エア
ゾール内溶液のうち、噴射剤を除いたもの)に噴射剤と
してのジメチルエーテルを配合してなる一液型水性エア
ゾール殺虫剤が、かかる目的に適合し得ることを見出し
本発明に至った。
本発明のエアゾール殺虫剤にわいて、殺虫成分として使
用される前記群〔I〕および(II)で示されるピレス
ロイド系化合物には立体異性体及び光学異性体が存在し
、これらの異性体およびその混合物も本発明の殺虫剤の
殺虫成分として使用できる。
このような殺虫成分の配合駄は、エアゾール殺虫剤総量
に対し、通常0.01〜2%(本星)、好ましくは0.
08〜1%(1!量)である。
緩衝液としては、下記のようなものが例示される。
安息香酸アンモニウム−NaOH緩衝液安息香酸ナトリ
ウム−安息香酸緩衝液 安息i 酸アンモニウム−アンモニア緩衝液安息香酸ア
ンモニウム−安息香酸緩衝液KH,PO,−NaOH緩
衝液 NaOH−重マレイン酸ソーダ緩衝液 トリス・マレイド−NaOH緩衝液 N a @ COB −N a HeOs緩衝液かかる
緩衝液の使用量は、エアゾール殺虫剤総量Iこ対し10
〜5596(重量)、好ましくは20〜60%(重量)
である。
また、噴射剤としてのジメチルエーテルノ使用量はエア
ゾール殺虫剤総量に対し通常10〜80%(重量)、好
ましくは80〜60%(Itf&)である。有機溶剤の
使用量は通常10〜70%(X!l)、好* シ< ハ
18〜40 % (it 量)である。
尚、本発明のエアゾール殺虫剤において、必要に応じ、
界面活性剤、協力剤、香料、殺菌剤等を併用することも
できる。協力剤としては、ピペロニルブトキサイド、S
−421、MGK−264、サイネビリン等の通常の協
力剤が使用できる。
本発明のエアゾール殺虫剤は、例えば所定1の殺虫成分
、有機溶剤、それIこ必要に応じ界面活性剤、協力剤、
香料、殺菌剤等を室温下または加温下(こ混合し、エア
ゾール容器に入れた後、これに所定pHの緩衝液を所定
量添加し、このようにして得られるエアゾール原液のp
Hを7.0〜9.0の範囲に調整し、次いで該容器にバ
ルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じジメチル
エーテルを加圧充填することにより調製される。
以下に、実施例及び比較例で本発明をさらに詳しく説明
するが、本発明はこれらζこ限定されるものではない。
尚、以下において、部は重量部を意味する。
実施例1 アレスリンo、am及びイソプロピルアルコール24.
7部を、加温下によく混合し、ブリキ製エアゾール容器
に入れた。次いでこれに、安息香酸アンモニウム−アン
モニア緩衝液(安息香酸アンモニウム1.0%W/W水
溶液暑こ、29%アンモニア水を加え、p H8,5に
調整して得た。)80.0部を添加し、そのpHが8.
0であるエアゾール原液を調製した。次に該容器にバル
ブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じジメチルエ
ーテル45.0部を加圧充填した。
このようにして調製した本発明のエアゾール殺虫剤を4
6℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を観察
した結果、溶液の分離は認められず、均−透明状を呈し
ていた。また、該内容液中の一殺虫成分含量を下記条件
でのガスクロマトグラフィー1こより測定し、エアゾー
ル調製直後の含量と比較することにより、殺虫成分であ
るアレスリンの残存率を求めた結果、95.0%であっ
た。
尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった。
実施例2 前記実施例1において、アレスリンに代え(S) −2
−メチル−4−オキソ−8−プロパルギルシクロペンタ
−2−エニル (IR)−シス。
トランスークリサンテマート(プラレスリン)を用いた
他は同様にしてエアゾールを調製した。
このよう(こして得られた本発明のエアゾール殺虫剤を
45℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を調
べた結果、溶液の分離は九Sめられず均−透明状を呈し
ていた。また、該内容液中の殺虫成分含量を上記と同様
のガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾール調
製直後の含1と比較することにより殺虫成分であるプラ
レスリンの残存率を求めた結果、96.7%であった。
尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった。
実施例8 前記実施例1において、アレスリンに代えフェンプロパ
スリンを用いた他は同様(こしてエアゾールを調製した
このようにして得られた本発明のエアゾール殺虫剤を4
5℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を調べ
た結果、溶液の分離は認められず均−透明状を呈してい
た。また、該内容液中の殺虫成分含量を下記条件でガス
クロマトグラフィーにより測定1〕、エアゾール調製直
後の含量と比較することにより殺虫成分であるフェンプ
ロパスリンの残存率を求めた結果、95.0%であった
。尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった
実施例4 (R5)−α−シアノ−8−フェノキシベンジル (I
R)−シス、トランスークリサンテマート(シフエツト
リン)0.8部、ソルビタンモノラウレート0.5部及
びインプロピルアルコール24.2部を加温下によく混
合し、ブリキ製エアゾール容器に入れた。次いでこれに
安息香17ンモ=’7ムーNaOH5fi液(安息香や
アンモニウム1.0%W / W水溶液に10%W /
 W NaOH水溶液を加え、p H8,5に調製して
得た。)80.0部を添加し、そのpHが8.0である
エアゾール原液を調製した。次に該容器(こバルブ部分
を取り付けた後、該バルブ部分を通じジメチルエーテル
45.0部を加圧充填した。
このようにして調製した本発明のエアゾール殺虫剤を4
5℃で8ケ月保持した後、その内容液1こつき液状を観
察した結果、溶液の分用は認められず、均−透明状を呈
していた。また、該内容液中の殺虫成分含量を下記条件
でのガスクロマトグラフィーiこより測定し、エアゾー
ル調′A直後の含量と比較することにより、殺虫成分で
あるシフエツトリンの残存率を求めた結果、98.2%
であった。
尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった。
1機種、カラム、N、流量:実施例1に同じカラム温度
:210℃ 1内部標準:テトラメスリン 実施例5 I’ll記実施例4において、シフエツトリンに代えフ
ラメトリンを用いた他は同様!こしてエアゾールを調製
した。
このよう1こして得られた本発明のエアゾール殺虫剤を
46℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を調
べた結果、溶液の分離は認められず均一透明状を呈して
いた。また、該内容液中の殺虫成分含量を下記条件での
ガスクロマトグラフィー1こより測定し、エアゾール調
製直後の含量と比較することにより殺虫成分であるフラ
メトリンの残存率を求めた結果、92.9%であった。
尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった。
実施例6 前記実施例4においてシフエツトリンに代えエトフェン
ブロクスを用いた他は同様にしてエアゾールを調製した
このようにして得られた本発明のエアゾール殺虫剤を4
5℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を調べ
た結果、溶液の分離は認められず均一透明状を呈してい
た。また、該内容液中の殺虫成分含量を下記条件でのガ
スクロマトグラフィーにより測定し・、エアゾール調製
直後の含量と比較することにより殺虫成分であるエトフ
ヱンブロクスの調存率を求めた結果98.7%であった
。尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった
比較例1 前記実施例1において、アレスリンに代えてテトラメス
リンを用いた他は同様にしてエアゾールを調製した。
このようにして得られたエアゾール殺虫剤を45℃で1
ケ月保持した後、その内容液中の殺虫成分含量を下記条
件でのガスクロマトグラフ4− ニより測定し、エアゾ
ール調製直後の含量と比較することにより殺虫成分であ
るテトラメスリンの残存率を求めた結果、50.1%で
あった。
比較例2 前記実施例1において、アレスリンに代えてフェニトロ
チオンを用いた他は同様にしてエアゾールを調整した。
このようにして得られたエアゾール殺虫剤を43℃で1
ケ月保持した後、その内溶液中の殺虫成分含量を下記条
件でのガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾー
ル調製直後の含量と比較することにより殺虫成分である
フェニトロチオンの残存率を求めた結果15.8%であ
った。
比較例8 前記実施例4において、シフエツトリンに代えてデルタ
メスリンを用いた他は同様にしてエアゾールを調製した
このようにして得られたエアゾール殺虫剤を46℃で8
ケ月保持した後、その内溶液中の殺虫成分含量を下記条
件でのガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾー
ル調製直後の含量と比較することにより殺虫成分である
デルタメスリンの残存率を求めた結果、44.8%であ
つた。
比較例4 前記実施例4において、シフエツトリンに代えてプロポ
キサ−を用いた他は同様にしてエアゾールを調整した。
このようにして得られたエアゾール殺虫剤を45℃で1
ケ月保持した後、その内溶液中の殺虫成分含量を下記条
件でのガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾー
ル調製直後の含量と比較することにより殺虫成分である
プロポキサ−の残存率を求めた結果697%であった。
比較例6 前記実施例4(こおいて、緩衝液に代え脱イオン水を用
いた他は同様にしてエアゾールを調製した。
このよう1r−シて得られたエアゾール殺虫剤を45℃
で8ケ月保持したところ、エアゾール容器への錆の発生
が著しく、ピンホールが発生した。
実施例7 アレスリン0.4部、レスメトリンO,tS、ソルビタ
ンモノラウレート0.5部及びイソプロピルアルコール
19、Osを加温下によく混合し、ブリキ製エアゾール
容器に入れた。次いでこれに安息香酸アンモニウム−N
aOHjIl衝液(安息香酸アンモニウム1.0%W/
W水溶液1こ10%W/WNaOH水溶液を加え、pH
が9.0 であるエアゾール原液を調製した。次に該容
器にバルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じジ
メチルエーテル60.0部を加圧充填した。
このようにして調製した本発明のエアゾール殺虫剤を4
5℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を観察
した結果、溶液の分離は認められず、均−透明状を呈し
ていた。また、該内容液中の殺虫成分含量を下記条件で
のガラクロマトグラフィーにより測定し、エアゾール調
製直後の含量と比較することにより、殺虫成分であるア
レスリンおよびレスメトリンの残存率を求めた結果、夫
々94.6%および99.8%であった。
尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった。
1)アレスリン 11)レスメトリン 実施例8 プラレスリン0.1部、シフエツトリン0.1部、及び
イソプロピルアルコール89.8部を加温下によ(混合
し、ブリキ製エアゾール容器に入れた。次いでこれに安
息香酸アンそニウム−アンモニアIIl[(安息香酸ア
ンモニウム1.0%W/W水溶液に29%アンモニア水
を加え、pH8,5に調整して得た。)20.0部を添
加し、そのpHが8.0であるエアゾール原液を調製し
た。次に該容器にバルブ部分を取り付けた後、該バルブ
部分を通じジメチルエーテル40.0部を加圧充填した
このようにして調製した本発明のエアゾール殺虫剤を4
6℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を観察
した結果、溶液の分離は認められず、均−透明状を呈し
ていた。また、該内溶液中の殺虫成分含量を実施例4と
同条件のガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾ
ール調製直後の含量と比較することにより、殺゛ 虫我
分であるプラレスリンおよびシフエツトリンの残存率を
求めた結果、夫々94.896および95.2%であっ
た。
尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった。
実施例9 アレスリン0.4部、ペルメトリン0.1部、及びイソ
プロピルアルコール19.5部を加温下によく混合し、
ブリキ製エアゾール容器に入れた。
次いでこれに安息香酸アンモニウム−アンモニア緩衝液
(安息香酸アンモニウム1.O%w/w水溶液に29%
アンモニア水を加え、pH8,5に調整して得た。)5
0.0部を添加し、そのpHが8.0であるエアゾール
原液を調製した。次に該容器にバルブ部分を取り付けた
後、該バルブ部分を通じジメチルエーテル80.0部を
加圧充填した。
このようにして調製した本発明のエアゾール殺虫剤を4
5℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を観察
した結果、溶液の分離は認められず、均一透明状を呈し
ていた。また、該内容液中の殺虫成分含量を下記条件で
のガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾール調
製直後の含量と比較することにより、殺虫成分であるア
レスリンおよびペルメトリンの残存率を求′めた結果、
夫々94.1%および98.096であった。
尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった。
1)アレスリン 11)ペルメトリン 実施例10 フラメトリン0,8部、フエノトリン0.1部、ソルビ
タンモノラウレート0.5部及びイソプロピルアルコー
ル89.1部を加温下によく混合し、ブリキ製エアゾー
ル容器に入れた。次いでこれに安息香酸アンモニウム−
アンモニア緩衝液(安息香酸アンモニウム1.0%W/
W水溶液曇水溶液浸アンモニア水を加え、pH8,5に
調整して得?:0)80.0部を添加し、そのpHが8
.0であるエアゾール原液を調製した。次に該容器にバ
ルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じジメチル
エーテル80.0部を加圧充填した。
このようにして調製した本発明のエアゾール殺虫剤を4
6℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を観察
した結果、溶液の分離は認められず、均一透明状を呈し
ていた。また、該内容液中の殺虫成分含量を下記条件で
のガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾール調
製直後の含量と比較することにより、殺虫成分であるフ
ラメトリンおよびフエノトリンの残存率を求めた結果、
夫々98.8%および94.0%であった。
尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった。
1)フラメトリン 機種、カラム、カラム温度、N、流量、内部標準;実施
例6に同じ 11)フエノトリン 比較例6 前記実施例8において、pHl0.5の安息香酸アンモ
ニウム−アンモニア緩衝液を用い、エアゾール原液のp
Hを10゜0に調整した他は同様(こしてエアゾールを
調製した。
このようにして得られたエアゾール殺虫剤を46℃で8
ケ月保持した後、その内容液中の殺虫成分量を実施例8
と同様のガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾ
ール調製直後の含屓と比較することにより殺虫成分であ
るプラレスリンおよびシフエツトリンの残存率を求めた
結果、夫々88.7%および46.7%であった。
比較例7 前記実施例8において、pH4,5の安息香酸アンモニ
ウム−アンモニア緩衝液を用い、エアゾール原液のpH
を6.0に調整した他は同様にしてエアゾールを調製し
た。
このようにして得られたエアゾール殺虫剤を45℃で8
ケ月保持したところ、エアゾール容器への錆の発生が著
しく、ピンホールが発生した。
実施例11 アレスリン0.6部、フエノトリン0.2部及びイソプ
ロピルアルコール24.2部を加温下によく混合し、ブ
リキ製エアゾール容器に入れた。
次゛いでこれ(こ、安息香酸アンモニウム−アンモニア
緩衝液(安息香酸アンモニウム1.0%W/W水溶液1
こ、29%アンモニア水を加え、I)H9,5に調整し
て得た。)80.0部を添加し、そのpHが9.0であ
るエアゾール原液を調製した。次い該容器にバルブ部分
を取り付けた後、該バルブ部分を通じジメチルエーテル
45.0部を加圧充填した。
このようにして調製した本発明のエアゾール殺虫剤を4
5℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を観察
した結果、溶液の分離は認められず、均一透明状を呈し
ていた。また、該内容液中の殺虫成分含量を下記条件で
のガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾール調
製直後の含量と比較することにより、殺虫成分であるア
レスリン及びフエノトリンの残存率を求めた結果、夫々
95.6%及び97.8%であった。尚、エアゾール容
器への錆の発生も認められなかった。
1)アレスリン 11)フエノトリン 実施例12 アレスリン0.8部及びイソプロピルアルコール24.
7部を、加温下によく混合し、ブリキ製エアゾール容器
に入れた。次いでこれに、安息香酸アンモニウム−アン
モニア緩衝ic安息s酸アンモニウム1.0%W/W水
溶液に、29%アンモニア水を加え、pH9,51ζ調
整して得た。)80.0部を添加し、そのpHが9.0
であるエアゾール原液を調製した。次に該容器にバルブ
部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じジメチルエー
テル45.0部を加圧充填した。
このようにして調製した本発明のエアゾール殺虫剤を4
5℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を観察
した結果、溶液の分離は認められず、均一透明状を呈し
ていた。また、該内容液中の殺虫成分含量を実施例1と
同様のガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾー
ル調製直後の含量と比較することによ口、殺虫成分であ
るアレスリンの残存率を求めた結果、92.8%であっ
た。
尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった。
実施例18 前記実施例12においてイソプロピルアルコールに代え
てエチルアルコールを用いた他は同様にしてエアゾール
を調整した。
このようにして調製した本発明のエアゾール殺虫剤を4
6℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を観察
した結果、溶液の分離は認められず、均一透明状を呈し
ていた。また、該内容液中の殺虫成分含量を実施例1と
同様のガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾー
ル調製直後の含量と比較することにより、殺虫成分であ
るアレスリンの残存率を求めた結果、98.8%であっ
た。
尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった。
実施例14 WU 記実m例12においてイソプロピルアルコールに
代えてプロピレングリコールを用いた他は同様にしてエ
アゾールを調整した。
このようにして調製した本発明のエアゾール殺虫剤を4
5℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を観察
した結果、溶液の分離は認められず、均一透明状を呈し
ていた。また、該内容液中の殺虫成分含量を実施例1と
同様のガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾー
ル調製直後の含量と比較することにより、殺虫成分であ
るアレスリンの残存率を求めた結果、90.8%であっ
た。
尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった。
実施例15 前記実施例12においてイソプロピルアルコールに代え
てトリプロピレングリコールメチルエーテルを用いた他
は同様にしてエアゾールをBq整した。
このようにして調製した本発明のエアゾール殺虫剤を4
5℃で8ケ月保持した後、その内容液につき液状を観察
した結果、溶液の分離はご8められす、均一透明状を呈
していた。また、該内容液中の殺虫成分含量を実施例1
と同様のガスクロマトグラフィーにより測定し、エアゾ
ール調製直後の含量と比較することにより、殺虫成分で
あるアレスリンの残存率を求めた結果、98.8%であ
った。
尚、エアゾール容器への錆の発生も認められなかった。
比較例8 前記実施例12においてイソプロピルアルコールに代え
てヘキシレングリコールを用いた他は同様にしてエアゾ
ールを調整した。
このようにして得られたエアゾール殺虫剤を45℃で8
ケ月保持した後、その内溶液中の殺虫成分含量を実施例
1と同様のガスクロマトグラフィーにより測定し、エア
ゾール調製直後の含量と比較することにより殺虫成分で
あるアレスリンの残存率を求めた結果、79.8%であ
った。
比較例9 前記実施例12においてイソプロピルアルコールに代え
メチルセロソルブを用いた他は同様にしてエアゾールを
調整した。
このようにして得られたエアゾール殺虫剤を45℃で8
ケ月保持した後、その内溶液中の殺虫成分含量を実施例
1と同様のガスクロマトグラフィーにより測定し、エア
ゾール調製直後の含量と比較することにより殺虫成分で
あるアレスリンの残存率を求めた結果、76.8%であ
った。
〈発明の効果〉 本発明のエアゾール殺虫剤は、比較的高温下で長時間保
存しても内容液が分離することなく均一状態を維持する
ことができ、またブリキ製エアゾール容器への錆の発生
もなり、シかも殺虫成分も安定に残存する。
従って、実用に際し、何ら予め振盪することなくそのま
ま使用することができ、また殺虫剤として優れた効果を
発現することができる。
\ \

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)殺虫成分としての下記群〔 I 〕より選ばれる1
    種以上のピレスロイド系化合物または該ピレスロイド系
    化合物と下記群〔II〕より選ばれる1種以上のピレスロ
    イド系化合物との混合物、下記群〔III〕より選ばれる
    1種以上の有機溶剤および緩衝液を含み、そのpHが7
    .0〜9.0であるエアゾール原液に、噴射剤としての
    ジメチルエーテルが配合されてなることを特徴とする一
    液型水性エアゾール殺虫剤 〔 I 〕〔3−アリル−2−メチル−4−オキソシクロ
    ペンタ−2−エニルクリサンテマート 2−メチル−4−オキソ−3−プロパルギルシクロペン
    タ−2−エニルクリサンテマート5−プロパルギルフル
    フリルクリサンテマート α−シアノ−3−フェノキシベンジルクリサンテマート α−シアノ−3−フェノキシベンジル2,2,3,3−
    テトラメチルシクロプロパンカルボキシラート 2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル3
    −フェノキシベンジルエーテル〕〔II〕〔3−フェノキ
    シベンジル2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロ
    ビニル)シクロプロパンカルボキシラート3−フェノキ
    シベンジルクリサンテマート 5−ベンジル−3−フリルメチルクリサンテマート 1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニルクリサンテ
    マート 2−(4−エトキシフェニル)−5−(4−フルオロ−
    3−フェノキシ)フェニル−2−メチルペンタン 2−〔1−メチル−2−(4−フェノキシフェノキシ)
    エトキシ〕ピリジン〕 〔III〕〔イソプロピルアルコールn−プロピルアルコ
    ール エチルアルコール プロピレングリコール プロピレングリコールメチルエーテル ジプロピレングリコールメチルエーテル トリプロピレングリコールメチルエーテルアセトン〕
  2. (2)噴射剤としてのジメチルエーテルの配合量が、エ
    アゾール殺虫剤総量に対し10〜80%(重量)である
    請求項(1)に記載の殺虫剤。
  3. (3)前記群〔III〕より選ばれる有機溶剤をエアゾー
    ル殺虫剤総量に対して10〜70%(重量)含有する請
    求項(1)または請求項(2)に記載の殺虫剤。
  4. (4)緩衝液をエアゾール殺虫剤総量に対し10〜55
    %(重量)含有する請求項(1)、請求項(2)または
    請求項(3)に記載の殺虫剤。
  5. (5)殺虫成分をエアゾール殺虫剤総量に対し0.01
    〜2%(重量)含有する請求項(1)、請求項(2)、
    請求項(3)または請求項(4)に記載の殺虫剤。
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