JPH01254572A - 筒状包装体及びその製造方法 - Google Patents

筒状包装体及びその製造方法

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JPH01254572A
JPH01254572A JP7928588A JP7928588A JPH01254572A JP H01254572 A JPH01254572 A JP H01254572A JP 7928588 A JP7928588 A JP 7928588A JP 7928588 A JP7928588 A JP 7928588A JP H01254572 A JPH01254572 A JP H01254572A
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cylindrical
film
package
cut
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JP7928588A
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Takashi Sakamoto
隆 坂本
Ikuo Nagato
長門 郁雄
Hiroshi Maeda
浩史 前田
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Nissui Corp
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Nippon Suisan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビロー包装、ロケット包装等の筒状包装体及
びその製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
ハム、ソーセージ、チーズ、氷菓子等の固形食品類等は
、ビロー包装、ロケット包装等されている。このうちビ
ロー包装は、長尺フィルムの長手方向に沿っ、た両側部
を背貼りシールして筒状フィルムを形成した後、内容物
を充填し、その後、筒状端部を溶融シールして内容物を
密封するものであり、また、ロケット包装は前記筒状フ
ィルムに内容物を充填した後、開口端部を縛り束ね、そ
の部分をC字型のワイヤクリップでかしめて内容物を密
封するものである。これらの包装体に充填された内容物
の取り出し時には刃物を用いて包装体の端部から開封す
ることが一般的であるが、刃物を使用すると、開封作業
が不便である。そこで、従来より、刃物を用いないで開
封できる包装体が提供されている。
刃物を用いないで開封できる包装体としては、■ピロー
包装された包装体の筒状端部の溶融シー小部分に開封用
ノツチを形成したもの(従来例I)、■例えば、特公昭
51−8080.実公昭49−19021に記載される
ように、ビロー包装、ロケット包装等された包装体の一
部に外皮フィルムより強靭な帯状物(開封用テープ)を
溶着したもの(従来例■)、■特開昭63−12471
に記載されるように、ロケット包装された包装体の背貼
りシール部分より外方にはみ出したフィルム耳片に、外
縁及び内端シール部分に達しない微小面積の穴または切
線を多数形成したもの(従来例III)、■特開昭62
−275675に記載されるように、材質を特定組成の
塩化ビニリデン系摺脂とするとともに筒状長手方向で切
断可能としたフィルムを用いてロケット包装等するもの
(従来例■)が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前述の従来例においては、次のような問題点
がある。つまり、前記従来例■では、包装体の端部に開
封用ノツチが形成されているため、手でつかむ部分の面
積が狭く、指先の力だけで開封しなければならないので
、開封が困難であるという問題点がある。また、前記従
来例■では、切り口が形成されにくいので開封性が十分
でなく、また、テープを溶着しなければならないので、
経済性に劣るという問題点がある。さらに、前記従来例
■では、狭幅な耳部になる原反フィルム側部に複数の穴
、切線を加工することは非常に困難であり、しかも、原
反フィルムから袋を製作する際の穴等とシール部端縁と
の寸法合わせが困難であり、この位置決めが正確に行わ
れないと、包装体の密封性が確保できないという問題点
がある。また、耳部のシールとして合掌貼り全面シール
ができない等筒状シール形態が制限される欠点がある。
さらに、従来例■では、耳片の端縁から穴等までに達す
る切り込みを形成するために当該耳片を指先で摘んで引
き裂かなければならず、そのため、大きな力が必要とさ
れ、子供や女性では開封しにくいという問題点もある。
さらにまた、前記従来例■では、包装体に使用できるフ
ィルムが切断されやすい材質に限定され、また、フィル
ムが切断されやすい材質であることから、レトルト処理
時、貯蔵時、搬送時等、包装体が破損されやすいという
問題点がある。
ここに、本発明の目的は・、開封が容易であるとともに
、密封性の良好な筒状包装体及びその製造方法を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の筒状包装体は、長尺フィルムの長手方向に沿っ
た両側部を背貼りシールして筒状に形成された筒状包装
体において、前記フィルムの筒状部より外延された耳部
の端縁から例えばV字形等の開封用切れ目が形成されて
いるものである。
また、本発明の筒状包装体の製造方法は、長尺フィルム
の長手方向に沿った両側部を背貼りシールして筒状にす
るとともに当該フィルムの筒状部から耳部を外延した後
、この筒状にされたフィルム内にハム、ソーセージ等の
内容物を充填し、その後、開口端部を溶着、あるいはワ
イヤクリップでかしめる等して内容物を密封する筒状包
装体の製造方法において、前記長尺フィルムから筒状フ
ィルムを形成した後、耳部の端縁から開封用切れ目を形
成するものである。この切れ目を形成する時期としては
、筒状フィルムを形成した後であれば、筒状フィルムに
内容物を充填する前後を問わない。
〔作用〕
このような構成の筒状包装体を開封するには、例えば、
筒状包装体の両側を両手で持ち、開封用切れ目が形成さ
れた部分の反対側を支点として折り曲げる。すると、開
封用切れ目の先端から亀裂が生じ、包装体は容易に開封
される。
また、開封用切れ目は、長尺フィルムから筒状フィルム
を形成した後、耳部の端縁から刃物等により形成する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、筒状包装体の実施例を第1図から第5図に基づい
て説明する。ここで、各実施例中、同一または同様構成
部分は同一符号を付し、説明を省略もしくは簡略にする
第1図から第4図には第1実施例が示されている。全体
構成が示される第1図において、第1実施例の筒状包装
体1は、長尺のフィルム10の長手方向に沿った両側部
を背貼りシールして筒状部Itを形成し、かつ、この筒
状部11の内部に内容物が充填された状態で長手方向の
開口端部を束ねて溶融シールしたものである。
前記フィルム10の筒状部11から耳部12が外延され
ている。この耳部12の形状としては第2図(A)〜(
C)に示されているものがある。
即ち、第2図(A)の通り、フィルム10の両側部のう
ち一側部を外方に、他側部を内方にして重ねられた状態
で背貼りシールされ、このシール部分から外延された当
該−側部を耳部12とするもの、第2図(B)の通り、
フィルム10の両側部が合掌状に重ね合わされ、その内
側のみが線状に背貼りシールされ、そのシール部分から
外延された2つの側部を耳部12とするもの、第2図(
C)の通り、フィルム10の両側部が合掌状に重ね合わ
され、その内側から端縁10Aまで全面的に背貼りシー
ルされ、このシール部分を耳部12とするものがある。
前記耳部12には開封用切れ目13が形成されている。
この開封用切れ目13は、第1図中、耳部12の略中央
部に1個形成されているが、この他に、必要に応じて所
定位置に複数形成したものでもよい。
前記開封用切れ目13の形状としては第3図(A)〜(
D)に示されているものがある。即ち、開封用切れ目1
3には、第3図(A)の通り、耳部12の端縁12Aに
対し直角に7字形に形成されたもの、第3図(B)の通
り、前記端縁12Aに対し直角に直線状に形成されたも
の、第3図(C)の通り、前記端縁12Aに対し斜めに
向かって直線状に形成されたもの、第3図(D)の通り
、前記端縁12Aに対し斜めに向かって7字形に形成さ
れたものがある。これらの開封用切れ目13は、それぞ
れ背貼りシール部分の内端から寸法Sだけ離れて形成さ
れ、この寸法Sは、包装体の大きさ、耳部12の幅等を
考慮して通常、1〜3waとされている。
ここで、前記フィルム10の材質は、特に限定されない
が、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、
エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のポリオレ
フィン樹脂、ポリアミド(ナイロン)、ポリ塩化ビニリ
デン(PVDC)、ポリ塩化ビニル(PVC)、エチレ
ン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)等の樹脂を
例示できる0本実施例では、これらの樹脂を単層として
、あるいはこれらの樹脂を組み合わせて多層としてフィ
ルムを形成したもので、これらのフィルムは、未延伸の
ものと1軸または2軸方向に延伸したものとが含まれる
。また、フィルム10の筒状部ll内に充填される内容
物とし′ては、ソーセージ、ハム、チーズ、氷菓、チョ
コレート等があり、これら内容物は非流動状態であるこ
とが好ましい。
即ち、内容物は開封時に筒状体としての変形が少なく折
り曲げができるものである。
次に、第1実施例にかかる筒状包装体1の製造方法の実
施例を第6図、第7図に基づいて説明する。これらの図
には本実施例を実施するための製造装置が示されている
製造装置の概略が示される第6図において、内容物を供
給するフィードポンプ21には充填ノズル22が連結さ
れている。この充填ノズル22の中間部には製筒手段2
3 L<設けられ、この製筒手段23により巻回ロール
24から引き出されて長尺フィルム10の両側部が重合
されるようになっている。この製筒手段23より図中下
方には背貼りシール手段25が配置され、この背貼りシ
ール手段25は、フィルム10の両側部の重合された部
分に超音波シール、ヒートシール等の溶融シールをして
耳部12の外延された筒状部11を形成するようになっ
ている。前記充填ノズル22の先端部は前記背貼りシー
ル手段25より下方に位置され、この先端から筒状部1
1内に内容物が充填されるようになっている。
前記背貼りシール手段25の図中下方には切れ目形成手
段30が配置され、この切れ目形成手段30は、刃物、
あるいは、レーザ装置等を備え、耳部12の端縁12A
から正確に位置決めして第3図(A)〜(D)に示され
るいずれかの開封用切れ目13を形成するようになって
いる。また、切れ目形成手段30は、図示しない切断手
段によってフィルム10の余分な耳部を長手方向に沿っ
て切断する切断工程中に組み込まれている。
前記切れ目形成手段30の図中下方には内容物が充填さ
れた筒状のフィルムlOを移送する移送ローラ26が配
置され、この移送ローラ26の下方には内容物が充填さ
れた状態の筒状フィルム10を扱く、扱き手段27が配
置され、この装置での扱き手段27は、互いに近接離隔
可能に配置された一対の扱きローラ27Aを有している
前記扱きローラ27Aの図中下方には前記ローラ27A
で扱かれた部分を束ねて溶着する融着手段40が配置さ
れている。この融着手段4oは、第7図の通り、振動子
41と、ホー・ン42及び■字形ガイド部43A、44
Aを有する一対の収束板43.44とから構成され、こ
れらの収束板43.44が互いに近接されるとフィルム
10の扱きローラ27で扱かれた部分が束ねられ、その
状態で、振動子41及びホーン42により超音波シール
されるようになっている。前記収束板44にはカッタ4
5が取り付けられ、このカッタ45によりフィルムIO
の超音波シールされた部分が切断されるようになってい
る。
このよう−な構成の製造装置により筒状包装体1を製造
するには、まず、巻回ロール24から引き出された長尺
フィルム10の両側部を製筒手段23により重ね合わせ
た後、背貼りシール手段25により背貼りシールして筒
状部11を形成するとともにこの筒状部11から耳部1
2を外延する。
この耳部12に前記切れ目形成手段30により開封用切
れ目13を形成する。この切れ口13の形成は、耳部1
2の端縁から正確に位置決めして行われる。一方、フィ
ードポンプ21がらへム、ソーセージ、氷菓子等の内容
物を溶融状態または溶液状態で充填ノズル22に送り、
この充填ノズル22の先端から前記筒状部11内に内容
物を充填する。
その後、一対の扱きローラ27Aを互いに近接させて内
容物が充填された状態の筒状フィルムlOを挟み、この
状態でフィルム1oを扱き、その後、この扱かれた部分
を融着手段4oで束ねて溶着して筒状包装体1を密封し
た後、前記融着手段40で溶着された部分をカッタ45
で切断し、これにより最終製品たる筒状包装体1が製造
される。
前記筒状包装体1を製造する方法において、開封用切れ
目13を形成する時期については、前述のように筒状の
フィルムlOを形成した後、がっ、内容物を充填する前
にするものの他に、内容物を充填した後であってもよい
、この開封用切れ目13を形成する時期は、前記切れ目
形成手段30の配置位置を変えることによって容易に調
整することができる。
このように製造された筒状包装体1を開封するには、筒
状包装体の両側を両手で持ち、第4図に示されるように
、開封用切れ目13が形成された部分の反対側を支点と
して折り曲げる。すると、開封用切れ目13の先端から
亀裂が生じて包装体は容易に開封される。
このような本実施例によれば、開封用切れ口13は、耳
部12の端縁12Aから形成されているので、筒状包装
体1の開封に際して必ずしも耳部12を摘まなくともよ
く、子供や女性等、力の弱い者でも両手を用いて容易に
包装体を開封することができる。この際、包装体l内の
内容物を押し出しながら食べることもでき、よって、ア
ウトドアにおいても、内容物の取り出しのため手を汚す
ことがない、また、従来例■と異なり、フィルム10の
材質は、破断されやすい材質に限定されない、従って、
フィルム10を破断されにくい材質を用いれば、輸送、
貯蔵特等筒状包装体1が誤って破れることがない、また
、フィルムlOとして少なくとも一層を延伸フィルムと
し、背貼りシール部を合掌貼りに長音波シールとすれば
、当該フィルムIOの延伸に伴う配交がシール時に解消
されると考えられるので、切断性が向上して開封がより
容易になる。また、開封用切れ目13は長尺フィルム1
0を筒状にした後に正確に位置決めして形成されるので
、開封用切れ目13が誤ってシール部分の内端にまで達
することがなく、よって、予め原反フィルムに穴等を形
成した後背貼りシールすることにより穴等がシール部分
の内側まで達するおそれのある従来例■に比べて、包装
体の密封性を確保できる。さらに、切れ目形成手段30
を背貼りシール手段25の直後に配置して切れ目13の
形成時期を内容物充填前とすれば、製筒手段23でフィ
ルムIOを筒状に形成した直後に切れ目13を形成でき
るので、この切れ目13の形成に際し、耳部12の端縁
12Aから正確に位置決めすることができる。ただ、切
れ目13の形成時期を内容物の充填後とすれば、筒状包
装体1の密封性の確保を十分に行うことができる。即ち
、開封用切れ目13を内容物の充填前に形成するとすれ
ば、フィルム10に強度の低い材質を用いた場合、内容
物の充填によって筒状部11が破断するおそれがあるが
、内容物の充填後に開封用切れ口13を形成すれば、前
述のような不都合が回避される。
第5図(A)には本発明の筒状包装体の第2実施例が示
されている。第2実施例の筒状包装体2は、前記長尺フ
ィルム10の筒状部11の両側端部にヒートシール、超
音波シール等によって端部シール部14を形成して内容
物を密封したもので、筒状部11から外延された耳部1
2には前記第1実施例と同様の開封用切れ目13が形成
されている。
前記端部シール部14は、第5図(A)の通り、筒状部
端縁11Aから所定寸法離れて線状に形成されるものの
他、図示しないが、筒状部端縁10Bから所定幅に全面
的にシールしたものでもよい。
第8図には前記第2実施例に係る筒状包装体2を製造す
るための装置の概略が示されている。この製造装置は扱
き手段27及び溶着手段40の構成が第6図に示される
前記装置の場合と異なり、他の構成は前記装置の場合と
同様である。即ち、この装置では、扱き手段27を受は
台27B及び一対の扱きアーム27Cとし、融着手段4
oを端面が所定幅のホーン46を有する超音波シール手
段としたものである。
このような装置によって前記第2実施例に係る筒状包装
体2を製造するには、第1実施例の場合と同様に、筒状
部11に内容物を充填し、この状態で筒状のフィルム■
0を受は台27Bと扱きアーム27Cとで挟む。その後
、前記一対の扱きア−427Cを互いに離隔させてフィ
ルム1oを扱いた後、前記ホーン46を受は台27Bに
当接さた状態で超音波シールして端部シール部I4を形
成する。その後、切れ目形成手段3oによって耳部12
に開封用切れ目13を形成する。
このように製造された筒状包装体2の開封のしかたは前
記第1実施例と同様であり、さらに、効果については、
前記第1実施例に加えて、耳部12が合掌状となり、耳
部12が超音波により二層に形成され、厚みが大きく、
開封性がより向上する特徴がある。
第5図(B)には本発明の筒状包装体の第3実施例が示
されている。第3実施例の筒状包装体3は、前記長尺フ
ィルム10の筒状部11の両側端部を縛り束ね、その部
分をC字型のワイヤクリップ15でかしめて内容物を密
封したもので、その耳部12には前記第1.2実施例と
同様の開封用切れ目13が形成されている。
この筒状包装体3を製造するには第6図、第8図に示さ
れる装置と同様の装置を用い、前記実施例と同様の方法
によるが、本実施例においては、前記溶着手段40を用
いて溶着シールする代わりに図示しない結束手段を用い
てワイヤクリップ15をかしめて内容物を密封する。
このように製造された筒状包装体3の開封のしかたは、
前記各実施例と同様であり、さらに、効果についても、
前記各実施例の場合と同様である。
次に、前記各実施例の効果を確認するため、実験例につ
いて説明する。
−実」1例」− 厚み25μ、の2軸延伸6−ナイロンフイルムト厚み4
0μ、の未延伸ポリプロピレンフィルムとをポリウレタ
ン系接着剤を用いてドライラミネートして多層のフィル
ムlOを得た。このフィルム10を用いて、第8図に示
す装置(ソーセージ自動充填包装装置)により筒状包装
体2を製造する実験を行った。
長尺状多層フィルムのポリプロピレンフィルムを内側と
して両側端部を合掌状に重合して背貼りシール手段25
によって超音波シールした。これによって筒状部11の
径を35閣とし、シール部の耳部12を幅5■になるよ
う流れ方向でカットするとともに筒状包装体の略中央部
に相当する箇所に耳部12の端縁12Aより深さ3■に
わたり開封用切れ目13を形成した。さらにその後、筒
状のフィルム10内に内容物としてソーセージを充填し
た後、フィルムIOを扱き、この扱かれた部分に長さ1
50mにわたって端部シール部14を超音波シールによ
って形成し、内容物を密封した。この筒状包装体を12
0°Cで30分間のレトルト処理を行った。このレトル
ト処理時には筒状包装体が破損する等の変化は生じなか
った。この筒状包装体を両手で持ち、開封用切れ目13
の反対側を支点として折り曲げたところ、開封用切れ目
13より亀裂が生じて容易に開封することができた。
ヌ」1貫LL 塩化ビニリデン系多層フィルム10を用い、このフィル
ム10を長尺状とし、その両側部を封筒状に重ね合わせ
て背貼りシールした。これにより、筒状部11の径を3
5amとし、かつ、耳部12を第2図(A)に示される
形状とした筒状のフィルムIOが形成された。その後、
幅3.5 tmの耳部12を残してカットするとともに
耳部12の端縁12Aより深さ2mにわたり開封用切れ
目13を形成し、内部に内容物を充填した後、密封し、
筒状包装体を得た。この筒状包装体によっても、前記実
験例■と同様に両手を用いて容易に開封することができ
た。
〔発明の効果〕 前述のような本発明によれば、筒状包装体の開封が容易
に行えるとともに、筒状包装体の密封性を良好にするこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は筒状包装体に係る本発明の実施例を
示すもので、第1図は第1実施例の全体斜視図、第2図
(A)〜(C)はそれぞれ形状の異なる耳部を示す斜視
図、第3図(A)〜(D)はそれぞれ形状の異なる開封
用切れ目を示す正面図、第4図は第1実施例に係る筒状
包装体を開封した状態を示す図、第5図(A)は筒状包
装体に係る本発明の第2実施例を、第5図(B)は筒状
包装体に係る本発明の第3実施例をそれぞれ示す斜視図
である。第6図から第8図は筒状包装体の製造方法を実
施するための装置を示すもので、第6図は前記第1実施
例に係る筒状包装体を製造するための装置の概略構成図
、第7図は前記装置の溶着手段の拡大斜視図、第8図は
前記第2実施例に係る筒状包装体を製造するための装置
の概略構成図である。 1.2.3・・・筒状包装体、10・・・フィルム、1
1・・・筒状部、12・・・耳部、12A・・・端縁、
13・・・開封用切れ目、25・・・背貼りシール手段
、30・・・切れ目形成手段。 出願人 日本水産株式会社(ほか1名)代理人 弁理士
 木下 実三(ほか1名)第1図 第2図 第2図 第3図 (A)(B) (C)      (D) 第4図 第5図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長尺フィルムの長手方向に沿った両側部を背貼り
    シールして筒状に形成された筒状包装体において、前記
    フィルムの筒状部より外延された耳部の端縁から開封用
    切れ目が形成されていることを特徴とする筒状包装体。
  2. (2)長尺フィルムの長手方向に沿った両側部を背貼り
    シールして筒状にするとともに当該フィルムの筒状部か
    ら耳部を外延した後、このフィルムの筒状部内に内容物
    を充填し、その後、内容物を密封する筒状包装体の製造
    方法において、前記長尺フィルムから筒状フィルムを形
    成した後、耳部の端縁から開封用切れ目を形成すること
    を特徴とする筒状包装体の製造方法。
JP7928588A 1988-03-31 1988-03-31 筒状包装体及びその製造方法 Pending JPH01254572A (ja)

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