JPH01250467A - セルロース系繊維の漂白方法 - Google Patents

セルロース系繊維の漂白方法

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JPH01250467A
JPH01250467A JP63074599A JP7459988A JPH01250467A JP H01250467 A JPH01250467 A JP H01250467A JP 63074599 A JP63074599 A JP 63074599A JP 7459988 A JP7459988 A JP 7459988A JP H01250467 A JPH01250467 A JP H01250467A
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JP
Japan
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bleaching
acid
methyl
formula
water
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JP63074599A
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English (en)
Inventor
Naotake Shioji
尚武 塩路
Yoshio Irie
好夫 入江
Teruaki Fujiwara
藤原 晃明
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセルロース系繊維を漂白する方法に関するもの
である。詳しくは木綿、麻などのセルロース系繊維を漂
白するに際し、特定の水溶性共重合体を助剤として用い
ることにより漂白性を向上すると共にケイ酸系の不溶性
塩(スケール)沈着を抑制する方法に関する。
(従来の技術) 従来、繊維は精練工程後においてもなお繊維中に天然色
素が存在するため、この天然色素や二次的に付着した着
色物を除去するために漂白が行われる。漂白剤としては
、過酸化水素・過酸化ナトリウム・過酢酸などの過酸化
物系の剤や、塩素・さらし粉・二酸化塩素・亜塩素酸ナ
トリウムなどの含塩素系の剤などが用いられてきた。
そして、含塩素系漂白剤は高価且つ漂白装置を激しく腐
蝕させるという欠点があるため、近年では過酸化物系漂
白剤の使用が拡大してきている。
また、過酸化物のなかでも、過酸化水素が繊維にJA(
Iを与えることが少ないため賞用されている。
しかしながら、過酸化水素はそれ単独で用いても漂白効
果が低く通常は水酸化ナトリウムなどのアルカリ剤を用
いて高pH下での漂白が行われている。この高pH下で
の漂白は、tI維から溶出してくる或いは用水中に存在
するカルシウムイオン・マグネシウムイオン・鉄イオン
・銅イオン・アルミニウムイオンなどの各種多価金属イ
オンの触媒作用により過酸化水素が無駄に分解されやす
い状態でもあるため、この分解を抑制するためにケイ酸
ナトリウムなどのケイ酸系薬剤が併用されている。
ところが、ケイ酸系薬剤は、過酸化水素の無駄な分解を
抑制する機能が充分でないため、漂白後の11M上にレ
ザーカットマーク(カミソリで切ったような傷)あるい
はピンホールが発生するなどの問題点があった。また、
ケイ酸系薬剤を用いた場合のケイ酸や重合ケイ酸が前記
多価金属イオンと結合して、いわゆる不溶性塩(スケー
ル)を生じ、漂白工程中の繊維および装置上に沈着する
スケールがmH上に沈着した場合にはwagの白色度が
向上せず、風合も粗硬化して縫製性に問題が生じ、また
漂白装置上に長R間沈着し続けた場合には、スケールト
ラブルという重大な事故のちとになることがあった。
このようなケイ酸系薬剤の性能不充分を補うために或い
は不溶性塩(スケール)が繊維上または漂白装置上に沈
着するという宿命的な問題を克服すべく、漂白工程にお
いてケイ酸系薬剤と共にエチレンジアミンテトラ酢酸、
ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ヒドロキシルエチレ
ンジアミントリ酢酸、ニトリロトリ酢酸などのアミノカ
ルボン酸系や、トリポリリン酸、ヘキサメタリン酸、ビ
ロリン酸などの縮合リン酸系の助剤が用いられている。
しかし、アミノカルボン酸系の助剤は、これら不溶性塩
(スケール)に対する乳化および分散力が極めて弱いた
め多量の添加恒を必要とした。
また、縮合リン酸系の助剤は、漂白工程における高温高
アルカリ条件下ではリン酸へと加水分解され効果が低く
なり、しかも加水分解により生成したリン酸は前記各種
多価金属イオンと結合すれば不溶性塩(スケール)を助
長する原因物質となった。
このようなアミノカルボン酸系および縮合リン酸系の助
剤が有する欠点を解消すべく、特開昭59−21167
3号、特開昭59−216973号、特開昭60−14
6076号などに(メタ)アクリル酸、マレイン酸など
の不飽和カルボン酸系型母体の1種または2種以上を用
いる(共)重合体の使用が提案されている。しかし、こ
れらの(共)重合体はケイ酸系薬剤の性能不充分を補う
ことはできても、その(共)重合体自体が前記多価金属
イオンと不溶性塩(スケール)を生成しやすく、抜本的
な解決には至っていないのが現状である。
また、特開昭61−289187号にオレフィンと不飽
和ジカルボン酸系単量体との共重合体の使用が提案され
ているが、この共重合体も特開昭59−211673号
、特開昭59−216973号、特開昭60−1460
76号に記載されている共重合体と同程度のものであっ
た。
また、特開昭62−32195号に(メタ)アクリル酸
、マレイン酸などの不飽和カルボン酸系単量体の1種ま
たは2種以上を用いる(共)重合体とアルドン酸を併用
することが提案されているが、幾分かは改良されている
もののなお問題点の多いものであった・ また、マレイン酸にポリオキシアルキレンモノアリルエ
ーテル系単量体を反応させて得られた共重合体を助剤と
して用いることが特開昭60−146076号に提案さ
れている。しかし、このような助剤は、ケイ酸系薬剤の
性能不充分を補うことはできても、ケイ酸系不溶性塩(
スケール)の乳化及び分散力が弱いために繊維あるいは
漂白装置への不溶性塩(スケール〉沈着を充分に抑制で
きず、なお問題の残るものであった。そして、ポリオキ
シアルキレンモノアリルエーテル系単量体は、不飽和カ
ルボン酸系単遺体との共重合性が良くないため、比較的
多量の未反応生ω体が残留して、純度の高い製品が得難
いという欠点もあった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、セルロース系IJilを漂白剤、アルカリ剤
、漂白剤の分解抑制剤であるケイ酸ナトリウムなどのケ
イ酸系薬剤などを用いて漂白するに際し、従来の助剤が
有していた上記問題点を解消するものである。
従って、本発明の目的は、セルロース系IIHを漂白す
るに際し、漂白性を向上すると共にケイ酸系の不溶性塩
(スケール)の沈着を抑111する方法を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段及び作用)本発明は、セル
ロース系繊維を漂白剤、アルカリ剤、漂白剤の分解抑制
剤であるケイ酸ナトリウムなどのケイ酸系薬剤などを用
いて漂白するに際し、助剤として 一般式 (但し式中、A1及びA2はそれぞれ独立に水素、メチ
ル基又は−COOX2を表わし且つA1及びA2は同時
に−COOX2となることはなく、A3は水素、メチル
基又は−CH2C00X3を表わし且つA3が−CH2
C00X3の場合にはA1及びA2はそれぞれ独立に水
素又はメチル基を表わし、 Xl、X2及び×3はそれぞれ独立に又は−緒に水素、
1価金属、2価金属、アンモニウム基又は有磯アミン基
を表わす。) で示される不飽和カルボン酸系単■体(■)40〜99
.5モル%および一般式 (但し式中、R1及びR2はそれぞれ独立に水素又はメ
チル基を表わし且つR1及びR2は同時にメチル基とな
ることはなく、 R3は一〇H2−1−(CH2)2−又は−C(CI−
13)2−を表わし且つR1、R2及びR3中の合計炭
素数は3であり、 Yは炭素数2〜3のアルキレン基を表わし、nは○また
は1〜100の整数である。) で示される不飽和アルコール系単量体(IF)0.5〜
60モル%からなる単量体成分より導かれた平均分子量
が1.000〜100.000の水溶性共重合体(A)
を用いることを特徴とするセルロース系繊維の漂白方法
に関するものである。
水溶性共重合体(A)を用いた場合に優れた漂白性を示
すこと及び漂白装置等への不溶性塩(スケ−ル)の沈着
が解消する理由は明確ではないが、次のように推察され
ている。
すなわち、水溶性共重合体(^)が有する高いキレート
力により過酸化水素を分解させる原因物質である前記多
価金属イオンを不働態化できることや、水溶性共重合体
(A)が有する高い乳化・分散作用によりケイ酸系不溶
性塩(スケール)を極めて安定な微粒子状態に保持でき
ることに基くものと推察される。
本発明に用いられる前記一般式で示される不飽和カルボ
ン酸系単量体(1)としては、例えば、アクリル酸、メ
タクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、シトラコン酸あるいはそれ等の酸の1価金属、
2価金属、アンモニア、有機アミンによる部分中和物も
しくは完全中和物があげられる。1価金属としてはナト
リウム、カリウム等があげられ、2価金属としては、カ
ルシウム、マグネシウム、亜鉛等があげられる。また、
有機アミンとしてはモノメチルアミン、ジメチルアミン
、トリメチルアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミ
ン、トリエチルアミン等のアルキルアミン類;モノエタ
ノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールア
ミン、モノイソプロパツールアミン、ジメチルエタノー
ルアミン等のアルカノールアミン類:ビリジン等をあげ
ることができる。
また、前記一般式で示される不飽和アルコール系単量体
(If)としては、例えば3−メチル−3=ブテン−1
−オール、3−メチル−2−ブテン−1−オール、2−
メチル−3−ブテン−2−オール等の不飽和アルコール
及び該不飽和アルコール1モルに対してエチレンオキサ
イドおよび/またはプロピレンオキサイドを1〜100
モル付加した化合物をあげることができる。エチレンオ
キナイド、プロピレンオキサイドの種類は1種類でも2
種類でもよく、また多種類を付加する場合、その結合順
序に制限はない。アルキレンオキサイドの付加モル数は
0〜100モル、好ましくは0〜50モルである。アル
キレンオキサイドの付加モル数が100モルを越えると
多量の添加量を必要とするようになり好ましくない。
本発明で用いられる水溶性共重合体(A)は、前記一般
式で表わされる不飽和カルボン酸系生母体(I>40〜
99.5モル%および不飽和アルコール系単吊体(II
)0.5〜60モル%からなる単量体成分を重合するこ
とにより導かれた平均分子量が1.000〜100.0
00の共重合体であり、これらの範囲のいずれかでも外
れたものは漂白性が良くなく、且つ漂白装置上等への不
溶性塩沈着が防止できなくなる。
本発明に用いられる水溶性共重合体(A)を得るには、
これら不飽和カルボン酸系単量体(I)および不飽和ア
ルコール糸車ω体(II)からなる単量体成分を公知の
技術で重合すればよい。例えば水溶液重合の場合、過硫
酸ナトリウム、過硫酸カリウム等の過硫酸塩:過酸化水
素:2.2’ −アゾビス(2−アミジノプロパン)塩
酸塩、4.4′−アゾビス−4−シアノバレリン酸等の
水溶性アゾ化合物などを重合触媒として常法により製造
することができる。また、メタノール、イソプロピルア
ルコール等のアルコール系、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン等のエーテル系、ベンゼン、キシレン、トルエン
等の芳香族系またはメチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン等のケトン系などの有機溶剤中での重合の場
合、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、過酢酸等の
有機過酸化物系;アゾビスイソブチロニトリル、2.2
’ −アゾビス(4−メトキシ2,4−ジメチルバレロ
ニトリル)等の油溶性アゾ化合物などを重合触媒として
常法により製造することができる。
また、水溶性共重合体(A)を得るに際し、本発明の効
果を損なわない範囲内で不飽和カルボン酸系甲岱体(I
)および不飽和アルコール糸車母体(I[)と共重合可
能な他の単量体を共重合することは勿論可能である。共
重合可能な他の単量体としては、例えば(メタ)アクリ
ルアミド、t−ブチル(メタ)アクリルアミドなどのア
ミド糸車団体;(メタ)アクリル酸エステル、スチレン
、2−メチルスチレン、酢酸ビニルなどの疎水性単量体
;ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタリルスル
ホン酸、スチレンスルホン酸、2−アクリル7ミドー2
−メチルプロパンスルホン酸、3−アリロキシ−2−ヒ
ドロキシプロパンスルホン酸、スルホエチル(メタ)ア
クリレート、スルホプロピル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシスルホプロピル(メタ)アクリレート、ス
ルホエチルマレイミドあるいはそれらの1価金属、2価
金属、アンモニア、有機アミンによる部分中和物や完全
中和物などの不飽和スルホン酸系単量体;2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコー
ルモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコー
ル七ノ(メタ)アクリレート、アリルアルコール、ポリ
エチレングリコールモノアリルエーテル、ポリプロピレ
ングリコールモノアリルエーテル、グリセロールモノア
リルエーテル、α−ヒドロキシアクリル酸、N−メチロ
ール(メタ)アクリルアミド、グリセロールモノ(メタ
)アクリレート、ビニルアルコールなどの水酸基含有不
飽和単量体ニジメチルアミンエチル(メタ)アクリレー
ト、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドな
どのカチオン性単広体;(メタ)アクリロニトリルなど
のニトリル系単量体:(メタ)アクリルアミドメタンホ
スホン酸、(メタ)アクリルアミドメタンホスホン酸メ
チルエステル、2−(メタ)アクリルアミド−2=メチ
ルプロパンホスホン酸などの含リン単量体;エチレン、
プロピレン、1−ブテン、イソブチレン、α−アミレン
、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン(
α−インアミレン)、1−ヘキセン、1−ヘプテンなど
のα〜オレフィン系単量体などを挙げることができる。
本発明において、水溶性共重合体(A)を用いて好適に
漂白することのできるセルロース系lI雑としては、例
えば木綿、麻などのセルロース系天然mHやレーヨン、
キュポラなどのセルロース系再生mMの他に、これらと
ナイロン、ポリエステル、アクリルなどの合成!INと
の混合llft、更にはアセテートなどの半合成繊維と
の混合繊維などがあり、漂白する時の形態も繊維、糸、
チーズ、織物、編物、不織布、更には衣服、寝装商品な
どの最終繊N製品などのいずれの形j+3であっても差
支えない。
漂白方法としては通常の方法が適用でき、パッド・スチ
ーム法、加圧煮沸法、煮沸法、浸漬法あるいはその他の
方法などが適宜選択できる。更に、水溶性共重合体(八
)は、これまでに述べてきた漂白だけのみならず、精練
・漂白、のり抜き・精練・漂白などのように他の工程と
同時に一浴で行う漂白にも適用することができる。
(発明の効果) 本発明のセルロース系Il雑の漂白方法によれば、従来
の助剤を用いる方法に比べ漂白効果を大幅に高め、漂白
工程に続く染色、仕上げ加工などの工程での薬剤の浸透
を均一に良好にし、その操作を容易ならしめ、最終製品
の価値を高めることができる。
また、不溶性塩(スケール)であるケイ酸系多価金属塩
などが漂白工程中に生成することが少なく、また生成し
てもmHや漂白装置へ沈着して、漂白性を低下させたり
スケールトラブルを起こしたすすることがなくなる。
(実施例) 以下、参考例及び実施例により本発明を説明するが、本
発明はこれらの例によって限定されるものではない。又
、例中特にことわりのない限り、部は全て重曾部、%は
全て重伍%を表わすものとする。
参考例1 還流冷却器を備えた容量1.51の5ツロ丸底フラスコ
に3−メチル−3−ブテン−1−オールにエチレンオキ
サイドを10モル付加した不飽和アルコール(以下、I
EO−10と称す。)492q及びイオン交換水164
gを仕込んだ。窒素置換後95℃に昇温し、そこへイオ
ン交換水177gに無水マレイン酸91.69及び過硫
酸アンモニウム9.340を溶解した溶液を120分で
滴下した。該溶液の滴下終了後、同温度にて7%過硫酸
アンモニウム水溶液67gを60分で滴下し、重合を完
結させた。次いで、冷却し得られた重合反応生成物を4
00q分取し、イオン交換水4009を加え、撹拌下に
48%水酸化ナトリウム水溶液60oを用いて中和し、
共重合体(1)の水溶液を得た。GPC分析より、得ら
れた共重合体(1)は平均分子ff14300で、未反
応モノマーは全く検出できなかった。
比較参考例1 参考例1で用いたIEO−10,492gの代りにアリ
ルアルコールにエチレンオキサイドを10モル付加した
不I!!i和アルコール(以下、AEO=10と称す。
)466(Jを用い、初期仕込みのイオン交換水164
9の代りにイオン交換水190aを用いた他は参考例1
と全く同様にして、平均分子ff12700の比較共重
合体(1)を得た。未反応マレイン酸は7.3モル%(
対仕込吊)、未反応AEO−10は8.4モル%(対仕
込吊)であった。
実施例1 助剤として参考例1で得られた共重合体(1)を! 29/l用い、精練した綿天■編ニットを下記の条件に
て漂白を行った。その結果を第1表に示した。
(漂白条件) 使用水の硬度       35°DH浴    比 
               1 二 25温   
度              85℃時   間  
             30分使用薬剤 過酸化水素       10Q /1水酸化ナトリウ
ム     2a /13号ケイ酸ナトリウム   5
g/l (評価) 処理した布の風合いは、官能検査法により判定した。
白色度は、スガ試験機(■製3Mカラーコンピューター
5M−3型を用いて測色し、jab系の白色度式 %式%] 但し、し=測定された明度 a==測定れたフロマチラフネス指数 b=測定されたフロマチラフネス指数 によって白色度(−)を求め評価した。
N製性は、布を4枚重ねにし本日ミシンで針#118を
用いて30a1空縫いした場合の地糸切れ箇所数で評価
した。
実施例2〜13 助剤として第1表に示した共重合体の塩を用いた他は実
施例1と全く同様にして漂白を行った。
得られた結果を第1表に示した。
比較例1 助剤として比較参考例1で得られた比較共重合体(1)
を用いた他は実施例1と全く同様にして漂白を行った。
得られた結果を第2表に示した。
比較例2〜13 助剤として第2表に示した重合体の塩を用いた他は実施
例1と全く同様にして漂白を行った。得られた結果を第
2表に示した。
比較例14 助剤としてエチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムを用
いた他は実施例1と全く同様にして漂白を行った。得ら
れた結果を第2表に示した。
比較例15 助剤としてトリポリリン酸ナトリウムを用いた他は実施
例1と全く同様にして漂白を行った。得られた結果を第
2表に示した。
なお、第1表、第2表、第3表および第4表中のモノマ
ー略号の意味は次の通りである。
MA :マレイン酸 FA =フマール酸 ■A :イタコン酸 AA ニアクリル酸 MAA:メタクリル酸 CA :クロトン酸 1  :3−メチル−3−ブテン−1−オールP  :
3−メチル−2−ブテン−1−オールB  :2−メチ
ル−3−ブテン−2−オールIEO−5:3−メチル−
3−ブテン−1−オールにエチレンオキサイド5モル付
加 物 IEO−10:3−メチル−3−ブテン−1〜オ−ルに
エチレンオキサイド10モル付 加物 IEO−70:3−メチル−3−ブテン−1−オールに
エチレンオキサイド70モル付 加物 IPOEO−37: 3−メチル−3−ブテン−1−オ
ールにプロピレンオキサイド3モル及 びエチレンオキサイド7モルを付加 したもの PE0−10:3−メチル−2−ブテン−1−オールに
エチレンオキサイド10モル付 加物 BEO−10:2−メチル−3−ブテン−2−オールに
エチレンオキサイド10モル付 加物 I E 0−120: 3−メチル−3−ブテン−1−
オールにエチレンオキサイド120モル 付加物 AEO−10:アリルアルコールにエチレンオキサイド
10モル付加物 AEO−70,アリルアルコールにエチレンオキサイド
70モル付加物 第     1     表 × かなりハード 第     2     表 (注1)  風 合 : 第1表の(注1)に同じ実施
例14 繊維あるいは漂白装置上へのケイ酸塩スケールの沈着程
度を評価するために以下の試験を行った。
蒸留水に硫酸マグネシウム、メタケイ酸ナトリウム、炭
酸水素ナトリウムおよび水酸化ナトリウムを添加してマ
グネシウム硬度140η/1(CaCO3換算口)、シ
リカ175*/J(SiO2換算m換算量アルカリ度3
00Ing/J!(CaCO3換算ff1)、PH9,
0に調整したのち助剤として参考例1で得られた共重合
体(1)を200IIrg/j!添加した試験水を、容
!225aeガラス製マヨネーズびんにとり、密栓後7
0℃の恒温槽に10時間静置した。
その後、試験水を0.1μのフィルターで濾過し、炉液
中のケイ酸量をJIS  K  0101記載の方法に
より測定した。
次式によりケイ酸塩スケール抑制率(%)を求め、その
結果を第3表に示した。
−B スケール抑制率(%)= A−B ×100ただしA:
試験前の5iOszla度(=175ppm)B:助剤
無添加試験後のが液中のSiO2濃度(ppm) C:助剤添加試験後の炉液中のSiO+濃度(ppm) 実施例15〜26 助剤として第3表に示した共重合体の塩を用いた他は実
施例14と全く同様にしてスケール抑制率を算出した。
結果を第3表に示した。
比較例16 助剤として比較参考例1で得られた比較共重合体(1)
を用いた他は実施例14と全く同様にしてスケール抑制
率を算出した。結果を第4表に示した。
比較例17〜28 助剤として第4表に示した重合体の塩を用いた他は実施
例14と全く同様にしてスケール抑制率を算出した。結
果を第4表に示した。
比較例29 助剤としてエチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウムを用
いた他は実施例14と全く同様にしてスケール抑制率を
算出した。結果を第4表に示した。
比較例30 助剤としてトリポリリン酸ナトリウムを用いた他は実施
例14と全く同様にしてスケール抑制率を算出した。結
果を第4表に示した。
第     3     表 第     4     表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セルロース系繊維を漂白剤、アルカリ剤、漂白剤の
    分解抑制剤であるケイ酸ナトリウムなどのケイ酸系薬剤
    などを用いて漂白するに際し、助剤として 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し式中、A^1及びA^2はそれぞれ独立に水素、
    メチル基又は−COOX^2を表わし且つA^1及びA
    ^2は同時に−COOX^2となることはなく、 A^3は水素、メチル基又は−CH_2COOX^3を
    表わし且つA^3が−CH_2COOX^3の場合には
    A^1及びA^2はそれぞれ独立に水素又はメチル基を
    表わし、 X^1、X^2及びX^3はそれぞれ独立に又は一緒に
    水素、1価金属、2価金属、アンモニウム基又は有機ア
    ミン基を表わす。) で示される不飽和カルボン酸系単量体(1)40〜99
    .5モル%および一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し式中、R^1及びR^2はそれぞれ独立に水素又
    はメチル基を表わし且つR^1及びR^2は同時にメチ
    ル基となることはなく、 R^3は−CH_2−、−(CH_2)_2−又は−C
    (CH_3)_2−を表わし且つR^1、R^2及びR
    ^3中の合計炭素数は3であり、 Yは炭素数2〜3のアルキレン基を表わし、nは0また
    は1〜100の整数である。) で示される不飽和アルコール系単量体(II)0.5〜6
    0モル%からなる単量体成分より導かれた平均分子量が
    1,000〜100,000の水溶性共重合体(A)を
    用いることを特徴とするセルロース系繊維の漂白方法。 2、nが0である水溶性共重合体(A)を用いる請求項
    1記載の漂白方法。 3、nが1〜50である水溶性共重合体(A)を用いる
    請求項1記載の漂白方法。 4、平均分子量が2,000〜50,000である水溶
    性共重合体(A)を用いる請求項1記載の漂白方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60146076A (ja) * 1984-01-06 1985-08-01 花王株式会社 漂白性向上剤
JPS6268806A (ja) * 1985-09-19 1987-03-28 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 新規水溶性共重合体及びその製造方法

Patent Citations (2)

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