JPH0125044Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0125044Y2 JPH0125044Y2 JP14541783U JP14541783U JPH0125044Y2 JP H0125044 Y2 JPH0125044 Y2 JP H0125044Y2 JP 14541783 U JP14541783 U JP 14541783U JP 14541783 U JP14541783 U JP 14541783U JP H0125044 Y2 JPH0125044 Y2 JP H0125044Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- trailing arm
- bushing
- bush
- link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 10
- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、独立懸架式リヤサスペンシヨンの改
良に関する。
良に関する。
トレーリングアーム、ナツクルアームの上下端
に夫々連結されたアツパーアーム、ロアーアーム
及びホイールの上下動に伴うトー変化を補正する
ための補正リンクで構成される独立懸架式リヤサ
スペンシヨンにおいては、トー変化の補正のため
にトレーリングアーム前端のブツシユ部での横移
動が必要であり、この横移動量は、例えば第３図
のδで示される。尚第３図中、１０１はトレーリ
ングアーム、１０２はブツシユである。
に夫々連結されたアツパーアーム、ロアーアーム
及びホイールの上下動に伴うトー変化を補正する
ための補正リンクで構成される独立懸架式リヤサ
スペンシヨンにおいては、トー変化の補正のため
にトレーリングアーム前端のブツシユ部での横移
動が必要であり、この横移動量は、例えば第３図
のδで示される。尚第３図中、１０１はトレーリ
ングアーム、１０２はブツシユである。
前記横移動によりブツシユ部にトレーリングア
ームの上下動に対する抵抗力が生じ、この抵抗力
が車体を加振する等して乗心地が害されたり、騒
音が生じたりしていた。
ームの上下動に対する抵抗力が生じ、この抵抗力
が車体を加振する等して乗心地が害されたり、騒
音が生じたりしていた。
本考案は斯かる不都合を有効に解消すべく成さ
れたもので、その目的とする処は、常用域でのブ
ツシユの横移動量を減じ、トレーリングアームの
上下動に対する抵抗力を減じ、乗心地性、騒音等
の面で改善を図ることができる独立懸架式リヤサ
スペンシヨンを提供するにある。
れたもので、その目的とする処は、常用域でのブ
ツシユの横移動量を減じ、トレーリングアームの
上下動に対する抵抗力を減じ、乗心地性、騒音等
の面で改善を図ることができる独立懸架式リヤサ
スペンシヨンを提供するにある。
斯かる目的を達成すべく本考案は、車両の前後
方向に配設されるトレーリングアーム、車幅方向
に配設されるアツパーアーム、ロアーアーム及び
補正リンクを備え、前記アーム及びリンクの一端
を車体にブツシユを介して支持してなる独立懸架
式リヤサスペンシヨンにおいて、前記トレーリン
グアームの前端ラバーブツシユにプリセツト荷重
を付与したことをその特徴とする。
方向に配設されるトレーリングアーム、車幅方向
に配設されるアツパーアーム、ロアーアーム及び
補正リンクを備え、前記アーム及びリンクの一端
を車体にブツシユを介して支持してなる独立懸架
式リヤサスペンシヨンにおいて、前記トレーリン
グアームの前端ラバーブツシユにプリセツト荷重
を付与したことをその特徴とする。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第１図は本考案に係る独立懸架式リヤサスペン
シヨンの斜視図、第２図はトレーリングアーム前
端のラバーブツシユ部の破断面図である。
シヨンの斜視図、第２図はトレーリングアーム前
端のラバーブツシユ部の破断面図である。
第１図中、１はその前端を第２図に示すラバー
ブツシユ２を介して車体フレーム（図示せず）に
上下揺動自在に枢着されたトレーリングアームで
あり、これの後端にはナツクルアーム３が結着さ
れている。そして、このナツクルアーム３の上下
端には図示の如く夫々アツパーアーム４、ロアー
アーム５の一端が連結されており、これらアツパ
ーアーム４、ロアーアーム５の他端は車体フレー
ムに連結されている。又ロアーアーム５の前方に
は補正リンク６が配され、これの一端は前記トレ
ーリングアーム１に、他端は車体フレームに夫々
連結されている。
ブツシユ２を介して車体フレーム（図示せず）に
上下揺動自在に枢着されたトレーリングアームで
あり、これの後端にはナツクルアーム３が結着さ
れている。そして、このナツクルアーム３の上下
端には図示の如く夫々アツパーアーム４、ロアー
アーム５の一端が連結されており、これらアツパ
ーアーム４、ロアーアーム５の他端は車体フレー
ムに連結されている。又ロアーアーム５の前方に
は補正リンク６が配され、これの一端は前記トレ
ーリングアーム１に、他端は車体フレームに夫々
連結されている。
ところで、前記ラバーブツシユ２は第２図に示
す如く中心線ｌに対してｘだけ偏心して焼付等さ
れており、従つて第２図中右方へF0なるプリセ
ツト荷重が付与されている。尚このプリセツト荷
重F0の方向は、ブツシユ２の横横移動方向と逆
方向に設定されている。
す如く中心線ｌに対してｘだけ偏心して焼付等さ
れており、従つて第２図中右方へF0なるプリセ
ツト荷重が付与されている。尚このプリセツト荷
重F0の方向は、ブツシユ２の横横移動方向と逆
方向に設定されている。
而してホイールの上下動に伴うトー変化は、補
正リンク６の拘束作用によるトレーリングアーム
１前端のブツシユ２部の横移動によつて補正され
る。
正リンク６の拘束作用によるトレーリングアーム
１前端のブツシユ２部の横移動によつて補正され
る。
ところが、ブツシユ２は前述の如く予め横移動
方向と逆向きにｘだけ偏心して設けられているた
め、例えば偏心量ｘだけ横移動すれば、ブツシユ
２に作用する横力は理論上消滅し、該ブツシユ２
には抵抗力が発生しないことになる。
方向と逆向きにｘだけ偏心して設けられているた
め、例えば偏心量ｘだけ横移動すれば、ブツシユ
２に作用する横力は理論上消滅し、該ブツシユ２
には抵抗力が発生しないことになる。
従つて、空車時人や荷物が載せられていない状
態にはブツシユ２には横移動方向とは逆方向に
F0なるプリセツト荷重が作用しているが、常用
域（人や荷物が載せられた状態）においては、そ
の重量増加を受けるサスペンシヨンアーム及びリ
ンクを介して該ブツシユ２は横移動方向に変形
し、第３図に示す如き対称形状に変形し、この結
果、常用域においてはブツシユ２に作用するプリ
セツト荷重は略々消滅し、該ブツシユ２に発生す
るトレーリングアーム１の上下動に対する抵抗力
は軽減し、乗心地性は向上し、騒音は低減する。
態にはブツシユ２には横移動方向とは逆方向に
F0なるプリセツト荷重が作用しているが、常用
域（人や荷物が載せられた状態）においては、そ
の重量増加を受けるサスペンシヨンアーム及びリ
ンクを介して該ブツシユ２は横移動方向に変形
し、第３図に示す如き対称形状に変形し、この結
果、常用域においてはブツシユ２に作用するプリ
セツト荷重は略々消滅し、該ブツシユ２に発生す
るトレーリングアーム１の上下動に対する抵抗力
は軽減し、乗心地性は向上し、騒音は低減する。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、ト
レーリングアームの前端ラバーブツシユにプリセ
ツト荷重を付与したため、トレーリングアームの
上下動に対する抵抗力を減じ、乗心地性の向上、
騒音の低減等を図ることができる。
レーリングアームの前端ラバーブツシユにプリセ
ツト荷重を付与したため、トレーリングアームの
上下動に対する抵抗力を減じ、乗心地性の向上、
騒音の低減等を図ることができる。
第１図は本考案に係る独立懸架式リヤサスペン
シヨンの斜視図、第２図はトレーリングアーム前
端のラバーブツシユ部の破断面図、第３図は従来
例に係るラバーブツシユ部の破断面図である。 尚図面中、１はトレーリングアーム、２はラバ
ーブツシユ、３はナツクルアーム、４はアツパー
アーム、５はロアーアーム、６は補正リンクであ
る。
シヨンの斜視図、第２図はトレーリングアーム前
端のラバーブツシユ部の破断面図、第３図は従来
例に係るラバーブツシユ部の破断面図である。 尚図面中、１はトレーリングアーム、２はラバ
ーブツシユ、３はナツクルアーム、４はアツパー
アーム、５はロアーアーム、６は補正リンクであ
る。
Claims (1)
- 車両の前後方向に配設されるトレーリングアー
ム、車幅方向に配設されるアツパーアーム、ロア
ーアーム及び補正リンクを備え、前記アーム及び
リンクの一端を車体にブツシユを介して支持して
なる独立懸架式リヤサスペンシヨンにおいて、前
記トレーリングアームの前端ラバーブツシユにプ
リセツト荷重を付与したことを特徴とする独立懸
架式リヤサスペンシヨン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14541783U JPS6052108U (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 独立懸架式リヤサスペンシヨン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14541783U JPS6052108U (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 独立懸架式リヤサスペンシヨン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6052108U JPS6052108U (ja) | 1985-04-12 |
| JPH0125044Y2 true JPH0125044Y2 (ja) | 1989-07-27 |
Family
ID=30323992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14541783U Granted JPS6052108U (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 独立懸架式リヤサスペンシヨン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052108U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6136901B2 (ja) * | 2013-12-04 | 2017-05-31 | トヨタ自動車株式会社 | トレッド幅調整方法 |
-
1983
- 1983-09-20 JP JP14541783U patent/JPS6052108U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6052108U (ja) | 1985-04-12 |
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