JPH01248191A - 文字描画処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は文字のアウトライン情報からドツトパターンを
発生させる文字発生装置に用いて好適な文字描画処理方
式に関する。

（従来の技術） ワードプロセッサ、卓上出版等のシステムておいて各種
文字、記号等の高品位化が要求されている。しかし、ド
ツトフォントで大きさの異なる文字を持つことは、フォ
ント容量が膨大になってしまう。その為、文字の輪郭情
報のみ記憶しておき、表示（印字）する際には輪郭情報
により輪郭アウトラインを描き、内側を塗りつぶすこと
により文字を表示（印字）することが頻繁に行なわれる
。従来使用してい友ページメモリ方式では、文字全描画
するのに輪郭描画処理１ｍりつぶし処理。

輪郭描画処理の様にシリースに処理している。ページメ
モリでは、位置座標に１ビツトの情報しか与えていない
ため、塗りつぶし処理において角の処理が正確に行なえ
ない。従って、１回目の輪郭描画処理でに、角の点を除
いたアウトラインを引き、塗りつぶし処理の後の輪郭描
画処理で角の点ｋ（−正して文字を描画している。この
方法では、一つの文字を描画するのに輪郭描画処理を２
度行なわなければならない。一方、ワークメモリを使用
する方法では位置座標に２ビット以上の情報を与える事
で、１回の輪郭描画処理、塗りつぶし処理で文字を描画
でき、上述した啄−ジメモリを使用した方法よりも速い
処理が行なえる。しかしながらこの方法ではページメモ
リと同程度のサイズの文字を描画するのに２倍以上のメ
モリ容量を必要とする。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した様に、ページメモリを使用した方法では、輪郭
描画処理を２度行なわねばならないといった欠点がある
反面、同じサイズの文字ではワークメモリを使った方法
よりメモリ容量が少なくて済むという利点がある。他方
、ワークメモリを使った方法では輪郭描画処理は一度で
済む為、ページメモリを使った方法よりも高速に処理が
行える。しかし、同サイズの文字では、ページメモリを
使った方法より２倍以上のメモリ容ｉ′ヲ必要とすると
いった不都合があった。

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ページ
メモリを使用する方法とワークメモリを使用する方法の
利点を生かし、低コストでより柔軟なシステムを構築出
来る文字描画処理方式を提供することを目的とする。

［−発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は、上記目的を実現するため、文字描画回路装ｆ
を文字パターンのアウトラインを構成する点の座標を生
成する手段と、文字のアウトラインを構成する点を１値
でプロットし、これを記憶する第１のメモリ手段と、文
字のアウトラインを構成する点を多値でプロットし、こ
れを記憶する第２のメモリ手段と、上記第１もしくは第
２のメモリ手段から一方向へ順次読出し上記値に従がい
一方向へ逐次塗りつぶす手段で構成し、初期時、文字サ
イズを判定し規定値範囲内にあれば上記第１のメモリ手
段を、規定値を越える場合ページメモリを使用して文字
の塗りつぶしを行なう方式としたものである。

（作　用） 上記構成に従がい文字の輪郭描画処理を高速で実行でき
るワークＲＡＭを使った方法と、ページＲＡＭを使った
方法を併用して、モード切替（ワークＲＡＭ　／　ペー
ジＲＡＭ　）を行なう事で、互いの利点を生かすもので
ある。即ち、処理全高速化する場合ワークＲＡＭ領域が
持つ大きさ以内の文字は、ワークＲＡＭを使い、領域を
越えるものについてはページＲＡＭを使用する。又、低
コスト化する場合は、ワークＲＡＭ　ｌ使用する量を最
小限（又は、使用しない）にする。

このことにより最適なシステム構成ができ、より柔軟な
システムが構築できる。

（実施例） 以下、図面を使用して本発明実施例について詳細に説明
する。第１図は本発明の実施例を示すブロック図である
。図において、１は文字修飾回路である。文字修飾回路
１は文字に対して拡大・縮少・回転等の処理を施し以下
の構成から成る文字描画回路へデータを渡す。２はワー
クメモリインタフェースである。ワークメモリインタフ
ェース２に上記の文字修飾回路１からデータを得、ワー
クＲＡＭ　４ならびにワークＲＡＭ用塗りつぶし回路５
へそのデータを供給する。３はページメモリインタフェ
ースである。ページメモリインタフェース３゛は文字修
飾回路１及びワーク調用塗りつぶし回路５からのデータ
を受けとりページＲＡＭ　６へ供給する。

ワークＲＡＭ　４は文字修飾回路１から得られるデータ
に輪郭描画処理を施す。ワークＲＡＭ用塗りつぶし回路
５はワークＲＡＭ　４から得られるデータに塗りつぶし
処理を施す。ページＲＡＭ　６から文字修飾回路１から
得られるデータに輪郭描画処理、塗りつぶし処理を施す
。ワークＲＡＭ　４のデータにページメモリ６に書込ま
れる。

第２図は修飾処理後の文字描画処理の動作フローを示す
図である。

以下、本発明実施例の動作について詳細に説明する。文
字描画回路（２〜６）に、文字修飾回路１にて描画用に
演算された結果を使用して以下の処理を行なう。最初の
処理はステップ８２１に示す通り文字サイズが指定領域
内にあるか否かを判定し、ワークＲＡＭ　４　／ページ
ＲＡＭ　６のいずれを使用するかを決める。ページＲＡ
Ｍｃを使用する場合は、輪郭描画処理（ステップ８２４
）、角を除いた部分の塗りつぶし処理（ステップ５２５
）、輪郭描画処理（角の塗りつぶし）（ステップ８２６
）を行なう。具体的には以下のとおりである。まず、輪
郭線をプロットし、文字ノＪ？ターンを入れるピットマ
ツプメモリの１語単位で左上から下へｍりつぶし処理を
行う。各文字パターンの輪郭線で白と黒を反転させるこ
とを基本とするアルゴリズムをとって、輪郭形数を認識
することなく簡単な処理（ＥＯＲとＯＲ）で高速に１全
体をまとめて処理できるようにしている。そのため／４
’ターンの上がった角などに縦方向に１ドツトしかない
文字パターンの点部分ができてしまうと、その点より下
のドツトの黒／白が反転してしまうので、それを避ける
定め、最初に輪郭線を書く段階で、そうした不都合を生
じる点はプロットしないようにしている。

このように処置した輪郭線を用いているので角の不要な
黒縦線は実際には生じない。同じ理由で１ドツト幅の横
線はこの段階では抑止されたままとなる。この様にして
塗りつぶしを行った後もう一度輪郭線を重ねてプロット
して抑止されたドツト、特に１ドツト幅の横線も正しく
表示されるようにしている。

次にワークＲＡＭ　Ｊを使用しての処理について述べる
。第２図中、ステップＳ２２．５２Ｊｏｓ郭描画処理、
塗りつぶし処理が該当する。第３図に文字パターン発生
回路を示す。図において、１１に標準サイズの文字パタ
ーンを記憶するＲＯＭ（ＲＡＭ）であり、１２は希望す
る文字の情報を１１から読み出し、所定の文字サイズと
なるようその情報全変更する修飾処理回路である。そし
て、この結果をＦＩＦＯバッファ１３へ書き込む。輪郭
線描画回路１４は、ＦＵＦＯバッファ１３から取り出し
た情報に基づいて輪郭パターンＲＡＭ　１５上に輪郭線
をプロットする。塗りつぶし処理回路１６は輪郭パター
ンＲＡＭ　１５より情報を読み出し、塗りつぶし処理も
行ない結果を文字パターンとして出力する。第４図に輪
郭線描画回路１４の内部回路構成を示す。

図において２０は輪郭線を構成する点の座標を生成する
プロット回路である。プロット回路２０が出力するＸ、
Ｙ座標は二つのＤレジスタ２１゜２２に入力される。こ
のレジスタ２１．２２ｄ各マシンサイクルごとにクロッ
クが入る。レジスタ２１．２２の入力と出力は、それぞ
れ比奴回路２３．２４に入る。それらの出力はプロット
の点移動方向も検出する回路２５に入る。回路２５でプ
ロット点の移動がない場合は、レジスタ２６より後の回
路のクロックを止める。回路２５の出力はＤレジスタ２
６に入れられ、１サイクル遅らされる。回路２５の出力
、レジスタ２６の出力は輪郭線エンコーダ２７に入り輪
郭勝全構成するドツトを第５図に示すマツｆ１で表現す
るコードとして出力する。これは、輪郭線更新回路２８
へ送られる。回路２８ではレジスタ２１．２２から送り
込まれるＸ、Ｙアドレスに基づいてバス２９全通して、
輪郭・ぞターンＲＡＭ　１５の対応する内容も読み込む
。それを回路２７の出力で第５図にマツプ２として示す
値に対応させ輪郭パターンＲＡＭ　１５の同じアドレス
に書き込む。尚、第５図中１−″はプロットせず、′１
”は黒色領域の上端の点、２＃は下端点、”３’Ｈすぐ
上の点も下の点も共に白色の場合を示す。ここで、輪郭
描画回路１４の中の輪郭線エンコーダ２７がマツプ１に
示ｆ−，１，２，３の値を得るためには文字ノやターン
データＲＯＭ　１１中に輪郭線プロットの進行方向に対
して左側（又は右側）を黒色領域によるという情報を含
んでいなければならない。

［発明の効果］ 以上説明の様に本発明に従えば以下の効果が得られる。

（１）　　ワークＲＡＭとページＲＡＭを併用する事で
、４−ジＲＡＭのみのシステムより高速化ができる。

（２）　　コスト低減の為、ワークＲＡＭの使用を少な
くしたシステムも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は本
発明実施例の動作を示すフローチャート、第３図は文字
パターン発生回路のブ１０ツク図、第４図に輪郭線描画
回路の内部構成を示すブロック図、第５図は輪郭ツクタ
ーンＲＡＭのデータ構造を表形式で示す図である。 １・・・文字修飾回路、２・・・ワークメモリインタフ
ェース、３・・・ページメモリインタフェース、４・・
・ワークＲＡＭ、５・・・ワークＲＡＭ用塗りつぶし回
路、６・・・ページＲＡＭ 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 第２図 ｉ宇へ１り〉出、η 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字パターンのアウトラインを構成する点の座標を生成
   する手段と、文字のアウトラインを構成する点を１値で
   プロットし、これを記憶する第１のメモリ手段と、文字
   のアウトラインを構成する点を多値でプロットし、これ
   を記憶する第２のメモリ手段と、上記第１もしくは第２
   のメモリ手段から一方向へ順次読出し上記値に従がい一
   方向へ逐次塗りつぶす手段とを具備し、初期時、文字サ
   イズを判定し規定値範囲内にあれば上記第１のメモリ手
   段を規定値を越える場合はページメモリを使用して文字
   の塗りつぶしを行なうことを特徴とする文字描画処理方
   式。