JPH0535912B2 - - Google Patents

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JPH0535912B2
JPH0535912B2 JP61049069A JP4906986A JPH0535912B2 JP H0535912 B2 JPH0535912 B2 JP H0535912B2 JP 61049069 A JP61049069 A JP 61049069A JP 4906986 A JP4906986 A JP 4906986A JP H0535912 B2 JPH0535912 B2 JP H0535912B2
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JP
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segment
area
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transformation
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Koichi Ishida
Satoshi Fujita
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はCRTデイスプレイ装置のセグメン
ト発生回路に関し、特に、CRTデイスプレイ装
置に表示される図形出力要素群を区分化したセグ
メントを示すデータと、そのセグメントを拡大ま
たは縮小などをするための像変換パラメータとを
記憶しておき、セグメントを示すデータを座標変
換するとともに、クリツピング処理を施すことに
より、セグメントをCRTデイスプレイ装置に表
示するようなCRTデイスプレイ装置のセグメン
ト発生回路に関する。
[従来の技術] 第12図は従来のグラフイツクデイスプレイ装
置の概略ブロツク図であり、第13図は従来のグ
ラフイツクデイスプレイ装置におけるCRTデイ
スプレイの表示領域とセグメントの表示領域との
関係を示す図である。
まず、第12図および第13図を参照して、従
来のグラフイツクデイスプレイ装置によつて、セ
グメントを表示する方法について説明する。セグ
メントバツフア1は、ライン、ポリライン(折れ
線)、ポリゴン(多角形)などのプリミテイブ
(図形出力要素)群を区分化した区分化図形集合
(以下、セグメントと称する)を示す座標データ
と座標変換パラメータとを記憶している。この座
標変換パラメータは、座標データをCRTデイス
プレイの表示面の座標に変換するものである。こ
の座標データと座標変換パラメータは図示しない
ホストコンピユータからセグメントバツフア1に
与えられる。座標変換パラメータはこのパラメー
タを変更することによりセグメント単位で図形の
拡大/縮小、回転、平行移動などを行なうもので
ある。
セグメントプロセツサ2はセグメントバツフア
1に記憶されている座標データと座標変換パラメ
ータを像変換プロセツサイ3に与える。像変換プ
ロセツサ3にはマトリクス乗算器が設けられてい
て、このマトリクス乗算器は変換パラメータによ
り変換マトリクスを作成し、その変換マトリクス
と座標データとを乗算してCRTデイスプレイの
表示面のXY座標に座標変換を行なう。座標変換
されたデータはクリツプ回路4に与えられ、クリ
ツプ回路4は第13図に示すように、変換後の座
標で表わされる図形91ないし93がCRTデイ
スプレイ8の表示領域10内にあるか否かを判別
する。もし、図形93のように表示領域10の外
にあれば、これを表示せず、図形92のようにそ
の一部が表示領域10外にあれはこれをクリツプ
し、クリツプした後のデータをDDA(直線発生
器)5に与える。DDA5はクリツプ後のデータ
から直線を発生してフレームメモリ7に書込み、
フレームメモリ7に書込まれたデータがCRTデ
イスプレイ8に表示される。
また、CRTデイスプレイ8に表示されている
図形の一部を入力装置(図示せず)により指定
し、その部分図形の属するセグメントを識別する
ようないわゆるピツキング処理においても、同様
にして、セグメントバツフア1に記憶されている
すべてのデータを一方的に像変換プロセツサ3に
与えてマトリツクス乗算を行なつている。そし
て、クリツプ回路4を介してDDA5に与えたデ
ータに基づいて、領域内通過判定回路6を用い
て、いずれのセグメントのデータがピツキングア
パーチヤを通過したかをDDA5のレベルで検出
していた。
[発明が解決しようとする問題点] 上述のごとく、従来のグラフイツクデイスプレ
イ装置では、セグメントバツフア1に記憶されて
いるすべてのデータを一方的に像変換プロセツサ
3に供給してマトリクス乗算を行なつていた。こ
のために、第13図に示した図形93のように
CRTデイスプレイ8の表示領域10から完全に
外れてしまつており、クリツプ回路4によつてク
リツプする必要のないデータまで像変換プロセツ
サ3で座標変換するような無駄な処理も行なつて
いる。
ピツキング処理においても、ピツキングアパー
チヤ外のプリミテイブの座標データもすべて座標
変換処理している。これは個々の座標データを座
標変換した後でなければ、CRTデイスプレイ8
の表示領域10を外れるか否かを、またピツキン
グ時にはピツキングアパーチヤ外かどうかが判断
できないためである。また、縮小表示のために、
或る図形の集合がフレームメモリ7において1ド
ツト以下に対応する場合でも、その1ドツトに対
して無意味な図形書込処理もせずるを得ないとい
う欠点があつた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、CRT
デイスプレイの表示領域におけるセグメントの表
示領域を予め算出しておき、その結果に基づい
て、不必要な座標変換処理を不要にすることによ
り、装置のスループツトを向上し得るCRTデイ
スプレイ装置のセグメント発生回路を提供するこ
とである。
[問題点を解決するための手段] この発明はCRTデイスプレイ装置に表示され
る図形出力要素群を区分化したセグメントを発生
するためのセグメント発生回路であつて、座標変
換後のセグメントの存在領域を示すデータに基づ
いて、座標変換後のセグメントの存在領域が
CRTデイスプレイ装置の表示領域内にあるか否
かを判別する領域判別手段と、セグメントの存在
領域を示すデータを像変換パラメータに基づいて
座標変換し、座標変換後のセグメントの存在領域
を示すデータを出力するとともに、領域判別手段
によつて存在領域が表示領域に一部でも含まれて
いると判別されたことに応じて、像変換パラメー
タに基づいてセグメントを示すデータを座標変換
する座標変換手段と、領域判別手段によつて存在
領域が表示領域内外にまたがつて存在すると判別
されたことに応じてのみ、座標変換後のセグメン
トを示すデータのうち、表示領域外に存在するデ
ータをクリツプするクリツプ手段とを備えて構成
される。
より好ましくは、予め演算した座標変換後のセ
グメントの存在領域を示すデータは、座標変換後
のセグメントの存在領域の最大値と最小値であつ
て、領域判別手段は存在領域の最大値と最小値お
よびCRTデイスプレイ装置の表示領域の最大値
と最小値とに基づいて、存在領域が表示領域であ
るか否かを判別する。
さらに、より好ましくは、セグメントの拡大や
縮小などの変換を行なう像変換パラメータに基づ
いて変換マトリクスを作成するマトリクス作成手
段を備えて構成される。
[作用] この発明のCRTデイスプレイ装置のセグメン
ト発生回路は、セグメントの存在領域を示すデー
タを像変換パラメータに基づいて座標変換して座
標変換後のセグメントの存在領域を示すデータを
出力するとともに、座標変換後のセグメントの存
在領域を示すデータに基づいて、座標変換後のセ
グメントの存在領域がCRTデイスプレイ装置の
表示領域内にあるか否かを判別し、存在領域が表
示領域に一部でも含まれていると判別されたこと
に応じて、像変換パラメータに基づいてセグメン
トを示すデータを座標変換し、存在領域が表示領
域内外にまたがつて存在すると判別されたことに
応じてのみ、座標変換後のセグメントを示すデー
タのうち表示領域外に存在するデータをクリツプ
するようにし、存在領域が表示領域を完全に外れ
ていればそのセグメント内の図形データの座標変
換およびクリツプ処理を行なわないようにしたの
で、不必要な座標変換やクリツプ処理を省略して
装置のスループツトを向上できる。
[発明の実施例] 第3図はこの発明の一実施例の具体例なブロツ
ク図であり、第4図は第3図に示したセグメント
バツフアに記憶されるデータを示す図であり、第
5図はセグメントの存在領域を説明するための図
である。
まず、第3図、第4図および第5図を参照し
て、この発明の一実施例の構成について説明す
る。セグメントバツフア1は、第4図に示すよう
な複数のセグメントヘツダを記憶可能に構成され
ている。このセグメントヘツダにはホストコンピ
ユータから与えられる拡大や縮小などのための像
変換パラメータ11と、セグメントを構成する複
数のプリミテイブの座標を示すプルミテイブデー
タ16とが記憶される。さらに、セグメントヘツ
ダは第5図に示すようにセグメントの存在領域を
示すX座標の最小値XMIN12とY座標の最小値
YMIN13とX座標の最大値XMAX14とY座標の
最大値YMAX15とが記憶可能に構成されている。
各セグメントヘツダに記憶されている像変換パ
ラメータ11とプリミテイブデータ16はセグメ
ントプロセツサ20に与えられる。セグメントプ
ロセツサ20はALU21とALUレジスタ群22
とルツクアツプテーブルメモリ23とアドレスカ
ウンタ24とから構成される。ALU21は論理
演算を行なうものであり、ALUレジスタ群22
はALU21によつて演算すべきデータをストア
する。ルツクアツプテーブルメモリ23は円や楕
円などの特殊図形を表示するときに、角度θに関
連するデータを記憶するものである。アドレスカ
ウンタ24はルツクアツプテーブルメモリ23の
各アドレスを指定するものである。
なお、この発明の一実施例では、円などの学習
図形を表示するものではないので、ルツクアツプ
テーブルメモリ23とアドレスカウンタ24は直
接用いられない。
セグメントプロセツサ20には像変換プロセツ
サ30が接続される。像変換プロセツサ30は入
力側のFIFO31とXレジスタ32とYレジスタ
33とZレジスタ34とコマンドレジスタ35と
スタツクアドレスカウンタ36とマトリクススタ
ツクメモリ37とマトリクス乗算器38と出力側
のFIFO39とから構成される。FIFO31は
ALU21またはルツクアツプテーブルメモリ2
3から出力されたデータを先頭から順次記憶して
先頭から順次読出すものである。Xレジスタ32
はX方向の座標データをストアし、Yレジスタ3
3はY方向の座標データをストアし、Zレジスタ
34は3次元表示する場合にZ方向の座標データ
を記憶する。コマンドレジスタ35は各種コマン
ドを記憶する。
なお、この実施例では、2次元を表示するもの
であるため、Zレジスタ34は直接用いられな
い。
スタツクアドレスカウンタ36はマトリクスス
タツクメモリ37に含まれるAマトリクスアレイ
371、Bマトリクスアレイ372およびCマト
リクスアレイ373の各アドレスを指定するもの
である。なお、Aマトリクスアレイ371および
Bマトリクスアレイ372は共にデータバス40
から与えられるマトリクスデータを記憶するが、
Cマトリクスアレイ373はデータバスから与え
られたマトリクスを記憶するとともに、記憶した
マトリクスデータを読出してデータバス40にも
出力可能になつている。
ただし、Aマトリクスアレイ371およびBマ
トリクスアレイ372は、共に円図形を発生した
り、回転と移動などの複数の座標変換をするため
のマトリクスを作る場合に、回転のための変換マ
トリクスをAマトリクスアレイ371にストア
し、移動のための変換マトリクスをBマトリクス
アレイ372にストアし、それぞれのマトリクス
をマトリクス乗算器38で乗算し、その結果がC
マトリクスアレイ373にストアされる。
マトリクス乗算器38はベクトルとマトリクス
の乗算または入力されたベクトルまたはマトリク
スをそのまま出力する機能を有している。このた
めに、マトリクス乗算器38には、マトリクス同
士の乗算であるかあるいはマトリクスとベクトル
との乗算であるかを示すフラグ41が与えられる
とともに、3次元あるいは2次元の演算であるか
を指定するためのフラグ43を与えられる。ま
た、マトリクス乗算器38はマトリクス乗算を終
了したときにMULENDを表わすフラグ42を出
力する。このマトリクス乗算器38で乗算された
結果は、出力側のFIFO39を介して前述の第1
2図に示したクリツプ回路4に与えられる。ま
た、このFIFO39の出力はデータバス40を介
してセグメントプロツサ20に返すことができる
ように構成されている。
なお、フラグ41,43はセグメントプロセツ
サ20から与えられ、フラグ42はセグメントプ
ロセツサ20に出力される。
第1図はこの発明の一実施例の動作を説明する
ためのフロー図であり、第6図、第7図および第
8図はCRTデイスプレイの表示領域とセグメン
トの存在領域との関係を示す図である。
次に、第1図、第3図ないし第8図を参照し
て、この発明の一実施例の具体的な動作について
説明する。セグメントバツフア1に、あるセグメ
ントの登録が完了したとき、そのセグメントに記
憶されているプリミテイブデータ16はALU2
1に与えられる。ALU21はプリミテイブデー
タ16に基づいて、セグメントの存在範囲を演算
し、X座標の最小値XMIN12と、Y座標の最小
値YMIN13と、X座標の最大値XMAX14と、Y
座標の最大値YMAX15とをセグメントヘツダに
記憶する。
セグメントバツフア内のセグメントデータを表
示するときには、ALU21は最初のセグメント
ヘツダをサーチし、像変換パラメータ11を読込
んで像変換パラメータからマトリクスを作成し、
像変換プロセツサ30に含まれるスタツクアドレ
スカウンタ36によつてCマトリツクスアレイ3
73のアドレスを指定させる。そして、ALU2
1は作成した変換マトリクスをCマトリクスアレ
イ373にストアする。さらに、ALU21はセ
グメントの存在範囲を示すXMIN12とXMAX14
をセグメントヘツダから読取り、FIFO31を介
してXレジスタ32にストアする。同様にして、
ALU21はYMIN13とYMAX15をセグメントヘ
ツダから読取り、FIFO31を介してYレジスタ
33にストアする。
マトリクス乗算器38はXレジスタ32にスト
アされたXMIN12とXMAX14、Yレジスタ33
にストアしたYMIN13とYMAX15およびCマト
リクスアレイ373にストアされた変換マトリク
スとを乗算し、第5図に示した存在領域を示す4
つの頂点の座標変換を行なう。マトリクス乗算器
38は乗算結果をCマトリクスアレイ373にス
トアする。ALU21はデータバス40を介して
Cマトリクスアレイ373にストアされた座標変
換結果を読取り、変換後の4頂点座標のうちX方
向およびY方向のそれぞれの最小値、最大値
(XMIN、YMIN)(XMAX、YMAX)を求める。
そして、この変換後の存在範囲がCRTデイプ
レイ8の表示領域に完全に含まれるかあるいは完
全に領域外であるか否かを判別する。たとえば、
第7図に示すように、座標変換後の存在範囲95
が完全にCRTデイスプレイ8の表示領域10の
領域外であれば、そのプリミテイブデータについ
ての処理を中止し、次のセグメントヘツダについ
ての処理に移る。
しかし、第6図に示すように、座標変換後の存
在範囲94が表示領域10に完全に含まれている
場合および第8図に示すように座標変換後の存在
範囲96の一部が表示領域10に含まれていれば
(XMAX−XMIN)+(YMAX−YMIN)がαよりも小さい
か否かの判断を行なう。このαは予め定める値で
あつて、プリミテイブが点と見なし得る値に選ば
れる。もし、(XMAX−XMIN)+(YMAX−YMIN)がα
よりも小さければ、表示すべきプリミテイブが点
であるとみなし、(XMIN、YMIN)の点の座標デー
タをCマトリクスアレイ373を介してマトリク
ス乗算器38に出力する。そして、次のセグメン
トヘツダをサーチして上述の動作を繰返す。
しかし、(XMAX−XMIN)+(YMAX−YMIN)がαよ
りも大きれば、座標変換後の存在範囲が完全に表
示領域10内にあるか否かを判別する。もし、第
6図に示すように、座標変換後の存在範囲94が
表示領域10に完全に含まれていれば、クリツプ
回路4によるクリツプ処理が不要であるため、そ
れを示すコマンドを、FIFO31を介してコマン
ドレジスタ35にストアする。そして、このコマ
ンドはマトリクス乗算器38およびFIFO39を
介してクリツプ回路4に与えられる。クリツプ回
路4はそのコマンドが与えられると、クリツプ処
理を行なわない。それによつて、クリツプ回路4
の負担が軽減され、高効率化を図ることができ
る。
もし、第8図に示すように、座標変換後の存在
範囲の一部が表示領域10に含まれていれば、そ
のセグメントに含まれているプリミテイブデータ
をサーチし、像変換プロセツサ30に出力し、マ
トリクス乗算を行なう。セグメント内に含まれる
各プリミテイブデータについて、同様の処理を行
ない、そのセグメント内に含まれるすべてのプリ
ミテイブデータの座標変換が終了すれば、次のセ
グメントヘツダをサーチする。
この動作を各セグメントについて行ない、すべ
てのセグメントについての処理を終了すれば、一
連の動作を終了する。
第2図はこの発明の他の実施例の具体的な動作
を説明するためのフロー図であり、第9図はこの
発明の他の実施例におけるセグメントバツフアに
記憶されるデータを示す図であり、第10図はこ
の発明の他の実施例におけるセグメントの存在領
域を説明するための図であり、第11図は円図形
と像変換後の円図形を示す図である。
次に、第2図、第9図ないし第11図を参照し
て、この発明の他の実施例の動作について説明す
る。前述の実施例では、プリミテイブの存在範囲
をX座標およびY座標の最大値および最小値
(XMAX、YMAX、XMIN、YMIN)で表わすようにした
が、この実施例では、存在範囲を中心座標(x0
y0)と半径(r)とによつて表わすようにしたもので
ある。このために、セグメントバツフア1に含ま
れる各ヘツダには、中心座標x0を記憶するエリア
17と、y0を記憶するエリア18と、半径rを記
憶するエリア19とが設けられる。
第3図に示したALU21は、セグメントヘツ
ダ内のプリミテイブデータ16を読込み、第10
図に示しように、そのプリミテイブデータの最大
値(XMAX、YMAX)および最小値(XMIN、YMIN
を算出し、それらの最大値と最小値との平均値を
中心座標(x0、y0)とする。また、中心座標
(x0、y0)とX座標およびY座標の最大値
(XMAX、YMAX)との間の距離を半径rとして求
め、セグメントヘツダ内のエリア17ないし19
にそれぞれ記憶しておく。各セグメントヘツダ内
のすべての図形データを表示するとき、ALU2
1はセグメントバツフア1に含まれる最初のセグ
メントヘツダをサーチし、像変換パラメータ11
から変換マトリクスを作成し、前述の実施例と同
様にして、Cマトリクスアレイ373に与える。
次に、ALU21は中心座標(x0、y0)のうち
x0をXレジスタ32にストアするとともに、y0
Yレジスタ33にストアする。さらに、ALU2
1は第11図aに示すように、中心座標(x0
y0)および半径rで表わされる円周上の座標(x0
+r、y0)を算出し、x0+rをXレジスタ32に
ストアし、y0をYレジスタ33にストアする。そ
して、Xレジスタ32およびYレジスタ33の内
容とCマトリクスアレイ373にストアした変換
マトリクスとをマトリクス乗算器38に与え、マ
トリクス乗算させる。
その乗算結果はCマトリクスアレイ373にス
トアされる。座標変換後の中心座標は第11図b
に示すように、(x、y)で表わされ、座標変換
後の円周上の座標は(X′、Y′)で表わされる。
そして、変換後の中心座標(x、y)と変換後の
円周上座標(X′、Y′)との間の距離r′を求める
が、この距離r′を求めるためには、平行根の計算
が必要となり、効率が低下する。そこで、この実
施例では、近似的に第11図bに示すΔx+Δyを
r′として採用し、このr′により描いた円図形を囲
む領域100を座標変換後の存在範囲としている。
そして、この存在範囲100がCRTデイスプレ
イ8の表示領域10内に完全に含まれるかあるい
は完全に領域外であるかあるいはその一部が領域
内に含まれるか否かを判断する。
座標変換後の存在範囲100が表示領域10か
ら完全に外れていると判断されなかつた場合に
は、|X′−X|+|Y′−Y|がαよりも小さいか
否かの判断を行なう。このαは前述の実施例と同
様にして、座標変換後のプリミテイブが点として
表示するか否かを判断するために定められた数値
である。
以下、前述の実施例と同様にして|X′−X|
+|Y′−Y|がαよりも小さければ、点のプリ
ミテイブをマトリクス乗算器38に与え、|X′−
X|+|Y′−Y|がαよりも大きれば、座標変
換後の存在範囲100が表示領域10に完全に含
まれているか否かの判断を行ない、完全に含まれ
ていれば、クリツピング処理が不要であることを
示すコマンドをクリツプ回路4に送り、そのセグ
メント内のプリミテイブデータをサーチして座標
変換を行なう。座標変換後の存在範囲100が表
示領域10内に一部でも含まれいれば、すなわ
ち、存在範囲100の一部でも表示領域10から
外れて、完全に含まれていなければ、クリツプ処
理が不要であることを示すコマンドを出力するこ
となく、各プリミテイブデータをサーチし、座標
変換を行なう。
なお、上述の実施例では、この発明を図形表示
時の座標変換およびクリツプ処理を簡略化するた
めに用いた例について説明したが、これに限るこ
となく、ピツキング処理にも適用できる。この場
合には、CRTデイスプレイ8の表示領域10を
ピツキングアパーチヤに置換えることにより、同
様の高速処理が可能となる。しかも、この場合、
ピツキングアパーチヤはCRTデイプレイ8の表
示領域10よりもはるかに小さいので、その効果
は極めて高くなる。
また、上述のいずれの実施例でも、2次元画像
を処理する場合について処理したが、3次元画像
の処理にも拡張可能である。
[発明の効果] 以上のように、この発明よれば、セグメントの
存在領域が表示領域に一部でも含まれていると判
別されたことに応じて、セグメントを示すデータ
を座標変換し、存在領域が表示領域内外にまたが
つていると判別されたことに応じてのみ、座標変
換後のセグメントを示すデータのうち、表示領域
外に存在するデータをクリツプするようにしたの
で、不必要な座標変換およびクリツプ処理を不要
にでき、処理速度を速めることができて、装置の
スループツトを向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の具体的な動作を
説明するためのフロー図である。第2図はこの発
明の他の実施例の具体的な動作を説明するための
フロー図である。第3図はこの発明の一実施例の
具体的なブロツク図である。第4図は第3図に示
したセグメントバツフアに記憶されるデータを示
す図である。第5図はセグメントの存在領域を説
明するための図である。第6図、第7図および第
8図はCRTデイスプレイの表示領域とセグメン
トの存在領域との関係を示す図である。第9図は
この発明の他の実施例におけるセグメントバツフ
アに記憶されるデータを示す図である。第10図
はこの発明の他の実施例におけるセグメントの存
在領域を説明するための図である。第11図は円
図形と像変換後の円図形を示す図である。第12
図は従来のグラフイツクデイスプレイ装置の概略
ブロツク図である。第13図は従来のグラフイツ
クデイスプレイ装置におけるCRTデイスプレイ
の表示領域とセグメントの表示領域との関係を示
す図である。 図において、1はセグメントバツフア、4はク
リツプ回路、5はDDA、20はセグメントプロ
セツサ、21はALU、22はALUレジスタ、3
0は像変換プロセツサ、31はFIFO、32はX
レジスタ、33はYレジスタ、34はZレジス
タ、35はコマンドレジスタ、36はスタツクア
ドレスカウンタ、37はマトリクススタツクメモ
リ、38はマトリクス乗算器、39はFIFOを示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 CRTデイスプレイ装置に表示される図形出
    力要素群を区分化したセグメントを発生するため
    のセグメント発生回路であつて、 座標変換後のセグメントの存在領域を示すデー
    タに基づいて、座標変換後のセグメントの存在領
    域が前記CRTデイスプレイ装置の表示領域内に
    あるか否かを判別する領域判別手段と、 セグメントの存在領域を示すデータを像変換パ
    ラメータに基づいて座標変換し、前記座標変換後
    のセグメントの存在領域を示すデータを出力する
    とともに、前記領域判別手段によつて前記存在領
    域が前記表示領域に一部でも含まれていると判別
    されたことに応じて、前記像変換パラメータに基
    づいてセグメントを示すデータを座標変換する座
    標変換手段と、 前記領域判別手段によつて前記存在領域が前記
    表示内外に跨がつて存在すると判別されたことに
    応じてのみ、座標変換後のセグメントを示すデー
    タのうち、表示領域外に存在するデータをクリツ
    プするクリツプ手段とを備えたことを特徴とす
    る、CRTデイスプレイ装置のセグメント発生回
    路。 2 前記座標変換後のセグメントの存在領域を示
    すデータは、座標変換後のセグメントの存在領域
    の最大値と最小値であつて、 前記領域判別手段は、前記存在領域の最大値と
    最小値と、前記CRTデイスプレイ装置の表示領
    域の最大値と最小値とに基づいて、前記存在領域
    が前記表示領域内にあるか否かを判別するように
    したことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記
    載のCRTデイスプレイ装置のセグメント発生回
    路。 3 さらに、セグメントを示すデータやセグメン
    トの存在領域を示すデータを出力するために、セ
    グメントの拡大や縮小などの変換を行なう像変換
    パラメータに基づいて変換マトリクスを作成する
    マトリクス作成手段を備えたことを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項または第2項記載のCRT
    デイスプレイ装置のセグメント発生回路。
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