JPH01247257A - アンチスキッド制御装置 - Google Patents

アンチスキッド制御装置

Info

Publication number
JPH01247257A
JPH01247257A JP7509088A JP7509088A JPH01247257A JP H01247257 A JPH01247257 A JP H01247257A JP 7509088 A JP7509088 A JP 7509088A JP 7509088 A JP7509088 A JP 7509088A JP H01247257 A JPH01247257 A JP H01247257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel speed
wheel
time constant
value
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7509088A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Higashimata
章 東又
Yasutake Ishikawa
石川 泰毅
Yoshiki Yasuno
芳樹 安野
Takeshi Fujishiro
藤代 武史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP7509088A priority Critical patent/JPH01247257A/ja
Publication of JPH01247257A publication Critical patent/JPH01247257A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、制動時にホイールシリンダの液圧を制御し
て最適な制動状態を得るようにしたアンチスキッド制御
装置に関し、特に車輪速フィルタの時定数を車両の走行
状況に応じて切換えて車輪速フィルタの悪影響を除去す
るようにしたアンチスキッド制御装置に関する。
〔従来の技術] 従来のアンチスキッド制御装置としては、例えば特開昭
57−11149号公報(以下、第1従来例と称す)及
び特開昭56−79043号公報(以下第2従来例と称
す)に記載されているものがある。
第1従来例は、車輪速に比例する車輪回転数を検出して
車輪速信号を送出する回転検出器と、車両の前後方向の
加速度を検出してその加速度信号を送出する加速度検出
器と、ブレーキペダル踏込み時から上記加速度信号を積
分し、ブレーキ踏込み時の上記車輪速信号から上記加速
度信号の積分値を減算して対地車両速度信号を送出する
対地車両速度演算装置とを設け、ブレーキペダル踏込み
時において、上記車輪速信号が上記対地車両速度信号よ
りも小さ(なったときにブレーキ圧をゆるめるゆるめ信
号を発する制御装置とを備えた構成を有する。
第2従来例は、スキッドサイクル毎に、予め定めた制動
目標値を順次発生する目標値発生手段と、車輪速が上記
制動目標値を下回ったときに徐々に減圧する油圧制御手
段と、スキッドサイクル毎に、車速に向かって回復する
車輪加速度が予め定めた設定値を上回ったときには、上
記油圧制御手段に油圧保持を指令し、上記設定値を下回
ったときには、増圧を指令する指令手段とを備えた構成
を有する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記第1従来例及び第2従来例にあって
は、車輪速検出器の検出値に基づいて演算した車輪速演
算値を直接制御装置に入力して、制動用シリンダの油圧
を制御するように構成されているので、車輪が路面凹凸
を通過したり、電気的ノイズの混入等の外乱が車輪速検
出器に入力されたときに、車輪速センサの車輪速検出値
が実際の車輪速とは異なった誤検出値を出力する可能性
があり、この誤検出値に基づいてアンチスキッド制御を
行うと、車輪のロック状態の発生成いは制動距離の長大
化等を生じて正確なアンチスキッド制御を行うことがで
きないという未解決の課題があった。
この未解決の課題を解決するために、車輪速演算手段の
演算結果を所定の時定数を有する車輪速フィルタに入力
して、外乱の影響を除去することが考えられるが、この
場合には選定されて時定数によっては、フィルタのきき
すぎによる応答遅れや、制御前後や路面変化によりフィ
ルタが却って悪影響を及ぼすという新たな未解決の課題
が生じる。
そこで、この発明は上記従来例の未解決の課題に着目し
てなされたものであり、車輪速演算手段の演算結果を車
輪速フィルタに人力し、この車輪速フィルタの時定数を
制御態様に応じて切換えることにより、応答性及び耐ノ
イズ性の双方を満足して適格なアンチスキッド制御を行
うことができるアンチスキッド制御装置を提供すること
を目的としている。
[課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、この発明は、第1図の基本
構成図に示すように、各車輪の車輪速に基づいて各車輪
に配設された制動用シリンダの流体圧を制御するアンチ
スキッド制御装置において、車両の各車輪の速度を検出
する車輪速センサと、該車輪速センサの検出値に基づい
て車輪速度を演算する車輪速演算手段と、該車輪速演算
手段の演算結果が入力される車輪速フィルタと、該車輪
速フィルタの出力に基づいて前記制動用シリンダの流体
圧を制御してアンチスキッド制御を行う流体圧制御手段
と、車両の走行状況に応じて前記車輪速フィルタの時定
数を切換える時定数切換手段とを備えた構成を有する。
ここで、時定数切換手段は、アンチスキッド制御開始の
前後、車両の前後加速度等の走行状況に応じて応答性や
耐ノイズ性を考慮した最適な時定数を選定する。
〔作用〕
この発明においては、車輪速センサの検出値を、車輪速
演算手段に入力して車輪速を演算し、この演算結果を車
輪速フィルタに入力して、外乱の影響を除去する。この
とき、時定数切換手段で急加速状態、緩加速状態、高摩
擦係数路走行状態、低摩擦係数路走行状態、定速走行状
態におけるアンチスキッド制御開始前後等の車両の走行
状況を判断して車輪速フィルタの時定数を切換える。例
えば車両が低摩擦係数路走行状態では、高摩擦係数路走
行状態に比較して車輪速フィルタの時定数を大きくして
耐ノイズ性を重視した車輪速出力を得、2、加速状態で
は、緩加速状態に比較して時定数を小さくして応答性を
重視した車輪速出力を得、定速走行状態でのアンチスキ
ッド制御開始後では開始前に比較して時定数を大きくし
て耐ノイズ性を重視した車輪速出力を得る。
これにより、車輪速フィルタから出力される車輪速出力
が車両の走行状況やノイズに影響されることがなく、し
かも応答遅れを伴うことがない正確な値として得ること
ができ、この車輪速出力を使用してアンチスキッド制御
を行うことにより、最適な制御を行うことができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。
図中、1はブレーキペダル17に関連してその踏み込み
時に例えば論理値“°1゛の検出信号を出力するブレー
キスイッチ、2は摩擦係数検出手段としての前後加速度
センサ、3は各車輪の回転速度を検出する車輪速センサ
である。ここで、車輪速センサとしては、車輪の回転に
応じたパルスを出力するものであればよく、車輪の回転
に応じて回転する歯付円板に対向して配設したホール素
子で構成される磁気的検出手段、車輪の回転に応じて回
転する等角間隔に透孔又は切欠を設けた回転円板に対向
して配設した投受光素子で構成される光学的検出手段等
の任意の回転センサを適用することができる。
車輪速センサ3の出力パルスは、車輪速演算回路4に供
給され、この車輪速演算回路4で、出力パルスを周波数
−電圧変換することにより、車輪速を表すアナログ電圧
でなる車輪速を算出し、これを車輪速検出値■ωとして
出力する。
この車輪速検出値■ωは、時定数切換手段及び2次のデ
ジタル車輪速フィルタを構成するマイクロコンピュータ
でなるデジタル信号処理装置5に入力される。このデジ
タル信号処理装置5には、前記前後加速度センサ2の加
速度検出値G及びブレーキスイッチ1のスイッチ信号B
Sが入力されており、これらに基づいて第4図に示す演
算処理を実行して車両の走行状態に応じてデジタルフィ
ルタの時定数を適宜選定し、この時定数に基づいて所定
のデジタルフィルタ処理を行って車輪速処理値Vfを出
力する。
また、デジタル信号処理装置5から出力される車輪速処
理値Vfは、車輪加減速度を演算する車輪加減速度演算
回路6に供給される。この車輪加減速度演算回路6は、
車輪速処理値Vfに基づいて車輪加減速度9fを演算す
るものであり、車輪速処理値Vfを比較的短周期(例え
ば5m5ec)毎にサンプリングし、その読込時点の車
輪速検出値Vf、から前回の読込時点の車輪速検出値V
f、。
を減算することにより、順次車輪速変化量即ち車輪加減
速度9fを算出し、これらを例えば30m5ec区間即
ち6回分の車輪加減速度を移動平均してその平均値を車
輪加減速度!fとして出力する。
一方、前後加速度センサ2から出力される前後加速度検
出値Gが積分回路10に入力され、この積分回路10で
ブレーキスイッチ1のスイッチ信号BSがオン状態とな
った時点でデジタル信号処理装置5から入力される車輪
速処理値Vfを初期値として下記(1)式の演算を行っ
て推定車体速度■rafを算出し、これを出力する。
v、、t =v r −S I G I dt  ・・
・−<1)そして、ブレーキスイッチ1のスイッチ信号
、デジタル信号処理装置5の車輪速処理値Vf、車輪加
減速演算回路6の車輪加減速度Qf及び積分回路10か
らの推定車体速度V refが流体圧制御手段の一部を
構成するコントローラ12に入力される。
コントローラ12は、例えば入力インタフェース回路1
2a、出力インタフェース回路12b。
演算処理装置12c及びROM、RAM等を有する記憶
装置12dを少なくとも備えたマイクロコンピュータで
構成され、ブレーキスイッチ1がらのスイッチ信号BS
がオン状態となったときに車輪速処理値Vf、車輪加減
速度vr、推定車体速度■、、。fに基づいて第4図に
示すアンチスキッド制御処理を実行して、各車輪15に
配設された制動用シリンダとしてのホイールシリンダ1
6及びブレーキペダル17に連結されたマスターシリン
ダ18間に配設された流体圧制御手段の一部を構成する
アクチュエータ20を制御する制御信号EV、AV及び
MPを出力する。
アクチュエータ20は、第3図に示すように、マスター
シリンダ18に接続された油圧配管21及びホイールシ
リンダ16間に介挿された流入側電磁開閉弁22と、前
記油圧配管21及びホイールシリンダ16間に配設され
た逆止弁23、モータボンプ24及び流出側電磁開閉弁
25と、モータポンプ24及び流出側電磁開閉弁25間
の配管に接続されたアキュムレータ26とで構成され、
各電磁開閉弁22及び25がコントローラ12からの制
御信号EV及びAVによって、モータポンプ24がコン
トローラ12からの制御信号MPによってそれぞれ駆動
制御される。
次に、上記実施例の動作をデジタル信号処理装置5の処
理手順を示す第4図のフローチャート及びコントローラ
12の処理手順を示す第5図のフローチャート、第6図
の制御マツプ及び第7図の信号波形図を伴って説明する
先ず、デジタル処理装置5の処理を第4図のフローチャ
ートに従って説明する。
この第4図の処理は、所定時間例えば5 m5ec毎に
タイマ割込処理として実行される。
すなわち、ステップ■で前後加速度センサ2の加速度検
出値Gを読込み、次いでステップ■に移行して前後加速
度検出値Gの絶対値IGIを移動平均することによって
前後加速度平均値Gを算出する。
次いで、ステップ■に移行して、前後加速度検出値Gが
零即ち定速走行状態であるか否かを判定する。このとき
、G=0であるときには、定速走行状態であると判断し
てステップ■に移行して、ブレーキスイッチ1のスイッ
チ信号BSがオン状態であるか否かを判定し、スイッチ
信号BSがオフ状態であるときには、非制動状態と判断
してステップ■に移行して、後述するフィルタ処理にお
ける時定数τをτ、に選定してからステップ[相]に移
行する。
また、ステップ■の判定結果がスイッチ信号BSがオン
状態であるときには、制動状態と判断して前記時定数τ
をτ2に選定してからステップ[相]に移行する。
さらに、ステップ■の判定結果がG≠0であるときには
、ステップ■に移行する。
このステップ■では、加速度検出値Gが正即ち加速状態
であるか否かを判定する。このとき、G〉0であるとき
には、加速状態であると判断してステップ■に移行し、
加速度検出値Gが予め設定した所定設定値GSIを越え
ているか否かを判定し、G > G s lであるとき
には急加速状態であると判定してステップ■に移行し、
前記時定数τを設定値τ3に選定してからステップ[相
]に移行し、ステップ■の判定結果がG≦CS+である
ときには緩加速状態と判断してステップ[相]に移行し
、前記時定数τを設定値τ4に選定してからステップ[
相]に移行する。
また、ステップ■の判定結果がG〈0であるときには減
速状態であると判断して、ステップ■に移行し、ステッ
プ■で算出した前後加速度平均値Cが予め設定した所定
設定値GSKを越えているか否かを判定する。このとき
、G > G 32であるときには高摩擦係数路を走行
している状態であると判断してステップ@に移行し、前
記時定数τを設定値τ、に設定してからステップ0に移
行し、C≦08□であるときには、低摩擦係数路を走行
している状態であると判断してステップ■に移行し、前
記時定数τを設定値τ6に設定してからステップ[相]
に移行する。
ここで、加速度平均値Gに基づいて制動時における路面
と車輪間の摩擦係数を検出することができる理由は、以
下述べることによる。すなわち、制動時には、車輪と路
面との間にスリップが生じるのであるが、このようなス
リップが生じている状態において、路面から車両に作用
する制動力Fは、車両の受ける垂直抗力をN、路面と車
輪との間の摩擦係数をMとしたとき、F=MNで表され
る。車両の質量をmとすれば、制動力F及び加速度検出
値Gとの関係F=mG=MNより路面が水平とみなせる
とき、加速度検出値Gと摩擦係数Mとが比例関係にある
ことがわかる。よって、加速度検出値Gの絶対値を平均
した加速度平均値Gを算出し、G≦GSZのときに低摩
擦係数路と判断でき、G>GSZのときに高摩擦係数路
であると判断できる。
ステップ■では、車輪速演算回路6からの車輪速演算値
■ωを読込み、次いでステップ[相]に移行して2つの
時定数T1及びT2を有する2次のデジタルフィルタ処
理を実行し、次いでステ・ンプ[相]に移行してフィル
タ処理結果をコントローラエ2に出力してからタイマ割
込処理を終了してメインプログラムに復帰する。
そして、ステップ■におけるデジタルフィルタ処理は、
現在時刻の入力をu(kl、出力をy(k)としたとき
に、現在時刻から2回前迄の入力u(k−11,u (
I+−21及び出力V (11−11+ y 1−2)
を順次更新記憶し、これらに基づいて下記(1)式の演
算を行って現在のフィルタ出力y、に+を算出する。
)’n++=(φ1−φm> 3’ +に−n−(φ、
φ4−φ2φ3) )’ n+−t)+(1−φ+) 
u n−n+(φ1φ4−φ2φ、−φ4) u (k
−2)・・・・・・・・・・・・(2) 但し、 ここで、上記(2)式は、以下のようにして求めること
ができる。
2次遅れのデジタルフィルタの状態方程式は、となり、
これをベクトル方程式で表すと、となり、これを離散化
すると、 但し、φ=eAT、  ψ−(eAT  1 ) A−
1、Bとなり、離散値系状態方程式は、 但し、 となる。この離散値系状態方程式の伝達関数は、y (
zl =[I、0〕 (Zl−φ)−Iψ u  (zl (1−φ1)Z−’+(φ1φ4−φ2φ3−φ )z
−21−(φ1+φa)z−’+Cφ1φ4−φ2φ 
)z−2となり、この伝達関数から前記(1)式を求め
ることができる。
なお、第4図においてステップ■〜ステップ■の処理が
時定数切換手段に対応し、ステップ[相]〜ステップ■
の処理が車輪速フィルタに対応している。
したがって、前記(1)式における時定数TI及びT2
を適宜選定することにより、応答性を重視するか耐ノイ
ズ性を重視するかを選択することができる。
このため、車両がブレーキペダル17を解放した非制動
状態で定速走行しているときには、ステップ■〜■を経
てステップ■に移行し、制御開始前で且つ定速走行状態
であるので、時定数τ1として前記(2)式における時
定数T1を例えば5X10−3に、時定数T2を例えば
l0XIO−3にそれぞれ選定して応答性を重視したフ
ィルタ出力yLk)を得ることができる。
また、車両が定速走行状態からブレーキペダル17を踏
込んで、制動状態に移行すると、ステップ■で制動状態
と判断されるので、ステップ■に移行して、時定数τ2
として時定数T1を例えば10XIO−’に、時定数T
2を例えば20X10−’にそれぞれ選定することによ
って耐ノイズ性を重視したフィルタ出力y(、l)を得
ることができる。
さらに、車両が急加速状態であるときには、ステップ■
〜■、■及び■を経てステップ■に移行し、時定数τ、
として時定数T1を例えば5×10−3に、時定数T2
を例えば5X10−’にそれぞれ選定することによって
応答性をより重視したフィルタ出力y(1)を得ること
ができる。
またさらに、車両が緩加速状態であるときに、ステップ
■からステップ[相]に移行し、時定数τ4として応答
性を重視しなからτ、よりは耐ノイズ性を重視するため
時定数TIを例えば5XIO−3に、時定数T2を例え
ばl0XIO−3にそれぞれ選定することによって応答
性を重視しながら前記時定数τ3よりは耐ノイズ性を重
視したフィルタ出力y(k、を得ることができる。
また、車両が高摩擦係数路を走行しているときには、ブ
レーキペダル17を踏込んで車両が減速状態となったと
きに、ステップ■〜■、■及び■を経てステップ@に移
行し、時定数τ、として時定数T1を例えばl0XIO
−’に、時定数T2を例えば15X10−3にそれぞれ
選定することによって前記時定数τ2より応答性を重視
したフィルタ出力y(。を得ることができる。
さらに、車両が低摩擦係数路を走行しているときには、
ブレーキペダル17を踏込んで車両が減速状態となった
ときに、ステップ■がらステップ@に移行し、時定数τ
6として時定数Tlを例えば15X10−3に、時定数
T2を例えば20×1Q−3にそれぞれ選定することに
よって前記時定数τ2よりさらに耐ノイズ性を重視した
フィルタ出力)’ tw> を得ることができる。
そして、デジタル信号処理装置5から出力されるフィル
タ出力即ち車輪速処理値Vfに基づいてコントローラ1
2でアンチスキッド制御を実行する。
すなわち、今、時点t0で乾燥路等の高摩擦係数路を制
動せずに走行しているものとすると、ブレーキスイッチ
1からオフ状態のスイッチ信号BSが出力され、これに
応じてデジタル信号処理装置5から第7図(a)に示す
車輪速演算値Vωを時定数τ、による応答性を重視した
フィルタ処理を行って車輪速処理値Vfが出力され、こ
れが車輪加減速度演算回路6及びコントローラ12に出
力されている。
この車両の定速走行状態では、コントローラ12で第5
図に示すアンチスキッド制御処理が実行される。ここで
、前回のアンチスキッド制御の終了時点で後述する減圧
タイマL及び制御フラグASが共に“0”にクリヤされ
ているものとする。
すなわち、第5図のアンチスキッド制御処理は、一定時
間(例えば5m5ec)毎且つ各車輪毎に実行され、先
ずステップ[相]で車輪加減速演算回路6から出力され
ている車輪加減速演算値vrを読込み、これを記憶装置
12dの所定記憶領域に更新記憶する。
次いで、ステップ0に移行してデジタル信号処理装置5
からの車輪速処理値Vfを読込むと共に、ステップ@で
移行して積分回路10から出力される推定車体速度V 
rafを読込み、これらに基づいてステップ0で下記(
3)式の演算を行ってスリップ率Sを算出する。
次いで、ステップ[相]に移行して、スリップ率Sが予
め設定されたスリップ率設定値S0 (例えば15%)
以上であるか否かを判定する。このとき、制動開始前で
あるので、車輪速処理値Vfと推定車体速度V raf
とが略等しい値となっており、スリップ率Sはスリップ
率設定値30未満となり、ステップ[相]に移行する。
このステップ[相]では、減圧タイマLがセットされて
いるか否かを判定し、減圧タイマLが′°0”にクリア
されているので、ステップ@に移行する。
このステップ[相]では、アンチスキッド制御終了条件
を満たすか否かを判定する。この判定は、例、  えば
ブレーキスイッチ1のスイッチ信号BSがオフ状態であ
るか否か、車速か零であるか否か等を判定することによ
り行い、スイッチ信号BSがオフ状態であり、車速も零
でないので、ステップOに移行する。
このステップ0では、減圧タイマLを零にクリアすると
共に、制御フラグASを零にクリアし、次いでステップ
@に移行する。
このステップ[相]では、論理値“1“の制御信号EV
をアクチュエータ20の流入側電磁開閉弁22に出力し
てこれを開状態とすると共に、論理値“0′°の制御信
号AV及びMPを流出側電磁開閉弁25及びモータポン
プ24にそれぞれ出力して、これらを閉状態及び停止状
態に制御し、各車輪15に配設されたホイールシリンダ
16の圧力をマスクシリンダ18の圧力に応じた圧力と
する急増圧モードに設定してからステップ■に戻る。し
かしながら、この定速走行状態では、ブレーキペダル1
7が踏込まれていないので、マスクシリンダ18の圧力
は略零を維持し、ホイールシリンダ16の圧力も零とな
り、非制動状態を維持している。
この定速走行状態から、第7図(a)に示すように、時
点11でブレーキペダル17を踏込んで制動状態に移行
すると、デジタル信号処理装置5でフィルタ処理の時定
数τが耐ノイズ性を重視した時定数τ2に選定される。
一方、コントローラ12では、制動開始直後であるので
、第6図の制御マツプ中のa点で示すように車輪加減速
度9f及びスリップ率Sが略零であり、第5図のタイマ
割込処理が開始された時点でステップ[相]〜@を経て
ステップ[相]に移行し、このステップ@でブレーキス
イッチ1のスイッチ信号BSがオン状態となることによ
りアンチスキッド制御状態と判断されるので、ステップ
@に移行する。
このステップ@では、再度ステップ■と同様に減圧タイ
マLがセットされているか否かを判定し、減圧タイマL
がクリア状態であるので、ステップ[相]に移行する。
このステップ[相]では、ステップ[株]で読込んだ車
輪加減速度9fが予め設定された加速度閾値β以上であ
るか否かを判定する。このとき、前述したように、制動
開始直後であるので、車輪加減速度Mfは略零であり、
Mfくβとなり、ステップ0に移行する。
このステップ[相]では、車輪加減速度</fが予め設
定した減速度闇値α以下であるか否かを判定する。この
とき、車輪加減速度9fが略零であるので、<Ir>α
となり、ステップ@に移行する。
このステップ@では、制御フラグASが“°0゛である
か否かを判定する。この判定は、アンチスキッド制御を
開始したか否かを判定するものであり、前回のアンチス
キッド制御終了時点で制御フラグAsが“0”にクリア
されているので、前記ステップ[相]に移行して急増圧
モードに設定する。
このとき、ブレーキペダル17が踏込まれてマスクシリ
ンダ18の圧力が増加するので、これに応じてホイール
シリンダ16の圧力が第7図(b)に示す如く時点L1
から急増圧を開始する。
このようにホイールシリンダ16の圧力が上昇すると、
車輪15に対して制動力が作用するので、車輪速度■ω
が低下して減速度が発生する。このため、デジタル信号
処理装置5でフィルタ処理の時定数でか高摩擦係数路に
対応した耐ノイズ性を確保しながら応答性を高める時定
数τ、に設定される。一方、コントローラ12では、フ
ィルタ処理後の車輪速処理値Vfも第7図(a)に示す
ように低下することになるので、この車輪速処理値Vf
の減少によって、第6図中の矢印で示す如く、車輪減速
度vfが大きくなり、これに伴ってスリップ率Sも大き
くなる。
そして、時点L2で、車輪減速度<Jfが減速度闇値α
以上となると、ステップ[相]からステップ■を経てス
テップ@に移行し、各制御信号EV、AV、MPを論理
値“0°′とする。これによって流入側電磁開閉弁22
及び排出側電磁開閉弁25が共に閉状態となり、モータ
ポンプ24も停止状態を維持するので、ホイールシリン
ダ16内に圧力油が閉じ込められ、シリンダ圧は、第7
図(5)に示す如く一定値となって高圧側の保持モード
となる。
しかしながら、この保持モードにおいても、車輪に対し
て制動力が作用しているので、第6図に示す如く車輪減
速度vrが増加すると共に、スリップ率Sが増加する。
そして、スリップ率Sが時点t3でスリップ率設定値3
0以上となると、ステップ@からステップ[相]を経て
ステップ[相]に移行する。
このステップ[相]では、前記ステップ[相]と同様に
車輪加減速度</fが加速度闇値β以上であるか否かを
判定する。このとき、車輪加減速度Mfは減速度となっ
ているので、9【くβとなり、ステップ@に移行する。
このステップ@では、減圧タイマLを所定設定値Lo(
1以上の整数)にセットすると共に、制御フラグASを
“1゛にセットしてから前記ステップ[相]に移行する
このように、減圧タイマLが所定設定値L0にセットさ
れたことにより、ステップ[相]からステップ[相]に
移行して、論理値“lo”の制御信号AV及びMPを出
力して、流出側電磁開閉弁25を開状態とすると共にモ
ータポンプ24を作動状態とし、且つ論理値“0”°の
制御信号EVを出力し°ζ、流入側電磁開閉弁22を閉
状態に維持する。したがって、ホイールシリンダ16内
の圧力油は、電磁開閉弁25、モータポンプ24及び逆
止弁23を通じて排出され、シリンダ圧が第7図(b)
に示す如く時点L3から減圧されて減圧モードとなる。
この減圧モードとなると、車輪に対する制動力が緩和さ
れるが、車輪速度■ωが暫くは第7図(a)で実線図示
の如く減少状態を維持し、このため第6図に示す如く車
輪減速度vr及びスリップ率Sは増加傾向を継続し、そ
の後車輪速処理値Vfの減少率が第7図(a)に示す如
く低下し、時点乞、で減少が停止すると、車輪加減速度
vrが第6図のe点で示す如く零となる。
その後、車輪加減速度9fが加速度閾値β以上となるか
スリップ率Sが設定スリップ率50以下となるまで減圧
モードが継続される。このため、車輪速処理値Vfが第
7図(a)に示す如く時点し。
以降増加傾向に反転し、これに応じて車輪加減速度♀f
が第6図に示す如く正方向に増加し、時点t、で1点に
達して車輪加減速度9fが加速度闇値β以上となると、
ステップ[相]からステップ@を経てステップ■に移行
する。
このステップ■では、減圧タイマLを°゛0”にクリア
してから前記ステップ[相]に移行する。
したがって、ステップ@での判定で、L=Oとなるので
、ステップ[相]に移行し、Vf≧βであるので、ステ
ップ[相]に移行する。このステップ[相]では、前記
ステップ@と同様に制御フラグASが°“0゛であるか
否かを判定し、前記高圧側の保持モードで制御フラグA
Sが“I 11にセットされているので、前記ステップ
0に移行して、保持モードに移行する。
このように、保持モードとなると、ホイールシリンダ1
6のシリンダ圧が第7図(b)に示す如く低圧側で一定
値となり、車輪速処理値Vfは第7図(a)に示す如く
増速状態を継続する。このため、車輪加減速度vr及び
スリップ率Sは、第6図に示す如く、車輪加減速度−V
rが正方向に大きくなり、スリップ率Sは減少すること
になる。
そして、第6図に示す如く、スリップ率Sが設定スリッ
プ率80未満となるg点で、ステップ■からステップ@
に移行し、前回の低圧側保持モードで減圧タイマLが“
′O°゛にクリアされているので、直接ステップ[相]
に移行し、前記高圧側の保持モードを継続する。
この高圧側の保持モードにおいても、車輪に対しては、
制動力が作用しているので、車輪速処理値Vfの増加率
は徐々に減少し、時点t6で車輪加減速度</fが第6
図のh点で示す如く加速度闇値β未満となると、ステッ
プ[相]がらステップ[相]に移行し、</f〉αであ
るので、ステップ@に移行し、制御フラグASが“1°
゛であるので、ステップ0に移行する。
このステップ0では、論理値“1゛及び論理値°“0”
を交互に所定周期で繰り返す制御信号EVを出力すると
共に、制御信号AV及びMPを論理値“0゛に維持する
。このため、マスターシリンダI8からの圧力油が間歇
的にホイールシリンダ16に供給されることになり、ホ
イールシリンダ16のシリンダ圧が第7図(b)に示す
如くステップ状に増圧されて緩増圧モードとなる。
この緩増圧モードとなると、ホイールシリンダ16の圧
力上昇が緩やかとなるので、車輪15に対する制動力が
徐々に増加し、車輪速処理値Vfが第7図(a)に示す
如く低下して減速状態となる。
その後、時点も、で車輪加減速度vrが減速度闇値α以
下となると、ステップ■からステップ@に移行して、高
圧側の保持モードとなり、その後時点t8でスリップ率
Sが設定スリップ率So以上となると、ステップ[相]
からステップ[相]を経てステップ@に移行し、次いで
ステップ[相]、@を経てステップ[相]に移行するの
で、減圧モードとなり、爾後低圧保持モード、緩増圧モ
ード、高圧側保持モード、減圧モードが繰り返され、ア
ンチスキッド効果を発揮することができる。
なお、車両の速度がある程度低下したときには、第6図
で点線図示のように、減圧モードにおいてスリップ率S
が設定スリップ率30未満に回復する場合があり、この
ときには、ステップ[相]からステップ@に移行し、前
述したように減圧モードを設定するステップ[相]で減
圧タイマLが所定設定値L0にセットされているので、
ステップ@に移行して、減圧タイマLの所定設定値を“
1”だけ減算してからステップ[相]に移行することに
なる。したがって、このステップ@からステップ[相]
に移行する処理を繰り返して減圧タイマLがo°°とな
ると、ステップ[相]〜ステップ@を経てステップ0に
移行して、緩増圧モードに移行し、次いで高圧側の保持
モードに移行してから緩増圧モードに移行することにな
る。
そして、車両が停止近傍の速度となったとき、又はブレ
ーキペダル17の踏み込みを解除してブレーキスイッチ
1のスイッチ信号BSがオフ状態となったときには、ス
テップ[相]で制御終了と判断されるので、このステッ
プ[相]からステップ0に移行して、減圧タイマL及び
制御フラグASを“o′。
にクリアしてからステップ[相]に移行して急増圧モー
ドとしてからアンチスキッド処理を終了する。
したがって、ブレーキペダルを踏み込んだままで、停車
したときには、マスクシリンダMCの油圧がそのままホ
イールシリンダ16にかかることになり、車両の停車状
態を維持することができ、ブレーキペダル17の踏み込
みを解除したときには、マスターシリンダ18の油圧が
零となるので、ホイールシリンダ16のシリンダ圧は零
に保持され、車輪15に対して何ら制動力が作用される
ことはない。
このように、車両が高摩擦係数路を定速走行している状
態で制動を開始したときには、制動開始前においては、
デジタル信号処理装置5で応答性を重視したフィルタ処
理が実行され、制動開始直後は、耐ノイズ性を重視した
フィルタ処理が実行され、さらに車両が減速状態となる
と、高摩擦係数路に応じた耐ノイズ性を確保しながら比
較的応答性を高めるフィルタ処理が実行され、そのフィ
ルタ処理出力に基づいてアンチスキッド制御を行うので
、車輪速フィルタが制御に悪影響を与えることなく車輪
のロック状態を確実に防止することができる。
また、高摩擦係数路を走行している状態から、雪道、降
雨路等の低摩擦係数路を走行する状態に移行すると、低
摩擦係数路の走行状態となった直後は、デジタル信号処
理装置5で算出される前後加速度平均値Cが高摩擦係数
路における加速度平均値Cを維持しており、高摩擦係数
路に対応する比較的応答性を重視した時定数τ5をもっ
てフィルタ処理を実行している。
したがって、この状態で、ブレーキペダル17を踏み込
んで制動状態とすると、低摩擦係数路を走行しているの
で、駆動輪においてはスリップが発生して、車輪速セン
サ3で検出される車輪速度■ωが上昇し、車輪加減速度
<trが加速度闇値β以上となっている場合があり、こ
の場合には、第5図の処理において、ステップ[相]〜
ステップ[相]を経てステップ0に移行し、アンチスキ
ッド制御開始前であるので、制御フラグASが“0”で
あり、ステップ[相]に移行して急増圧モードとなって
車輪速度Vωを減少させてから前記アンチスキッド制御
を実行する。
そして、低摩擦係数路の走行状態をある程度継続するこ
とにより、デジタル信号処理装置5演算した加速度平均
値Cが予め設定した設定値G、2以下となると、耐ノイ
ズ性をより重視したフィルタ処理が実行され、そのフィ
ルタ出力でなる車輪速処理値vr及びこれから算出した
車輪加減速度9fに基づいてステップ[相]、[相]及
び[相]の判定が行われることになり、低摩擦係数路を
走行している際のホイールシリンダ16の過増圧を防止
することができると共に、車輪センサ3で検出される車
輪速度■ωに含まれるノイズの影響により、車輪加減速
度!fに誤差が発生して、増圧モードから保持モードに
移行するタイミングが遅れ、車輪15がロックされるこ
とを未然に防止することができる。
さらに、車両が急加速状態又は緩加速状態で走行してい
る状態では、フィルタ処理における特定数が応答性をよ
り重視した時定数τ3又はτ4に設定されるので、制動
開始直前のフィルタ処理出力に応答遅れが少なく、適格
なアンチスキシト制御を実行することができる。
なお、上記実施例においては、マイクロコンピュータで
構成されるデジタル信号処理装置5で時定数切換手段及
び車輪速フィルタを構成した場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、時定数切換手段及び車
輪速フィルタを個別に設けるようにしてもよいと共に、
時定数切換手段及び車輪速フィルタを電子回路で構成す
るようにしてもよい。
また、デジタルフィルタとしては、上記実施例に限定さ
れるものではなく、他のバターワースフィルタ等の任意
のデジタルフィルタを適用することができ、時定数τも
2種類の時定数T1及びT2を設定する場合に限らず1
つの時定数の値を細分化して変更するようにしてもよい
さらに、上記実施例においては、減速度闇値αが所定設
定値に固定されている場合について説明したが、高摩擦
係数路用と低摩擦係数路用との2段階或いは3段階以上
に設定することもできる。
またさらに、上記実施例においては、路面の摩擦係数を
検出する摩擦係数検出手段として、前後加速度の平均値
を適用した場合について説明したが、これに限定される
ものではなく、駆動輪と非駆動輪との車輪速差を演算し
て路面摩擦係数を検出したり、雨滴センサの検出信号或
いはワイパースイッチのスイッチ信号によって間接的に
路面摩擦係数を検出することもできる。
ナオさらに、上記実施例においては、コントローラ12
をマイクロコンピュータで構成した場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、カウンタ、比較
器、フリップフロップ等の電子回路を組み合わせて構成
することもできる。
また、上記各実施例ではドラム式ブレーキについて通用
した場合を示したが、これはディスク式ブレーキについ
ても同様に適用可能である。
さらに、上記各実施例ではホイールシリンダを油圧で制
御する場合について説明したが、これに限らず他の液体
又は空気等の気体を適用し得ることは言うまでもない 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、車両の走行状
況に応じて時定数切換手段で車輪速フィルタの時定数を
適宜変更するようにしたので、車輪速フィルタの出力に
応答遅れを生じることがなく、しかもアンチスキッド制
御開始前後の路面変化に正確に追従することができ、さ
らにノイズ等の外乱に対しても安定した車輪速処理値が
得られ、より性能の高いアンチスキッド制御を行うこと
かで可能となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基本構成を示す概略構成図、第2図
はこの発明の一実施例を示すブロック図、第3図はアク
チュエータの一例を示す構成図、第4図はこの発明に適
用し得るデジタル信号処理装置の処理手順の一例を示す
フローチャート、第5図はコントローラの処理手順の一
例を示すフローチャート、第6図はこの発明の詳細な説
明に供する制御マツプを示す図、第7図はこの発明の詳
細な説明に供する信号波形図である。 図中、lはブレーキスイッチ、2は前後加速度センサ、
3は車輪速センサ、4は車輪速演算回路、5はデジタル
信号処理装置、6は車輪加減速演算回路、I2はコント
ローラ、I5は車輪、1Gはホイールシリンダ(制動用
シリンダ)、17はブレーキペダル、18はマスターシ
リンダ、20はアクチュエータである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各車輪の車輪速に基づいて各車輪に配設された制
    動用シリンダの流体圧を制御するアンチスキッド制御装
    置において、車両の各車輪の速度を検出する車輪速セン
    サと、該車輪速センサの検出値に基づいて車輪速度を演
    算する車輪速演算手段と、該車輪速演算手段の演算結果
    が入力される車輪速フィルタと、該車輪速フィルタの出
    力に基づいて前記制動用シリンダの流体圧を制御してア
    ンチスキッド制御を行う流体圧制御手段と、車両の走行
    状況に応じて前記車輪速フィルタの時定数を切換える時
    定数切換手段とを備えたことを特徴とするアンチスキッ
    ド制御装置。
JP7509088A 1988-03-29 1988-03-29 アンチスキッド制御装置 Pending JPH01247257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7509088A JPH01247257A (ja) 1988-03-29 1988-03-29 アンチスキッド制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7509088A JPH01247257A (ja) 1988-03-29 1988-03-29 アンチスキッド制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01247257A true JPH01247257A (ja) 1989-10-03

Family

ID=13566120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7509088A Pending JPH01247257A (ja) 1988-03-29 1988-03-29 アンチスキッド制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01247257A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002321605A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Toyota Central Res & Dev Lab Inc トルク勾配推定装置及びアンチロックブレーキ制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002321605A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Toyota Central Res & Dev Lab Inc トルク勾配推定装置及びアンチロックブレーキ制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2977037B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JPS62261566A (ja) アンチスキツド制御方法
JP2688909B2 (ja) アンチロック制御方法
JP2591050B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JPH0274455A (ja) 車両のアンチロック制御方法
JPS59213552A (ja) アンチスキツド制御装置
JP2837905B2 (ja) アンチロック・ブレーキ制御装置
JPH01275251A (ja) アンチスキッド制御装置
JPH03153456A (ja) アンチロック制御装置
JP2503245B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JPH01247257A (ja) アンチスキッド制御装置
JPH0729599B2 (ja) アンチスキツド制御方法
JP3984419B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JP2600260B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JP2829215B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JP3585651B2 (ja) 車両のアンチロックブレーキ制御装置
JPS6050061A (ja) アンチスキッド制御方法
JPH01314658A (ja) アンチストキッド制御装置
JP3309599B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JP3988815B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JP2650305B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JPH01218958A (ja) アンチスキッド制御装置
JPH0342363A (ja) 車両のアンチロック制御方法
JPH05262219A (ja) 車両のアンチスキッドブレーキ装置
JP2835739B2 (ja) 車両のアンチロック制御方法