JPH01240799A - ファン用消音器 - Google Patents

ファン用消音器

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JPH01240799A
JPH01240799A JP6619488A JP6619488A JPH01240799A JP H01240799 A JPH01240799 A JP H01240799A JP 6619488 A JP6619488 A JP 6619488A JP 6619488 A JP6619488 A JP 6619488A JP H01240799 A JPH01240799 A JP H01240799A
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JP
Japan
Prior art keywords
noise
fan
silencing
conduit
small
Prior art date
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Pending
Application number
JP6619488A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadanobu Matsumura
唯伸 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH01240799A publication Critical patent/JPH01240799A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [N要] 情報処理機器等に設けられ、情報処理機器等の内部に発
生する熱を強制的に外部に放出するファンの消音器に関
し、 広範囲の周波数域の騒音を消音でき、小形で、しかもフ
ァンの特性を低下させないファン用消音器を提供するこ
とを目的とし、 ファンより発生した風を通す管路と、該管路内に軸方向
に沿って設けられた仕切り板と、前記仕切り板によって
分割された各小管路に穴を介して連通した消音室とから
構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、情報処理機器等に設番ノられ、情報処理機器
等の内部に発生する熱を強制的に外部に放出するファン
の消音器に関する。
情報処理機器等の1g音源の主なものは、ファンである
。よって、低&I音のファンが要望されている。
[従来の技術] 次に図面を用いて従来例を説明する。
第6図は従来のファンの消音構造の構成図である。図中
、1は機器のシェルフ、2はシェルフ1の天面に設けら
れるファンである。3はファン2の排気ダクトで、該排
気ダクト3の内壁面には吸音材(例えば、グラスウール
や発泡ウレタン)が貼着されている。
上記構成において、ファン2より発生する騒音は排気ダ
クト3の内壁面に貼着された吸音材4に吸収され、消音
がなされる。
[発明が解決しようとする課題] 上記構成のファン2の騒音の周波数領域は、500H2
から5KHzが主であるが、例えば、グラスウールや発
泡ウレタン等の吸音材4は、1KH2以下の騒音を低減
することが困難である。このため、低周波数域の騒音が
残り、十分な消音効果を得ることができないという問題
点があった。
また、低周波数域の音を低減するための消音器は外形が
大きく、情報処理機器での利用は困難であるという問題
点もあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、消音効果が高く、広範囲の周波数域の騒音を消音
でき、しかも小形のファン用消音器を提供することにあ
る。また、本発明の別の目的はファンの通風抵抗を上げ
ず、ファンの特性を低下させないファン用消音器を提供
することにある。
[課題を解決するための手段J 第1図は本発明ファン用消音器の原理図である。
図において11はファン12より発生した風を通す管路
、13は管路11内に軸方向に沿って設けられた仕切り
板、14.15は仕切り板13によって分割さた小管路
、16.17は小管路14゜15に穴18.19を介し
て連通した消音室である。尚、本原理図においては、仕
切り板が一枚の場合を例示したが、それに限るものでは
ない。
[作用1 本発明のファン用消音器において、ファン2がら発生す
る騒音は仕切り板13によって分割された小管路14.
15に導かれ、穴18.19を介して消音室16.17
へ入る。この消音室16゜17内で音の圧力が蓄えられ
、音の疎密が小さくなり、消音がなされる。
[実施例1 次に、図面を用いて本発明の一実施例を説明する。第2
図は本発明の一実施例を示す構成図、第3図は第2図の
半断面図、第4図は消音効果MLSを考えるためのモデ
ルを示す図、第5図は第4図に示すモデルにおける消音
効果量LSの特性の一例を示す図である。
まず第2図及び第3図において、21は中央に管路22
が設けられた消音器のアウタカバーである。管路22内
には、軸方向に沿って一端が管路22の内壁に固着され
た仕切り板23〜30が設けられている。管路22の中
央部には、仕切り板23〜30の他端に固着するグラス
ウールや発泡ウレタン等からなる略円柱形で、高周波数
域の騒音を消音する吸音材31が配設されている。この
吸音材31の径は後述の軸流ファン48の通風抵抗を上
げないようにプロペラ駆動部48aの径以下になるよう
に選ばれている。そして、仕切り板23〜30及び吸音
材31により、管路22内には、小管路32〜39が形
成されている。
アウタカバー21と管路22との間の空間には、各小管
路32〜39に対応して、騒音の低周波数域において、
3つの異なる消音特性を有する消音室40.41.42
が設けられている。そして、各小管路32〜39と各消
音室40,41.42とは、穴43.44.45を介し
て連通している。
アウタカバー21の一方の端面には、軸流ファン取付は
ブラケット46が設けられている。この軸流ファン取付
はブラケット46には、防振ゴム47を介して、プロペ
ラ駆動部48aとプロペラ48bとからなる軸流ファン
48が取付けられている。そして、この軸流ファン48
は情報処理機器49の側面に設けられている。
次に、上記構成における騒音の低周波数域の消音効果量
を考察する。一般に消音効果ff1Lsは第4図に示す
モデルを考えると、下記の式で表される。
ms −201oo  I A+B/CI      
 ・・・■A −5in(k、(La +Lb  ) 
 )B=Sp  sin  (kLa  )  5in
(ki−b  )C−8l     p−p   Vr x  (f/fp−fp  /f) fp−C/2πffl下フ′ロ丁77    ・・・■
に一ω/C−2πf/C・・・■ ここで、f:周波数 fp:共鳴周波数 La:導入管の長さく補正長を含む) Lb:尾管の良さく補正長を含む) Lp:消音室の孔の厚さ Sp:消音室の孔の断面積 Sl :管路の断面積 ■r:消音室の容積 C:音速 ここで、上記0式より、管路の断面積S1は、小さいほ
うが消音効果ff1Lsは高くなることがわかる。
次に、第4図に示すモデルにおける消音効果量LSの特
性の一例を第5図に示す。本図は、消音室の孔の断面積
Sp−781m、消音室の孔の厚さLp−1mm、導入
管の長さ(補正長を含む)La−7Qn+m、尾管の長
さく補正長を含む) Lb −3Ql、消音室の容積v
r −46416m1とした時に、管路の断面積Ssを
1257〜21970IIll12に変化させた場合の
消音効果ff1Lsの特性を示したものである。本図に
おいても、管路の断面積S1は、小さいほうが消音効果
ff1Lsは高くなることがわかる。
次に、上記構成の作動を説明する。軸流ファン48より
発生する騒音は、仕切り板23〜30によって分割され
、各管路32〜39に導かれる。
そして、高周波数域の騒音は、吸音材31によって、主
に消音される。また、低周波数域の騒音は穴43〜45
を介して3つの異なる消音特性を有する消音室40〜4
2に入る。この消音室40〜42内で、音の圧力が蓄え
られ、音の粗密が小さくなり、消音がなされる。
尚、消音室40〜42で消音される周波数(f)は消音
室40〜42の容1(Vrlや消音室40〜42の孔4
3〜45の断面積(Sp )や消音室40〜42の壁の
厚さ(D)によって決まり、これらの関係は次式のよう
になる。
f = CrF;’i / (2πF■■)   ・・
・■([f対策と消音設計/共作出版(株)より)上記
構成によれば、管路22内は仕切り板23〜30によっ
て、小管路32〜39が形成され、管路の断面積を小さ
くなっている。よって、0式及び第5図により、軸流フ
ァン48の通風抵抗をあまり上げることなく、騒音の低
周波数域の消音効果量LSを大きくすることができる。
また、吸音材31が高周波数域の騒音を行うので、広範
囲の周波数の騒音を消音できる。また、装置自体も小形
にすることができる。
尚、本発明は上記実施例に限るものではない。
上記実施例においては、ファンは軸流ファンを用いたも
ので説明を行ったが、他の形式のファンでも良い。また
、管路22を仕切り板23〜30で区切って、8つの小
管路32〜3つを形成したがそれに限るものではなく、
2つ以上の小管路を形成すれば本発明の効果を得ること
ができる。更に、消音室も各小管路32〜39に対して
3つ設けたが、最低限1つ有れば消音効果を得ることが
できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ファンより発生し
た風を通す管路と、該管路内に軸方向に沿って設【ノら
れた仕切り板と、前記仕切り板によって分割さた各小管
路に穴を介して連通した消音室とを設けたことにより、
消音効果が高く、広範囲の周波数域の騒音を消音でき、
しかも小形のファン用消音器を提供することにある。ま
た、本発明の別の目的はファンの通風抵抗を上げず、フ
ァンの特性を低下させないファン用消音器を実現できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の一実施例を示す構成図、13図は第2
図の半断面図、 第4図ば消音効果ff1Lsを考えるためのモデルを示
す図、 第5図は第4図に示すモデルにおける消音効果ff1L
sの特性の一例を示す図、 第6図は従来のファンの消音構造の構成図である。 第1図乃至第3図において 11.22は管路、 12.48はファン、 13.23〜30は仕切り板、 14.15.32〜39は小管路、 16.17.40〜42は消音室である。 特許出願人   富  士  通  株  式  会 
 社代  理  人     弁理士 、  井  桁
  負  −外2名 上 第2圓Φ半断面図 第3図 消音効果1を考えるためのモデルを示す口笛4 図 角零6 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ファン(12)より発生した風を通す管路(11)と、 該管路(11)内に軸方向に沿つて設けられた仕切り板
    (13)と、 前記仕切り板(13)によつて分割された各小管路(1
    4、15)に穴(18、19)を介して連通した消音室
    (16、17)とから構成されることを特徴とするファ
    ン用消音器。
JP6619488A 1988-03-18 1988-03-18 ファン用消音器 Pending JPH01240799A (ja)

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JP6619488A JPH01240799A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 ファン用消音器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999066210A1 (fr) * 1998-06-17 1999-12-23 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Dispositif a ventilateur et enveloppe
JP2006189000A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Hitachi Ltd 空気調和室外機ユニット
CN102261350A (zh) * 2010-05-26 2011-11-30 宇进机械株式会社 低噪音型鼓风机

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US6390770B1 (en) 1998-06-17 2002-05-21 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Fan device and shroud
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