JP2016133226A - 送風機の消音器 - Google Patents

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Abstract

【課題】送風機に発生する、異なる周波数を持つ離散周波数騒音、又は広帯域騒音を低減できる送風機の消音器を提供する。
【解決手段】送風機が設置されたダクト7に設置される消音器3であり、ダクト7の側面に開けられた1以上の開口部を持つ共鳴器4と、ダクト7に取り付けられ、共鳴器4を覆う防音カバー5と、ダクト7、共鳴器4、及び防音カバー5により構成され、ダクト7の側面に1以上の開口部を持つ消音構造16と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、送風機のファン騒音を低減するための送風機の消音器に関するものである。
従来、送風機は、ダクトが接続され、送風が必要な箇所に延長して使用される。このとき、送風機のファンの騒音を低減するために、ダクト中に消音器が用いられる。例えば、特許文献1には、「送風機によって風を吸い込む吸込口を有し、前記吸込口と前記送風機との間がダクトで連結されたものにおいて、前記ダクトの内部に、前記吸込口に隣接して前記送風機に向かって開口する開口部を備えた袋状の共鳴器を備えたことを特徴とするブロワ装置」についての技術が開示されている。
また、消音器として用いられる共鳴器に関して、例えば、特許文献2には、「筒状のケースと、前記ケースに内装され、ガスの消音を行う内部構造と、前記ケースにガスを導入する入口孔と、前記ケースからガスを排出する出口孔と、を備え、前記内部構造は、筒方向に略平行な仕切り構造によって前記ケースを二以上の室に分割すると共に、前記仕切り構造に設けられる連通孔によって、前記室の少なくとも二つを互いに連通させることを特徴とする消音器」についての技術が開示されている。
特許第5029593号公報(第2頁、第3頁、第7図) 特開2009−209854号公報(第2頁、第2図)
送風機に使用されるファンには、離散周波数騒音と広帯域騒音とが発生する。これらの騒音を低減させるために消音器が用いられる。共鳴型消音器は離散周波数騒音を低減する効果は大きいが、広帯域騒音を低減するのには向いていないため、広い周波数の成分を有する騒音に対応するには別の消音手段が必要である。また、送風機に使用されるファンには、複数の大きな離散周波数騒音が発生する場合があり、その場合には、それぞれの周波数に合わせた共鳴型消音器を必要とするため、複数の共鳴型消音器を設けることにより重量及び材料の増加につながる。
また、共鳴型消音器の共鳴器内では音圧が増幅する。そこで、共鳴器内から外部への透過音を防ぐために、共鳴器を構成する壁の板厚を厚くすることにより、共鳴器自体の壁に遮音性能を十分持たせる、または共鳴器内や流路中に吸音材を配置する等の必要があり、消音器全体の重量及び材料が増加するという課題があった。
例えば、特許文献1に開示されている技術では、共鳴器が送風機と吸込口との間の遮音壁としても機能するとあるが、遮音壁の寸法が波長よりも十分大きな場合でないと音が回析して遮音壁の裏側に回り込むため、非常に高い周波数にしか遮音壁の効果はない。従って、広帯域騒音を低減するためには、特許文献1に開示されているところでは、流路内に吸音材が使用されたり、又は他の消音手段が使用されている。
また、特許文献2のように、流路となる配管の周りにケースで消音器を構成し、ケース外側の室内を共鳴器とした場合、ケース外への透過音を防ぐためにケースの板厚を増加させる必要がある。また、流路上に消音器を並べただけであるので、消音器を取り付けた分だけ重量が増すという課題がある。
本発明は、送風機のファン騒音を低減させる消音器に関して、離散周波数騒音及び広帯域騒音を低減させ、消音器外部に透過する騒音を増加させることなく、消音器の重量及び材料の増加を抑えることを目的とする。
本発明に係る送風機の消音器は、送風機が設置されたダクトに設置される消音器であって、前記ダクトの側面に設けられた開口部を覆うようにして前記ダクトの側面に取り付けられた共鳴器と、前記ダクトのうち、前記共鳴器の前後にそれぞれ設けられた開口部及び前記共鳴器を覆うようにして前記ダクトの側面に取り付けられた防音カバーと、を備え、前記共鳴器と前記防音カバーとによって、前記共鳴器とは異なる周波数帯域の騒音を主として低減する消音器を構成することを特徴とする。
本発明によれば、共鳴器と共鳴器を覆う防音カバーとによって、消音構造を形成し、消音効果を持たせることにより、共鳴器と異なる周波数の離散周波数騒音、又は広帯域騒音を低減できる送風機の消音器を提供することができる。
実施の形態1に係る送風機に消音器を取り付けた装置の断面図である。 図1の装置の斜視図である。 実施の形態1に係る消音器の構成図である。 図3の消音器のA−A断面図である。 図3の消音器のB−B断面図である。 平面音波が壁に垂直入射する場合の透過損失の周波数変化を表した図である。 実施の形態1に係る消音構造と等価な膨張型消音器の図である。 実施の形態1に係る消音器の透過損失と、従来の共鳴器のみの透過損失と、消音構造のみの透過損失を比較した図である。 実施の形態2における消音器の構成図である。
実施の形態1.
図1は、送風機1に消音器3を取り付けた装置の断面図である。送風機1は、ファン2により図中の白矢印21方向に送風を行う。送風機1の下流側にダクト7を取り付け、そのダクト7を、例えば室外への排気口に接続して使用する。送風機1の上流側は、室内から直接排気を取り込むか、別のダクトに接続して使用する。
ファン2の運転音や排気口を経由して侵入する騒音が、図中の色つき矢印22方向に伝わる。この騒音を低減するために消音器3が取り付けられる。
また、ファン2には、複数の羽根20(翼)が取り付けられている。
図2は、図1の装置の斜視図である。消音器3は円筒形をしており、消音器3の中心をダクト7の中心に合わせて設置する。
図3は、本実施の形態に係る消音器3の構成図である。
消音器3は、共鳴器4及び防音カバー5を備える。共鳴器4は、円筒形であり、円筒形のダクト7の側面に開けられた共鳴器開口部8を覆うようにしてダクト7に取り付けられている。共鳴器4は、共鳴器開口部8によりダクト7と連通している。
また、共鳴器4の前後(上流側及び下流側)のダクト7の側面に膨張部開口9a及び膨張部開口9bが設けられている。防音カバー5は、共鳴器4、膨張部開口9a及び膨張部開口9bを覆うようにして、ダクト7の外周面に取り付けられる。
消音構造16は、ダクト7の一部分、共鳴器4、及び防音カバー5により構成されている。また、ダクト7の一部分、共鳴器4の外側面及び防音カバー5の内側面により囲まれる空間(消音構造16内の空間)を膨張部6と呼ぶ。膨張部開口9a及び膨張部開口9bは、膨張部6とダクト7とを連通させている。
ダクト7内を伝播する騒音は、共鳴器4及び消音構造16の膨張部6を通り消音される。共鳴器4及び消音構造16は、消音する機能を有し、消音器3を構成する。消音構造16は、後述するように、膨張型消音器又は共鳴型消音器とすることができる。
図4は、図3の消音器3のA−A断面図を示す。共鳴器4と防音カバー5はそれぞれ二つの部品で構成され、ダクト7を挟みこんで取り付けられる。
図5は、図3の消音器3のB−B断面図を示す。膨張部開口9aは、膨張部6の下流側端に設けられ、膨張部開口9bは膨張部6の上流側端に設けられている。図5は、図3におけるB−B断面であるため、膨張部開口9bのみが表示されている。膨張部6とダクト7は、膨張部開口9a及び膨張部開口9bにより連通している。
なお、上記でダクト7、共鳴器4、及び防音カバー5は、円筒形としたが、使用される条件等に合わせて適宜他の形状をとってもよい。また、共鳴器4及び防音カバー5は、2つの部品で構成することに限定するものでは無い。1つの部品、又は複数の部品をダクト7に取り付ける形で構成してもよい。
送風機1に使用されるファン2は、ファン2の回転数に起因する離散周波数騒音と流れの乱れに起因する広帯域騒音との2種類の騒音を発生させる。
離散周波数騒音は、ファン2の羽根20(翼)の枚数と回転速度の積で表される周波数を基本周波数とし、その整数倍の周波数にピーク(卓越する成分)を持つ。この原因として、ファン2の羽根20の翼面流れが回転にともなって周期的な圧力変動を受けることで騒音が発生したり、ファン2の羽根20の吸い込み流れが周期的に変化したり、またはファン2の羽根20が大きな乱れを吸い込んで翼の周りの流れが周期的に変化することで発生する。
また、広帯域騒音は、ファン2の上流に流れを阻害するものがある場合や、翼の後縁の流れの乱れにより、翼に圧力変動が生じて発生する。この広帯域騒音の音響パワーは翼の周速の6乗に比例する。
離散周波数騒音は、その周波数卓越性から周囲雑音の中でも聞こえやすい騒音であり、さらに大きなパワーを持つ場合が多い。
一方、広帯域騒音は、総パワー量が大きくなることで、大きな騒音と感じる。人間の聴感特性として低周波数の騒音が聞こえにくいことを考慮すると、主に500Hzから1800Hzの騒音を低減することが求められる。
共鳴型消音器は特定の周波数の消音をするため、離散周波数騒音を低減する効果は大きいが、広帯域騒音を低減するのには向いていない。よって、特定の周波数以外の周波数の騒音を低減させる必要がある場合には別の消音手段が必要である。
例えば、ファンモータの加振力特性やファン支持構造の振動特性によっては、複数の大きな離散周波数騒音が発生する場合があり、従来はそれぞれの周波数に合わせた共鳴型消音器を必要とするため、複数の共鳴型消音器の追加により、消音器3の重量及び材料の増加につながっていた。
また、送風機1で発生した特定の周波数の騒音を消音する際には、共鳴器4の共鳴器開口部8周辺で空気が激しく振動させ、周辺との摩擦熱としてエネルギーが消費され、消音する。このときに共鳴器4内では音圧が増幅する。増加した音圧が共鳴器4内から外部へ透過するのを防ぐために、外部への遮音性能を十分持たせる必要がある。
例えば、圧力の大きな流体を通す配管のような場合には、流体の圧力に耐えるために共鳴器4の板厚を大きくとる必要があり、共鳴器4内の音圧増加による外部への透過音は問題になりにくい。しかし、送風機1のように圧力が低い流体を通す場合には、消音器3はその構造を支えるだけの剛性を持てばよい。よって、ダクト7、共鳴器4及び防音カバー5は、可能な限り軽量化することが望ましいが、外部への遮音性能を確保するためには板厚を大きくするようにしなければならなかった。又は、板厚を大きくする対応をしない場合は、共鳴器4や流路中の吸音を十分にする必要があった。ダクト7等の板厚を大きくしたり、吸音する部材を追加する場合は、消音器3の重量及び材料の増加につながっていた。
(共鳴器4による消音について)
以下に本実施の形態に係る消音器3における、図3に示される共鳴器4の消音原理について説明する。
共鳴器4は、ヘルムホルツ共鳴器を構成し、共鳴器開口部8の空気が質量、共鳴器4内の空気がばねとして振動することで、音のエネルギの一部が熱エネルギに変換されて消音される。共鳴器開口部8の深さtとその断面積、共鳴器4内の容積によって振動系の固有振動数が定まり、固有振動数で騒音と共鳴するときに最も消音する効果が表れる。
共鳴器開口部8が等間隔に整列して共鳴器開口部8にかかる圧力が同等である場合、共鳴器4内の空気が等分割された状態と同等に扱うことができる。この時、共鳴器4の固有振動数fは次式で表される。
Figure 2016133226
ここで、
c:音速、
n:共鳴器開口部8の穴の個数、
a:共鳴器開口部8の穴の半径、
V:共鳴器4の容積(共鳴器4全体容積を共鳴器開口部8の個数で等分割した容積)、
である。
また、ヘルムホルツ共鳴器型の消音器による消音効果を表す透過損失Rは次式で求められる。
Figure 2016133226
ここで、
f:音の周波数、
:ダクト7の断面積、
である。共鳴器4は、送風機1のファン2の回転数により発生する離散周波数騒音に合わせて固有振動数fを設定され、送風機1が主に発生させる騒音を低減させることができる。
(二重壁による共鳴器4の外部騒音の遮音について)
前述のように、共鳴器4は、固有振動数fで騒音と共鳴するときに最も消音する効果が現れる。しかし、共鳴器4内では共鳴により音圧が増大するため、共鳴器4内から外部へ透過する音が大きい場合、共鳴器4の外部騒音を増大させる。防音カバー5がない場合、消音器3の外部に直接騒音が放射される。
本実施の形態においては、防音カバー5が設けられている。これにより共鳴器4の外部騒音を防止する原理について以下に説明する。
図3に示すように、共鳴器4と防音カバー5とは、距離d、dで離れた二重壁を構成する。ここで、d=d=dとして、さらに共鳴器4及び防音カバー5の材質の密度ρと板厚tが同じ場合、すなわち面積あたりの密度である面密度mが等しい場合、二重壁に入射角度θで入射する平面音波に対する遮音量を表す透過損失TLは次式で与えられる。
Figure 2016133226
ここで、
A=2πfm/2ρc、
β=kdcosθ、
k:波長定数 k=2πf/c、
ρ:空気の密度、
である。また、単一壁に平面音波が垂直入射する場合の透過損失TLは次式で表される。
Figure 2016133226
図6は、平面音波が壁に垂直入射する場合の透過損失の周波数変化を表した図である。平面音波が壁に垂直入射する場合とは、音の入射角度θ=0の場合であり、音波の周波数fに対する式(3)と式(4)で表される透過損失の変化を表した図である。なお、単一壁の面密度は、二重壁の壁一枚当たりの面密度の2倍として式に当てはめて表した結果を表した図である。
は、消音構造16を構成する二重壁の二つの壁面(防音カバー5及び共鳴器4の壁)を質量とし、壁面間(膨張部6)の空気をばねとした振動系の固有振動数を表し、次式で表される。
Figure 2016133226
cmは、二つの壁面のコインシデンス限界周波数の低い方を表し、平板の場合は次式で表される。
Figure 2016133226
ここで、
t:板厚、
E:ヤング率、
である。
コインシデンス限界周波数とは、コインシデンス効果がおこる最低周波数である。コインシデンス効果とは、壁面に音が入射する際に強制的におこる曲げ波の伝搬速度が壁面の自由曲げ波の伝搬速度に等しくなるときに、音の透過損失が大きく低下する現象のことである。
図6より、音の周波数が2fから1/3fcmの範囲では、1オクターブ(ある周波数から、その周波数の2倍となる周波数まで)あたりの透過損失が、二重壁では+12dB、単一壁では+6dBであり、二重壁の方が単一壁よりも大きな透過損失が得られることがわかる。二重壁の場合の、2fから1/3fcmの範囲における透過損失TLは、次式で与えられる。
Figure 2016133226
共鳴器4で消音する騒音の周波数がfとなった時に、共鳴器4は、最も消音効果を発揮するが、そのときに共鳴器4内では音圧が増幅する。共鳴器4の壁と防音カバー5の壁により構成された二重壁により、共鳴器4内で増幅した音圧を外部へ出さないように遮音する必要がある。
式(7)によれば、騒音の周波数f=fとなった時に、二重壁(防音カバー5及び共鳴器4の壁)の対向する二つの壁面を質量とし壁面間(膨張部6)の空気をばねとした振動系の固有振動数fがfの半分以下となるようにすると、式(7)の項である、40log(f/2f)が正の値をとり、さらにfが小さくなるほど透過損失TLは大きい値をとる。つまり、共鳴器4の消音効果が最も高い周波数領域で、共鳴器4から外部へ出る外部騒音を抑えることができる。
なお、二重壁(防音カバー5及び共鳴器4の壁)の対向する二つの壁面を質量とし壁面間(膨張部6)の空気をばねとした振動系の固有振動数fが現実的に取り得る下限値は、消音器3の重量を増加させずかつ騒音の透過損失を低下させないという条件のもと、防音カバー5により増加する重量と式(4)と式(7)との関係から下限値が定まる。その下限値は、基本となる消音器の材料、形状及び寸法によっても異なるが、100Hz〜200Hz程度となる。
ただし、β=kd>>1となる高周波数領域では、式(3)のcosβ−Acosθsinβの値が0となり、透過損失が大きく低下する場合の解は近似的にβ=jπ(jは正の整数)となる。この透過損失が大きく低下する場合の最低周波数は次式で求められる。
Figure 2016133226
式(8)によると、消音器3が使用される騒音の周波数範囲をf以下とするのがよい。
ここで、消音器が消音機能を発揮する周波数範囲を、消音器の主たる消音周波数と呼ぶことにする。例えば、共鳴型消音器であれば、固有振動数f±100Hzの範囲内を主たる消音周波数と呼ぶ。また、例えば、膨張型消音器であれば、その消音器の透過損失が最高値から−6dBまでの透過損失をとる周波数の領域を消音周波数と呼ぶ。
消音器3の共鳴器4の消音周波数を、所定の値より小さくすることにより、高周波数領域での防音カバー5の音の透過損失が低下する領域を避けることができ、消音器3の性能の低下を防ぐことができる。所定の値とは、式(8)に示すように、ダクト7内音速cを共鳴器4から防音カバー5までの距離dの2倍で除算した値である。
主たる消音周波数が上記の所定の値を超える場合、つまり、所定の値を超える周波数の騒音が発生する送風機1について消音器3が用いられた場合は、高周波数の騒音に対して遮音する性能が低下する。
送風機1においては、人間が騒音を感じないようにする必要があるため、消音器3を構成する共鳴器4及び消音構造16の主たる消音周波数は、人間の聴感特性を考慮し、例えば500Hzから1800Hzをカバーするよう設定される。つまり、例えばf>1800Hzになるように消音器3のdの値を設定すれば高周波数騒音に対する遮音性能は十分であると判断できる。また、主たる消音周波数が現実に取り得る下限値については、消音器3の重量を増加させずかつ騒音の透過損失を低下させないという条件のもと、防音カバー5により増加する重量及び膨張部6の流路方向長さから定まる。その下限値は、基本となる消音器の材料、形状及び寸法によっても異なるが、200Hz程度である。主たる消音周波数は、送風機1の設置される環境等により、適宜設定すればよい。
(消音構造16を膨張型消音器とした場合の遮音について)
図3に示すように、ダクト7、共鳴器4、及び共鳴器4を覆う防音カバー5から構成される消音構造16に、ダクト7との膨張部開口9を2か所設けることで、膨張型消音器が構成される。膨張型消音器は、流路の断面積の変化により生じる音の反射を利用して消音する。
消音構造16において、膨張部6が2か所の膨張部開口9でダクト7に結合している場合、消音構造16は、膨張部6に管を挿入して構成される挿入管形の膨張型消音器と等価的に扱うことができる。
図7は、本実施の形態に係る消音構造16と等価な膨張型消音器の図である。
消音構造30及び消音構造300は、本実施の形態における消音構造16の等価モデルである。
断面積Sの管70が通っている断面積Sの膨張部60と、管70が2か所の開口部で膨張部に結合している消音構造30を、挿入管形の膨張型消音器に置き換えた場合の消音構造300を表す。管70の断面積S及び膨張部60の断面積Sで、置き換えた消音構造300の膨張部600の等価断面積S /(S+S)を表し、開口部90の上流側端の位置が挿入管13の挿入部分の先端の位置と等価になり、開口部91の下流側端の位置が挿入管14の挿入部分の先端の位置と等価になる。挿入管13及び挿入管14の長さにより、挿入管形の膨張型消音器による消音構造300の透過損失Rの周波数特性を調整することができる。ここでは、図3に示すように膨張部開口9aの上流側端を防音カバー5の垂直面15aと同じ位置、膨張部開口9bの下流側端を防音カバー5の垂直面15bと同じ位置にすることで、挿入管形の膨張型消音器による消音構造300の挿入管部分が無いものとして扱うことができる。
この時、図3に示す消音構造16が膨張型消音器として作用する場合の透過損失Rは次式で表される。
Figure 2016133226
ここで、
m:膨張比 m=S /(S+S)/S
:膨張部6の流路方向の長さ、
を表す。
式(9)は、sin(kl)=0の場合、最も音の透過損失Rが低下し、その周波数fは次の式で表される。
Figure 2016133226
ただし、式(9)が成り立つのは、音が平面波で伝播する場合であり、音の波長に対して膨張部6の流路垂直方向断面の寸法が短いことが条件である。
膨張部6の流路垂直方向断面の最も大きい寸法は、図5のLで示した長さであり、ダクト7の板厚を無視すると、式(9)が成立する上限周波数flimは次式で表される。
Figure 2016133226
式(11)によれば、上限周波数flimが、騒音を低減したい周波数領域を納めるように設定されることにより、消音構造16を膨張型消音器として作用させることができる。つまり、膨張部6の流路垂直方向断面の最も大きい寸法Lを調整して、消音構造16を膨張型消音器として作用させることができる。これにより、消音器3は、共鳴器4により離散周波数騒音の消音だけでなく、消音構造16により広帯域の騒音に対しても消音が可能となる。また、前述のように、消音構造16を構成する防音カバー5により共鳴器4の外部騒音を遮音する効果も得られる。
また、式(10)によれば、消音構造16が膨張型消音器として作用する場合の音の透過損失は、周波数f(i=1、2、…)を満たす周波数において透過損失Rが低下する。よって、消音器3を構成する共鳴器4の消音周波数(=固有振動数)fの値と式(10)で求められる周波数fの値とを略同一にすることにより、共鳴器4が消音効果の高い周波数領域以外を消音構造16により消音することができる。つまり、消音構造16の膨張部6の流路方向の長さlを調整することにより、共鳴器4が消音効果の高い周波数領域以外を消音構造16により消音することができる。
なお、fの値とfの値とを略同一にする場合、現実的には設計上のばらつきがあるため、fの値とfの値は、ずれる場合がある。膨張型消音器の透過損失Rが低下する周波数の範囲を考慮すると、fは、c/2l±50Hzの範囲に入っていれば、実用上十分な消音効果が得られる。
(具体的な数値による消音器の構成例と消音効果)
以上で説明した数式より、共鳴型消音器および膨張型消音器の音の透過損失の周波数特性が算出できる。
ここで、本実施の形態に係る実際の構成例を示す。ダクト7の内径φ=100mm、共鳴器4の内径φ=150mm、防音カバー5の内径φ=250mm、共鳴器4の長さl=50mm、共鳴器4から防音カバー5までの距離d=d=50mm、共鳴器開口部8半径a=14mm、共鳴器開口部8の個数n=8、ダクト7の板厚すなわち共鳴器開口部8の深さt=1.2mm、音速c=340.31m/s、空気の密度ρ=1.225kg/mとする。共鳴器開口部8は、ダクト7の周方向に4つを、共鳴器4内の空間を等分する2か所に配置する。
共鳴器4の材料を、従来の防音カバー5がない場合を鉄として密度ρm1=7870kg/m、ヤング率E=2.06×1011Pa、防音カバー5がある場合、共鳴器4と防音カバー5の材料をポリプロピレンとして、密度ρm2=946kg/m、ヤング率E=1.50×10Paとする。防音カバー5がない単一壁の従来タイプの消音器、つまり防音カバー5がない場合の共鳴器4の基準板厚t=1.2mmとする。防音カバー5を取り付けた場合に同重量となるようにすると、本発明の共鳴器4および防音カバー5の板厚はt=1.8mmとなる。
(共鳴器4、消音構造16及び二重壁の消音周波数領域)
この時の二重壁の固有振動数は、式(5)よりf=291Hz、コインシデンス限界周波数は式(6)よりfcm=10234Hz、高周波領域で音の透過損失が低下する最低周波数は式(8)よりf=3403Hzとなる。
また、共鳴器4の固有振動数は式(1)よりf=1127Hzになる。
また、式(10)で表される膨張型消音器の音の透過損失Rが最も低下する周波数fのうち、最も低い周波数はf=1134Hz、防音カバー5と共鳴器4とで形成される消音構造16が膨張型消音器として機能し透過損失Rが得られるための上限周波数flimは式(11)より、flim=1812Hzとなる。
(二重壁による共鳴器4の外部騒音の遮音効果)
上記で算出された、共鳴器4の固有振動数f=1127Hzの音の、t=1.2mm、ρm1=7870kg/mの単一壁に対する垂直透過損失は、(4)式より、TL=38.2dBである。
一方、f=1127Hzの音の、t=1.8mm、ρm2=946kg/mの二重壁に対する垂直透過損失は、(7)式より、TL=40.7dBとなる。これより、共鳴器4の内部音圧の増加が問題となる固有振動数fにおいて、防音カバー5がない単一壁の従来消音器と同重量となるように構成された二重壁の消音器3は、従来消音器(単一壁の消音器)と同等以上に遮音することができる。また、この時、本発明においては共鳴器4および防音カバー5を鉄ではなくポリプロピレンとしており、このように樹脂材料とすることで射出成型で製作することができるので、量産性が向上する。
(共鳴器4と消音構造16の消音効果)
(2)式と(9)式より、共鳴型消音器と膨張型消音器の透過損失を算出できる。
図8は、実施の形態1に係る消音器3の透過損失と、従来の共鳴器4のみの透過損失と、消音構造16のみの透過損失を比較した図である。
曲線100は、本実施の形態に係る実際の構成例の共鳴型消音器と膨張型消音器とを組み合わせた消音器(共鳴器4と消音構造16で構成された消音器)の透過損失を表したものである。曲線101は、従来技術である共鳴型消音器のみで構成された消音器(従来の共鳴器4のみの消音器)の透過損失を表したものである。曲線102は、膨張型消音器のみで構成された消音器(本実施の形態の消音構造16のみで構成された消音器)の透過損失を表したものである。曲線100は、曲線101と曲線102とを合成された(和をとった)ものに相当する。なお図8で示した各曲線のとる値は、上記の本実施の形態の構成例における各要素の値から計算したものである。
従来の共鳴器4のみの透過損失の場合、固有振動数f=1127Hzを中心として±200Hzの間に消音効果が集中しており、広帯域騒音を低減するには十分でない。ここに、消音構造16の透過損失を加えることで、上限周波数flim=1812Hzであり、それ以上の周波数では実際の消音効果は低下するものの、対象とする500Hzから1800Hzにおいて大きな消音効果を得ることができる。このように、共鳴型消音器と膨張型消音器を組み合わせることで、顕著な消音効果が得られる。
上記の本実施の形態に係る構成例より、高周波領域で音の透過損失が低下する最低周波数は、式(8)よりf=3403Hzであった。本実施の形態に係る消音器3が使用される騒音の周波数範囲は、人の聴感特性から500Hzから1800Hzである。本実施の形態の構成例においては、消音器3の主たる消音周波数は、f=3403Hzより小さくなっており、高周波数領域で音の透過損失が低下する領域を避けることができており、高周波数騒音に対する消音性能の低下を防ぐことができる。
上記の本実施の形態に係る構成例より、(10)式から、膨張型消音器を構成する消音構造16の透過損失Rが最も低下する周波数は、f=1134Hzである。一方、共鳴器4の固有振動数はf=1127Hzである。fの値とfの値がほぼ同じ値をとっているということは、膨張型消音器を構成する消音構造16の消音効果が最も少ない周波数領域において、共鳴器4の消音効果が最も高いということであり、本実施の形態に係るこの構成例においては、共鳴器4と消音構造16が互いに消音効果を補うことができ、広い周波数帯域で消音効果を得ることができる。
実施の形態2.
本実施の形態においては、実施の形態1では膨張型消音器として作用させていた膨張部6を、共鳴型消音器として作用させる構成について述べる。
図9は、実施の形態2における消音器3の構成図である。
図9に示すように共鳴器4と共鳴器4を覆う防音カバー5とによって構成される空間である膨張部6を、仕切り板12を追加することにより共鳴部10a及び共鳴部10bを構成し、共鳴型消音器として作用する消音構造16にしてもよい。この時、共鳴部10の消音周波数を共鳴器4の消音周波数よりも高い周波数とする。共鳴部10の消音周波数は、式(1)を用いて共鳴部開口部11の大きさと数、共鳴部10の体積を設計すればよい。共鳴部10の消音周波数を高くするために、例えば体積を小さくするように、仕切り板12を用いて調整を行う。
ここで、本実施の形態に係る実際の構成例を示す。
共鳴器4及び防音カバー5に係る寸法については、実施の形態1に係る構成例と同一である。共鳴部10に関連する寸法が、実施の形態1に係る実際の構成例と異なる部分である。
ダクト7の内径φ=100mm、共鳴器4の内径φ=150mm、防音カバー5の内径φ=250mm、共鳴器4の長さl=50mm、共鳴器4から防音カバー5までの距離d=d=50mm、共鳴器開口部8半径a=14mm、共鳴器開口部8の個数n=8、ダクト7の板厚すなわち共鳴器開口部8の深さt=1.2mm、音速c=340.31m/s、空気の密度ρ=1.225kg/mとする。共鳴器開口部8は、ダクト7の周方向に4つを、共鳴器4内の空間を等分する2か所に配置する。共鳴器4および防音カバー5の板厚はt=1.8mmとする。共鳴部開口部11は、共鳴部10aに4つ、共鳴部10bに4つ設け、ダクト7の周方向に等分して配置されている。
共鳴器4の固有振動数は式(1)よりf=1127Hzになる。
一方、共鳴部10aの固有振動数はf0a=1509Hzとなり、共鳴部10bの固有振動数も同一の値となる。
本実施の形態に係る実際の構成例のように消音器3を構成することにより、異なる固有振動数をもつ複数の共鳴型消音器を有することになり、送風機1が複数の離散周波数騒音を発生するような場合には、有利となる。
また、式(4)で示したように、騒音の周波数が高くなるほど壁面の透過損失が大きくなるため、騒音の周波数が高い場合には、共鳴器4、防音カバー5及び仕切り板12の面密度を小さくすることができる。これにより、消音器3としての重量及び材料の増加を抑えることができる。
1 送風機、2 ファン、3 消音器、4 共鳴器、5 防音カバー、6 膨張部、7 ダクト、8 共鳴器開口部、9 膨張部開口、9a 膨張部開口、9b 膨張部開口、10 共鳴部、10a 共鳴部、10b 共鳴部、11 共鳴部開口部、12 仕切り板、13 挿入管、14 挿入管、15a 垂直面、15b 垂直面、16 消音構造、20 羽根、21 白矢印、22 矢印、30 消音構造、60 膨張部、70 管、90 開口部、91 開口部、100 (透過損失の)曲線、101 (透過損失の)曲線、102 (透過損失の)曲線、300 消音構造、600 膨張部、E ヤング率、E ヤング率、L 寸法、R 透過損失、R 透過損失、Sa 断面積、Sb 断面積、TL 透過損失、TL 透過損失、a (共鳴器開口部8の)半径、c 音速、d 距離、d 距離、d 距離、f 周波数、f 固有振動数、f 周波数、flim 上限周波数、f 固有振動数、m 面密度、n 個数、t 板厚、t 基準板厚、θ 入射角度、ρ 密度、ρ 密度、ρm1 密度、ρm2 密度、φ 内径、φ 内径、φ 内径。

Claims (6)

  1. 送風機が設置されたダクトに設置される消音器であって、
    前記ダクトの側面に設けられた開口部を覆うようにして前記ダクトの側面に取り付けられた共鳴器と、
    前記ダクトのうち、前記共鳴器の前後にそれぞれ設けられた開口部及び前記共鳴器を覆うようにして前記ダクトの側面に取り付けられた防音カバーと、
    を備え、
    前記共鳴器と前記防音カバーとによって、前記共鳴器とは異なる周波数帯域の騒音を主として低減する消音器を構成することを特徴とする送風機の消音器。
  2. 前記共鳴器、前記防音カバー、及び前記共鳴器と前記防音カバーとの間の媒質からなる振動系の固有振動数が、前記共鳴器の固有振動数の半分以下になるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の送風機の消音器。
  3. 前記共鳴器の消音周波数、及び前記共鳴器と前記防音カバーとによって構成される消音器の主たる消音周波数は、前記ダクト内の音速を、前記共鳴器の外壁面に対し鉛直方向の前記外壁面から前記防音カバーの内壁面までの最長距離の2倍で除算した値より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の送風機の消音器。
  4. 前記共鳴器と前記防音カバーとによって構成される消音器は膨張型消音器であり、
    前記膨張型消音器の膨張部に相当する、前記共鳴器と前記防音カバーとの間の流路の横断面の寸法最大値をL、前記ダクト内の音速をcとしたとき、前記膨張型消音器の主たる消音周波数を、1.22c/L以下の値とした、ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の送風機の消音器。
  5. 前記膨張型消音器の膨張部に相当する、前記共鳴器と前記防音カバーとの間の流路の長さをlとしたとき、前記共鳴器の消音周波数をc/2lの値の±50Hzにしたことを特徴とする請求項4に記載の送風機の消音器。
  6. 前記共鳴器と前記防音カバーとによって構成される消音器は共鳴型消音器であり、
    前記共鳴型消音器の消音周波数は、前記共鳴器の消音周波数よりも高い周波数とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の送風機の消音器。
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