JPH01239585A - 柄入り文字図形生成方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報処理分野に利用される。

本発明は情報処理方式に関し、特に格子状画素により文
字や図形等を描（場合に、柄の入っている文字図形を生
成する柄入り文字図形生成方式に関する。

〔概要〕

本発明は、格子状画素により柄入り文字図形を生成する
柄入り文字図形生成方式において、地柄パターン情報を
地柄コード別に、文字基本パターン情報を文字コード別
にそれぞれの記憶装置に書き込んでおき、前記地柄コー
ドおよび前記文字コードを入力してそれぞれ指定の地柄
パターン情報および文字基本パターン情報を読み出しそ
れぞれ二値画素情報に変換し、位置対応する画素の二値
画素情報について論理積をとり柄入り文字図形二値画素
情報を生成することにより、簡単に柄入り文字図形を生
成できるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、種々の柄入りの文字図形を表示する場合、柄入り
で表示する文字すべてに対して、柄入り文字図形をあら
かじめ設計し、人手を介して記憶装置上にそのパターン
を記憶させ、表示するときにそのパターン情報を読み出
していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前述した従来の柄入り文字図形生成方式では、柄入り文
字図形を表示するために、あらかじめ表示する柄入り文
字図形を設計あるいは地柄パターンと基本文字パターン
とから合成しておき、そのパターン情報を記憶装置に記
憶させておかなければならないので、操作が煩雑である
欠点があった。

本発明の目的は、前記の欠点を除去することにより、簡
単に柄入り文字図形を生成できる柄入り文字図形生成方
式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、格子状画素により柄入り文字図形を生成する
手段を備えた柄入り文字図形生成方式において、地柄パ
ターン情報を地柄コード別に記憶する地柄パターン記憶
装置と、文字基本パターン情報を文字コード別に記憶す
る文字基本パターン　　゛記憶装置と、前記地柄コード
および前記文字コードを入力する入力手段と、二値画素
情報を一時記憶する画素記憶装置と、入力された前記地
柄コードに従い指定された地柄パターン情報を前記地柄
パターン記憶装置から読み出し地柄二値画素情報に変換
して前記画素記憶装置に書き込む地柄パターン設定手段
と、入力された前記文字コードに従い指定された文字基
本パターン情報を前記文字基本パターン記憶装置から読
み出し文字基本二値画素情報に変換して前記画素記憶装
置へ書き込む文字基本パターン設定手段と、前記画素記
憶装置から前記地柄二値画素情報および前記文字基本二
値画素情報を読み出し位置対応する画素の二値画素情報
について論理積演算処理を行い柄入り文字図形二値画素
情報を生成する二値画素論理演算手段とを含むことを特
徴とする。

〔作用〕

地柄パターン記憶装置および文字基本パターン記憶装置
には、それぞれ、あらかじめ柄コード別および文字コー
ド別に地柄パターン情報および文字基本パターン情報が
書き込まれる。そして入力手段から地柄コードおよび文
字コードが入力されると、地柄パターン設定手段および
文字基本パターン設定手段は、それぞれ、指定されたコ
ードの地柄パターン情報および文字基本パターン情報を
それぞれの記憶装置から読み出し、地柄二値画素情報お
よび文字基本二値画素情報に変換して画素記憶装置に書
き込む、二値画素論理演算手段はこの書き込まれた両二
値画素情報を読み出して、論理積をとり、柄入り文字図
形二値画素情報を生成する。

従って、前記柄コードふよび前記文字コードを入力する
だけで、簡単に柄入り文字図形を生成することが可能と
なる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図である
。

本実施例は、格子状画素により柄入り文字図形を生成す
る手段を備えた柄入り文字図形生成方式において、地柄
パターン情報を地柄コード別に記憶する地柄パターン記
憶装置１と、文字基本パターン情報を文字コード別に記
憶する文字基本パタ−ン記憶装置２と、前記地柄コード
および前記文字コードを入力する入力手段３と、二値画
素情報を記憶する画素記憶装置４と、入力された前記地
柄コードに従い指定された地柄パターン情報を地柄パタ
ーン記憶装置１から読み出し地柄二値画素情報に変換し
て画素記憶装置４に書き込む地柄パターン設定手段５と
、入力された前記文字コードに従い指定された文字基本
パターン情報を文字基本パターン記憶装置２から読み出
し文字基本二値画素情報に変換して画素記憶装置４へ書
き込む文字基本パターン設定手段６と、画素記憶装置４
から前記地柄二値画素情報および前記文字基本二値画素
情報を読み出し位置対応する画素の二値画素情報につい
て論理積演算処理を行い柄入り文字図形二値画素情報を
生成する二値画素論理演算手段７とを含んでいる。

本発明の特徴は、第１図において、地柄パターン記憶装
置１、文字基本パターン記憶装置２、画素記憶装置４、
地柄パターン設定手段５、文字基本パターン設定手段６
および二値画素論理演算手段７を設けたことにある。

次に、本実施例の動作について説明する。

地柄パターン設定手段５は、指定された地柄パターンの
コード■を入力手段３から入力し、指定された地柄コー
ド■に対応する地柄パターン情報を地柄パターン記憶装
置１から読み出し、画素記憶装置４に二値画素情報とし
て書き込む。

次に、文字基本パターン設定手段６は、入力手段３から
まず、文字コード■を入力し、文字コード■に対応する
文字基本パターン情報を文字基本パターン記憶装置２か
ら読み出し、画素記憶装置４に二値画素情報として書き
込む。

二値画素論理演算手段７は、地柄パターン設定手段５が
設定した地柄二値画素情報と文字基本パターン設定手段
６が設定した文字二値画素情報とを画素記憶装置４から
読み出し、位置対応する画素の二値画素情報に対し、論
理演算を行い文字コード■に対する柄入り文字の二値画
素情報を生成し、文字基本パターン設定手段６に戻る。

文字基本パターン設定手段６は、次の文字コード◎を入
力手段３から入力し、対応する文字基本パターン情報を
文字基本パターン記憶装置２から読み出し、画素記憶装
置４に書き込む。この文字コード◎に対する二値画素情
報と既に最初に設定された地柄コード■に対する二値画
素情報とから、二値画素論理演算手段７は、論理積演算
を行い、文字コード◎に対する柄入り文字の二値画素情
報を生成する。

以降入力データ群の最後の文字コード◎を処理し終わる
まで、文字基本パターン設定手段６と二値画素論理演算
手段７とを逐次繰り返す。

次に、第２図、第３図および第４図を参照してさらに詳
細に説明する。第２図は地柄パターンの一例を示す説明
図、第３図は文字基本パターンの一例を示す説明図、お
よび第４図は柄入り文字図形パターンの一例を示す説明
図である。

まず、地柄パターン設定手段５は第２図にように（ｘｘ
ｙ）個の画素から構成される地柄コード■に対応する地
柄パターン情報を画素記憶装置４に二値画素情報（白画
素＝０、黒画素＝１という情報。）として書き込んでお
く。

次に、文字基本パターン設定手段６は、文字コード■に
対応する第３図の（ｘｘｙ）個の画素から構成される文
字基本パターン情報（ここで基本パターンというのは文
字図形がすべて黒画素であるパターンである。）を二値
画素情報として画素記憶装置４に地柄情報とは別に書き
込む。

次に、二値画素論理演算手段７は、第２図を二値画素情
報に変換し在ものと第３図を二値画素情報にビたものと
を画素記憶装置４から読み出し、位置対応する画素の二
値論理演算を図形パターンを構成するすべての画素、す
なわち第２図および第３図の（ｘｘｙ）個の画素に対し
て行うことにより第４図に示す目的の柄入り文字を生成
する。

この論理演算は、白画素を「０」、黒画素を「１」とし
て論理積演算を行うもので、位置対応する画素では例え
ば第２図の画素ｐと第３図の画素ｑとで論理演算はｐ＝
「１」、ｑ＝「０」として、ｒ＝ｐ　　″　ｑ として行い、第４図の画素ｒ＝Ｑが求まり、画素ｒは白
画素となる。同様に、画素Ｓ＝「０」、同一位置の画素
ｔ＝「０」で目的図形の画素ｕ＝０（つまり白画素）、
画素ｖ＝ｌ、画素ｗ＝１で、画素Ｘ−１（つまり黒画素
）となる。二値画素論理演算手段７における処理が終了
すると再び文字基本パターン設定手段６に戻る。

以後同一の柄の文字数分文字基本パターン設定手段６と
二値画素論理演算手段７を逐次に繰り返すことにより目
的の柄入り文字図形を生成することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、一つの柄に対しその柄
で描く柄入り文字図形をその場で機械的に作るので、一
つ一つの文字を設計する必要も、また人手を介してその
パターン情報記憶装置に記憶させる必要もなく、簡単に
文字枠を柄入りで表示できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図。 第２図は地柄パターンの一例を示す説明図。 第３図は文字基本パターンの一例を示す説明図。 第４図は柄入り文字図形パターンの一例を示す説明図。 １・・・地柄パターン記憶装置、２・・・文字基本パタ
ーン記憶装置、３・・・入力手段、４・・・画素記憶装
置、５・・・地柄パターン設定手段、６・・・文字基本
パターン設定手段、７・・・二値画素論理演算手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、格子状画素により柄入り文字図形を生成する手段を
   備えた柄入り文字図形生成方式において、地柄パターン
   情報を地柄コード別に記憶する地柄パターン記憶装置（
   １）と、 文字基本パターン情報を文字コード別に記憶する文字基
   本パターン記憶装置（２）と、 前記地柄コードおよび前記文字コードを入力する入力手
   段（３）と、 二値画素情報を一時記憶する画素記憶装置（４）と、 入力された前記地柄コードに従い指定された地柄パター
   ン情報を前記地柄パターン記憶装置から読み出し地柄二
   値画素情報に変換して前記画素記憶装置に書き込む地柄
   パターン設定手段（５）と、入力された前記文字コード
   に従い指定された文字基本パターン情報を前記文字基本
   パターン記憶装置から読み出し文字基本二値画素情報に
   変換して前記画素記憶装置へ書き込む文字基本パターン
   設定手段（６）と、 前記画素記憶装置から前記地柄二値画素情報および前記
   文字基本二値画素情報を読み出し位置対応する画素の二
   値画素情報について論理積演算処理を行い柄入り文字図
   形二値画素情報を生成する二値画素論理演算手段（７）
   と を含むことを特徴とする柄入り文字図形生成方式。