JPH01239546A - コロナ放電処理方法 - Google Patents
コロナ放電処理方法Info
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- JPH01239546A JPH01239546A JP6881788A JP6881788A JPH01239546A JP H01239546 A JPH01239546 A JP H01239546A JP 6881788 A JP6881788 A JP 6881788A JP 6881788 A JP6881788 A JP 6881788A JP H01239546 A JPH01239546 A JP H01239546A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/76—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
- G03C1/91—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by subbing layers or subbing means
- G03C1/915—Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by subbing layers or subbing means using mechanical or physical means therefor, e.g. corona
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C59/00—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
- B29C59/10—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by electric discharge treatment
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明はプラスチックフィルムのコロナ放電地理方法に
関し、さらに詳しくは写真感光材料用支持体の下引処理
に用いられるコロナ放電処理方法に関する。
関し、さらに詳しくは写真感光材料用支持体の下引処理
に用いられるコロナ放電処理方法に関する。
[発明の背景]
プラスチックフィルムのごとき疎水性支持体上に親水性
コロイド液例えば写真乳剤のごときゼラチンをバインダ
ーとするような塗布液を塗布する場合には、該疎水性支
持体(以下単に支持体という)に付着する性質を有する
とともに、親水性コロイドにも付着することのできる組
成物を支持体表面に下引きしなければ親水性コロイドを
支持体に付着することは出来ない。
コロイド液例えば写真乳剤のごときゼラチンをバインダ
ーとするような塗布液を塗布する場合には、該疎水性支
持体(以下単に支持体という)に付着する性質を有する
とともに、親水性コロイドにも付着することのできる組
成物を支持体表面に下引きしなければ親水性コロイドを
支持体に付着することは出来ない。
通常、親水性コロイド液は支持体の両面に塗布されるた
め、この下引層も支持体の両面に設ける必要がある。写
真感光材料の場合、一般に支持体としては、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、ポリエチレンをラミネート
した紙、トリアセチルセルロースフィルム等の疎水性プ
ラスチックフィルムが用いられる。この支持体上に下引
層を設ける場合には例えば特公昭58−12578号に
開示されるごとくコロナ放電処理が用いられるが、両面
に下引層を設ける場合、支持体の片面に既に下引層が設
けられており、その反対面にも下引層を設けるためコロ
ナ放電処理を行うと、既に下引処理をした面にも一部コ
ロナ放電処理の影響が及び、点状にぬれ性の異なる部分
を生ずる場合が有ることがわかった。この点状むらは、
この下引面上に親水性コロイドを塗布した場合顕在化す
る。
め、この下引層も支持体の両面に設ける必要がある。写
真感光材料の場合、一般に支持体としては、ポリエチレ
ンテレフタレートフィルム、ポリエチレンをラミネート
した紙、トリアセチルセルロースフィルム等の疎水性プ
ラスチックフィルムが用いられる。この支持体上に下引
層を設ける場合には例えば特公昭58−12578号に
開示されるごとくコロナ放電処理が用いられるが、両面
に下引層を設ける場合、支持体の片面に既に下引層が設
けられており、その反対面にも下引層を設けるためコロ
ナ放電処理を行うと、既に下引処理をした面にも一部コ
ロナ放電処理の影響が及び、点状にぬれ性の異なる部分
を生ずる場合が有ることがわかった。この点状むらは、
この下引面上に親水性コロイドを塗布した場合顕在化す
る。
このようなむらの起こる原因としては種々な要因が考え
られるが、その1つとして支持体とアースロールとの間
の密着性の問題がある。例えば支持体の搬送に伴い、支
持体にゴミ等の異物が付着している場合、ゴミが支持体
とアースロールの間に介在されることにより、支持体と
アースロールとの間に空げきが生じ、コロナ放電処理時
にこの空げき部分でも放電が起こり、点状の放電むらが
出来るものとおもわれる。
られるが、その1つとして支持体とアースロールとの間
の密着性の問題がある。例えば支持体の搬送に伴い、支
持体にゴミ等の異物が付着している場合、ゴミが支持体
とアースロールの間に介在されることにより、支持体と
アースロールとの間に空げきが生じ、コロナ放電処理時
にこの空げき部分でも放電が起こり、点状の放電むらが
出来るものとおもわれる。
写真感光材料の製造においては、このゴミ除去のために
いわゆるウェブクリーナーと呼ばれる装置が用いられて
いる。これらには風を吹き付けるタイプ、風を吹き付け
ると共に吸引するタイプ、またこれらの手段に超音波に
より振動を組み合わせたもの等があるが、いずれも前記
の放電むらを完全に無くすことは出来ない。
いわゆるウェブクリーナーと呼ばれる装置が用いられて
いる。これらには風を吹き付けるタイプ、風を吹き付け
ると共に吸引するタイプ、またこれらの手段に超音波に
より振動を組み合わせたもの等があるが、いずれも前記
の放電むらを完全に無くすことは出来ない。
[発明の目的コ
上記のごとき問題に対し、本発明の目的は写真感光材料
の下引処理に際し、ゴミ等の異物による点状の放電むら
の起こらないコロナ放電処理方法を提供することである
。
の下引処理に際し、ゴミ等の異物による点状の放電むら
の起こらないコロナ放電処理方法を提供することである
。
[発明の構成1
本発明の上記目的は、放!電極バーとアースロールとを
備えたプラスチックフィルム用のコロナ放電処理装置を
用いて写真感光材料用支持体に下引処理を行う際、該支
持体が上記アースロールと接する直前に、該支持体のア
ースロールと接する面と同一の面に接するゴムロールを
設ける事を特徴とするコロナ放電処理方法により達成さ
れt;。
備えたプラスチックフィルム用のコロナ放電処理装置を
用いて写真感光材料用支持体に下引処理を行う際、該支
持体が上記アースロールと接する直前に、該支持体のア
ースロールと接する面と同一の面に接するゴムロールを
設ける事を特徴とするコロナ放電処理方法により達成さ
れt;。
尚本発明の実施に当たっては、写真感光材料の下引処理
が支持体の両面に施され、その下引層の最上層がゼラチ
ンを主成分とする層よりなる場合に特に効果が顕著であ
る。
が支持体の両面に施され、その下引層の最上層がゼラチ
ンを主成分とする層よりなる場合に特に効果が顕著であ
る。
以下本発明について具体的に説明する。
ゴムロールについては、前記のごとく搬送される支持体
により、該支持体とアースロールの間に異物の付着を防
げればいかなる構造でも良いが、アースロールと同じか
それ以上の幅をもつ円筒形が好ましい。ゴムロールの材
質については支持体に付着している異物を付着し、取り
除ければ特に制限はないが、例えばアースロールに通常
使用されているごときゴム系が好ましく、具体的にはク
ロロスルホン化ポリエチレンゴム例えばハイパロンゴム
(商品名)、EPTゴム、ネオプレンゴム、クロロプレ
ンゴム等のごとき材質を用いることが好ましい。ゴムロ
ールの硬度は80°(J I S K6301による)
以下であって、アースロールの硬度以下である事が必要
である。これは該ゴムロール使用の目的から支持体と密
着させ、かつゴミを吸着するのに適当な弾力性を与える
ためである。又、該ゴムロールはゴミを吸着させる目的
のため、定期的に清掃が必要になる。このため該ロール
にはロール旋回機構を設けて容易に新ロールと交換出来
るようにすることが好ましい。あるいは又該ゴムロール
に粘着性を有するロールを接触させ、ゴムロールに吸着
されたゴミを連続的に除去する方法も好ましく用いうる
。これに用いる粘着性を有するロールの例としては、″
タラキーロール(尾高ゴム工業鼎製)等が挙げられる。
により、該支持体とアースロールの間に異物の付着を防
げればいかなる構造でも良いが、アースロールと同じか
それ以上の幅をもつ円筒形が好ましい。ゴムロールの材
質については支持体に付着している異物を付着し、取り
除ければ特に制限はないが、例えばアースロールに通常
使用されているごときゴム系が好ましく、具体的にはク
ロロスルホン化ポリエチレンゴム例えばハイパロンゴム
(商品名)、EPTゴム、ネオプレンゴム、クロロプレ
ンゴム等のごとき材質を用いることが好ましい。ゴムロ
ールの硬度は80°(J I S K6301による)
以下であって、アースロールの硬度以下である事が必要
である。これは該ゴムロール使用の目的から支持体と密
着させ、かつゴミを吸着するのに適当な弾力性を与える
ためである。又、該ゴムロールはゴミを吸着させる目的
のため、定期的に清掃が必要になる。このため該ロール
にはロール旋回機構を設けて容易に新ロールと交換出来
るようにすることが好ましい。あるいは又該ゴムロール
に粘着性を有するロールを接触させ、ゴムロールに吸着
されたゴミを連続的に除去する方法も好ましく用いうる
。これに用いる粘着性を有するロールの例としては、″
タラキーロール(尾高ゴム工業鼎製)等が挙げられる。
ただしこの場合ロールの粘着力が大きすぎると、ゴムロ
ールからのゴミの除去効果は大きいものの粘着力によっ
てゴムロールの回転のブレーキの役目をしてしまい、支
持体を搬送する上で妨げになるので、粘着力は弱めの方
が良い。
ールからのゴミの除去効果は大きいものの粘着力によっ
てゴムロールの回転のブレーキの役目をしてしまい、支
持体を搬送する上で妨げになるので、粘着力は弱めの方
が良い。
感光材料の支持体としては、ポリエチレンテレフタレー
ト、セルローストリアセテート、ポリカーボネート、ポ
リ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリオレフィン、等のプ
ラスチックフィルム及びこのプラスチックフィルムと紙
や金属はく等との積層フィルム等を挙げる事が出来る。
ト、セルローストリアセテート、ポリカーボネート、ポ
リ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリオレフィン、等のプ
ラスチックフィルム及びこのプラスチックフィルムと紙
や金属はく等との積層フィルム等を挙げる事が出来る。
写真感光材料の場合、支持体の厚さは例えばポリエチレ
ンテレフタレートフィルムでl[l常75μm1100
μm、 175μmのものが多く使用されている。
ンテレフタレートフィルムでl[l常75μm1100
μm、 175μmのものが多く使用されている。
コロナ放電処理は一般的には絶縁された高圧電極と誘電
体ロール(アースロール)との間に、高周波(数千〜致
方Hz)、高電圧(数千〜致方ポルト)を印加し、空気
を絶縁破壊し、コロナ放電を発生させるものであるが、
本発明におけるコロナ放電処理装置には特に限定はない
が、アースロールの金属ロールを被覆する絶縁性被覆層
には耐久性に富み、放電むらの少ないものが好ましい。
体ロール(アースロール)との間に、高周波(数千〜致
方Hz)、高電圧(数千〜致方ポルト)を印加し、空気
を絶縁破壊し、コロナ放電を発生させるものであるが、
本発明におけるコロナ放電処理装置には特に限定はない
が、アースロールの金属ロールを被覆する絶縁性被覆層
には耐久性に富み、放電むらの少ないものが好ましい。
絶縁被覆層としてはクロロスルホン化ポリエチレンゴム
、(商品名ハイパロン)シリコンゴム、EPTゴム、エ
ポキシ樹脂、あるいはガラス質などによって形成するこ
とが知られているが、通常はゴム質のものが用いられて
いる。しかし耐久性の面からはセラミック系のものも好
ましく用いられる。
、(商品名ハイパロン)シリコンゴム、EPTゴム、エ
ポキシ樹脂、あるいはガラス質などによって形成するこ
とが知られているが、通常はゴム質のものが用いられて
いる。しかし耐久性の面からはセラミック系のものも好
ましく用いられる。
放電強度については、下引条件、例えば下引液の組成、
塗布速度、支持体等、放電処理時の搬送速度等により異
なるが、本発明においては20W/+”/sin以下が
好ましい。次に図面により本発明を説明する。
塗布速度、支持体等、放電処理時の搬送速度等により異
なるが、本発明においては20W/+”/sin以下が
好ましい。次に図面により本発明を説明する。
第1図は本発明の実施装置の側面図である。第1図で既
−に片面(裏面)を下引処理済みの支持体5は矢印の方
向に走行し、ゴムロール7及びガイドロール6さらにア
ースロールlを抱いて走行する。
−に片面(裏面)を下引処理済みの支持体5は矢印の方
向に走行し、ゴムロール7及びガイドロール6さらにア
ースロールlを抱いて走行する。
ゴムロール7はアースロールlと同じ支持体面(既に下
引された面)に接する。アースロールは金属ロール2に
絶縁被覆層3が被覆されている。このアースロールlに
対向して放電電極4が設置されており、この放電電極は
高周波、高電圧発生装置に接続し、支持体表面に向けて
コロナ放電する。
引された面)に接する。アースロールは金属ロール2に
絶縁被覆層3が被覆されている。このアースロールlに
対向して放電電極4が設置されており、この放電電極は
高周波、高電圧発生装置に接続し、支持体表面に向けて
コロナ放電する。
また前記のごとく、ゴミ取り用のゴムロール7は清掃に
便なるように旋回機構8を設けて容易に新ロール7′と
交換出来るようにしである。
便なるように旋回機構8を設けて容易に新ロール7′と
交換出来るようにしである。
[実施例]
以下実施例により本発明の効果を例証する。
実施例 l
第1図のゴムロール、ガイドロールを含む本発明のコロ
ナ放電処理装置を用いて本発明のゴムロール使用の点状
放電むらに対する効果を第1表に示す種=な条件の下で
検討した。
ナ放電処理装置を用いて本発明のゴムロール使用の点状
放電むらに対する効果を第1表に示す種=な条件の下で
検討した。
使用した支持体は100μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルムベースで、片面には特公昭58−1257
8号に開示された下引層を塗布済みのものであって、こ
の面をアースロール側とし、その反対面を放電電極側に
向けて搬送張力10K g/ ms速度70m/min
で走行させる過程で、コロナ周波数15K Hzの春日
電気器製のサイリスタ式高周波、高電圧発生装置を用い
、ステンレス放電電極との間げきを1mmに保つ状態で
コロナ放電ル理するとともにゴムロールにf度50°と
70°のハイパロン製ゴムロールを用いた。コロナ放電
強度は15W / rrr”/ minとした。またア
ースロールには硬度70°のハイパロンゴムを使用した
。比較としてはゴムロール7の位置に、鏡面クロムメツ
キロール及び硬度90°のゴムロールを用いた。このよ
うにコロナ放電処理されたフィルム上に直ちにビニル重
合体水性乳化物を含有する下引層を塗布し、続いてその
上に主としてゼラチンよりなる下引層を塗布した。さら
にこの下引き処理された支持体の両面に常用の写真感光
材料を塗布した。次いで、上記感光材料を通常の条件で
現像処理し、l鵬長当たりの点状むらの数により効果を
評価した。その結果を第1表に示した。
ートフィルムベースで、片面には特公昭58−1257
8号に開示された下引層を塗布済みのものであって、こ
の面をアースロール側とし、その反対面を放電電極側に
向けて搬送張力10K g/ ms速度70m/min
で走行させる過程で、コロナ周波数15K Hzの春日
電気器製のサイリスタ式高周波、高電圧発生装置を用い
、ステンレス放電電極との間げきを1mmに保つ状態で
コロナ放電ル理するとともにゴムロールにf度50°と
70°のハイパロン製ゴムロールを用いた。コロナ放電
強度は15W / rrr”/ minとした。またア
ースロールには硬度70°のハイパロンゴムを使用した
。比較としてはゴムロール7の位置に、鏡面クロムメツ
キロール及び硬度90°のゴムロールを用いた。このよ
うにコロナ放電処理されたフィルム上に直ちにビニル重
合体水性乳化物を含有する下引層を塗布し、続いてその
上に主としてゼラチンよりなる下引層を塗布した。さら
にこの下引き処理された支持体の両面に常用の写真感光
材料を塗布した。次いで、上記感光材料を通常の条件で
現像処理し、l鵬長当たりの点状むらの数により効果を
評価した。その結果を第1表に示した。
第1表
クロムはクロムメツキロールを示し、
他はゴムロールである。
第1表の結果から、ゴムロールによる点状裏放電むら軽
減の効果は明らかである。
減の効果は明らかである。
[発明の効果]
本発明により、写真感光材料の下引きの際に起こるコロ
ナ放電処理による点状裏放電むらの起こらないコロナ放
電処理方法を提供することが出来Iこ 。
ナ放電処理による点状裏放電むらの起こらないコロナ放
電処理方法を提供することが出来Iこ 。
第1図は本発明の実施装置の1例を示す正面図である。
l:アースロール 2:金属ロール
3:絶縁被覆層 4:放電電極
5:支持体 6:ガイドロール7:ゴムロー
ル 8:ロール回転機り7′:新ゴムロール
ル 8:ロール回転機り7′:新ゴムロール
Claims (4)
- (1)放電電極バーとアースロールとを備えたプラスチ
ックフィルム用のコロナ放電処理装置を用いて写真感光
材料用支持体に下引処理を行う際、該支持体が上記アー
スロールと接する直前に、該支持体のアースロールと接
する面と同一の面に接するゴムロールを設ける事を特徴
とするコロナ放電処理方法。 - (2)上記ゴムロールの硬度が80°以下で、かつアー
スロール硬度以下である事を特徴とする請求項1記載の
コロナ放電処理方法。 - (3)上記写真感光材料の下引処理が支持体の両面に施
され、かつ該下引層の最上層がゼラチンを主成分とする
層である事を特徴とする請求項1または請求項2記載の
コロナ放電処理方法。 - (4)上記ゴムロールがロール旋回機構を有する事を特
徴とする請求項1または請求項2記載のコロナ放電処理
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6881788A JPH01239546A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | コロナ放電処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6881788A JPH01239546A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | コロナ放電処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01239546A true JPH01239546A (ja) | 1989-09-25 |
Family
ID=13384644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6881788A Pending JPH01239546A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | コロナ放電処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01239546A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013003436A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 異物除去方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568136A (en) * | 1979-06-15 | 1981-01-27 | Eastman Kodak Co | Producing flexible photographic material having curlinggpreventive layer and antistatic layer |
JPS57120933A (en) * | 1981-01-20 | 1982-07-28 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | Method for subbing photographic polyester film |
JPS5846340A (ja) * | 1981-09-01 | 1983-03-17 | アグフア−ゲヴエルト・アクチエンゲゼルシヤフト | 写真基材の前処理方法及び装置 |
-
1988
- 1988-03-22 JP JP6881788A patent/JPH01239546A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568136A (en) * | 1979-06-15 | 1981-01-27 | Eastman Kodak Co | Producing flexible photographic material having curlinggpreventive layer and antistatic layer |
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