JPH01238554A - 抗脂血剤 - Google Patents

抗脂血剤

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JPH01238554A
JPH01238554A JP6438688A JP6438688A JPH01238554A JP H01238554 A JPH01238554 A JP H01238554A JP 6438688 A JP6438688 A JP 6438688A JP 6438688 A JP6438688 A JP 6438688A JP H01238554 A JPH01238554 A JP H01238554A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
substituent
formula
carbamoyl
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Pending
Application number
JP6438688A
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English (en)
Inventor
Katsumi Suzuki
克美 鈴木
Osamu Hiwatari
日渡 修
Toru Nakamura
徹 中村
Masabumi Yasunami
正文 安並
Kahei Takase
高瀬 嘉平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規アズレン誘導体およびこれを有効成分とし
て含有する抗脂血剤に関する。
従来の技術 抗脂血剤に使用できるアズレン誘導体としては、例、t
 Id 1−メトキシカシメニル−3−エチル−7−イ
ツプロビルアズレンが知られている(特開昭60−15
6611号公報参照。)。
高脂血症は高血圧症、動脈硬化症、心筋梗塞等疾病の原
因の一つとされ、その予防及び治療においてさらに優れ
た実用性のある医薬の開発が望まれている。
本発明者らは前記問題点を解決するために鋭意研究を行
った結果、−最大 で示されるアズレン誘導体の合成に成功し、かつこの誘
導体が抗脂血活性が高く、又、安全性も高いことを見出
し、この発見に基き本発明を完成するに至った。
上記式中81は炭素数i〜5のアシル基、炭素数2〜5
のアルキルオキシカルボニル基、カルバモイル基もしく
は窒素に置換基を有するカルバモイル基、またはシアノ
基を表わし、Rは炭素数1〜5のアルキル基を表わす。
Rは炭素数1〜6のアルキル基、炭素数6〜9のアリー
ル基、炭素数7〜10のアラルキル基をそれぞれ表わす
本発明のアズレン誘導体は1例えば次の如く製造するこ
とができる。対応するトロポロン誘導体を出発物質とし
て、塩基性触媒の存在下トシル化して2−)シロキシト
ロポン誘導体を得る(大有機化学「非ベンゼン系芳香族
化合物」朝倉書店昭和35年発行参照)。このようにし
て得られた2−トシロキシトロビン誘導体をメタノール
に懸濁し、メタノール中ナトリウムメトキシド又はメタ
ノール性水酸化アルカリの存在下、マロン酸ジメチルと
反応させると3−メトキシカルゲニル−もれる。このも
のに、アルデヒド及びこのアルデヒドとエナミンを形成
するような塩基例えばモル)となる(特開昭57−12
6427 号参照)。
本発明のアズレン誘導体を含有する抗脂血剤はヒトおよ
びその他の哺乳動物の高脂血症予防、治療剤として使用
することができる。即ち1本発明の抗脂血剤はヒトに包
含される高脂血哨乳動物を治療する抗脂血剤或いはその
予防剤として有用でメジ、経口投与として錠剤、カプセ
ル剤またはエリキシル剤のような調剤でまた非経口投与
として無菌溶液剤または懸濁液剤で処方することにより
て脂血を低下させるために利用することができる。
本発明に使用する有効成分であるアズレン誘導体は、か
かる治療を必要とする患者(動物およびヒト)に対して
患者当fi0.2〜500ηの用量範囲で一般的に数回
に分けて従って1日当シ1〜2000#の全日用量で投
与することができる。使用量は病気の重さ、患者の体重
および当業者が認める他の因子によって変化させる。
本発明に使用するアズレン誘導体または生理学的に認め
られる塩の化合物若しくは混合物(約0.2〜5oon
)は生理学的′VC認められるベヒクル、担体、賦形剤
、結合剤、防合剤、防腐剤、安定剤、香味剤などととも
に一般に認められた製剤実施に要求される単位用量形態
で混和される。これらの組成物または製剤における活性
物質の量は指示された範囲の適当な用量が得られるよう
にする。
錠剤、カプセル剤などに混和することができる具体的な
薬剤は次に示すものである;トラガント、アラピゴム、
コーンスターチまたはゼラチンのような結合剤;微品性
セルロースのような賦形剤;コーンスターチ、前ゼラチ
ン化デングン、アルギン酸などのような膨化剤;ステア
リン酸マグネシウムのような潤滑剤;ショ糖1、乳糖ま
たはサッカリンのような甘味剤;ペパーミント、7カモ
ノ油またはチェリーのような香味剤、調剤単位形態がカ
プセルである場合には上記のタイプの材料にさらに油脂
のような液状担体を含有することができる。種々の他の
材料は被覆剤としてまたは調剤単位の物理的形態を別な
方法で変化させるために存在させることができる。例え
ば錠剤はシェラツク、砂糖またはその両方で被覆するこ
とができる。シロップまたはエリキシルは活性化合物、
甘味剤としてショ糖、防腐剤としてメチルおよびプロピ
ルパラベン、色素およびチェリーまたはオレンジ香味の
ような香味剤を含有することができる。
注射のための無菌組成物は注射用水のようなベヒクル中
の活性物質、ゴマ油、ヤシ油、落花生油、綿実油などの
ような天然所出植物油またはエチルオレエートなどのよ
うな合成脂肪ベヒクルを溶解または懸濁させる通常の製
剤実施に従って処方することができる。緩衝剤、防腐剤
、酸化防止剤などが必要に応じて結合することができる
実施例 / 以下、実施例及び試験例によシ本発明の詳細な説明する
実施例1.1−メトキシカルボニル−3,6−ジイツプ
ロビルアズレン(3) 3−メトキシカルダニルー6−イソゾロビル−2H−シ
クロヘプタ(b)フラン−2−オン(2)。
2.46IIにエタノール14ゴ、イソバレルアルデヒ
ド5.16.9およびモルホリン4.36#を加えて油
浴上16時間加熱還流した。減圧下に溶媒を留去し、油
状の残渣1をトルエン201nlに溶解後、同量の水で
2回、同量のI N HClで4回、さらに40−の水
で2回洗浄した。トルエン層を50gのアルミナカラム
にかけ、トルエンで溶出した。
溶出液を濃縮して、シリカダル1.05kgのカラムに
かけトルエンで溶出して主成分を含むフラクシ曹ンを分
取した。トルエンを減圧下に留去して赤紫色油状物とし
て(3) 2.08 Nを径比。収率76.9%。元素
分析値: C,80,06;H,8,04、Cl8H2
20□としての計算値: C,79,96;H,8,2
0%、IRスRクトル(液膜): 1690信−’(c
=o)、マススペクトル270 (M”)。
試験例 マウスにおける抗脂血効果 ICR系21日令雄性マウスを2日間市販飼料で飼育し
之後、1%コレステロール含有、実験飼料で7日間飼育
し念。飼育期間中、給餌給水は不断給与とした。
実験飼料の組成は次のとおシである。
飼   料        百分率 しょ糖            59.79カゼイン 
           20.0口紙粉末      
      4.0ミネラル混合物$4.0 ビタミン混合物$1.0 塩化コリン           0,2コレステロー
ル         1.0パーム油        
    5.0大豆油             5.
0ビタミンK             O,01傘:
オリエンタル酵母工業■製ハーバー氏配合を使用し念。
実験飼料給与開始後、6日目と7日目に表1に示した投
与物を胃ゾンデによシ胃内強制経ロ投与し念。
群分けは実験飼料給与開始後6日目の第−回投与前に行
ない1群10匹とし念。体重は平均21.2±1.21
のものを用いた。実験飼料給与開始後7日目の第二回投
与終了時よシ16時間絶食させた。
絶食終了後、エーテル麻酔下で採血し常法によシ血清を
採取した。血液中の総コレステロール(酵素法)、及び
ヘパリン沈殿βリポ蛋白(比濁法)を日立706D形自
動分析装置で測定した。
第  1  表 傘投与物はアズレン誘導体結晶を乳鉢で粉砕した後、0
.25%CMC溶液に混合する。混合後、超音波処理し
、よく懸濁する。また投与時にも再度粉砕し投与するよ
うにする。
投与による総コレステロール値の変化は減少率で第3表
に示した。
総コレステロール値は本発明品の投与によシ著るしく減
少し、殊に少量投与に於てもその効果が持続されている
発明の効果 以上から明らかな如く、本発明の抗脂血剤は活性が大き
くかつ安全性も高く医薬産業上極めて有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式で示されるアズレン誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中R^1は炭素数1〜5のアシル基、炭素数2〜5の
    アルキルオキシカルボニル基、カルバモイル基もしくは
    窒素に置換基を有するカルバモイル基又はシアノ基を表
    わし、R^2は炭素数1〜5のアルキル基を、R^3は
    炭素数1〜6のアルキル基、炭素数6〜9のアリール基
    、炭素数7〜10のアラルキル基をそれぞれ表わす。 2、窒素に置換基を有するカルバモイル基の置換基が炭
    素数1〜3のアルキル基である請求項1記載のアズレン
    誘導体。 3、下記一般式で示されるアズレン誘導体を含有する抗
    脂血剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中R^1は炭素数1〜5のアシル基、炭素数2〜5の
    アルキルオキシカルボニル基、カルバモイル基もしくは
    窒素に置換基を有するカルバモイル基又はシアノ基を表
    わし、R^2は炭素数1〜5のアルキル基を、R^3は
    炭素数1〜6のアルキル基、炭素数6〜9のアリール基
    、炭素数7〜10のアラルキル基をそれぞれ表わす。 4、窒素に置換基を有するカルバモイル基の置換基が炭
    素数1〜3のアルキル基である請求項3記載の抗脂血剤
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Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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