JPH11505815A - (2−モルホリニルメチル)ベンズアミン誘導体 - Google Patents

(2−モルホリニルメチル)ベンズアミン誘導体

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JPH11505815A JP8535361A JP53536196A JPH11505815A JP H11505815 A JPH11505815 A JP H11505815A JP 8535361 A JP8535361 A JP 8535361A JP 53536196 A JP53536196 A JP 53536196A JP H11505815 A JPH11505815 A JP H11505815A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は式(I)を有する新規な(2−モルホリニルメチル)ベンズアミド誘導体、そのN−オキシド形態、製薬学的に許容され得る付加塩及び立体化学的異性体に関し、式中、R1はC1-6アルキル、C2-6アルケニル又はC2-6アルキニルであり;R2は水素、ハロ又はC1-6アルキルスルホニルアミノであり;R3は水素又はC1-6アルキルであり;Lは式R4-C(=O)−Alk− (a);R5−C(=O)−N(R6)−Alk− (b);又はR7−C(=O)−O−Alk− (c)の基であり;ここで各Alkは独立してC1-12アルカンジイルであり;R4は水素、ヒドロキシ、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、あるいは場合により置換されていることができる複素環であり;R5及びR7はそれぞれ独立して水素、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、あるいは場合により置換されていることができる複素環であり;R6は水素又はC1-6アルキルであり;アリールはフェニル又はハロ、C1-6アルキルもしくはC1-6アルキルオキシから選ばれる1、2もしくは3個の置換基で置換されたフェニルである。本発明はさらにそれらを含む製薬学的組成物、該化合物及び組成物の製造法、ならびに特に胃の空虚化の低下を含む状態における薬剤としてのその利用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 (2−モルホリニルメチル)ベンズアミン誘導体 本発明は好ましい胃腸運動刺激性を有する新規な(2−モルホリニルメチル) ベンズアミド誘導体に関し、特にそれらは胃の空虚化(gastric eruptying)を促 進する。本発明はさらにそれを含む製薬学的組成物、該化合物及び組成物の製造 法、ならびに薬剤とてのそれらの利用に関する。 1987年11月4日公開のEP−A−0,243,959は、中枢神経系へ の悪影響がメトクロプラミドより少ない胃腸運動増進剤としての複数の(2−モ ルホリニルアルキル)ベンズアミド誘導体を開示している。 本発明の化合物は、モルホリニル部分の窒素上の置換基、すなわち式(I)に おける置換基Lが不変的にカルボニル官能基を含有する点で先行技術の化合物と 異なる。本化合物は予想以上に好ましい胃腸運動刺激性を示す。さらに特定的に 、それらは胃の空虚化を促進する。 本発明は式 [式中、 R1はC1-6アルキル、C2-6アルケニル又はC2-6アルキニルであり; R2は水素、ハロ又はC1-6アルキルスルホニルアミノであり; R3は水素又はC1-6アルキルであり; Lは式 の基であり、 ここで 各Alkは独立してC1-12アルカンジイルであり; R4は水素;ヒドロキシ;C1-6アルキル;C1-6アルキルオキシ;アミノ;モ ノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ;1−ピペリジニル;C1-6アルキル、 C1-6アルキルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ又は アリールから選ばれる1もしくは2個の置換基で置換された1−ピペリジニル; 1−ピロリジニル;C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、モノ−もし くはジ(C1-6アルキル)アミノ又はアリールから選ばれる1もしくは2個の置 換基で置換された1−ピロリジニル;1−ピペラ、ジニル;C1-6アルキル、C1 -6 アルキルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ又はア リールから選ばれる1もしくは2個の置換基で置換された1−ピペラジニル;ヘ キサヒドロ−1H−ジアゼピン−1−イルあるいはC1-6アルキル、C1-6アルキ ルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ又はアリールか ら選ばれる1もしくは2個の置換基で置換されたヘキサヒドロ−1H−ジアゼピ ン−1−イルであり; R5及びR7はそれぞれ独立して水素;C1-6アルキル;C1-6アルキルオキシ; アミノ;モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ;1−ピペリジニル;C1-6 アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル) アミノ又はアリールから選ばれる1もしくは2個の置換基で置換された1−ピペ リジニル;1−ピロリジニル;C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、 モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ又はアリールから選ばれる1もしく は2個の置換基で置換された1−ピロリジニル;1−ピペラジニル;C1-6アル キル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミ ノ又はアリールから選ばれる1もしくは2個の置換基で置換された1−ピペラジ ニル;ヘキサヒドロ−1H−ジアゼピン−1−イルあるいはC1-6アルキル、C1 -6 アルキルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ又はア リールから選ばれる1もしくは2個の置換基で置換されたヘキサヒドロ−1H− ジアゼピン−1−イルであり; R6は水素又はC1-6アルキルであり; アリールはフェニル、あるいはハロ、C1-6アルキル又はC1-6アルキルオキシ から選ばれる1、2又は3個の置換基で置換されたフェニルである] を有する新規な(2−モルホリニルメチル)ベンズアミド誘導体、そのN−オキ シド形態、製薬学的に許容され得る付加塩及び立体化学的異性体に関する。 前記の定義及び下記において用いられる場合、1−ピペラジニル環上の置換基 は4位の窒素原子上又はいずれかの炭素原子上にあることができ;ヘキサヒドロ −1H−ジアゼピン−1−イル環上の置換基は4位の 窒素原子上又はいずれかの炭素原子上にあることができ;ハロはフルオロ、クロ ロ、ブロモ及びヨードを包含し;C1-6アルキルは炭素数が1〜6の直鎖状もし くは分枝鎖状飽和炭化水素基、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、1− メチルエチル、2−メチルプロピル、ペンチル、ヘキシルなどを定義し;C2-6 アルケニルは、1つの二重結合を有し且つ素数が2〜6である直鎖状もしくは分 枝鎖状炭化水素基、例えばエテニル、2−プロペニル、3−ブテニル、2−ブテ ニル、2−ペンテニル、3−メチル−2−ブテニルなどを定義し;C2-6アルキ ニルは、1つの三重結合を有し且つ炭素数が2〜6である直鎖状もしくは分枝鎖 状炭化水素基、例えばエチニル、2−プロピニル、3−ブチニル、2−ブチニル 、2−ペンチニル、3−メチル−2−ブチニルなどを定義し;C1-6アルカンジ イルは炭素数が1〜6の2価直鎖状もしくは分枝鎖状炭化水素基、例えば1,2 −エタンジイル、1,3−プロパンジイル、1,4−ブタンジイル、1,5−ペ ンタンジイル、1,6−ヘキサンジイル及びそれらの分枝異性体を定義し;C1- 12 アルカンジイルはC1-6アルカンジイル、ならびに炭素数が7〜12のそれら の高級同族体、例えば1,7−ヘプタンジイル、1,8−オクタンジイル、1, 9−ノナンジイル、1,10−デカンジイル、1,11−ウンデカンジイル、1 ,12−ドデカンジイル及びそれらの分枝状異性体を定義する。 上記の製薬学的に許容され得る付加塩は、式(I)の化合物が形成することが できる治療的に活性な無毒性塩基及び酸付加塩の形態を含むものとする。酸付加 塩の形態は、遊離の塩基の形態の式(I)の化合物を適した酸で処理することに より簡単に得ることができる。適した酸は、例えば無機酸、例えば塩酸又は臭化 水素酸を例とするハロゲン化水素酸 ;硫酸;硝酸;リン酸などの酸;あるいは有機酸、例えば酢酸、プロパン酸、ヒ ドロキシ酢酸、乳酸、ピルビン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸 、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン 酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、サイクラミン酸、サリチル 酸、p−アミノサリチル酸、パモ酸などの酸を含む。逆に、酸付加塩の形態をア ルカリで処理することにより遊離の塩基の形態に転化することができる。 酸性プロトンを含有する式(I)の化合物は、適した有機及び無機塩基で処理 することによりその無毒性塩基、すなわち金属又はアミン付加塩の形態に転化す ることもできる。適した塩基塩の形態は、例えばアンモニウム塩、アルカリ及び アルカリ金属塩、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カル シウム塩など、有機塩基、例えばベンザチン、N−メチル−D−グルカミン、ヒ ドラバミン塩、ならびにアミノ酸、例えばアルギニン、リシンとの塩を含む。逆 に塩基付加塩の形態を酸で処理することにより遊離の酸の形態に転化することが できる。 上記で用いられた付加塩という用語は、式(I)の化合物及びその塩が形成す ることができる溶媒和物も包含する。そのような溶媒和物は例えば水和物、アル コレートなどである。 前記で用いられた「立体化学的異性体」という用語は、式(I)の化合物が有 し得るすべての考えられる異性体を定義する。他に言及又は指示がなければ、化 合物の化学名は、すべての考えられる立体化学的異性体の混合物を示し、該混合 物は、基となる分子構造のすべてのジアステレオマー及びエナンチオマーを含有 する。さらに特定的に、ステレオジェン中心はR−又はS−立体配置を有するこ とができ;2価環状飽和基上 の置換基はシス−又はトランス−立体配置のいずれかを有することができる。R1 がC2-6アルケニルである式(I)の化合物はE−及びZ−形態の混合物として 、あるいは純粋なE−形態又は純粋なZ−形態として存在することができる。式 (I)の化合物の立体化学的異性体は明らかに本発明の範囲内に含まれるものと する。 式(I)の化合物のあるものはその互変異性体として存在することもできる。 そのような形態は上記の式において明確に指示されてはいないが、本発明の範囲 内に含まれるものとする。 式(I)の化合物のN−オキシド形態は、1又は数個の窒素原子がいわゆるN −オキシド、特にモルホリン−窒素がN−オキシド化されているN−オキシドに 酸化されている式(I)の化合物を含むものとする。 下記で用いられる場合は常に、式(I)の化合物という用語は、N−オキシド 形態、製薬学的に許容され得る付加塩及びすべての立体異性体も含むものとする 。 式(I)の化合物の特定の群は、以下の制限の1つ又はそれ以上が適用される 群である: a)R1がC1-6アルキル、好ましくはメチルである; b)R2がハロ、好ましくはクロロである; c)R3が水素である; d)Lが式(a)の基である; e)AlkがC1-6アルカンジイル;好ましくは1,3−プロパンジイル、1, 4−ブタンジイル又は1,5−ペンタンジイルである。 好ましい化合物はR1がメチルであり、R2がクロロであり、R3が水素であり 、Alkが1,3−プロパンジイル、1,4−ブタンジイル又 は1,5−ペンタンジイルであり、Lが式(a)の基であり、ここでR4はC1-6 アルキル、ジ(C1-6アルキル)アミノ又は1−ピロリジニルである式(I)の 化合物である。 最も好ましい化合物は、 2−[[(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンゾイル)アミノ]メチル ]−N,N−ジエチル−4−モルホリン−ブタンアミド; 4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシ−N−[[4−[4−オキソ−4−(1 −ピロリジニル)ブチル]−2−モルホリニル]メチル]ベンズアミド; これらの製薬学的に許容され得る付加塩及び立体化学的異性体である。 下記で用いられる場合は常に、他に指示がなければR1〜R3及びLは式(I) の下で定義された通りである。 以下の製造において反応生成物は、当該技術分野において一般的に既知の方法 、例えば抽出、蒸留、結晶化、摩砕及びクロマトグラフィーに従って反応混合物 から単離し、必要ならさらに精製することができる。 式(I)の化合物は一般にEP−A−0,243,959の記載の方法に従っ て製造することができる。 特に式(II)のモルホリン誘導体を、Wが反応性脱離基、例えばクロロ、ブ ロモ又はヨードを例とするハロ、あるいはメタンスルホンニルオキシ、トルエン スルホニルオキシなどの脱離基を例とするスルホニルオキシ基である式(III )の中間体を用いてN−アルキル化することにより式(I)の化合物を製造する ことができる。 該N−アルキル化は反応に不活性な溶媒、例えばN,N−ジメチルホルムアミ ド又はメチルイソブチルケトン中で、適した塩基、例えば炭酸ナリウム又はジエ チルエタナミンの存在下で簡単に行うことができ、塩基は反応の経過中に遊離さ れる酸を拾い上げるために用いることができる。ある場合には、ヨーダイド塩、 好ましくはアルカリ金属ヨーダイド又はクラウンエーテル、例えば1,4,7, 10,13,16−ヘキサオキサシクロオクタデカンなどの添加が適してい得る 。撹拌及び高温は反応の速度を増すことができる。さらに、該N−アルキル化を 不活性雰囲気下で、例えば酸素−非含有アルゴン又は窒素ガスの下で行うのが有 利であり得る。 式(I)の化合物はさらに、当該技術分野において既知の基変換反応に従って 式(I)の化合物を互いに転化することによって製造することができる。 3価の窒素をそのN−オキシド形態に転化するための当該技術分野において既 知の方法に従って、式(I)の化合物を対応するN−オキシド形態に転化するこ ともできる。該N−オキシド化反応は一般に、式(I)の出発材料を適した有機 又は無機過酸化物と反応させることにより行うことができる。適した無機過酸化 物には、例えば過酸化水素、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属過酸化物、 例えば過酸化ナトリウム、過 酸化カリウムが含まれ;適した有機過酸化物は過酸、例えばベンゼンカルボペル オキソ酸又はハロ置換ベンゼンカルボペルオキソ酸、例えば3−クロロベンゼン カルボペルオキソ酸、ペルオキソアルカン酸、例えばペルオキソ酢酸、アルキル ヒドロペルオキシド、例えばt−ブチルヒドロペルオキシドを含むことができる 。適した溶媒は例えば水、低級アルカノール類、例えばエタノールなど、炭化水 素、例えばトルエン、ケトン類、例えば2−ブタノン、ハロゲン化炭化水素、例 えばジクロロメタン、ならびにそのような溶媒の混合物である。 本発明の化合物の合成に必要な式(II)及び(III)の試薬及び中間体は 、商業的に容易に入手可能であるか、又は既知の方法に従って製造することがで きる。例えばEP−A−0,243,959は式(II)の中間体のいくつかの 製造を記載しており、1989年3月29日公開のEP−A−0,309,04 3は式(III)の中間体のいくつかの製造を記載している。 式(I)の化合物、そのN−オキシド形態、製薬学的に許容され得る付加塩及 び考えられる立体異性体は、好ましい胃腸運動刺激性を有する。特に本発明の化 合物は胃腸の空虚化への有意な運動増強効果を示す。後者の性質は、下記に記載 する「ラットにおける液餌の胃空虚化(Gastric emptying o f a liquid meal in rats)」−試験において得られる 結果により証明することができ、さらに「リダミジンの投与後の覚醒犬における 非カロリー餌の胃空虚化(Gastric emptying of an a caloric meal in conscious dog after administration of lidamidine)」−試験 により証明することができる。 さらに、式(I)の化合物、そのN−オキシド形態、製薬学的に許容され得る 付加塩及び考えられる立体異性体のほとんどは、セロトニン様−5HT1レセプ ター及びセロトニン様−5HT2レセプターとのレセプター−結合親和性をほと んど又は全く示さず、ドパミン作用性拮抗活性をほとんど又は全く有していない 。 その有用な胃腸運動増強性の観点から、本化合物は投与目的の種々の形態に調 製することができる。 適した製薬学的組成物として、薬剤を全身的に投与するために通常用いられる すべての組成物を挙げることができる。本発明の製薬学的組成物の調製のために は、活性成分として治療的に有効量の、場合により付加塩の形態の特定の化合物 を製薬学的に許容され得る担体との緊密な混合物に合わせ、担体は投与に望まし い調剤の形態に依存して多様な形態をとることができる。これらの製薬学的組成 物は、好ましくは経口的、又は非経口的注射による投与に適した単位投薬形態で あるのが望ましい。例えば経口的投薬形態の組成物の調製において、懸濁剤、シ ロップ、エリキサー及び溶液などの経口的液体調剤の場合、例えば水、グリコー ル類、油類、アルコール類などの通常の製薬学的媒体のいずれも用いることがで き;あるいは散剤、丸薬、カプセル及び錠剤などの場合、澱粉、糖類、カオリン 、滑沢剤、結合剤、崩壊剤などの固体担体を用いることができる。その投与の容 易さのために、錠剤及びカプセルは最も有利な経口的投薬単位形態を与え、その 場合には固体の製薬学的担体が用いられるのは明らかである。非経口用組成物の 場合、担体は通常少なくとも大部分において無菌水を含むが、例えば溶解性を助 けるための他の成分 が含まれることができる。例えば担体が食塩水、グルコース溶液又は食塩水とグ ルコース溶液の混合物を含む注射可能な溶液を調製することができる。注射可能 な懸濁剤も調製することができ、その場合には適した液体担体、懸濁剤などを用 いることができる。式(I)の付加塩は、対応する遊離の塩基又は酸の形態を越 えるその向上した水溶性のために、明らかに水性組成物の調製により適している 。 前記の製薬学的組成物を、投与の容易さ及び投薬量の均一性のために投薬単位 形態で調製するのが特に有利である。明細書及び本明細書の請求の範囲で用いら れる投薬単位形態とは、1回の投薬量として適した物理的に分離された単位を言 い、各単位は所望の治療効果を生むために計算されたあらかじめ決められた量の 活性成分を、必要な製薬学的担体と一緒に含有する。そのような投薬単位形態の 例は錠剤(刻み付き又はコーティング錠を含む)、カプセル、丸薬、散剤分包、 ウェハース、注射可能な溶液又は懸濁剤、小さじ一杯、大さじ一杯など、ならび に分離されたその倍数である。 胃腸系の運動を刺激する本発明の化合物の能力、特に胃の空虚化を促進するそ の能力の観点から、本化合物は運動の障害、例えば食道及び/又は胃及び/又は 小腸及び/又は大腸の蠕動の低下に苦しむ患者における胃及び腸の空虚化を正常 にするか又は促進するために有用である。 式(I)の化合物の有用性の観点から、本発明は胃腸系の運動障害、例えば食 道炎、胃不全麻痺、鼓腸性消化不良、非潰瘍性消化不良、疑閉塞、結腸通過障害 などの障害に苦しむ温血動物の処置の方法も提供することになる。該方法は、有 効胃腸刺激量の式(I)の化合物を温血動物に全身的に投与することを含む。従 って、薬剤としての式(I)の化合 物の利用、特に胃腸運動の低下を含む状態の処置のための薬剤の製造のための式 (I)の化合物の利用を提供する。 そのような運動障害の処置における熟練者は、下記に示す試験結果から、有効 刺激量を決定することができる。毎日の有効量は体重1kg当たり約0.1mg 〜約40mg、より好ましくは体重1kg当たり約0.5mg〜約5mgである 。処置の方法は、1日当たりに2〜4回の摂取という管理に基づいて活性成分を 投与することも含み得る。 以下の実施例は例示のためのものであり、本発明の範囲を制限することを意図 するものではない。実験の部 A.式(I)の化合物の製造 実施例1 N,N−ジメチルホルムアミド(90ml)中の4−クロロ−N,N−ジエチ ルブタンアミド(2.16g)、EP−A−0,243,959に記載の方法に 従って製造された4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシ−N−(2−モルホリ ニルメチル)ベンゼンアミド(3g)及び炭酸ナトリウム(1.58g)の混合 物を70℃において48時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物に水を加えた。 この混合物をジクロロメタンで2回抽出し、合わせた抽出物を水で洗浄し、乾燥 し、濾過し、溶媒を蒸発させた。残留物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフ ィーにより精製した(溶離剤:CHCl3/CH3OH 95/5)。第1の画分 を集め、溶媒を蒸発させた。残留物を2−プロパノール及びジイソプロピルエー テル中で塩酸塩に転化させた。塩を濾過し、アセトニトリルから結晶化させた。 沈澱を濾過し、乾燥し、1.43g(30.4%)の (±)−2−[[(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンゾイル)アミノ ]メチル]−N,N−ジエチル−4−モルホリン−ブタンアミド一塩酸塩半水和 物(化合物1;融点122.2℃)を得た。 類似の方法で表1の化合物を製造した。 B.薬理学的実施例 実施例2「ラットにおける液餌の胃空虚化」試験 Reynell and Spray(J.Physiol.,131,45 2−456(1956))により最初に考案された方法の修正変法に従ってラッ トにおける胃空虚化を測定した。ラットを24時間食物停止とし、それぞれのお りに隔離した。式(I)の化合物又は食塩水の皮下投与から半時間の後、40m lの蒸留水中の200mgのフェノールレッドの温懸濁液から成る試験餌を経口 的挿管(0.4ml/ラット)により与えた。半時間の後に頸管除去によりラッ トを犠牲にした。次いで開腹により胃を露出し、幽門及び噴門において迅速に結 紮し、取り出した。胃を切り開き、その内容物を100mlの0.1N水酸化ナ トリウムで抽出した。この抽出物のフェノールレッド含有量を分光光度計で55 8nmにおいて測色法により検定した。食塩水−処置動物の場合は1.41吸光 単位という平均値が得られた。表2は2.5mg/kgの試験化合物の試験注射 の後の平均吸光単位を示す。 C.組成物実施例 これらの実施例を通じて用いられる「活性成分」(A.I.)は、式(I)の 化合物、そのN−オキシド形態、製薬学的に許容され得る付加塩又は立体化学的 異性体に関する。実施例3:経口用溶液 9gの4−ヒドロキシ安息香酸メチル及び1gの4−ヒドロキシ安息香酸プロ ピルを41の煮沸精製水に溶解する。この溶液の31に最初に10gの2,3− ジヒドロブタン二酸及びその後20gのA.I.を溶解する。後者の溶液を前者 の溶液の残りの部分と合わせ、121の1,2,3−プロパントリオール及び3 1のソルビトール70%溶液をそこに加える。40gのサッカリンナトリウムを 0.51の水に溶解し、2mlのラズベリーエッセンス及び2mlのグースベリ −エッセンスを加える。後者の溶液を前者と合わせ、20lとするのに十分な水 を加え、小さじ1杯(5ml)当たりに5mgのA.I.を含有する経口用溶液 を得る。得られる溶液を適した容器に充填する。実施例4:フィルム−コーティング錠 錠剤芯の製造 100gのA.I.、570gのラクトース及び200gの澱粉の混合物を十 分に混合し、その後約200mlの水中の5gのドデシル硫酸ナトリウム及び1 0gのポリビニルピロリドンの溶液で加湿する。湿潤粉末混合物をふるい、乾燥 し、再びふるう。次いでそこに100gの微結晶セルロース及び15gの水素化 植物油を加える。全体を十分に混合し、錠剤に圧縮し、それぞれ10mgの活性 成分を含有する10.000個の錠剤を得る。コーティング 75mlの変性エタノール中の10gのメチルセルロースの溶液に150ml のジクロロメタン中の5gのエチルセルロースの溶液を加える。次いでそこに7 5mlのジクロロメタン及び2.5mlの1,2,3−プロパントリオールを加 える。10gのポリエチレングリコールを溶融し、75mlのジクロロメタンに 溶解する。後者の溶液を前者に加え、次いで2.5gのオクタデカン酸マグネシ ウム、5gのポリビニルピロリドン及び30mlの濃着色剤懸濁液を加え、全体 を均一化する。かくして得られる混合物を用い、コーティング装置において錠剤 芯をコーティングする。実施例5:注射用溶液 1.8gの4−ヒドロキシ安息香酸メチル及び0.2gの4−ヒドロキシ安息 香酸プロピルを約0.51の注射用煮沸水に溶解した。約50℃に冷却した後、 4gの乳酸、0.05gのプロピレングリコール及び4gのA.I.を撹拌しな がら加えた。溶液を室温に冷却し、1lの容積となるのに十分な注射用水を補足 し、4mg/mlのA.I.の溶液を得る。溶液を濾過により滅菌し(U.S. P.XVII p.811)、無菌の容器に充填する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,BB,BG ,BR,CA,CN,CZ,EE,GE,HU,IS, JP,KG,KR,LK,LR,LT,LV,MD,M G,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,SG ,SI,SK,TR,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 ベルドンク,マルク・グスターフ・セリー ヌ ベルギー・ビー−2275ギエルレ・ロジーデ 71

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式 [式中、 R1はC1-6アルキル、C2-6アルケニル又はC2-6アルキニルであり; R2は水素、ハロ又はC1-6アルキルスルホニルアミノであり; R3は水素又はC1-6アルキルであり; Lは式 の基であり、 ここで 各Alkは独立してC1-12アルカンジイルであり; R4は水素;ヒドロキシ;C1-6アルキル;C1-6アルキルオキシ;アミノ;モ ノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ;1−ピペリジニル;C1-6アルキル、 C1-6アルキルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ又は アリールから選ばれる1もしくは2個の置換基で置換された1−ピペリジニル; 1−ピロリジニル;C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、モノ−もし くはジ(C1-6アルキル)ア ミノ又はアリールから選ばれる1もしくは2個の置換基で置換された1−ピロリ ジニル;1−ピペラジニル;C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、モ ノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ又はアリールから選ばれる1もしくは 2個の置換基で置換された1−ピペラジニル;ヘキサヒドロ−1H−ジアゼピン −1−イル、あるいはC1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、モノ−も しくはジ(C1-6アルキル)アミノ又はアリールから選ばれる1もしくは2個の 置換基で置換されたヘキサヒドロ−1H−ジアゼピン−1−イルであり; R5及びR7はそれぞれ独立して水素;C1-6アルキル;C1-6アルキルオキシ; アミノ;モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ;1−ピペリジニル;C1-6 アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル) アミノ又はアリールから選ばれる1もしくは2個の置換基で置換された1−ピペ リジニル;1−ピロリジニル;C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、 モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ又はアリールから選ばれる1もしく は2個の置換基で置換された1−ピロリジニル;1−ピペラジニル;C1-6アル キル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミ ノ又はアリールから選ばれる1もしくは2個の置換基で置換された1−ピペラジ ニル;ヘキサヒドロ−1H−ジアゼピン−1−イルあるいはC1-6アルキル、C1 -6 アルキルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ又はア リールから選ばれる1もしくは2個の置換基で置換されたヘキサヒドロ−1H− ジアゼピン−1−イルであり; R6は水素又はC1-6アルキルであり; アリールはフェニルあるいはハロ、C1-6アルキル又はC1-6アルキル オキシから選ばれる1、2又は3個の置換基で置換されたフェニルである] を有する化合物、そのN−オキシド形態、製薬学的に許容され得る付加塩又は立 体化学的異性体。 2.R1がC1-6アルキルである請求の範囲第1項に記載の化合物。 3.R2がハロである請求の範囲第1又は2項に記載の化合物。 4.R3が水素である請求の範囲第1〜3項のいずれか1つに記載の化合物。 5.Lが式(a)の基である請求の範囲第1〜4項のいずれか1つに記載の化合 物。 6.化合物が 2−[[(4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシベンゾイル)アミノ]メチル ]−N,N−ジエチル−4−モルホリン−ブタンアミド; 4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシ−N−[[4−[4−オキソ−4−(1 −ピロリジニル)ブチル]−2−モルホリニル]メチル]ベンズアミド; それらの製薬学的に許容され得る付加塩又は立体化学的異性体から選ばれる請求 の範囲第1項に記載の化合物。 7.製薬学的に許容され得る担体及び、活性成分として治療的に有効な量の請求 の範囲第1〜6項のいずれか1つにて請求されている化合物を含む組成物。 8.製薬学的に許容され得る担体を治療的に有効な量の請求の範囲第1〜6項の いずれか1つにて請求されている化合物と緊密に混合する請求の範囲第7項にて 請求されている組成物の調製法。 9.薬剤として用いるための請求の範囲第1〜6項のいずれか1つにて請求され ている化合物。 10.式(II)の中間体を式(III)の中間体を用いてN−アルキル化し、 場合により式(I)の化合物を官能基変換反応により互いに転化させ;必要に応 じて、式(I)の化合物を製薬学的に許容され得る酸もしくは塩基付加塩に転化 させ、あるいは逆に酸もしくは塩基付加塩をアルカリもしくは酸を用いて遊離の 塩基もしくは遊離の酸の形態に転化させ;そして/又はその立体化学的異性体を 製造し;そして/又はそのN−オキシド形態を製造する ことを特徴とする請求の範囲第1項にて請求されている化合物の製造法。
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