JPH01238109A - 複合磁性体の製造方法 - Google Patents
複合磁性体の製造方法Info
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- JPH01238109A JPH01238109A JP6622388A JP6622388A JPH01238109A JP H01238109 A JPH01238109 A JP H01238109A JP 6622388 A JP6622388 A JP 6622388A JP 6622388 A JP6622388 A JP 6622388A JP H01238109 A JPH01238109 A JP H01238109A
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Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
磁石とヨークとからなる複合磁性体に関し、磁石とヨー
クとを一体化して製造することを目的とし、 同一雰囲気で且つ同一温度で焼結が可能な硬質磁性材料
粉と軟質磁性材料粉とを組み合わせ、圧縮成形して一体
化し、該成形体を焼結して複合焼結体を構成する。
クとを一体化して製造することを目的とし、 同一雰囲気で且つ同一温度で焼結が可能な硬質磁性材料
粉と軟質磁性材料粉とを組み合わせ、圧縮成形して一体
化し、該成形体を焼結して複合焼結体を構成する。
本発明は磁石とヨークとを一体化した複合磁性体の製造
方法に関する。
方法に関する。
電子機器を初めとして各種の装置に磁石が使用されてい
るが、磁石より発生する磁力線を必要とする場所まで導
(磁気回路として磁性体からなるヨーク(Yoke)が
使用されている。
るが、磁石より発生する磁力線を必要とする場所まで導
(磁気回路として磁性体からなるヨーク(Yoke)が
使用されている。
こ\で、磁石は硬質磁性材料からなるもので、保磁力(
Hiが大きく、残留磁束密度(B、)が少なく、幅の広
いヒステリシスループを描くのが特徴である。
Hiが大きく、残留磁束密度(B、)が少なく、幅の広
いヒステリシスループを描くのが特徴である。
一方、ヨークは軟質磁性材料からなり、保磁力(Hc”
)が小さく、残留磁束密度(B、)が大きく幅が狭くて
高いヒステリシスループを描くのが特徴である。
)が小さく、残留磁束密度(B、)が大きく幅が狭くて
高いヒステリシスループを描くのが特徴である。
そして、磁石とヨークはそれぞれ別々に製造され、これ
を組み合わせて磁気回路が形成され、各種の装置に利用
されている。
を組み合わせて磁気回路が形成され、各種の装置に利用
されている。
磁石とヨークなど磁性体の製法としては、これらの磁性
材料を加熱溶融し、鋳造する方法が一般的である。
材料を加熱溶融し、鋳造する方法が一般的である。
そして、材質が硬くて脆く、切削加工が困難な材料や複
雑な形状の磁性体についてのみ焼結法が用いられていた
。
雑な形状の磁性体についてのみ焼結法が用いられていた
。
そのため、従来の磁石とヨークは大部分の場合に鋳造法
により造られ、両者を接着剤を用いて接着し、使用する
のが通例である。
により造られ、両者を接着剤を用いて接着し、使用する
のが通例である。
磁気装置には磁石が多く使用されており、磁気回路を形
成するためにヨークと組み合わせて磁力線の有効利用が
行われている。
成するためにヨークと組み合わせて磁力線の有効利用が
行われている。
そして両者を接合して使用しているが、これを一体成形
できれば工数の節減ができ、製造コストの低減が可能と
なる。
できれば工数の節減ができ、製造コストの低減が可能と
なる。
そこで、この実現をはかることが課題である。
上記の課題は同一雰囲気で且つ同一温度で焼結が可能な
硬質磁性材料粉と軟′J!f磁性材料粉とを組み合わせ
、圧縮成形して一体化し、該成形体を焼結して複合焼結
体を得ることにより達成することができる。
硬質磁性材料粉と軟′J!f磁性材料粉とを組み合わせ
、圧縮成形して一体化し、該成形体を焼結して複合焼結
体を得ることにより達成することができる。
本発明は粉末焼結法の進歩によって高密度で且つ磁気特
性の優れた軟質磁性体が出来るようになった結果なされ
たものである。
性の優れた軟質磁性体が出来るようになった結果なされ
たものである。
すなわち、粉末焼結法によって得られる従来の軟質磁性
体は鋳造法により得られるものと較べて密度が低いこと
、および成分元素の相互拡散が充分に行われず、目的と
する合金組成が得にくいなどのことから、磁気特性が劣
っていたが、焼結法が改良された結果、高密度の焼結体
の製造が可能になった。
体は鋳造法により得られるものと較べて密度が低いこと
、および成分元素の相互拡散が充分に行われず、目的と
する合金組成が得にくいなどのことから、磁気特性が劣
っていたが、焼結法が改良された結果、高密度の焼結体
の製造が可能になった。
さて、発明者等は軟質磁性体と硬質磁性体の組成が近似
するものがあるのに気付いた。
するものがあるのに気付いた。
すなわち、軟質磁性材料に他の成分元素を添付すること
によって硬質磁性体となっているものがある。
によって硬質磁性体となっているものがある。
か−る磁性体は焼結条件が類似していることがら一つの
型に両方の材料を区別して詰め込んで圧縮成形し、これ
を焼結して複合磁性体を造ることが可能である。
型に両方の材料を区別して詰め込んで圧縮成形し、これ
を焼結して複合磁性体を造ることが可能である。
例えば、型の中で磁石形成部には硬質磁性粉を圧縮成形
し、ヨーク形成部には軟質磁性材料を圧縮成形して成形
体を作り、これを焼結すれば、磁石とヨークとが一体化
したものを造ることができる。
し、ヨーク形成部には軟質磁性材料を圧縮成形して成形
体を作り、これを焼結すれば、磁石とヨークとが一体化
したものを造ることができる。
か−る例として、鉄(Fe)−コバルト(Co)からな
る軟質磁性体と鉄(Fe)−クローム(Cr)−コバル
ト(Co)からなる硬質磁性体との組み合わせを挙げる
ことができる。
る軟質磁性体と鉄(Fe)−クローム(Cr)−コバル
ト(Co)からなる硬質磁性体との組み合わせを挙げる
ことができる。
こ\で、両者の磁気特性と焼結条件を示すと次のように
なる。
なる。
Fe−Co合金(軟質磁性体);
B、(残留磁束密度)・・・〜22KG(ガウス)焼結
温度 ・・・1300〜1400℃(11□雰囲気)F
e−Cr−Co合金(硬質磁性体):Hc (保磁力)
・=600〜10000eB2
・・・9〜12KG焼結温度 ・・・1100
〜1400℃(11□雰囲気)従って、両者の合致する
焼成温度すなわち1300〜1400℃でII2雰囲気
で焼結を行えば複合焼結体を得ることができる。
温度 ・・・1300〜1400℃(11□雰囲気)F
e−Cr−Co合金(硬質磁性体):Hc (保磁力)
・=600〜10000eB2
・・・9〜12KG焼結温度 ・・・1100
〜1400℃(11□雰囲気)従って、両者の合致する
焼成温度すなわち1300〜1400℃でII2雰囲気
で焼結を行えば複合焼結体を得ることができる。
Fe−Cr−Coの原料粉末としては組成比がFe−3
0%Cr−20%Coで粒度が一100メツシュのもの
を用い、Fe−Coの原料粉末としては、 Fe−20%Coで粒度が一350メソシュのものとC
o粉で粒度が一400メツシュ のちのを混合してFe−50%Coの組成になるように
した。
0%Cr−20%Coで粒度が一100メツシュのもの
を用い、Fe−Coの原料粉末としては、 Fe−20%Coで粒度が一350メソシュのものとC
o粉で粒度が一400メツシュ のちのを混合してFe−50%Coの組成になるように
した。
次に、この粉末を用い、Fe−Cr−Coの部分が1c
m。
m。
Fe−Coの部分が1cmとなるように圧縮成形して直
径1cn+、長さが2c111の円柱状の試料を造った
。
径1cn+、長さが2c111の円柱状の試料を造った
。
この試料を11□雰囲気中において、1350°Cで1
時間に亙って焼結し、焼結体を得た後にFe−Cr−C
oの部分を磁石化するために640℃で1時間のl1f
t tA中時効処理を行った。
時間に亙って焼結し、焼結体を得た後にFe−Cr−C
oの部分を磁石化するために640℃で1時間のl1f
t tA中時効処理を行った。
表は両者の特性を示すものである。
表
このように、焼結体の磁石部分とヨーク部分はそれぞれ
硬質磁性体と軟質磁性材料の特性を示しており、磁石と
ヨークとが一体化した複合磁性体を得ることができた。
硬質磁性体と軟質磁性材料の特性を示しており、磁石と
ヨークとが一体化した複合磁性体を得ることができた。
〔発明の効果]
本発明の実施により磁石とヨークを一体化した複合磁性
体を一度に造ることができ、これにより組み立てと調整
工程を省くことができ、コストを低減した磁気回路の形
成が可能となる。
体を一度に造ることができ、これにより組み立てと調整
工程を省くことができ、コストを低減した磁気回路の形
成が可能となる。
Claims (1)
- 同一雰囲気で且つ同一温度で焼結が可能な硬質磁性材
料粉と軟質磁性材料粉とを組み合わせ、圧縮成形して一
体化し、該成形体を焼結して得ることを特徴とする複合
磁性体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6622388A JPH01238109A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 複合磁性体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6622388A JPH01238109A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 複合磁性体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01238109A true JPH01238109A (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=13309619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6622388A Pending JPH01238109A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 複合磁性体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01238109A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6272734B1 (en) * | 1996-07-10 | 2001-08-14 | Tyco Electronics Logistics Ag | Process for manufacturing an electromagnetic relay |
JP2009060138A (ja) * | 2000-12-11 | 2009-03-19 | Advanced Materials Technologies Pte Ltd | 焼結品製造方法、連続体製造方法、物品形成方法及び構造体 |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP6622388A patent/JPH01238109A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6272734B1 (en) * | 1996-07-10 | 2001-08-14 | Tyco Electronics Logistics Ag | Process for manufacturing an electromagnetic relay |
JP2009060138A (ja) * | 2000-12-11 | 2009-03-19 | Advanced Materials Technologies Pte Ltd | 焼結品製造方法、連続体製造方法、物品形成方法及び構造体 |
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