JPH01236615A - 縦型熱処理装置 - Google Patents

縦型熱処理装置

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JPH01236615A
JPH01236615A JP29046788A JP29046788A JPH01236615A JP H01236615 A JPH01236615 A JP H01236615A JP 29046788 A JP29046788 A JP 29046788A JP 29046788 A JP29046788 A JP 29046788A JP H01236615 A JPH01236615 A JP H01236615A
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heaters
tube
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亘 大加瀬
Hiroyuki Mihashi
三橋 弘幸
Seishirou Satou
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は熱処理装置に関する。
(従来の技術) 従来の熱処理装置、例えば低圧CVD装置では、熱処理
のための炉体を横方向に設置したもの(即ち、横型炉タ
イプ)が−船釣である。しかし、近年では1次のような
利点を有する縦型炉タイプの熱処理装置も使用されてい
る。
縦型炉タイプの第一の利点は、装置の設置面積を縮小で
きることである。
横型炉タイプの熱処理装置は、当然ながら炉長に比例し
た設置面積を必要とする。これに対し。
縦型炉タイプの熱処理装置を設置するのに必要な面積は
、炉の直径で決る。炉の直径は一般に炉長よりも短いか
ら、縦型炉の方が設置面積は小さくてすむ。しかも、熱
処理は半導体ウェハーを連続的に炉内に整列させて行な
うから、炉長は処理能力に比例して長くなるが、炉の直
径は処理能力が大きくなっても変らない。従って、処理
能力が大きくなるほど、設置面積に関する縦型炉の利点
は更に大きくなる。
縦型炉の第二の利点は、炉内への処理ガスの供給におい
て、垂直方向で生じるガスの対流を利用できることであ
る。
横型炉タイプ及び縦型炉タイプの何れにおいても、熱処
理装置で最も重要な要素の一つは、炉長方向に沿った炉
内の温度分布を均一化することである。温度分布が不均
一であると、同一ロットで処理された半導体ウェハーの
間に品質のバラツキを生じるからである。
(発明が解決しようとする課題) この点において、縦型炉タイプの熱処理装置は横型炉タ
イプのものよりも不利である。何故なら、対流によって
熱が上方に移動し、炉頂部では累積的に温度が上昇する
からである。この蓄熱は、ヒータの熱的疲労を伴う問題
もある。
、  上記の理由で、熱処理装置では炉内の限られた所
定領域に均一な温度分布を達成し、該領域でのみ半導体
ウェハーの熱処理を行なうようにしている。これは、炉
の両端では周囲への放熱の影響によって不可避的に温度
の低い領域が発生するため、炉の全長に互って内部温度
を均一にすることは不可能だからである。従って、熱処
理装置の生産性を向上するためには、均一な温度分布領
域の比率を高めることが重要である。この点に関しても
、上記同様の理由で、縦型炉タイプの方が横型炉タイプ
よりも難しい。
定常状態において炉内のより広範な領域で均一な温度分
布を達成するための手段として、従来の熱処理装置では
、第9図に示すように、プロセスチューブlの周囲に分
割タイプのヒータ2を設けた炉が用いられている。ヒー
タ2は抵抗線からなっており、例えば、図示のように端
子11〜T4を設けることによって三つの部分3a、 
3b、 3cに分割されている。端子T1〜T2の間、
端子T2〜T3の間、端子T3〜T4の間の電源電圧を
夫々独立に設定することにより、抵抗3a、 3b、 
3cに流れる電流を独立に制御できるようになっている
。この従来の装置では、両端部の抵抗3a、3cに流れ
る電流を中央部の抵抗3bに流れる電流よりも大きくす
ることにより、両端部のヒータ温度を高くしている。こ
れによってプロセスチューブ両端における放熱の影響が
補償されるため、抵抗3a、 3b、 3cが全て同じ
ヒータ温度の場合に比較して、中央部における温度分布
の均一な領域は拡大されることになる。
しかしながら、上記のような分割型ヒータを用いたとし
ても、プロセスチューブ両端における温度制御の効率は
それほど高くない、このため、抵抗3a、3cを短縮し
て温度分布が均一な領域の比率を高めることが困難であ
る。例えば、抵抗3a、 3cのヒータ温度を高くして
その長さを短縮すると。
抵抗3bとの間の境界部分で不拘−且つ異常な温度分布
が発生してしまうという問題があった。
本発明の目的は、プロセスチューブ内のより広い領域で
、均一な温度分布を得ることができる熱処理装置を提供
するこである。    。
また、他の目的は、ヒータの熱的疲労および電力損失を
軽減できる縦型熱処理装置を提供することである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は被熱処理物を収容するプロセスチューブと、
このプロセスチューブ側壁の両端部および中央部に配列
された少なくとも三つのヒータを含む複数の独立したヒ
ータであって、各ヒータは処理チューブの周囲を取囲み
、また各ヒータ温度は夫々任意に設定可能であることを
特徴とする熱処理装置を得るものである。
(作 用) 被熱処理物を収容するプロセスチューブと、このプロセ
スチューブ側壁の両端部および中央部に配列された少な
くとも三つのヒータを含む複数の独立したヒータであっ
て、各ヒータは処理チューブの周囲を取囲み、また各ヒ
ータ温度は夫々任意に設定可能で且つ各ヒータ間には直
接的な熱伝導がないことにより、プロセスチューブ内の
より広い領域で、均一な温度分布を得ることができ、ま
た、前記プロセスチューブを垂直に設置することにより
ヒータの熱的疲労および電力損失を軽減できる。
(実施例) 以下、本発明装置を縦型炉タイプの熱処理装置に適用し
た一実施例につき、図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の熱処理装置を構成する加熱炉の一実
施例を示している。同図において、1は垂直方向に配置
されたプロセスチューブである。
プロセスチューブ1は石英ガラスまたは炭化珪素等でで
きており、外管4aおよび内管4bからなる二重管構造
を有している。供給管23から内管4b内に供給された
処理ガスGは、内管4bと外管4aの間の間隙を通って
排気される。プロセスチューブ1の外周には、独立した
三つのヒータ6.8.10が設けられている。ヒータ6
はプロセスチューブ1の中央部に、ヒータ8はプロセス
チューブ1の上端部に、ヒータ10はプロセスチューブ
1の下端部に夫々設けられている。ヒータ6.8.10
は発熱抵抗体のコイルからなり、夫々が独立した電g1
8゜20、22に接続されている。ヒータ6は一つのコ
イルからなっているが、ヒータ8,10は二層コイル構
造を有している。即ち、ヒータ8は二つのコイル8A、
8Bからなり、ヒータ10も二つのコイルIOA。
10Bからなっている。第2図に、これらヒータ6゜8
.10の等何回路を示す。ヒータ6には端子12a。
12bが設けられ、これら端子には電源18が接続され
ている。また、ヒータ8のコイル8Aには端子14a、
 14bが、コイル8Bには端子14c、 14dが設
けられている。端子14aと端子14cとは短絡され、
端子14b、 14dは電源20に接続されている。同
様にヒータ10においても、二つのコイルIOA、 I
OBに設けられた端子16a、 16b、 16c、 
16dのうち、端子16aと16cは短絡され、端子1
6b、 16dに電源22が接続されている。上記のよ
うに、ヒータ6.8.10は独立した電va18.10
.22から供給される電流によって発熱し、プロセスチ
ューブ1を加熱する。
円筒状のプロセスチューブに対応して、ヒータ6.8.
10は何れも円筒状に形成され、その中心とプロセスチ
ューブの管軸とが一致するように、プロセスチューブの
外周面上に設置されている。
プロセスチューブ1のうち、中央部ヒータ6により加熱
されるエリアは熱処理を行なう半導体ウェハーが配置さ
れるエリアで、ここに均一な温度分布が達成されるよう
に設計される。一方、上部ヒータ8及び下部ヒータ10
は、プロセスチューブの両端における放熱の影響を補償
し、中央部エリアの全体に均一な温度分布を達成するた
めに設けられる。既述したように、本発明の一般的な課
題は、この上部ヒータ8及び下部ヒータ10の管軸方向
の長さをできるだけ短縮することである。
第1図の例においては、両端部における放熱の影響を短
い加熱エリアで補償するために、上端部および下端部の
ヒータ8,10の単位面積当りの発熱量を、中央部ヒー
タ6の2倍以上に設定する。
中央部ヒータ6は単層コイル構造であるのに対し、上端
部ヒータ8及び下端部ヒータ10を上記のような2層コ
イル構造としたのはそのためである。このように両端部
のヒータ8.lOの発熱量を高くしても、プロセスチュ
ーブの中央部エリアに異常な温度分布を生じることはな
い。これは、両端部のヒータ8,10と中央部ヒータ6
とが完全に分離されており、熱伝導を生じないからであ
る。更に、第1図の例では熱対流による上端部エリアで
の熱蓄積も考慮されている。即ち、上端部ヒータ8によ
る加熱エリアは、下端部ヒータによる加熱エリアよりも
短くなっている。また、中央部ヒータ6を構成する発熱
抵抗体のコイル密度は、上方に行くに従って粗になって
いる。これによって、上端部エリアでの熱蓄積が補償さ
れ、均一な温度分布が得られる。また、所望とあらば、
任意の傾斜をもった温度分布を達することも可能である
第3図は、第1図の加熱炉を用いた加熱処理装置をより
具体的に示す断面図である。同図において、21は熱処
理装置の外壁である。外壁21で囲まれた内部には、第
1図の加熱炉が垂直に設置されている。加熱炉の外側に
は、ヒータ8,6.10の幅に対応した間隔で、保持枠
24.26.28.30が設けられている jれら保持
枠の間には、ヒータ8゜6.10が設けられている。保
持枠24.26.28.30は断熱材でできており、こ
れによって各ヒータ6゜8.10間の熱伝導が防止され
ている。更に、保持枠30によって、熱処理装置の解放
端部における過熱が防止されている。また、各ヒータと
外壁21との間に断熱材32が充填され、外壁21の加
熱が防止されている。
第4A図は、ヒータ6を構成するコイルのピッチを示し
ている。また、第4B図はヒータ8,10を構成するコ
イルのピッチを示している。第4A図から明らかなよう
に、ヒータ6のコイルピッチを上から順にPx r P
2 + P3 ”’Pnとすると、 P□> p2> 
p3”・>Pnとなっている。即ち、既述したように、
プロセスチューブ1内部での温度分布を均一化するため
に、上部ではピッチを大きくし、下部ではピッチを小さ
くしている。
第4B図から明らかなように、ヒータ8.lOにおける
内側のコイル8A、 IOA と、外側のコイル8B。
10Bとは同一のピッチPを有している。また、内側の
コイル8A、 IOAと外側のコイル813. IOB
とは、P/2だけづらせて配置されている。
各コイル6.8.10の幅りは、プロセスチューブ1の
長さに対応して適宜設定する。図示のように、上部ヒー
タ8の幅は下部ヒータ10の幅よりも短くなっている。
これは、既述したように対流による上部での蓄熱を補償
するためである。また、コイルの線径は、ヒータ8,1
0の線径(d2)の方がヒータ6の線径(dl)よりも
大きい。これによって、両端部ヒータ8,10の単位当
りの発熱量を高め。
且つ熱蓄積に曝される上部ヒータ8の熱的耐久性を向上
することが可能となる。
第3図に示したように、この実施例の装置を用いて半導
体ウェハーの熱処理を行なうに際しては。
石英ガラスポート36に保持された多数の半導体ウェハ
ー38をプロセスチューブ内管4bの内部に収納する。
石英ガラスポート36は保温筒40に支持される。保温
筒40は、石英ガラスポートを支持すると共に、出入口
付近を保温する機能を有している。
保温筒40の下端部には回転機構42が設けられ、これ
によって半導体ウェハー38を回転させながら熱処理を
行なうようになっている。また、熱処理を行なっている
ときにはプロセスチューブを密封するために、出入口を
閉じる蓋44が設けられている。
熱処理に用いる処理ガスGは、既述したように供給管2
3からプロセスチューブの内管4b内に導入される。導
入された処理ガスは、半導ウェハー38と接触して所定
の熱処理が行なわれる。その際。
半導体ウェハー38が回転されることにより、処理ガス
との均一な接触が可能となる。その後、処理ガスは内管
の頂部に設けた開口46、内管4bと外管4aとの間の
間隙34を通って、図示しない排気部に導かれる。
上記実施例におけるヒータの構成は、本発明の範囲内に
おいて種々の変更が可能である。第5A図。
第5B図および第6A図、第6B図にその例を示す。
第5A図はヒータの一変形例を示す図で、第5B図はそ
の等価回路図である。この例では、上部ヒータ8の二つ
のコイル8A、 8Bを短絡することなく、夫々のコイ
ル8A、 8Bを独立の電源20A、 20Bに接続し
ている。同様に、下部ヒータ10についても、その二つ
のコイルIOA、 IOBを夫々独立した電源22A。
22Bに接続している。従って、中央部ヒータも含める
と、全体として5個の独立した駆動回路が形成されてい
る。この変形例では、上部ヒータ8及び下部ヒータ10
による加熱量をより高範囲に制御することが可能である
第6A図はヒータの他の変形例を示す図で、第6B図は
その等価回路図である。この例では、上部ヒータ8及び
下部ヒータ10の構成は第2図および第3図の例と同じ
であるが、中央部ヒータ6の構成が異なってる。即ち、
中央部ヒータとして、夫々独立した電g18A、 18
B、 18Cに接続された三つのヒータ6A、 6B、
 6Cが用いられている。即ち、電源18Aはヒータ6
Aの端子12c、 12dに接続され、電源18Bはヒ
ータ6Bの端子12e、 12fに接続され、電@18
Cはヒータ6Cの端子12g、 12hに接続されてい
る。この変形例は、プロセスチューブが長い熱処理装置
の場合に有用である。
また、上記ヒータは3分割に限らず5分割等の複数分割
にしても良い。
なお、上記の実施例では二重管構造のプロセスチューブ
を用いているが、本発明はプロセスチューブが単一管構
造の場合にも適用できる。
また、プロセスチューブの両端部に設けた上部ヒータ8
、下部ヒータ10は、コイルを三層共」二の多層構造に
積層して発熱量を高めてもよい。逆に、これら両端部の
ヒータを単層のコイルで構成してもよい。
更に、各ヒータ6.8.10におけるコイルの線径を等
しくしてもよく、また上部ヒータ8は下部ヒータlOの
幅を等しくしてもよい。
次に、第7図および第8図を参照し、本発明の他の実施
例を説明する。
第7図は本発明による熱処理装置の他の実施例を示し、
第8図はその下端部を詳細に示している。
この実施例では、単管構造のプロセスチューブ1が用い
られている。処理ガスGはプロセスチューブ1の頂部か
ら導入され、下端部に設けた排気口50から排出される
。プロセスチューブ1の側壁に叶、既述の実施例と同様
の構成からなる三つの独立したヒータ6.8’、10’
 が設けられている。但し、両端部のヒータ8’、10
’ は単層コイルからなっている。この実施例の特徴は
、プロセスチューブ下端部の出入口を閉じるための蓋に
、独立のヒータ51を設けた点である。蓋は、内部に断
熱材53を充填した外筒52と、内側に保護筒56を設
けた内筒55からなっている。この構造が、第8図に詳
細に記載されている。
第8図において、外@52にはフランジ54が設けられ
、断熱材53によってプロセスチューブ1の開口方向へ
の熱の伝播を遮断する。内筒55は、外筒52の内部に
進退可能に設置されている。即ち、内筒55は、半導体
ウェハー38を収納した石英ガラスポート36を支持す
るための支持部材として機能する。ヒータ51は熱電対
温度計58と共に、内筒55の。
内部に設けた保護筒56の更に内側に設けられている。
保護筒56はプロセスチューブ1内の処理ガスGを遮断
し、ガスGとの接触によるヒータの劣化を防止する。ま
た、ヒータ51には端子電極51a。
51bが設けられており、これら端子電極は図示しない
電源に接続されている。60は支持台で、該支持台と外
筒フランジ54との間にはベローズ61が設けられてい
る。支持台60は、昇降装置62のアーム部63に固定
されている。また、外壁21の下端部内側には冷却水通
路64が設けられ、この中に冷却水を流すことにより充
分な冷却が行なわれる。
上記第7図および第8図の実施例においては。
プロセスチューブ1の側面だけでなく、ヒータ51によ
ってプロセスチューブ1底部の出入口をも加熱する。出
入口部分は放熱による影響が最も大きいから、ヒータ5
1を用いることによってプロセスチューブ内の温度分布
を更に均一化することが可能となる。
なお、第7図および第8図の実施例で採用したプロセス
チューブ下端開口部を加熱するためのヒータは、本発明
の範囲と組合せることなく、単独で用いることも可能で
ある。例えば、第7図および第8図の実施例において、
プロセスチューブ側壁には第9図の従来例と同じヒータ
を用いた場合にも、ヒータ51を用いたことによる一定
の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、被熱処理物を収容する
プロセスチューブと、このプロセスチューブ側壁の両端
部および中央部に配列された少なくとも三つのヒータを
含む複数の独立したヒータであって、各ヒータは処理チ
ューブの周囲を取州み、また各ヒータ温度は夫々任意に
設定可能で且つヒータ間には直接的な熱伝導がない複数
のヒータとを具備し、ヒータ相互間の熱伝導が生じない
ため、従来の装置のように異常な温度分布を生じること
なく両端部のヒータ温度を高く設定できる。
その結果、両端部のヒータを短縮しても、従来の装置と
同じ範囲の領域に均一な温度分布を達成することができ
る。また縦型熱処理装置に於いて、ヒータの熱的疲労お
よび電力損失を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を説明するための熱処理装
置の加熱炉の構成図。 第2図は、第・1図の加熱炉におけるヒータの等価回路
図、 第3図は、第1図の加熱炉の説明図 第4A図及び第4B図は、第3図の熱処理装置における
ヒータの構成を、より詳細に示す説明図、第5A図は第
1図の加熱炉におけるヒータの一つの変形例を示す説明
図であり、第5B図はその等価回路図。 第6A図は第1図の加熱炉におけるヒータの他の変形例
を示す説明図であり、第6B図はその等価回路図、 第7図は1本発明の他の実施例を説明するための加熱炉
の説明図、 第8図は、第7図の加熱炉一部を拡大して示す説明図、 第9図は、従来の熱処理装置に採用されている分割タイ
プのヒータを、模式的に示す説明図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被熱処理物を収容するプロセスチューブと、この
    プロセスチューブ側壁の両端部および中央部に配列され
    た少なくとも三つのヒータを含む複数の独立したヒータ
    であって、各ヒータは処理チューブの周囲を取囲み、ま
    た各ヒータ温度は夫々任意に設定可能であることを特徴
    とする熱処理装置。
  2. (2)前記プロセスチューブ側壁の両端部に設けられた
    ヒータの加熱温度が、前記中央部に設けられたヒータの
    加熱温度よりも高いことを特徴とする請求項1記載の熱
    処理装置。
  3. (3)前記プロセスチューブが垂直に設置されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の熱処理装置。
  4. (4)前記複数の独立したヒータのうち、少なくとも両
    端部に設けられたヒータは多層構造を有することを特徴
    とする請求項3記載の熱処理装置。
  5. (5)前記上端部に設けたヒータ幅が、前記下端部に設
    けたヒータ幅よりも小さいことを特徴とする請求項3記
    載の熱処理装置。
  6. (6)前記複数の独立したヒータが、プロセスチューブ
    を巻回する抵抗線のコイルからなり、少なくとも前記上
    端部に設けられたヒータは、抵抗線の線径が中央部のヒ
    ータよりも大きいことを特徴とする請求項3記載の熱処
    理装置。
  7. (7)前記中央部のヒータはプロセスチューブを巻回す
    る抵抗線のコイルからなり、該コイルのピッチが上方ほ
    ど大きいことを特徴とする請求項3記載の熱処理装置。
  8. (8)前記プロセスチューブ下端部の出入口を閉じる蓋
    の外側に、別の独立したヒータを設けたことを特徴とす
    る請求項3記載の熱処理装置。
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