JP2008172061A - 温度制御システム、基板処理装置、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

温度制御システム、基板処理装置、及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ヒータの分割部の詳細な温度制御ができ、ヒータの応答性と容易な温度傾斜制御結果を得ることができ、外乱の影響を受けにくい安定温度制御を行うことができる温度制御システム、基板処理装置、及び半導体製造装置を提供する
【解決手段】基板処理装置100は、ウェーハ200を処理する処理室201と、処理室201内の基板を加熱する複数のゾーンに分割されたヒータHとを有し、ヒータHは、上部及び下部が他の部分より細かくゾーン分分割され、上部よりも下部が細かくゾーン分割されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、温度制御システム、基板処理装置、及び半導体処理装置の製造方法に関し、特に、縦型加熱機構を持つ半導体製造装置の縦型ヒータを用いたダミーレス化を行う温度制御に用いられ、温度の制御がプロセスウェーハに与える影響を補う温度制御システム、基板処理装置、及び半導体製造装置に関する。
従来の縦型ヒータを持つ基板処理装置では、ヒータの加熱部分を垂直方向に3分割または、4分割等、複数に分割してヒータを制御し、それぞれに温度制御用熱電対を設け、所定の温度になるように分割した各ヒータの電力を制御している(特許文献1)。
特開2003−109962号公報
温度制御システム、基板処理装置及び半導体装置の製造方法に関し、近年のウェーハ熱処理プロセスにおいて、縦型装置の場合、プロセスウェーハが規定枚数に満たない場合などは、フィルダミーウェーハと呼ばれるダミーウェーハを投入することで対応している。そして、ウェーハの大口径化に伴い、COO(Cost Of Ownership)低減のため、フィルダミーウェーハの削減が求められている。ダミーレス処理は、プロセスウェーハの投入数の変化に対応すべく開発されてきた技術である。ダミーレス処理を実施するためには、本来ダミーウェーハがあるべき領域の温度を補償し、必要温度を確保する方法として、温度の縦方向温度に対し、縦方向の温度傾斜を設定し、見かけ上プロセスウェーハに対しての温度がダミーウェーハがある状態と同じような環境を整える必要がある。
しかしながら、従来の温度制御システム、半導体処理装置及び半導体装置の製造方法では、基板処理装置が、ヒータ縦方向のヒータ分割数が均熱長確保を主眼において設計されているため、分割部の長さがダミーレス処理に向いていないと言う構造的な問題点があった。また、ヒータ内部の均熱長を長く取るためには、ヒータ寸法を長くして有効寸法を確保するために装置の高さが高くなると言う課題があった。
本発明は、このような課題を解決しようとしてなされたもので、ヒータの構造を見直し、熱の対流の影響とヒータ外部に逃げていく熱の影響を最小限に押さえ、ヒータの構造上の欠陥を補うことで、基板処理装置の高さが高くなりにくくすることができるとともに、基板処理装置のヒータの分割部の詳細な温度制御ができ、ヒータの応答性と容易な温度傾斜制御結果を得ることができ、外乱の影響を受けにくい安定温度制御を行うことができる温度制御システム、基板処理装置、及び半導体製造装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴とするところは、複数のゾーンに分割されたヒータと、前記ヒータにより加熱される領域の温度を制御する制御部と、を有し、前記ヒータは、上部及び下部が他の部分よりも細かくゾーン分割され、前記上部よりも前記下部が細かくゾーン分割されていることを特徴とする温度制御システムにある。
また、本発明の第2の特徴とするところは、基板を処理する処理室と、この処理室内の基板を加熱する複数のゾーンに分割されたヒータと、を有し、前記ヒータは、上部及び下部が他の部分よりも細かくゾーン分割され、前記上部よりも前記下部が細かくゾーン分割されていることを特徴とする基板処理装置にある。
また、本発明の第3の特徴とするところは、 複数のゾーンに分割され、上部及び下部が他の部分よりも細かくゾーン分割され、前記上部よりも前記下部が細かくゾーン分割されたヒータにより加熱された処理室内に基板を搬入する工程と、前記処理室内で前記ヒータにより基板を加熱して処理する工程と、処理後の基板を前記処理室から搬出する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法にある。
本発明によれば、基板処理装置の高さが高くなりにくくすることができるとともに、基板処理装置のヒータの分割部の詳細な温度制御ができ、ヒータの応答性と容易な温度傾斜制御結果を得ることができ、外乱の影響を受けにくい安定温度制御を行うことができる温度制御システム、基板処理装置、及び半導体製造装置を提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の実施形態を図面を用いて説明する。
本発明を実施するための最良の形態において、基板処理装置100は、一例として、半導体装置(IC)の製造方法における処理工程を実施する半導体製造装置として構成されて
いる。尚、以下の説明では、基板処理装置100として基板に酸化、拡散処理やCVD処理などを行う縦型の装置(以下、単に処理装置という)を適用した場合について述べる。図1は、本発明に適用される基板処理装置100の平面透視図として示されている。また、図2は、図1に示す基板処理装置100の側面透視図である。
図1及び2に示されているように、シリコン等からなるウェーハ(基板)200を収納したウェーハキャリアとしてフープ(基板収容器。以下ポッドという。)110が使用され
ている本発明の基板処理装置100は、筐体111を備えている。筐体111の正面壁111aの正面前方部にはメンテナンス可能なように設けられた開口部としての正面メンテナンス口103が開設され、この正面メンテナンス口103を開閉する正面メンテナンス扉104、104がそれぞれ建て付けられている。
筐体111の正面壁111aにはポッド搬入搬出口(基板収容器搬入搬出口)112が筐体111の内外を連通するように開設されており、ポッド搬入搬出口112はフロントシャッタ(基板収容器搬入搬出口開閉機構)113によって開閉されるようになっている。ポッド搬入搬出口112の正面前方側にはロードポート(基板収容器受渡し台)114が設置されており、ロードポート114はポッド110を載置されて位置合わせするように構成されている。ポッド110はロードポート114上に工程内搬送装置(図示せず)によって搬入され、かつまた、ロードポート114上から搬出されるようになっている。
筐体111内の前後方向の略中央部における上部には、回転式ポッド棚(基板収容器載置棚)105が設置されており、回転式ポッド棚105は複数個のポッド110を保管するように構成されている。すなわち、回転式ポッド棚105は垂直に立設されて水平面内で間欠回転される支柱116と、支柱116に上下四段の各位置において放射状に支持された複数枚の棚板(基板収容器載置台)117とを備えており、複数枚の棚板117はポッド110を複数個宛それぞれ載置した状態で保持するように構成されている。
筐体111内におけるロードポート114と回転式ポッド棚105との間には、ポッド搬送装置(基板収容器搬送装置)118が設置されており、ポッド搬送装置118は、ポッド110を保持したまま昇降可能なポッドエレベータ(基板収容器昇降機構)118aと搬送機構としてのポッド搬送機構(基板収容器搬送機構)118bとで構成されており、ポッド搬送装置118はポッドエレベータ118aとポッド搬送機構118bとの連続動作により、ロードポート114、回転式ポッド棚105、ポッドオープナ(基板収容器蓋体開閉機構)121との間で、ポッド110を搬送するように構成されている。
筐体111内の前後方向の略中央部における下部には、サブ筐体119が後端にわたって構築されている。サブ筐体119の正面壁119aにはウェーハ200をサブ筐体119内に対して搬入搬出するためのウェーハ搬入搬出口(基板搬入搬出口)120が一対、垂直方向に上下二段に並べられて開設されており、上下段のウェーハ搬入搬出口120、120には一対のポッドオープナ121、121がそれぞれ設置されている。
ポッドオープナ121はポッド110を載置する載置台122、122と、ポッド110のキャップ(蓋体)を着脱するキャップ着脱機構(蓋体着脱機構)123、123とを備えている。ポッドオープナ121は載置台122に載置されたポッド110のキャップをキャップ着脱機構123によって着脱することにより、ポッド110のウェーハ出し入れ口を開閉するように構成されている。
サブ筐体119はポッド搬送装置118や回転式ポッド棚105の設置空間から流体的に隔絶された移載室124を構成している。移載室124の前側領域にはウェーハ移載機構(基板移載機構)125が設置されており、ウェーハ移載機構125は、ウェーハ200を水平方向に回転ないし直動可能なウェーハ移載装置(基板移載装置)125a及びウェーハ移載装置125aを昇降させるためのウェーハ移載装置エレベータ(基板移載装置昇降機構)125bとで構成されている。これら、ウェーハ移載装置エレベータ125b及びウェーハ移載装置125aの連続動作により、ウェーハ移載装置125aのツイーザ(基板保持体)125cをウェーハ200の載置部として、ボート(基板保持具)217に対してウェーハ200を装填(チャージング)及び脱装(ディスチャージング)するように構成されている。
また、図1に示されているように移載室124のウェーハ移載装置エレベータ125b側と反対側である右側端部には、清浄化した雰囲気若しくは不活性ガスであるクリーンエア133を供給するよう供給フアン及び防塵フィルタで構成されたクリーンユニット134が設置されており、ウェーハ移載装置125aとクリーンユニット134との間には、ウェーハの円周方向の位置を整合させる基板整合装置としてのノッチ合わせ装置135が設置されている。
クリーンユニット134から吹き出されたクリーンエア133は、ノッチ合わせ装置135及びウェーハ移載装置125aに流通された後に、図示しないダクトにより吸い込まれて、筐体111の外部に排気がなされるか、若しくはクリーンユニット134の吸い込み側である一次側(供給側)にまで循環され、再びクリーンユニット134によって、移載室124内に吹き出されるように構成されている。
移載室124の後側領域には、大気圧未満の圧力(以下、負圧という。)を維持可能な
機密性能を有する筐体(以下、耐圧筐体という。)140が設置されており、この耐圧筐
体140によりボート217を収容可能な容積を有するロードロック方式の待機室であるロードロック室141が形成されている。
耐圧筐体140の正面壁140aにはウェーハ搬入搬出開口(基板搬入搬出開口)142が開設されており、ウェーハ搬入搬出開口142はゲートバルブ(基板搬入搬出口開閉機構)143によって開閉されるようになっている。耐圧筐体140の一対の側壁にはロードロック室141へ窒素ガスを給気するためのガス供給管144と、ロードロック室141を負圧に排気するための排気管145とがそれぞれ接続されている。
ロードロック室141上方には、処理炉202が設けられている。処理炉202の下端部は炉口ゲートバルブ(炉口開閉機構)147により開閉されるように構成されている。耐圧筐体140の正面壁140aの上端部には、炉口ゲートバルブ147を処理炉202の下端部の開放時に収容する炉口ゲートバルブカバー(図示省略)が取り付けられている。
また、図1に示されているように、耐圧筐体140にはボート217を昇降させるためのボートエレベータ(基板保持具昇降機構)115が設置されている。ボートエレベータ115に連結された連結具としてのアーム128には蓋体としてのシールキャップ219が水平に据え付けられており、シールキャップ219はボート217を垂直に支持し、処理炉202の下端部を閉塞可能なように構成されている。ボート217は複数本の保持部材を備えており、複数枚(例えば、50枚〜125枚程度)のウェーハ200をその中心を揃えて垂直方向に整列させた状態で、それぞれ水平に保持するように構成されている。
次に、本発明の処理装置の動作について説明する。
図1及び2に示されているように、ポッド110がロードポート114に供給されると、ポッド搬入搬出口112がフロントシャッタ113によって開放され、ロードポート114の上のポッド110はポッド搬送装置118によって筐体111の内部へポッド搬入搬出口112から搬入される。
搬入されたポッド110は回転式ポッド棚105の指定された棚板117へポッド搬送装置118によって自動的に搬送されて受け渡され、一時的に保管された後、棚板117から一方のポッドオープナ121に搬送されて載置台122に移載されるか、若しくは直接ポッドオープナ121に搬送されて載置台122に移載される。この際、ポッドオープナ121のウェーハ搬入搬出口120はキャップ着脱機構123によって閉じられており、移載室124にはクリーンエア133が流通され、充満されている。例えば、移載室124にはクリーンエア133として窒素ガスが充満することにより、酸素濃度が20ppm以下と、筐体111の内部(大気雰囲気)の酸素濃度よりも遥かに低く設定されている。
載置台122に載置されたポッド110はその開口側端面がサブ筐体119の正面壁119aにおけるウェーハ搬入搬出口120の開口縁辺部に押し付けられるとともに、そのキャップがキャップ着脱機構123によって取り外され、ポッド110のウェーハ出し入れ口が開放される。また、予め内部が大気圧状態とされていたロードロック室141のウェーハ搬入搬出開口142がゲートバルブ143の動作により開放されると、ウェーハ200はポッド110からウェーハ移載装置125aのツイーザ125cによってウェーハ出し入れ口を通じてピックアップされ、ノッチ合わせ装置135にてウェーハを整合した後、ウェーハ搬入搬出開口142を通じてロードロック室141に搬入され、ボート217へ移載されて装填(ウェーハチャージング)される。ボート217にウェーハ200を受け渡したウェーハ移載装置125aはポッド110に戻り、次のウェーハ200をボート217に装填する。
この一方(上段または下段)のポッドオープナ121におけるウェーハ移載装置125によるウェーハのボート217への装填作業中に、他方(下段または上段)のポッドオープナ121には回転式ポッド棚105ないしロードポート114から別のポッド110がポッド搬送装置118によって搬送され、ポッドオープナ121によるポッド110の開放作業が同時進行される。
予め指定された枚数のウェーハ200がボート217に装填されると、ウェーハ搬入搬出開口142がゲートバルブ143によって閉じられ、ロードロック室141は排気管145から真空引きされることにより、減圧される。ロードロック室141が処理炉202内の圧力と同圧に減圧されると、処理炉202の下端部が炉口ゲートバルブ147によって開放される。このとき、炉口ゲートバルブ147は炉口ゲートバルブカバー(図示省略)の内部に搬入されて収容される。
続いて、シールキャップ219がボートエレベータ115の昇降台161によって上昇されて、シールキャップ219に支持されたボート217が処理炉202内へ搬入(ローディング)されて行く。
ローディング後は、処理炉202にてウェーハ200に任意の処理が実施される。
処理後は、ボートエレベータ115によりボート217が引き出され、さらに、ロードロック室141内部を大気圧に復圧させた後にゲートバルブ143が開かれる。その後は、ノッチ合わせ装置135でのウェーハの整合工程を除き、概上述の逆の手順で、ウェーハ200及びポッド110は筐体111の外部へ払い出される。
図3は、本発明の実施の形態で好適に用いられる基板処理装置100の処理炉202の概略構成図であり、図1のa−a線断面図として示されている。図4は、本発明の実施形態で用いられるヒータHの概略構成図である。図3に示されているように、処理炉202は加熱機構としてのヒータHを有する。ヒータHは円筒形状であり、保持板としてのヒータベース251に支持されることにより垂直に据え付けられている。
図3及び4に示すように、ヒータHは複数のゾーンに分割されている。本実施形態においては、ヒータHは、上から順にU(Upper)ゾーンH1、CU(Center Upper)ゾーンH2、CL(Center Lower)ゾーンH3、L(Lower)ゾーンH4の4つのゾーンに分割されており、さらに最上部のUゾーンH1及び最下部のLゾーンH4は、さらに細かく分割されている。つまり最上部のUゾーンH1及び最下部のLゾーンH4は、他の部分であるCUゾーンH2、CLゾーンH3よりも細かく分割されている。本実施形態においては、例えば5つのゾーンに分割されている。具体的には、UゾーンH1は、上から順に小ゾーンH1a、H1b、H1c、H1d、H1eの5つのゾーンに分割されており、LゾーンH4は、上から順に小ゾーンH4a、H4b、H4c、H4d、H4eの5つのゾーンに分割されている。
最上部のUゾーンH1の各小ゾーンH1a、H1b、H1c、H1d、H1eのゾーン長をL1とし、最下部のLゾーンH4の各小ゾーンH4a、H4b、H4c、H4d、H4eのゾーン長L4とし、CUゾーンH2のゾーン長L2とし、CLゾーンH3のゾーン長L3とした場合、L1及びL4は、L2及びL3よりも短くなっている(L1、L4<L2、L3)。さらに、L1とL4とを比較すると、L4がL1よりも短くなっている(L4<L1)。
ヒータHの内側には、ヒータHと同心円状に反応管としてのプロセスチューブ203が配設されている。プロセスチューブ203は内部反応管としてのインナーチューブ204と、その外側に設けられた外部反応管としてのアウターチューブ205とから構成されている。インナーチューブ204は、例えば石英(SiO )又は炭化シリコン(SiC)等の耐熱性材料からなり、上端及び下端が開口した円筒形状に形成されている。インナーチューブ204の筒中空部には処理室201が形成されており、基板としてのウェーハ200を後述するボート217によって水平姿勢で垂直方向に多段に整列した状態で収容可能に構成されている。アウターチューブ205は、例えば石英又は炭化シリコン等の耐熱性材料からなり、内径がインナーチューブ204の外径よりも大きく上端が閉塞し下端が開口した円筒形状に形成されており、インナーチューブ204と同心円状に設けられている。
アウターチューブ205の下方には、アウターチューブ205と同心円状にマニホールド209が配設されている。マニホールド209は、例えばステンレス等からなり、上端及び下端が開口した円筒形状に形成されている。マニホールド209は、インナーチューブ204とアウターチューブ205に係合しており、これらを支持するように設けられている。尚、マニホールド209とアウターチューブ205との間にはシール部材としてのOリング220aが設けられている。マニホールド209がヒータベース251に支持されることにより、プロセスチューブ203は垂直に据え付けられた状態となっている。プロセスチューブ203とマニホールド209により反応容器が形成される。
後述するシールキャップ219にはガス導入部としてのノズル230が処理室201内に連通するように接続されており、ノズル230にはガス供給管232が接続されている。ガス供給管232のノズル230との接続側と反対側である上流側には、ガス流量制御器としてのMFC(マスフローコントローラ)241を介して図示しない処理ガス供給源や不活性ガス供給源が接続されている。MFC241には、ガス流量制御部235が電気的に接続されており、供給するガスの流量が所望の量となるよう所望のタイミングにて制御するように構成されている。
マニホールド209には、処理室201内の雰囲気を排気する排気管231が設けられている。排気管231は、インナーチューブ204とアウターチューブ205との隙間によって形成される筒状空間250の下端部に配置されており、筒状空間250に連通している。排気管231のマニホールド209との接続側と反対側である下流側には圧力検出器としての圧力センサ245及び圧力調整装置242を介して真空ポンプ等の真空排気装置246が接続されており、処理室201内の圧力が所定の圧力(真空度)となるよう真空排気し得るように構成されている。圧力調整装置242及び圧力センサ245には、圧力制御部236が電気的に接続されており、圧力制御部236は圧力センサ245により検出された圧力に基づいて圧力調整装置242により処理室201内の圧力が所望の圧力となるよう所望のタイミングにて制御するように構成されている。
マニホールド209の下方には、マニホールド209の下端開口を気密に閉塞可能な炉口蓋体としてのシールキャップ219が設けられている。シールキャップ219はマニホールド209の下端に垂直方向下側から当接されるようになっている。シールキャップ219は例えばステンレス等の金属からなり、円盤状に形成されている。シールキャップ219の上面にはマニホールド209の下端と当接するシール部材としてのOリング220bが設けられる。シールキャップ219の処理室201と反対側には、後述するボート217を回転させる回転機構254が設置されている。回転機構254の回転軸255はシールキャップ219を貫通して、ボート217に接続されており、ボート217を回転させることでウェーハ200を回転させるように構成されている。シールキャップ219はプロセスチューブ203の外部に垂直に設備された昇降機構としてのボートエレベータ115によって垂直方向に昇降されるように構成されており、これによりボート217を処理室201に対し搬入搬出することが可能となっている。回転機構254及びボートエレベータ115には、駆動制御部237が電気的に接続されており、所望の動作をするよう所望のタイミングにて制御するように構成されている。
基板保持具としてのボート217は、例えば石英や炭化珪素等の耐熱性材料からなり、複数枚のウェーハ200を水平姿勢でかつ互いに中心を揃えた状態で整列させて多段に保持するように構成されている。尚、ボート217の下部には、例えば石英や炭化珪素等の耐熱性材料からなる円板形状をした断熱部材としての断熱板216が水平姿勢で多段に複数枚配置されており、ヒータHからの熱がマニホールド209側に伝わりにくくなるよう構成されている。
プロセスチューブ203内には、温度検出器としての温度センサ263が設置されている。ヒータHと温度センサ263には、電気的に温度制御部238が接続されており、温度センサ263により検出された温度情報に基づきヒータHへの通電具合を調整することにより処理室201内の温度が所望の温度分布となるよう所望のタイミングにて制御するように構成されている。
プロセスチューブ203全体の温度を検出する温度センサ263とは別に、ヒータHの各ゾーンには、それぞれ、ヒータの温度制御に用いられ、例えば熱電対からなる温度センサTCが設けられている。すなわち、図4に示すように、UゾーンH1における小ゾーンH1a、H1b、H1c、H1d、H1eには、温度センサTC1−1、TC1−2、TC1−3、TC1−4、TC1−5が、それぞれ設けられ、CUゾーンH2、CLゾーンH3には、温度センサTC2、TC3がそれぞれ設けられ、LゾーンH4における小ゾーンH4a、H4b、H4c、H4d、H4eには、温度センサTC4−1、TC4−2、TC4−3、TC4−4、TC4−5がそれぞれ設けられている。そして、これらの温度センサTCは、ぞれぞれが温度制御部238に電気的に接続されている。
温度センサTCは、それぞれが各領域(ゾーン)の中心位置に設置されていて、それぞれが各領域の中心位置の温度を検出するようになっている。例えば、温度センサTC1−1は、ヒータHのゾーンH1の領域の中心位置に設置されていて、ゾーンH1の領域の中心位置の温度を検出する。
ガス流量制御部235、圧力制御部236、駆動制御部237、温度制御部238は、操作部、入出力部をも構成し、基板処理装置全体を制御する主制御部239に電気的に接続されている。これら、ガス流量制御部235、圧力制御部236、駆動制御部237、温度制御部238、主制御部239はコントローラ240として構成されている。
次に、上記構成に係る処理炉202を用いて、半導体デバイスの製造工程の一工程として、CVD法によりウェーハ200上に薄膜を形成する方法について説明する。尚、以下の説明において、基板処理装置を構成する各部の動作はコントローラ240により制御される。
複数枚のウェーハ200がボート217に装填(ウェーハチャージ)されると、図3に示されているように、複数枚のウェーハ200を保持したボート217は、ボートエレベータ115によって持ち上げられてヒータHによって加熱された処理室201に搬入(ボートローディング)される。この状態で、シールキャップ219はOリング220bを介してマニホールド209の下端をシールした状態となる。
処理室201内が所望の圧力(真空度)となるように真空排気装置246によって真空排気される。この際、処理室201内の圧力は、圧力センサ245で測定され、この測定された圧力に基づき圧力調節装置242が、フィードバック制御される。また、処理室201内が所望の温度となるようにヒータHによって加熱される。この際、処理室201内が所望の温度分布となるように温度センサ263、温度センサTCが検出した温度情報に基づきヒータHへの通電具合がフィードバック制御される。続いて、回転機構254により、ボート217が回転されることで、ウェーハ200が回転される。
次いで、処理ガス供給源から供給され、MFC241にて所望の流量となるように制御されたガスは、ガス供給管232を流通してノズル230から処理室201内に導入される。導入されたガスは処理室201内を上昇し、インナーチューブ204の上端開口から筒状空間250に流出して排気管231から排気される。ガスは処理室201内を通過する際にウェーハ200の表面と接触し、この際に熱CVD反応によってウェーハ200の表面上に薄膜が堆積(デポジション)される。
予め設定された処理時間が経過すると、不活性ガス供給源から不活性ガスが供給され、処理室201内が不活性ガスに置換されるとともに、処理室201内の圧力が常圧に復帰される。
その後、ボートエレベータ115によりシールキャップ219が下降されて、マニホールド209の下端が開口されるとともに、処理済のウェーハ200がボート217に保持された状態でマニホールド209の下端からプロセスチューブ203の外部に搬出(ボートアンローディング)される。その後、処理済のウェーハ200はボート217より取り出される(ウェーハディスチャージ)
尚、一例まで、本実施の形態の処理炉にてウェーハを処理する際の処理条件としては、例えば、窒化シリコン膜(Si)の成膜においては、処理温度650〜800℃、処理圧力10〜500Pa、第1処理ガス(ジクロロシラン(SiHCl))流量100〜500sccm、第2処理ガス(アンモニア(NH))流量500〜5000sccmが例示され、それぞれの処理条件を、それぞれの範囲内のある値で一定に維持することでウェーハに処理がなされる。
また、例えば、HTO(High Temperature Oxide)膜としてのSiO膜の成膜においては、処理温度700〜800℃、処理圧力20〜500Pa、第1処理ガス(ジクロロシラン(SiHCl))流量100〜500sccm、第2処理ガス(亜酸化窒素(NO))流量800〜5000sccmが例示され、それぞれの処理条件を、それぞれの範囲内のある値で一定に維持することでウェーハに処理がなされる。
次に、上述にヒータHを含む加熱システム、すなわち温度制御システムについて説明する。温度制御システムは、ヒータHと、各温度センサTCと、コントローラ240の温度制御部238とを基本構成としている。
図5には、温度制御部238が示されている。図5に示されるように、温度制御部238は、温度設定指令器250を有する。温度設定指令器250には、温度センサTC1−1、TC1−2、TC1−3、TC1−4、TC1−5、TC2、TC3、TC4−1、TC4−2、TC4−3、TC4−4、及びTC4−5からの検出結果が入力される。例えば、各温度センサTCとして、熱電対を用いた場合、温度設定指令器250に各温度センサTCから熱起電力が温度設定指令器250に入力される。尚、図5では、温度センサTC1−1、TC1−2、TC1−3、TC1−4、及びTC1−5のみを図示し、他の温度センサの図示を省略している。
また、温度設定指令器250には、温度設定部252からの設定温度が入力される。温度設定部252は、例えば操作パネル等からなり、例えば操作者が操作パネルを操作することにより設定温度を、指令として温度設定指令器250に出力する。
また、温度設定指令器250には、各温度センサTCに対応するPID演算器254が接続されている。各PID演算器254には、温度設定指令器250を介して、温度設定部252で設定された温度及び温度センサTCで検出した温度が入力される。図5においては、温度センサTC1−1、TC1−2、TC1−3、TC1−4、及びTC1−5に対応するPID演算器254−1、254−2、254−3、254−4、及び254−5のみを図示し、他のPID演算器の図示を省略しているが、温度センサTC2、TC3、TC4−1、TC4−2、TC4−3、TC4−4、及びTC4−5に対応するPID演算器も温度設定指令器250には接続されている。
PID演算器254には、例えば、サイリスタからなり、各温度センサTCと各PID演算器254に対応する電力制御器256が、それぞれ接続されている。各電力制御器256には、各温度センサTCから入力された温度と温度設定部252から指令された温度とに基づいて、各PID演算器が計算した結果をもとにPID演算器から指令が入力される。各電力制御器256には、商業電源等の電源258が接続されていて、電源258からヒータHの各ゾーンへの電力の供給がなさる。
電力制御器256には、各温度センサTCに対応するヒータHが、それぞれ接続されている。各温度センサTCと対応する各ヒータHとは、対応するヒータHの温度を各温度センサTCが検出するとの関係になっている。例えば、温度センサTC1−1と対応するヒータH1aの温度を、温度センサTC1−1が検出する。ヒータHには、各電力制御器256から、各PID演算器254の指令に基づいて電力の供給がなされる。図5では、温度センサTC1−1、TC1−2、TC1−3、TC1−4、及びTC1−5に対応するヒータH1a、H1b、H1c、H1d、及びH1eのみが示され、他のヒータの図示を省略しているが、ヒータH2、H3、H4a、H4b、H4c、H4d、及びH4e(図4参照)も、それぞれ対応するPID演算器254に接続されている。
以上のように構成された温度制御部238では、ヒータHの各ゾーンH1a、H1b、H1c、H1d、H1e、H2、H3、H4a、H4b、H4c、H4d、及びH4eごとに、温度センサTCによって温度の検出がなされ、これらの検出した温度と温度設定部252で設定された温度とに基づいて、PID演算器254で計算された値をもとに、電力制御器256がヒータHの各ゾーンに供給する電力の制御を行う。すなわち、ヒータHは、細かく分割されたゾーンごとに温度検出がなされ、細かく分割されたゾーンごとに温度制御がなされる。
したがって、例えば、ヒータHをゾーンH1、H2、H3、H4というように大まかなゾーンに分ける構成を用いる場合と比較して、ヒータHの最上部のゾーンH1、及びヒータHの最下部のゾーンH4を細分化し、細分化された領域ごとに温度制御をしているため、良好な最適な温度分布を得ることができ、縦型加熱用ヒータの構造上の欠点である、最上部及び最下部の温度の不安定さを解決することができる。
温度設定指令器250は、上述のようにヒータHの各ゾーン温度制御を行うために用いられ、制御方式としてバイアス制御方式を用いている。この実施形態では、温度設定指令器250としてバイアス制御方式を用いるものが採用されているが、マスタースレーブ制御方式、バイアス制御方式、ダイレクト制御等の複数制御方式を切替え、個別選択して、最適な温度勾配を実現するための制御方式を組み合わせて選択することができるものを採用しても良い。
以下、バイアス制御方式を用いる本実施形態に制御について具体的に説明する。例えば、ヒータHのゾーンH1の温度を制御するには、まず、ゾーンH1全体の温度設定値(基準)の設定がなされる。例えば、ゾーンH1全体の温度設定値(基準)が、1000℃と設定され、この基準値が分割してPID演算器254−1、254−2、254−3、254―4、254−5に入力される。
ヒータHのゾーンH1の現在温度をTC1−3で測定した結果、温度設定値(1000℃)との間に偏差があった場合、この偏差分を計算し、PID演算器5−3へ出力がなされる。PID演算器5−3は、温度設定値と測定値とに偏差がなくなるように、電力制御器256−3に指令を出し、電力制御器256−3は、電源258からの電力をヒータHのゾーンH1cに与えて温度を制御する。
この際、ヒータH1のゾーンH1cに対して、例えは、ゾーンH1aは10℃高く、ゾーンH1bは5℃高く、ゾーンH1dは5℃低く、ゾーンH1eは10度低くとの温度傾斜がある温度設定をする場合は、温度設定部252を用いて、バイアスを加えるか、又は減じる処理がなされる。すなわち、温度設定部252によりバイアスB1〜B4が加算、又は減算されることで、基準温度に対する温度設定値の入力がなされ、所望の温度勾配がついた状態となる。
以上で説明したように、本発明を実施することによりこれまで困難であった縦型ヒータを持つ半導体製造装置の縦型加熱用ヒータの分割部の詳細な温度制御機能が向上し、従来にないヒータの応答性と容易な温度傾斜制御結果が得られ、外乱の影響を受けにくい安定したヒータ内温度制御システムを提供することができる。すなわち、ヒータ上部、下部については、中間部に比べて熱の逃げが、発生しやすい環境下にあり、炉内の温度分布をヒータ全長に対して、なるべく長く取ろうとした場合、上部、下部の温度分布コントロールが決め手となる。その部分が細分化されていることで、ウェーハ、有り/無し、あるいは、ウェーハのローディング時に細かい温度調節ができることで、速やかな温度制御と、リカバリ特性の向上が期待できる。
また、ヒータ全長が必要均熱長に対して長くなる縦型加熱機構の構造上の欠点を補い、ヒータ全長が短くても長い均熱長を提供することが可能となる。さらに、縦型装置の場合、ヒータを縦方向に設置する構造上、ヒータ上部は筐体の構造と物理的な温度の対流現象からヒータ下部よりは安定した温度が得やすい環境にあるが、ヒータ下部は元々の構造から温度が逃げやすい構造であり、熱的な応答を早くしないと、温度分布がずれたり、ウェーハのローディングによる温度変化したりが著しい。そこで、図6と、先述の図4とに示すように、ヒータ上部よりヒータ下部をより細分化することで、温度コントロールを容易にすることが可能となる。
図6には、本発明の実施形態に用いられるヒータHの他の例が示されている。図6では、最上部のUゾーンH1および最下部のLゾーンH4は、他の部分であるCUゾーンH2、CLゾーンH3よりも細かく分割されており、更に最上部のUゾーンH1よりも最下部のLゾーンH4の方が細かくゾーン分割されている。具体的には、最上部のUゾーンH1は、3つの小ゾーンH1a、H1b、H1cに分割されており、最下部のLゾーンH4は、5つの小ゾーンH4a、H4b、H4c、H4d、H4eに分割されている。尚、最下部のLゾーンH4の各小ゾーンH4a、H4b、H4c、H4d、H4eのゾーン長L4、最上部のUゾーンH1の各小ゾーンH1a、H1b、H1cのゾーン長L1は、CUゾーンH2のゾーン長L2、CLゾーンH3のゾーン長L3よりも短く、更に最下部のLゾーンH4の各小ゾーンH4a、H4b、H4c、H4d、H4eのゾーン長L4は、最上部のUゾーンH1の各小ゾーンH1a、H1b、H1cのゾーン長L1よりも短くなっている(L4<L1<L2、L3)。これにより、ダミーレス処理に対応したハイコストパフォーマンス、ハイスループットの縦型加熱機構を持つ半導体製造装置を提供できる
本発明は、温度制御システム、基板処理装置、及び半導体処理装置の製造方法に関し、特に、縦型加熱機構を持つ半導体製造装置の縦型ヒータを用いたダミーレス化を行う温度制御に用いられ、温度の制御がプロセスウェーハに与える影響を補う温度制御システム、基板処理装置、及び半導体製造装置利用することができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置を示す平面透視図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置を示す側面透視図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置の処理炉を示し、図1のa−a線断面図である。 本発明の実施形態に用いられるヒータを示す断面図である。 本発明の実施形態に用いられる温度制御部を示すブロック図である。 本発明の実施形態に用いられるヒータの他の例を示す断面図である。
符号の説明
100 基板処理装置
200 ウェーハ
201 処理室
238 温度制御部
240 コントローラ
H ヒータ

Claims (3)

  1. 複数のゾーンに分割されたヒータと、
    前記ヒータにより加熱される領域の温度を制御する制御部と、
    を有し、
    前記ヒータは、上部及び下部が他の部分よりも細かくゾーン分割され、前記上部よりも前記下部が細かくゾーン分割されていることを特徴とする温度制御システム。
  2. 基板を処理する処理室と、
    この処理室内の基板を加熱する複数のゾーンに分割されたヒータと、
    を有し、
    前記ヒータは、上部及び下部が他の部分よりも細かくゾーン分割され、前記上部よりも前記下部が細かくゾーン分割されていることを特徴とする基板処理装置。
  3. 複数のゾーンに分割され、上部及び下部が他の部分よりも細かくゾーン分割され、前記上部よりも前記下部が細かくゾーン分割されたヒータにより加熱された処理室内に基板を搬入する工程と、
    前記処理室内で前記ヒータにより基板を加熱して処理する工程と、
    処理後の基板を前記処理室から搬出する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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