JPH0718446A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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JPH0718446A
JPH0718446A JP19192893A JP19192893A JPH0718446A JP H0718446 A JPH0718446 A JP H0718446A JP 19192893 A JP19192893 A JP 19192893A JP 19192893 A JP19192893 A JP 19192893A JP H0718446 A JPH0718446 A JP H0718446A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炉内での温度検出精度を低下させないように
することのできる温度検知構造を備えた熱処理装置を提
供すること。 【構成】 縦型プロセスチューブ10の周囲に配置され
た筒状の断熱材34と、断熱材34の内壁面上にて周方
向に間隔をおいてそれぞれ縦方向に延び、折返し部が上
下に交互に形成されることで連続する発熱抵抗体30
と、上記発熱抵抗体30の温度を検出する検出部40,
44とを有し、検出部40,44は、断熱材34を貫通
してその内部に突出した先端部40が、周方向で隣接す
る上記発熱抵抗体間に配置されている。従って、発熱抵
抗体34が垂れ下がっても、検出部40は接触すること
がない。このため、検出部44の形状寸法は剛性を高め
る程の大きさを必要としないので、熱容量を小さくして
伝達熱による熱損失を減少させて検出部先端での感知温
度と出力された検出温度との間の格差を小さくすること
で検出精度を低下させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱処理装置に関し、特
に、被処理体を高温下で熱処理する際に用いる発熱体の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体ウエハ製造工程での各種
薄膜形成装置には、CVD装置、エピタキシャル装置や
酸化膜形成装置あるいはドーピング装置の熱拡散装置等
の熱処理装置が用いられている。
【0003】この種の半導体ウエハの各種熱処理に使用
される一般拡散型の熱処理装置は、被処理体である半導
体ウエハが配置される炉室を形成するプロセスチューブ
と、このプロセスチューブの外周に設けられる発熱抵抗
体と、この発熱抵抗体を包囲して設けられている断熱材
とを備え、この断熱剤を介して上記発熱抵抗体が取り付
けられて支持されている。
【0004】この場合の発熱抵抗体としては、一例とし
て、バッチ処理が可能な熱処理装置の場合でいうと、水
平方向でのスパイラル状に配線されたFeCrAl製等
からなるヒータが用いられ、炉室内を例えば1200℃
程度まで高温加熱するようになっている。また、断熱材
としては、一例として、セラミックスファイバ等が用い
られ、輻射熱および伝導熱として奪われる熱量を減少さ
せて効率良く加熱できるようになっている。
【0005】ところで、上記したようなバッチ式熱処理
装置では、発熱抵抗体の温度管理が必要である。このた
め、従来では、一例として、図7に示す構造が用いられ
ていた。すなわち、この構造では、熱処理炉の炉壁を構
成する断熱材Aの壁部に貫通孔A1が形成してある。そ
して、この貫通孔A1内には、ホルダBに保持されてい
る温度検出部材をなす熱電対Cが挿入されている。ま
た、熱電対Cの先端は、水平方向でスパイラル状に連続
された発熱抵抗体Dの近傍に露呈されている。なお、熱
処理炉の炉壁は、上記した断熱材Aの外側に炉壁の外壁
部をなすステンレス製のアウタシェルEが位置し、この
アウタシェルEの外側には水等の冷却媒体を循環させる
ためのパイプ(図示されず)を配した冷却通路Fをはさ
んで水冷カバーGが位置している。そして、上記した熱
電対Cは、水冷カバーGに固定された保持ブロックHに
よって基端部が固定されて片持ち梁状に支持されてい
る。このような構造によって、熱電対Cからの検出電圧
信号を温度管理制御回路に対して順次送信することで各
熱電対Cの配置位置における温度を監視し、測定温度と
設定温度との間での差をなくすように発熱抵抗体Dへの
電力供給を制御している。従って、熱処理炉内は、常に
安定した温度を維持されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した構造において
は、熱電対Cとこれが配置されている発熱抵抗体Dとの
間で、次のような問題が発生しがちであった。
【0007】すなわち、熱電対Cは、比較的、脆弱な材
質である二ケイ化モリブデンによって構成されている。
このため、熱電対Cは、例えば、アルミナ製のパイプか
らなるホルダ内部に挿通されている。そして、先端のみ
をホルダから露出させていて、先端で感知した温度を電
気信号に変換して検出温度として外部に出力する。従っ
て、熱電対Cは、直接外部から負荷を受けにくい構造に
よって保護されていることになる。
【0008】ところで、熱電対C、換言すれば、ホルダ
Bは、発熱抵抗体Dの近傍に位置している関係上、水平
方向でスパイラル状に位置する発熱抵抗体Dが垂下した
場合に接触することがある。
【0009】すなわち、ホルダBに挿入されている熱電
対Cの先端は、発熱抵抗体D同士の間に位置されて、両
側に位置する発熱抵抗体Dからの均等な輻射熱を受ける
ことが雰囲気温度を検出する上で好ましい。しかし、上
下方向で発熱抵抗体D同士の間にホルダBを位置決めし
た場合には、発熱抵抗体Dが経時変化や熱膨張によって
固定条件が変化したりあるいは伸び等によって垂れ下が
ると接触することになる。発熱抵抗体Dが垂下してホル
ダBに接触すると、ホルダBには発熱抵抗体Dからの重
量が負荷として加わる。このため、図7において、二点
鎖線で示すように、ホルダBには曲げモーメントが発生
することにより撓み変形を来して熱電対Cに接触するこ
とがある。従って、ホルダBが熱電対Cに接触した場合
には、熱電対Cにも曲げモーメントが発生することにな
り、これによって、熱電対Cが折れてしまう危険があ
る。
【0010】そこで、ホルダBの剛性を高めて、曲げモ
ーメント発生時での熱電対Cとの接触を回避するにはホ
ルダBの外径を大きくすることが必要になる。従来で
は、このような目的のために、ホルダBの径としては、
6〜8mmとしていた。しかし、このようにホルダBを
大きくした場合には、断面積が増加した分、ホルダBの
熱容量が大きくなる。このため、熱電対CとホルダBと
の間での熱伝達量が増加してしまうことになる。従っ
て、熱電対Cの先端で感知した温度はホルダBへの熱伝
導によって低下してしまい、信号として出力された検出
温度は感知温度との間で大きな格差が発生することで検
知精度が低下することになる。
【0011】しかも、このように熱伝導率が増加してい
ると、発熱抵抗体Dあるいは炉内の雰囲気温度が変化し
た場合においては、その変化分が伝導熱として損失され
ることになるので、温度変化に対する追随性も悪化して
しまうことにもなる。このため、炉内での所定温度の設
定までに時間がかかることになり、熱処理工程でのスル
ープットが悪くなる。特に、高速熱処理炉と称され、従
来の温度変化率である、10〜20℃/分(昇温時)、
10℃/分(降温時)よりも高速の温度変化率を設定さ
れた熱処理炉では、上記温度応答特性が大きな影響を及
ぼす。ちなみに、高速熱処理炉での温度変化率は、10
0℃/分(昇温時)60℃/分(降温時)程度を設定さ
れている。そこで、このようなホルダBでの放熱を抑え
るには、ホルダBからこれ以外の位置に熱伝達されるの
を抑えることが必要である。このため、ホルダBの周囲
に位置する断熱材は、ホルダBと外気あるいは冷却通路
Fとの接触を避ける目的で、ホルダBの延長方向に沿っ
た厚さ(L2)を厚くしている。このような断熱材の厚
さは、熱処理炉での昇温時あるいは降温時での温度変化
時間を遅くしてしまう傾向にある。特に降温時では、温
度低下に要する時間が長くなるのでこの点からも熱処理
工程でのスループットが悪化することになる。
【0012】また、上記したように、熱電対Cの先端で
の感知温度と、信号として取り出された温度との間の格
差が生じる原因としては、ホルダBの一部が冷却通路F
に露出していることがある。従って、熱電対Cからホル
ダBに伝わった熱はこの箇所でホルダBを介して放出さ
れて温度低下を起こすことになる。
【0013】そこで、本発明の目的とするところは、上
記従来の熱処理装置における問題に鑑み、炉内での温度
検出精度の低下を抑えることのできる温度検知構造を備
えた熱処理装置を提供することにある。
【0014】また、本発明の目的とするところは、昇降
温時に要する時間を短縮して熱処理工程でのスループッ
トを向上させることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数枚の被処理体をバッチ
処理する縦型プロセスチューブと、上記縦型プロセスチ
ューブの周囲に配置された筒状の断熱体と、上記断熱材
の内壁面上にて周方向に間隔をおいてそれぞれ縦方向に
延び、折返し部が上下に交互に形成されることで連続す
る発熱抵抗体と、上記発熱抵抗体の温度を検出する検出
部と、を有し、上記検出部は、上記断熱材を貫通してそ
の内部に突出した先端部が、周方向で隣接する上記発熱
抵抗体間に配置されることを特徴としている。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、上記断熱材の周囲には冷却部が配置され、上記検出
部は、上記断熱材および冷却部を貫通して配置され、か
つ、冷却部に臨んで配置される領域が断熱材により囲繞
されていることを特徴としている。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1または2
のひとつにおいて、上記検出部は、上記縦型プロセスチ
ューブ外部に露出する基端部が固定端とされ、この基端
部は、周方向に移動可能な位置調整部を備えていること
を特徴としている。
【0018】
【作用】本発明では、経時変化あるいは熱変形により垂
下した発熱抵抗体と検出部とは接触することがない。つ
まり、検出部は、断熱材を貫通して内部に突出した先端
部が周方向で隣接する発熱抵抗体間に配置されている。
従って、経時変化や熱変形によって発熱抵抗体が垂れ下
がった場合でも、その垂れ下がる位置に検出部がないの
で接触することがなく、発熱抵抗体の重量を負荷として
受けることがない。このため、検出部には、強度を大き
くするための形状寸法を必要としない。これによって、
熱容量が大きくなるほどの大きさの形状寸法を設定する
必要がないので、熱伝達量を少なくして先端部で感知さ
れた温度と電気信号として取り出された検出温度との間
に格差が生じるのを防止することができる。
【0019】また、本発明では、炉内での温度変化に対
する検出部での応答追随性を向上させることが可能であ
る。つまり、炉側に位置する検出部の先端側と基部側と
の間での熱損失、所謂、温度低下が抑えられるので、炉
側での僅かな温度変化に対しても熱損失を少なくした状
態で基部側に伝達することが可能になる。しかも、この
ように、熱電対での炉側と基部側とで温度差を少なくす
ることができるので、設定温度への昇降時、過熱あるい
は異常な降下が避けられるとともに、昇降に要する時間
を短縮することができる。昇降時間に関しては、温度差
が少ない分、この温度差を是正するための昇降時間が少
なくできる。従って、炉側での温度変化に対する検出部
での追随性を向上させるとともに、熱処理工程での温度
管理上でのスループットが改善されることになる。
【0020】さらに、本発明では、検出部の基端部の位
置を周方向で移動させることができる。つまり、断熱材
に形成された検出部の取付け位置に応じて検出部を支持
している部材の位置を移動させることができるので、検
出部の取付け位置の誤差に拘らず検出部を設置して支持
することが可能になる。
【0021】
【実施例】以下、図1乃至図6に示す実施例によって本
発明の詳細を説明する。
【0022】図1は、半導体ウェハの酸化拡散処理に用
いられる熱処理装置を示している。
【0023】この熱処理装置は、石英製のプロセスチュ
ーブ10が例えばステンレススチールからなるベースプ
レート12上に縦方向に立設支持されており、このプロ
セスチューブ10の内側に炉室14が形成されるように
なっている。また、上記プロセスチューブ10はケーシ
ング32内に納められるようになっている。
【0024】このプロセスチューブ10によって形成さ
れる炉室14内には、保温筒18に載置されたボート2
0が挿脱可能となっていて、このボート20に多数枚の
被処理体である半導体ウエハ22が水平に等間隔に配列
支持され、図示しない処理ガス供給源よりガスを供給し
半導体ウエハ22に対して処理を実行可能となってい
る。なお、保温筒18は、フランジキャップ24上に搭
載され、このフランジキャップ24は図示せぬエレベー
タアームに取り付けられて上下移動し、上記保温筒18
及びボート20を上下移動させるとともに、上記プロセ
スチューブ10のボート挿入孔26を密封しうるように
なっている。
【0025】上記プロセスチューブ10の外周には発熱
抵抗体30が設けられており、この発熱抵抗体30の外
側には発熱抵抗体30を支持、包囲する断熱材34が設
けられている。
【0026】発熱抵抗体30は、上記炉室14内を例え
ばトップ、センター及びボトムの3ゾーンに分けて、そ
れぞれを好適な温度条件下で加熱し得るようにトップ
側、センター側及びボトム側のそれぞれの発熱抵抗体3
0a,30b,30cにて構成されるような3ゾーン方
式を採用されている。なお、ゾーン分割は3ゾーンに限
らず5ゾーンなど適宜必要に応じて決めればよい。ま
た、断熱材34も上記トップ、センター及びボトムの3
ゾーンに対応してトップ側、センター側及びボトム側の
それぞれの断熱部材34a,34b,34cに分割して
構成されている。
【0027】さらに、これら断熱部材34a,34b,
34cは、円筒状のもので、半円筒状のものを2個組合
せて形成されるようになっており、これに対応して上記
発熱抵抗体30a,30b,30cも半円筒状のものを
2個組合せるようになっている。
【0028】発熱抵抗体30a,30b,30cは、二
ケイ化モリブデン(MoSi2 )製のものとしている。
具体的には、二ケイ化モリブデン(MoSi2 )を主成
分としたヒーター(カンタル社製のカンタルスーパー発
熱体)が採用できる。この二ケイ化モリブデン製の発熱
抵抗体30a,30b,30cは、常温で抵抗値が非常
に小さく、高温になると抵抗値が大きくなる。二ケイ化
モリブデンは、従来用いられているFeCrAl発熱体
の最大表面負荷が1200℃において例えば2W/cm
2 であるのに対し、20W/cm2 と10倍の発熱量で
あって、強力なパワー増加が得られ、従来用いられてい
るFeCrAl発熱体が10℃/分の温度上昇であるの
に対し、100℃/分と温度上昇を急俊にすることがで
き、前述した高速熱処理炉での昇温特性を得るために適
用しやすい。
【0029】また、発熱抵抗体30a,30b,30c
は、図2に示すように、一本の線材を縦方向に延ばし、
上下で交互にU字状に折返されて連続する形状(以下、
この形状をミヤンダ状という)に設定されている。
【0030】そして、このミヤンダ状に形成した発熱抵
抗体30a,30b,30cをステープル36にて上記
各断熱部材34a,34b,34cの内側面に取付け保
持させるようになっている。このステープル36は、図
2および図3に示すように、発熱抵抗体30a,30
b,30cの上部では各々の折曲部の頂部に取り付けて
発熱抵抗体30a,30b,30cを吊下げ支持すると
ともに、発熱抵抗体30a,30b,30cの下部では
各々の折曲部を避けて直線部分を支持して位置を固定さ
れており、このように発熱抵抗体30a,30b,30
cの下端を解放状態にしておくことによって、発熱抵抗
体30a,30b,30cの熱膨張、収縮による上下方
向の長さ変化を許容できるようにしている。
【0031】さらに、上記発熱抵抗体30a,30b,
30cは、加熱されると表面に二酸化ケイ素(Si
2 )が析出される発熱抵抗体30の表面保護膜を形成
し、発熱抵抗体30が大気中の酸素と反応して酸化し、
断線することを防止している。上記発熱抵抗体30a,
30b,30cと直接接触する上記ステープル36の少
なくとも表面を例えば1200℃という高温においても
上記二酸化ケイ素に対して不活性な材料にて形成し、上
記の析出した二酸化ケイ素が浸蝕され発熱抵抗体30が
ステープル30の接触部で断線しないようにしている。
二酸化ケイ素に対して不活性な材料としては、例えば、
鉄(Fe)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)などがあ
る。なお、ステープル36全体を二酸化ケイ素に対して
不活性な材料あるいは発熱抵抗体30a,30b,30
cと同一の材料で形成するようにしてもよい。
【0032】また、発熱抵抗体30a,30b,30c
は、図2に示すように、隣接する境界部分において、各
端部の折返し部が交互に長短の状態になっており、その
長短の折返し部が交互に噛み合い状態で配設されるよう
になっている。従って、発熱抵抗体30a,30b,3
0cは、隣接境界部分において隙間なく配設され、その
結果トップ、センター、ボトムの各ゾーン間の境界部に
おいて均一な加熱がなし得るようになっている。なお、
発熱抵抗体は、トップ、センター、ボトムの各ゾーン内
において上下に複数組合せるようにしてもよく、その場
合には各隣接部分において上述のように交互に組合せる
ようにすることでゾーン内を均一な温度に維持できる。
また組合せ状態は上述の例に限らず、均一な温度に維持
できる各種の組合せが可能である。
【0033】一方、上記発熱抵抗体30a,30b,3
0cの近傍には、これら発熱抵抗体が配置されている各
ゾーン毎の温度管理を行なうための構造が設けられてい
る。
【0034】すなわち、図4には、本実施例の特徴をな
す温度管理構造を横断面とした場合が示されており、こ
の構造には、検出部として熱電対40および保護部材4
4が備えられている。
【0035】熱電対40は、1対の抵抗線を先端でろう
付けにより接合して閉回路を構成する配線で構成され、
先端とは逆位置の基端側に設けてあるホルダ42内で先
端での感知温度を電気信号に変換して出力する構造を備
えている。つまり、このような構造の一例としては、感
知温度の変化に応じた抵抗値の変化による起電力の変化
を検出温度に見立てて出力する構造がある。
【0036】また、保護部材44はパイプで構成されて
いて、内部に熱電対40が挿入されている。そして、熱
電対40は、プロセスチューブ10の外側に位置する断
熱材34から突出させた先端部でのみ温度の検出ができ
るようになっている。このため、保護部材44は、上記
ホルダ42と先端部との間に位置する断熱材34、アウ
タシェル46、このアウタシェル46と水冷カバー48
とで構成される冷却通路50とを貫通し、ホルダ42の
端部に固定されていて、断熱材34側の先端から上記熱
電対40の先端を突出させている。
【0037】熱電対40は、図5に示すように、上下に
それぞれ一対の抵抗線40a,40bを備え、上段側が
温度検出用として、そして下段側がコントロール用とし
て配置されている。このため、これら熱電対40を挿通
される保護部材44は、次のような条件を満足する外径
寸法が設定されている。
【0038】すなわち、第1に、ミヤンダ状に配置され
ている発熱抵抗体30の配列ピッチ間に納ること、第2
に、抵抗線同士の配線ピッチがなるべく小さくなること
である。第1の条件は、ミヤンダ状に配置された発熱抵
抗体30との干渉を防止するためであり、また、第2の
条件は、抵抗線の配列方向による。つまり、縦型の熱処
理装置の場合には、縦方向での温度勾配が重要になる。
そこで、縦方向各所での温度を検知する場合、抵抗線を
横方向に配列した場合には、縦方向で同一箇所の温度を
検知可能であるが、縦方向に配列した場合には抵抗線同
士での感知温度が異なることになり、縦方向での温度勾
配の検知が不正確になる。このため、仮に、縦方向への
配列が設定された場合には、なるべくその間隔を小さく
して、縦方向で同一箇所での温度感知ができる状態とす
ることを目的として、上記第2の条件が設定されてい
る。
【0039】本実施例は以上のような構成であるから、
検出部をなす熱電対40を挿入されている保護部材44
は、発熱抵抗体30が垂れ下がった場合でも、この発熱
抵抗体30の重量を負荷として受けることがない。つま
り、熱電対40の先端は、ミヤンダ状に構成されている
発熱抵抗体30の隣接する発熱抵抗体30間に配置され
ているので、発熱抵抗体30が垂れ下がっても接触する
ことがない。従って、保護部材44は、従来のものに比
較して剛性を高める必要がないので、その外径寸法が従
来のものに比べて小さくできる。具体的には、従来の保
護部材の外径寸法が6〜8mmであったのをこの値以下
にすることができる。これは、上記第1の条件を満足す
ることになる。
【0040】一方、第2の条件に関しては、抵抗線の配
列方向を横向きにすることで満足される。
【0041】本実施例によれば、保護部材44の外径寸
法を小さくすることで熱伝導率を低下させることができ
る。従って、保護部材44の熱容量が小さくなっている
ので、保護部材44そのもので吸収する熱量は少なくさ
れ、これによって、検出部に向け伝達される熱量の低下
が抑えられる。このため、炉内での感知温度を、外乱、
この場合には保護部材44の吸熱により低下させること
がないので、感知温度と検出信号として取り出される温
度との間の格差を小さくすることができる。このような
感知温度と検出温度との間の格差が小さくできることは
取りも直さず炉内温度の検出精度を低下させないという
ことであり、温度変化に対する追随性を向上させること
ができる。
【0042】また、このような構成によれば、保護部材
44からの放熱量が少なくなるので、この保護部材44
の外周を囲繞している断熱材34の厚さを薄くすること
ができる。つまり、図7に示した従来のものの断熱材3
4の厚さ(L2)に対して、図4中、符号L1で示す厚
さ(L1<L2)とすることができる。このため、炉内
での昇温、降温時での変化時間が短くでき、さらには、
降温時での温度変化時間を短縮化することができる。ま
た、断熱材の厚さを薄くすることで熱処理装置の全体構
造での大型化を抑えることもできる。なお、図4中、符
号Lは、熱電対40およびこれを挿通されている保護部
材44の長さを示しており、この長さは図7に示した従
来のものと同じである。
【0043】ところで、本実施例では、単に、保護部材
44での熱伝導率を低下させるだけでなく、放熱を抑え
ることでも温度検出精度の低下を防止するようになって
いる。すなわち、熱電対40によって感知された温度が
低下する原因のひとつには保護部材44への熱伝達およ
び伝達された熱が放出されることで熱の逃げが発生する
ことにある。
【0044】そこで、本実施例では、保護部材44にお
ける放熱箇所をなくす構造が採用されている。つまり、
図4において、アウタシェル46と水冷カバー48とで
構成されている炉の冷却通路50には、保護部材44の
外周を囲繞するための通路用断熱部材52が設けられて
いる。通路用断熱部材52は、冷却通路50の範囲に加
えて、保護部材44におけるホルダ42と対向する端面
までの範囲を覆うことができる長さを設定されている。
このような構成によれば、冷却通路およびその近傍での
放熱現象が抑えられることになるので、炉内で熱電対4
0が感知した温度と信号として取り出された温度との間
での温度差がさらに小さくされることになる。これによ
り、検出温度と実際の炉内での温度とを近づけることが
できる。
【0045】一方、本実施例では、ミヤンダ状に配列さ
れている発熱抵抗体30同士の間に位置する検出部の挿
通位置に応じて、ブラケットの取付け位置を調整するこ
とができるようになっている。つまり、図5においてホ
ルダ42を取付けるために設けられているブラケット5
6は、検出部である熱電対40のホルダ42および通路
用断熱材52を配置するために階段状凹部を形成されて
おり、各凹部は、周方向でホルダ42および通路用断熱
材52よりも大きく形成されている。従って、ブラケッ
ト56は、ホルダ42および通路用断熱材52に対して
周方向で間隙がある分、移動させることができる。本実
施例の場合、ホルダ42から外部に向け信号取り出し用
の端子42A(図4参照)が設けてある関係上、底部5
6Aでこの端子が突出する位置に形成される挿通孔56
Bおよび水冷カバー48に取付けられるフランジ部56
Cのネジ挿通孔56Dは周方向に沿った長孔に形成され
ている。
【0046】このような構造とすることで、断熱材34
に穿たれた孔に保護部材44が挿通された状態に拘ら
ず、ホルダ42の位置に応じてブラケット56を周方向
(図5中、矢印で示す方向)に移動させることで、ホル
ダ42の位置にブラケット56の位置を整合させて固定
することができる。このような位置調整が必要な理由は
次の通りである。
【0047】すなわち、ミヤンダ状に配列した発熱抵抗
体30を備えた熱処理装置では、発熱抵抗体30を取り
付ける前に行なわれる熱電対40の挿通孔加工は、炉内
壁面から断熱材34に向けドリルによって実施される。
これは、熱電対40の挿通孔の加工を、孔加工後に配列
される発熱抵抗体30の位置を基準とした現物合わせの
状態で行なうためである。このとき、ブラケット56の
取付け位置が限定されいると、ホルダ42およびこれか
ら延長される保護部材44並びに熱電対40はブラケッ
ト56に対して適正な位置関係におかれない状況とな
る。極端な場合には、ホルダ42に対してブラケット5
6が干渉してしまう位置関係となる場合がある。そこ
で、本実施例では、図6中、ブラケット56を実線で示
す矢印方向に移動させると、二点鎖線で示すように、ホ
ルダ42の位置にブラケット56の位置を合わせるよう
に調整することができる。
【0048】以上のような実施例によれば、炉の壁部に
配置されている断熱材の厚さを薄くすることができる。
このため、炉内での昇温および降温時の過渡応答性を改
善して所定温度に達するまでの時間を短くすることがで
きる。従って、熱処理に要するスループットを向上させ
ることができる。
【0049】なお、本発明は、上記実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々変形すること
が可能である。
【0050】例えば、本発明が対象とする被処理体は、
少なくとも面状形状の被処理体であればよく、半導体ウ
エハ以外にも、例えば、LCD基板等であっても良い。
さらに本発明が適用される熱処理装置としては、酸化、
拡散装置以外にも、例えば、CVD、アニールに適用さ
れる装置を対象とすることも可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検出部の先端を隣接する発熱抵抗体の間に配置すること
で発熱低抗体の垂れ下がりが発生した場合でも、発熱抵
抗体の重量を負荷として受けることがない。従って、検
出部はその外径寸法を小さくしてこれ以外の位置への熱
伝導を抑えて熱損失を少なくすることができるので、検
出部の先端での感知温度と出力された検出温度との間で
の格差を小さくして検出精度を低下させないようにする
ことが可能になる。また、このように感知温度と出力さ
れた検出温度との間の格差が小さくできることで、炉側
での温度変化に対する応答追随性を改善することがで
き、しかも、このような検出精度を低下させないこと
で、昇温、降温時での検出誤差を小さくして実際の所定
温度に達するまでの時間を短くすることができる。従っ
て、熱処理工程の温度管理上でのスループットを改善す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による熱処理装置の一例を示す模
式的な断面図である。
【図2】図1に示した熱処理装置に用いられる発熱抵抗
体の構造を示す斜視図である。
【図3】図2に示した発熱抵抗体の固定構造を示す一部
断面図である。
【図4】本発明実施例による熱処理装置の要部構造を示
す断面図である。
【図5】図4に示した要部の一部を取り出して示した斜
視図である。
【図6】図4中、符号Pで示す方向の矢視断面図であ
る。
【図7】熱処理装置における温度管理構造の従来例を示
す断面図である。
【符号の説明】
10 プロセスチューブ 30 発熱抵抗体 34 断熱材 36 ステープル 40 検出部の一部品をなす熱電対 42 検出部のホルダ 44 検出部の他の部品をなす保護部材 50 冷却通路 52 通路用断熱材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の被処理体をバッチ処理する縦型
    プロセスチューブと、 上記縦型プロセスチューブの周囲に配置された筒状の断
    熱体と、 上記断熱材の内壁面上にて周方向に間隔をおいてそれぞ
    れ縦方向に延び、折返し部が上下に交互に形成されるこ
    とで連続する発熱抵抗体と、 上記発熱抵抗体の温度を検出する検出部と、 を有し、 上記検出部は、上記断熱材を貫通してその内部に突出し
    た先端部が、周方向で隣接する上記発熱抵抗体間に配置
    されることを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記断熱材の周囲には冷却部が配置され、上記検出部
    は、上記断熱材および冷却部を貫通して配置され、か
    つ、冷却部に臨んで配置される領域が断熱材により囲繞
    されていることを特徴とする熱処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 上記検出部は、上記縦型プロセスチューブ外部に露出す
    る基端部が固定端とされ、この基端部は、周方向に移動
    可能な位置調整部を備えていることを特徴とする熱処理
    装置。
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