JP2009033115A - 加熱装置及びこれを用いた基板処理装置並びに半導体装置の製造方法並びに絶縁体 - Google Patents

加熱装置及びこれを用いた基板処理装置並びに半導体装置の製造方法並びに絶縁体 Download PDF

Info

Publication number
JP2009033115A
JP2009033115A JP2008154357A JP2008154357A JP2009033115A JP 2009033115 A JP2009033115 A JP 2009033115A JP 2008154357 A JP2008154357 A JP 2008154357A JP 2008154357 A JP2008154357 A JP 2008154357A JP 2009033115 A JP2009033115 A JP 2009033115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
inner shell
shell
heating element
outer shell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008154357A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4490492B2 (ja
Inventor
Akira Hayashida
晃 林田
Masaaki Ueno
正昭 上野
Shinichi Shimada
真一 島田
Masashi Sugishita
雅士 杉下
Toshimitsu Miyata
敏光 宮田
Kimio Kitamura
公男 北村
Kenji Tanaka
健司 田中
Junichi Nishihara
淳一 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Teitokusha Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Teitokusha Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc, Teitokusha Co Ltd filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2008154357A priority Critical patent/JP4490492B2/ja
Priority to KR1020080059565A priority patent/KR101012082B1/ko
Priority to US12/213,824 priority patent/US9184069B2/en
Publication of JP2009033115A publication Critical patent/JP2009033115A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4490492B2 publication Critical patent/JP4490492B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 温度検出器による温度測定精度を向上させることにより、加熱装置の応答性を向上させること。
【解決手段】 発熱体20と、この発熱体20を支持するインナシェル50と、このインナシェル50の外周に配置されるアウタシェル60と、これらインナシェル50及びアウタシェル60の間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路14とを有する。インナシェル50に設けられる第一の開口部55aと、アウタシェル60に設けられる第二の開口部65と、第一の開口部55aから第二の開口部65に向かって設けられ、少なくともインナシェル50とアウタシェル60との間で冷却媒体流通通路14と隔離した空間を形成するための隔壁体55b、55cとを有する。隔壁体55b、55cと第二の開口部65との間で形成される隙間65aを塞ぐ絶縁体とを備える。
【選択図】 図8

Description

本発明は、半導体製造技術、特に、被処理基板を処理室に収容して発熱体により加熱した状態で処理を施す熱処理技術に関し、加熱装置及びこれを用いた基板処理装置並びに半導体装置の製造方法並びに絶縁体に関する。
図1に従来の加熱装置を用いた処理炉500の概略断面図を示す。加熱装置は、略円筒形状で上端が蓋された金属製のケーシング501と、このケーシング501の内側に設けられた略円筒形状の断熱材502と、この断熱材502の内壁に設けられた発熱線503とを有する。この加熱装置の内側に、均熱管504及び処理室を形成する反応管505が設けられ、この反応管505中でウエハ506に所望の熱処理が施される。
近年、メタル配線プロセス(Cuアニールなど)で、プロセス温度の低温化(300℃以下)と、さらなるスループット向上が求められている。よって、ウエハの昇降温時間の短縮が重要とされている。しかし、かかる要請に図1に記載の如き加熱装置で応じると、現状のヒータは中高温領域で使用できるように大容量の断熱材を持っているため、昇降温特性が悪く、スループットの向上が困難であった。したがって、熱容量が少なく、高応答性の加熱装置が必要とされている。
また、特許文献1に係る基板処理装置では、発熱体に複数のピンを貫通させ、このピンから加熱空間に冷却ガスを送り込むことで、急激な冷却を可能としている。そして、冷却特性に着目することで、加熱装置の応答性を向上させている。また、特許文献2に係る基板処理装置では、ヒーターユニットが、処理室の周りを取り囲むように敷設された発熱体と、この発熱体を取り囲むように敷設された第一反射体とこの第一反射体の外側に空間を取って取り囲むように敷設された第二反射体とを設け、処理室の昇降温効率を向上させてある。
ところで、加熱装置の応答性を向上させるには、温度検出器に対する輻射熱や放熱の干渉を緩和し、温度測定精度を向上させる必要がある。特許文献3では、図1の如き構成の加熱装置において、様々な構成が提案されているが、未だ不十分であった。また、特許文献4では、断熱材とアウタシェルと冷却通路と水冷カバーとをこの順で配置し、これらを貫通する温度検出部を設けてある。この温度検出部の冷却通路部分に放熱防止用の断熱部材を個別に設けているが、温度測定精度は不十分となっていた。
WO2007/023855 特開2004−311648号 特開2004−228381号 特開平7−18446号
かかる従来の実情に鑑みて、本発明は、温度検出器による温度測定精度を向上させることにより、加熱装置の応答性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る加熱装置の特徴は、発熱体と、この発熱体を支持するインナシェルと、このインナシェルの外周に配置されるアウタシェルと、これらインナシェル及びアウタシェルの間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路と、前記インナシェルに設けられる第一の開口部と、前記アウタシェルに設けられる第二の開口部と、前記第一の開口部から前記第二の開口部に向かって設けられ、少なくとも前記インナシェルと前記アウタシェルとの間で前記冷却媒体流通通路と隔離した空間を形成するための隔壁体と、該隔壁体と前記第二の開口部との間で形成される隙間を塞ぐ絶縁体とを備えることにある。
上記本発明に係る基板処理装置の特徴によれば、温度検出器による温度測定精度を向上させることにより、加熱装置の応答性を向上させ得るに至った。
本発明の他の目的、構成及び効果については、以下の発明の実施の形態の項から明らかになるであろう。
次に、適宜添付図面を参照しながら、本発明をさらに詳しく説明する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態としての第一の実施形態を説明する。
図2〜7に示すように、基板処理装置1は、大略、処理室308を形成する反応容器309と、この反応容器の外周に配置された加熱装置3と、主制御装置4とを備えている。
加熱装置3は、大略、天井部10、円筒状の中間部11、下部12及び端子ケース13を有し、中間部11には発熱体20が支持されている。天井部10には下面と側面に開口するエルボ状の排気導路81が形成され、さらにその下部に反射装置90を有している。中間部11は、発熱体20を支持するインナシェル50を絶縁状態でアウタシェル60により包囲し、さらに外周を化粧パネル70で包囲している。インナシェル50とアウタシェル60とは導電性の材料から構成されており、例えば、ステンレス材等の金属材から構成されている。
中間部11の上部と吸気アタッチメント7xとの間には冷却ガス導入ダクト7yが取り付けられる。吸気アタッチメント7xの開口には開閉バルブ7aとして例えばバタフライバルブが装着され、流路が開閉できるようになっている。吸気アタッチメント7xは冷却ガス供給ライン7に接続される。インナシェル50及びアウタシェル60の間に円筒状の冷却媒体流通通路としての気道14が形成される。冷却ガス導入ダクト7yは環状に略均等に配置された複数のパイプ61により気道14と連通している。一方、排気導路81には強制排気を行う排気ブロア8aを備えた強制排気ライン8が接続され、加熱装置3の内部空間である加熱空間の強制排気が行われる。そして、冷却ガス供給ライン7から導入された空気若しくは不活性ガス等のガスは気道14及び後述の複数の碍子孔から加熱空間18に冷却ガスとして供給され、強制排気ライン8から排気される。
反応容器309は、加熱空間18に順次同心に配置される均熱管315及び反応管310を備え、この反応管310内に処理室308が形成される。この処理室308にはウェーハ305を水平多段に保持するボート300が収納される。このボート300は図示しないボートエレベータにより、処理室内308へ装入、引出し可能である。
反応管310内には反応ガス導入管5x及び排気管6xが連通される。反応ガス導入管5xには流量制御器5aが設けられ、排気管6xには圧力制御器6aが設けられる。反応ガスが所定流量で導入されると共に前記反応管310内が所定圧力に維持される様に、排出口6yから内部ガスが排気され、排気管6xを通じて処理室外に排出される。
他の冷却ガス供給ライン5yは、均熱管315と反応管310との間に形成される均熱管内空間317に連通される。前記冷却ガス供給ライン5yには流量制御器5bが設けられる。また、吸気アタッチメント7xには開閉バルブ7aが設けられる。強制排気ライン8には排気装置としての排気ブロア8aが設けられる。すなわち、均熱管内空間317と加熱空間18の双方に対して冷却ガスを適宜導入・調整することが可能である。
発熱体20は中間部11の円筒の軸心方向に対し、所要のゾーンZ1〜Z5に複数段に区分けされ、ゾーン制御が可能となっている。各ゾーンには各ゾーンの加熱温度を検出する温度検出器が設けられている。なお、発熱体20は各ゾーンそれぞれの成形パターンを同じにすることにより、発熱量を各ゾーンとも均一にする様にしてもよい。
基板処理装置1の各部は主制御装置4によって制御され、例えば、反応管310内で処理されるウェーハ305の処理状態は、主制御装置4によって制御される。この主制御装置4は、温度モニタ部4a、加熱制御部(加熱制御装置)4b、反射制御部4c、第一流量制御部4d、反応管310内の圧力を制御する圧力制御部4e、第二流量制御部4f、排気制御部4g及び前記ボートエレベータ等の機構部を制御する駆動制御部4hを備えている。
温度モニタ部4aは第一〜第三温度検出器TC1〜TC3の温度を検出する。ここで、第一温度検出器TC1は発熱体20近傍で各ゾーンZ1〜Z5毎に設けられる。第二温度検出器TC2は反応管310内の周部における前記各ゾーンZ1〜Z5毎に設けられる。さらに、第3温度検出器TC3は反応管310より上方若しくは反応管310の上部中央を含む範囲に設けられている。
加熱制御部4bは、温度モニタ部4aの検出結果に基づき各ゾーンZ1〜Z5の発熱体20の発熱量を制御する。また、反射制御部4cは、温度モニタ部4aの検出結果に基づき反射装置90の駆動装置としてのアクチュエータ99を制御する。そして、下面が鏡面仕上げされた反射体(リフレクタ)91を適宜傾斜させて発熱体20から反応管310の上部中央に対する集光度を変更し、同部分の温度制御を行う。
第一流量制御部4dは流量制御器5aを制御し、圧力制御部4eは圧力制御器6aを制御し、反応ガスの導入と圧力を制御する。また、第二流量制御部4fは流量制御器5bを制御し、排気制御部4gは開閉バルブ7a及び排気ブロア8aを制御し、冷却ガスの導入と排出とを制御する。
図4に図2中のA部の拡大図を示す。発熱体(ヒータ素線)20は、アルミナ等の絶縁素材としての吊り碍子30によりインナシェル50に固定されている。前記発熱体20には急速加熱が可能である発熱材料、例えばFe−Al−Cr合金が用いられ、発熱表面積が大きくなる様に、断面は平板形状等の形状が採用され、面状発熱体として構成されている。発熱体20は上下に蛇行状の折返部21,22を有しており、中間部は上折返部21と下折返部22とをそれぞれ半ピッチずらして接続する素線部23と、各素線部23間に位置する隙間24から構成されている。また、発熱体20の上部は吊り碍子30に保持される折曲部20aとして折り曲げ加工がなされている。インナシェル50内面は鏡面仕上げされており、発熱体の素線部23裏面から輻射される熱線を前記内面で反射させ、隙間24から加熱空間18に向かって放射する。
絶縁材料としての吊り碍子30はアルミナ等の耐熱絶縁材料よりなる上碍子31及び下碍子32からなり、上金具33と下金具34で発熱体20の上部における折曲部20aを挟んで、ピン35で溶着固定されている。下金具34は二カ所の折曲部においてボルト36によりインナシェル50に取り付けられる。
インナシェル50には中央に貫通孔40aを有し気道14内の冷却ガスをインナシェル50内部に供給する複数の急冷パイプ40がインナシェル50の内壁から加熱空間18側に向かって突出するように設けられている。急冷パイプ40はアルミナ等の絶縁耐熱材料により形成されている。この急冷パイプ40は、隙間24において発熱体20を貫通する貫通部40dと、この貫通部40dが発熱体20を貫通する貫通方向Vに交差する方向にこの貫通部40dよりも突出する突出部としての略円形の鍔40b、40cにより発熱体20の中腹の動きを制限する。すなわち、一対の鍔40b、40c間の貫通部40dに溝を形成する。さらに発熱体20の下端を下段の吊り碍子30の上端位置に重なる位置に設け、発熱体20の下端の急冷パイプ40の貫通方向に対する動きを制限する。
インナシェル50の裏面には冷却媒体流通通路としての水冷管59が設けられている。この水冷管59は、インナシェル50の外面に軸心方向に螺旋状に巻き付けられて溶着される。例えば給・排水経路59a,59bを介して冷却水等の冷却媒体を流すことによりインナシェル50の温度上昇を防ぎ、ほぼ一定に保つ。
インナシェル50の外側には複数の接続碍子51を介して絶縁状態でアウタシェル60が取り付けられる。接続碍子51は絶縁性と耐熱性を有するアルミナ材で製作されているため、不測に発熱体20とインナシェル50とが接触し、インナシェル50に電流が伝わる等により例えば短絡しても、接続碍子51により電流がアウタシェル60に伝わることはない。
接続碍子51の内側はインナシェル50に対し第一のボルト52で固定される。一方、接続碍子51の外側はアウタシェル60に対し絶縁耐熱材料としての環状中空状のカラー53を介して第二のボルト54で固定される。カラー53はアウタシェルの取付孔を貫通して設けられ、アウタシェル60の肉厚よりも厚く形成され、第二のボルト54の頭部下面と接続碍子51外面との間にクリアランス(隙間)を設けている。インナシェル50が熱膨張によって膨らんでも、その変形分をこのクリアランスにより吸収し、アウタシェル60に熱応力が作用することを防ぎ、アウタシェル60の変形を防止している。
アウタシェル60のさらに外側には柱62を介して最外殻である側壁外層としての化粧パネル70が設けられている。この化粧パネル70はフランジを有する柱62を介してアウタシェル60と例えば金属製のリべット62aにより固定アウタシェル60の上部には円筒状の前記気道14に連通する開口61aが設けられ、この開口61aにパイプ61の一端が溶接される。パイプ61は化粧パネル70を貫通し、その他端が冷却ガス導入ダクト7yに連通している。なお、柱62、化粧パネル70は導電性を有する材料から構成されており、例えば、ステンレス材料等の金属材料から構成されている。このため、化粧パネル70とアウタシェル60とは柱62を介して導電する状態で接続されている。なお、アウタシェル60や化粧パネル70に対する導電を上述の如く防ぐことで基板処理装置全体への導電を防止し、作業時の感電等や基板処理装置内の電装品が破損することを防いでいる。
図4に示すように、インナシェル50は上下に複数分割されている。分割された上側のシェルとこれに隣接する下側のシェルとの間には隙間50sが設けられている。そして、インナシェル50のうち上側のシェルである上側シェルに設けられた第一フランジ50tと下側シェルの水冷管59との間にセラミックファイバー等の断熱部材よりなる断熱ブランケット50aを介在させ、隙間50sからの熱逃げを防ぎ、熱的に上下のシェルを分断している。
図7に示すように、中間部11の下部では、インナシェル50の外側に張り出した第二フランジ50xとアウタシェル60の内側に張り出した第三フランジ60xとの間に断熱及び絶縁部材としての断熱ブランケット50yを介在させてある。これにより、インナシェル50とアウタシェル60との間は絶縁されると共に断熱ブランケット50yにより気密状態が保たれる。また、第三フランジ60xと底蓋72aとの間に断熱部材としての断熱ブランケット60yを設け、インナシェル50内部空間の気密を保っている。中間部11と天井部10との間にも同趣旨の構造が採用され、絶縁状態と気密状態が保たれる。最下段の発熱体20の下部は発熱体20の中腹の動きを制限する急冷パイプ40とは別に設けられた急冷パイプ42により支持されている。
次に、図8〜11を参照しながら、第一温度検出器TC1としての温度センサ101の取付構造100について説明する。温度センサ101は、発熱体20近傍の温度を検出し、ヒータの出力制御を行なうために使用する。正確な温度制御を行なうためには、発熱体20の温度を正確に検出する必要がある。したがって、温度センサは発熱体20の近傍に設置するのが望ましい。温度センサ取付構造100は、図10に一部を示すように、端子ケース13の左右に各ゾーンZ1〜5に対応させて2個ずつ設けられているが、1個ずつでもよい。
温度センサ101は、石英やアルミナ等透明な絶縁材よりなる保護管103内の先端に温度検出体としての熱電対接点102を有し、碍子管104で素線が保護され、碍子107に固定された端子108に接続される。碍子管104及び碍子107はアルミナ等の絶縁材料により構成される。内鍔105及び外鍔106は、金属管109aに溶接により固定されている。内鍔105は、第一の開口55aとの間で隙間を形成するように設けられる第一の開口閉塞体として機能する。また、外鍔106は、温度センサを支持する支持部として機能する。また、保護管103は金属管109aに挿入されている。金属管109aにねじ止めされた2本の止めねじ109bは同位置の保護管103に形成された孔を貫通し、保護管内部の碍子管104aに押し当たることで保護管103の回転を防止し且つ固定している。碍子107はねじ106xにより外鍔106に固定される。保護管103は屈曲部を有するようにL型に曲げられており、加熱装置外部と連通している部分、例えば、端子108から熱電対接点102を離隔させることで、温度センサ101先端の温度低下を抑制している。また、保護管103を貫通させる金属管109aと箱55b内面との間には隙間103xが設けられ、この隙間103xの存在で熱伝導による温度低下が抑制される。さらに、インナシェル50の開口55aと内鍔105との間の隙間103yの存在でも熱伝導による温度低下が抑制される。
インナシェル50には第一の開口55aが設けられ、この開口55aに対し隔壁体としての箱55bが気密に設けられる。この箱55bの他面には鍔55cが設けられ、気密箱を形成する。この鍔55cとアウタシェル60の第二の開口65との間には隙間65aが設けられ、箱55bとアウタシェル60との間、すなわちインナシェル50、アウタシェル60間の絶縁を確保している。なお、箱55bと鍔55cは導電性を有する材料から構成されており、例えば、ステンレス材料等の金属材から構成されている。
アウタシェル60の各開口65を塞ぐように、ほぼ同形状の第一パッキン111及び第二パッキン112が4本のねじ65xを用いて取付けられる。第一パッキン111は、絶縁性・耐熱性・伸縮性を有する耐熱ペーパ等の部材からなる。また、第二パッキン112は、絶縁性・耐熱性を有し、少なくとも第一パッキン111よりも硬質の適当な硬さを有する例えばポリフッ化ビニリデン等の部材で製作され、伸縮性を有する第一パッキン111を均一に押し付ける。
温度センサ101は、2本のねじ55xを用いて、鍔55cに取付けられる。このとき、第一、第二パッキン111,112は外鍔106によってさらに押さえられるため、気道14の雰囲気が隙間65aを介してインナシェル50内部に流入するのを防止できる。なお、金属製の外鍔106はねじ55xを介してインナシェル50と導通するが、第一、第二パッキン111,112により絶縁されてアウタシェル60とは導通しない。内鍔105は第一、第二パッキン111,112の孔111a,112aを貫通して箱55b内に入り、開口55aをほぼ塞ぐことで、発熱体20からの熱線が直接第一、第二パッキン111,112に到達することを妨げ、これらのパッキンが熱線により劣化することを防止している。しかも、隙間103yを設けることにより、加熱空間18の雰囲気と箱55b内側の雰囲気とを同等程度の温度とすることができ、箱55b内側の雰囲気の温度影響により、温度センサ101が悪影響を受けることなく、より正確な温度を測定することができる。
このように温度センサ101をインナシェル50に対して気密に取付けしたので、気道14からの冷却ガスの流入がなく、発熱体20の温度をより正確に検出できるようになった。また、隙間65aを設け、さらに、隙間65aを絶縁物で塞いだので、インナシェル50、アウタシェル60間の絶縁も確保することができるようになった。また、万一発熱体20が温度センサ101付近で熱変形しても、温度センサ101の外形と同サイズで形成されている内鍔105や金属管109aに至る可能性は極めて低く、絶縁体である保護管103と接触することになり、内鍔105、外鍔106等の温度センサ取付部においても絶縁を確保することができる。しかも、インナシェル50は内面に断熱材を有さず、また、気道14及び急冷チューブ40の採用により、昇温及び降温のスループットを向上させ得るに至っている。
次に、上記基板処理装置1の動作について説明する。
ウェーハ305の処理は、このウェーハ305が装填された前記ボート300がボートエレベータにより前記反応管310に装入され、前記加熱装置3の加熱により所定温度迄急速加熱される。この加熱装置3により前記ウェーハ305を所定温度に加熱した状態で前記反応ガス導入管5xより反応ガスが導入され、前記排気管6xを介して排気ガスが排出され、前記ウェーハ305に所要の熱処理がなされる。
通常、前記ボート300の装入前は所要の温度、例えば550℃に保温しておき、このボート300が装入された後はウェーハ処理温度、例えば850℃迄昇温保持される。尚、装入前の温度、処理温度は基板処理装置での処理内容に応じて適切な温度が選択される。
前記発熱体20の各段の発熱体20は温度モニタ部4aによって独立したゾーン毎に測定され、発熱体20及び反射装置90により温度制御される。各ゾーンの発熱体20は連続した1つの発熱体であるので、この発熱体20に異常があった場合、例えば断線があった場合も直ちに発見でき、各段の発熱体の劣化状態も容易に把握することができる。
処理が完了すると、ウェーハ出炉温度、例えば550℃迄急速冷却される。このウェーハ305処理後の冷却は、前記流量制御器5a及びエアバルブ7aが開かれ、空気或は窒素ガス等不活性ガスが冷却ガスとして前記冷却ガス供給ライン5y、7より供給される。前記冷却ガス供給ラインから供給された冷却ガスは急冷パイプ40の貫通孔40aを通じて加熱空間18に流入し、発熱体20を外面、内面の両側から急速に冷却する。
このような冷却パイプ40を用いた構成では、ヒータの冷却速度、延いてはウェーハの冷却速度を向上させることができ、ウェーハ処理のスループットを向上させることができる。また、冷却パイプ40は発熱体押さえと冷却ガス供給管とを兼ねているため、別途ヒータ冷却用のガス管を設ける必要がなく、それ故、ヒータ内壁における発熱体面積を向上させることができる。さらに、冷却パイプ40の貫通孔40aの開口部は発熱体20よりも内側にて開口しているので、冷却ガスにより発熱体20が局所的に冷却されることを防止する。その結果、発熱体20の局所的な変形、捩れ、亀裂を抑制し、延いては、発熱体20の断線、反応管310との接触を防止できる。
円筒状の気道14に導入される冷却ガスは、容積の大きな冷却ガス導入ダクト7yを経て分散されることで、気道14に均一に冷却ガスが流入し、冷却むらの発生が防止される。その後、冷却ガスは、複数のパイプ61、気道14、複数の急冷パイプ40を介して加熱空間18に吹き込まれ、加熱空間18を上昇して排気導路81より排気される。インナシェル50内面は加熱空間18を上昇する冷却ガスにより冷却され、均熱管315及び反応管310は加熱空間18及び均熱管内空間317を上昇する冷却ガスにより急速に冷却される。これらにより反応管310内のウェーハ305は急速冷却される。発熱体20にFe−Cr−Alやカーボン、SiC等の発熱体を採用することで、急速加熱、高温加熱が可能となり、更に冷却ガスによる加熱装置3の冷却により急速冷却が可能となっている。
冷却が完了すると、ボートエレベータによりボート300が降下され、このボート300から処理済のウェーハ305が払出される。尚、減圧処理の場合は、反応室を大気圧迄復帰させた後、ボート300が降下される。
次に、本発明の第二〜第六の実施形態について、図12〜16を参照しながら説明する。なお、第一の実施形態と同様の部材には同一の符号を附してある。
図12に示す第二の実施形態では、温度センサ取付構造100における温度センサ121は、外鍔126がこれより大径で隙間65aを有するアウタシェル60の開口65との間をパッキン129とねじ120b、120cにより塞いでいる。このパッキン129としては柔軟性があり絶縁性を備える耐熱部材が望ましく、ポリフッ化ビニリデン等が用いられる。インナシェル50の開口55aに固定される内鍔125と外鍔126との間に気密状態の内箱127及び外箱128を形成し、気道14内の冷却ガスがインナシェル50内側へ流入することを防いでいる。
同構造では、パッキン129が柔軟性を有するため、インナシェル50の熱膨張による変形を吸収することができる。また、内箱127と外箱128との間にクリアランスを有するため、冷却ガスによる温度センサ101の不測の冷却を防ぐことができる。なお、内鍔125を固定するねじ120aは取り付け・取り外し等の操作が困難である。また、このねじ120aの操作のために内鍔125が拡大し、水冷管59の間隔が第一の実施形態より増大し、急冷が困難となる点で、第一の実施形態が優れている。
図13に示す第三の実施形態において第一の実施形態と異なる点は、箱55bの鍔55cを内側に配向している点である。第三の実施形態でも第一の実施の形態と同様の作用効果を奏するが、同サイズの温度センサ101を用いる場合、インナシェル50の開口55aが増大する点等で、第一の実施形態が優れている。
図14に示す第四の実施形態では、温度センサ取付構造100における温度検出器としての温度センサ151は、第二の実施形態と異なり、箱152の他面に内鍔154を設け、箱152内部の空間155と加熱空間18とを連通させてある。上述の第一の実施形態では、温度センサ151の熱接点102のすぐ外側に箱55b内の空間を形成し、該空間と加熱空間18とを同一雰囲気することで、気道14の冷却ガスによる温度低下を抑制してある。そのため、本実施形態に比べ、第一の実施形態はより正確な温度測定が可能である点で優れている。但し、本実施形態は、第二の実施形態と異なり空間155と加熱空間18とを同一雰囲気にでき、温度センサ151外部への熱逃げによる検出温度の低下を防止することが可能となる点で第二の実施形態より優れている。しかも、この空間155は、金属管109aと箱152との間で空隙155aを形成することになる。この空隙155aにより、気道14を流れる冷却ガスとの熱伝導による温度低下を防止することができる。よって、発熱体20の温度をより正確に検出することができる。以下の第五,第六の実施形態においても同様の構成である。
また、第四の実施形態における温度センサ151は、第一の開口55aを塞ぐ大きさの内鍔154をインナシェル50に耐熱ペーパ等のパッキン161を挟んでねじ150aにより固定してある。これにより、加熱空間18への気道14の冷却ガスの漏れを確実に防止することができ、発熱体20間の機差を抑制することが可能となる。しかし、本実施形態では、パッキン161は発熱体20からの熱線を受けやすく、熱劣化しやすい。この点でパッキン111,112に対する熱線の影響が少ない第一の実施形態の方が優れている。また、外鍔153とアウタシェル60の第二の開口65との間に隙間65aを設け、その隙間65aを第一、第二パッキン111,112で塞ぎ、絶縁及び気密を確保している。
ところで、第一の実施形態では、箱55bの鍔55cと、温度センサ101の外鍔106と、アウタシェル60とを同一平面上に位置合わせする必要がある。しかし、箱55b、鍔55c、外鍔106及びアウタシェル60には、それぞれ製作公差があり、インナシェル50及びアウタシェル60は円筒形を呈し、周面湾曲し、しかもそれらは同心上に配置されている。さらに、箱55bはインナシェル50に溶接により取り付けられる。そのような条件下では、鍔55c、外鍔106及びアウタシェル60の3つの部材を同一周面上に位置合わせするのは困難である。そこで、隙間65aを硬さの異なる2の絶縁材料で塞ぎ、さらに外鍔106で押さえることで位置合わせを行っている。
他方、この隙間65aの気密を確保するためには、上述の3つの部材を同一周面上に位置合わせする必要がある。しかし、本実施形態では、箱152を温度センサ151の外鍔153に取り付けたので、この外鍔153が箱の鍔ともなり、外鍔153とアウタシェル60との位置合わせで足りる。また、箱152の内鍔154をインナシェル50にねじ150aで取り付けるので、位置合わせも容易となる。よって、外鍔153とアウタシェル60との位置合わせが容易にでき、ヒータの製作が簡素化され、隙間65aの気密も確保できる。
ところで、第一の実施形態では、箱55bはインナシェル50に取り付けてあり、その箱55bの鍔55cと温度センサ101の外鍔106とをアウタシェル60に固定している。そのため、各温度センサ101と発熱体20との距離を均一にするには、箱55b、鍔55c及び温度センサ101の外鍔106の位置合わせを行う必要がある。しかし、上述の如く、これらの部材の位置合わせは困難であり、隙間65aを硬さの異なる2の絶縁材料を介して固定してある。
他方、本実施形態では、箱152を温度センサ151の外鍔153に取り付けたので、この外鍔153が箱152の鍔ともなり、外鍔153とアウタシェル60との位置合わせで足りる。よって、外鍔153とアウタシェル60との位置合わせが容易にでき、各温度センサ101と発熱体20との距離を均一にすることができる。
ところで、第一の実施形態では、隙間65aの気密を確保するために、外鍔106で絶縁材料を隙間65aに押しつけるように、ねじ55xを強固に締め付けている。このような締め付けの場合、高温箇所では部材の熱膨張による変形等によって取り外しが困難となる場合がある。他方、本実施形態では、上述の如く外鍔153とアウタシェル60との位置合わせが容易にできる。そのため、隙間65aの気密を得るために絶縁材料を押さえ付けるようにねじ150b,cを強固に締め付ける必要がない。よって、規定トルクでねじを締めても隙間65aの気密は確保できる。また、上述の如くねじの取り外しが困難となることもない。なお、第一の実施形態のねじ55xは、アウタシェル60、気道14間で用いてあり、上述の如き現象は生じにくい。
しかし、本実施形態では、内鍔154をねじ150aでインナシェル50に固定するため、構造上、ねじ150aは取り付け・取り外し等の操作が困難となる。また、取り付け作業時に内部にねじを落とす可能性もある。しかも、このねじ150aの操作のために内鍔154が拡大し、水冷管59の間隔が第一の実施形態より増大し、急冷が困難となる。これらの不都合がない点で第一の実施形態が優れている。
図15に示す第五の実施形態では、内鍔154とインナシェル50の第一の開口55aとの間で隙間55dを設けている。インナシェル50には、絶縁体としての耐熱ペーパ等のパッキン161をねじ150aにより取り付ける。そして、外鍔153をアウタシェル60に固定することで、内鍔154をパッキン161に押し当てて隙間55dを塞いである。この隙間55dにより、インナシェル50とアウタシェル60とを発熱体20に近い箇所で絶縁できる。また、構造上、発熱体20が熱変形したとしても、発熱体20が接触するのは絶縁体である保護管103であり、金属製の内鍔154や金属管109aに接触する可能性は極めて低い。したがって、インナシェル50と内鍔154とは導通せず、発熱体20とインナシェル50が接触しても、外鍔153を介して電流がアウタシェル60や化粧パネル70や基板処理装置全体に漏洩することもない。隙間55dで絶縁できるので、第二の開口65a及び内鍔154を塞ぐ大きさの外鍔153をアウタシェル60にねじにより直接固定することができる。
ところで、本実施形態においても、パッキン161をねじ150aによりインナシェルに固定するため、構造上、ねじ150aの取り付け・取り外し等の操作が困難となる。また、隙間55dを塞ぐパッキン161を取り付け・取り外しするためには、温度センサ151を取り外す必要があり取り外し作業が煩雑となる。他方、第一の実施形態では、アウタシェル60の外側から隙間65aを塞ぐ絶縁体の取り付け・取り外しを容易に行うことができる。よって、これらの不都合がない点で第一の実施形態が優れている。また、パッキン161が発熱体20からの熱線を直接受けるため劣化しやすい点や、この劣化やインナシェル50やアウタシェル60の熱膨張により、内鍔154とパッキン161との間に隙間ができやすい点等については、第一の実施形態の方が優れている点である。
図16に示す第六の実施形態では、内鍔154をテフロン(登録商標)等の絶縁材171を挟んでインナシェル50に絶縁材よりなるねじ171aにて固定し、これら絶縁材料171,171aにより、内鍔154とインナシェル50とを絶縁してある。絶縁材171の厚みは、供給電圧に応じて絶縁可能な厚みに設定すればよく、例えば供給電圧が200Vの場合、5mm程度に設定するとよい。同構成により、第五の実施形態と同様、発熱体20により近い部分で絶縁を確保し、インナシェル50と温度センサ151とを導通しないようにすることができる。
また、内鍔154とインナシェル50間が絶縁されるので、安価に製作可能な金属製のカバー172により、第二の開口65及び内鍔154より小径の外鍔154をアウタシェル60に固定し、温度センサ151を取り付けることができる。なお、さらに絶縁性を高めるために、カバー172を絶縁材料で製作してもよい。係る場合、外鍔153とアウタシェル60との隙間65aを絶縁体となるカバー172で塞ぐこととなり、外鍔153とアウタシェル60間でも絶縁できる。但し、本実施形態でも、絶縁ねじ171aの取り付け・取り外し等の操作が困難となる。また、絶縁材171の取り付け・取り外し作業も、温度センサ151を取り外す必要があり、取り外し作業が煩雑となる。これらの不都合がない点で、第一の実施形態が優れている。なお、第四及び第五の実施形態において、上述した点以外は、第一の実施形態と同様の作用効果を奏する。
次に、上記実施形態に対する比較例を図17,18により説明する。図17の第一比較例では、温度センサ131の接点102を発熱体20近傍に設ける必要があるため、インナシェル50、アウタシェル60、化粧パネル70にそれぞれアルミナ製の保護管133を通すための貫通孔H1,H2,H3が設けられる。このような構造だと、気道14内の冷えた雰囲気が貫通孔H1,H2,H3を通ってインナシェル50内部に流入するため、接点102で検出する温度が下がってしまい、より正確な発熱体温度が検出できない。特に、急冷ブロアを稼働させる場合は、冷却ガス量が増大するため発熱体の温度は殆ど検出できず、例えば略室温を検出することとなり、正確な温度制御が困難である。ここで、急冷のための上記排気ブロアを使用する場合とは、ランプダウンレートを設定した急冷だけではなく、温度制御も含まれる。
図18の第二比較例では、上述の温度センサ132に鍔を設けて貫通孔H1,H2,H3を塞いでいる。保護管133には金属製の管134が貫通され、さらに管134に3つの鍔135a,135b,135cが溶接されている。鍔135a,135b,135cはそれぞれ貫通孔H1,H2,H3を塞ぐ。かかる構成だと、インナシェル50とアウタシェル60及び化粧パネル70との間の絶縁が取れず、不測に発熱体20とインナシェル50とが通電した場合にはアウタシェル60及び化粧パネル70まで通電してしまい危険である。また、本比較例では、インナシェル50及びアウタシェル60は熱膨張により径が変わり、貫通孔H1,H2と鍔135a,135bとの間には隙間ができ、温度センサ132の検出温度は低下してしまう。さらに、インナシェル50、アウタシェル60、鍔135a,135bには製作公差もあるため、インナシェル50、アウタシェル60の開口を密閉するのは困難を極める。上述の第一〜第三の実施形態はこれらの不都合を解消することができる。
なお、上記比較例では、保護管133は直線形状であるため、端子108と接点102との距離が近くてヒータ外への熱逃げも大きく、検出温度の低下につながり、正確な温度検出が困難である。したがって、保護管は第一の実施形態の保護管103の如くL字形に屈曲されていることが望ましいが、直管型として形成されていてもよい。
本明細書は以下の発明をも含むものとする。
1)前記箱55bとしての隔壁体と前記温度検出器との間に空隙103xを設けてある基板処理装置。
2)上述の基板処理装置を用いて処理する半導体装置の製造方法であって、前記冷却媒体流通通路14に冷却媒体が流通しつつ前記温度検出器が測定する温度に基づき、加熱制御部が前記加熱装置3を制御し、前記基板を処理する半導体装置の製造方法。
3)基板を処理する基板処理装置に用いられる加熱装置であって、発熱体と、この発熱体を支持するインナシェルと、このインナシェルの外周に配置されるアウタシェルと、これらインナシェル及びアウタシェルの間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路と、前記発熱体の温度を検出する温度検出器とを備え、前記インナシェルが第一の開口55aを有し、前記アウタシェルが第二の開口65を有し、前記温度検出器101を前記冷却媒体流通通路と隔離するための隔壁体55bを前記第一の開口から第二の開口近傍に向かって設け、前記隔壁体と前記第二の開口との間に絶縁のための隙間65aを設け、前記隙間を絶縁体111,112で塞ぐ加熱装置。
4)筒状に形成された側壁と、複数の隙間を有する板状の発熱体とを備え、側壁の内面は熱線を反射可能に仕上げられ、前記側壁の筒状の内面に沿って発熱体を設け、発熱体の素線部表面は加熱空間に向かって熱線を輻射し、前記素線部裏面から輻射される熱線は前記内面により反射され前記隙間を通過して前記加熱空間に輻射される加熱装置、基板処理装置及び発熱体の保持構造。この構造では、素線部23の幅に比較して隙間24の幅を十分にとり、内面からの反射による熱線を有効活用できる幅としてある。この筒状の中心軸に沿って隙間を形成し、中心軸上側を前記保持部材により支持すると、輻射熱を尤も有効に活用すると共に発熱体の面密度を向上させることができるし、発熱体の線量を減少させて熱応答性を向上させることができる。また、筒状の内面を凹曲面とすることで、反射された熱線が隙間を通過して加熱空間内に輻射される効率を向上させることができ、この凹曲面は円弧面であることが望ましい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
反応容器は、均熱管及び反応管の双方を備えるように説明したが、均熱管を備えずに反応管のみであってもよい。その他、2重管のみならず、1管や3重管以上の管数に構成されていてもよい。
上記熱処理は酸化処理や拡散処理及び拡散だけでなくイオン打ち込み後のキャリア活性化や平坦化のためのリフローおよびアニール処理等に限らず、成膜処理等の熱処理であってもよい。基板はウエハに限らず、ホトマスクやプリント配線基板、液晶パネル、光ディスクおよび磁気ディスク等であってもよい。バッチ式熱処理装置および枚葉式熱処理装置に限らず、ヒータユニットを備えた半導体製造装置全般に適用することができる。上記インナシェル50及び反射体91の鏡面仕上げ部は、ステンレス鋼の研磨により鏡面とする他、金、白金等の貴金属によるメッキを施しても構わない。
化粧パネル70を設けなくてもよい。この場合、例えば第二の実施形態においては、碍子107の内面を外鍔126の外面とが面一となるように構成すればよい。
本発明の実施形態は上記の如く構成されるが、さらに包括的には次に列挙するような構成を備えてもよい。
本発明に係る加熱装置の第一の態様は、発熱体と、この発熱体を支持するインナシェルと、このインナシェルの外周に配置されるアウタシェルと、これらインナシェル及びアウタシェルの間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路と、前記インナシェルに設けられる第一の開口部と、前記アウタシェルに設けられる第二の開口部と、前記第一の開口部から前記第二の開口部に向かって設けられ、少なくとも前記インナシェルと前記アウタシェルとの間で前記冷却媒体流通通路と隔離した空間を形成するための隔壁体と、該隔壁体と前記第二の開口部との間で形成される隙間を塞ぐ絶縁体とを備える。
また、本発明に係る加熱装置の第二の態様は、発熱体と、この発熱体を支持するインナシェルと、このインナシェルの外周に配置されるアウタシェルと、これらインナシェル及びアウタシェルの間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路と、前記インナシェルに設けられる第一の開口部と、前記アウタシェルに設けられる第二の開口部と、前記第一の開口部から前記第二の開口部に向かって設けられるか若しくは前記第二の開口部から前記第一の開口部に向かって設けられる、少なくとも前記インナシェルと前記アウタシェルとの間で前記冷却媒体流通通路と隔離した空間を形成するための隔壁体と、該隔壁体と前記第二の開口部との間若しくは前記隔壁体と前記第一の開口部との間で形成される隙間を塞ぐ絶縁体とを備える。
上記第一、第二の態様により、インナシェルとアウタシェル間の絶縁を確保できると共に、冷却媒体流通通路の気密性をも確保することができる。また、前記隙間を第二の開口と隔壁体との間に設けることで、絶縁体の取り付け・取り外しをアウタシェルの外側から容易に行うことができる。
上記第一、第二の態様において、前記空間に前記発熱体の温度を検出する温度検出器の少なくとも一部が設けるとよい。係る場合、前記隔壁体と前記温度検出器の間に空隙を設けることが望ましい。これにより、気道からの熱伝導による温度低下を抑制することができ、発熱体の正確な温度測定が可能となる。また、前記絶縁体は、硬さの異なる2以上の絶縁部材が積層するとよい。これにより、絶縁部材を隙間に均一に押し当てることができ、冷却媒体流通通路の気密性をより向上させることができる。また、上記第一の態様において、前記絶縁体は、硬さの異なる2以上の絶縁部材を積層しており、少なくとも前記隔壁体側に位置する絶縁部材の方を柔軟性の高い絶縁部材とすることが望ましい。上記第一、第二の態様において、前記第一の開口部より前記第二の開口部の開口サイズを大きくするとよい。これにより、組み付け作業が容易となる。しかも、ウエハ処理への影響が大きい加熱空間からの熱逃げを抑制することができる。また、上記第一の態様においては、前記第一の開口部との間で隙間を形成しつつ設けられる第一の開口部閉塞体をさらに備えることが望ましい。この場合、前記発熱体の温度を検出する温度検出器と該温度検出器を支持する支持部を有し、前記第二の開口部と前記支持部との間に前記絶縁体を設けるとよい。
本発明に係る基板処理装置の第一の態様は、上述の加熱装置の第一、第二の態様において、前記加熱装置の内部に加熱空間を有し、その加熱空間に基板を処理する反応容器を設けてある。また、基板処理装置の他の態様は、前記加熱装置の前記空間に前記発熱体の温度を検出する温度検出器の少なくとも一部を設けた加熱装置の態様において、前記加熱装置の内部に加熱空間を有し、その加熱空間に基板を処理する反応容器を設けてある。
本発明に係る半導体装置の製造方法の第一の態様は、反応容器内に基板を搬入する工程と、発熱体と、この発熱体を支持するインナシェルと、このインナシェルの外周に配置されるアウタシェルと、これらインナシェル及びアウタシェルの間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路と、前記インナシェルに設けられる第一の開口部と、前記アウタシェルに設けられる第二の開口部と、前記第一の開口部から前記第二の開口部に向かって設けられ、少なくとも前記インナシェルと前記アウタシェルとの間で前記冷却媒体流通通路と隔離した空間を形成するための隔壁体と、該隔壁体と前記第二の開口部との間で形成される隙間を塞ぐ絶縁体とを備える加熱装置内の前記反応容器内を加熱し前記基板を処理する工程とを有する。
本発明に係る他の半導体装置の製造方法の第二の態様は、反応容器内に基板を搬入する工程と、発熱体と、この発熱体を支持するインナシェルと、このインナシェルの外周に配置されるアウタシェルと、これらインナシェル及びアウタシェルの間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路と、前記インナシェルに設けられる第一の開口部と、前記アウタシェルに設けられる第二の開口部と、前記第一の開口部から前記第二の開口部に向かって設けられるか若しくは前記第二の開口部から前記第一の開口部に向かって設けられる、少なくとも前記インナシェルと前記アウタシェルとの間で前記冷却媒体流通通路と隔離した空間を形成するための隔壁体と、該隔壁体と前記第二の開口部との間若しくは前記隔壁体と前記第一の開口部との間で形成される隙間を塞ぐ絶縁体とを備える加熱装置内の前記反応容器内を加熱し前記基板を処理する工程とを有する。
本発明に係る絶縁体の第一の態様は、発熱体と、この発熱体を支持するインナシェルと、このインナシェルの外周に配置されるアウタシェルと、これらインナシェル及びアウタシェルの間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路と、前記インナシェルに設けられる第一の開口部と、前記アウタシェルに設けられる第二の開口部と、前記第一の開口部から前記第二の開口部に向かって設けられ、少なくとも前記インナシェルと前記アウタシェルとの間で前記冷却媒体流通通路と隔離した空間を形成するための隔壁体とを少なくとも備える加熱装置に用いられる絶縁体であって、前記隔壁体と前記第二の開口部との間で形成される隙間を塞ぐ。
本発明に係る他の絶縁体の第二の態様は、発熱体と、この発熱体を支持するインナシェルと、このインナシェルの外周に配置されるアウタシェルと、これらインナシェル及びアウタシェルの間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路と、前記インナシェルに設けられる第一の開口部と、前記アウタシェルに設けられる第二の開口部と、前記第一の開口部から前記第二の開口部に向かって設けられるか若しくは前記第二の開口部から前記第一の開口部に向かって設けられる、少なくとも前記インナシェルと前記アウタシェルとの間で前記冷却媒体流通通路と隔離した空間を形成するための隔壁体とを少なくとも備える加熱装置に用いられる絶縁体であって、前記隔壁体と前記第二の開口部との間若しくは前記隔壁体と前記第一の開口部との間で形成される隙間を塞ぐ。
本発明は、例えば、半導体集積回路装置(半導体デバイス)が作り込まれる半導体ウエハに酸化処理や拡散処理、イオン打ち込み後のキャリア活性化や平坦化のためのリフローやアニール及び熱CVD反応による成膜処理などに使用される基板処理装置に利用することができる。本発明は、このような基板処理装置のうち、特に低温領域でプロセスに対して有効なものである。
従来の加熱装置を用いた処理炉の概略断面図である。 本発明における基板処理装置の概略を示す縦断面図である。 図2の天井部近傍における横断面図である。 図2におけるA部拡大図である。 図3におけるB部拡大図である。 図2におけるC部拡大図である。 図2におけるD部拡大図である。 温度センサ取付け部の詳細を示す横断面図である。 図8と同断面におけるインナー・アウターシェルの関係図である。 加熱装置の側面図である。 温度センサ取付部の側面図である。 温度センサ取付部の別実施形態を示す図8相当図である。 温度センサ取付部のさらに別の実施形態を示す図9相当図である。 温度センサ取付部のさらに別の実施形態を示す図8相当図である。 温度センサ取付部のさらに別の実施形態を示す図8相当図である。 温度センサ取付部のさらに別の実施形態を示す図8相当図である。 温度センサの第一比較例を示す図8相当図である。 温度センサの第二比較例を示す図8相当図である。
符号の説明
1:基板処理装置,3:加熱装置,4:主制御装置,4a:温度モニタ部,4b:加熱制御部,4c:反射制御部,4d:第一流量制御部,4e:圧力制御部,4f:第二流量制御部,4g:排気制御部,4h:駆動制御部,5a:流量制御器,5b:流量制御器,5x:反応ガス導入管,5y:冷却ガス供給ライン,6a:圧力制御器,6x:反応ガス排気管,7:冷却ガス供給ライン,7a:開閉バルブ,7b:急冷パイプ,7x:吸気アタッチメント,7y:冷却ガス導入ダクト,8:強制排気ライン,8a:排気ブロア,10:天井部,11:中間部,12:下部,13:端子ケース,14:気道(冷却媒体流通通路),18:加熱空間,20:発熱体,20a:折曲部,21:上折返部,22:下折返部,23:素線部,24:隙間,30:吊り碍子,31:上碍子,32:下碍子,33:上金具,34:下金具,34a:隙間,35:ピン,36:ボルト,40:急冷パイプ,40a:貫通孔,40b:鍔,40c:鍔,40d:貫通部,42:急冷パイプ,50:インナシェル(側壁内層),50s:隙間,50t:第一フランジ,50u:断熱ブランケット,50x:第二フランジ,50y:断熱ブランケット,51:接続碍子,52:第一のボルト,53:カラー,54:第二のボルト,55a:開口(第一の開口),55b:箱(隔壁体),55c:鍔,55x:ねじ,59:水冷管,60:アウタシェル(側壁中層),60x:第三フランジ,60y:断熱ブランケット,61:パイプ,61a:開口,62:柱,62a:リベット,65:開口(第二の開口),65a:隙間,70:化粧パネル(側壁外層),71:ネジ,72a:底蓋,72b:コイルウケ,81:排気導路,81a:排気口,82:第一の開口,83:第二の開口,90:反射装置,91:反射体,91a:隙間,92:移動機構,93:シャフト,94:中央板,95:ボルト,99:アクチュエーター,100:取付構造,101:温度センサ(温度検出器),102:熱電対接点(温度検出体),103:保護管,103x:隙間,103y:隙間,104:碍子管,105:内鍔,106:外鍔,107:碍子,108:端子,109a:金属管,109b:止めねじ,111:第一パッキン,111a:孔,112:第二パッキン,112a:孔,120a〜c:ねじ,121:温度センサ(温度検出器),125:内鍔,126:外鍔,127:内箱,128:外箱,129:パッキン,131:温度センサ(温度検出器),132:温度センサ(温度検出器),133:保護管,135a〜c:鍔,300:ボート,305:ウエハ,308:処理室,309:反応容器,310:反応管,315:均熱管,317:均熱管内空間,320:L型温度センサ(温度検出器),321:接点(温度検出体),322:接点(温度検出体),330:温度センサ(温度検出器),Z1〜Z5:ゾーン,H1〜H3:貫通孔,R:円弧方向,V:貫通方向

Claims (5)

  1. 発熱体と、この発熱体を支持するインナシェルと、
    このインナシェルの外周に配置されるアウタシェルと、
    これらインナシェル及びアウタシェルの間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路と、
    前記インナシェルに設けられる第一の開口部と、
    前記アウタシェルに設けられる第二の開口部と、
    前記第一の開口部から前記第二の開口部に向かって設けられ、少なくとも前記インナシェルと前記アウタシェルとの間で前記冷却媒体流通通路と隔離した空間を形成するための隔壁体と、
    該隔壁体と前記第二の開口部との間で形成される隙間を塞ぐ絶縁体と
    を備える加熱装置。
  2. 発熱体と、この発熱体を支持するインナシェルと、
    このインナシェルの外周に配置されるアウタシェルと、
    これらインナシェル及びアウタシェルの間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路と、
    前記インナシェルに設けられる第一の開口部と、
    前記アウタシェルに設けられる第二の開口部と、
    前記第一の開口部から前記第二の開口部に向かって設けられるか若しくは前記第二の開口部から前記第一の開口部に向かって設けられる、少なくとも前記インナシェルと前記アウタシェルとの間で前記冷却媒体流通通路と隔離した空間を形成するための隔壁体と、
    該隔壁体と前記第二の開口部との間若しくは前記隔壁体と前記第一の開口部との間で形成される隙間を塞ぐ絶縁体と
    を備える加熱装置。
  3. 請求項1又は2記載の前記加熱装置の内部に加熱空間を有し、その加熱空間に基板を処理する反応容器を設けた基板処理装置。
  4. 反応容器内に基板を搬入する工程と、
    発熱体と、この発熱体を支持するインナシェルと、このインナシェルの外周に配置されるアウタシェルと、これらインナシェル及びアウタシェルの間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路と、前記インナシェルに設けられる第一の開口部と、前記アウタシェルに設けられる第二の開口部と、前記第一の開口部から前記第二の開口部に向かって設けられ、少なくとも前記インナシェルと前記アウタシェルとの間で前記冷却媒体流通通路と隔離した空間を形成するための隔壁体と、該隔壁体と前記第二の開口部との間で形成される隙間を塞ぐ絶縁体とを備える加熱装置内の前記反応容器内を加熱し前記基板を処理する工程とを有する半導体装置の製造方法。
  5. 発熱体と、この発熱体を支持するインナシェルと、このインナシェルの外周に配置されるアウタシェルと、これらインナシェル及びアウタシェルの間に冷却媒体を流通させる冷却媒体流通通路と、前記インナシェルに設けられる第一の開口部と、前記アウタシェルに設けられる第二の開口部と、前記第一の開口部から前記第二の開口部に向かって設けられ、少なくとも前記インナシェルと前記アウタシェルとの間で前記冷却媒体流通通路と隔離した空間を形成するための隔壁体とを少なくとも備える加熱装置に用いられる絶縁体であって、前記隔壁体と前記第二の開口部との間で形成される隙間を塞ぐ絶縁体。
JP2008154357A 2007-06-25 2008-06-12 加熱装置及びこれを用いた基板処理装置並びに半導体装置の製造方法並びに絶縁体 Active JP4490492B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008154357A JP4490492B2 (ja) 2007-06-25 2008-06-12 加熱装置及びこれを用いた基板処理装置並びに半導体装置の製造方法並びに絶縁体
KR1020080059565A KR101012082B1 (ko) 2007-06-25 2008-06-24 가열 장치 및 이것을 채용한 기판 처리 장치 및 반도체장치의 제조 방법 및 절연체
US12/213,824 US9184069B2 (en) 2007-06-25 2008-06-25 Heating apparatus, substrate processing apparatus employing the same, method of manufacturing semiconductor devices, and insulator

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007166997 2007-06-25
JP2008154357A JP4490492B2 (ja) 2007-06-25 2008-06-12 加熱装置及びこれを用いた基板処理装置並びに半導体装置の製造方法並びに絶縁体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009033115A true JP2009033115A (ja) 2009-02-12
JP4490492B2 JP4490492B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=40403249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008154357A Active JP4490492B2 (ja) 2007-06-25 2008-06-12 加熱装置及びこれを用いた基板処理装置並びに半導体装置の製造方法並びに絶縁体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4490492B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011138936A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Hitachi Kokusai Electric Inc 加熱装置
JP2011187561A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Hitachi Kokusai Electric Inc 加熱装置及び加熱装置の製造方法
JP2012033871A (ja) * 2010-07-09 2012-02-16 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置、半導体装置の製造方法及び加熱装置
JP2022072048A (ja) * 2020-10-29 2022-05-17 株式会社Kokusai Electric 温度センサ、ヒータユニット、基板処理装置及び半導体装置の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718446A (ja) * 1993-07-06 1995-01-20 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置
JP2000070664A (ja) * 1998-06-18 2000-03-07 Kokusai Electric Co Ltd 加熱型トラップ装置および成膜装置
WO2006134862A1 (ja) * 2005-06-15 2006-12-21 Tokyo Electron Limited 熱処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718446A (ja) * 1993-07-06 1995-01-20 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置
JP2000070664A (ja) * 1998-06-18 2000-03-07 Kokusai Electric Co Ltd 加熱型トラップ装置および成膜装置
WO2006134862A1 (ja) * 2005-06-15 2006-12-21 Tokyo Electron Limited 熱処理装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011138936A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Hitachi Kokusai Electric Inc 加熱装置
JP2011187561A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Hitachi Kokusai Electric Inc 加熱装置及び加熱装置の製造方法
JP2012033871A (ja) * 2010-07-09 2012-02-16 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置、半導体装置の製造方法及び加熱装置
JP2022072048A (ja) * 2020-10-29 2022-05-17 株式会社Kokusai Electric 温度センサ、ヒータユニット、基板処理装置及び半導体装置の製造方法
JP7236420B2 (ja) 2020-10-29 2023-03-09 株式会社Kokusai Electric 温度センサ、ヒータユニット、基板処理装置及び半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4490492B2 (ja) 2010-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9099507B2 (en) Vertical heat treatment apparatus and method for cooling the apparatus
KR101012082B1 (ko) 가열 장치 및 이것을 채용한 기판 처리 장치 및 반도체장치의 제조 방법 및 절연체
JP5135915B2 (ja) 載置台構造及び熱処理装置
US9748122B2 (en) Thermal processing apparatus and method of controlling the same
US20110220089A1 (en) Vertical heat treatment apparatus and assembly of pressure detection system and temperature sensor
US5676869A (en) Vertical heat treatment apparatus
JP4490492B2 (ja) 加熱装置及びこれを用いた基板処理装置並びに半導体装置の製造方法並びに絶縁体
JP5139734B2 (ja) 基板処理装置及びこれに用いられる加熱装置
JP5568387B2 (ja) 加熱装置及び基板処理方法並びに基板処理装置
KR100969696B1 (ko) 가열 장치, 이것을 이용한 기판 처리 장치 및 반도체장치의 제조 방법 및 관통 부재
US8116618B2 (en) Heating apparatus, substrate processing apparatus, and method of manufacturing semiconductor devices
JP4472007B2 (ja) 加熱装置、これを用いた基板処理装置及び半導体装置の製造方法並びに貫通部材
JP4564081B2 (ja) 加熱装置、基板処理装置及び半導体装置の製造方法
JP4404620B2 (ja) 基板処理装置および半導体装置の製造方法
JP2011023514A (ja) 基板処理装置及び半導体装置の製造方法
JP2011187561A (ja) 加熱装置及び加熱装置の製造方法
JP2010093108A (ja) 基板処理装置及び半導体装置の製造方法
JP5584461B2 (ja) 加熱装置及び基板処理装置並びに半導体装置の製造方法
JP4495717B2 (ja) 基板処理装置及び半導体装置の製造方法
JP5543196B2 (ja) 加熱装置及び基板処理装置並びに半導体装置の製造方法
JP2011187781A (ja) 加熱装置及びこれに用いる冷却管の取付具
JP2012089557A (ja) 基板処理装置及び半導体装置の製造方法
JP2010053393A (ja) 基板処理装置
JP2006173157A (ja) 基板処理装置
JP2006032409A (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100316

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100401

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4490492

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250