JP2012089557A - 基板処理装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板処理装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】炉内端子部付近の発熱体の温度低下を防ぎ、発熱体全周に亘って温度の均一性を向上させる。
【解決手段】円筒型に形成された断熱壁41と、前記断熱壁に囲まれた基板を処理する円筒型処理室と、前記処理室と前記断熱壁との間に設けられて前記処理室を加熱する螺旋巻き状の発熱体45とを備え、前記発熱体は、その一部が前記断熱壁を貫通するとともに、該断熱壁の内部の途中から、端子部として断面積を大きくして外部に引き出されることで、前記端子部を介して供給される電力によって前記断熱壁の内部の途中まで前記発熱体を発熱させ、前記断熱壁の内壁面における前記発熱体の温度低下を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板処理装置及び半導体装置の製造方法に係り、特に断熱壁に設けられる発熱体に関する。
従来、処理室内の温度分布の不均一性を改善するために、処理室を加熱する発熱体に、断熱壁を貫通して外部に引き出す給電用端子の他に、放熱用ダミー端子を新たに設けたり(例えば、特許文献1参照)、あるいは発熱体端子を断熱壁の厚さ方向に斜めに貫通させて外部に引き出したりしている(例えば、特許文献2参照)。
特開平4−318923号公報 特開2001−208478号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、放熱用ダミー端子を新たに設けたり、断熱壁に斜めの貫通孔を設けたりする必要があるため、構造が複雑になるという問題があった。また、端子からの放熱により発熱体の温度低下が起こるため、処理室内の温度分布の均一性になお改善の余地があった。
本発明の目的は、簡単な構造でありながら、発熱体の温度低下を防ぎ、処理室内温度の均一性を改善することが可能な基板処理装置及び半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明の一実施の態様によれば、
円筒形に形成された断熱壁と、
前記断熱壁に囲まれた基板を処理する処理室と、
前記処理室と前記断熱壁との間に設けられて前記処理室を加熱する発熱体であって、前記発熱体に給電するために該発熱体と端子接続される給電部が前記断熱壁の内部に発熱可能に設けられ、前記給電部を発熱させることにより、前記給電部の放熱による前記発熱体の温度低下を抑制するようにした発熱体と
を備えた基板処理装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、
円筒形状に形成された断熱壁の内側に設けられた発熱体によって囲まれた処理室に基板を搬入する工程と、
前記発熱体によって前記処理室の基板を加熱し、前記処理室にガスを供給しつつ排気して前記基板を処理する工程とを有し、
前記基板処理工程では、前記発熱体と端子接続される給電部が前記断熱壁の内部に発熱可能に設けられ、前記給電部を発熱させることにより、前記給電部の放熱による前記発熱体の温度低下を抑制するようにした発熱体により、前記処理室内の基板を加熱する半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、発熱体の温度低下を防ぎ、処理室内温度の均一性を向上することができる。
本発明の一実施の形態に係る基板処理装置に用いられる発熱体の説明図であって、(a)は発熱体の端子部構造を示す炉の部分縦断面図、(b)は発熱体の端子部の温度分布図を示す。 本発明の一実施の形態に係る基板処理装置に用いられる発熱体の端子部を含む保持構造の説明図であって、(a)は炉の部分横断面図、(b)はその側面図である。 本発明の一実施の形態に係る発熱体の保持構造の機能説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る発熱体の保持構造を示す炉の部分断面図である。 比較例に係る発熱体の端子部の温度分布のシミュレーション結果を示す図である。 本発明の一実施例に係る端子部の温度分布のシミュレーションを説明する図であって、(a)は端子部構造モデル図、(b)は端子部の温度分布図を示す。 本発明の一実施例に係る端子部の温度分布のシミュレーションを説明する図であって、(a)は端子部構造モデル図、(b)は端子部の温度分布図を示す。 本発明の一実施例に係る端子部構造の温度分布のシミュレーションを説明する図であって、(a)は端子部構造モデル図、(b)は端子部の温度分布図を示す。 本発明の一実施の形態に係る基板処理装置を構成する処理炉の縦断面図である。 本発明の一実施の形態に係る基板処理装置を構成するヒータユニットの一部破断した斜視図である。 従来例の発熱体の端子部構造の問題点を説明した炉の部分平断面図である。 参考例の基板処理装置に用いられる発熱体の説明図であって、(a)は発熱体の端子部構造を示す炉の部分縦断面図、(b)は発熱体の端子部の温度分布図を示す。 参考例の発熱体の端子部構造の問題点を説明した炉の部分平断面図である。
以下に、本発明の一実施の形態について説明する。
(基板処理装置の構成)
本実施の形態においては、本発明に係る基板処理装置は、図9に示されたCVD装置(バッチ式縦形ホットウオール形減圧CVD装置)を備えて構成されている。
図9に示すように、CVD装置は処理容器としてのプロセスチューブ11を備えており、プロセスチューブ11はアウタチューブ12とインナチューブ13とから構成されている。インナチューブ13は石英(SiO2)または炭化シリコン(SiC)が使用されて
円筒形状に一体成形され、アウタチューブ12は石英または炭化シリコンが使用されて円筒形状に一体成形されている。インナチューブ13は上下両端が開口しており、インナチューブ13の内部はウエハ1が搬入される処理室14を形成している。インナチューブ13の下端開口はウエハ1を出し入れするための炉口15を構成している。アウタチューブ12は内径がインナチューブ13の外径よりも大きく上端が閉塞し下端が開口した円筒形状に形成されており、インナチューブ13にその外側を取り囲むように同心円に被せられている。
アウタチューブ12の下端とインナチューブ13の下端との間はマニホールド16によって気密封止されており、マニホールド16がCVD装置のヒータベース31によって支持されることにより、プロセスチューブ11は垂直に据え付けられている。マニホールド16には排気系としての排気管17が接続されている。排気管17はアウタチューブ12とインナチューブ13との間に形成された隙間からなる排気路18に連通した状態になっている。後述するシールキャップ20にはガス供給系としてのガス供給管19がインナチューブ13の炉口15に連通するように接続されている。ガス供給管19によって炉口15に供給されたガスは、インナチューブ13の処理室14を流通して排気路18を通って排気管17によって排気される。マニホールド16の下端面には処理室14を閉塞するシールキャップ20が下側から当接されるようになっている。シールキャップ20はプロセスチューブ11の外部に設けられたボートエレベータ21(一部のみが図示されている)によって垂直方向に昇降される。シールキャップ20上にはウエハ1を水平に保持するためのボート22が垂直に支持されるようになっている。ボート22は全体的に石英または炭化シリコンが使用されて構成されている。
アウタチューブ12の外部にはプロセスチューブ11内を加熱するヒータユニット40が、アウタチューブ12の周囲を包囲するように同心円に設備されている。ヒータユニット40はプロセスチューブ11内を予め設定された温度分布に加熱するように構成されている。
図9及び図10に示すように、上述したヒータユニット40は、上端が閉塞し下端が開口した円筒形状に形成された断熱壁41と、この断熱壁41に取りつけられた発熱体45とを備えている。断熱壁41は、例えば繊維状または球状のアルミナやシリカなどの材料が用いられる。図10に示すように、発熱体45はこの断熱壁41の内壁面に沿って螺旋状に配設されている。発熱体45は断熱壁41の内壁面に発熱体45の軸方向に設けられた支持体44によって所定ピッチで支持されている。この発熱体45に炉外から給電するために、複数個の引出口43が断熱壁41の軸方向に適宜間隔で断熱壁41を径方向に貫通するように設けられ、これらの引出口43から発熱体45の一部が絶縁碍子55を介して1対の端子48、48として引き出されるように構成されている。発熱体45は、例えばFe−Cr−Alの合金であるカンタルやMOSiおよびSiCなどの抵抗発熱材料が使用されている。
実施の形態において、上述したプロセスチューブ11とヒータユニット40とから炉が構成される。炉内51とは断熱壁41の内周壁面よりも内側の空間をいい、炉外52とは断熱壁41の外周壁面よりも外側の空間をいう。断熱壁41の内周壁面42は、炉内51と断熱壁41との境界面42aとなる。
(CVD装置による成膜工程)
次に、前記構成に係るCVD装置によるIC等の半導体装置の製造方法における一工程として成膜工程を簡単に説明する。
図9に示されているように、複数枚のウエハ1がボート22に装填(ウエハチャージ)されると、複数枚のウエハ1を保持したボート22は、ボートエレベータ21によって持ち上げられて処理室14に搬入(ボートローディング)される。この状態で、シールキャップ20はマニホールド16の下端開口をシールした状態となる。
プロセスチューブ11の内部が所定の圧力(真空度)となるように、プロセスチューブ11内が排気管17を介して真空装置(図示せず)によって排気される。また、プロセスチューブ11の内部が所定の温度となるように、ヒータユニット40はプロセスチューブ11の内部を加熱する。この際、処理室14内が所定の温度分布となるように、ヒータユ
ニット40の発熱体45への通電具合が、温度センサ24が検出した温度情報に基づきフィードバック制御される。続いて、ボート22が回転機構25によって回転されることにより、ウエハ1が回転される。
次いで、所定の流量に制御された原料ガスが、処理室14内へガス導入管19を通じて導入される。導入された原料ガスは処理室14内を上昇し、インナチューブ13の上端開口から排気路18に流出して排気管17から排気される。原料ガスは処理室14内を通過する際にウエハ1の表面と接触する。この際に、熱CVD反応によってウエハ1の表面上に薄膜が堆積(デポジション)される。
予め設定された処理時間が経過すると、不活性ガス供給源(図示せず)から不活性ガスが供給され、処理室14内が不活性ガスに置換されるとともに、処理室14内の圧力が常圧に復帰される。
その後、ボートエレベータ21によりシールキャップ20が下降されて、マニホールド16の下端が開口されるとともに、処理済みのウエハ1がボート22に保持された状態で、マニホールド16の下端からプロセスチューブ11の外部に搬出(ボートアンローディング)される。その後、処理済みのウエハ1はボート22から取り出される(ウエハディスチャージ)。
(発熱体の問題の所在)
ところで、ヒータユニット40は既述したように複数のウエハ1を処理するために円筒形状に形成されている(図10)。発熱体45は、このヒータユニット40を構成する断熱壁41の内周壁面に取りつけられるが、発熱体45への給電のため、発熱体45に接続した端子48を断熱壁41の内周壁面から断熱壁41を貫通して断熱壁41の外部へ引き出す必要がある。端子48には通常導体が用いられ、導体は熱伝導率が断熱壁41と比べて大幅に高い。
図11に示すように、この端子48は断熱壁41を貫通して炉外52へ引き出されるため、熱伝導率の高い端子48を通して発熱体45の熱が炉外52へ伝導され(水平方向矢印)、炉外52の端子48から大量の熱が放熱される。その結果、炉内51の発熱体45と端子48との接続部54を含む端子付近53において大幅な温度低下を引き起こし、端子付近53の炉内温度が低下してしまい、炉内温度の均一性が保てなくなる。
これを回避するため、発熱体をそのまま端子として炉内から炉外に引き出し、炉外において給電線用の導体(図示せず)と接続することが考えられる。この場合、端子も発熱体と同じ材料で構成されているから、断面積を同径にして引き出すと、炉外における端子の温度が十分に下がらず、端子を給電線用の導体と接続できなくなるおそれがある。それは、端子を介して発熱体に電力を給電すると、端子が発熱体として作用し、その発熱量が大きく端子も加熱されてしまうからである。
(参考例)
そこで、端子の加熱を回避するために、発熱体の断面積を大きくしてから断熱壁を貫通させるようにして、端子の温度を下げるようにした。その参考例として、図12(a)に示すように、端子49を発熱体45と同じ材料で構成したうえで、炉内51の発熱体45の断面積よりも、断熱壁41を貫通して炉外52に引き出される端子49の断面積を大きくして、抵抗値を下げている。このように、発熱体45を端子49として炉内51から炉外52に引き出すにあたり、端子49の断面積を大きくすることで、図12(b)に示すように、炉外側の端子49の端部付近49aの温度が十分に下がるようにして、端子49を給電線用の導線と接続可能にしている。しかし、炉外52においては給電用の導体と端
子接続可能な程度に端子温度は下がっているが、炉内51に入った直後(炉内51と断熱壁41との境界面42a)における発熱体45の温度も若干下がっていることがわかる。このため、炉内の温度分布の均一性になお改善の余地がある。
なお、図13に示すように、発熱体45と端子部49との接続構造を、断熱壁41に固定された端子49を炉螺旋状に配置された炉内51の発熱体45に直接接続するようにすると、上述した炉内の端子付近の温度低下の問題に加えて、発熱体45の変形や断線の問題も生じる。すなわち、断熱壁41に固定された端子49に螺旋状に配置された炉内51の発熱体45が直接接続される構造となっていると、発熱体45の温度上昇により発熱体45が膨張した際、図13(a)に示すように、端子付近の発熱体45に周方向(矢印方向)の応力が加わる。その結果、図13(b)に示すように、発熱体45の端子付近に機械的ストレスが集中しやすくなり、発熱体45の変形56や、断線57の主要因となる。
(一実施の形態)
そこで、本発明者は、断熱壁の内部に発熱部を設けて、端子付近の炉内温度の低下を防止するようにしている。本発明の一実施の形態の基板処理装置は、円筒形に形成された断熱壁と、前記断熱壁に囲まれた基板を処理する処理室と、前記処理室と前記断熱壁との間に設けられて前記処理室を加熱する発熱体とを備える。この発熱体は、前記発熱体の端子接続部を前記断熱壁の内部に発熱可能に設け、前記端子接続部を発熱させることにより、前記端子接続部の放熱による前記発熱体の温度低下を抑制するようにしたものである。
ここで端子接続部とは、発熱体とこの発熱体に電力を給電するための端子部との接続部をいう。端子接続部を発熱可能に設けるには、少なくとも端子接続部を発熱部で構成することによっても実現できるが、例えば、炉内の発熱体を、その断面積を保ってそのまま断熱壁内部に引き込み、その引き込んだ位置から発熱体の断面積を大きくして断熱壁から引き出すことによっても実現できる。この場合、そのまま断熱壁内部に引き込まれた発熱体が発熱部となり、発熱体の断面積が変わる部位が端子接続部となり、断面積を大きくして断熱壁から引き出される発熱体が端子となる。
断熱壁内部のどの位置から発熱体の断面積を大きくするかは、発熱体からの発熱と放熱との関係で決まる。炉内側の発熱体の断面積と同じ断面積を持つ発熱部での発熱と、断面積を大きくした端子における放熱とにより熱バランスする位置が、その最適位置となる。すなわち、炉内側の発熱体の温度が下がらず、かつ断熱壁内部の発熱部の温度が上がり過ぎない位置(以下、所定位置という)である。
図1に示す実施の形態では、発熱体45の一部46は、炉内51から断熱壁41の内部に所定位置まで引き込まれ、所定位置から断面積を例えば2倍程度に大きくし、そのままの断面積を維持して断熱壁41の外部から端子48として引き出されるようにする。これによれば、発熱体45の断面積を大きくする断熱壁内部の位置が所定位置であるので、図1(b)に示すように、炉内に入った直後の発熱体45の一部46の温度、すなわち境界面42aの温度を、炉内側の発熱体45の温度と略等しい温度まで持ち上げることができ、炉内51と断熱壁41との境界面42aにおける発熱体45の温度低下を有効に抑制できる。したがって、螺旋状に設けられた発熱体45の全周に亘って温度の均一性の向上が図れる。
実施の形態によっては、発熱体の一部は、断熱壁の内部に引き込まれる付近で切り離され、その切り離された発熱体の両端部が互いに離間された状態で断熱壁中に引き込まれているように構成され、発熱体の大きくした断面積が発熱体の両端部の断面積を合計した断面積以上とすることもある。
図2は、そのような発熱体の一部が切り離された実施の形態を示したものである。図2に示すように、発熱体45は円筒形状に形成された断熱壁41の内壁面42に沿って螺旋状に配設されている。発熱体45は断熱壁41の内壁面に発熱体45の軸方向に設けられた複数の支持体44によって支持されている。支持体44は、例えば耐熱性および電気絶縁性を有する材料例えばセラミックからなる。発熱体45は、この支持体44を介して円筒形状の断熱壁41の内壁面42から所定の隙間を隔てた状態で、熱膨張および熱収縮可能に取付けられている。この発熱体45に炉外52から給電するために、引出口43が断熱壁41を径方向に貫通するように設けられ、この引出口43から発熱体45の一部46が端子49として引き出されるように構成されている。端子49は、棒状とすることも可能であるが、本実施の形態では溶断防止と放熱量の抑制の観点から所要断面積の板状に形成されている。板状の端子49は、その両面を径方向と平行に向け、両端面を炉内51と炉外52とに向けるように断熱壁41に固定している。また、端子49は発熱体と同じ材料からなる。
発熱体45の一部46を端子49に接続するために、発熱体45は、螺旋途中において端子49の取付部分で切り離されている。その切り離された両端部46aは断熱壁41の径方向外方に折り曲げられている。接続部への応力集中を緩和するために、発熱体45の切り離された両端部46aの折り曲げ部はR曲げ加工とされている。折り曲げられた両端部46aは互いに離間した状態で、断熱壁41の内部に平行に所定位置まで引き込まれている。両端部46aが断熱壁41の内部の所定位置まで平行に引き込まれることで、境界面42aにおける両端部46aの温度低下を低減している。断熱壁41の内部の所定位置に引き込まれた両端部46a、46aは端子49の端面に溶接で接続されている。
実施の形態の発熱体は、上述したように、両端部46aを切り離して断熱壁41の内部に引き込むようにしたので、図3に示すように、両端部46a、46aは接触しにくくなる。また、特に両端部46aの折り曲げ部の曲げRを大きくすると、発熱体45の伸び(矢印で示す周方向)を有効に吸収することができる。また、発熱体45の切り離した両端部46aを、そのままの断面積を保って断熱壁41の内部に引き込むので、両端部46aは発熱部として機能し、断熱壁内部での両端部46aの温度低下が少ない。また、端子49との接続後は、断面積増加による抵抗値低下のため端子49の発熱量が低下するので、炉外52の端子端部を給電線(図示せず)と容易に接続することができる。
(シミュレーション)
さて、端子付近の発熱体の温度低下を防止するために、給電部の所定位置を最適な位置とするためのシミュレーションを行う必要がある。そこで、次のような想定でシミュレーションを行った。炉内温度を1200℃とし、発熱体としての発熱線の断面積をφ8mmとした(以下、φ8単線という)。φ8単線には1200℃安定時の電流を流した。φ8単線と接続される端子は単線と同一材料で棒状とし、その断面積を変えずにφ8単線のまま炉内から断熱壁を貫通させる場合と、φ8単線を断熱壁内部に引き込み、断熱壁の内壁面から20mm、30mm、50mm入ったそれぞれの内部位置で端子断面積を2倍(ダブル化)にした場合と、を比較検討した。
なお、上述したφ8単線、内部でダブル化した端子は、上述した実施の形態において、板状の端子を径方向に沿って左右2枚に割り、2枚の端子板を共に丸棒化し、その丸棒の断面積を両端部のそれぞれの断面積の2倍とし、それぞれの丸棒端子に切り離した発熱体の両端部を接続した発熱体構造に相当する。
図5に示すように、φ8単線のみからなるモデルAであると、発熱線が断熱壁内部で高温になってしまっている。また、そのため断線のリスクがある。図6に示すように、φ8単線で、20mm内部でダブル化したモデルBの場合(図6(a))、断熱壁内部の発熱
線の温度は下がっているが、炉内に入った直後の発熱線も若干温度が下がっている(図6(b))。図7に示すように、φ8単線で、30mm内部でダブル化したモデルCの場合(図7(a))、断熱壁内部の発熱線の温度は下がっており、炉内に入った直後の発熱線の温度が炉内の発熱線温度とほぼ同じ程度に上がっている。図8に示すように、φ8単線、50mm内部でダブル化したモデルDの場合(図8(a))、断熱壁内部の単線部分での発熱が多く、炉内に入った発熱線の温度が上がりすぎている。したがって、断熱壁内部で高温になっているモデルAは不合格であり、発熱線の温度が上がりすぎているモデルDも、炉内に入った直後の発熱線も若干温度が下がっているモデルBもいずれも好ましくなく、炉内に入った直後の発熱線の温度が炉内の発熱線温度とほぼ同じ程度に上がっているモデルCが最適である。
(半導体装置の製造プロセス)
次に、上述した発熱体により処理室内の基板を加熱して半導体装置を製造するプロセスを説明する。このプロセスは、円筒形状に形成された断熱壁の内側に設けられた発熱体によって囲まれた処理室に基板を搬入する工程と、前記発熱体によって前記処理室の基板を加熱し、前記処理室にガスを供給しつつ排気して前記基板を処理する工程とを有し、前記基板処理工程では、前記断熱壁の内部で端子接続された前記発熱体に給電し、給電部を発熱させて前記断熱壁の内壁面における前記発熱体の温度低下を抑制するように構成される。
実施の形態によっては、円筒形状に形成された断熱壁41の内壁面に沿って螺旋状に設けられた発熱体45によって外周を囲うように設けられたプロセスチューブ11の処理室14に、ウエハ1を搬入する工程と、発熱体45によって処理室14内のウエハ1を加熱し、処理室14にガス供給管19からガスを供給しつつ排気管17からガスを排気してウエハ1を処理する工程とを有する。そして、前記基板処理工程では、発熱体45の一部が炉内51から断熱壁41の内部に引き込まれ、途中から断面積を大きくして断熱壁41の外部から端子48として引き出され、発熱体45の断面積が大きくなる断熱壁41中の位置が、炉内51と断熱壁41との境界面42aにおける発熱体45の温度低下が抑制されるように、発熱体45の一部を断熱壁41の内部に引き込んだことによる発熱と、発熱体45の断面積を大きくしたことによる放熱とのバランスする位置に設けられた発熱体45により、処理室14内のウエハ1を加熱するように構成されることもある。
(実施の形態の効果)
上述したように本実施の形態によれば、以下に挙げる一つまたはそれ以上の効果を有する。
(1)発熱体に給電するために発熱体と端子接続される給電部が断熱壁の内部に発熱可能に設けられ、給電部を発熱させることにより、給電部の放熱による発熱体の温度低下を抑制するようにした発熱体を備えることによって、給電部が断熱壁の内部に設けられるという簡単な構造でありながら、給電により断熱壁内部の給電部が発熱して、給電部の放熱による発熱体の温度低下が抑制されるので、炉内の発熱体の温度の均一性を向上できる。
(2)発熱体は、その一部が前記断熱壁を貫通するとともに、断熱壁の途中から端子部として断面積を大きくして外部に引き出され、端子部を介して供給される電力によって断熱壁の途中までの発熱体の一部を発熱させて、端子部の放熱による、断熱壁内壁面における発熱体の一部の温度低下を抑制するものであるとすることによって、端子部からの給電により断熱壁内部の発熱部が発熱して、端子部の放熱による発熱部の温度低下が抑制される。これにより、炉内の端子部付近における発熱部の温度を、炉内の端子部付近以外の発熱部の温度と略等しくすることができ、発熱体の全周にわたり温度の均一性を向上できる。
(3)発熱体の断面積が大きくなる前記断熱壁内部の位置は、炉内と前記断熱壁との境界面における前記発熱体の温度低下が抑制されるように、発熱体の一部が前記断熱壁の内部に引き込まれていることによる発熱と、発熱体の断面積を前記断熱壁の内部で大きくしたことによる放熱とがバランスする位置とすることによって、炉内と断熱壁との境界面で発熱体の端子の温度低下を防ぎ、炉内温度の均一性を向上することができる。
(4)発熱体の断面積を大きくした後、発熱体の抵抗値が低下するため、その間の発熱量が低下するが、発熱体の一部を切り離して、そのままの断熱壁の内部に引き込むようにすることによって、断面積を大きくする位置までの発熱体の抵抗値は変わらず、その間の温度低下を少なくすることができる。しかも、切り離した両端部は互いに離れているため接触しにくいので、処理室と断熱壁との境界面における発熱体の温度低下を一層有効に抑制できる。特に、断面積は両端部の合計した断面積とするのが好ましい。
(5)発熱体の両端部の折り曲げ部がR曲げであることによって、発熱体の伸縮方向の変動を有効に吸収することができる。この場合、Rが大きい程、発熱体の伸縮方向の変動をより有効に吸収することができる。したがって、上述した温度分布均一化の効果に加えて発熱体の断線に至る変形を防止して、長寿命化をはかることができる。
(6)両端部の接触を防止する治具を設けることによって、両端部を一層接触しにくくすることができる。
(7)特に、処理室と断熱壁との境界面から30mm入った断熱壁内部の位置でφ8の発熱線の断面積を2倍に大きくすることによって、断熱壁内部に位置する発熱体の温度は下がり、処理室と発熱体との境界面における発熱体の温度は上がるようにすることができ、外部導体と接続するための端子の温度低下を確保しつつ、処理室と発熱体との境界面における発熱体の温度低下を最適に抑制することができる。
(その他)
このほかにも、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿論である。例えば、端子を発熱体と同じ材料で構成したが、通電して発熱する発熱抵抗体であればいずれの材料で構成してもよい。
また、図4に示すように、両端部46aの断熱壁41への引き込み位置において、両端部46aの接触を防止する接触防止具を設けることが好ましい。接触防止具60には、本体62と、両端部46aの対向面が面接触しないようにする突起61を設ける。また、引き込み位置に形成された断熱壁41の凹部に装着する本体62及び突起61には、セラミック系部品を採用するとよい。これによると、接触防止、強度確保が可能になる。このように両端部46aの接触を防止する治具を設けると、両端部46aを一層接触しにくくすることができる。
また、発熱体は螺旋状に設けられたものに限定されない。例えば、ミアンダ状(蛇行状)でもよい。
(付記)
以下に、本実施形態に係る好ましい態様を付記する。
本発明の一態様によれば、円筒形に形成された断熱壁と、
前記断熱壁に囲まれた基板を処理する処理室と、
前記処理室と前記断熱壁との間に設けられた発熱体であって、該発熱体と端子接続される給電部が前記断熱壁の内部に設けられ、前記断熱壁の内壁面における前記発熱体の温度
低下を前記給電部を発熱させることにより抑制する発熱体と
を備えた基板処理装置が提供される。
この場合、前記発熱体は断熱壁の内壁面に沿って螺旋状に設けられ、前記処理室にガスを供給するガス供給系と、前記処理室を排気する排気系とをさらに備え、
前記断熱壁の内壁面における前記発熱体の温度低下を前記給電部を発熱させることにより抑制する手段が、前記発熱体の一部が前記断熱壁の内部に引き込まれ、途中の給電部から断面積を大きくして前記断熱壁の外部から端子として引き出され、前記発熱体の断面積が大きくなる前記内壁面からの内部位置は、前記断熱壁の内壁面における前記発熱体の温度低下が抑制されるように、前記発熱体の一部が前記断熱壁の内部に引き込まれていることによる発熱と、前記発熱体の断面積を前記断熱壁の内部で大きくしたことによる放熱とがバランスする位置になっているものであることが好ましい。
また、前記発熱体の一部は、前記断熱壁の内部に引き込まれる付近で切り離され、その切り離された前記発熱体の両端部が互いに離間された状態で断熱壁内部に引き込まれているように構成され、前記発熱体の大きくした断面積が前記発熱体の両端部の断面積を合計した断面積以上であることが好ましい。
また、前記切り離された両端部が断熱壁の径方向外方に折り曲げられ、その折り曲げ部がR曲げであることが好ましい。
また、前記発熱体の両端部間に、該両端部の接触を防止する接触防止具を設けることが好ましい。
また、前記発熱体の断面積が大きくなる前記断熱壁内部の位置は、前記発熱体の両端部の断面積がそれぞれφ8mmである場合、前記断熱壁の内壁面から前記断熱材の径方向外方に向かって30mm入った位置であることが好ましい。
また、本発明の他の実施の形態によれば、
円筒形状に形成された断熱壁の内側に設けられた発熱体によって囲まれた処理室に基板を搬入する工程と、
前記発熱体によって前記処理室の基板を加熱し、前記処理室にガスを供給しつつ排気して前記基板を処理する工程とを有し、
前記基板処理工程では、前記発熱体と端子接続される給電部が前記断熱壁の内部に設けられ、前記断熱壁の内壁面における前記発熱体の温度低下を、前記給電部を発熱させることにより抑制する前記発熱体により、前記処理室内の基板を加熱するようになっている半導体装置の製造方法が提供される。
この場合、基板搬入工程では、円筒形状に形成された断熱壁の内壁面に沿って螺旋状に設けられた発熱体によって外周を囲うように設けられた処理容器に基板を搬入し、
基板処理工程では、前記発熱体によって前記処理容器の基板を加熱し、前記処理容器にガス供給系からガスを供給しつつ排気系からガスを排気して前記基板を処理し、
前記基板処理工程では、前記断熱壁の内壁面における前記発熱体の温度低下を前記給電部を発熱させることにより抑制する手段が、前記発熱体の一部が前記断熱壁の内部に引き込まれ、途中の給電部から断面積を大きくして前記断熱壁の外部から端子として引き出され、前記発熱体の断面積が大きくなる前記内壁面からの内部位置は、前記断熱壁の内壁面における前記発熱体の温度低下が抑制されるように、前記発熱体の一部が前記断熱壁の内部に引き込まれていることによる発熱と、前記発熱体の断面積を前記断熱壁の内部で大きくしたことによる放熱とがバランスする位置に設けられているものである発熱体により、処理室内の基板が加熱されることが好ましい。
また、前記発熱体の一部は、前記断熱壁の内部に引き込まれる付近で切り離され、その切り離された前記発熱体の両端部が互いに離間された状態で断熱壁内部に引き込まれているように構成され、前記発熱体の大きくした断面積が前記発熱体の両端部の断面積を合計した断面積以上であることが好ましい。
また、前記切り離された両端部が断熱壁の径方向外方に折り曲げられ、その折り曲げ部がR曲げであることが好ましい。
また、前記発熱体の両端部間に、該両端部の接触を防止する治具を設けることが好ましい。
また、前記発熱体の断面積が大きくなる前記断熱壁内部の位置は、前記発熱体の両端部の断面積がそれぞれφ8mmである場合、前記断熱壁の内壁面から前記発熱体の径方向外方に向かって30mm入った位置であることが好ましい。
1 ウエハ(基板)
11 プロセスチューブ(処理容器)
14 処理室
17 排気管(排気系)
19 ガス供給管(ガス供給系)
22 ボート
40 ヒータユニット
41 断熱壁
42 内壁面
42a 境界面
44 支持体
45 発熱体
46a 両端部
48 端子
49 端子
51 炉内
52 炉外
60 接触防止具
61 突起
62 本体

Claims (2)

  1. 円筒形に形成された断熱壁と、
    前記断熱壁に囲まれた基板を処理する処理室と、
    前記処理室と前記断熱壁との間に設けられて前記処理室を加熱する発熱体であって、前記発熱体に給電するために該発熱体と端子接続される給電部が前記断熱壁の内部に発熱可能に設けられ、前記給電部を発熱させることにより、前記給電部の放熱による前記発熱体の温度低下を抑制するようにした発熱体と
    を備えた基板処理装置。
  2. 円筒形状に形成された断熱壁の内側に設けられた発熱体によって囲まれた処理室に基板を搬入する工程と、
    前記発熱体によって前記処理室の基板を加熱し、前記処理室にガスを供給しつつ排気して前記基板を処理する工程とを有し、
    前記基板処理工程では、前記発熱体と端子接続される給電部が前記断熱壁の内部に発熱可能に設けられ、前記給電部を発熱させることにより、前記給電部の放熱による前記発熱体の温度低下を抑制するようにした発熱体により、前記処理室内の基板を加熱する半導体装置の製造方法。
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