JPH01234158A - 積層セラミック体の製造方法 - Google Patents

積層セラミック体の製造方法

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JPH01234158A
JPH01234158A JP6237588A JP6237588A JPH01234158A JP H01234158 A JPH01234158 A JP H01234158A JP 6237588 A JP6237588 A JP 6237588A JP 6237588 A JP6237588 A JP 6237588A JP H01234158 A JPH01234158 A JP H01234158A
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JP
Japan
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polishing
ceramic body
laminated ceramic
less
barrel
Prior art date
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Application number
JP6237588A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Niwa
洋 丹羽
Hajime Kawamata
川又 肇
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は積層セラミックコンデンサやセラミック多層基
板等の積層セラミック体の製造方法に関するものである
従来の技術 近年、電極層とセラミック層とを層状に積層−体化した
積層セラミック体が積層セラミックコンデンサやセラミ
ック多層基板等の電子部品として急速に需要が増大して
いる。
ところで、積層セラミック体においては第1図の断面図
に示す如く内部電極2は積層セラミック体の側面に引き
出され端子電極1に接続され、さらにこの端子電極1の
上下面は引き出し面の一辺の稜を越えて電気的に接続さ
れた構造をとっている。この電気的接続の信頼性を高め
るため角部及び稜部に丸みを付与するとともに端面を若
干削りとる必要がある。
これに対し従来、内面に研磨紙を貼り付けた円筒状の回
転容器の中に積層セラミック体を投入し湿式または乾式
にてバレル研磨する方法や特公昭62−37626号公
報に記載されているように積層セラミック体と18以下
の粒径をもつ研磨剤を投入し湿式にてバレル研磨する方
法がとられてきた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、こうした従来の方法では研磨効果が低か
ったり、角部のみが研磨され稜部や端面の研磨が不十分
であったり、積層セラミック体にチッピングやカケが発
生したり、面積の広い面の中央部の研磨量がその周辺部
に比べ大きいためこの面の平面性が低下する等の問題が
あった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、チッピン
グやカケ等の構造欠陥の発生がなく平滑性に優れ、効率
的に角部や稜部への丸みの付与及び端面の研磨が行われ
るような量産性に優れた積層セラミック体の製造方法を
提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本発明の積層セラミック
体の製造方法は、積層セラミック体の最小辺の長さの2
.0〜20倍の直径または最小辺の長さを有する研磨メ
ディア及び0.5wa以下の粒径を有する無機粉体を研
磨剤として用いるとともに、バレル研磨装置の容器の内
容積に対し研磨メゾNイアを20〜6ovo1%、研磨
剤をo、1〜10マO1%、積層セラミック体(以下単
に、素子と記す)を30vol%以下の比率にて乾式ま
たは湿式にてバ“ レル研磨するようにしたものである
作用 この方法により、比較的大きな研磨メディアが素子どう
しの衝突を抑え、これによる素子のチッピングやカケ等
の発生が防止できるとともに、素子のクツツキを防止し
研磨量のばらつきを低減することとなる。なお、この目
的に用いる研磨メディアの大きさは積層セラミック体の
最小辺の長さの2.0〜20倍の直径または最小辺の長
さを有するものが好ましい。即ち、2倍以下の大きさの
ものでは素子どうしの衝突を十分抑えることができス素
子のチッピングやカケの発生が生じ好ましくない。一方
、20倍を越える大きな研磨メディアではメディアどう
しの衝突が多く生じることとなり研磨効果が低下したり
、研磨メディアの磨耗が多くなったり、研磨メディアと
素子の衝突により素子にカケが生じたりして好ましくな
い。
また、0.6順以下の粒径を有する無機粉体を研磨剤と
して0.1〜10vol%添加することにより、特に、
端面及び稜部の研磨効率が向上するとともに、良好な平
滑性や平面性が得られる。このことは、比較的大きな研
磨メディアでは面積の広い面や角部の研磨は行われるが
面積の狭い端面や稜部は研磨されにくいが、小さな粒径
を有する研磨剤を用いた際には研磨剤の粒子が端面や稜
部に達し衝突や摺動することにより研磨が進むことによ
ると思われる。ここで、O,S■以上の粒径を有する無
機粉体を研磨剤として用いた場合には、素子表面が粗さ
れ平滑性が低下する。更に、研磨剤の添加量としてはo
、1vol%未満では十分な研磨効果が得られない、ま
た1ovo6%以上になると面積の広い面の中央部の研
磨量がその周辺部に比べ大きいためこの面の平面性が低
下したり稜部や端面の研磨量が大きくなりすぎ好ましく
ない。
実施例 以下に本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
積層セラミック体として第2図の斜視図に示すような5
tax7■XIMの形状の積層セラミックコンデンサ、
研磨剤として平均粒径1WII11及び0.3簡のSi
Cの粉末、直径1m、10圏及び30叫のム120.質
の研磨メディアをそれぞれ用い次の条件にて純水中でバ
レル研磨を行った。
即ち、研磨メディア量として10vol%、4oマO1
%、70vol%、研磨剤量としてO,0svO/%、
3vol%、16vol%、積層セラミックコンデンサ
量として10vol%、40vol%の条件にて行った
。(但し、純水量については研磨メディア、研磨剤、積
層セラミックコンデンサ及び純水の総量が容器の9ov
o1%に成るように調整した。)第1表にバレル研磨後
の積層セラミックコンデンサについてチッピングやカケ
等の構造欠陥の有無、研磨量、平面性及び平滑性、さら
にバレル研磨工程中に発生した問題点を備考欄に示した
ここで研磨量については、稜部、角部及び端面でそれぞ
れ確認した。稜部については最小辺の長さの%〜%の曲
率半径が得られているものを良品とした。角部について
は稜部の研磨量の6倍以下を良品とした。平面性につい
ては積層セラミックコンデンサの最大面積を有する面の
周辺部及び中心部の厚み差を算出しこれが60μm以下
のものを良品としたまた平滑性については表面粗さの最
大値が10μm以下のものを良品とした。なお、これら
の基準値については積層セラミックコンデンサ等の各種
積層セラミック体の実状を考慮して設定した。
(以下余白) 第1表から明らかなように、研磨メディアの大きさにつ
いては積層セラミック体の最小辺の長さの2.0〜20
倍の直径または最小辺の長さを有するものが好ましい。
(本実施例では1.0〜20■)即ち、2倍以下の大き
さのものでは素子どうしの衝突を十分抑えることができ
ず素子のチッピングやカケの発生が生じ好ましくない。
一方、20倍を越える大きな研磨メディアではメディア
どうしの衝突が多く生じることとなり研磨効率が低下し
たり、研磨メディアの摩耗が多くなったり、研磨メディ
アと素子の衝突により素子にカケが生じたりして好まし
くない。研磨メディアの量については20〜60マO1
%が好ましく、20マO1%以下では素子どうしの衝突
を十分抑えることができず素子のチッピングやカケの発
生が生じ好ましくない、また60vol%以上ではメデ
ィアどうしの衝突が多く生じることとなり研磨効率が低
下し好ましくない。
また、研磨剤については0.6圏以上の粒径のものを研
磨剤として用いた場合には、素子表面が粗され平滑性が
低下する。更に、研磨剤の添加量としては0.1マロ1
%未満では十分な研磨効果が得られない、また1oマO
1%以上になると面積の広い面の中央部の研磨量がその
周辺部に比べ大きいためこの面の平面性が低下したり稜
部や端面の研磨量が大きくなりすぎ好ましくない。
被研磨物である積層セラミックコンデンサの量が30v
ol%を越えると研磨効率が低下したり、素子どうしの
衝突によりチッピングやカケが発生し好ましくない。
以上のように本実施例によれば、積層セラミ。
り体の最小辺の長さの2.0〜20倍の直径または最小
辺の長さを有する研磨メディア及び0.6mm以下の粒
径を有する無機粉体を研磨剤として用いるとともに、バ
レル研磨装置の容器の内容積に対し研磨メディアを20
〜6ovO1%、研磨剤を0.1〜10vol%、積層
セラミック体(以下単に、素子と記す)を30マO1%
以下の比率にてバレル研磨することにより、構造欠陥の
発生を伴うことなく、効率的に角部や稜部への丸みの付
与及び端面の研磨を行うことができる。
なお、本実施例では積層セラミック体として積層セラミ
ックコンデンサに限って説明したが、セラミック多層基
板やセラミック積層アクチュエータ等の他の積層セラミ
ック体において本発明の製造方法を適用することにより
同様の効果が得られることは言うまでもない。更に、研
磨メディアの形状についても球以外の形状のものでも同
様の効果が得られるとともに、その材質についてもSi
C、ム120.以外の一般に研磨剤として用いられるz
rO2等及び積層セラミック体を構成するセラミック材
料を用いてもよい。同様に研磨剤の材質についても、S
iC,ム1203以外の一般に研磨剤として用いられる
Zr02等及び積層セラミック体を構成するセラミック
材料を用いてもよい。
発明の効果 以上のように本発明によれば、積層セラミック体の最小
辺の長さの2.0〜20倍の直径または最小辺の長さを
有する研磨メディア及び0.5wm以下の粒径を有する
無機粉体を研磨剤として用いるとともに、バレル研磨装
置の容器の内容積に対し研磨メディアを20〜6o、v
o1%、研磨剤を0.1〜10vol%、積層セラミッ
ク体(以下単に、素子と記す)を30101%以下の比
率にてバレル研磨することにより、構造欠陥の発生を伴
うことなく、効率的に角部や稜部への丸みの付与及び端
面の研磨を行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は積層セラミック体の断面図、第2図は積層セラ
ミックコンデンサの斜視図である。 1・・・・・・端子電極、2・・・・・・内部電極、3
・・・・・セラミック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 角柱状または角板状の積層セラミック体の角部及び稜部
    への丸みの付与及び端面の研磨に際し、積層セラミック
    体の最小辺の長さの2.0〜20倍の直径または最小辺
    の長さを有する球、円柱、円錐、角錐、角柱等の形状を
    有する研磨メディア及び0.5mm以下の粒径を有する
    無機粉体を研磨剤として用い、バレル研磨装置の容器の
    内容積に対し研磨メディアを20〜60vol%、研磨
    剤を0.1〜10vol%、積層セラミック体を30v
    ol%以下の比率にて乾式または湿式にてバレル研磨す
    ることを特徴とする積層セラミック体の製造方法。
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