JPH01233183A - 自動二輪車のエアクリーナチャンバ取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、スクータ−タイプの自動二輪車におけるエア
クリーナチャンバの地利構造に関するものである。

［従来の技術］ スクータ−タイプの自動二輪車は、車体後部にエンジン
と伝動ケースか一体となって後輪を支持するパワーユニ
ットか備えられ、パワーユニットにはエアクリーナケー
スか設けられ、車体後部」二のシート下方は車体カバー
にて覆われている（例えば実開昭５８−１０４３５２号
公報参照）。

［発明か解決しようとする課題］ このような自動二輪車において、エアクリーナケースに
ダクトを介してエアクリーナチャンバを接続し、このエ
アクリーナチャンバを車体カバー内に配置すれば、取入
れ空気に水や塵埃等か混入しにくくなるか、この場合に
はエアクリーナチャンバを車体に取り付けるためのステ
ーやボルト等の新たな取付部品か必要となる。

そこて本発明の目的は、以上の如き自動二輪車において
、シート下方を覆う車体カバー内に設置されることか行
われる物入れボックスの車体数イづ部を利用することて
、新たな取付部品を必要とすることなく、物入れボック
スとともに車体に支持てきるようにしたエアクリーナチ
ャンバ取付構造を提供することにある。

［課題を解決するための手段コ 以上の課題を達成すへ〈本発明は、エンジン２と伝動ケ
ース３か一体て後輪４を支持するパワーユニット１を車
体後部に備え、車体後部上のシート７下方を覆う車体カ
バー８内に物入れボックス９を設置し、パワーユニット
１にエアクリーナケース５を設けた自動二輪車において
、エアクリーナケース５にダクト３０を介して接続した
エアクリーナチャンバ３１を物入れボックス９の前下方
に配置するとともに、このエアクリーナチャンバ３１を
車体に対し物入れホックス９と共通に取り付けたこと、
と特徴とする。

［作用］ エアクリーナチャンバ３１を車体カバー８て覆われた物
入れボックス９前下方に配置したのて、取入れ空気に水
や塵埃等か混入しにくくなる。

そしてエアクリーナチャンバ３１を車体に対し物入れホ
ックス９と共通に取り付けたため、物入れボックス９の
取付部品を有効に利用てき、エアクリーナチャンバ３１
専用にスデーやボルト等の新たな取付部品を設けること
か必要なくなる。

［実施例］ 以下に添付図面を基に実施例を説明する。

第９図及び第１０図の如きスクータ−タイプの自動二輪
車は、第１図のように車体後部にエンジン２と伝動ケー
ス３か一体て後輪４を支持するパワーユニット１が備え
られており、その伝動ケース３後部上にエアクリーナケ
ース５か設けられ、エアクリーナ５は図示の如くキャフ
レタ６を介してエンジン２に接続され、また車体後部上
に設けたシー１〜７の下方はパワーユニット１の上方を
含み車体カバー８にて覆われている。車体カバー８内に
は物入れホックス９か設けられ、この物入れボックス９
にはシート７をヒンジ部等て起倒することにより上面の
開口からヘルメットＨな出し入れすることかてきる。

車体フレームは第２図に示す如くヘットパイプ１１、メ
インパイプ１２、タウンパイプ１３及びリヤパイプ１４
から成り、１５，１６．１７はクロスバイブ、１８はリ
ャフラケット、１９はカセットプレートである。フロア
フレームなすタウンパイプ１３間に燃料タンク２１か配
置されて上方から車体カバー８て覆われ、タウンパイプ
１３から連続するりャパイブ１４の立ち上かり部に固設
したガセットプレート１９にパワーユニット１の前部か
リンク２２．２３等を介して支持されるとともにスタン
ド２４も支持されている。またパワ−ユニット１後部と
りャバイプ１４後部のクロスパイプ１７とに油圧タンパ
２５か架設され、オイルタンク２６か第４図の如く物入
れボックス９の後方に配置される。

第７図及び第８図のようにダウンパイプ１３の下方及び
外側方を覆う樹脂製アンターガート２７か設けられてお
り、アンターガート２７後部左右に形成したスリット２
７ａから下方に前記ガセットプレート１９の下縁１９ａ
か突出し、アンターカート２７はスリット２７ａ部てホ
ルト２８及びナツト部材２９にてガセットプレート１９
に止着され、更にアンターカート２７前部左右に膨出し
た上方リフ２７ｂかダウンバイブ１３下面に当接してい
る。このアンターガート２７によって燃料タンク２１の
下方からの保護か行え、且つ樹脂製のために軽量てあり
、その下面よりもガセットプレート下縁１９ａか突出し
ていることから樹脂製アンターガート２７自体の保護か
図れ、また上方リフ２７ｂかタウンバイブ１３下面に当
接していることによりアンターガート２７のハタツキが
抑えられる。

そして前記エアクリーナケース５前面には可撓性を有す
るダクト３０を介してエアクリーナチャンバ３１か接続
され、ダクト３０はエンジン２の側方に沿って前方へ延
出し、このダクト３０前部に接続したエアクリーナチャ
ンバ３１か前記物入れボックス９の前下方に配置されて
いる。

このエアクリーナチャンバ３１の形状は第３図に示す如
くて、前部３２か立ち上かって一側方に開口する空気取
入口３３を有し、後部３４は−側方に偏倚して膨出する
とともに、中間部３５ては幅広となって前部３２及び後
部３４間を繋ぐ左右の通路３６．３７を有している。こ
の中間部３５の左側通路３６の上面はフラットてその左
右には取付片３８．３８を有し、右側取付片３８か右側
通路３７の側壁に連続している。

一方、前記リヤバイブ１４前部の立ち上かり部間のクロ
スパイプ１６上にはホックスブラケット４１か固設され
ており、このボックスブラケット４１の」二面は第５図
の如く中間部４２か低くて左右の取付部４３．４３か高
くなっている。

このポックスフラケット４１の低い中間部４２内にエア
クリーナチャンバ３１の中間部３５の左側通路３６を臨
ませて左右の取付片３８を取イ１部４３上に重ね、チャ
ンバ前部３２を車体カバー８内て物入れボックス９前方
の空間に配置するとともに、チャンバ後部３４を物入れ
ボックス９下方の空間に配置する。

そして物入れホックス９の前部底壁９ａをチャンバ中間
部３５のフラット面に重ね合わせ、この物入れボックス
前部底壁９ａと各取付片３８及び取付部４３をボルト４
４及びナツト４５にて結合する。

このようにエアクリーナチャンバ中間部３５には、ポッ
クスフラケット４１の低い中間部；＠２内に臨む左側通
路３６を設けるとともに、ボックス　　５ブラケツト４
１の側方に位置する右側通路３７を設けたため、物入れ
ボックス９の前部底壁９ａを逃げながらも十分なチャン
バボリュームを有効に使うことかてきる。またチャンバ
後部３４を側方に偏倚してダクト３０を接続しているの
て、ダクト３０の取り回しか簡単である。

第６図は取付構造の変更例を縦断側面て示したもので、
物入れボックス前部底壁９ａの左右を下方への膨出部９
ｂに形成し、ボックスブラケット４１上面をフラットに
形成し、エアクリーナチャンバ中間部３５を全体的に膨
出するとともにその左右に貫通穴３９を形成している。

そしてブラケット４１上面にチャンバ中間部３５を重ね
、その貫通穴３９を通してボックス前部底壁９ａの膨出
部９ｂをブラケット４１上面に重ね合わせ、左右の各底
壁膨出部９ｂと取付部４３をボルト４４及びナツト４５
にて結合する。

このようにエアクリーナチャンバ３０を直接にボルトナ
ツト結合しなくても、その中間部３５はボックス前部底
壁９ａの膨出部９ｂとブラケット４１上面とて規制して
支持てきる。

ところて、第９図及び第１０図に示したスクータ−にお
いて、フロア５１後方の左右には後部乗員用足載せ部５
２．５２か設けられ、この足載せ部５２はフロア５１面
から上方に突設した横方向突部５３と外側方に突設した
張り出し部５４とから構成されている。また図中、５５
はバーバンドル、５６はフロントカバー、５７はフロン
トフェンダ、５８は前輪、５９はフレーキディスつてあ
る。

第１１図及び第１２図に示すように前記ヘットパイプ１
１に挿通支持したステアリンクシャフト６１の下部には
第１３図の如き断面角型のフロントフォーク６２か設け
られ、フロントフォーク６２下部に揺動アーム６３を介
して前輪５８か支持される。

揺動アーム６３に連結したブレーキアーム６４にブレー
キキャリパ６５か設けられ、ブレーキアーム６４とフロ
ントフォーク６２中間部にアンチタイツ用のブツシュロ
ット６６か架設され、このブツシュロット６６は第１３
図のように角型フロントフォーり６２の内側に軸支され
ている。また揺動アーム６３中間部に下部を連結した油
圧タンパ６７の上部はフロントフォーク６２上部に設け
たブラケット６８に連結され、このブラケット６８を利
用して設けた取付部６９により第１Ｏ図の如くフロント
フェンダ５７か装着されている。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、車体カバーて覆った物入
れボックスの前下方にエアクリーナチャンバを配置した
ことから、取入れ空気に水や塵埃等か混入しにくくなる
上、特にエアクリーナチャンバを物入れボックスと共通
して車体に取り付けているため、物入れボックスの取付
部品を有効に利用することかでき、エアクリーナチャン
バ専用の取付部品が不要となり、従ってコストタウンに
寄与するものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した自動二輪車の車体前部を省い
て部分的に破断した透視的概略側面図、第２図は車体フ
レームの斜視図、第３図（ａ）及び（ｂ）はエアクリー
ナチャンバの側面図と平面図て第３図（Ｃ）は同図（ａ
）の矢印Ｃ−Ｃ線に沿った断面図、第４図は取付支持部
を示す物入れボックスとエアクリーナ装置の縦断側面図
、第５図は第４図の矢印Ｖ−Ｖ線に沿った断面図、第６
図は取付支持部の変更例を示す縦断側面図、第７図と第
８図は第１図の矢印■−■線及び同■−■線に沿った各
断面図、第９図と第１０図はスクータ−の平面図及び側
面図、第１１図と第１２図は前輪懸架装置の側面図及び
平面図、第１３図は第１１図の矢印Ｃ−Ｃ線に沿った断
面図である。 尚、図面中、ｌはパワーユニット、２はエンジン、３は
伝動ケース、４は後輪、５はエアクリーナケース、７は
シート、８は車体カバー、９は物入れボックス、３０は
ダクト、３１はエアクリーナチャンバである。 特　許　出　願　人　　本田技研工業株式会社代理人　
　弁理士　　　下　　１）　容一部間　　　　弁理士　
　　　大　　橋　　邦　　床間　　　弁理士　　　小　
　山　　　　有（Ｃ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　エンジンと伝動ケースが一体で後輪を支持するパワー
   ユニットを車体後部に備え、車体後部上のシート下方を
   覆う車体カバー内に物入れボックスを設置し、パワーユ
   ニットにエアクリーナケースを設けた自動二輪車におい
   て、 エアクリーナケースにダクトを介して接続したエアクリ
   ーナチャンバを物入れボックスの前下方に配置するとと
   もに、 このエアクリーナチャンバを車体に対し物入れボックス
   と共通に取り付けたこと、 と特徴とする自動二輪車のエアクリーナチャンバ取付構
   造。