JPH081193Y2 - 鞍乗型四輪車両のフューエルタンク取付構造 - Google Patents

鞍乗型四輪車両のフューエルタンク取付構造

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JPH081193Y2
JPH081193Y2 JP1987166645U JP16664587U JPH081193Y2 JP H081193 Y2 JPH081193 Y2 JP H081193Y2 JP 1987166645 U JP1987166645 U JP 1987166645U JP 16664587 U JP16664587 U JP 16664587U JP H081193 Y2 JPH081193 Y2 JP H081193Y2
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JP
Japan
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fuel tank
seat
rear wheels
recess
mounting structure
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JP1987166645U
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JPH0170697U (ja
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政男 高坂
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、鞍乗型四輪車両のフューエルタンク取付構
造に関する。
b.従来の技術 従来の鞍乗型四輪車両においては、フューエルタンク
の容量は、その車体へのレイアウトの関係上9〜10リッ
トルが主流となっていた。
したがって、このような従来の車両は、せいぜい200k
m前後の走行が限度であった。
c.考案が解決しようとする問題点 ところで、例えば長距離ラリー等では、安全を見込ん
で最低でも400kmを無給油で走行しなければならないと
の規制がある。これから逆算しても、前記従来の車両に
おいては、あと最低20リットル、安全を見込めば50リッ
トルは必要となる。
そこで、フューエルタンクを大型化することも考えら
れるが、これによると、車体が局部的に大型化して重量
が偏寄ったりして走行上の安定性が悪くなり、好ましい
解決策ではなかった。
d.問題点を解決するための手段 本考案は、上記実情に鑑みてなされたもので、フュー
エルタンクの十分な容量を容易に確保することができる
鞍乗型四輪車両のフューエルタンク取付構造を提供する
ことを目的とする。
本考案では、上記目的を達成するために、鞍乗型に構
成した幅の狭い車体フレームの前部左右と後部左右に、
バルーンタイヤを装着して成る前輪と後輪を備え、ステ
アリングシャフトを回転自在に軸支する上記フレームの
略中央に縦長にシートを配置し、前後輪間でかつ上記シ
ート下方の上記車体フレーム左右ぶフットステップを配
置し、前後輪間に搭載したエンジンにより車輪を駆動し
て不整地を走行するに適した鞍乗型四輪車両のフューエ
ルタンク取付構造において、フューエルタンクを略コ字
形状に形成し、左右後輪を覆う左右部分と、該左右部分
を連絡するシート後方部分とによってリアフェンダを形
成するとともに、該リヤフェンダの少なくとも上記左右
部分の前方部分を除く部分に上記フューエルタンクの形
状に対応する形状の凹部を形成し、該凹部に上記フュー
エルタンクを収容設置して、上記フューエルタンクの上
面と上記リアフェンダの左右前方部分の上面とが面一に
するとともに、上記フューエルタンクを左右後輪の上方
および上記シートの後方に位置させた構成としている。
e.実施例 以下、本考案に係る鞍乗型四輪車両のフューエルタン
ク取付構造の実施例について、添付図面を参照しながら
詳細に説明する。
本実施例は、第1図〜第3図に示すように、鞍乗型四
輪車両1のフューエルタンク2の前方部2aをフロントカ
ウル形状に形成するとともに、その左右両端部2b,2bを
フロントフェンダ形状に形成し、このフューエルタンク
2を、フロントカウル、左右のフロントフェンダおよび
フューエルタンクとして使用する構成としたものであ
る。
また、フューエルタンク2はその前方部2aに上下方向
および前方向に開口するスリット状の凹部2cを有する。
凹部2cは、フューエルタンク2を設置する際、ステアリ
ングシャフト3を避けるべく形成されたものである。
なお、このフューエルタンク2は、図示しないボルト
等の締結手段によって当該車両の車体フレーム4に固定
されている。
さらに、本実施例では、別のタンク5をフロントカウ
ル形状に形成し、該タンクをフューエルタンク2の前方
に取付けてフロントカウルおよびフューエルタンクとし
て使用している。
さらに、本実施例では、別のタンク6を略コ字形状に
形成し、該タンクをリヤフェンダ7の上部に配置してい
る。これを詳しく説明すると、リアフェンダ7は、左右
後輪を覆う左右部分と、該左右部分を連結するシート後
方部分とによって形成され、該リヤフェンダの少なくと
も上記左右部分の前方部分を除く部分に、フューエルタ
ンク6の形状に対応する形状の凹部7aを形成している。
他方、タンク6は、その途中で仕切板6aによって2室
に画成してサブフューエルタンク6bおよび飲料水用タン
ク6cとして兼用している。勿論、タンク6をサブフュー
エルタンクまたは飲料水用タンクのいずれか一方として
用いるようにしても良い。
リヤフェンダ7は、その凹部7aの座板7bに孔7cを有す
る。リアフェンダ7の凹部7aには、タンク6が収容設置
されている。凹部7a内にタンク6が設置された状態にお
いては、タンク6とリヤフェンダ7は、外観上ほぼ一体
に形成したように見えるように、タンク6の上面6aとリ
ヤフェンダ7の凹部7aの前方部分7dの上面7eとが段差な
く面一になる。
タンク6は、車体フレーム4の後部に設けたブラケッ
ト8とよびスペーサ9を介してボルト10によって車体フ
レーム4に直接固定される。なお、この固定は、リヤフ
ェンダ7の孔7cを介して行なわれる。
また、リヤフェンダ7は、タンク6の底部6bにスペー
サ11を介してボルト12によって固定される。
なお、第1図〜第3図において、2dはフューエルタン
ク2の注入口、5aはタンク5に設けた複数の長孔でエン
ジン13の方へ冷却風を導くためのものであり、6d,6eは
タンク6b,6cの注入口、6fはタンク6cの蛇口、14はシー
ト、15はハンドル、16,17はそれぞれバルーンタイヤを
装着して成る前輪および後輪、18はフットステップであ
る。
本考案では、上記実施例に限らず、フロントフェン
ダ、フロントカウルおよびリヤフェンダのいずれかある
いは全部をフューエルタンクとして使用できるように構
成しても勿論良い。
また、本考案のフューエルタンクは、その一部を飲料
水用のタンクとして利用できるように構成したものでも
勿論良い。
f.考案の効果 以上説明したように、本考案に係る鞍乗型四輪車両の
フューエルタンク取付構造によれば、鞍乗型に構成した
幅の狭い車体フレームの前部左右と後部左右に、バルー
ンタイヤを装着して成る前輪と後輪を備え、ステアリン
グシャフトを回転自在に軸支する上記フレームの略中央
に縦長にシートを配置し、前後輪間でかつ上記シート下
方の上記車体フレーム左右ぶフットステップを配置し、
前後輪間に搭載したエンジンにより車輪を駆動して不整
地を走行するに適した鞍乗型四輪車両のフューエルタン
ク構造において、フューエルタンクを略コ字形状に形成
し、左右後輪を覆う左右部分と、該左右部分を連絡する
シート後方部分とによってリアフェンダを形成するとと
もに、該リヤフェンダの少なくとも上記左右部分の前方
部分を除く部分に上記フューエルタンクの形状に対応す
る形状の凹部を形成し、該凹部に上記フューエルタンク
を収容設置して、上記フューエルタンクの上面と上記リ
アフェンダの左右前方部分の上面とが面一にするととも
に、上記フューエルタンクを左右後輪の上方および上記
シートの後方に位置させた構成としているので、次のよ
うな効果を得ることができる。
すなわち、本考案では、フューエルタンクを左右後輪
の上方まで渡るように幅広く略コ字形状に形成している
ので、該フューエルタンクの十分な容量を容易に確保す
ることができ、長距離走行が可能になる。
また、フューエルタンクを上記のように幅広く形成す
ることができるので、車両のバランスも良くすることが
でき、車両の走行の安定性も向上する。
さらに、上記フューエルタンクの上面と上記リアフェ
ンダの左右前方部分の上面とが面一にするようにしてい
るので、運転者がシート後部に座って運転する場合で
も、フューエルタンクが邪魔にならず、車体の形状も滑
らかになり外観も良い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案に係る車両のフューエルタンク
取付構造の一実施例を示すもので、第1図はその車両を
示す図、第2図はその要部を概念的に示す分解斜視図、
第3図はその要部を概念的に示す断面図である。 1……鞍乗型四輪車両、2……フューエルタンク、2a…
…前部、2b,2b……左右両部、2c……凹部、2d……注入
口、3……ステアリングシャフト、4……車体フレー
ム、5……タンク、6……タンク、6a……仕切板、6b…
…サブタンク、6c……飲料水用タンク、6d,6e……注入
口、6f……蛇口、7……リヤフェンダ、7a……凹部、7b
……シート後方部分、7c……孔、7d……前方部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鞍乗型に構成した幅の狭い車体フレームの
    前部左右と後部左右に、バルーンタイヤを装着して成る
    前輪と後輪を備え、ステアリングシャフトを回転自在に
    軸支する上記フレームの略中央に縦長にシートを配置
    し、前後輪間でかつ上記シート下方の上記車体フレーム
    左右にフットステップを配置し、前後輪間に搭載したエ
    ンジンにより車輪を駆動して不整地を走行するに適した
    鞍乗型四輪車両のフューエルタンク取付構造において、 フューエルタンクを略コ字形状に形成し、 左右後輪を覆う左右部分と、該左右部分を連絡するシー
    ト後方部分とによってリアフェンダを形成するととも
    に、該リヤフェンダの少なくとも上記左右部分の前方部
    分を除く部分に上記フューエルタンクの形状に対応する
    形状の凹部を形成し、 該凹部に上記フューエルタンクを収容設置して、上記フ
    ューエルタンクの上面と上記リアフェンダの左右前方部
    分の上面とが面一にするとともに、 上記フューエルタンクを左右後輪の上方および上記シー
    トの後方に位置させたことを特徴とする鞍乗型四輪車両
    のフューエルタンク取付構造。
JP1987166645U 1987-10-30 1987-10-30 鞍乗型四輪車両のフューエルタンク取付構造 Expired - Lifetime JPH081193Y2 (ja)

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JPH0170697U JPH0170697U (ja) 1989-05-11
JPH081193Y2 true JPH081193Y2 (ja) 1996-01-17

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