JPH01231969A - 塗布方法 - Google Patents

塗布方法

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JPH01231969A
JPH01231969A JP63056439A JP5643988A JPH01231969A JP H01231969 A JPH01231969 A JP H01231969A JP 63056439 A JP63056439 A JP 63056439A JP 5643988 A JP5643988 A JP 5643988A JP H01231969 A JPH01231969 A JP H01231969A
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徳夫 柴田
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    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/02Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
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    • G03C1/00Photosensitive materials
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塗布方法に関するもので、特に連続走行する可
撓性支持体上に塗布液を塗着する塗布方法に関する。
(従来技術) 従来、走行する可撓性支持体に適宜流動性を有する塗布
液を塗布する方法は、生産性が高い等の理由により、例
えば磁性塗布液、写真感光塗布液、感圧塗布液、感熱塗
布液などを用いて生産される工業製品の製造に汎用され
ている。
例えば、磁気テープなどの磁気記録媒体を製造する場合
には、特開昭57−84771号、同58−10466
6号公報等に記載されている如く第6図の示すようにド
クタエッジ面6aが2つの平面から構成される装置 開昭5 9−9 4 6 5 7号公報に証載されてい
る、1゛うに第7図に示す如くドクタエッジ面6aが湾
曲面で、かつバックェツジ5の下流側端部からドクタエ
ッジ面6aに接線を引くことができるように構成された
塗布装置を用いた塗布方法などの種々の方法がある。
しかし、上記のようなエツジ形状の塗布装置を用いた場
合は、塗布速度、塗布液の物性(特に粘度)、支持体の
厚み等の諸条件の変化に応じて、塗布液の塗布可能膜厚
み範囲が変化するために、同じエツジ形状の塗布装置の
塗布可能範囲では所望する膜厚を得ることができないな
ど製品の多品種に対応できなかったり、又、所望の膜厚
が得られてもその生産性が極めて低いなどの問題があっ
た。又、エツジ形状を変更すれば所望する膜厚の塗布が
可能な塗布装置を提供できるが、このような対策では、
その都度エクストルーダを制作しなければならず、コス
トアップになるだけでなく、その塗布装置特有の塗布可
能膜厚み範囲の探索に多大な労力を要するなどの問題が
あった。この問題は異種の製品を製造する場合に限るも
のではなく、同一製品で同一塗布可能膜厚み範囲速度に
おいて塗布厚みを変える場合にも同様であった。
(発明の目的) 本発明の目的は、上記の如き課題に鑑みてなされたもの
であり、塗布可能膜厚み範囲の調整が容易であり、生産
性を低下させることな°く適応性の広い塗布可能膜厚み
範囲方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明のかかる目的は、バックェツジ面とドクタエッジ
面との間のスロットから塗布液を連続的に吐出するエク
ストルージョン型塗布装置を用いて、前記バックェツジ
面及びドクタエッジ面に沿って連続走行する可撓性支持
体の表面に前記塗布液を塗布する塗布方法において、前
記支持体の走行方向下流側に位置する前記ドクタエッジ
面が単一平面あるいは単一曲率の湾曲面に構成されてお
り、前記ドクタエッジ面の下流端をA点とすると共に前
記バックェツジ面のスロット先端部をB点としたときに
、前記A点と前記B点を結ぶAB直線が前記ドクタエッ
ジ面と交わらないようになされ、前記B点において前記
バックェツジ面に引いた接線と前記AB直線とのなす角
度をθ1.前記AB直線と前記A点から下流側に張架さ
れた前記支持体とのなす角度を02とするときに、15
0゜くθ1く180°及び150゜<θ2 <180゜
の条件を満たすようにし、前記θ2を変えることによっ
て塗布可能塗膜厚み範囲を調節することを特徴とする塗
布方法により達成することができる。
以下、図面に例示する本発明の実施態様について説明す
る。
第1図、第2図及び第3図に本発明方法を適用したもの
で、磁気記録媒体を製造するための塗布装置におけるエ
クストルーダ1を示す。
前記エクストルーダ1は第1図、第2図に示すように、
外部の給液系2により連続的に磁性分散液の塗布液Fが
ポケ7)部3に送込まれ、前記塗布液Fをポケット部3
からドクタエッジ部5とバックェツジ部6との間隙であ
るスロット部4を介して連続走行している支持体Wに向
かって吐出するように構成されている。なお、前記給液
系2のエクストルーダ外部の詳細は図示しないが、前記
塗布液Fを連続的にかつ一定の液量で送液可能な定量送
液ポンプ手段、該定量送液ポンプ手段と前記ポケット部
を連通せしめる配管部材を具備している。
前記ポケット部3はその断面が略円形を成し、前記支持
体Wの幅方向に路間−の断面形状をもって延長された一
種の液溜めである。そして、その有効延長長さは、通常
、塗布層と同等もしくは若干長く設定されている。
なお、前記ポケット部3の貫通した両端開口部は、シー
ルド板7,8により閉止された構成であり、さらに前記
シールド板7には短管9が、前記シールド板8には短管
10が接続されており、前記短管9を通して前記ポケッ
ト部3内に注入された前記塗布液Fの一部を前記短管1
0を通して外部に排出せしめるように構成されている。
すなわち、前記塗布液Fがポケット部内で著しく滞溜す
ることが防止でき、特に揺変性を有し且つ凝集し易い磁
性塗布液に対しては極めて有効な構造となるものである
前記スロット部4は、前記ポケット部3から前記支持体
Wに向け、通常、0.03〜2 mmの開口幅θをもっ
て前記エクストルーダ1の躯体内部を貫通しかつ前記ポ
ケット部3と同じように前記支持体Wの幅方向に延長さ
れた比較的狭隘な流路であり、前記支持体Wの幅方向の
閉口長さは塗布幅と路間等に設定される。なお、前記ス
ロット部4における前記支持体Wに向けた流路の長さは
、前記塗布液Fの液組成、物性、供給流量、供給液圧、
等の書条件を考慮して適宜設定し得るものであり、要は
前記塗布液Fが前記支持体Wの幅方向に均一な流量と液
圧分布をもって層流状に前記ポケット部3から流出可能
であれば良い。
前記ドクタエツジ5は、前記スロット部4の出口から前
記支持体Wの走行方向下流側に位置し、ドクタエッジ面
5aが単一平面に構成されており、かつ、前記ドクタエ
ッジ面5aはその下流端であるA点が前記支持体Wに最
も接近するように傾斜角度が2度〜30度程度の傾斜構
造となっている。
又、前記ドクタエンジ5の幅lは0.05 mm〜1.
5叩に構成されている。
一方、前記バックェツジ部6は前記スロット部4の出口
から前記支持体Wの走行方向上流側に位置し、そのバッ
クェツジ面6aは従来と同様に適宜湾曲した面に構成さ
れているが、平面形状であっても何ら差し支えない。
前記バンクエツジ面6aと前記スロット部4との境界部
分(スロット先端部)をB点としたときに、前記A点と
前記B点を結ぶAB直線が前記ドクタエッジ面5aと交
わらないように構成されている。さらに、前記B点にお
いて前記バックェツジ面6aに引いた接線と前記AB直
線とのなす角度θ1すなわち、前記B点を基準にした前
記支持体Wの走行方向変化角度が150゜<θ1 く1
80mになるようにし、かつ前記AB直線と前記、へ点
から下流側に延びる前記支持体Wとのなす角度θ2が1
50゜<θ、<180°の範囲になるようになされてい
る。
上記の角度θ、及びθ2は、前記B点と前記A点との位
置関係に加え、前記エクストルーダ1の直前に配置され
た支持体走行案内手段(図示しない)ならびに直後に配
置された走行案内ロール20の位置によって決定するこ
とができる。
そして、本実施態様においては、前記走行案内ロール2
0を第2図の想像線にて示すように角度θ2を変更せし
めるように軌道可能に構成されている。
以上、記述したように構成されている装置は、ガイドロ
ーラ等の各走行案内手段の間で略一定した張力をもって
かつ厚さ方向に若干湾曲可能な状態に装架された前記支
持体Wが、第2図に示す如く前記ドクタエッジ面5a及
びバックェツジ面6aに沿うように湾曲すべく図示しな
いエクストルーダ支持機構を介して近接せしめる一方、
前記給液系2から前記塗布液Fを所望する流量をもって
送液をすると、前記塗布液Fは前記ポケット部3及びス
ロット部4を経過した後、前記支持体Wの幅方向に均一
な流量及び圧力分布をもって前記スロット部4の出口先
端部に押出される。
前期スロット部4の出口先端部に押出された前記塗布液
Fは、前記バックェツジ面6a上に若干はみ出して一種
のビードを形成しながら流出し、前記案内ロール20の
位置を調整することによって適当に制御されだ液圧を発
生して、前記支持体Wの同伴空気の混入を防ぐと共に前
記支持t、tWの表面とエツジ部との間に1小のNj隙
を作りながら、矢印Rの方向に連続的に移動する前記支
持体Wの表面に沿って、前記ドクタエッジ5のドクタエ
ッジ年5aと支持体Wとの間を押し広げるように通過し
ていく。
前述したような塗布液したような塗布液Fの移動が連続
的に保たれると、前記ドクタエッジ部5のエツジ面全域
と支持体Wの表面は、その幅方向全域にわたり薄層化さ
れて通過する前記塗布液Fにより、一定した間隙をもっ
て完全に分離される。
前記分離間隙すなわち、塗膜の厚みは一般に前記支持体
Wの張力、塗布液Fの供給量等の設定条件により変える
ことができるが、塗布可能膜厚み範囲における上限塗布
量は前記塗布液の上流側へのオーバーフローするか否か
により定まり、下限塗布量は前記支持体Wによって同伴
される空気が該支持体Wと前記塗布液Fとの間に侵入す
るか否かによって定まる。従って、塗布可能塗膜厚み範
囲は前記支持体Wと前記エクストルーダ1の量エツジ面
との間において、特に上流側メニスカス近傍の塗布液圧
力との係わり合いが深い。
このようなことから、前記ドクタエッジ面5aはその最
後端(A点)が膜厚みを決定するべく支持体走行方向に
漸次前記支持体Wに接近するように傾斜されているので
、前記スロット部4から吐出された塗布液の液圧力の分
散が抑えられて前記塗布液圧力を大きくし易いことに加
え、前記塗布液Fの吐出圧力を塗布作用に有効に働かせ
ことができ、前記案内ロール20を上下動(θ、を変更
)することにより比較的大きな圧力を保った状態で前記
塗布液圧力の変化を極めて容易に発生させ得るものであ
り、塗布可能塗膜厚み範囲を大きく変えることができる
と推定される。又、前記支持体Wの張力を大きく変えな
くても膜厚を変えることができる。これは、膜厚の調整
範囲が前記支持体Wの強度に影響されにくり、塗布可能
塗膜厚み範囲を広くすることができる要因である。
前記案内ロール20の調整は、θ2を大きくする(18
0°に近づける)と膜厚みを厚くできる塗布可能塗膜厚
み範囲を得ることができ、θ2を小さくすることにより
薄膜化の塗布可能塗膜厚み範囲を得ることができる。な
お、前記ドクタエッジ5の幅(1)を小さくすると共に
、前記支持体Wの走行速度をより高速にすることにより
、低速時よりも大きいθ2 により膜厚の薄層化を達成
することができる。なお、θ2 は無制限に小さくでき
るものではなく、150°〜180°の範囲がよい結果
が得られた。又θ、についても150゜〜180°の範
囲が望ましいことが判った。
前記実施態様においては、前記ドクタエッジ面5aを第
3図に示す如く平面に構成したが、本発明においてはこ
れに限るものではなく、第4図に示す如く単一の曲率R
によって構成された湾曲面であってもよい。すなわち、
前記ドクタエッジ面5aはその下流端(A点)が前記支
持体Wに最も接近する傾斜を有し、かつ支持体走行方向
に略平行な面を備えていない構造である。いい変えると
前記ドクタエッジ面5aは前記塗布液Fに常に適宜圧力
を生じさせるような迎い角を有した構造である。
本発明は上述の実施態様で示したような磁性分散液の塗
布方法に限るものではなく、冒頭にも述べたように、写
真感光塗布液、感圧塗布液、感熱塗布液等にも適用でき
るのは勿論である。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明の塗布方法は、支持体の走行
方向下流側のドクタエッジ面が単一平面あるいは単一曲
率の湾曲面に構成され、ドクタエッジ面の下流端(A点
)とバックェツジ面の下流端(B)とを結ぶAB直線が
、ドクタエッジ面と交わることがないように構成された
エクストルーダを用いて、B点においてバックェツジ面
に引いた接線とAB直線とのなす角度(θ1 )とAB
直線とA点から下流側に延ばされた支持体とのなす角度
(θ2)が共に150°〜180°の範囲に存在するよ
うに調整可能することにより、エクストルーダから吐出
された塗布液の圧力の分散が抑えられ、塗布液の吐出圧
力を塗布作用に有効に働かせることができ、しかもθ2
の調節といった簡便な方法により塗布液の塗布圧力を効
果的に変化させることで、塗布可能塗膜厚み範囲を広い
範囲することができるので、従来の如くその所望する塗
膜の厚みを得るためにエクストルーダのエツジ形状を変
えたり、又新たに制作したエクストルーダの塗布可能塗
膜厚み範囲を探索するなどの多大な労力を費やす等の問
題を回避することができる。
次に、実施例によって、本発明の新規な効果を一層明確
にする。
(実施例) 第1表に示す組成の各成分をボールミルに入れて充分(
7時間)に混合分散させて磁性塗布液とした。
こうして得られた磁性塗布液の平衡粘度を島津制作所製
の島原オレメータRMIにより測定したところ、剪断速
度が1000.、、−’において1.2Poiseを示
した。
次に、第1表に示す塗布液を下記の塗布可能塗膜厚み範
囲条件に基づいて塗布を実施した。
1、支持体 材質ホリエチレンテレフタレートフイルム厚さ 15μ
m 幅    5 0 0 mm 張力 5 kg / m 支持体走行速度200m/m1n 2、エクストルーダ ◎サンプルNα1は、第4図に示す本発明によるエクス
トルーダでドクタエッジ面の曲率Rが3.5mm、曲率
中心のスロット部からの距離(H)が0゜9 mmの所
に位置しスロット部の開口幅eは0.6 +nmに構成
されている。そしてθ1 ζ155°に保つようになさ
れている。
◎サンプルNα2は、特開昭57−84771号公報に
示されたエクストルーダで、第6図に示す如くドクタエ
ッジ面は2つの平面から構成され、その上流側の部分は
幅(11)は0.5 mで傾斜角度(θ4)がlOoに
なされ、下流側の部分は幅〈1□)は2.5 mで支持
体と略平行になる面に構成されている。スロット部の幅
(e)は0.6 mm又、θ、ζ155°に保つように
なされている。
◎サンプルNα3は特開昭59−94657号公報に示
されたエクストルーダで第7図に示す如く、ドクタエッ
ジ面は幅(+)が3.0順で曲率が5加になされており
、ドクタエッジ面の下流側の部分が支持体と略平行にな
るような構成となっている。
スo−)ト部の幅(e)は0.6 mm、又、θ、  
=155°に保つようになされている。
上記各サンプルにおいてA点における角度(θ2)を変
化させるべく、案内ロールの位置を変えて塗布可能塗膜
厚み範囲の上下限を求めた。なお、上限の塗膜厚みは厚
みむら等の発生により判定し、下限の塗膜厚みは支持体
に同伴された空気導入による縦スジ等の発生により判定
した。この結果を第5図のグラフに示す。
また、A点における角度θ2の調整範囲の下限を求める
ために、角度θ2をさらに小さくして変化させて調整範
囲を求めた。その結果を第2表に示す。
第2表の評価においてはO印は極めて良好な塗布膜を得
ることができたことを示し、Δ印は多少問題があるが、
良好な結果を、又、X印は実用的に問題のある塗布膜と
なったことを示す。又、θ。
及びθ2の上限の角度は180°であることは云うまで
もない。
第2表 上記の表から明らかなように、θ、と02 は共に15
0°〜180°の範囲にあれば良好な塗布が行えるかと
判る。又、第5図によりから明らかなように、サンプル
Nα2とk 3の従来のエクストルーダを使用した場合
においては、θ2を変えてもその塗布可能な塗膜厚み範
囲はほとんど変化することがなく、グラフ上では共に水
平に延びた範囲を示す結果となった。これに比べ、本発
明に基づくサンプルNα1の場合には、グラフ上におい
てサンプルNα2と3の範囲を横切るように右下りの傾
斜を示す塗布可能な塗膜厚み範囲を示した。すなわち、
塗膜厚みの塗布可能な上限は従来の場合より数十パーセ
ント高い値を示し、下限(薄層化)においては数分のも
の薄い膜厚を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するためのエクストルーダ
の斜視図、第2図は第1図に示したエクストルーダの横
断面図、第3図は第2図の要部拡大図、第4図はドクタ
エッジ面の断面形状を変えたエクストルーダの要部横断
面図、第5図は角度θ、を変えた場合における塗布可能
膜厚み範囲を示すためのグラフ、第6図及び第7図は従
来のエクストルーダの先端部分を示すための断面図であ
る。 1 エクストルーダ、2 給液系、3 ポケット部、4
 スロット部、5 ドクタエッジ部、5aドクタ工ツジ
面、6 バックェツジ部、6aバツク工ツジ面、7.8
シールド板、9.10短管、20 案内ロール。 第 1  図 Δ 第  4  図 −To−叙εン市jL a’ TI戊 1年 2月20日 !1・与5乍J−’i=長′ざlノ役 1、事件の4t′:栖 昭和63年特許別第5 G 439号 2、発明の名へ 塗布方法 3、補正をする者 ’IT(’lとの関係:特許出願人 名作:(520)’、’音−!E′F5′−ニーもフィ
ルムヱ(金箔L5、bli正命令の口付:自発 6 捕正に」り増加する発明の数二〇 7、補正の対象:「明細書」及び「図面」(1)第4図
、第6図及び第7図を別紙の通り補正する。 (2)明細書の「発明の詳f1田な説明」の欄を下記の
如く補正する。 a)明細書、第2頁の188行目第3頁の1行目及び同
頁の2行目〜3行目の「ドクタエッジ面6a」を「ドク
タエツジ面5a」に補正する。 b)回書第3頁の2行目の「バックェツジ5」を[バッ
クェツジ6」に補正する。 C)同書第8頁の2行目の「幅1」を「幅!」に補正す
る。 d)回書第16真の122行目’(1+)」を’(ff
i+)」に補正する。 e)回書第16頁の144行目’ (12)Jを’ (
fz )Jに補正する。 f)回書第16頁の199行目「幅(1)」を「幅(1
)」に補正する。 g)回書第16真の199行目「曲率」の後に’ (R
)Jを挿入する。 −46ら−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バックエッジ面とドクタエッジ面との間のスロットから
    塗布液を連続的に吐出するエクストルージョン型塗布装
    置を用いて、前記バックエッジ面及びドクタエッジ面に
    沿って連続走行する可撓性支持体の表面に前記塗布液を
    塗布する塗布方法において、前記支持体の走行方向下流
    側に位置する前記ドクタエッジ面が単一平面にあるいは
    単一曲率の湾曲面に構成されており、前記ドクタエッジ
    面の下流端をA点とすると共に前記バックエッジ面のス
    ロット先端部をB点としたときに、前記A点と前記B点
    を結ぶAB直線が前記ドクタエッジ面と交わらないよう
    になされ、前記B点において前記バックエッジ面に引い
    た接線と前記AB直線とのなす角度をθ_1、前記AB
    直線と前記A点から下流側に張架された前記支持体との
    なす角度をθ_2とするときに、150゜<θ_1<1
    80゜及び150゜<θ_2<180゜の条件を満たす
    ようにし、前記θ_2を変えることによって塗布可能塗
    膜厚み範囲を調節することを特徴とする塗布方法。
JP63056439A 1988-03-11 1988-03-11 塗布方法 Expired - Fee Related JPH07114997B2 (ja)

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