JPH01226156A - 基板の清浄化処理方法およびその装置 - Google Patents

基板の清浄化処理方法およびその装置

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JPH01226156A
JPH01226156A JP5155588A JP5155588A JPH01226156A JP H01226156 A JPH01226156 A JP H01226156A JP 5155588 A JP5155588 A JP 5155588A JP 5155588 A JP5155588 A JP 5155588A JP H01226156 A JPH01226156 A JP H01226156A
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泰夫 国井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、微細な溝などを形成した半導体結晶などの基
板表面を清浄化する清浄化処理方法およびその装置に関
し、特に電界効果トランジスタやバイポーラトランジス
タなどを含む集積回路の製造に好適で、製品歩留りを一
段と向上させることのできる基板の清浄化処理方法とそ
れを実施するための装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、集積回路などの半導体装置において高密度化と動
作の高速化の進展を妨げていたのは、素子製造工程中に
半導体素子の表面に付着する汚染物質が原因している。
ここで、第3図に示すような従来の半導体素子の製造方
法を例に挙げて具体的にその原因を説明する。図におい
て半導体結晶からなる基板1上に絶縁物層2を形成し〔
第3図(a))、絶縁物層2の一部および基板1の一部
を除去して溝3を形成し〔第3図(b))、アルカリ系
または酸系の洗浄液を用いてウェット洗浄を行い(第3
図(c))、溝3部を絶縁物4で充填しく第3図(d)
)、イオン注入法などにより、基板lの一部に不純物を
導入し、絶縁物層2の一部を除去した後、ゲート酸化膜
5.ゲート電極6.ソース7、ドレイン8およびコレク
タ9.ベース10゜エミッタ11.エミッタ電極12な
どを形成することにより、互いに分離された電界効果ト
ランジスタやバイポーラトランジスタが形成される〔第
3図(e)〕。
この従来の方法では、溝3部形成工程において。
溝3部中に汚染物質13が付着する。この汚染物質13
を除去するために従来行われているアルカリ系または酸
系の洗浄液によるウェット洗浄では、溝3部が狭く深く
なるにつれ、溝3部からの汚染物質13の除去速度が低
下し、汚染物質13が完全に除去できないという欠点が
あった。
このため、除去できなかった汚染物質13が単結晶半導
体層中の結晶欠陥14生成の原因となった。
結晶欠陥14の近傍では、不純物拡散が異常に増速され
、また、汚染物質13から重金属などの不純物が単結晶
半導体層中へ拡散するため、半導体素子の電気特性が劣
化したり、また汚染物質13を含む絶縁物4では、リー
ク電流の少ない良好な絶縁分離が達成できないなどの問
題が生じる。このため。
従来技術より製造した電界効果トランジスタなどの半導
体素子の信頼性、製品の歩留りに難点があった。さらに
、この従来技術により製造した半導体素子を微細化した
場合には、上述の問題点が。
より重大な悪影響を素子の特性に及ぼすため、素子の微
細化によって動作の高速化および半導体装置の高密度化
をはかることには限界があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来技術における問題点を解決するため、基板
上に形成された溝の内部に付着した汚染物質を除去する
一方法として、超音波洗浄技術が提案された。しかし、
この方法は、第4図に示すごとく、絶縁物層2および溝
3を形成した半導体結晶の基板1を、振動波発生器15
を備えた容器16中の酸系(塩素+過酸化水素+純水な
ど)あるいはアルカリ系(アンモニア+過酸化水素子純
水など)の洗浄液17中に浸し〔第4図(a))、洗浄
液17中で超音波などの振動波を利用して溝3部中の汚
染物質13を除去し〔第4図(b))、清浄な溝3部を
形成しようとするものである。この方法では。
溝3の幅が11程度以上の場合において汚染物質を除去
することができる。しかし、この方法では。
清浄化法として溝3部中に侵入した洗浄液による洗浄効
果を利用するため、単結晶半導体からなる基板1の表面
に幅が0.5u@程度以下で、深さと幅の比が4程度以
上の微細で深い溝3が形成された場合には、溝3部中に
洗浄液が侵入しにくくなるため洗浄効果が低下するとい
う欠点があった。さらに、溝3部中に一部侵入した洗浄
液が洗浄後の乾燥工程においても脱離せず、このため雰
囲気中の汚染物質13が溝3部に付着し易くなるという
問題があった。したがって、単結晶半導体層中に高密度
に電界効果トランジスタなどを形成する際。
汚染物質13のない微細な溝3部の形成が困難となり、
多数のトランジスタを絶縁分離特性よく形成させること
ができなかった。
さらに、上記の諸問題を解決するために、有機系蒸気洗
浄技術が提案された。この方法は、第5図に示すように
、絶縁物層2および溝3を形成した半導体結晶からなる
基板1を有機系洗浄液(トリクレンなど)の蒸気を含む
雰囲気18中に置き〔第5図(a))、基板1表面およ
び溝3部中に有機系洗浄液の蒸気の凝縮により有機系洗
浄液層19を形成し〔第5図(b))、汚染物I!t1
3を有機系洗浄液に溶解させて除去する方法である。こ
れは。
微細な溝3部中にも気相拡散により洗浄液を導入するこ
とができ、汚染物質13を溶解させることができる。し
かし、この方法も縦横比が大きい微細な溝3部がある場
合、溶解した汚染物質を洗浄液中での拡散により除去す
ることが困難になるという欠点があった。このため、溶
解した汚染物質13が洗浄工程抜溝3部表面に再付着し
、微細な溝3部中にも洗浄液が導入できるという蒸気洗
浄の特長が生かせないという問題があった。また、有機
系洗浄液では無機物系の汚染物質を除去し難いという欠
点もあった。
以上のように、従来の洗浄方法では、汚染物質の付着し
ていない微細な溝部を形成し、微細なトランジスタを高
密度に集積した半導体装置を歩留りよく製造することは
極めて困難であった。
本発明の目的は、上記従来技術における問題点を解消し
、半導体基板表面に形成された狭く深い溝の内部に付着
した汚染物質であっても、これを完全に、しかも容易に
除去できる清浄化方式を提案し、集積回路などの製造に
好適で、半導体装置の高密度化・高性能化を可能とする
基板の清浄化処理方法およびその装置を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段〕 上記本発明の目的は、半導体結晶などからなる基板表面
を、酸素を含む雰囲気中で紫外線を照射して上記基板表
面を親水性にする親水性化処理工程と、水蒸気を含む雰
囲気中で上記親水性化処理を施した基板表面の温度を下
げて、上記水蒸気を含む雰囲気の露点温度以下に冷却保
持して上記親水性化処理を施した基板表面に水を含む含
水層を形成させる工程と、上記含水層を媒体として洗浄
液に密接させて汚染物質を洗浄し除去する洗浄工程およ
び基板を乾燥させる乾燥工程を連続して行うことにより
、達成される。
さらに2本発明の基板の清浄化処理方法は、上記基板表
面を親水性にする工程と、親水性化処理を施した基板表
面に含水層を形成させる工程の後。
洗浄液に密接させて汚染物質を洗浄し除去する場合に、
基板表面に振動波を照射しながら基板表面の洗浄を行う
と、−段と基板の清浄化効果は向上する。そして、さら
に上記の基板表面を洗浄液により洗浄処理した後、洗浄
された基板表面に光を照射することにより、基板表面か
ら水を含む揮発物質を除去し基板を乾燥させる乾燥工程
を加えて。
これらの工程を連続して行うことにより2本発明の目的
は達成される。
〔作用〕
本発明の基板の清浄化処理方法において、従来技術に開
示されていない最も特徴とするところは。
第1段階として基板に形成された溝内部を親水性にし2
次に水蒸気の凝結により溝内部に水を含む含水層を形成
し、この含水層へ振動波照射の効果により洗浄液を拡散
させることにより微細な溝の内部にも酸系またはアルカ
リ系の洗浄液を侵入させ、洗浄液と汚染物質の反応によ
り無機系および有機系の汚染物質を分解し、そして基板
に与える振動波照射の効果により分解した汚染物質を溝
外部へ拡散させ、最後に乾燥工程において9例えば基板
表面に光を照射して溝内部の洗浄液を完全に除去する点
にある。例えば、従来の第3図(c)の超音波振動を用
いないアルカリ系または酸系のウェット洗浄法に比べ9
本発明は溝3部が深い場合であっても、振動波照射によ
る拡散速度の増大のため、溝3部からの汚染物質の除去
速度を必要な値以上に保つことができ、汚染物質が完全
に除去できる優れた効果がある。また、従来の第3図(
c)の超音波振動を用いないアルカリ系または酸系のウ
ェット洗浄を第1段階に行った場合に比べ、および、従
来の第4図の超音波振動を用いたアルカリ系または酸系
のウェット洗浄を第1段階に行った場合に比べ9本発明
の基板の清浄化の処理方法は、単結晶半導体表面に幅が
0.5−程度以下で深さと幅の比が4程度以上の微細で
深い溝である場合においても、溝3部中に洗浄液を侵入
させることができるため、洗浄効果が低下しない特徴が
ある。さらに9本発明は、溝3部中に侵入した洗浄液が
基板洗浄後の乾燥工程において完全に脱離されるため、
雰囲気中の汚染物質が溝3部に付着しにくいという作用
がある。また、従来の第5図の有機系洗浄液の蒸気を含
む雰囲気中で基板1表面および溝3部中に有機系洗浄液
蒸気の凝縮により有機系洗浄液層19を形成し汚染物質
13を有機系洗浄液に溶解させ除去する方法に比べ9本
発明は、縦横比が大きい微細な溝3部がある場合でも、
溝3部中の無機物系および有機物系の汚染物質13を分
解することができ9分解した汚染物質13を完全に除去
することができる利点がある。
また9本発明の基板の清浄化処理装置は、上記の清浄化
処理工程の各々を連続して行なうことを特徴とするもの
で2個々の工程を別々の従来型装置で行なった場合と比
べ9本発明は各工程間に基板が汚染される可能性が極め
て少ないという特徴を有するものである。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を挙げ2図面を参照しながらさ
らに詳細に説明する。なお9本実施例は一つの例示であ
って9本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で種々の変
更あるいは改良を行い得ることは言うまでもない。
(実施例1) 第1図に示すごとく、まず、溝を形成した半導体結晶か
らなる基板1を酸素を含む雰囲気2oの中に置く〔第1
図(a)〕。この際、酸素を含む雰囲気20としては、
純酸素、酸素+不活性ガス(窒素。
アルゴン、ヘリウムなど)、空気などを用いればよいが
、雰囲気中のダスト数が少なく炭素を含むガスの分圧が
小さいことが望ましい。この雰囲気中で基板1表面に紫
外光を照射し、基板1表面を親水性にする。紫外光源2
1としては、低圧または高圧の水銀ランプ、重水素ラン
プ、希ガス共鳴線ランプ、エキシマレーザなどを単独ま
たは複数を用いればよい。この際、波長が1301から
約200nmの、酸素分子(02)からオゾン(0,)
を発生させる効果を持つ紫外光と、波長が250nm付
近の。
オゾンから酸素原子(0)を発生させる効果を持つ紫外
光の両者が照射できることが望ましい。オゾンが分解し
て生じた活性な酸素原子は、基板表面を疎水性にする炭
素系の化合物を分解し揮発性の分子にして基板1表面か
ら除去し、また、露出した基板1表面をわずかに酸化す
ることにより。
基板1表面を親水性にする。オゾンの供給源として放電
型などのオゾン発生器を用いた場合は、波長が25On
+m付近の紫外光のみを用いることもできる。紫外光を
照射する際、基板1表面の温度を。
適当な温度2例えば100℃程度まで上げることにより
、親水性にする効果が高まる。基板1の表面は、単結晶
半導体であってもよく、また、絶縁物や金属などで覆わ
れた状態であってもよい。酸素を含む雰囲気中で上記の
ような紫外線照射を行うことにより、接触角が4度程度
の良好な親水性表面を形成させることができる。
次に、水蒸気を含む雰囲気22の中で、親水性基板1表
面の温度を水蒸気を含む雰囲気22の露点以下に保ち、
親水性基板1表面上に水を含む層23を形成させる〔第
1図(b))、水蒸気を含む雰囲気22を形成するには
、適当な温度2例えば40℃に保った純水中をバブリン
グしたガスを導入すればよい。このガスの湿度が100
%に近い場合、ガス中の水分は50g/+m’程度であ
り、基板の温度を20℃に保った場合、飽和水分は20
g/m’であるから。
ガスを1o00cc/winの流量で1分間だけ基板1
表面に吹き付けたとき、凝縮の効率が100%に近い場
合は、総量30a+g程度の水の層が形成される。基板
1の表面積が100c+m”とすると、基板1表面が親
水性の場合、3−程度の厚さの水を含む層23が基板1
表面に、はぼ均一に形成される。この層の厚さは1−程
度の幅の基板1の溝3を埋めるのに十分な厚さである。
水を含む層23の厚さが適当でない場合は、実際の凝縮
効率に対応して、ガスの流量や吹き付ける時間などを変
えればよい。ガスの中にHCl1やNH3などを含ませ
ておけば、洗浄効果の高い水を含む層23を形成させる
ことができる。
基板1の温度を露点以下に保つには、適当な温度。
例えば10℃程度に冷却したガスや純水を基板1の裏面
に吹き付ければよい。
次に、上記の水を含む層23を媒体として、親水性基板
1表面を洗浄液17に密接させる〔第1図(C)〕。洗
浄液17としては、酸系(塩酸+過酸化水素+純水、弗
酸+純水など)あるいはアルカリ系(アンモニア+過酸
化水素子純水など)の洗浄液17などを用いればよい。
また、過酸化水素のかわりに、オゾンを溶かしこんだ純
水を用いてもよい。アンモニア、塩酸、弗酸液などは、
使用する直前に各種のガスを純水に溶かしこんで用いる
と。
汚染物質13が洗浄液17に混入する可能性が少なくな
る。基板1表面が親水性で、かつ、基板1表面に水を含
む層23が形成されているため、液体相互の拡散が速や
かに進行し、狭く深い溝3の内部も含め基板1表面全体
が洗浄液17と密接することができる。
本発明の基板の清浄化処理方法において、基板の汚染の
程度が軽微な場合は、この後9通常の清浄化法9例えば
従来の第3図(c)に示す超音波振動を用いないアルカ
リ系または酸系のウェット洗浄を行なうことにより1本
発明の目的は達成できる。しかし、基板1の表面に形成
された溝3部が狭く深い場合、あるいは汚染の程度が大
きい場合には、上記した実施例の清浄化工程に加えて。
以下に示す工程を実施する必要が生じる。
すなわち、親水性化処理をして基板1の表面に水を含む
層23を形成させた基板1に洗浄液17を密接させて、
基板1に振動波発生器15から振動波を照射し、基板1
表面を清浄化する。振動波としては、汚染の程度および
基板1の強度により、数kHz程度からIMHz程度の
周波数の振動波を適当な強度で照射すればよい。振動波
の周波数は、単一でもよく、複数または経時的に変化す
るものでもよい。照射は、第1図(c)では横から照射
する場合について例示したが、基板1表面に垂直にして
もよく、斜めからしてもよい。この振動波の効果により
、洗浄液17中の拡散が激しくなり、狭く深い溝3の内
部まで清浄化効果のある成分がいきわたり、また2分解
された汚染物質が溝3の外へ除去される。さらに1粒子
状の汚染物質13は。
振動波により揺り動かされるため、基板1の表面から脱
離しやすくなる。洗浄液により基板1表面を清浄化した
後、必要に応じて、洗浄液を純水に置き換えた状態で振
動波を照射し、洗浄液の成分を除去することもできる。
次に、適当な雰囲気中2例えば乾燥窒素中で。
清浄化された基板1に光を照射することにより。
基板1表面から水を含む揮発物質を除去する(第1図(
d)〕。ここでは第1図(a)と同じ紫外光源21を用
いる場合について例示したが、別の光源。
例えば赤外線ランプなどを用いてもよい。光として紫外
光を用いれば、効率的に水を含む揮発物質を除去するこ
とができる。光照射に加え、基板回転や乾燥した清浄な
ガスの吹き付けなどの方法で乾燥させてもよい。溝があ
まり微細でない場合は。
これらの方法のみで乾燥させることもできる。
本実施例において例示した清浄化処理工程は。
単一・の処理容器中で行なってもよく、また、ゲートバ
ルブ24を通して複数の処理容器を連続して基板1を移
動させながら行なってもよい、したがって2本発明の基
板の清浄化処理装置は、単一または複数の処理容器16
に、ガス、液体導入管25.紫外光源21.ゲートバル
ブ24などを備え、また、必要な場合には、基板加熱機
構、基板冷却機構、基板移動機構、ガス調製機構、液体
調製機構、自動処理プログラム機構などを設けて、基板
の清浄化処理を連続して行なうことができる。また9本
発明の清浄化処理装置は、さらに振動波発生器15を備
え、洗浄液による清浄化効果を一段と向上させる清浄化
処理を連続して行なうことができる。
このように基板の表面に形成された溝の内部も含め汚染
物質を完全に除去した半導体基板を用い。
例えば電界効果トランジスタやバイポーラトランジスタ
などの素子を形成する場合には2通常の方法で、溝3に
絶縁物4を充填し〔第1図(e))。
ゲート酸化膜5.ゲート電極6.ソース7、ドレイン8
およびコレクタ9.ベース10.エミッタ11゜エミッ
タ電Vi12などを形成〔第1図(f)〕するわけであ
るが99本実施の方法で作製した素子は汚染物質が完全
に除去されているため、極めて良好な電気特性を有する
素子を歩留りよく製造することができた。
(実施例2) 本実施例は、第2図に示すごとく、ガス、液体導入管2
5から酸素、窒素などのガスや洗浄液、純水などの液体
を導入し、基板1の下側からガスまたは液体を噴出させ
ることにより基板1を浮上させた状態で、実施例1と同
様に基板1の清浄化工程を行なう方法および装置の一例
である。この場合、基板1全体が浮上しているため、接
触部分に汚染物質13が残留する恐れがない。また、こ
の際。
基板1表面を下向きにすることにより、汚染物質13が
上方から基板1表面に落下し付着する可能性をほとんど
除去することができる。そして、基板の清浄化処理後の
工程は、実施例1と同様であり。
実施例1と同様の効果が得られた。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したごとく2本発明の基板の清浄化処理
方法を用いれば、基板表面に幅が0.5゜程度以下で深
さと幅の比が4程度以上の極めて微細で深い溝部がある
場合においても、溝部中に洗浄液を十分に侵入させるこ
とができ、また、溝部中の無機物系および有機物系の汚
染物質をほぼ完全に分解させることができ、また、基板
への振動波照射による洗浄液の拡散速度の増大のため、
溝部からの汚染物質の除去速度を著しく速く保つことが
でき、また、溝部中に侵入した洗浄液を洗浄後の乾燥工
程によって完全に脱離させることができるため、雰囲気
中の汚染物質が溝部に付着しなくなるという利点がある
。これにより9本発明の基板の清浄化処理方法を用いれ
ば、汚染物質が全く付着していない微細な溝部を形成さ
せることができ、微細なトランジスタを高密度に集積し
た半導体装置を高歩留りで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(、)〜(f)は本発明の実施例1における基板
の清浄化処理方法と装置および作製した半導体素子の断
面構造を示す模式図、第2図(a)〜(d)は本発明の
実施例2における基板の清浄化処理方法と装置を示す模
式図、第3図(a)〜(e)は従来の基板の清浄化処理
方法および作製した半導体素子の断面構造を示す模式図
、第4図(a)、(b)は従来の基板の清浄化処理方法
の一例を示す模式図、第5図(a)、(b)は従来の基
板の清浄化処理方法の他の一例を示す模式図である。 1・・・基板       2・・・絶縁物層3・・・
溝        4・・・絶縁物5・・・ゲート酸化
膜   6・・・ゲート電極7・・・ソース     
 8・・・ドレイン9・・・コレクタ     lO・
・・ベース11・・・エミッタ     12・・・エ
ミッタ電極13・・・汚染物質     14・・・結
晶欠陥15・・・振動波発生器   16・・・処理容
器17・・・洗浄液    18・・・有機系洗浄液蒸
気雰囲気19・・・有機系洗浄液層  20・・・酸素
を含む雰囲気21・・・紫外光源     22・・・
水蒸気を含む雰囲気23・・・水を含む層    24
・・・ゲートバルブ25・・・ガス、液体導入管 特許出願人 日本電信電話株式会社 代理人弁理士  中 村 純之助 〜−一                      
          −1−第2図 第2図 第3図 1−一一基橿 2−−−8悄神1 3−−一涜 7−−−\/−7 8−一−ド゛しイシ 9−一一つL79 10−−−べ−ヌ 11−一一エミ・、77 1−−一茎息 2−ぐ色(をす1 3−一一夕箕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、微細加工を施した基板表面を、酸素を含む酸化性の
    雰囲気中で紫外光を照射して、上記基板表面を親水性に
    する親水性化処理工程と、上記親水性化処理を行った基
    板表面を、水蒸気を含む雰囲気中で、該雰囲気の露点温
    度以下に冷却して上記親水性化処理を行った基板表面に
    水を含む層からなる含水層を形成させる工程と、上記含
    水層を形成させた基板表面に洗浄液を密接させて基板表
    面を清浄化する洗浄工程と、上記洗浄した基板表面を乾
    燥させる乾燥工程を、連続して行うことを特徴とする基
    板の清浄化処理方法。 2、微細加工を施した基板表面を、酸素を含む酸化性の
    雰囲気中で紫外光を照射して、上記基板表面を親水性に
    する親水性化処理工程と、上記親水性化処理を行った基
    板表面を、水蒸気を含む雰囲気中で、該雰囲気の露点温
    度以下に冷却して上記親水性化処理を行った基板表面に
    水を含む層からなる含水層を形成させる工程と、上記含
    水層を形成させた基板表面に洗浄液を密接させ、かつ基
    板表面に振動波を照射しながら基板表面を清浄化する洗
    浄工程と、上記洗浄した基板表面に光を照射して水を含
    む揮発性物質を除去する乾燥工程を、連続して行うこと
    を特徴とする基板の清浄化処理方法。 3、微細加工を施した基板を収容する容器と、該容器内
    を、酸素を含む酸化性の雰囲気にするガス導入口と、酸
    素を含む酸化性雰囲気中で、基板表面に紫外光を照射し
    て基板表面を親水性化処理する紫外光源を設けた親水性
    化処理手段と、親水性化処理をした基板を収容する容器
    と、該容器内を、水蒸気を含む雰囲気にするための水蒸
    気を含むガス導入口と、水蒸気を含む雰囲気を露点温度
    以下に冷却して基板表面に水を含む層からなる含水層を
    形成させる冷却器を設けた含水層形成手段と、含水層を
    形成した基板を収容する容器と、該容器内に洗浄液を導
    入して基板表面に洗浄液を密接させて基板表面を清浄化
    する洗浄手段と清浄化した基板表面を乾燥させる乾燥手
    段を連続して備えたことを特徴とする基板表面の清浄化
    処理装置。 4、特許請求の範囲第3項において、基板表面を清浄化
    する洗浄手段は、基板表面に洗浄液を密接させて基板表
    面に振動波を照射しながら洗浄を行う振動波発生器を備
    え、洗浄した基板表面の乾燥手段は、基板表面に光を照
    射して洗浄された基板表面の水を含む揮発性物質を蒸発
    させる光源を備えたことを特徴とする基板表面の清浄化
    処理装置。
JP63051555A 1988-03-07 1988-03-07 基板の清浄化処理方法およびその装置 Expired - Fee Related JP2540583B2 (ja)

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