JPH01222756A - ドレッシング - Google Patents

ドレッシング

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JPH01222756A
JPH01222756A JP63047009A JP4700988A JPH01222756A JP H01222756 A JPH01222756 A JP H01222756A JP 63047009 A JP63047009 A JP 63047009A JP 4700988 A JP4700988 A JP 4700988A JP H01222756 A JPH01222756 A JP H01222756A
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JP
Japan
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sorbitol
dressing
fermented
proteinous
fermented seasoning
Prior art date
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Pending
Application number
JP63047009A
Other languages
English (en)
Inventor
Youko Obara
緒原 庸子
Kazuhiro Chiba
一裕 千葉
Takeshi Kajii
梶井 剛
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Kewpie Corp
Original Assignee
QP Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なドレッシングに関する。
〔従来の技術〕
従来より各種タイプのドレッシングが市販され、食生活
における調味食品として重宝されてきた。
これらのドレッシングのうち味噌や醤油など蛋白性発酵
調味料を原料の一部に用いたドレッシングも知られてい
る。
〔発明が解決しよう゛とする課題〕
ところが、上記したような蛋白性発酵調味料を含んだド
レッシングは、−船釣に、製造後1〜2ケ月程経過する
と、例えば乳化型ドレッシングの場合は容器上部のヘッ
ドスペースに接触している液部性で、また分離型ドレッ
シングの場合は油相と水相との界面近くの、水相部分に
褐変現象が認められるようになり、外観上、延いては品
質上好ましくないという問題が指摘されている。
このような褐変現象は、含有せる蛋白性発酵調味料の構
成成分の酸化(メイラード反応)に依ると考えられると
ころから、従来食品分野で酸化防止剤として知られてい
るビタミンCや次亜硫酸ナトリウム等を用いてその発生
防止を計ってみたところ、後述の試験例の結果から明ら
かなように満足しうる防止効果が得られなかった。即ち
、ビタミンCではこれを褐変防止がある程度計れる急用
いただけでもその独特の酸味が製品の風味を損なうよう
になり、また量を多くしても充分な防11:、効果が得
難く、他方、次亜硫酸ナトリウムではドレッシングのよ
うな酸性の状況下ではこのものが酸によって分解されて
しまうためか所期の防1ヒ効果はほとんど得難いことが
わかった。
よって、本発明は、味噌や醤油などの蛋白性発酵調味料
を原料の一部として用いても、長期間褐変現象が生じ難
く、しかも風味も損なわれにくいドレッシングを提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは上記の目的に即して鋭意研究を重ねたとこ
ろ、蛋白性発酵調味料を含んだドレッシングに更にソル
ビトールを配合するならば所期のドレッシングが得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は蛋白性発酵調味料およびソルビトールを
含んでなることをgI徴とするドレッシングを提供する
ものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の対象とするドレッシングは、典型的には、酸性
の水相原料と、油相原料とを水中油型に乳化してなる、
いわゆる乳化型ドレッシング、および酸性の水相原料の
上に油相原料を載置してなる、いわゆる分離型ドレッシ
ングであって、しかも蛋白性発酵調味料をそれらの原料
の一部として含むものである。ここにおいて蛋白性発酵
調味料とは、蛋白質を多く含む食品材料を主原料とし、
これらを発酵させて含有蛋白質をある程度アミノ酸にま
で分解させたものをいい、代表的には味噌、醤油などが
例として挙げられる。これら蛋白性発酵調味料の含有量
は、所望する最終のドレッシング製品に依り適宜決定さ
れるが、通常、総原料成分中1〜40%程度であるのが
一般的である。
本発明のドレッシングは、上記したような蛋白性発酵調
味料と共にソルビトールが配合されてなるものである。
ここにおいてソルビトールとは、六炭糖の一種で、グル
コースの糖アルコールを意味する。このものは食品添加
物として一般によく知られており、別名ソルビットとも
いう。具体的にはD−ソルビトール、L−ソルビトール
、DL−ソルビトールなどが例として挙げられる。−船
釣にはD−ソルビトールが用いられる。このソルビトー
ルの配合量は、含有せる蛋白性発酵調味料の種類、量等
に依り嚢わりうるが、−船釣には、総原料成分中1〜3
0%程度内で適宜選択すればよい。このような範囲内で
あると蛋白性発酵調味料に基因する長期保存中の褐変化
が有効に防止し得るのに対し、1%より少ないとこのよ
うな効果は期待し難く、また30%より多いと最終製品
が呈味の点でやや目゛味が強くなる傾向が認められるよ
うになる。好ましくは、総原料成分中5〜20%程度で
ある。
本発明のドレッシングは、上記以外の配合原料に関して
はすべて従来の蛋白性発酵調味料を原料の一部として含
むドレッシングと特に異なることなく、例えば食用油と
して大豆、コーン、ヒマワリ、ゴマ油等の各種サラダ油
、食酢としてリンゴ酢、モルト酸、米酢など、香辛料と
して胡檄、ゴマ、辛子粉、オニオンパウダー、ガーリッ
クパウダーなど、更に砂糖、食塩、グルタミン酸ソーダ
などのその他の調味料を所望に応じて適当量で配給され
つる。また、最終製品として乳化型ドレッシングを意図
している場合は、更に卵黄液、ガム質などの乳化剤も適
当量配給されつる。
このような本発明のドレッシングは、原料の一部として
ソルビトールを所定瓜用いることを除いてすべて従来の
蛋白性発酵調味料含有ドレッシングの製造方法に準じて
一般的に製造しうる。尚、製造に際してソルビトールの
配合は、このものが水可溶性であるところから水相に添
加することによって行う方が好ましい。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例でもって更に詳しく説明する。尚
、26はいずれも重量%を、またソルビトールはいずれ
もD−ソルビトールを意味する。
実施例1 ド記の表1の配合割合の原料を用いて常法に準じて分離
型の味噌ドレッシングを製造した。
表1 配合原料    割合(%) 油相原料: 大豆サラダ油           21水相原料: リンゴ酢(酸度:4.5%)     19白味噌  
            22ソルビトール     
      20食塩               
  l練すゴマ               lキサ
ンタンガム           0.1ホワイトペパ
ー           0.5グルタミン酸ソーダ 
        0.3清水            
   残量合計 too、o(%) 実施例2 下記の表2の配合割合の原料を用いて常法に準じて乳化
型の醤油ドレッシングを製造した。
表2 配合原料    割合(%) 油相原料: コーンサラダ油           40水相jホ料
: モルト酢(酸度=6.0%)25 濃口醤油              8ソルビトール
           10食塩          
      3ガーリツクパウダー         
0.51キサンタンガム           0.8
グルタミン酸ソーダ         0.5清水  
             残量合計 LOo、0(%
) 実施例3 下記の表3の配合割合の原料を用いて常法に準じて分離
型の味噌ドレッシングを製造した。
表3 配合原料    割合(%) 油相原料: ヒマワリサラダ油         15ゴマサラダ油
             5水相原料: リンゴ酢(酸度:4.5%)        +9白味
噌              22ソルビトール  
         5砂糖             
  IOオニオンパウダー          l練り
ゴマ              2キサンタンガム 
          0.1グルタミン酸ソーダ   
      0.3清水              
 残量合計  100.0 (%) 上記実施例1〜3で得られた各ドレッシングをガラス製
容器に収容後室温で2ケ月保存したのち各製品の褐変の
程度を観察したところ、いずれも外観上全く変化は認め
られなかった。また、食してみたところいずれも風味は
良好であった。
〔発明の効果〕 本発明のドレッシングは蛋白性発酵調味料を含むもので
あっても長期保存中に褐変(酸化変色)現象が生じ難い
ものである。このような効果は、本発明のドレッシング
がソルビトールを配合していることによって得られるこ
とを、対照として従来食品分野で酸化防止剤として知ら
れているビタミンCあるいは次亜硫酸ナトリウムを配合
した場合と比較試験した結果でもって以下実証する。
試験例 下記の表4の配合割合の原料を用いて、但しその際ソル
ビトールの割合を1.5.10,20゜25あるいは3
0%と変えて常法に準じて本発明の乳化型の醤油、ドレ
ッシングを6種類製造した。
表4 配合原料    割合(%) 油相原料: コーンサラダ油           20水相原料: モルト酢(酸度二8.0%)20 濃口醤油             10ソルビトール
          所定量食塩          
       1ガーリツクパウダー        
 0.3キサンタンガム           0.8
グルタミン酸ソーダ         0,3尚、対照
としてソルビトールに代えて、ビタミンCを0. 5あ
るいは1%;次亜硫酸ナトリウムを3あるいは6%用い
、または全く用いない他は同一の条件ドで対照の乳化型
醤油ドレッシングを5柾類勿造した。
こうして得られた各ドレッシングをガラス製容器に収容
し、室温でそれぞれ4,6,8.10および12週間保
存したのち各製品を外観上および風味上の観点から調べ
たところ、その結果は以下表5 註1 表中の各記号は以下の意義を有する。
−:褐変は認められない + :容器上部のヘッドスペースに接触している液部分
に褐変が僅かに認められる ←:上記部分に褐変がある程度認められる+:上記部分
に褐変がかなり認められ、しかもその色も濃い # :容器を開封すると発泡(02ガス)が認められる 註2 上記実施例1の分離型味噌ドレッシングを作る際にソル
ビトールの使用量を本試験例と同様に1.5.10,2
0.25および30と変え、またソルビトールに代えて
添加物を本試験例の対照の場合と同様に変えて比較試験
を行ったところ、その結果は本試験例の結果とほぼ同じ
であった。
出願人代理人  佐  藤  −雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 蛋白性発酵調味料およびソルビトールを含んでなること
    を特徴とするドレッシング。
JP63047009A 1988-02-29 1988-02-29 ドレッシング Pending JPH01222756A (ja)

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JP63047009A JPH01222756A (ja) 1988-02-29 1988-02-29 ドレッシング

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104256551A (zh) * 2014-10-20 2015-01-07 哈尔滨派特纳生物科技开发有限公司 一种辣根青豆发酵酱的制作方法
CN104256550A (zh) * 2014-10-20 2015-01-07 哈尔滨派特纳生物科技开发有限公司 一种金针菇青豆发酵酱的制作方法
CN104256536A (zh) * 2014-10-09 2015-01-07 哈尔滨艾克尔食品科技有限公司 一种蒜蓉蚕豆酱的制作方法
CN104273510A (zh) * 2014-09-09 2015-01-14 董春年 一种治疗腹痛的花椒叶黄豆酱制作方法

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS523867A (en) * 1975-06-24 1977-01-12 Minoru Uno Ppoduction of w type emulsified seasoning solution

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