JPH01220112A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH01220112A
JPH01220112A JP4388188A JP4388188A JPH01220112A JP H01220112 A JPH01220112 A JP H01220112A JP 4388188 A JP4388188 A JP 4388188A JP 4388188 A JP4388188 A JP 4388188A JP H01220112 A JPH01220112 A JP H01220112A
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JP
Japan
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magnetic
recording
crystallized glass
head section
head part
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JP4388188A
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Shigenobu Goto
茂信 後藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ヘッドに関し、例えば磁気ディスク装置に
用いられるトンネル・イレーズ型の磁気ヘッドのように
二以上の磁気ヘッド部を複合一体化してなる磁気ヘッド
に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、フェライトよりなる二以上の磁気ヘッド部を
結晶化ガラスにより複合一体化してなる磁気ヘッドにお
いて、 前記二以上の磁気ヘッド部の前記結晶化ガラスとの接合
境界面に非磁性酸化物膜を形成することにより、 前記接合境界面近傍の結晶化ガラス中に泡が発生するの
を防止し、信鯨性や生産性のよい磁気ヘッドを得る。
〔従来の技術〕
例えばフロッピーディスクなどの磁気ディスクは、取り
扱いが簡単で、しかも大容量の信号が記録できることか
らコンピュータやワードプロセッサなどの外部記録装置
として広く使用されている。
ところで、この磁気ディスクは、同心円状のトラックに
情報信号を記録しており、この情報信号の互換性を保証
するため、通常磁気ディスクのトラック・ピッチに対し
若干狭いトラック幅で情報信号の記録が行われている。
即ち、磁気ディスク装置に内蔵される磁気ヘッドとして
は、記録再生ヘッド部が記録トラックに対して位置ずれ
を生じても、磁気ディスク上に記録された情報信号間の
間隔を保証するために、記録再生ヘッド部の後方に記録
された信号の両側を消去する消去ヘッド部を配設した、
いわゆるトンネル・イレーズ型の磁気ヘッドが使用され
ている。
この種の磁気ヘッドにあっては、記録再生ヘッド部と消
去ヘッド部とを複合一体化し、同時に記録再生ヘッド部
と消去ヘッド部の磁気的干渉をおさえるために、記録再
生ヘッド部と消去ヘッド部とを磁気的に分離する必要が
ある。即ち、第2図に示すように、記録再生ヘッド部5
1と消去ヘッド部52との間に非磁性材(分離層)53
を介在させ、前記記録再生ヘッド部51と前記消去ヘッ
ド部52を磁気的に分離し一体化した構造の磁気ヘッド
が使用されている。さらに通常は、前記記録再生ヘッド
部51と前記消去ヘッド部52が磁気ディスクの記録面
に安定に接触するように、チタン酸バリウムやチタン酸
カルシウムなどの非磁性材料よりなるスライダ55.5
6を配設している。
従来、上述の記録再生ヘッド部51及び消去ヘッド部5
2を非磁性材53を介して一体化する構成として、種々
の提案がなされている。その一つとして、具体的には、
本出願人が出願し、先に公開された公報特開昭62−1
92021に開示されている構成では、非磁性材53を
結晶化ガラスとし、この結晶化ガラス自体の加熱融着に
より一体化して磁気ヘッドを得るようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように記録再生ヘッド部51と消去ヘッド部52と
を非磁性材53を挾んで複合一体化してなる磁気ヘッド
であって、前記非磁性材53を結晶化ガラスとし、この
結晶化ガラス自体の加熱融着により複合一体化する従来
の構成では、前記記録再生ヘッド部51と前記消去ヘッ
ド部52との接合境界面近傍の結晶化ガラス中に細かい
泡(空孔)が発生する。特に、ここに発生した泡は、前
記記録再生ヘッド部51及び又は前記消去ヘッド部52
と結晶化ガラスの接合強度を低下させる。更にこの泡が
磁気ディスクの記録面と対向する面に発生することは、
非常に有害であり、磁気ディスクの記録面を傷つけるば
かりでなく、ひどい時には、剥がれた磁性粉が磁気ヘッ
ドに付着し、記録再生が不能に陥り、信頼性を低下させ
る原因となっていた。
この細かい泡の発生程度は、前記記録再生ヘッド部51
と前記消去ヘッド部52の接合境界面の研削の仕上程度
によると思われる。研削砥石の砥粒の粒度が1500番
以上の鏡面仕上げを行えば、細かい泡の発生は少なくて
すむが、研削に時間がかかってしまい、生産性があがら
ないという問題があった。そこで、研削時間を短縮する
ために砥粒の粒度が800番程度の研削砥石で研削(極
上仕上げ)を行い、結晶化ガラスの加熱融着を行うと、
前記記録再生ヘッド部51と前記消去ヘッド部52との
接合境界面近傍の結晶化ガラス中に細かい粒が発生した
そこで、本発明はこのような上述の実情に鑑みて提案さ
れたもので、前記接合境界面近傍の結晶化ガラス中に泡
が発生するのを防止し、信頼性や生産性に優れた磁気ヘ
ッドを得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本発明では、フェライトよ
りなる二辺上の磁気ヘッド部を結晶化ガラスの加熱融着
により複合一体化してなる磁気ヘッドにおいて、 前記二辺上の磁気ヘッド部の前記結晶化ガラスとの接合
境界面に非磁性酸化物膜を形成したことを特徴とする。
〔作用〕
本発明の磁気ヘッドでは、前記二辺上の磁気ヘッド部の
前記結晶化ガラスとの接合境界面に非磁性酸化物膜を形
成した後、前記二辺上の磁気ヘッド部を結晶化ガラスの
加熱融着により複合一体化する。このようにすることに
より、研削砥石の砥粒の粒度が、例えば800番という
鏡面仕上げより荒い極上仕上げの砥石で、前記二以上の
磁気ヘッド部の接合境界面を仕上げ、非磁性酸化物膜形
成後、結晶化ガラスを加熱融着しても、結晶化ガラス中
に細かい泡の発生がなく、従って信頼性や生産性に優れ
た磁気ヘッドを得ることができる。
〔実施例〕
次に、本発明の具体的な実施例について図面を参照しな
がら説明する。
本発明の磁気ヘッドにおいては、第1図に示すように、
磁気ディスクに対して情報信号の書き込み及び読み出し
を行う記録再生ヘッド部11と、磁気ディスクに書き込
まれた信号を消去するための消去ヘッド部12とを結晶
化ガラス13の加熱融着により複合一体化してなる。こ
れら記録再生ヘッド部11と消去ヘッド部12はフェラ
イトからなり、前記記録再生ヘッド部11及び又は前記
消去ヘッド部12の前記結晶化ガラス13との接合境界
面には、非磁性酸化物膜lが形成されている。つまり、
前記記録再生ヘッド部11及び又は前記消去ヘッド部1
2の接合境界面に非磁性酸化物膜1を形成した後、前記
記録再生ヘッド部11と消去ヘッド部12を前記結晶化
ガラス13により複合一体化する。この非磁性酸化物膜
1としては、例えばSiO、SiO2、AIZO、、Z
rO2そしてTa、O,などの膜が用いられる。
この非磁性酸化物膜lの膜厚は、5000Å以下の厚さ
で薄膜形成技術、例えば真空蒸着などでコーティングさ
れている。なお、前記結晶化ガラス13の厚さは50〜
100 μm程度である。
前記記録再生ヘッド部11の磁気ギャップg1の後方両
側には、前記消去ヘッド部12の磁気ギャップgz、g
tが位置するように配設されている。
従って、磁気ディスクを第1図中X方向に走行させ、磁
気ギャップg、で情報信号を記録し、この記録された信
号の両側を磁気ギャップgz、gtで消去することによ
り、ガートバンドが形成されるようになっている。従っ
て、磁気ディスク上には、消去ヘッド部12の磁気ギャ
ップgz、gt間の距離即ち第1図中Twの幅をもって
記録される。
このため、前記記録再生ヘッド部11が磁気ディスクの
記録トラックに対して位置ずれを生じても、磁気ディス
ク上に記録された信号間の間隔が保証されるので、良好
な記録再生特性が得られる。さらに、前記記録再生ヘッ
ド部11と前記消去ヘッド部12を挟むようにチタン酸
バリウムやチタン酸カルシウムなどの非磁性材料よりな
るスライダ14.15が一体化されており、磁気ディス
クに対して安定して接触するようになっている。
以上、本発明の実施例としてフェライトよりなる記録再
生ヘッド部11と消去ヘッド部12の接合の例で説明し
たが、本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の実施例が取り得
ることはいうまでもない。
例えば、記録ヘッド部と再生ヘッド部そして記録再生ヘ
ッド部とモニタヘッド部などが接合される例などで、二
以上の磁気ヘッド部が接合されていれば本発明が適用で
きる。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明では、フェライト
よりなる二以上の磁気ヘッド部の結晶化ガラスとの接合
境界面に非磁性酸化物膜を形成した後、前記二以上の磁
気ヘッド部を前記結晶化ガラスの加熱融着により複合一
体化するのであるから、研削砥石の砥粒の粒度が、例え
ば800番という極上仕上げ(従来は、例えば1500
番以上という鏡面仕上げ)の砥石で、前記二以上の磁気
ヘッド部の接合境界面を仕上げ、その後結晶化ガラスを
加熱融着しても、この結晶化ガラス中に細かい泡の発生
がない。特に、前記二以上の磁気ヘッド部の接合境界面
近傍の結晶化ガラス中に細かい泡が発生しないことは、
前記二以上の磁気ヘッド部と結晶化ガラスの接合強度を
上昇させる。更に、この泡が磁気ディスクの記録面と対
向する面に発生しないことは、磁気ディスクの記録面を
傷つけることなく、従って、磁性粉が剥がれることがな
いので、記録再生が不能に陥ることがない。依って、信
頼性や生産性に優れた磁気ヘッドが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に好適な磁気ヘッドの磁気ディスク対
接面を示す平面図である。 第2図は、従来の磁気ヘッドの磁気ディスク対接面を示
す平面図である。 1−・・・・・−・非磁性酸化物膜 11−一−−・−−−−−一記録再生ヘッド部12・−
・−−−−−−一消去ヘッド部13・・・・・−・−・
結晶化ガラス /3拠吉晶化η゛ラズ、 本発明の磁気へ・ソド 第1図 4芝来の磁気ヘッド 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フェライトよりなる二以上の磁気ヘッド部を結晶化ガラ
    スにより複合一体化してなる磁気ヘッドにおいて、 前記二以上の磁気ヘッド部の前記結晶化ガラスとの接合
    境界面に非磁性酸化物膜を形成したことを特徴とする磁
    気ヘッド。
JP63043881A 1988-02-26 1988-02-26 磁気ヘッド Expired - Lifetime JP2789591B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63171408A (ja) * 1987-01-09 1988-07-15 Alps Electric Co Ltd 磁気ヘツド

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63171408A (ja) * 1987-01-09 1988-07-15 Alps Electric Co Ltd 磁気ヘツド

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