JPS62202306A - 磁気ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高抗磁力記録媒体へ有効に記録再生が可能で、
かつイレースヘッドを必要としないフロッピーディスク
装置等に用いられる磁気ヘッドに関するものである。

従来の技術 第４図は従来のフロッピーヘッドの媒体摺動面を示すも
のである。このヘッドはフェライトより成るコア半体８
とコア半体９をガラス１Ｑによってポンディングせしめ
、形成したリードライトギャップ（Ｒ／Ｗギャップと言
う）を有するリードライトヘッドと、コア半体１３と１
４とをガラス１６によりポンディングすることによって
形成したイレースギャップ１５を有するイレースヘッド
を非磁性ブロックを介して接合したものである。

また第６図は記録媒体上に記録された磁化パターンの軌
跡を示したものである。最初Ｒ／Ｗギャップで記録され
たパターンの幅はＲ／Ｗヘッドのトラック幅ＴＷ１であ
り１次にイレースヘッドがＤＣ電流で励磁されることに
よってイレースヘッドのＴＷ２のトラック申分だけ消去
されて、最終的にＴＷＳ巾の最終パターン１８が残され
る。

以上の様にトラック幅を規制することによって。

あらかじめ記録された媒体上に書込む際にはＴＷ３の両
側にＴＷ２の巾の無信号帯が確保され、信号の再生時に
はヘッドのトラックがＴＷＳ幅の信号帯からずれてもＴ
Ｗ２の幅の無信号帯があるため、隣接するトラックより
雑音となる信号を再生しにくいように構成されである。

フロッピーディスクのように円盤状媒体上でかつ信号が
短波長になるにしたがって上記の記録−消去の一連の動
作を精度よく行なうためにはＲ／Ｗギャップ１２とイレ
ースギャップ１５間の距離を小さくすることが極めて重
要になる。

発明が解決しようとする問題点。

しかしながら従来ヘッドの構成では、機械的に限界が生
じているのが現状であり、また同時にＲ／Ｗ用ヘッドと
イレースヘッドとを二つ異なった機能を持ったヘッドを
接合するなどヘッド製造上。

繁雑な工程をとらなければならないという問題点を有し
ていた。

本発明はこれらの問題を解決し、新規な構造を有する磁
気ヘッドを提供するものである。

問題点を解決するための手段 本発明は第１のフェライトコア半体上に第１の高透磁率
合金膜を形成し、この第１の高透磁率合金膜上に５ｉｎ
２膜などの非磁性膜を形成して再び第２の高透磁率合金
膜を形成し、第２の高透磁率合金膜と第２のコア半体と
を結合させた構成となっている。

作用 本発明は上記した構成により、イレースヘッドを必要と
しない、精度と性能の優れた磁気ヘッドを得るものであ
る。

実施例 第１図は本発明の磁気ヘッドの構成を示し、また、第２
図は媒体摺動面を示すものである。

第１図において、フェライトなどの軟磁性酸化物材料か
ら成る第１のコア半体１上にセンダストやアモルファス
合金などの高透磁率合金膜４をスパッタリングなどの手
段によって約１０μｍ形成した後、　ＳｉＯ□などの非
磁性膜５を０．５μｍ付着せしめ、再び高透磁率合金膜
６を約１０μｍ形成した。その後フェライト材料より成
る第２のコア半体２を高透磁率合金膜６と付合せて１鉛
系ガラス３によってボンディングせしめ構成したもので
ある。

以上の様にして形成したヘッドはコアの中に位置するト
ラック巾ＴＷ３とその両面に角度θだけ傾斜した領域の
トラック巾ＴＷ４が配備されている。したがってヘッド
のトラック巾はＴＷ５となる。このヘッドの巻線窓７に
巻れた巻線２１に電流を流して励磁することによって、
記録媒体上に信号を書き込んだ記録パターンを第３図に
示す。

第３図に示すように、記録トラック２２が隣接トラック
２３とオーバーラツプしても、隣接トラック２３と記録
トラック２２の記録信号間にアジマス角度θを付けてい
るため、再生時に隣接トラック２３からの信号を大巾に
減少せしめることができるものである。また消去ヘッド
が必要なく、従来例に述べたヘッドのごとき、Ｒ／Ｗ）
ラックとイレーストラックとの接着する際の位置合せ精
度が要求されることもないため、極めて寸法精度の良好
なヘッドとなるものである。

なお１高透磁率合金膜としてセンダストを用いた場合に
は、ガラス３として鉛系ガラスの軟化点がＳＯＯ〜８０
０　’Ｃのものを用いれば、ボンディングが可能であり
、まだアモルファス合金の場合には軟化点としてアモル
ファス合金膜の結晶化温度の約８０’Ｃ以下の鉛系ガラ
スを用いた。例えばＧｏ−Ｗｂ−Ｚｒのアモルファス合
金の結晶化温度は組成量によっても若干具なるが６６０
°Ｃであり、ガラスとして軟化点４５０’Ｃの鉛ガラス
を用いた。

なおこのヘッドに用いた高透磁率合金膜の飽和磁束密度
Ｂｓは、センダストで９０００ｇ亀ｕｓｓ　。

Ｇｏ−Ｗｂ−Ｚｒで８０００〜９０００　ｇａｕｓｓ　
　もあり、フェライトの４５００　ｇａｕｓｓ　　の約
２倍の値を有する。

そのため、メタル媒体等の高抗磁力媒体（Ｈｏ：１２ｏ
ｏ〜１５０Ｏ０ａ　　）にも充分記録できる長所を持っ
ている。

また第１のコア半体１上にギャップをスパッタリングに
よって形成する形になっている。そのため第２のコア半
体２の付合せ精度があまり要求されずヘッド構造上ＴＶ
Ｓの精度によるだけとなる。

したがって従来のヘッドと比較して高精度のヘッドが得
られるものである。

発明の効果 以上の様に本発明によればイレースヘッドを必要としな
い、高精度でかつ高抗磁力媒体に記録できるいわゆるフ
ロッピーヘッドが得られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気ヘッドの構成を示す斜視図、第２
図は本発明の磁気ヘッドの媒体摺動面からみた構成図、
第３図は本発明のヘッドで媒体上に記録した時のパター
ン図、第４図は従来ヘッドの媒体摺動面からみた構成図
１第６図は従来ヘッドで媒体上に記録した時のパターン
図である。 １・・・・・・第１のコア半体、２・・・・・・第２の
コア半体、６・・・・・・非磁性膜、子、６・・・・・
・高透磁率／ｈ会徴。 第１図 巷珠悠

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）二つのコア半体が相対して接合する第１のコア半
   体の第１の面と、この第１の面の両側にあって所定の角
   度以上傾斜した第２面上に形成した高透磁率材料より成
   る第１の膜と、前記第１の膜上に形成したＳｉＯ＿２な
   どから成る非磁性膜と、前記非磁性膜上に形成された高
   透磁率材料より成る第２の膜とを有し、前記第２の膜と
   第３のコア半体を接合したことを特徴とする磁気ヘッド
   。
2. （２）高透磁率材料がセンダストであることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の磁気ヘッド。
3. （３）高透磁率材料がアモルファス合金であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気ヘッド。