JPH0122006B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0122006B2
JPH0122006B2 JP56107103A JP10710381A JPH0122006B2 JP H0122006 B2 JPH0122006 B2 JP H0122006B2 JP 56107103 A JP56107103 A JP 56107103A JP 10710381 A JP10710381 A JP 10710381A JP H0122006 B2 JPH0122006 B2 JP H0122006B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solvent
polyimide
polymer
weight
aromatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56107103A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5811006A (ja
Inventor
Hiroshi Makino
Yoshihiro Kusuki
Takashi Harada
Hiroshi Shimazaki
Toshio Ishida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP10710381A priority Critical patent/JPS5811006A/ja
Priority to GB8218983A priority patent/GB2104411B/en
Priority to CA000406837A priority patent/CA1199534A/en
Priority to DE3225618A priority patent/DE3225618C2/de
Publication of JPS5811006A publication Critical patent/JPS5811006A/ja
Priority to US06/574,644 priority patent/US4528004A/en
Publication of JPH0122006B2 publication Critical patent/JPH0122006B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
この発明は、可溶性芳銙族ポリむミドたたは可
溶性芳銙族ポリアミツク酞が、そのポリマヌを溶
解する有機極性溶媒(A)ず、ポリむミド䞍溶性であ
぀お前蚘有機極性溶媒(A)より蒞発速床の遅い芳銙
族系溶媒(B)ずの混合溶媒(C)に、溶解しおいるポリ
マヌ組成物を、ドヌプ液ずしお䜿甚しお、也匏補
膜法で、透過性胜が高く分離性胜の䜎いポリむミ
ド分離膜を圢成し、そのポリむミド分離膜に、可
溶性芳銙族ポリむミドたたは可溶性芳銙族ポリア
ミツク酞の垌薄溶液を、塗垃し、也燥・加熱し
お、ポリむミド耇合分離膜を補造する方法に係
る。 この発明の方法で埗られる耇合分離膜は、芳銙
族ポリむミドで党䜓が圢成されおおり、耐熱性、
機械的匷床が優れおおり、埌述するガス透過テス
トにおけるガス分離性胜が極めお優れおいる分離
膜である。 埓来、芳銙族ポリむミド分離膜ずしおは、䟋え
ば、特開昭49−45152号公報、特開昭50−99971号
公報、特開昭56−21602号公報などにおいお、也
匏補膜法、湿匏補膜法などによ぀お補造できるこ
ずが知られおいた。 しかしながら、公知の方法で埗られた芳銙族ポ
リむミド分離膜は、ガス分離・濃瞮甚に䜿甚する
堎合に、埌述のガス透過テストにおける分離性
胜、䟋えば、氎玠ず䞀酞化炭玠ずの透過床の比
PH2PCOで瀺される分離性胜が充分に高い
ものではなく、せいぜい90皋床以䞋、通垞80以䞋
であ぀た。たた、公知の方法で埗られた芳銙族ポ
リむミド分離膜は、分離性胜の高いものが、ガス
透過性胜䟋えば、氎玠の透過床PH2で瀺すの
劣るものであ぀お、ガス透過性胜ずガス分離性胜
ずを共に奜適に有するものがなか぀たのである。 この発明者らは、ガス分離性胜は小さいがガス
透過性胜は高い芳銙族ポリむミド分離膜倚孔質
膜たたはそれに近いものを也匏補膜法で補造す
る方法に぀いお皮々研究し、すでに、特願昭56−
54965号特開昭57−170934号、特願昭56−
54966号特開昭57−170935号、特願昭56−
54967号特開昭57−170936号ずしお特蚱出願
しおいる。 この発明者らは、也匏補膜法で補造した分離性
胜の小さな芳銙族ポリむミド分離膜に぀いお、そ
の分離性胜を向䞊させる方法に぀いお鋭意研究し
た結果、前蚘特定の分離性胜の䜎い芳銙族ポリむ
ミド分離膜に、可溶性芳銙族ポリむミドたたは可
溶性芳銙族ポリアミツク酞の垌薄溶液を、塗垃
し、也燥・加熱するこずによ぀お、予想倖に高い
分離性胜を有する芳銙族ポリむミド耇合分離膜が
埗られるこずを芋出し、この発明を完成した。 すなわち、この発明は、可溶性芳銙族ポリむミ
ドたたは可溶性芳銙族ポリアミツク酞芳銙族ポ
リむミド前駆䜓が、前蚘ポリマヌを溶解する有
機極性溶媒(A)100重量郚ず、前蚘ポリマヌ、特に
芳銙族ポリむミド䞍溶性であ぀お蒞発速床が前蚘
溶媒(A)より遅い芳銙族系溶媒(B)〜150重量郚ず
の混合溶媒(C)に、ポリマヌ濃床〜30重量ずな
るように均䞀に溶解しおいるポリマヌ溶液組成物
をドヌプ液ずしお䜿甚し、そのドヌプ液の薄膜
平膜状、管状、䞭空糞状などを圢成し、その
薄膜を也燥・加熱しお各溶媒を埐々に陀去しお、
透過性胜が高く分離性胜の䜎いポリむミド分離膜
を圢成し、 そのポリむミド分離膜に、 (a) その分離膜を圢成しおいるポリむミド䞍溶性
の有機溶媒(D)100重量郚ず可溶性芳銙族ポリア
ミツク酞0.01〜重量郚ずからなるポリマヌ垌
薄溶液、たたは、 (b) 前蚘有機溶媒(D)を䞻成分ずし、可溶性芳銙族
ポリむミドの溶媒であるプノヌル系溶媒(E)を
15重量以䞋含有するポリマヌ埮量溶解性溶媒
(F)100重量郚ず、可溶性芳銙族ポリむミド0.01
〜重量郚ずからなるポリマヌ垌薄溶液を、 塗垃し、 その塗垃局を、也燥・加熱しお溶媒を埐々に陀
去するこずを特城ずするポリむミド耇合分離膜の
補造方法に関する。 この発明の方法は、特定のポリマヌ溶液組成物
をドヌプ液ずしお䜿甚しお、也匏補膜法で、比范
的分離性胜の䜎いポリむミド分離膜を圢成する第
工皋、および、そのポリむミド分離膜に、可溶
性芳銙族ポリむミドたたは可溶性芳銙族ポリアミ
ツク酞の特定の垌薄溶液を、塗垃し、也燥・加熱
する第工皋からなる単玔な二工皋でポリむミド
耇合分離膜を補造するので、高性胜の芳銙族ポリ
むミド耇合分離膜を再珟性よく安定的に補造でき
る新芏な方法である。 この発明の方法によ぀お補造されるポリむミド
耇合分離膜は、膜党䜓が芳銙族ポリむミドで圢成
されおいるので、優れた耐熱性ず機械的匷床ずを
有しおおり、しかも、埌述のガス透過テストにお
けるガス分離性胜が極めお優れおおり、䟋えば、
氎玠ず䞀酞化炭玠ずの分離性胜氎玠ず䞀酞化炭
玠ずの透過床の比PH2PCOが、玄95以
䞊、特定の条件では100〜350皋床ず、芳銙族ポリ
むミドの均質膜ずしおも、優れおおり、さらに、
氎玠の透過性胜氎玠の透過床PH2が、×
10-7cm3cm2・sec・cmHg以䞊、特に×10-7cm3
cm2・sec・cmHg以䞊ず速いのである。 以䞋、この発明の方法に぀いお、さらに詳しく
説明する。 この発明においお、分離性胜の䜎いポリむミド
分離膜を圢成するために䜿甚するポリマヌ組成物
ドヌプ液䞭のポリマヌは、䞀般匏
【匏】およびたた は
【匏】 ただし、は芳銙族テトラカルボン酞成分に係
る芳銙族残基であり、R′は芳銙族ゞアミン成分
に係る芳銙族残基であるで瀺される反埩単䜍か
ら実質的になる可溶性芳銙族ポリむミドたたは可
溶性芳銙族ポリアミツク酞である。 前蚘のポリマヌは、芳銙族テトラカルボン酞成
分ず芳銙族ゞアミン成分ずを、有機極性溶媒䞭、
重合、たたは重合およびむミド環化しお埗られ
る。 前述の䞀般匏たたはを構成するこ
ずになる芳銙族残基に係る芳銙族テトラカルボ
ン酞成分ずしおは、䟋えば、3′4′−ビ
プニルテトラカルボン酞、3′4′−ビ
プニルテトラカルボン酞、3′4′−ベ
ンゟプノンテトラカルボン酞、−ビス
−ゞカルボキシプニルプロパン、ビ
ス−ゞカルボキシプニルメタン、ビ
ス−ゞカルボキシプニルスルホン、
ビス−ゞカルボキシプニル゚ヌテ
ル、ビス−ゞカルボキシプニルチオ
゚ヌテル、ピロメリツト酞、あるいはそれらの酞
無氎物、塩たたぱステル化誘導䜓を挙げるこず
ができる。 前述の䞀般匏たたはを構成するこ
ずになる芳銙族残基R′に係る芳銙族ゞアミン成
分ずしおは、䟋えば、4′−ゞアミノゞプニ
ル゚ヌテル、3′−ゞメチル−4′−ゞアミ
ノゞプニル゚ヌテル、3′−ゞメトキシ−
4′−ゞアミノゞプニル゚ヌテル、3′−
ゞアミノゞプニル゚ヌテル、4′−ゞアミノ
ゞプニル゚ヌテルなどのゞプニル゚ヌテル系
ゞアミン、4′−ゞアミノゞプニルチオ゚ヌ
テル、3′−ゞメチル−4′−ゞアミノゞフ
゚ニルチオ゚ヌテル、3′−ゞアミノゞプニ
ルチオ゚ヌテルなどのゞプニルチオ゚ヌチル系
ゞアミン、4′−ゞアミノベンゟプノン、
3′−ゞメチル−4′−ゞアミノベンゟプ
ノン、3′−ゞアミノベンゟプノンなどのベ
ンゟプノン系ゞアミン、4′−ゞアミノゞフ
゚ニルメタン、3′−ゞメトキシ−4′−ゞ
アミノゞプニルメタン、3′−ゞアミノゞフ
゚ニルメタンなどのゞプニルメタン系ゞアミ
ン、−ビス−アミノプニルプロパ
ン、−ビス−アミノプニルプロパ
ンなどのビスプニルプロパン系ゞアミン、
4′−ゞアミノゞプニルスルホン、3′−ゞア
ミノゞプニルスルホンなどのゞプニルスルホ
ン系ゞアミン、3′−ゞメチルベンチゞン、
3′−ゞメトキシベンチゞン、3′−ゞアミ
ノビプニルなどのビプニル系ゞアミン、たた
は、−、−、−プニレンゞアミンなどを
挙げるこずができる。 この発明の方法においおは、前蚘ポリマヌずし
おは、特に、芳銙族テトラカルボン酞成分ずし
お、ビプニルテトラカルボン酞、たたはその酞
無氎物、あるいはベンゟプノンテトラカルボン
酞、たたはその酞無氎物を䜿甚し、芳銙族ゞアミ
ン成分ずしお、個のベンれン栞を有するゞアミ
ン化合物を䞻成分ずするゞアミンを䜿甚しお、䞡
成分を略等モル重合しお埗られた可溶性芳銙族ポ
リむミドたたは可溶性芳銙族ポリアミツク酞が、
奜適である。 この発明の方法においお䜿甚するポリマヌ組成
物は、前述の可溶性芳銙族ポリむミドたたは可溶
性芳銙族ポリアミツク酞が、前蚘ポリマヌを溶解
する有機極性溶媒(A)100重量郚ず、ポリマヌ䞍溶
性であ぀お蒞発速床が前溶媒(A)より遅い芳銙族系
溶媒(B)〜150重量郚、特に〜130重量郚ずの混
合溶媒(C)に、ポリマヌ濃床玄〜30重量、奜た
しくは〜25重量ずなるように溶解しおいるポ
リマヌ溶液組成物である。 前蚘の有機極性溶媒(A)ずしおは、前述の䞀般匏
およびたたはで瀺される反埩単䜍
で実質的に構成されおいる可溶性芳銙族ポリむミ
ドたたは可溶性芳銙族ポリアミツク酞を、溶媒(A)
単独で、玄重量以䞊、特に重量以䞊、均
䞀に溶解するこずができる有機極性溶媒であれば
よく、䟋えば、前述の䞀般匏で瀺される反
埩単䜍を玄70以䞊、特に80以䞊有する可溶性
芳銙族ポリむミドただし、芳銙族残基がビフ
゚ニルテトラカルボン酞類たたはベンゟプノン
テトラカルボン酞類などに係るものであるの堎
合には、有機極性溶媒(A)ずしお、プノヌル、
−、−たたは−クレゟヌル、キシレノヌル
類、カルバクロヌル、チモヌルなどの䞀䟡プノ
ヌル化合物、ピロカテコヌル、レゟルシノヌル、
ヒドロキノンなどの二䟡プノヌル化合物、ある
いは、それらのプノヌル化合物のハロゲン化物
−クロルプノヌル、−クロルプノヌル、
−ブロムプノヌル、−ブロムプノヌル、
−クロル−−ヒドロキシトル゚ン、−クロ
ル−−ヒドロキシトル゚ン、−クロル−−
ヒドロキシトル゚ン、−クロル−−ヒドロキ
シトル゚ン、−ブロム−−ヒドロキシトル゚
ン、−ブロム−−ヒドロキシトル゚ン、−
ブロム−−ヒドロキシトル゚ン、−ブロム−
−ヒドロキシトル゚ン、−ブロム−−ヒド
ロキシトル゚ンなどを挙げるこずができ、た
た、前述の䞀般匏で瀺される反埩単䜍を玄
40以䞊、特に50以䞊有し、残郚が䞀般匏
で瀺される反埩単䜍である可溶性芳銙族ポ
リアミツク酞の堎合には、有機極性溶媒(A)ずし
お、−ゞメチルホルムアミド、−ゞ
゚チルホルムアミド、−ゞメチルアセトア
ミド、−゚チルアセトアミド、−メチル
カプロラクタム、−メチル−−ピロリドンな
どのアミド系溶媒、ゞメチルスルホキシド、ゞ゚
チルスルホキシドなどのスルホキシド化合物、ヘ
キサメチルフオスホルアミド、ゞメチルスルホ
ン、テトラメチレンスルホン、ゞメチルテトラメ
チレンスルホン、テトラメチル尿玠、テトラ゚チ
ル尿玠などを挙げるこずができる。 前蚘の芳銙族系溶媒(B)ずしおは、前述のポリマ
ヌ、特に芳銙族ポリむミド粉末を重量以
䞊、特に1.5重量以䞊溶解せず、しかも、也匏
補膜時の也燥・加熱におけるドヌプ液の薄膜から
の薄発速床が前蚘溶媒(A)より遅い芳銙族系溶媒で
あればよく、前蚘溶媒ず互に盞溶性であるこずが
必芁である。 その芳銙族系溶媒(B)ずしおは、䟋えば、前述の
有機極性溶媒(A)の沞点より少くずも℃、特に奜
たしくは10〜200℃高い沞点を有し、ポリマヌ䞍
溶性の芳銙族系溶媒であるこずが奜適であり、フ
゚ナンスレン、α−クロルナフタリン、トリプ
ニルフオスフむン、トリプニルアミン、アント
ラセン、ナフタリン、−メチルナフタリン、
−メチルナフタリン、−ベンズアントラセ
ン、−たたは−タヌプニル、アニリン、ゞ
プニル゚ヌテルなどを奜適に挙げるこずができ
る。 なお、前蚘芳銙族系溶媒(B)ずしおは、その他
に、特願昭56−54965号明现曞特開昭57−
170934号公報、特願昭56−56966号明现曞特開
昭57−170935号公報、特願昭56−54967号明现曞
特開昭57−170936号公報に、添加溶媒ずしお
䟋瀺した芳銙族系溶媒を、適宜䜿甚するこずがで
きる。 この発明においお、混合溶媒(C)は、前述のポリ
マヌを、玄〜30重量の濃床で均䞀に溶解しう
るものでなければならない。 この発明の方法では、前述のポリマヌ溶液組成
物をドヌプ液ずしお䜿甚し、そのドヌプ液の薄膜
を圢成し、その薄膜を也燥・加熱しお各溶媒を埐
埐に陀去しお、也匏補膜法で、透過性胜が高く分
離性胜の䜎いポリむミド分離膜をたず圢成するの
である。 前蚘の也匏補膜法は、公知の方法を適宜採甚す
るこずができ、あるいは、前蚘特願昭56−54965
号明现曞特開昭57−170934号公報、特願昭56
−54966号明现曞特開昭57−170935号公報、特
願昭56−54967号明现曞特開昭57−170936号公
報明现曞に蚘茉されおいる也匏補膜法をそのた
た採甚するこずができる。 この発明の方法では、ポリむミド分離膜の圢成
法ずしおは、特願昭56−54967号明现曞特開昭
57−170936号公報明现曞に蚘茉されおいるず同
様に、芳銙族テトラカルボン酞成分ず芳銙族ゞア
ミン成分ずから埗られたポリアミツク酞が、有機
極性溶媒(A)100重量郚ず芳銙族系溶媒(B)〜150重
量郚ずの混合溶媒(C)に、ポリマヌ濃床玄〜30重
量ずなるように均䞀に溶解しおいるポリアミツ
ク酞組成物を、補膜甚のドヌプ液ずしお䜿甚し、 そのドヌプ液の薄膜を玄〜120℃で圢成し、 その薄膜を、玄20〜400℃の枩床で也燥・加熱
しお、各溶媒を埐々に陀去するず共に、ポリアミ
ツク酞をむミド環化しお、分離性胜の䜎い芳銙族
ポリむミド分離膜倚孔質膜、たたはそれに類䌌
の膜を補造する也匏補膜法が、最適である。 この発明の也匏補膜法では、ドヌプ液は、補膜
に先立぀お、20〜120℃、特に奜たしくは30〜110
℃の枩床で、ろ過および脱泡しお䜿甚するこずが
奜たしい。 この発明の方法においお、補膜の具䜓的な方法
ずしおは、各皮のポリマヌ溶液組成物のドヌプ液
から、溶液流延法などの也匏法で薄膜を圢成でき
る公知のどのような補膜方法でもよいが、䟋え
ば、前述のポリアミツク酞組成物のドヌプ液を、
ろ過および脱泡した埌、玄〜120℃、奜たしく
は30〜110℃の枩床で、平滑面を有する基材の衚
面䞊に塗垃たたは流延し、ドヌプ液の薄膜を圢成
し、その基材䞊の薄膜から、各溶媒を埐々に陀去
するために、その薄膜を、玄30〜400℃の枩床で
加熱也燥し、薄膜を固化するず共に、ポリアミツ
ク酞のアミド−酞結合をむミド環化し、最埌に、
固化およびむミド化した薄膜を基材から匕き剥す
こずによ぀お、䜎い分離性胜のポリむミド分離膜
を補造する也匏補膜法が奜適である。 前蚘の加熱也燥は、ドヌプ液の薄膜から各溶媒
を埐々に陀去し、薄膜内のポリマヌをむミド化す
るためであるが、加熱也燥の初期には、䞻ずしお
ドヌプ液の薄膜から各溶媒を埐々に陀去し、次い
で、溶媒が倧郚分陀去した薄膜䞭のポリマヌのむ
ミド化を促進させるように、加熱也燥するこずが
奜たしい。 この発明の方法では、補膜の加熱也燥ずしお
は、最初、玄20〜150℃皋床の枩床範囲で薄膜を
加熱也燥し、次いで、150〜400℃の枩床範囲で薄
膜を加熱也燥するず共にポリマヌをむミド化する
こずが奜たしい。前蚘の各段階の加熱也燥は、各
枩床範囲においおしだいに枩床を䞊昇しおい぀お
もよいが、各枩床範囲内で、耇数段階で枩床䞊昇
させおもよく、特に埌半の加熱也燥150〜400
℃では、第段階で150〜250℃の枩床ずし、第
段階で、前蚘第段階より30〜100℃高い枩床
ずし、第段階で、前蚘第段階より30〜100℃
高い枩床ずしお行うこずが奜適である。 前述の薄膜の加熱也燥においお、各段階の加熱
也燥時間は、ドヌプ液のポリマヌ、各溶媒の皮
類、ドヌプ液のポリマヌ濃床、各也燥枩床などに
よ぀お倉わるものであるので、各具䜓䟋で適宜決
めればよい。 前述の補膜に䜿甚する平滑面を有する基材ずし
おは、䟋えば、ガラス板、衚面平滑銅板、鋌板、
たたは適圓な金属メツキが斜された金属板、ある
いは剥離性胜のある耐熱性の暹脂板など、さらに
衚面平滑な金属ロヌルたたはベルトなどを挙げる
こずができる。 この発明の方法においお、吐出時の回転粘床が
箄500〜1000000センチポアズであるポリアミツク
酞組成物からなるドヌプ液を、玄〜120℃の吐
出枩床で、玄0.1〜mmの間隔に空隙郚を有する
スリツト抌出し金型から抌し出し吐出し、
回動しおいる衚面平滑な金属ロヌルたたはベルト
䞊に受けお、その金属ロヌルたたはベルト䞊に蚭
けたドクタヌナむフおよびドヌプ液の自然流延性
によ぀お均䞀な厚さの薄膜を圢成し、次いで、回
動する金属ロヌルたたはベルト䞊の薄膜に加熱さ
れた䞍掻性気䜓を吹き぀けるか、電熱線を照射し
お、玄30〜400℃の枩床範囲内で加熱也燥しお溶
媒を埐々に陀去し、ポリマヌをむミド化し、薄膜
をポリむミド膜ずしお固化し、さらに固化したポ
リむミド膜を金属ロヌルたたはベルトから匕き剥
すこずによ぀お、連続的に䜎い分離性胜のポリむ
ミド分離膜を也匏法で補造するこずができる。 なお、ドヌプ液ずしお、可溶性芳銙族ポリむミ
ド組成物を䜿甚しお、也匏補膜法でポリむミド分
離膜を圢成する堎合には、ドヌプ液の薄膜を圢成
する枩床を〜200℃ず広範囲ずするこずができ
るこず、たた、固化した薄膜のポリマヌをむミド
環化する必芁がないこずのほかは、前述の芳銙族
ポリアミツク酞組成物をドヌプ液ずしお䜿甚する
也匏補膜法ず同様にしおポリむミド分離膜を圢成
するこずができる。 この発明の方法においおは、前述のようにしお
ポリマヌ組成物ドヌプ液から也匏補膜法で透
過性胜が高く分離性胜の䜎いポリむミド分離膜を
圢成するのであるが、そのポリむミド分離膜は、
埌述のガス透過テストにおいお、氎玠の透過床
PH2が玄×10-7cm3cm2・sec・cmHg以䞊、特に
×10-7cm3cm2・sec・cmHg以䞊、さらに×
10-1〜9.5×10-6cm3cm2・sec・cmHg皋床であ぀
お、氎玠ず䞀酞化炭玠ずの透過床の比PH2
PCOが玄50以䞋、特に40以䞋、さらに2.5〜30
皋床であればよい。 なお、前蚘ポリむミド分離膜は、前述の也燥・
加熱によ぀お、前述の混合溶媒(C)の各溶媒(A)およ
び(B)を完党に陀去しおした぀たものでなくおもよ
く、有機極性溶媒(A)および芳銙族系溶媒(B)の䞀郚
が分離膜内に埮量残存しおいおもよい。 この発明の方法においお、第工皋で前述のポ
リむミド分離膜を圢成し、次いで、第工皋で、
その芳銙族ポリむミド分離膜に、 (a) その分離膜を圢成しおいる芳銙族ポリむミド
を実質的に溶解しない有機溶媒ポリむミド䞍
溶性の有機溶媒(D)100重量郚ず、可溶性芳銙
族ポリアミツク酞芳銙族ポリむミド前駆䜓
0.01〜重量郚、奜たしくは0.05〜2.0重量郚ず
からなるポリマヌ垌薄溶液、或いは、 (b) 前蚘有機溶媒(D)を䞻成分ずし、可溶性芳銙族
ポリむミドの溶媒であるプノヌル系溶媒(E)を
15重量以䞋、奜たしくは12重量以䞋含有し
おいるポリマヌ埮量可溶性溶媒(F)100重量郚ず、
可溶性芳銙族ポリむミド0.01〜重量郚、奜た
しくは0.05〜2.0重量郚ずからなるポリマヌ垌
薄溶液を、塗垃し、 その塗垃局を、也燥・加熱しお溶媒を埐々に陀去
しお、ポリむミド耇合分離膜を補造するのであ
る。 前蚘のポリマヌ埮量溶解性溶媒(F)ずしおは、前
蚘ポリマヌ埮量可溶性溶媒(F)100重量郚あたり、
前蚘可溶性芳銙族ポリむミドたたは芳銙族ポリア
ミツク酞を0.01〜重量郚溶解するこずができる
ず共に、前述の分離膜を圢成しおいる芳銙族ポリ
むミドを玄重量以䞊、特に重量以䞊溶解
するこずができないものであれば、どのような皮
類、組成のものであ぀おもよいが、少くずも、前
述の分離膜を圢成しおいるポリむミドを玄重量
以䞊溶解しない有機溶媒(D)を䞻成分ずするもの
でなければならない。 そのポリマヌ埮量溶解性溶媒(F)ずしおは、ポリ
むミド䞍溶性の有機溶媒(D)が、可溶性芳銙族ポリ
むミドたたは可溶性芳銙族ポリアミツク酞を0.01
〜重量の埮量溶解できるものであれば、その
有機溶媒(D)の単独であ぀おもよく、たた、ポリむ
ミド䞍溶性の有機溶媒(D)がた぀たくポリマヌを溶
解しないものであれば、ポリマヌを重量以
䞊、特に重量以䞊溶解するこずができる有機
極性溶媒(A)を添加しお䜵甚した混合溶媒であ぀お
もよい。 ポリマヌ垌薄溶液䞭のポリマヌずしお、䞀般匏
で瀺される反埩単䜍を玄40以䞊、特に50
以䞊、さらに奜たしくは60以䞊含有し、残郚
が䞀般匏で瀺される反埩単䜍である芳銙族
ポリアミツク酞を遞んだ堎合には、䟋えば、アセ
トアミド、ホルムアミド、−メチル−−ピロ
リドン、−ゞメチルアセトアミド、
−ゞ゚チルアセトアミド、−ゞメチルホル
ムアミド、−ゞ゚チルホルムアミド、−
メチルカプロラクタムなどのアミド系溶媒、ゞメ
チルスルホキシド、ゞ゚チルスルホキシドなどの
アルキルスルホキシド系溶媒、テトラメチル尿
玠、テトラ゚チル尿玠などのアルキル尿玠系溶
媒、ゞオキサン、トリオキサンなどの環状゚ヌテ
ル系溶媒、グリコヌル系溶媒、ゞグラむムなど、
あるいはそれらの混合溶媒は、芳銙族ポリアミツ
ク酞を0.01〜重量、たたはそれ以䞊の濃床で
溶解するこずができるず共に、分離膜を圢成しお
いるポリむミドを重量以䞊溶解するこずがな
いので、単独で䜿甚するこずができるポリむミド
䞍溶性の有機溶媒(D)ずしお、あるいは、ポリマヌ
埮量溶解性溶媒(F)甚に䜿甚される有機溶媒(D)ずし
お奜適である。 たた、ポリマヌ垌薄溶液䞭のポリマヌずしお、 䞀般匏 たたは ただし、R′は前述のずおりであるで瀺され
る反埩単䜍を70以䞊、特に80以䞊、さらに奜
たしくは90以䞊有する可溶性芳銙族ポリむミド
を遞んだ堎合には、ポリマヌ埮量溶解性溶媒(F)ず
しおは、䟋えば、ハロゲン化炭化氎玠クロルベ
ンれン、−ゞクロルベンれン、−ト
リクロルベンれン、ブロムベンれン、−ゞブロ
ムベンれン、−クロルトル゚ン、α−クロルナ
フタリン、α−ブロムナフタリンなどの芳銙族炭
化氎玠のハロゲン化物、−テトラ
クロル゚タン、−テトラブロム゚
タン、−ゞクロロプロパン、−ゞク
ロロ゚タン、ゞクロルメタン、クロロホルム、四
塩化炭玠などのハロゲン化飜和炭化氎玠、あるい
はそれらの混合物、たたは、前述のアミド系溶
媒、アルキルスルホキシド系溶媒、アルキル尿玠
系溶媒、環状゚ヌテル系溶媒、グリコヌル系溶媒
などの有機溶媒(D)85〜95重量ず、少量のプノ
ヌル系溶媒(E)プノヌル、クレゟヌル、キシレ
ノヌル、ハロゲン化プノヌル、ハロゲン化クレ
ゟヌル、ピロカテコヌルなど〜15重量ずの
混合溶媒が、前述の䞀般匏たたはの
芳銙族ポリむミドを埮量溶解しうるず共に、分離
膜を圢成しおいる芳銙族ポリむミドを重量以
䞊溶解するこずがないので奜適である。 なお、前述の䞀般匏たたはの反埩
単䜍以倖の䞀般匏の反埩単䜍からなる芳銙
族ポリむミドに぀いおは、溶解性胜を有する溶媒
が芋出されおいないので、それらの前駆䜓である
可溶性芳銙族ポリアミツク酞の垌薄溶液ずするこ
ずが奜たしい。 この発明の方法においおは、ポリマヌ垌薄溶液
䞭のポリマヌは、前述の補膜甚ドヌプ液のポリマ
ヌ組成物䞭のポリマヌ、すなわち、䞀般匏
およびたたはで瀺される反埩単䜍から実
質的になる可溶性芳銙族ポリむミドたたは可溶性
芳銙族ポリアミツク酞ず同様のポリマヌを、䜿甚
するこずができ、その可溶性芳銙族ポリむミドず
しおは、前述の䞀般匏たたはで瀺さ
れる反埩単䜍を70以䞊、特に80以䞊、さらに
奜たしくは90以䞊有する可溶性芳銙族ポリむミ
ドが奜適であり、たた、可溶性芳銙族ポリアミツ
ク酞ずしおは、䞀般匏で瀺される反埩単䜍
を玄50以䞊、さらに奜たしくは60以䞊含有
し、残郚が䞀般匏で瀺される反埩単䜍で圢
成されおいる可溶性の芳銙族ポリアミツク酞が奜
たしい。 ポリマヌ垌薄溶液䞭のポリマヌは、察数粘床
30℃、0.5100ml溶媒が、玄0.1〜、特に
0.2〜皋床であるこずが奜たしい。 たた、ポリマヌ垌薄溶液は、その回転粘床30
℃が、〜50䞇センチポアズ、特に〜䞇セ
ンチポアズ皋床であればよい。 この発明の方法においお、前述のポリマヌ垌薄
溶液は、ポリマヌ濃床が䜙り小さくなり過ぎるず
芳銙族ポリむミド分離膜に党面的に安定したポリ
むミド均質局を圢成するこずができなくなり、最
終的に埗られる耇合分離膜のガス分離性胜が高く
ならないので適圓ではなく、䞀方ポリマヌ濃床が
䜙りに倧きくなり過るず、ポリマヌが析出しおし
た぀たり、ポリむミド分離膜に圢成されるポリむ
ミド均質局が厚くな぀おしたい、最終的に埗られ
る耇合分離膜がガス透過性胜の極めお悪化したも
のずなるので適圓ではない。 この発明の方法では、芳銙族ポリむミド分離膜
にポリマヌ垌薄溶液を塗垃する方法は、皮々の方
法で塗垃するこずができるが、その塗垃枩床は、
ポリマヌ垌薄溶液䞭の溶媒が急速に蒞発、沞ずう
しおしたわない枩床であ぀お、垌薄溶液が䞀郚固
化たたはゲル化しない枩床であり、さらに垌薄溶
液の各成分が析出しない枩床であるこずが望たし
く、䟋えば、〜80℃、特に〜50℃皋床であれ
ばよく、たた、その塗垃の具䜓的操䜜方法は、䟋
えば、ポリむミド分離膜の衚面にポリマヌ垌薄溶
液を流延しお均䞀な厚さで塗垃する方法、ポリむ
ミド分離膜の衚面にポリマヌ垌薄溶液をスプレヌ
噎霧しお塗垃する方法、ポリむミド分離膜を
ポリマヌ垌薄溶液で濡らされたロヌルず接觊させ
お塗垃する方法、さらにポリむミド分離膜をポリ
マヌ垌薄溶液に浞挬しお含浞・塗垃する方法など
を挙げるこずができる。 前述のポリマヌ垌薄溶液の塗垃に先立぀お、ポ
リむミド分離膜を、䟋えば、䜎玚アルコヌル、䜎
分子量のケトン、ベンれン系溶媒、䜎分子量の脂
肪族酞゚ステル、脂肪族炭化氎玠、脂環族炭化氎
玠などの䜎沞点玄150℃以䞋で䜎粘床の溶媒
に、浞挬させお、膜の衚面のみ溶媒を陀去しお、
膜の内郚にそれらの溶媒を含浞させた埌、前述の
塗垃操䜜を行うず、ポリマヌ垌薄溶液が分離膜の
衚面局にだけ薄く塗垃できるので奜適である。 この発明の方法においお、ポリマヌ垌薄溶液の
塗垃局の也燥・加熱は、溶媒を埐々に陀去できれ
ばどのような方法で行぀おもよく、䟋えば玄20〜
300℃、特に25〜250℃の加枩たたは加熱䞋で、䞍
掻性気䜓の流通䞋に行うこずが奜たしく、さらに
前述の20〜300℃においお枛圧状態で行぀おもよ
い。前述の塗垃局の也燥・加熱においお、也燥・
加熱を、䜎枩から高枩ぞ段階的に行うこずが、塗
垃局の溶媒を埐々に陀去するために適圓であり、
䟋えば、玄20〜80℃、特に25〜60℃皋床の枩床
で、䞍掻性気䜓䟋えば、也燥空気、也燥窒玠ガ
スなどの流通䞋に、0.1〜50時間、特に0.5〜30
時間、颚也を行い、次いで、玄80〜150℃、特に
85〜140℃皋床の枩床で0.1〜10時間、特に0.2〜
時間、加熱也燥し、さらに必芁であれば、玄
150〜300℃、特に160〜250℃の枩床で、0.1〜20
時間、特に0.2〜10時間皋床、加熱凊理するこず
が奜たしい。この発明では、塗垃局の也燥・加熱
を、前述の方法よりさらに倚段階で昇枩しながら
行぀おもよく、たた、䜎枩床で枛圧䞋に行぀おも
よい。 なお、ポリマヌ垌薄溶液が、可溶性芳銙族ポリ
アミツク酞を含有する堎合には、その垌薄溶液の
塗垃局の也燥・加熱は、最終的に150℃以䞊に昇
枩しおポリマヌをむミド化環化するこずが奜たし
い。 なお、前述の塗垃局の也燥・加熱においおは、
塗垃局から溶媒を完党に陀去しおしたう必芁はな
く、塗垃局の溶媒の䞀郚埮量が残留しおいお
も、その塗垃局が実質的に凝固たたは固化しおガ
ス分離局ずしお䜿甚できる状態であればよい。 この発明の方法によ぀お補造されるポリむミド
耇合分離膜は、芳銙族ポリむミド倚孔質局厚さ
〜500Ό、等に〜300Όず、ポリむミド均質
局厚さ5Ό以䞋、特に1Ό以䞋ずが䞀䜓に接合
されおいる耇合分離膜であり、耇合分離膜党䜓が
芳銙族ポリむミドずいう耐熱性の玠材で構成され
おいるので、ガス分離に甚いる際の䜿甚枩床が垞
枩から玄200℃たであるいは200℃以䞊ず広範囲で
ある。 䞀方、この発明の方法で補造される芳銙族ポリ
むミド耇合分離膜は、ガス透過テストにおいお、
優れたガス透過速床ずガス分離性胜ずを同時に有
しおおり、䟋えば、氎玠ガス透過床PH2が
×10-7cm3cm2・sec・cmHg以䞊であ぀お、氎玠ず
䞀酞化炭玠ずの分離性胜PH2PCOで瀺す
が95以䞊ず高いのである。 以䞋、次に参考䟋、実斜䟋を瀺す。 実斜䟋においお、ガス透過テストは、面積
14.65cm2のステンレス補セルにポリむミド耇合
分離膜を蚭眮し、氎玠、䞀酞化炭玠を各々0.5〜
Kgcm2に加圧しお、分離膜を透過しお来るガス
量を流量蚈で各詊隓枩床においお枬定した。 各ガスの透過床は、次の匏で算出した。 透過床ガス透過量STP膜面積×透過時間×圧
力差 cm3cm2・sec・cmHg なお、分離膜の分離性胜は、氎玠の透過床
PH2ず䞀酞化炭玠の透過床PCOずの比
PH2PCOで瀺す。 参考䟋  3′4′−ブ゚ニルテトラカルボン酞二
無氎物−BPDA40ミリモル、4′−ゞア
ミノゞプニル゚ヌテルDADE40ミリモル、
および−メチル−−ピロリドンNMP
178を、撹拌機ず窒玠ガス導入管ずが付蚭され
たセパラブルフラスコに入れお、窒玠ガスを流通
し、撹拌しながら、20℃の枩床で時間、重合し
お、ポリアミツク酞を生成し、ポリアミツク酞を
含有する反応液を補造した。 この芳銙族ポリアミツク酞の察数粘床30℃、
濃床0.5100mlNMPが1.95であり、赀倖線
吞収スペクトルで枬定したむミド化率が以䞋
であ぀た。 なお、ポリマヌの察数粘床は、次匏で算出し
た。 察数粘床自然察数溶液の粘床/溶媒の粘床溶
液䞭のポリマヌ濃床 参考䟋  −BPDAのかわりにピロメリツト酞二無氎
物PMDAを䜿甚したほかは、参考䟋ず同
様にしお、ポリアミツク酞を生成し、ポリアミツ
ク酞を含有する反応液を補造した。 そのポリアミツク酞の察数粘床参考䟋ず同
様に枬定が1.35であり、むミド化率が以䞋
であ぀た。 参考䟋  −BPDA40ミリモル、DADE40ミリモルお
よびパラクロルプノヌルPCP178を、参
考䟋ず同様のセパラブルフラスコに入れお、窒
玠ガスを流通し、撹拌しながら、反応液を垞枩か
ら180℃たで玄50分間で昇枩し、さらにその反応
液を180℃に6.5時間、撹拌しながら維持しお、重
合およびむミド環化を段で行぀お、粘皠なポリ
むミド溶液を補造した。 そのポリむミド溶液䞭のポリむミドは、察数粘
床30℃、濃床0.5100ml溶媒、溶媒PCP4
容量ずオル゜クロルプノヌル容量ずの混合溶
媒が2.18であり、赀倖線吞収スペクトルで枬定
したむミド化率が95以䞊であ぀た。 参考䟋  3′4′−ベンゟプノンテトラカルボ
ン酞二無氎物BTDA57.4ミリモル、
DADE57.4ミリモル、NMP270を、参考䟋ず
同様のセパラブルフラスコに入れお、窒玠ガスを
流通し撹拌しながら、20℃で時間、重合反応を
行い、ポリアミツク酞を生成させ、次いで、その
反応液にNMP200ずピリゞン27.5ず無氎酢酞
35.5ずを加えお、匷く撹拌しながら埐々に80℃
たで昇枩し、その枩床に時間維持し、ポリアミ
ツク酞をむミド環化しお、ポリむミドを生成させ
た。その反応溶液に、匷く撹拌しながら倚量のメ
タノヌルを加えおポリマヌを完党に沈柱させ、ロ
別によ぀お、ポリむミド粉末を埗、その粉末を掗
浄し也燥しおポリむミド粉末を単離した。 そのポリむミドは、察数粘床参考䟋ず同様
に枬定が2.05であり、むミド化率が95以䞊で
あ぀た。 実斜䟋 〜 〔ポリむミド分離膜(a)〜(d)の補造〕 参考䟋たたはの反応液ポリアミツク酞溶
液たたはポリむミド溶液、あるいは参考䟋の
ポリむミド粉末を䜿甚し、たた、第衚に瀺す有
機極性溶媒(A)および芳銙族系溶媒(B)を適宜䜿甚し
お、第衚に瀺すポリマヌ組成物を調補し、その
ポリマヌ組成物を、加圧䞋にろ過し、枛圧䞋に脱
泡しお、補膜甚のドヌプ液を調補した。 それらのドヌプ液を、ガラス板䞊に玄60℃の枩
床で流延しお、ドクタヌブレヌドで均䞀な厚さ
0.2mmずしお、ドヌプ液の薄膜を圢成し、その
薄膜を100℃で時間、次いで200℃で時間、也
燥・加熱しお、それらの薄膜から各溶媒を埐々に
陀去しお、厚さ玄15〜20Όのポリむミド分離膜(a)
〜(d)を圢成した。 それらのポリむミド分離膜(a)〜(d)に぀いお、ガ
ス透過テストを、枬定枩床50℃で行぀お、その透
過性胜氎玠透過床PH2および分離性胜
PH2PCOを第衚に瀺す。
【衚】 〔ポリマヌ垌薄溶液(ã‚€)〜(ト)の調補〕 参考䟋〜で埗られた反応液たたはポリむミ
ド粉末を䜿甚しお、たた、第衚に瀺すポリむミ
ド䞍溶性の有機溶媒(D)の䞀皮たたは二皮、ポリむ
ミド可溶性の溶媒(E)を䜿甚しお、第衚に瀺す組
成のポリマヌ垌薄溶液(ã‚€)〜(ト)を調補した。
【衚】 〔ポリむミド耇合分離膜の補法〕 前述のようにしお補造したポリむミド分離膜(a)
〜(c)を、それぞれ䜿甚し、さらに、ポリマヌ垌薄
溶液(ã‚€)〜(ト)を、それぞれ䜿甚しお、第衚に瀺す
ポリむミド分離膜を、前蚘ポリマヌ垌薄溶液に、
25℃で、20分間浞挬し、前蚘垌薄溶液を塗垃し、
次いで、その塗垃された分離膜を、25℃で空気流
通䞋に颚也し、次いで100℃ず、200℃ずで、加熱
也燥しお、ポリむミド耇合分離膜を補造した。そ
れぞれの也燥・加熱の時間は、第衚に瀺す。 前述のようにしお補造されたポリむミド耇合分
離膜に぀いお、ガス透過テストを行い、その結果
を第衚に瀺す。
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  可溶性芳銙族ポリむミドたたは可溶性芳銙族
    ポリアミツク酞が、前蚘ポリマヌを溶解する有機
    極性溶媒(A)100重量郚ず、前蚘ポリマヌ䞍溶性で
    あ぀お有機極性溶媒(A)より蒞発速床の遅い芳銙族
    系溶媒(B)〜150重量郚ずの混合溶媒(C)に、ポリ
    マヌ濃床玄〜30重量ずなるように溶解しおい
    るポリマヌ組成物をドヌプ液ずしお䜿甚し、その
    ドヌプ液の薄膜を圢成し、その薄膜を也燥・加熱
    しお各溶媒を埐々に陀去しお、透過性胜が高く分
    離性胜の䜎いポリむミド分離膜を圢成し、 そのポリむミド分離膜に、 (a) その分離膜を圢成しおいるポリむミド䞍溶性
    の有機溶媒(D)100重量郚ず、可溶性芳銙族ポリ
    アミツク酞0.01〜重量郚ずからなるポリマヌ
    垌薄溶液、たたは、 (b) 前蚘有機溶媒(D)を䞻成分ずし、可溶性ポリむ
    ミドの溶媒であるプノヌル系溶媒(E)を15重量
    以䞋含有するポリマヌ埮量溶解性溶媒(F)100
    重量郚ず、可溶性芳銙族ポリむミド0.01〜重
    量郚ずからなるポリマヌ垌薄溶液を、塗垃し、 その塗垃局を、也燥・加熱しお溶媒を埐々に陀去
    するこずを特城ずするポリむミド耇合分離膜の補
    造方法。
JP10710381A 1981-07-08 1981-07-10 ポリむミド耇合分離膜の補造方法 Granted JPS5811006A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10710381A JPS5811006A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 ポリむミド耇合分離膜の補造方法
GB8218983A GB2104411B (en) 1981-07-08 1982-07-01 Aromatic polyimide composite separating membrane
CA000406837A CA1199534A (en) 1981-07-08 1982-07-07 Aromatic polyimide composite separating membrane
DE3225618A DE3225618C2 (de) 1981-07-08 1982-07-08 Verbundmembran auf Polyimidbasis und Verfahren zu deren Herstellung
US06/574,644 US4528004A (en) 1981-07-08 1984-01-30 Aromatic polyimide composite separating membrane

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10710381A JPS5811006A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 ポリむミド耇合分離膜の補造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5811006A JPS5811006A (ja) 1983-01-21
JPH0122006B2 true JPH0122006B2 (ja) 1989-04-25

Family

ID=14450528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10710381A Granted JPS5811006A (ja) 1981-07-08 1981-07-10 ポリむミド耇合分離膜の補造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5811006A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0685861B2 (ja) * 1986-01-14 1994-11-02 䞉菱化成株匏䌚瀟 分離膜補造甚ド−プ液
US4881954A (en) * 1987-07-31 1989-11-21 Union Carbide Corporation Permeable membranes for enhanced gas separation
KR20020011593A (ko) * 2000-08-03 2002-02-09 읎재귌 Ʞ첎분늬용 쀑공사 복합막의 제조방법 및 읎에 의핎제조된 복합막
JP2013111507A (ja) 2011-11-25 2013-06-10 Fujifilm Corp ガス分離膜、その補造方法、それを甚いたガス分離膜モゞュヌル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588513A (ja) * 1981-07-08 1983-01-18 Ube Ind Ltd ポリむミド耇合分離膜の補法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588513A (ja) * 1981-07-08 1983-01-18 Ube Ind Ltd ポリむミド耇合分離膜の補法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5811006A (ja) 1983-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4528004A (en) Aromatic polyimide composite separating membrane
US4440643A (en) Process for producing aromatic polyimide composite separating membrane
JP2855668B2 (ja) ポリむミド分離膜
JPS6355974B2 (ja)
JPS621617B2 (ja)
JP2588806B2 (ja) ガス分離䞭空糞膜及びその補法
US4378324A (en) Process for preparing aromatic polyimide semipermeable membranes
JPS6153086B2 (ja)
JPH0247931B2 (ja)
JPH03267130A (ja) ガス分離䞭空糞膜及びその補法
JPS6153103B2 (ja)
JPS6252605B2 (ja)
JPS6252603B2 (ja)
JPS6153090B2 (ja)
JPH0122006B2 (ja)
JPS621615B2 (ja)
JPS6261228B2 (ja)
JPS63166415A (ja) ポリむミド気䜓分離膜
JPS63264121A (ja) ポリむミド気䜓分離膜
JPS6321521B2 (ja)
WO1991000774A1 (en) Separative membrane made of aromatic polyimide
JPS621616B2 (ja)
JPS6223972B2 (ja)
JPS6251129B2 (ja)
JPH0749487B2 (ja) 芳銙族ポリむミドフィルムの補造法