JPH01219704A - カラーフィルターの製造方法 - Google Patents
カラーフィルターの製造方法Info
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- JPH01219704A JPH01219704A JP63044963A JP4496388A JPH01219704A JP H01219704 A JPH01219704 A JP H01219704A JP 63044963 A JP63044963 A JP 63044963A JP 4496388 A JP4496388 A JP 4496388A JP H01219704 A JPH01219704 A JP H01219704A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、表示装置用のカラーフィルターに関する。
従来のカラーフィルターの製造方法は、大別すると以下
の四種類に分類できる。例えば、R(赤)、G(緑)、
B(青)三色から構成されるカラーフィルターを製造す
る場合の概要を、以下に記す。
の四種類に分類できる。例えば、R(赤)、G(緑)、
B(青)三色から構成されるカラーフィルターを製造す
る場合の概要を、以下に記す。
i)染色法
基板上に感光性の媒染層を設け、フォトマスク合わせ、
露光、現像、染色、保護膜形成で一色終了、以下同工程
を2回繰り返す。
露光、現像、染色、保護膜形成で一色終了、以下同工程
を2回繰り返す。
ii)印刷法
原版から基板上に位置を合わせながら1色印刷、焼成し
て固定化する。以下同工程を2回繰り返す。
て固定化する。以下同工程を2回繰り返す。
iii )電着法
基板上にフォトリソグラフィ技術により電極パターンを
形成する。−色に対応する電極に導電ペースト印刷、電
着、焼成、ペーストはく離で一色終了。以下同工程を2
回繰り返す。
形成する。−色に対応する電極に導電ペースト印刷、電
着、焼成、ペーストはく離で一色終了。以下同工程を2
回繰り返す。
iv)ゾルゲル法
基板上に微細孔を有するゲル層を設ける。
位置合わせした窓開はマスクを介して、染色シートを密
着、熱圧着により染料をゲル層に拡散させて一色終了。
着、熱圧着により染料をゲル層に拡散させて一色終了。
以下同工程を2回繰り返す。
[発明が解決しようとする課題〕
しかし従来の方法では、基本的に■位置合わせ、■着色
、■後処理を3回繰り返さなければならず、工程が煩雑
なうえ、位置合わせ精度が出ないという問題点を有して
いた。わずかにii)電着法で位置合わせか、iv)ゾ
ルゲル法で後処理が一括してできるにすぎない。
、■後処理を3回繰り返さなければならず、工程が煩雑
なうえ、位置合わせ精度が出ないという問題点を有して
いた。わずかにii)電着法で位置合わせか、iv)ゾ
ルゲル法で後処理が一括してできるにすぎない。
そこで本発明は、このような問題点を解決するもので、
その目的とするところは、量産性を高めるため、色毎に
行っていた工程を一括して行える製造方法を提供するこ
とにあり、更に位置精度を飛Yυ点に高め、高い歩留ま
りを確保することにある。
その目的とするところは、量産性を高めるため、色毎に
行っていた工程を一括して行える製造方法を提供するこ
とにあり、更に位置精度を飛Yυ点に高め、高い歩留ま
りを確保することにある。
本発明のカラーフィルターの製造方法は、少なくとも以
下に示す工程を一つ以上含むことを特徴とする。
下に示す工程を一つ以上含むことを特徴とする。
a)基板上に受像層を形成する工程。
b)画像形成剤を包含する感光マイクロカプセルが固定
化された感光画像形成シートを、該受像層上に密着させ
る工程。
化された感光画像形成シートを、該受像層上に密着させ
る工程。
C)フォトマスクを介して、感光画像形成シートに、特
定波長の光を露光させる工程。
定波長の光を露光させる工程。
d)感光させた画像形成シートに均一な破壊力をかけ、
マイクロカプセルから流出した画像形成剤を、受像層に
拡散させる工程。
マイクロカプセルから流出した画像形成剤を、受像層に
拡散させる工程。
e)r!!、光画像形成シートを除去する工程。
f)受像層を顕色化させる工程。
g)顕色化させた受像層を安定化、保護する工程。
〔実施例]
実施例1
第1図(a)〜(e)は本発明の実施例1におけるカラ
ーフィルターの製造工程を模式的に示す断面図である。
ーフィルターの製造工程を模式的に示す断面図である。
第1図(a)は透明基板1上に受像層2を形成した状態
を示す。この受像層は顕色剤である酸性白土を含んだ多
孔質体で、熱処理により平坦かつ強固な基質として基板
上に固定化させた。
を示す。この受像層は顕色剤である酸性白土を含んだ多
孔質体で、熱処理により平坦かつ強固な基質として基板
上に固定化させた。
第1図(b)は、感光画像形成シート3を受像層2上に
密着させた状態を示す。この感光画像形成シートには、
画像形成剤であるC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(
黄色)のロイコ染料をそれぞれ含む3種類の感光マイク
ロカプセルを固定化させた。感光マイクロカプセルは、
特定波長の露光により硬化するエチレン性不飽和化合物
を包含し、Cは350nmSMは385nm、Yは47
0nmの波長の光に、最も感度艮く感光するものを用い
た。
密着させた状態を示す。この感光画像形成シートには、
画像形成剤であるC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(
黄色)のロイコ染料をそれぞれ含む3種類の感光マイク
ロカプセルを固定化させた。感光マイクロカプセルは、
特定波長の露光により硬化するエチレン性不飽和化合物
を包含し、Cは350nmSMは385nm、Yは47
0nmの波長の光に、最も感度艮く感光するものを用い
た。
第1図(C)は、フォトマスク4を介して、感光画像形
成シート3に、特定波長の光を露光させている状態を示
す。透明基板1とフォトマスク4に位置合わせ用のマー
クを入れておき、レーザー干渉を用いて自動機で位置合
わせを行った。R(赤)に着色したい位置にフォトマス
クの開口部を合わせ、350 nmの波長の光を0.1
mW/cnの強度で10秒間照射した0次にG(緑)に
着色したい位置にフォトマスクの開口部を合わせ、38
5nmの波長の光を同じ強度で10秒間照射した。
成シート3に、特定波長の光を露光させている状態を示
す。透明基板1とフォトマスク4に位置合わせ用のマー
クを入れておき、レーザー干渉を用いて自動機で位置合
わせを行った。R(赤)に着色したい位置にフォトマス
クの開口部を合わせ、350 nmの波長の光を0.1
mW/cnの強度で10秒間照射した0次にG(緑)に
着色したい位置にフォトマスクの開口部を合わせ、38
5nmの波長の光を同じ強度で10秒間照射した。
更にB(青)に着色したい位置にフォトマスクの開口部
を合わせ、470nmの波長の光を同じ強度で10秒間
照射した。
を合わせ、470nmの波長の光を同じ強度で10秒間
照射した。
露光させた感光画像形成シート3の上から、10 kg
/ c−の圧力を均一に10秒間かけた。硬化してい
ないマイクロカプセルが破壊され、ロイコ染料がシート
から流出した。流出した染料は、密着している多孔質体
の受像層2に吸着された。
/ c−の圧力を均一に10秒間かけた。硬化してい
ないマイクロカプセルが破壊され、ロイコ染料がシート
から流出した。流出した染料は、密着している多孔質体
の受像層2に吸着された。
第1図(d)は加圧した感光画像形成シート3を除去し
、受像層2を顕色化させた状態を示す。顕色化は、15
0°Cに10分間加熱して行った。図中21は350n
mの波長の光で露光した位置で、M(マゼンタ)とY(
黄色)の染料が拡散しておリ、R(赤)に着色した。2
2は385 nmの波長の光で露光した位置で、C(シ
アン)とY(黄色)の染料が拡散しており、G(緑)に
着色した。
、受像層2を顕色化させた状態を示す。顕色化は、15
0°Cに10分間加熱して行った。図中21は350n
mの波長の光で露光した位置で、M(マゼンタ)とY(
黄色)の染料が拡散しておリ、R(赤)に着色した。2
2は385 nmの波長の光で露光した位置で、C(シ
アン)とY(黄色)の染料が拡散しており、G(緑)に
着色した。
23は470nmの波長の光で露光した位置で、C(シ
アン)とM(マゼンタ)の染料が拡散しており、B(青
)に着色した。
アン)とM(マゼンタ)の染料が拡散しており、B(青
)に着色した。
第1図(e)は顕色化させた受像層2上に、保護層5を
形成した状態を示す。保護層5はアクリル系樹脂をスピ
ンコーティングにより塗布し、150°Cに60分間保
持して硬化させた。
形成した状態を示す。保護層5はアクリル系樹脂をスピ
ンコーティングにより塗布し、150°Cに60分間保
持して硬化させた。
フォトリソグラフィ技術で画像形成しているため、画素
の微細化は50μmまで可能であり、位置精度は5μm
以下と、安定した歩留りを達成できた0色調も良好であ
った。
の微細化は50μmまで可能であり、位置精度は5μm
以下と、安定した歩留りを達成できた0色調も良好であ
った。
実施例2
実施例1と同様の感光画像形成シートを準備し、フォト
マスクを介して実施仔1自と同様の方法により、特定波
長の光をR,G、Bのパターンに露光させた。
マスクを介して実施仔1自と同様の方法により、特定波
長の光をR,G、Bのパターンに露光させた。
実施例1と同様の方法により、透明基板上に受像層を形
成し、露光させた感光画像形成シートを密着させた。位
置合わせは、数ミリの誤差を許容する精度で行った。
成し、露光させた感光画像形成シートを密着させた。位
置合わせは、数ミリの誤差を許容する精度で行った。
感光画像形成シートの上から、50kg/c+flの圧
力を均一に5秒間かけた。硬化していないマイクロカプ
セルが破壊され、ロイコ染料がシートから流出した。流
出した染料は、密着している多孔質体の受像層に吸着さ
れた。
力を均一に5秒間かけた。硬化していないマイクロカプ
セルが破壊され、ロイコ染料がシートから流出した。流
出した染料は、密着している多孔質体の受像層に吸着さ
れた。
次に150°Cに10分間加熱して顕色化させた後、無
機複合系樹脂を保護層として、ロールコーティングによ
り塗布した。200 ”Cに30分間保持して硬化させ
、耐酸、耐アルカリ、耐溶剤、耐熱性に優れた保護層を
形成した。
機複合系樹脂を保護層として、ロールコーティングによ
り塗布した。200 ”Cに30分間保持して硬化させ
、耐酸、耐アルカリ、耐溶剤、耐熱性に優れた保護層を
形成した。
画素の微細化は50μmまで可能であり、位置精度は1
0μm以下で98%の歩留りを達成できた。色調も良好
であった。
0μm以下で98%の歩留りを達成できた。色調も良好
であった。
実施例3
透明基板上に、シリカ−アルミナ系のゾルをロールコー
ティングにより塗布し、300°Cに60分間保持して
、多孔質の受像層を形成した。
ティングにより塗布し、300°Cに60分間保持して
、多孔質の受像層を形成した。
感光画像形成シートには、画像形成剤であるR(赤)、
G(緑)、B(青)の顔料をそれぞれ含む、3種類の感
光マイクロカプセルを固定化させた。感光カプセルは、
特定波長の露光により硬化するエチレン性不飽和化合物
を包含し、Rは250nm、C;は300 n m S
Bは350 nmに最も感度良く感光するものを用いた
。
G(緑)、B(青)の顔料をそれぞれ含む、3種類の感
光マイクロカプセルを固定化させた。感光カプセルは、
特定波長の露光により硬化するエチレン性不飽和化合物
を包含し、Rは250nm、C;は300 n m S
Bは350 nmに最も感度良く感光するものを用いた
。
受像層上に上記感光画像形成シートを密着させ、Rに着
2色したい位置にフォトマスクの遮光部を合わせ、それ
以外の部分に250 nmの波長の光を0 、 1 m
W / cuffの強度で10秒間照射した。同様に
、Gに着色したい位置以外に300nmの波長の光を、
Bに着色したい位置以外に350 nmの波長の光を、
同じ強度で10秒間照射した。
2色したい位置にフォトマスクの遮光部を合わせ、それ
以外の部分に250 nmの波長の光を0 、 1 m
W / cuffの強度で10秒間照射した。同様に
、Gに着色したい位置以外に300nmの波長の光を、
Bに着色したい位置以外に350 nmの波長の光を、
同じ強度で10秒間照射した。
露光させた感光画像形成シートの上から、10kg /
cdの圧力を均一に10秒間かけた。硬化していない
マイクロカプセルが破壊され、顔料がシートから流出し
た。流出した顔料は、密着している多孔質体の受像層に
吸着された。
cdの圧力を均一に10秒間かけた。硬化していない
マイクロカプセルが破壊され、顔料がシートから流出し
た。流出した顔料は、密着している多孔質体の受像層に
吸着された。
感光画像形成シートを除去すると、受像層は既に着色し
ており、水熱処理により多孔質を封孔し、安定化させた
。画素の微細化は50μmまで可能であり、位置精度は
5μm以下に納まり、安定した歩留まりも達成でき、色
調も極めて良好であった。
ており、水熱処理により多孔質を封孔し、安定化させた
。画素の微細化は50μmまで可能であり、位置精度は
5μm以下に納まり、安定した歩留まりも達成でき、色
調も極めて良好であった。
以上の方法で製造したカラーフィルターを用いて、液晶
表示装置を組み立てたところ、位置精度が極めて高く、
表面が平坦なことから、コントラストの良い高品位の表
示が得られた。
表示装置を組み立てたところ、位置精度が極めて高く、
表面が平坦なことから、コントラストの良い高品位の表
示が得られた。
以上述べたように本発明によれば、少なくとも以下に示
す工程を一つ以上含むことにより、位置精度の高い、量
産性に優れた、高い歩留りのカラーフィルターの製造方
法を提供できた。
す工程を一つ以上含むことにより、位置精度の高い、量
産性に優れた、高い歩留りのカラーフィルターの製造方
法を提供できた。
a)基板上に受像層を形成する工程。
b)画像形成剤を包含する感光マイクロカプセルが固定
化された感光画像形成シートを、該受像層上に密着させ
る工程。
化された感光画像形成シートを、該受像層上に密着させ
る工程。
C)フォトマスクを介して、感光画像形成シートに、特
定波長の光を露光させる工程。
定波長の光を露光させる工程。
d)感光させた画像形成シートに均一な破壊力をかけ、
マイクロカプセルから流出した画像形成剤を、受像層に
拡散させる工程。
マイクロカプセルから流出した画像形成剤を、受像層に
拡散させる工程。
6 ) 7.3光画像形成シートを除去する工程。
r)受像層を顕色化させる工程。
g)顕色化させた受像層を安定化、保護する工程。
第1図(a)〜(e)は本発明の一実施例における、カ
ラーフィルターの製造工程を模式的に示す断面図である
。 1、透明基板 2、受像層 3、感光画像形成シート 4、フォトマスク 5、保護層 21、R(赤)の着色部− 22、G(緑)の着色部 23.8(青)の着色部 以上 (α2 へ71(C)
−VI (e) 〜1第
1図
ラーフィルターの製造工程を模式的に示す断面図である
。 1、透明基板 2、受像層 3、感光画像形成シート 4、フォトマスク 5、保護層 21、R(赤)の着色部− 22、G(緑)の着色部 23.8(青)の着色部 以上 (α2 へ71(C)
−VI (e) 〜1第
1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 少なくとも以下に示す工程を一つ以上含むことを特徴と
するカラーフィルターの製造方法。 a)基板上に受像層を形成する工程。 b)画像形成剤を包含する感光マイクロカプセルが固定
化された感光画像形成シートを、該受像層上に密着させ
る工程。 c)フォトマスクを介して、前記感光画像形成シートに
、特定波長の光を露光させる工程。 d)感光させた感光画像形成シートに均一な破壊力をか
け、マイクロカプセルから流出した画像形成剤を、受像
層に拡散させる工程。 e)感光画像形成シートを除去する工程。 f)受像層を顕色化させる工程。 g)顕色化させた受像層を安定化、保護する工程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63044963A JPH01219704A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | カラーフィルターの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63044963A JPH01219704A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | カラーフィルターの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01219704A true JPH01219704A (ja) | 1989-09-01 |
Family
ID=12706136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63044963A Pending JPH01219704A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | カラーフィルターの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01219704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010128504A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Commiss Energ Atom | 機能性液体を含む保持マトリクスの製造方法 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63044963A patent/JPH01219704A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010128504A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Commiss Energ Atom | 機能性液体を含む保持マトリクスの製造方法 |
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