JPH0121419B2 - - Google Patents

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JPH0121419B2
JPH0121419B2 JP58152126A JP15212683A JPH0121419B2 JP H0121419 B2 JPH0121419 B2 JP H0121419B2 JP 58152126 A JP58152126 A JP 58152126A JP 15212683 A JP15212683 A JP 15212683A JP H0121419 B2 JPH0121419 B2 JP H0121419B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
voltage
circuit
comparator
input voltage
Prior art date
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Expired
Application number
JP58152126A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6044751A (ja
Inventor
Arikichi Morishige
Toshio Maruke
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP58152126A priority Critical patent/JPS6044751A/ja
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Publication of JPH0121419B2 publication Critical patent/JPH0121419B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機において、圧縮機等の保
護を行う電流検知制御装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、この種の空気調和機の電流制御装置とし
ては、第1図の電気回路図で示すように、電源5
からの負荷電流Iを、電子制御装置2に具備され
たカレントトランス1により検知し、その検知電
流の値によつて接点3aをON,OFF動作させ、
これにより室外フアン4をNO,OFF動作させ
る、いわゆる空気調和機の過負荷制御が目的の一
つであつた。
さらに電子制御装置2の内部回路の概略につい
て第2図により説明する。
第2図において、カレントトランス1が空気調
和機の負荷電流Iを検知すると、その電流は交流
電圧に変換され、さらに整流器6と基準電圧抵抗
7によつて直流電圧に変換される。この直流電圧
は第1のコンパレータ8の入力電圧V(+)とな
る。そしてLSI12の出力ポート12aに接続さ
れた抵抗11とともに抵抗9,10が基準電圧V
(−)を設定している。そして前記入力電圧V
(+)の値と比較して第1のコンパレータ8の出
力をLSI12の入力ポート12bに入力する。さ
らに出力ポート12cからインバータ13を介し
て室外フアン制御用リレーコイル3が接続されて
いる。なお14aは直流電源で、この従来例では
電圧が5Vのものを使用している。また14は電
圧変換回路、15は比較回路、16は基準電圧回
路、17はリレー回路を示している。
次に第3図により一層詳しくLSI12の内部動
作回路も含めて説明する。
第3図において負荷電流Iは電圧変換回路14
により直流電圧に変換される。またあらかじめ
LSI12の内部にある基準クロツク部20により
設定された基準電圧回路16の信号は、比較回路
15により、前記電圧変換回路14の信号と比較
され、その値に応じてLSI12の内部に設けられ
た判定回路19で冷凍サイクルが過負荷になつて
いるか否かが判断され、スイツチ回路18にてリ
レー回路17がON動作またはOFF動作を行う。
次に、上記一連の動作を具体数値をもつて説明
する。
一般に空気調和機の750Wクラスの過負荷制御
電流値は、室外フアンON点が13A、室外フアン
OFF点が17A程度に通常設定されている。
この数値をもとに、負荷電流Iおよび入力電圧
V(+)および基準電圧V(−)の関係を第4図を
用いて説明する。
第4図において、入力電圧V(+)の特性は負
荷電流Iの変動に正比例し、20A時は4Vとなる
ように変化率が定められている。また基準電圧V
(−)は、あらかじめ図示電位に定められている。
したがつて負荷電流Iが13A以下ならば、室外
フアンがON動作し、また17A以上であるならば
室外フアンをOFF動作させる。
以上のように、従来の電流制御装置は入力電圧
V(+)を、過負荷のおそれが全くない負荷電流
値0から比例させているため、入力電圧V(+)
の変化に対する負荷電流Iの変化率が大きくな
り、これによつて基準電圧V(−)の電圧誤差が
大きいと追従して負荷電流誤差も大きくなるもの
であつた。例えば、第4図において、基準電圧の
変化が0.1Vとすると、負荷電流Iの判別点が
0.5Aの変化となる。また入力電圧V(+)の変化
に対する負荷電流Iの変化率を小さくするための
手段として、基準電圧抵抗7を調整して変化率を
変える制御も考えられるが、直流電源14aが前
述の通り5Vであるため、入力電圧V(+)は、コ
ンパレータの安定性の確保から4V以上に上げら
れない不備がある。さらにLSI12使用の直流電
源は、5Vが主流であり、直流電源も上げられな
い。
したがつて従来の構成は、空気調和機の負過電
流Iが規定値で過負荷制御しないため、負荷に応
じて安定した運転が行えず、効率が悪い運転を行
う欠点を有していた。
発明の目的 本発明は、上記従来の欠点を改善するもので、
空気調和機の運転効率の向上をはかることを目的
とする。
発明の構成 この目的を達成するために本発明は、電流検知
制御装置を、負荷電流を検知するカレントトラン
スと、この負荷電流を直流電圧に変換する電圧変
換回路と、前記電圧変換回路からの信号を、一定
電圧以上から増巾せしめる増巾回路と、前記増巾
回路と電流設定回路を比較する比較回路から構成
したものである。
この構成により、過負荷制御を要する電流値に
おいて、入力電圧の変化に対する負荷電流の変化
率を小さくして、負荷状況が正確に検出できるも
のである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について添付図面の第
5図ないし第7図を参考に説明する。なお、空気
調和機の一般的動作については周知のため、その
説明を省略する。また従来例と同一のものについ
ては同一の符号を付して説明する。
ここで本発明と従来例の相異する点は、電圧変
換回路14と比較回路15の間に増巾回路28が
付加されている点であり、他の動作は全く同じで
ある。したがつて、ここでは前記増巾回路28で
発生する入力電圧V(+)′の設定構造を中心に説
明する。
まず第5図により概略の電気回路について説明
する。
第5図において、28は増巾回路である。また
内部の第2コンパレータ21の一方の入力部は電
圧変換回路14と接続されている。さらに、直流
電源14aと保護抵抗22、およびダイオード2
3と、第1の増巾用抵抗24、第2の増巾用抵抗
25および基準電源26はそれぞれ直列に接続さ
れている。ここで前記ダイオード23は逆バイア
ス防止用のものであり、保護抵抗22は第2のコ
ンパレータ21の保護抵抗である。そしてダイオ
ード23のカソードと第1の増巾用抵抗24の接
続部とアース間に、前記第2のコンパレータ21
のON,OFF動作を安定させるためのコンデンサ
27を接続している。さらに第1、第2の増巾用
抵抗24と25の接続部が前記第2のコンパレー
タ21の他方の入力となつている。また保護抵抗
22とダイオード23の接続部は前記第2のコン
パレータ21の出力部と接続されている。
次に上記構成を第6図によりブロツク化して説
明する。
第6図において、負荷電流Iは電圧変換回路1
4にて直流に変換され、前記増巾回路28にてそ
の電圧が上昇される。そしてその信号は従来と同
様に基準電圧回路16と比較回路15で比較され
以後同様に処理される。その説明は省略する。
次に第7図も含めて従来と同一の具体数値をも
つて動作説明する。
まず、電圧変換回路14と第2のコンパレータ
21の接続部の入力電圧V(+)は、第7図のよ
うに負荷電流Iが20A時2Vとなる。そこで基準
電源26を1Vに設定すると、前記入力電圧V
(+)が1V以下の時、つまり負荷電流Iが10A以
下の時、増巾回路28は動作せず、基準電源26
は第2の入力電圧V(+)′として発生する。
また入力電圧V(+)が1V以上である時、つま
り負荷電流Iが10A以上の時、増巾回路28が動
作して第1、第2の増巾用抵抗24,25の増巾
度をもつて第2の入力電圧V(+)′が発生する。
したがつて、負荷電流Iが10A〜20Aのとき第
2の入力電圧V(+)′は1V〜4Vとして発生す
る。また、本実施例の誤差は、基準電圧回路16
の誤差が0.1Vとすると、負荷電流Iの誤差は
0.33Aとなる。したがつて従来例との誤差を比較
すると、誤差が少なく精度の向上が見られる。
発明の効果 上記実施例から明らかなように、本発明におけ
る空気調和機の電流検知制御装置は、検出した負
荷電流値を増巾回路にて一定負荷電流値以上から
増巾するようにしているため、入力電圧と負荷電
流の変化率が大巾に改善でき、基準電圧回路の誤
差による負荷電流の誤差が減少できる。これによ
り、空気調和機の過負荷制御動作が安定したもの
となる。さらに従来の構成に数点の部品を付加す
るだけで、特性の改善がはかれるため、特性改善
のために高価なA/Dコンバータを使用する必要
があく、安価に作成できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の空気調和機のシーケンス回路
図、第2図は同空気調和機の電流検知制御装置の
電気回路図、第3図は同電流検知制御装置のブロ
ツク図、第4図は同電流検知制御装置におけるコ
ンパレータの入力電圧特性図、第5図は本発明の
一実施例を示す空気調和機の電流検知制御装置の
電気回路図、第6図は同電流検知制御装置のブロ
ツク図、第7図は同電流検知制御装置におけるコ
ンパレータの入力電圧特性図である。 1……カレントトランス、6……整流器(整流
素子)、7……基準電圧抵抗、8……第1のコン
パレータ、14a……直流電源、16……基準電
圧回路、21……第2のコンパレータ、22……
保護抵抗、23……ダイオード、24……第1の
増巾用抵抗、25……第2の増巾用抵抗、26…
…基準電源、27……コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カレントトラストに整流素子を接続し、前記
    整流素子の出力部とアース間に基準電圧抵抗を接
    続し、その接続点電圧を第1のコンパレータの一
    方の入力電圧とし、さらに直流電源と保護抵抗お
    よびこの保護抵抗の他端とダイオードのアノード
    および前記ダイオードのカソードと第1の増巾用
    抵抗およびこの第1の増巾用抵抗の他端と第2の
    増巾用抵抗およびこの第2の増巾用抵抗の他端と
    アース間に基準電源をそれぞれ直列に接続し、前
    記ダイオードのカソードとアース間にコンデンサ
    を接続し、前記第1、第2の増巾用抵抗の接続部
    を前記第1のコンパレータの他方の入力電圧と
    し、前記保護抵抗と前記ダイオードのアノードと
    の接続部を前記第1のコンパレータの出力部と接
    続し、さらに前記ダイオードのカソードおよび第
    1の増巾用抵抗およびコンデンサの接続部の電圧
    を第2のコンパレータの一方の入力電圧とし、基
    準電圧回路の電圧を前記第2のコンパレータの他
    方の入力電圧とした空気調和機の電流検知制御装
    置。
JP58152126A 1983-08-20 1983-08-20 空気調和機の電流検知制御装置 Granted JPS6044751A (ja)

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JPS6044751A JPS6044751A (ja) 1985-03-09
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CN112502960B (zh) * 2021-02-07 2021-04-30 天津飞旋科技有限公司 磁悬浮制冷压缩机自检系统及方法

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