JPH0121078B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121078B2 JPH0121078B2 JP59134340A JP13434084A JPH0121078B2 JP H0121078 B2 JPH0121078 B2 JP H0121078B2 JP 59134340 A JP59134340 A JP 59134340A JP 13434084 A JP13434084 A JP 13434084A JP H0121078 B2 JPH0121078 B2 JP H0121078B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- conveyor
- lever
- footboard
- escalator
- Prior art date
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、一般乗客に限らず、車椅子等を使用
する身障者等に用いられても好適なエスカレー
タ、電動道路等のマンコンベアの改良に関するも
のである。
する身障者等に用いられても好適なエスカレー
タ、電動道路等のマンコンベアの改良に関するも
のである。
現在のエスカレータのステツプの奥行寸法は大
体400mm前後であり、この寸法は一般の乗客が利
用するには十分な寸法であるが、車椅子を使用す
る身体障害者などが利用する場合には、車椅子が
大きすぎてエスカレータを利用できない欠点があ
つた。
体400mm前後であり、この寸法は一般の乗客が利
用するには十分な寸法であるが、車椅子を使用す
る身体障害者などが利用する場合には、車椅子が
大きすぎてエスカレータを利用できない欠点があ
つた。
一方、身障者などがエスカレータに乗込む場合
には、特に車椅子の場合には一旦エスカレータを
停止させる必要があり、かつ降りる場合にも一度
停止させ、安全に乗降させる必要がある。
には、特に車椅子の場合には一旦エスカレータを
停止させる必要があり、かつ降りる場合にも一度
停止させ、安全に乗降させる必要がある。
このため、車椅子が十分乗込めるだけの奥行寸
法をもつ大型ステツプを1個ないし複数個予め組
みこんでおき、かつ身障者専用のマンコンベア起
動、停止スイツチを乗込口に設けて、この停止ス
イツチの操作により、この大型ステツプを必ず乗
込口で停止させるようにし、さらに車椅子乗客が
乗込んだ後専用起動スイツチを押すことによりマ
ンコンベアを起動させ、一定時間後、即ち大型ス
テツプを目的階の降口で再度停止させるようにし
て、身障者も十分利用できるようなマンコンベア
や、例えば特開昭59−12067号公報のように人手
によつて踏板を引き出してスペースを広めるよう
な踏段の構成にすることなどが最近提案されてい
る。
法をもつ大型ステツプを1個ないし複数個予め組
みこんでおき、かつ身障者専用のマンコンベア起
動、停止スイツチを乗込口に設けて、この停止ス
イツチの操作により、この大型ステツプを必ず乗
込口で停止させるようにし、さらに車椅子乗客が
乗込んだ後専用起動スイツチを押すことによりマ
ンコンベアを起動させ、一定時間後、即ち大型ス
テツプを目的階の降口で再度停止させるようにし
て、身障者も十分利用できるようなマンコンベア
や、例えば特開昭59−12067号公報のように人手
によつて踏板を引き出してスペースを広めるよう
な踏段の構成にすることなどが最近提案されてい
る。
しかし、前者のようなマンコンベアでは、複数
のステツプのうちの限られた個数のステツプであ
つても、車椅子が乗れるだけの奥行寸法(700mm
以上)をもつ大型ステツプを常時備えているため
乗降口部で反転させる反転駆動用の鎖歯車装置等
の半径を大きくしなければならず、これを収容す
るマンコンベアの機体が必然的に大型になつて据
付場所が制約される不具合があり、又後者のよう
な踏段では付き添いの人やエスカレータの管理者
が必ず身障者のそばについて援助してやらなけれ
ばならず、とても身障者1人で安全にエスカレー
タを利用することはできない。さらに、エスカレ
ータ運転中の振動、急停止等により踏板から車椅
子が脱輪したり転落する恐れがあるなど、まだま
だ解決しなければならない問題点も多い。
のステツプのうちの限られた個数のステツプであ
つても、車椅子が乗れるだけの奥行寸法(700mm
以上)をもつ大型ステツプを常時備えているため
乗降口部で反転させる反転駆動用の鎖歯車装置等
の半径を大きくしなければならず、これを収容す
るマンコンベアの機体が必然的に大型になつて据
付場所が制約される不具合があり、又後者のよう
な踏段では付き添いの人やエスカレータの管理者
が必ず身障者のそばについて援助してやらなけれ
ばならず、とても身障者1人で安全にエスカレー
タを利用することはできない。さらに、エスカレ
ータ運転中の振動、急停止等により踏板から車椅
子が脱輪したり転落する恐れがあるなど、まだま
だ解決しなければならない問題点も多い。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、身障
者がたとえ1人でも安心して利用できる身障者兼
用マンコンベアを提供することを目的とする。
者がたとえ1人でも安心して利用できる身障者兼
用マンコンベアを提供することを目的とする。
本発明は、マンコンベアを構成する複数のステ
ツプのうち少なくとも一つのステツプの踏板をE
形状に構成し、該E形状の踏板の下方には補助踏
板を前後方向に移動自在に設け、該移動自在の補
助踏板後端には、前記E形状の踏板に嵌合して通
常のマンコンベアの踏面を構成する回動自在な傾
斜板を設けたことにある。
ツプのうち少なくとも一つのステツプの踏板をE
形状に構成し、該E形状の踏板の下方には補助踏
板を前後方向に移動自在に設け、該移動自在の補
助踏板後端には、前記E形状の踏板に嵌合して通
常のマンコンベアの踏面を構成する回動自在な傾
斜板を設けたことにある。
上述の如く構成すれば、車椅子使用者は単に指
令を与えるだけで、ステツプの踏板を実質的に広
くでき、運転中転落の恐れのないようにすること
も可能である。
令を与えるだけで、ステツプの踏板を実質的に広
くでき、運転中転落の恐れのないようにすること
も可能である。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
第1図は本発明を示すエスカレータ全体側面図
で、1はエスカレータ本体、2は欄干、3は一般
乗客用ステツプで、奥行寸法は前述のように約
400mmである。4は後述するように踏板6の下方
に内蔵された補助踏板5が前後方向に移動自在に
構成された身障者用ステツプ、4′は身障者用ス
テツプ4に隣接する上方のステツプで後述するよ
うに踏板が傾斜自在に、かつライザが折り込み自
在に構成された隣接ステツプである。S1は身障
者専用停止スイツチで、身障者がエスカレータを
利用しようとする場合このスイツチS1を押せ
ば、身障者用ステツプ4を乗込口に自動的に停止
させて後、身障者用ステツプ4の補助踏板を後述
する機構により前に引き出すとともに隣接ステツ
プ4′の踏板を後述する機構により傾斜させる。
S2は身障者がエスカレータに乗込んだ後、エス
カレータを起動させる身障者専用起動スイツチ、
S3は身障者用ステツプ4及び隣接ステツプ4′
を元どおりにするための復旧スイツチである。
で、1はエスカレータ本体、2は欄干、3は一般
乗客用ステツプで、奥行寸法は前述のように約
400mmである。4は後述するように踏板6の下方
に内蔵された補助踏板5が前後方向に移動自在に
構成された身障者用ステツプ、4′は身障者用ス
テツプ4に隣接する上方のステツプで後述するよ
うに踏板が傾斜自在に、かつライザが折り込み自
在に構成された隣接ステツプである。S1は身障
者専用停止スイツチで、身障者がエスカレータを
利用しようとする場合このスイツチS1を押せ
ば、身障者用ステツプ4を乗込口に自動的に停止
させて後、身障者用ステツプ4の補助踏板を後述
する機構により前に引き出すとともに隣接ステツ
プ4′の踏板を後述する機構により傾斜させる。
S2は身障者がエスカレータに乗込んだ後、エス
カレータを起動させる身障者専用起動スイツチ、
S3は身障者用ステツプ4及び隣接ステツプ4′
を元どおりにするための復旧スイツチである。
第2図は身障者用ステツプ4の拡大斜視図であ
るが、第2図aは補助踏板5が踏板6内に収納さ
れている通常の状態をあらわす図で、奥行寸法L
は一般乗客用ステツプと同じ約400mmである。又
第2図bは身障者が利用する場合に車椅子でも十
分乗れるように補助踏板5が引き出された状態に
あらわすものであり、第2図において、7は前
輪、8は後輪、9,90はピン9a,90aによ
りレバー10,100に回動自在に取付けられた
ローラ、レバー10,100は身障者用ステツプ
4の内部に軸受(図示しない)を介して回動自在
に支持されたシヤフト11,110の一端に固定
されている。12は車椅子の車止めの働きをもつ
例えば2枚の傾斜板で補助踏板5の先端に回動自
在に設けられた軸12aに固定されている。
るが、第2図aは補助踏板5が踏板6内に収納さ
れている通常の状態をあらわす図で、奥行寸法L
は一般乗客用ステツプと同じ約400mmである。又
第2図bは身障者が利用する場合に車椅子でも十
分乗れるように補助踏板5が引き出された状態に
あらわすものであり、第2図において、7は前
輪、8は後輪、9,90はピン9a,90aによ
りレバー10,100に回動自在に取付けられた
ローラ、レバー10,100は身障者用ステツプ
4の内部に軸受(図示しない)を介して回動自在
に支持されたシヤフト11,110の一端に固定
されている。12は車椅子の車止めの働きをもつ
例えば2枚の傾斜板で補助踏板5の先端に回動自
在に設けられた軸12aに固定されている。
第3図は身障者用ステツプ4の内部が見えるよ
うに図示した拡大斜視図で、第3図aは通常の場
合、第3図bは身障者が乗れるように補助踏板5
が引き出され、傾斜板12が180゜回転した状態を
示し、第3図cは身障者が乗込んで後エスカレー
タが運転されても安全なように傾斜板12が約
60゜立つた状態を示し、図中第1図及び第2図と
同一符号のものは同一のものを示すが、13はシ
ヤフト11の端部、即ちレバー10が設けられた
反対側の端部に固定された歯車、14は身障者用
ステツプ4の内部に回動自在に設けられた軸15
の一端に固定された歯車で、歯車13とかみ合つ
ている。16は軸15の他端側に固定されたピニ
オンで、補助踏板5の裏面に設けられたラツク1
7とかみ合つてラツクピニオン機構を構成してい
る。18はシヤフト110の他端、即ちレバー1
00が設けられた反対側の端部に固定された歯
車、19は身障者用ステツプ4の内部に回動自在
に設けられた軸20の一端に固定された歯車で、
歯車18とかみ合つている。21は軸20の他端
側に固定された傘歯車、22は身障者用ステツプ
4の内部に回動自在に設けられた軸23の一端に
固定された傘歯車で、傘歯車21とかみ合つてい
る。24は軸23の他端側に固定された鎖歯車、
25は傾斜板12の軸12aの中央部に固定され
た鎖歯車、26は補助踏板5の前端中央部に回動
自在に設けられた鎖歯車で、鎖歯車25との間に
はチエーン27が巻き掛けられている。チエーン
27と前述の鎖歯車23とは常時かみ合つてい
る。30は第一の駆動装置31により水平方向に
駆動されローラ9と係合してレバー10を操作す
る例えばU字状の駆動レバー、130は第二の駆
動装置131により水平方向に駆動されローラ9
0と係合してレバー100を操作する。例えばU
字状の駆動レバー、32は身障者用ステツプ4の
内部両側面に固定され補助踏板5を案内する案内
部材、33は踏板6の裏面に固定された安全板
で、補助踏板5がたとえ引き出されすぎたとして
も踏板に穴があかないようにしている。
うに図示した拡大斜視図で、第3図aは通常の場
合、第3図bは身障者が乗れるように補助踏板5
が引き出され、傾斜板12が180゜回転した状態を
示し、第3図cは身障者が乗込んで後エスカレー
タが運転されても安全なように傾斜板12が約
60゜立つた状態を示し、図中第1図及び第2図と
同一符号のものは同一のものを示すが、13はシ
ヤフト11の端部、即ちレバー10が設けられた
反対側の端部に固定された歯車、14は身障者用
ステツプ4の内部に回動自在に設けられた軸15
の一端に固定された歯車で、歯車13とかみ合つ
ている。16は軸15の他端側に固定されたピニ
オンで、補助踏板5の裏面に設けられたラツク1
7とかみ合つてラツクピニオン機構を構成してい
る。18はシヤフト110の他端、即ちレバー1
00が設けられた反対側の端部に固定された歯
車、19は身障者用ステツプ4の内部に回動自在
に設けられた軸20の一端に固定された歯車で、
歯車18とかみ合つている。21は軸20の他端
側に固定された傘歯車、22は身障者用ステツプ
4の内部に回動自在に設けられた軸23の一端に
固定された傘歯車で、傘歯車21とかみ合つてい
る。24は軸23の他端側に固定された鎖歯車、
25は傾斜板12の軸12aの中央部に固定され
た鎖歯車、26は補助踏板5の前端中央部に回動
自在に設けられた鎖歯車で、鎖歯車25との間に
はチエーン27が巻き掛けられている。チエーン
27と前述の鎖歯車23とは常時かみ合つてい
る。30は第一の駆動装置31により水平方向に
駆動されローラ9と係合してレバー10を操作す
る例えばU字状の駆動レバー、130は第二の駆
動装置131により水平方向に駆動されローラ9
0と係合してレバー100を操作する。例えばU
字状の駆動レバー、32は身障者用ステツプ4の
内部両側面に固定され補助踏板5を案内する案内
部材、33は踏板6の裏面に固定された安全板
で、補助踏板5がたとえ引き出されすぎたとして
も踏板に穴があかないようにしている。
一方、第4図は身障者用ステツプ4の上方に隣
接する隣接ステツプ4′の拡大斜視図であるが、
第4図aは踏板6′が水平状態の通常の状態をあ
らわす図で、奥行寸法Lも一般乗客用ステツプと
同じ約400mmである。又、第4図bは身障者が利
用する場合に第5図に示すように車椅子の足載せ
等が邪魔にならないように踏板6′の傾斜した状
態をあらわすもので、第4図及び第5図におい
て、7′は前論、8′は後輪、9′はピン9′aによ
りレバー10′に回動自在に取付けられたローラ、
レバー10′は隣接ステツプ4′の内部に軸受(図
示しない)を介して回動自在に支持された軸1
1′の一端に固定されており、通常はレバー1
0′とステツプ4′内側面との間に設けられたスプ
リング40によりステツプ側面側へ引張られるス
トツパー41に接触している。
接する隣接ステツプ4′の拡大斜視図であるが、
第4図aは踏板6′が水平状態の通常の状態をあ
らわす図で、奥行寸法Lも一般乗客用ステツプと
同じ約400mmである。又、第4図bは身障者が利
用する場合に第5図に示すように車椅子の足載せ
等が邪魔にならないように踏板6′の傾斜した状
態をあらわすもので、第4図及び第5図におい
て、7′は前論、8′は後輪、9′はピン9′aによ
りレバー10′に回動自在に取付けられたローラ、
レバー10′は隣接ステツプ4′の内部に軸受(図
示しない)を介して回動自在に支持された軸1
1′の一端に固定されており、通常はレバー1
0′とステツプ4′内側面との間に設けられたスプ
リング40によりステツプ側面側へ引張られるス
トツパー41に接触している。
第6図は隣接ステツプ4′の内部が見えるよう
に図示した拡大斜視図で、第6図aは通常の場
合、第6図bは身障者がエスカレータを利用する
場合に踏板6′が傾斜状態になり、ライザ42が
ステツプ4′の下面に折りたたまれた状態を示し、
図中第4図及び第5図と同一符号のものは同一の
ものを示すが、43はシヤフト11′の他端、即
ちレバー10′が設けられた反対側の端部に固定
された傘歯車、44はステツプ4′の片側側部に
回動自在に支持された軸45の一端に固定された
傘歯車で、傘歯車43とかみ合つている。46は
軸45の他端に固定されたレバー、47は一端が
ピン47aによりレバー46に回動自在に連結さ
れ、他端がピン47bによりレバー48に回動自
在に連結されたリンクで、レバー48の他端は回
動自在に支持された軸49の一端に固定されてい
る。50は一端が軸49の他端に固定されたレバ
ーで、他端には回動自在なローラ51を備えたバ
ー52が固定され、バー52を介して左右のレバ
ー50(左右対称のため左側のレバー50の図示
省略)が連結されている。6′aは踏板6′の裏面
に固定されたコ字形状の部材で、常時ローラ51
と係合している。53は踏板6′の固定部前端下
方に固定された軸で、軸53と踏板6′の回転部
とはヒンジ54により連結されている。55は一
端が軸53の略中央部に固定されたリンク取付板
56にピン55aを介して回動自在に取付けられ
たリンクで、他端は踏板6′の底面に回動自在に
支持された軸58の一端に固定されたリンク取付
板57にプン55bを介して回動自在に連結され
ている。59は軸58の他端に固定された歯車、
60は軸受(図示しない)を介して踏板6′に回
動自在に取付けられ、かつブラツケト61を介し
てライザ42の裏面に固定されている軸で、軸6
0の略中央部には歯車62が固定されており、歯
車62と歯車59とはかみ合つている。70は第
三の駆動装置71により水平方向に駆動されロー
ラ9′と係合してレバー10′を操作する駆動レバ
ー72は身障者を乗せてエスカレータを運転する
場合に後輪8,8′及びローラ9′を案内するガイ
ドレールである。
に図示した拡大斜視図で、第6図aは通常の場
合、第6図bは身障者がエスカレータを利用する
場合に踏板6′が傾斜状態になり、ライザ42が
ステツプ4′の下面に折りたたまれた状態を示し、
図中第4図及び第5図と同一符号のものは同一の
ものを示すが、43はシヤフト11′の他端、即
ちレバー10′が設けられた反対側の端部に固定
された傘歯車、44はステツプ4′の片側側部に
回動自在に支持された軸45の一端に固定された
傘歯車で、傘歯車43とかみ合つている。46は
軸45の他端に固定されたレバー、47は一端が
ピン47aによりレバー46に回動自在に連結さ
れ、他端がピン47bによりレバー48に回動自
在に連結されたリンクで、レバー48の他端は回
動自在に支持された軸49の一端に固定されてい
る。50は一端が軸49の他端に固定されたレバ
ーで、他端には回動自在なローラ51を備えたバ
ー52が固定され、バー52を介して左右のレバ
ー50(左右対称のため左側のレバー50の図示
省略)が連結されている。6′aは踏板6′の裏面
に固定されたコ字形状の部材で、常時ローラ51
と係合している。53は踏板6′の固定部前端下
方に固定された軸で、軸53と踏板6′の回転部
とはヒンジ54により連結されている。55は一
端が軸53の略中央部に固定されたリンク取付板
56にピン55aを介して回動自在に取付けられ
たリンクで、他端は踏板6′の底面に回動自在に
支持された軸58の一端に固定されたリンク取付
板57にプン55bを介して回動自在に連結され
ている。59は軸58の他端に固定された歯車、
60は軸受(図示しない)を介して踏板6′に回
動自在に取付けられ、かつブラツケト61を介し
てライザ42の裏面に固定されている軸で、軸6
0の略中央部には歯車62が固定されており、歯
車62と歯車59とはかみ合つている。70は第
三の駆動装置71により水平方向に駆動されロー
ラ9′と係合してレバー10′を操作する駆動レバ
ー72は身障者を乗せてエスカレータを運転する
場合に後輪8,8′及びローラ9′を案内するガイ
ドレールである。
次に本発明装置の動作を図面を用いて説明す
る。通常運転時には、身障者用ステツプ4は第2
図a及び第3図aに示すように、又隣接ステツプ
4′は第4図a及び第6図aに示すように、レバ
ー10,100及び10′に設けられたローラ9,
90及び9′がエスカレータの下層部及び上層部
における乗降口付近において駆動レバー30,1
30及び70(第3図a及び第6図aに図示)に
接触するだけのため、外見上の構造も動きも通常
のステツプと何ら変わらない。ここで、車椅子に
乗つた身障者が、第1図に示す下層部の乗込口に
やつてきて身障者専用停止スイツチS1を押す
と、例えば身障者用ステツプ4にだけ設けられた
突片をリミツトスイツチにより検出する周知の検
出機構により身障者用ステツプ4がこの下層部の
乗込口に回転してくるとこれを検出してエスカレ
ータを停止させる。次に身障者用ステツプ4が乗
込口に停止すると、駆動レバー30及び70が第
一の駆動装置31及び第三の駆動装置71により
水平移動され、この動作によりレバー10は第3
図aにおいて軸11を中心に紙面の手前方向に回
転し、レバー10′は第6図aにおいて軸11′を
中心に紙面の奥方向に回転する。
る。通常運転時には、身障者用ステツプ4は第2
図a及び第3図aに示すように、又隣接ステツプ
4′は第4図a及び第6図aに示すように、レバ
ー10,100及び10′に設けられたローラ9,
90及び9′がエスカレータの下層部及び上層部
における乗降口付近において駆動レバー30,1
30及び70(第3図a及び第6図aに図示)に
接触するだけのため、外見上の構造も動きも通常
のステツプと何ら変わらない。ここで、車椅子に
乗つた身障者が、第1図に示す下層部の乗込口に
やつてきて身障者専用停止スイツチS1を押す
と、例えば身障者用ステツプ4にだけ設けられた
突片をリミツトスイツチにより検出する周知の検
出機構により身障者用ステツプ4がこの下層部の
乗込口に回転してくるとこれを検出してエスカレ
ータを停止させる。次に身障者用ステツプ4が乗
込口に停止すると、駆動レバー30及び70が第
一の駆動装置31及び第三の駆動装置71により
水平移動され、この動作によりレバー10は第3
図aにおいて軸11を中心に紙面の手前方向に回
転し、レバー10′は第6図aにおいて軸11′を
中心に紙面の奥方向に回転する。
まずレバー10のこの回転動作は第3図a及び
bにおいて軸11、歯車13、歯車14、軸15
を介してピニオン16を軸15を中心に反時計方
向に回転させて、ラツク17を介して第3図bに
示すように踏板6の下方に収納された補助踏板5
を後方に送り出す。このとき、鎖歯車25と26
との間に巻き掛けられたチエーン27と鎖歯車2
4とがかみ合つた状態で補助踏板5が後方に引き
出される(ローラ90は駆動レバー130により
拘束されているため鎖歯車24は固定の状態にあ
る)ため、チエーン27は第3図aで示す矢印方
向に移動し、2枚の傾斜板12は軸12aを中心
に時計方向に180゜回転して第3図bに示す状態に
なる。ここで、この踏板6の引き出し具合はレバ
ー10の動作によつて決まるため身障者がエスカ
レータを利用しているときには補助踏板5の引き
出し寸法が変わらないようにガイドレールでロー
ラ9を案内したり、レバー10にロツク機構を設
けてエスカレータ運転中はレバー10が回転しな
いようにする。又、安全のためこの傾斜板12の
大きさを十分大きくとると、補助踏板5を少し引
き出しても、E形状に構成された踏板6の中央部
に穴があいてしまうが踏板6の後端部の裏面に安
全板33を設けると補助踏板5を踏板6から十分
引き出すことができ、十分なペースを確保するこ
とができる。
bにおいて軸11、歯車13、歯車14、軸15
を介してピニオン16を軸15を中心に反時計方
向に回転させて、ラツク17を介して第3図bに
示すように踏板6の下方に収納された補助踏板5
を後方に送り出す。このとき、鎖歯車25と26
との間に巻き掛けられたチエーン27と鎖歯車2
4とがかみ合つた状態で補助踏板5が後方に引き
出される(ローラ90は駆動レバー130により
拘束されているため鎖歯車24は固定の状態にあ
る)ため、チエーン27は第3図aで示す矢印方
向に移動し、2枚の傾斜板12は軸12aを中心
に時計方向に180゜回転して第3図bに示す状態に
なる。ここで、この踏板6の引き出し具合はレバ
ー10の動作によつて決まるため身障者がエスカ
レータを利用しているときには補助踏板5の引き
出し寸法が変わらないようにガイドレールでロー
ラ9を案内したり、レバー10にロツク機構を設
けてエスカレータ運転中はレバー10が回転しな
いようにする。又、安全のためこの傾斜板12の
大きさを十分大きくとると、補助踏板5を少し引
き出しても、E形状に構成された踏板6の中央部
に穴があいてしまうが踏板6の後端部の裏面に安
全板33を設けると補助踏板5を踏板6から十分
引き出すことができ、十分なペースを確保するこ
とができる。
一方、レバー10′の回転動作は第6図a及び
bにおいて軸11′、傘歯車43、傘歯車44を
介して軸45を時計方向に回転させ、レバー4
6、ピン47a、リンク47、ピン47b、レバ
ー48、軸49を介してレバー50を軸49を中
心に反時計方向に回転させてローラ51と部材
6′aの係合による踏板6′の支持位置を確実に下
に移動させるため、踏板6′はヒンジ54により
軸53を中心に後方に傾いてゆく。この傾き動作
にしたがつて、リンク55の絶対位置は変わらな
いのでリンク55によりリンク取付板57が力を
受けて軸58とともに反時計方向に回転し、歯車
59、歯車62、軸60、ブラケツト61を介し
てライザ42がステツプ4′の下部に折り込まれ
て第6図bに示す状態になる。したがつて前述の
二つの動作、即ち身障者用ステツプ4の引き出し
動作と隣接ステツプ4′の傾き動作及びライザ4
2の折り込み動作が並行して行なわれ、第7図に
示すような車椅子が十分乗込めるスペースを作り
出す。ここで、第7図からわかるとおり、踏板6
と安と安全板33及び傾斜板12と通常のステツ
プの踏板6″とには段差が生じるが、傾斜板12
の先端にスロープを形成することにより車椅子の
乗降に支障が起こらないようにしてある。
bにおいて軸11′、傘歯車43、傘歯車44を
介して軸45を時計方向に回転させ、レバー4
6、ピン47a、リンク47、ピン47b、レバ
ー48、軸49を介してレバー50を軸49を中
心に反時計方向に回転させてローラ51と部材
6′aの係合による踏板6′の支持位置を確実に下
に移動させるため、踏板6′はヒンジ54により
軸53を中心に後方に傾いてゆく。この傾き動作
にしたがつて、リンク55の絶対位置は変わらな
いのでリンク55によりリンク取付板57が力を
受けて軸58とともに反時計方向に回転し、歯車
59、歯車62、軸60、ブラケツト61を介し
てライザ42がステツプ4′の下部に折り込まれ
て第6図bに示す状態になる。したがつて前述の
二つの動作、即ち身障者用ステツプ4の引き出し
動作と隣接ステツプ4′の傾き動作及びライザ4
2の折り込み動作が並行して行なわれ、第7図に
示すような車椅子が十分乗込めるスペースを作り
出す。ここで、第7図からわかるとおり、踏板6
と安と安全板33及び傾斜板12と通常のステツ
プの踏板6″とには段差が生じるが、傾斜板12
の先端にスロープを形成することにより車椅子の
乗降に支障が起こらないようにしてある。
尚、この隣接ステツプ4′における踏板6′の傾
き具合はローラ9′が案内されるガイドレール7
2の形状によつて左右されるため、傾斜区間では
もつとも大きな傾き具合で、水平区間では若干傾
く程度になるように適当な形状のガイドレール7
2がエスカレータの全走行区間に設けられてい
る。
き具合はローラ9′が案内されるガイドレール7
2の形状によつて左右されるため、傾斜区間では
もつとも大きな傾き具合で、水平区間では若干傾
く程度になるように適当な形状のガイドレール7
2がエスカレータの全走行区間に設けられてい
る。
次に車椅子が身障者用ステツプ4に乗き込んで
身障者専用起動スイツチS2を押すと、今度は第
3図aに示す駆動レバー130が第二の駆動装置
131により水平移動し、この動作によりレバー
100は軸110を中心に矢印(第3図bに図
示)の方向に回転する。このレバー100の回転
動作は第3図bにおいて軸110を介して歯車1
8を時計方向に回転させ、歯車19、軸20、傘
歯車21,22、軸23、鎖歯車24を介してチ
エーン27を第3図bの矢印の方向に移動させる
ため、傾斜板12は軸12aを中心にして反時計
方向に約60゜回転し第3図cの位置で停止して車
止めの働きをする。その後エスカレータは第5図
に示す状態で運転を開始し、身障者用ステツプ4
が上層階に降口に到着するとエスカレータを自動
的に停止させる。身障者用ステツプ4が降口に停
止すると、上層階における身障者用ステツプ4の
駆動レバー130が第3図cにおいて第四の駆動
装置(第二の駆動装置131に対応するもの)に
より紙面奥側へ水平移動し、ローラ90を介して
レバー100を軸110を中心に矢印方向へ回転
させる。このレバー90の回転動作は軸110、
歯車18、歯車19、軸20、傘歯車21,2
2、軸23、鎖歯車24を介してチエーン27を
第3図cの矢印の方向に移動させて、傾斜板12
を軸12aを中心に時計方向に約60゜回転させ第
3図bの状態にする。この状態は下層階であれば
車椅子が降りられる状態である。次に身障者がエ
スカレータを降りて後、復旧スイツチS3を押す
と、上層階における身障者用ステツプ4の駆動レ
バー30及び隣接ステツプ4′の駆動レバー70
が第3図b、第6図bにおいて第五及び第六の駆
動装置(第一の駆動装置31及び第三の駆動装置
71に対応するもの)により紙面奥側あるいは紙
面手前側へ水平移動し、レバー10,10′はこ
の駆動レバーの水平移動につれて、軸11,1
1′を中心に矢印の方向へ回転する。
身障者専用起動スイツチS2を押すと、今度は第
3図aに示す駆動レバー130が第二の駆動装置
131により水平移動し、この動作によりレバー
100は軸110を中心に矢印(第3図bに図
示)の方向に回転する。このレバー100の回転
動作は第3図bにおいて軸110を介して歯車1
8を時計方向に回転させ、歯車19、軸20、傘
歯車21,22、軸23、鎖歯車24を介してチ
エーン27を第3図bの矢印の方向に移動させる
ため、傾斜板12は軸12aを中心にして反時計
方向に約60゜回転し第3図cの位置で停止して車
止めの働きをする。その後エスカレータは第5図
に示す状態で運転を開始し、身障者用ステツプ4
が上層階に降口に到着するとエスカレータを自動
的に停止させる。身障者用ステツプ4が降口に停
止すると、上層階における身障者用ステツプ4の
駆動レバー130が第3図cにおいて第四の駆動
装置(第二の駆動装置131に対応するもの)に
より紙面奥側へ水平移動し、ローラ90を介して
レバー100を軸110を中心に矢印方向へ回転
させる。このレバー90の回転動作は軸110、
歯車18、歯車19、軸20、傘歯車21,2
2、軸23、鎖歯車24を介してチエーン27を
第3図cの矢印の方向に移動させて、傾斜板12
を軸12aを中心に時計方向に約60゜回転させ第
3図bの状態にする。この状態は下層階であれば
車椅子が降りられる状態である。次に身障者がエ
スカレータを降りて後、復旧スイツチS3を押す
と、上層階における身障者用ステツプ4の駆動レ
バー30及び隣接ステツプ4′の駆動レバー70
が第3図b、第6図bにおいて第五及び第六の駆
動装置(第一の駆動装置31及び第三の駆動装置
71に対応するもの)により紙面奥側あるいは紙
面手前側へ水平移動し、レバー10,10′はこ
の駆動レバーの水平移動につれて、軸11,1
1′を中心に矢印の方向へ回転する。
まずレバー10のこの回転動作は、軸11、歯
車13、歯車14、軸15、ピニオン16、ラツ
ク17を介して補助踏板5を踏板6の下方内部に
引き戻す。このとき鎖歯車25,26間に巻き掛
けられたチエーン27と拘束された鎖歯車24と
がかみ合つた状態で補助踏板5が引き込まれるた
め、チエーン27は第3図bで示す矢印の方向に
移動し、傾斜板12は軸12aを中心に反時計方
向に180゜回転して第2図a及び第3図aに示す状
態になり、通常のステツプと何ら変わらない大き
さに縮少される。
車13、歯車14、軸15、ピニオン16、ラツ
ク17を介して補助踏板5を踏板6の下方内部に
引き戻す。このとき鎖歯車25,26間に巻き掛
けられたチエーン27と拘束された鎖歯車24と
がかみ合つた状態で補助踏板5が引き込まれるた
め、チエーン27は第3図bで示す矢印の方向に
移動し、傾斜板12は軸12aを中心に反時計方
向に180゜回転して第2図a及び第3図aに示す状
態になり、通常のステツプと何ら変わらない大き
さに縮少される。
一方、レバー10′の回転動作は第6図bにお
いて軸11′、傘歯車43、傘歯車44、軸45、
レバー46、ピン47a、リンク47、ピン47
b、レバー48、軸49を介してレバー50を軸
49を中心に時計方向に回転させローラ51によ
り踏板6′の支持位置を上に移動させるため、多
少傾きを残している踏板6′はヒンジ54により
軸53を中心に反時計方向に回転するにしたがつ
て、リンク55によりリンク取付板57が力を受
けて軸58とともに時計方向に回転し、歯車5
9、歯車62、軸60、ブラケツト61を介して
ライザ42が後方のステツプ側に表われて第4図
a及び第6図aに示す通常のステツプの状態にも
どる。したがつて、前述の二つの動作、即ち身障
者用ステツプ4の引き込み移動動作と隣接ステツ
プ4′の回転動作が並行して行なわれ、通常のエ
スカレータと全く変わらない状態に復旧する。
いて軸11′、傘歯車43、傘歯車44、軸45、
レバー46、ピン47a、リンク47、ピン47
b、レバー48、軸49を介してレバー50を軸
49を中心に時計方向に回転させローラ51によ
り踏板6′の支持位置を上に移動させるため、多
少傾きを残している踏板6′はヒンジ54により
軸53を中心に反時計方向に回転するにしたがつ
て、リンク55によりリンク取付板57が力を受
けて軸58とともに時計方向に回転し、歯車5
9、歯車62、軸60、ブラケツト61を介して
ライザ42が後方のステツプ側に表われて第4図
a及び第6図aに示す通常のステツプの状態にも
どる。したがつて、前述の二つの動作、即ち身障
者用ステツプ4の引き込み移動動作と隣接ステツ
プ4′の回転動作が並行して行なわれ、通常のエ
スカレータと全く変わらない状態に復旧する。
以上の説明では身障者が下層階からエスカレー
タに乗り込み、上層階で降りる場合について述べ
たが、上層階から乗込み下層階で降りる場合につ
いても本質的に何ら変わりなく、本発明を実施す
ることができる。
タに乗り込み、上層階で降りる場合について述べ
たが、上層階から乗込み下層階で降りる場合につ
いても本質的に何ら変わりなく、本発明を実施す
ることができる。
以上の一実施例においてレバー10,100,
10′は全て水平方向に回動できる構成にしてい
るが、これは仮に第8図に示すように垂直面内で
動作するレバー80のような場合にはステツプ4
の前輪7あるいは後輪8を案内するガイドレール
90を支持しているビーム91に干渉してしまう
恐れがあり、又第9図に示すように隣接ステツプ
4′のライザ42を折り込み式に構成した理由も
ビーム91と干渉しないように考慮したためであ
る。
10′は全て水平方向に回動できる構成にしてい
るが、これは仮に第8図に示すように垂直面内で
動作するレバー80のような場合にはステツプ4
の前輪7あるいは後輪8を案内するガイドレール
90を支持しているビーム91に干渉してしまう
恐れがあり、又第9図に示すように隣接ステツプ
4′のライザ42を折り込み式に構成した理由も
ビーム91と干渉しないように考慮したためであ
る。
以上述べたように本発明によれば、マンコンベ
アの複数のステツプのうち少なくとも一つのステ
ツプの踏板下方に補助踏板を前後方向に移動自在
に設け、かつ該補助踏板の後端には傾斜板を回動
自在に備えて、この傾斜板が補助踏板の移動動作
に応じて適宜回転動作するため、単に踏板のスペ
ースが実質的に広がつて車椅子でも十分エスカレ
ータを利用できるようになるだけでなく、たとえ
身障者1人であつても極めて安全にエスカレータ
を利用できる効果を発揮する。又、通常は一般の
マンコンベアと全く同じ大きさのステツプにでき
るため、ステツプを反転させるスプロケツトは従
来のマンコンベアのスプロケツトと同じ大きさで
すみ、いたずらにマンコンベア全体の大きさが大
きくなることはない。
アの複数のステツプのうち少なくとも一つのステ
ツプの踏板下方に補助踏板を前後方向に移動自在
に設け、かつ該補助踏板の後端には傾斜板を回動
自在に備えて、この傾斜板が補助踏板の移動動作
に応じて適宜回転動作するため、単に踏板のスペ
ースが実質的に広がつて車椅子でも十分エスカレ
ータを利用できるようになるだけでなく、たとえ
身障者1人であつても極めて安全にエスカレータ
を利用できる効果を発揮する。又、通常は一般の
マンコンベアと全く同じ大きさのステツプにでき
るため、ステツプを反転させるスプロケツトは従
来のマンコンベアのスプロケツトと同じ大きさで
すみ、いたずらにマンコンベア全体の大きさが大
きくなることはない。
第1図は本発明を示すエスカレータの全体側面
図、第2図は身障者用ステツプ4の斜視図、第3
図は身障者用ステツプ4の内部透視斜視図、第4
図は隣接ステツプ4′の斜視図、第5図は身障者
が本発明にかかるエスカレータを利用している状
態を示す側面図、第6図は隣接ステツプ4′の内
部透視斜視図、第7図は身障者が乗り込む前の本
発明にかかるエスカレータのステツプの状態を示
す斜視図、第8図及び第9図は本発明の一効果を
示す説明図である。 1……エスカレータ本体、3……一般乗客用ス
テツプ、4……身障者用ステツプ、4′……隣接
ステツプ、5……補助踏板、6,6′……踏板、
12……傾斜板、33……安全板、42……ライ
ザ。
図、第2図は身障者用ステツプ4の斜視図、第3
図は身障者用ステツプ4の内部透視斜視図、第4
図は隣接ステツプ4′の斜視図、第5図は身障者
が本発明にかかるエスカレータを利用している状
態を示す側面図、第6図は隣接ステツプ4′の内
部透視斜視図、第7図は身障者が乗り込む前の本
発明にかかるエスカレータのステツプの状態を示
す斜視図、第8図及び第9図は本発明の一効果を
示す説明図である。 1……エスカレータ本体、3……一般乗客用ス
テツプ、4……身障者用ステツプ、4′……隣接
ステツプ、5……補助踏板、6,6′……踏板、
12……傾斜板、33……安全板、42……ライ
ザ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 マンコンベアを構成する複数のステツプのう
ち少なくとも一つのステツプの踏板をE形状に構
成し、該E形状の踏板の下方には補助踏板を前後
方向に移動自在に設け、該移動自在の補助踏板後
端には、前記E形状の踏板に嵌合して通常のマン
コンベアの踏面を構成する回動自在な傾斜板を設
けたことを特徴とする身障者兼用マンコンベア。 2 前記補助踏板は指令に基づき自動的に可動さ
せる如く構成したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の身障者兼用マンコンベア。 3 前記傾斜板は軸を介して回動自在に設けられ
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
身障者兼用マンコンベア。 4 前記傾斜板は前記移動自在の補助踏板の移動
動作と連動する連動機構により自動的に回転駆動
される如く構成したことを特徴とする特許請求の
範囲第1項若しくは第2項、又は第3項記載の身
障者兼用マンコンベア。 5 前記傾斜板は車椅子乗降時には踏込板、車椅
子乗客使用中には車止めをそれぞれ兼用すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の身障者
兼用マンコンベア。 6 前記傾斜板は先端部がスロープを形成してい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
身障者兼用マンコンベア。 7 前記E形状の踏板の裏面には安全板を備えて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の身障者兼用マンコンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13434084A JPS6112584A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 身障者兼用マンコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13434084A JPS6112584A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 身障者兼用マンコンベア |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24053388A Division JPH01119253A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 身障者兼用マンコンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6112584A JPS6112584A (ja) | 1986-01-20 |
JPH0121078B2 true JPH0121078B2 (ja) | 1989-04-19 |
Family
ID=15126059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13434084A Granted JPS6112584A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 身障者兼用マンコンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6112584A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3872339A1 (en) | 2020-02-26 | 2021-09-01 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Wind turbine blade |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS597685A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-14 | 株式会社日立製作所 | エスカレーター装置 |
JPS5912072A (ja) * | 1982-07-13 | 1984-01-21 | 三菱電機株式会社 | エスカレ−タ装置 |
JPS5912067A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-21 | 三菱電機株式会社 | エスカレ−タ装置 |
JPS606583A (ja) * | 1983-06-25 | 1985-01-14 | フジテツク株式会社 | マンコンベア |
JPS60202076A (ja) * | 1984-03-24 | 1985-10-12 | フジテツク株式会社 | 身障者用エスカレ−タのステップ |
JPS6319436A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-27 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
-
1984
- 1984-06-28 JP JP13434084A patent/JPS6112584A/ja active Granted
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS597685A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-14 | 株式会社日立製作所 | エスカレーター装置 |
JPS5912067A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-21 | 三菱電機株式会社 | エスカレ−タ装置 |
JPS5912072A (ja) * | 1982-07-13 | 1984-01-21 | 三菱電機株式会社 | エスカレ−タ装置 |
JPS606583A (ja) * | 1983-06-25 | 1985-01-14 | フジテツク株式会社 | マンコンベア |
JPS60202076A (ja) * | 1984-03-24 | 1985-10-12 | フジテツク株式会社 | 身障者用エスカレ−タのステップ |
JPS6319436A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-27 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3872339A1 (en) | 2020-02-26 | 2021-09-01 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Wind turbine blade |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6112584A (ja) | 1986-01-20 |
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