JPH01210772A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH01210772A
JPH01210772A JP3613888A JP3613888A JPH01210772A JP H01210772 A JPH01210772 A JP H01210772A JP 3613888 A JP3613888 A JP 3613888A JP 3613888 A JP3613888 A JP 3613888A JP H01210772 A JPH01210772 A JP H01210772A
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refrigerant condenser
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鹿村 秋男
Hiroshi Tamura
裕志 田村
Satoshi Watanabe
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、車室内温度を低下させることなく除湿するこ
とのできる車両用空気調和装置に関する。
[従来の技術] 室内の除湿を行うとともに、その室内温度の制御を行う
ことのできる空気調和装置として、例えば、特開昭59
−12260号公報が開示されている。
この公報に開示された空気調和装置は、第6図に示すよ
うに、圧縮機100、凝縮器101、第1減圧器102
、副凝縮器103、第2二方弁104、蒸発器105を
環状に連結し、第1減圧器102と並列に第に方弁10
6を、第2二方弁104と並列に第2減圧器107をそ
れぞれ接続し、さらに第2二方弁104の冷媒流入側と
圧縮機100の吸入側に第3三方弁108を備えたバイ
パス回路109を設けた冷媒回路110を形成している
なお、副凝縮器103および蒸発器105は室内に配置
され、室内送風機111の送風を受けて、冷媒と室内空
気との熱交換が行われる。また、凝縮器101は室外に
配置され、室外送風機112の送風を受けて圧縮l 1
00から吐出されたガス状冷媒を凝−輸液化する。
この空気調和装置により除湿運転を行う際に、室外送f
f1Fj!4112の作動を停止することで凝縮器10
1の放熱能力が低下し、第に方弁106を通って高温高
圧の冷媒が副凝縮器103に流れる。副凝縮器103を
通過する冷媒は、室内送風機111の送風を受けて凝縮
液化され、第2減圧器107で減圧膨張された後、蒸発
器105で室内空気と熱交換される。このとき、蒸発器
105を通過する空気が除湿、冷却されるが、副凝縮器
103を通過する際に熱交換されて暖められるため、室
内温度を低下させることなく室内の除湿を行うことがで
きる。
なお、室外送風機112を作動させた場合には副凝縮器
103での放熱能力が低下するため、上記の除湿運転の
際に得られる室内温度より若干低めの室内温度を得るこ
とができる。
前述した作動で、第3二方弁108を開くことにより、
副凝縮器103から流出した冷媒の一部が蒸発器105
をバイパスして圧縮機100に流れるため、蒸発器10
5へ流れる冷媒量が減り、蒸発器105での吸熱能力が
減少する。これにより、前述した除湿運転の際に得られ
る室内温度より若干高めの室内温度を得ることができる
[発明が解決しようとする課題] しかるに、上述した従来技術による冷媒回路110は、
除湿運転の際に室外送風機112の作動を停止して副凝
縮器103で冷媒の凝縮潜熱を得るため、必然的に、圧
縮機100の上流にアキュームレータを配設したアキュ
ームレータサイクルとして構成される。
このため、前記公報に開示された従来技術では、熱負荷
変動が大きく、且つ圧縮機の回転変動の激しい車両用空
気調和装置には不適当である問題点を有していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、車両用として好適なレシーバ方式の冷媒回路を採用
し、車室内の除湿時に、室内温度を制御することのでき
る空気調和装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を構成するために、冷媒圧縮機、冷媒
凝縮器、レシーバ、減圧装置、および冷媒蒸発器を環状
に連結した冷媒回路と、該冷媒回路の前記冷媒凝縮器と
前記レシーバとの間で分岐して設けられ、冷媒流入側が
前記冷媒凝縮器の下流に接続されるとともに、冷媒流出
側が前記レシーバの上流に接続され、車室内に吹き出さ
れる空気と熱交換可能な副冷媒凝縮器と、前記冷媒凝縮
器から流出した冷媒の流通方゛向を切り替えて、前記冷
媒凝縮器から流出した冷媒を前記レシーバま・たは前記
副冷媒凝縮器へ流入させる流通方向切替手段とを具備す
ることを技術的手段とする。
[作用] 上記構成よりなる本発明は、車室内を冷房する際には、
流通方向切替手段により、冷媒凝縮器で凝縮液化された
冷媒を直接レシーバへ供給し、気液分離した後、減圧装
置で減圧膨張した冷媒を冷媒蒸発器へ供給する。冷媒蒸
発器に供給された冷媒は、周囲の空気より蒸発潜熱を奪
って周囲の空気を冷却する。その冷却された空気を車室
内へ供給することにより車室内の冷房が行われる。
車室内の温度制御とともに、車室内の除湿を行う場合に
は、流通方向切替手段により、冷媒凝縮器より流出した
冷媒が副冷媒凝縮器へ流れるようにし、冷媒圧縮機より
吐出された冷媒を冷媒凝縮器□と副冷媒凝縮器とで凝縮
液化させる。以後、副冷媒凝縮器を流出した冷゛媒は、
前記車室内冷房の時と同様に、レシーバ、減圧装置を経
た後、冷媒蒸発器へ供給され周囲の空気を冷却する。
このとき、空調ダクト内で、副冷媒凝縮器を冷媒蒸発器
の下流に配置することにより、冷媒蒸発器で除湿冷却さ
れた空気が副冷媒凝縮器を通過する際に加熱される。ど
れにより、冷媒凝縮器での放熱量を制御することで、副
冷媒凝縮器の能力が制御でき、従って、除湿された空気
の車室内への吹き出し温度を制御することができる。
[発明の効果〕 本発明によれば、レシーバ方式の冷媒回路を備えた車両
用空気調和装置において、冷媒の流通方向切替手段およ
び副冷媒凝縮器という簡単な構成の追加により、従来の
冷房機能に除湿機能を追加することが可能となる。また
、レシーバ方式の冷媒回路のため、副冷媒凝縮器におい
て安定した凝w1潜熱が得られ、従って、安定した除湿
性能を得ることが可能となる。
さらに、除湿時において、例えば、送風機の送風量によ
り冷媒凝縮器の放熱量を制御するのみで、副冷媒凝縮器
の能力を制御できる。従って、車室内の除湿とともに、
その室内温度を低下させることなく制御することができ
る。
[実施例] 次に、本発明の車両用空気調和装置を図面に示す一実施
例に基づき説明する。
第1図は車両空気調和装置の冷媒回路図、第2図は車両
空気調和装置を適用したバス車両の斜視図である。
本実施例の空気調和装置は、バス車両1の後部に配置さ
れたエンジン2により、空気調和装置の冷凍サイクル3
を構成する6気筒の冷媒圧縮機4が駆動される。なお、
冷媒圧縮機4は、■ベルト(図示しない)を介してエン
ジン2に締結されるため、エンジン2と同様に、バス車
両1の後部に配置される。
冷凍サイクル3は、第1図に示すように、冷媒圧縮機4
、冷媒凝縮器5、レシーバ6、本発明の減圧装置として
のエキスパンションバルブ7、および冷媒蒸発器8をそ
れぞれ冷媒配管9により環状に連結した冷媒回路10と
、その冷媒回路10の冷媒凝縮器5とレシーバ6との間
で、冷媒凝縮器5と直列に接続された副冷媒凝縮器11
と、レシーバ6と冷媒圧縮機4の上流とを結ぶバイパス
回路12とから構成されている。
なお冷媒凝縮器5より、レシーバ6あるいは副冷媒凝縮
器11に至る分岐部には、本発明の流通方向切替手段で
ある三方切替弁13が配設され、副冷媒凝縮器11の下
流には逆止弁14が配設されている。
またバイパス回路12のレシーバ6側には、通電により
開弁する電磁弁15が配設されている。
この冷凍サイクル3では、三方切替弁13を切り替える
ことにより、冷媒凝縮器5から流出した冷媒を直接レシ
ーバ6に供給して、エキスパンションパルプ7で減圧彫
版させた後、冷媒蒸発器8で蒸発させる冷房サイクルと
5冷媒凝縮器5から流出した冷媒を副冷媒凝縮器11に
供給して、冷媒凝縮器5と副冷媒凝縮器11とで凝縮液
化させ、冷媒蒸発器8で除湿冷却された空気を副冷媒凝
縮器11に供給して再加熱させるリヒートサイクルとを
構成する。
上記冷凍サイクル3を構成する冷媒圧taFi14以外
の各機器は、第2図に示すように、凝縮器用送風機16
、室内送風用送m機17とともに、バス車両1の屋上に
装着されたパッケージユニット18に収納されている。
バス車両1の左右両側の天井肩部には、バス車両1の前
後方向に伸び、室内送風用送風機17により冷媒蒸発器
8および副冷媒凝縮器11を通過した空気を車室内へ向
かって吹出す空調ダクト19が設けられている。なお、
副冷媒凝縮器11は、冷媒蒸発器8に対して室内送風用
送風機17により発生する空気流の下流側に配置されて
いる。
バス車両1の床部には、エンジン2の冷却水を熱源とす
る温水式ヒータ20が設けられ、車室内の左右両側の床
面コーナ部に配設された温風用ダクト21より、温水式
ヒータ20で加熱した温風が乗客の足下付近に吹出され
る。
上述した冷凍サイクル3および温水式ヒータ20は、運
転席に設置されたコントロールパネル22の各スイッチ
を操作することにより、前記パッケージユニット18に
組み込まれた制御回路23を介して駆動、制御される。
このコントロールパネル22には、第3図に示すように
、室温を設定するための室温設定ボリューム24、この
室温設定ボリューム24により設定された設定温度に従
って、室内送風用送風機17、冷媒圧縮機4、および温
水式ヒータ20の能力制御を行うAUTOモードスイッ
チ25、リヒートサイクルを選択して、車室内の除湿と
ともに車室内温度を制御すルDEH(INモートスイッ
チ26、AUTOモードスイッチ25およびDEIIU
Hモードスイッチ26と独立して室内送風用送瓜vi1
7の能力制御を行う送風機スイッチ27、エンジン2の
つオームアップ時で車室内温度が低い場合に、暖房能力
を高めるHEATBOO3Tスイッチ28、外気を取り
入れるためのVENTスイッチ29などが設けられてい
る。
なお、へ〇TOモートスイッチ25、 DEHUM−1
1−−トスイッチ26は、冷凍サイクル3と温水式ヒー
タ20とを連動して作動させ、外気温度、車室内温度、
および設定温度に基づいて後述する能力モードを選択す
る。
制御回路23は、室内送風用送風機17および冷媒圧縮
機4の能力制御、三方切替弁13の切り替え制御、バイ
パス回路12に設けられた電磁弁15への通電制御、リ
ヒートサイクルで運転中の凝縮器用送風機16の能力制
御、温水式ヒータ20の制御などを行う。
この制御回路23の作動を、第4図に示すフローチャー
ト、第5図の能力モード設定グラフ、および第1表の能
力モード表に基づき説明する。
まずステップ1で、AUTOモードか否かを判断する。
ステップ1の判断結果がYESの場合には、ステップ2
で外気温、内気温、および室温設定ボリューム24によ
る設定温度を呼び込む。
ステップ3で、ステップ2において呼び込んだ外気温、
内気温、設定温度に基づき、第5図に示すモード設定グ
ラフに従って能力モードを選択する。
次にステップ4では、ステップ3で選択された能力モー
ドに従い、第1表の能力モード表に示すように、室内送
風用送風機17、冷媒圧縮機4、および温水式ヒータ2
0の能力制御を行う。
ステップ1の判断結果がNOの場合には、ステップ5に
おいてDEHUHモードか否かを判断する。ステップ5
の判断結果がYESの場合には、ステップ6で外気温、
内気温、および室温設定ボリューム24による設定温度
を呼び込む。
ステップ7で、ステップ6において呼び込んだ外気温、
内気温、設定温度に基づき、第5図に示すモード設定グ
ラフに従って能力モードを選択する。
次にステップ8では、ステップ7で選択された能力モー
ドに従い、第1表の能力モード表に示すように、室内送
風用送風機17、冷媒圧縮機4、および温水式ヒータ2
0の能力制御を行う。
ここで上記の能力モード表について説明する。
a)AUTOモード時。
H1〜H5マでは温水式ヒータ20の作動が停止される
とともに、三方切替弁13により冷房サイクルが選択さ
れる。
外気温、内気温、設定温度に基づいてHlが選択された
場合、室内送風用送風機17の能力が旧(強)に設定さ
れ、冷媒圧縮機4は6気筒として使用される。
H2が選択された場合、室内送風用送風機17の能力が
He2 (中強)に設定され、冷媒圧縮機4は4気筒と
して使用される。
H3が選択された場合、室内送風用送風機17の能力が
Hel (中弱)に設定され、冷媒圧縮機4は2気筒と
して使用される。
H4が選択された場合、室内送風用送風機17の能力が
Lo(弱)に設定され、冷媒圧H4機4は2気筒として
使用されるとともに、バイパス回路12に設けられた電
磁弁15が通電され、バイパス回路12を開いて使用す
る。
H5が選択された場合、室内送風用送風機17の能力が
LO(弱)に設定され、冷媒圧縮機4の作動は停止され
る。
H6−H8が選択された場合には、室内送風用送風機1
7および冷媒圧m機4の作動は共に停止され、温水式ヒ
ータ20が作動される。温水式ヒータ20の能力は、H
6が選択された場合、Lo(弱〉に設定され、Hlが選
択された場合、He(中)に設定され、H8が設定され
た場合、旧(強)に設定される。
b) DEH聞モード時。
81〜H5までは温水式ヒータ20の作動が停止される
とともに、H1〜M44では、三方切替弁13により冷
房サイクルが選択され、H5〜H8まではリヒートサイ
クルが選択される。このリヒートサイクルが選択された
際には、室内送風用送風機17の能力は[O(弱)に設
定される。
またDEH聞モード時の場合には、冷媒圧縮機4は常に
6気筒として使用される。
外気温、内気温、設定温度に基づいてHlが選択された
場合、室内送風用送風機17の能力が旧く強)に設定さ
れる。
H2が選択された場合、室内送風用送風機17の能力が
He2 (中強)に設定される。
H3が選択された場合、室内送風用送風機17の能力が
He1 (中弱)に設定される。
H4が選択された場合、室内送風用送風機17の能力が
Lo(弱)に設定される。
H5が選択された場合、リヒートサイクルが選択され、
室内送風用送風機17の能力が10(弱)に設定される
。なお、このH5の場合には、パッケージユニット18
の吹き出し温度が20℃〜25℃に制御される。
H6が選択された場合、温水式ヒータ20の能力が[0
(弱)に設定される。
H7が選択された場合、温水式ヒータ20の能力がHe
(弱)に設定される。
H8が選択された場合、温水式ヒータ20の能力が旧(
弱)に設定される。
上記したH6−H8の場合には、パッケージユニット1
8の吹き出し温度が25°C〜30’Cに制御される。
c) DEHLI)4モ一ド時にHEATBOO3Tス
イッチ28を投入した場合。
バイパス回路12に設けた電磁弁15が通電され、電磁
弁15が開弁してバイパス回路12が開く。
上述のように、コントロールパネル22のAt1TOモ
ードスイツチ25、 DEHU)lモードスイッチ26
を操作することにより、外気温、内気温、および設定温
度に基づき81〜H8までの8段階の能力設定を行うこ
とができる。
なお、 DEHU)lモード時にリヒートサイクルを選
択した場合の吹き出し温度口を制御するために、副冷媒
凝縮器11の下流には、サーミスタなどの吹出温度検出
器30が配設されている。
また、冷媒凝縮器5の上流には、冷凍サイクル3内の高
圧圧力、すなわち凝縮圧力が、冷凍サイクル3の保証圧
力以下かどうかを判別するための圧力スイッチ31が設
けられている。
次に、本実施例の作動について説明する。
イ)使用者がAUTOモードスイッチ25を選択した場
合。
室温設定ボリューム24による室温設定温度と車室内温
度とに基づき、車室内の冷房を必要とする場合には、制
御回路23により温水式ヒータ20の作動を停止すると
ともに、三方切替弁13を制御して冷房サイクルを選択
する。これにより、冷媒圧縮機4により高温高圧に圧縮
されたガス状冷媒が冷媒凝縮器5で凝縮液化され、レシ
ーバ6で気液分!8れな後、液冷媒のみがエキスパンシ
ョンバルブ7に供給される。その後、エキスパンション
バルブ7で減圧彫版され、冷媒蒸発器8へ供給される。
冷媒蒸発器8に供給された冷媒は、周囲の空気より蒸発
潜熱を奪って蒸発し、ガス状冷媒として冷媒圧縮器に吸
入される。
冷却された空気は、室内送風用送風機17により、空調
ダクト19を介して車室内に吹き出され、車室内を冷房
する。
このとき、凝縮器用送風機16および冷媒圧縮機4の能
力制御を、例えば5段階で行うことにより、車室内温度
を制御する。
また、AUTOモード時に、車室内の暖房を必要とする
場合には、制御回路23を介して凝縮器用送風機16お
よび冷媒圧411機4の作動を停止するとともに、温水
式ヒータ20を作動させる。
ロ)使用者がDEHUMモードスイッチ26を選択し−
た場合。
DEH聞モードの場合、除湿機能を高めるために、冷媒
圧縮機4の能力を最大にしたまま、室内送風用送風機1
7の能力を制御することにより車室内温度を制御する。
また、室温設定ボリューム24による室温設定温度と車
室内温度とに基づき、室内の温度を下げないで除湿を行
う場合には、制御回路23により三方切替弁13を制御
してリヒートサイクルが選択される。これにより、冷媒
圧縮機4により高温高圧に圧縮されたガス状冷媒は、冷
媒凝縮器5と副冷媒凝縮器11とで凝縮液化され、レシ
ーバ6に供給される。レシーバ6で気液分離された後、
液冷媒のみがエキスパンションバルブ7に供給され、エ
キスパンションバルブ7で減圧彫版されて冷媒蒸発器8
へ供給される。冷媒蒸発器8に供給された冷媒は、周囲
の空気より蒸発潜熱を奪って蒸発し、ガス状冷媒として
冷媒圧縮器に吸入される。
冷媒蒸発器8で除湿冷却された空気は、室内送風用送風
機17の作動により、冷媒蒸発器8の下流に配置された
副冷媒凝縮器11を通過する際に加熱され、空調ダクト
19を介して車室内へ吹き出される。この結果、車室内
温度をほぼ一定に保ったまま、除湿を行うことができる
。またこのとき、温水式ヒータ20を作動させることに
より除湿暖房も可能である。
ハ)使用者がHEATBOO3Tスイッチ28を選択し
た場合。
リヒートサイクルで運転中に、制御回路23を介してバ
イパス回路12に設けた電磁弁15が通電されることに
より、電磁弁15が開弁してバイパス回路12が開く。
この結果、冷媒凝縮器5と副冷媒凝縮器11とで凝縮液
化された冷媒が、レシーバ6で気液分離された後、ガス
状冷媒のみがバイパス回路12を通って直接冷媒圧縮機
4に吸入される。従って、レシーバ6より吐出される冷
媒流量が低下するため、冷媒蒸発器8の冷却能力が低下
する。一方、副冷媒凝縮器11の放熱能力は変わらない
なめ、その分、車室内への吹き出し温度を上げることが
できる。
上述した作動において、リヒートサイクルで運転中に、
その吹き出し温度■1を制御するために。
副冷媒凝縮器11の下流に配置した吹出温度検出器30
により吹き出し温度■1を検出し、所定の吹き出し温度
TOとの比較を行う、そして、吹き出し温度■1が所定
の吹き出し温度■0より低い場合には、凝縮器用送風機
16の能力を低下、あるいは停止させ、副冷媒凝縮器1
1の放熱能力を上げることにより。
吹き出し温度T1を上昇させる。
また吹き出し温度■1が所定の吹き出し温度■0より高
い場合には、凝縮器用送風1fileの能力を上げて副
冷媒凝縮器11の放熱能力を低下させることに上り、吹
き出し温度T1を低下させる。
なお、吹き出し温度■1に関係なく、圧力スイッチ31
により検出した冷凍サイクル3内の高圧圧力が冷凍サイ
クル3の保証圧力まで達した場合には、凝縮器用送風8
116の能力を上げて冷凍サイクル3の安全性を維持す
る。
上述のように、レシーバ方式の冷媒回路10に冷媒の流
通方向切替手段である三方切替弁13および副冷媒凝縮
器11を追加するのみで従来の冷房機能に除湿機能を追
加することが可能となる。
また、レシーバ方式の冷媒回路10のため、副冷媒凝縮
器11において安定した凝縮潜熱が得られ、従って、安
定した除湿性能を得ることが可能となる。
さらに、冷媒の流通方向を切り替えてリヒートサイクル
を選択した際に、凝縮器用送風機16の送風量により冷
媒凝縮器5の放熱量を制御するのみで、副冷媒凝縮器1
1の能力制御を行うことができる。従って、車室内の除
湿とともに、その室内温度を低下させることなく温度制
御を行うことができる。
(変形例) 本発明の車両空気調和装置をバス車両に適用した場合を
例示したが、バス車両以外に、鉄道車両、普通乗用車な
ど他の車両に適用しても良い。
上記−施例では、本発明の冷媒回路10にバイパス回路
12を設けて、除湿時の暖房能力を向上させる際に、バ
イパス回路12を開く場合を示したが、必ずしもバイパ
ス回路12を設ける必要はない。
流通方向切替手段として、三方切替弁13を例示したが
、冷媒凝縮器5よりレシーバ6へ至る冷媒配管9と、冷
媒凝縮器5より副冷媒凝縮器11へ至る冷媒配管9とに
それぞれ逆作動する開閉弁を設けても良い。
冷凍サイクル3と温水式ヒータ20とを連動させた場合
を例示したが、冷凍サイクル3のみで使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両空気調和装置の冷媒回路図、第2図は車両
空気調和装置を適用したバス車両の斜視図、第3図はコ
ントロールパネルの平面図、第4図は制御回路のフロー
チャート、第5図は能力モード設定グラフ、第6図は従
来技術による空気調和装置の冷媒回路図である。 図中 3・・・冷凍サイクル 4・・・冷媒圧縮機 5
・・・冷媒凝縮器 6・・・レシーバ 7・・・エキス
パンションバルブ(減圧装置〉  8・・・冷媒蒸発器
 10・・・冷媒回路 11・・・副冷媒凝縮器 13
・・・三方切替弁(流通方向切替手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) 冷媒圧縮機、冷媒凝縮器、レシーバ、減圧装置、
    および冷媒蒸発器を環状に連結した冷媒回路と、 該冷媒回路の前記冷媒凝縮器と前記レシーバとの間で分
    岐して設けられ、冷媒流入側が前記冷媒凝縮器の下流に
    接続されるとともに、冷媒流出側が前記レシーバの上流
    に接続され、車室内に吹き出される空気と熱交換可能な
    副冷媒凝縮器と、前記冷媒凝縮器から流出した冷媒の流
    通方向を切り替えて、前記冷媒凝縮器から流出した冷媒
    を前記レシーバまたは前記副冷媒凝縮器へ流入させる流
    通方向切替手段と を具備する車両用空気調和装置。
JP63036138A 1988-02-18 1988-02-18 車両用空気調和装置 Expired - Lifetime JP2684668B2 (ja)

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