JP3279104B2 - 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿制御装置 - Google Patents

電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿制御装置

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JP3279104B2
JP3279104B2 JP30204294A JP30204294A JP3279104B2 JP 3279104 B2 JP3279104 B2 JP 3279104B2 JP 30204294 A JP30204294 A JP 30204294A JP 30204294 A JP30204294 A JP 30204294A JP 3279104 B2 JP3279104 B2 JP 3279104B2
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康文 倉橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車の車室内を
空気調和する電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気自動車用ヒートポンプ冷暖房
除湿制御装置は、例えば図7の構成図に示すように、モ
ータを内蔵した電動圧縮機25と、車室外空気熱交換器
2と、前記車室外空気熱交換器2をバイパスさせるよう
に配されたバイパス回路16と、前記バイパス回路16
の入口側に配された第1の三方切替え弁17と、前記バ
イパス回路16の出口側に入口側と対になるように配さ
れた第2の三方切替え弁18と、車室外空気熱交換器用
送風装置3と、車室内もしくは車室外もしくは車室内外
の混合の空気導入の選択を行う車室内外空気導入装置6
と、車室内空気熱交換器用送風装置7と、前記車室内空
気熱交換器用送風装置7と車室内吹出口を結ぶ第1の通
風回路28と、前記第1の通風回路28内に配された第
1の車室内空気熱交換器26と、前記第1の通風回路2
8の前記第1の車室内空気熱交換器26の下流側から分
岐し再度前記第1の通風回路28に合流している第2の
通風回路29と、前記第1の通風回路28と前記第2の
通風回路29の切替えを行う通風回路切替えダンパ30
と、前記通風回路切替えダンパ30の駆動用の通風回路
切替えアクチュエータ23と、前記第2の通風回路29
内に配された第2の車室内空気熱交換器14と、四方切
替え弁22と、前記電動圧縮機25と前記各熱交換器と
前記四方切替え弁22を結ぶ冷媒配管31と、前記第1
の車室内空気熱交換器26と前記第2の車室内空気熱交
換器14間の前記冷媒配管31に配された第1の冷媒絞
り装置15と、前記第2の車室内空気熱交換器14と前
記車室外空気熱交換器2間の前記冷媒配管31に配され
た第2の冷媒絞り装置27とで構成されている電気自動
車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置において、電動圧縮機
25のモータを可変回転数で駆動するインバータ21
と、空調操作パネル10内に、車室内へ吹き出す空気温
度に対応もしくは関連した設定を行う可変VRを使用し
た温度設定手段32と、同じく空調操作パネル10内に
冷房モード、暖房モード、除湿暖房モードの制御モード
を設定するための3つのSW(A/C SW、暖房S
W、ドライSW)を使用した制御モード設定手段24
と、更に、前記車室内空気熱交換器用送風装置7の送風
量を設定するためのSWで構成されている風量設定手段
1と、前記風量設定手段1のSW位置に応じて前記車室
内空気熱交換器用送風装置7の送風量を可変駆動するた
めの前記車室内空気熱交換器用送風装置7の下流に配さ
れたレジスタ8と、空調制御手段20と、前記空調制御
手段20は、前記第1の冷媒絞り装置15及び、前記第
2の冷媒絞り装置27及び、前記第1の三方切替え弁1
7及び、前記第2の三方切替え弁18及び、前記通風回
路切替えアクチュエータ23の制御を行う出力制御手段
35、更に、前記制御モード選択SW24からの信号に
基づき、前記温度設定手段32の出力温度信号に対応す
る回転数を演算する回転数演算手段33と、前記回転数
演算手段33で演算した回転数に基づき前記インバータ
21への回転数を出力する回転数出力手段34とで構成
されている。
【0003】よって、冷房を行う場合は、操作により、
空調操作パネル10内の制御モード選択SW24の冷房
SWをONさせ、この信号に基づき空調制御手段20内
の出力制御手段35は、通風回路切替えダンパ30が図
7のニの位置となるよう(風が第1の通風回路28に流
れるよう)に通風回路切替えアクチュエータ23を制御
し、電動圧縮機25から吐出された高温、高圧の冷媒が
車室外空気熱交換器2へ流れるように、四方切替え弁2
2を実線で示す回路に切替え、第1の三方切替え弁17
と第2の三方切替え弁18を冷媒が車室外空気熱交換器
2に流れるように実線に示す回路に切替え、第1の冷媒
絞り装置15は全開(絞りのない状態)の状態とし、第
2の冷媒絞り装置27は絞り有りの状態にする。よっ
て、電動圧縮機25から吐出した冷媒は四方切替え弁2
2を経由し、車室外空気熱交換器2と車室外空気熱交換
器用送風装置3で車室外空気に放熱して、冷媒を凝縮液
化させた後、その冷媒を第2の冷媒絞り装置27で減圧
して第2の車室内空気熱交換器14、第1の冷媒絞り装
置15、第1の車室内空気熱交換器26に導きここで車
室内空気熱交換器用送風装置7で車室内もしくは車室外
の空気を冷却、減湿しながら蒸発し冷房作用を行い、こ
の冷却された空気は第1の通風回路28を流れ車室内に
供給される。
【0004】ここで車室内に供給する空気の吹出温度を
可変したい場合、電動圧縮機25の回転数を可変し、冷
媒循環量を増減させることにより、吹出温度制御を行っ
ている。このため、図7のように、温度設定器32の出
力温度信号を空調制御手段20内の回転数演算手段33
に入力し、この回転数演算手段33は、例えば図8に示
すように、制御モード設定手段24からの出力信号が、
冷房モードの場合は、Aの特性カーブを参照し、温度設
定器32の出力温度信号に対応した回転数を演算して、
回転数出力手段34へ出力する。回転数出力手段34
は、この回転数の信号をインバータ21に出力し、イン
バータ21はこの指示された回転数で電動圧縮機25を
駆動する。従って、冷房時は、温度設定器32の出力温
度信号が低い温度信号(温度設定器32のレバーがCO
LD側)である時、電動圧縮機25の回転数が大きくな
り冷媒循環量が増加し、車室内への空気の吹き出し温度
は低下し、逆に、温度設定器32の出力温度信号が高い
温度信号(温度設定器32のレバーHOT側)である
時、電動圧縮機25の回転数が小さくなり冷媒循環量が
減少し、車室内への空気の吹き出し温度は上昇する。
【0005】一方、暖房を行う場合は、操作により、空
調操作パネル10内の制御モード選択SW24の暖房S
WをONさせ、この信号に基づき空調制御手段20内の
出力制御手段35は、通風回路切替えダンパ30が図5
のハの位置となるよう(風が第2の通風回路29に流れ
るよう)に通風回路切替えアクチュエータ23を制御
し、四方切替え弁22を冷房時の冷媒流路と逆転(波線
で示す回路)させ、冷房時と同様に第1の冷媒絞り装置
15の絞りを開(絞りのない状態)とし、第2の冷媒絞
り装置27の絞りを絞りのある状態とする。更に第1の
三方切替え弁17と第2の三方切替え弁18を冷媒が車
室外空気熱交換器2に通過するように実線の回路に切替
えた状態とする。
【0006】よって電動圧縮機25から吐出された冷媒
は四方切替え弁22を経由し、高圧、高温状態で第1の
車室内空気熱交換器26及び第2の車室内空気熱交換器
14で車室内空気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、
その冷媒を第2の冷媒絞り装置27を介して車室外空気
熱交換器2に導き、ここで車室内外の空気を冷却、減湿
しながら冷媒が吸熱、蒸発させるヒートポンプ暖房を行
う。
【0007】ここで車室内に供給する空気の吹出温度を
可変したい場合、冷房時と同様に、電動圧縮機25の回
転数を可変し、冷媒循環量を増減させることにより、吹
出温度制御を行う。このため、図7のように、温度設定
器32の出力温度信号を空調制御手段20内の回転数演
算手段33に入力し、この回転数演算手段33は、例え
ば図8に示すように、制御モード設定手段24からの出
力信号が、暖房モードの場合は、Bの特性カーブを参照
し、温度設定器32の出力温度信号に対応した回転数を
演算して、回転数出力手段34へ出力する。回転数出力
手段34は、この回転数の信号をインバータ21に出力
し、インバータ21はこの指示された回転数で電動圧縮
機25を駆動する。従って、暖房時は、温度設定器32
の出力温度信号が低い(温度設定器32のレバーがCO
LD側)温度信号である時、電動圧縮機25の回転数が
小さくなり冷媒循環量が低下し、車室内への空気の吹き
出し温度は低下し、逆に、温度設定器32の出力温度信
号が高い温度(温度設定器32のレバーがHOT側)信
号である時、電動圧縮機25の回転数が大きくなり冷媒
循環量が増加し、車室内への空気の吹き出し温度は上昇
する。
【0008】除湿暖房を行う場合、操作により、空調操
作パネル10内の制御モード選択SW24のドライSW
をONさせ、空調制御手段20は、通風回路切替えダン
パ30が図5のハの位置となるよう(風が第2の通風回
路29に流れるよう)に通風回路切替えアクチュエータ
23を制御し、四方切替え弁22を実線で示す回路に切
替え、第1の冷媒絞り装置15を絞り状態とし、第2の
冷媒絞り装置27を開の状態(絞りのない状態)とす
る。更に第1の三方切替え弁17と第2の三方切替え弁
18を冷媒が車室外空気熱交換器2をバイパスするよう
に切替えた状態とする。よって、電動圧縮機25から吐
出された冷媒は高圧、高温状態で第2の車室内空気熱交
換器14に入るため、第2の車室内空気熱交換器14は
高温となり、車室内空気に放熱して、冷媒を凝縮液化さ
せた後、第1の冷媒絞り装置15に導き、液化、低圧と
なり、第1の車室内空気熱交換器26で車室内外の空気
を冷却、減湿しながら冷媒が、吸熱、蒸発し、電動圧縮
機25へ戻る。従って、風の流れの面から説明すると、
車室内空気熱交換器用送風装置7により車室内外の空気
を導き、第1の車室内空気熱交換器26で冷却、除湿さ
れた後、第2の車室内空気熱交換器14により再加熱さ
れ、車室内に放熱し、除湿暖房を行う。
【0009】ここで車室内に供給する空気の吹出温度を
可変したい場合、前述と同様に、電動圧縮機25の回転
数を可変し、冷媒循環量を増減させることにより、吹出
温度制御を行う。このため、図7のように、温度設定器
32の出力温度信号を空調制御手段20内の回転数演算
手段33に入力し、この回転数演算手段33は、例えば
図8に示すように、制御モード設定手段24からの出力
信号が、除湿暖房モードの場合は、Cの特性カーブを参
照し、温度設定器32の出力温度信号に対応した回転数
を演算して、回転数出力手段34へ出力する。回転数出
力手段34は、この回転数の信号をインバータ21に出
力し、インバータ21はこの指示された回転数で電動圧
縮機25を駆動する。従って、暖房時は、温度設定器3
2の出力温度信号が低い温度信号(温度設定器32のレ
バーがCOLD側)である時、電動圧縮機25の回転数
が小さくなり冷媒循環量が低下し、車室内への空気の吹
き出し温度は低下し、逆に、温度設定器32の出力温度
信号が高い温度信号(温度設定器32のレバーがHOT
側)である時、電動圧縮機25の回転数が大きくなり冷
媒循環量が増加し、車室内への空気の吹き出し温度は上
昇する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、電気自
動車用ヒートポンプ式除湿冷暖房装置において、電気自
動車における車の追い越し、または登り坂等において、
多量に電力を使用する状況、もしくは電池の残量が余り
ない場合に空調に費やす電力を抑えたい状況において、
空調の消費電力を軽減するため、冷房モードの場合、設
定温度を上げる、暖房モードの場合、設定温度を下げれ
ば、電動圧縮機の回転数は低下し、電動圧縮機の回転数
にほぼ比例して、消費電力は下がり、効果があるが、専
門知識を有さないユーザーにとっては、設定温度の操作
によって消費電力を低下させるといった操作は一般に期
待できず、上記と同様に、運転に専念することが難しい
といった課題を有していた。
【0011】従って、本発明は、空調の省電力運転を一
般のユーザーでも容易に操作することができ、更に低コ
ストで、効果的な省エネの向上を実現する電気自動車用
ヒートポンプ冷暖房除湿制御装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
(請求項1)本発明は、第1の手段として上記の課題を
解決するために、電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿
装置において、モータを内蔵する電動圧縮機と、前記電
動圧縮機のモータに通電し前記電動圧縮機を可変回転数
にて駆動するインバータと、前記インバータに前記電動
圧縮機の回転数を指示する空調制御手段と、前記空調制
御手段に対して少なくとも吹き出し温度もしくは前記電
動圧縮機の回転数に関連した設定を行う空調操作手段
と、前記空調制御手段に、前記空調操作手段からの吹き
出し温度もしくは前記電動圧縮機の回転数に関連した設
定信号に対応する回転数を運算を行う回転数演算手段を
具備し、前記空調操作手段に、少なくとも前記電動圧縮
機の回転数の運転モードの設定を行う運転モード設定手
段と、前記空調制御手段に、前記運転モード設定手段が
設定された時、前記回転数演算手段にて演算された回転
数を低減させる回転数低減手段を備える。
【0013】(請求項2)本発明は、第2の手段として
上記課題を解決するために、第1の手段と、第1の手段
における回転数低減手段を、運転モード設定手段が設定
された時、回転数演算手段にて演算された回転数が大き
くなる程、前記回転数演算手段にて演算された回転数を
低減させる度合いを大きくすることとした。
【0014】(請求項3)本発明は、第3の手段として
上記課題を解決するために、回転数低減手段を、運転モ
ード設定手段が設定された時、回転数演算手段にて演算
された回転数の上限を制限することとした。
【0015】
【作用】本発明の第1の手段によれば、空調操作手段
に、少なくとも電動圧縮機の回転数の運転モードの設定
を行う運転モード設定手段と、前記空調制御手段に、前
記運転モード設定手段が設定された時、前記回転数演算
手段にて演算された回転数を低減させる回転数低減手段
を備えているので、電気自動車における車の追い越し、
または登り坂等において、多量に電力を使用する状況、
もしくは電池の残量が余りない場合に空調に費やす電力
を抑えたい状況において、空調の消費電力を軽減するた
め、運転モード設定手段を設定操作することにより、回
転数低減手段により回転数演算手段にて演算された回転
数を低減させるので、空調の消費電力を低下させること
ができる。
【0016】本発明の第2の手段によれば、第1の手段
と、第1の手段における回転数低減手段を、運転モード
設定手段が設定された時、回転数演算手段にて演算され
た回転数が大きくなる程、前記回転数演算手段にて演算
された回転数を低減させる度合いを大きくすることとし
ているので、特に、回転数演算手段によって演算された
回転数が、高回転になる程、回転数を低減する度合いが
大きいので、電動圧縮機の高回転領域で、消費電力の低
減を大幅にはかることができる。
【0017】本発明の第3の手段によれば、第1の手段
と、第1の手段における回転数低減手段を、運転モード
設定手段が設定された時、回転数演算手段にて演算され
た回転数の上限を制限することとしているので、少なく
とも、所定の消費電力以下に制限することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0019】図1は、請求項1の電気自動車用ヒートポ
ンプ冷暖房除湿制御装置の一実施例の構成図である。
【0020】図1の構成図に示すように、モータを内蔵
した電動圧縮機25と、車室外空気熱交換器2と、前記
車室外空気熱交換器2をバイパスさせるように配された
バイパス回路16と、前記バイパス回路16の入口側に
配された第1の三方切替え弁17と、前記バイパス回路
16の出口側に入口側と対になるように配された第2の
三方切替え弁18と、車室外空気熱交換器用送風装置3
と、車室内もしくは車室外もしくは車室内外の混合の空
気導入の選択を行う車室内外空気導入装置6と、車室内
空気熱交換器用送風装置7と、前記車室内空気熱交換器
用送風装置7と車室内吹出口を結ぶ第1の通風回路28
と、前記第1の通風回路28内に配された第1の車室内
空気熱交換器26と、前記第1の通風回路28の前記第
1の車室内空気熱交換器26の下流側から分岐し再度前
記第1の通風回路28に合流している第2の通風回路2
9と、前記第1の通風回路28と前記第2の通風回路2
9の切替えを行う通風回路切替えダンパ30と、前記通
風回路切替えダンパ30の駆動用の通風回路切替えアク
チュエータ23と、前記第2の通風回路29内に配され
た第2の車室内空気熱交換器14と、四方切替え弁22
と、前記電動圧縮機25と前記各熱交換器と前記四方切
替え弁22を結ぶ冷媒配管31と、前記第1の車室内空
気熱交換器26と前記第2の車室内空気熱交換器14間
の前記冷媒配管31に配された第1の冷媒絞り装置15
と、前記第2の車室内空気熱交換器14と前記車室外空
気熱交換器2間の前記冷媒配管31に配された第2の冷
媒絞り装置27とで構成されている電気自動車用ヒート
ポンプ冷暖房除湿装置において、電動圧縮機25のモー
タを可変回転数で駆動するインバータ21と、空調操作
パネル10内に、車室内へ吹き出す空気温度に対応もし
くは関連した設定を行う可変VRを使用した温度設定手
段32と、同じく空調操作パネル10内に冷房モード、
暖房モード、除湿暖房モードの制御モードを設定するた
めの3つのSW(A/C SW、暖房SW、ドライS
W)を使用した制御モード設定手段24と、電動圧縮機
25の運転モードを設定するための運転モードSW1
9、更に、前記車室内空気熱交換器用送風装置7の送風
量を設定するためのSWで構成されている風量設定手段
1と、前記風量設定手段1のSW位置に応じて前記車室
内空気熱交換器用送風装置7の送風量を可変駆動するた
めの前記車室内空気熱交換器用送風装置7の下流に配さ
れたレジスタ8と、空調制御手段20と、前記空調制御
手段20は、前記第1の冷媒絞り装置15及び、前記第
2の冷媒絞り装置27及び、前記第1の三方切替え弁1
7及び、前記第2の三方切替え弁18及び、前記通風回
路切替えアクチュエータ23の制御を行う出力制御手段
35、更に、前記制御モード選択SW24からの信号に
基づき、前記温度設定手段32の出力温度信号に対応す
る回転数を演算する回転数演算手段33と、前記運転モ
ードSW19が設定操作された時、回転数演算手段33
にて演算された回転数を低減させる回転数低減手段9
と、前記回転数低減手段9にて演算された回転数に基づ
き前記インバータ21への回転数を出力する回転数出力
手段34とで構成されている。
【0021】よって、冷房を行う場合は、操作により、
空調操作パネル10内の制御モード選択SW24の冷房
SWをONさせ、この信号に基づき空調制御手段20内
の出力制御手段35は、通風回路切替えダンパ30が図
1のニの位置となるよう(風が第1の通風回路28に流
れるよう)に通風回路切替えアクチュエータ23を制御
し、電動圧縮機25から吐出された高温、高圧の冷媒が
車室外空気熱交換器2へ流れるように、四方切替え弁2
2を実線で示す回路に切替え、第1の三方切替え弁17
と第2の三方切替え弁18を冷媒が車室外空気熱交換器
2に流れるように実線に示す回路に切替え、第1の冷媒
絞り装置15は全開(絞りのない状態)の状態とし、第
2の冷媒絞り装置27は絞り有りの状態にする。よっ
て、電動圧縮機25から吐出した冷媒は四方切替え弁2
2を経由し、車室外空気熱交換器2と車室外空気熱交換
器用送風装置3で車室外空気に放熱して、冷媒を凝縮液
化させた後、その冷媒を第2の冷媒絞り装置27で減圧
して第2の車室内空気熱交換器14、第1の冷媒絞り装
置15、第1の車室内空気熱交換器26に導きここで車
室内空気熱交換器用送風装置7で車室内もしくは車室外
の空気を冷却、減湿しながら蒸発し冷房作用を行い、こ
の冷却された空気は第1の通風回路28を流れ車室内に
供給される。
【0022】ここで車室内に供給する空気の吹出温度を
可変したい場合、電動圧縮機25の回転数を可変し、冷
媒循環量を増減させることにより、吹出温度制御を行っ
ている。このため、図1のように、温度設定器32の出
力温度信号を空調制御手段20内の回転数演算手段33
に入力し、この回転数演算手段33は、例えば図2に示
すように、制御モード設定手段24からの出力信号が、
冷房モードの場合は、Aの特性カーブの直線a−1を参
照し、温度設定器32の出力温度信号に対応した回転数
を演算する。次に回転数演算手段33から出力された信
号は回転数低減手段9に入力され、運転モードSW19
が設定操作されていない場合、回転数を低減させること
なく、回転数演算手段33にて演算された回転数をその
まま回転数出力手段34へ出力する。一方、運転モード
SW19が設定操作された場合、例えば図2のAの特性
カーブの直線a−2のように回転数を低減させて、回転
数出力手段34へ出力する。回転数出力手段34は、こ
の回転数の信号をインバータ21に出力し、インバータ
21はこの指示された回転数で電動圧縮機25を駆動す
る。
【0023】従って、冷房モード時、電気自動車におけ
る車の追い越し、または登り坂等において、多量に電力
を使用する状況、もしくは電池の残量が余りない場合に
空調に費やす電力を抑えたい状況において、空調の消費
電力を軽減するため、運転モードSW19を設定操作す
ることにより、回転数低減手段9により回転数演算手段
33にて演算された回転数を低減させるので、空調の消
費電力を低下させることができる。
【0024】一方、暖房を行う場合は、操作により、空
調操作パネル10内の制御モード選択SW24の暖房S
WをONさせ、この信号に基づき空調制御手段20内の
出力制御手段35は、通風回路切替えダンパ30が図1
のハの位置となるよう(風が第2の通風回路29に流れ
るよう)に通風回路切替えアクチュエータ23を制御
し、四方切替え弁22を冷房時の冷媒流路と逆転(波線
で示す回路)させ、冷房時と同様に第1の冷媒絞り装置
15の絞りを開(絞りのない状態)とし、第2の冷媒絞
り装置27の絞りを絞りのある状態とする。更に第1の
三方切替え弁17と第2の三方切替え弁18を冷媒が車
室外空気熱交換器2に通過するように実線の回路に切替
えた状態とする。
【0025】よって電動圧縮機25から吐出された冷媒
は四方切替え弁22を経由し、高圧、高温状態で第1の
車室内空気熱交換器26及び第2の車室内空気熱交換器
14で車室内空気に放熱して冷媒を凝縮液化させた後、
その冷媒を第2の冷媒絞り装置27を介して車室外空気
熱交換器2に導き、ここで車室内外の空気を冷却、減湿
しながら冷媒が吸熱、蒸発させるヒートポンプ暖房を行
う。
【0026】ここで車室内に供給する空気の吹出温度を
可変したい場合、冷房時と同様に、電動圧縮機25の回
転数を可変し、冷媒循環量を増減させることにより、吹
出温度制御を行う。このため、図1のように、温度設定
器32の出力温度信号を空調制御手段20内の回転数演
算手段33に入力し、この回転数演算手段33は、例え
ば図2に示すように、制御モード設定手段24からの出
力信号が、暖房モードの場合は、Bの特性カーブの直線
b−1を参照し、温度設定器32の出力温度信号に対応
した回転数を演算する。次に回転数演算手段33から出
力された信号は回転数低減手段9に入力され、運転モー
ドSW19が設定操作されていない場合、回転数を低減
させることなく、回転数演算手段33にて演算された回
転数をそのまま回転数出力手段34へ出力する。一方、
運転モードSW19が設定操作された場合、例えば図2
のBの特性カーブの直線b−2のように回転数を低減さ
せて、回転数出力手段34へ出力する。回転数出力手段
34は、この回転数の信号をインバータ21に出力し、
インバータ21はこの指示された回転数で電動圧縮機2
5を駆動する。
【0027】従って、暖房モード時、前述した冷房モー
ド時と同様に電気自動車における車の追い越し、または
登り坂等において、多量に電力を使用する状況、もしく
は電池の残量が余りない場合に空調に費やす電力を抑え
たい状況において、空調の消費電力を軽減するため、運
転モードSW19を設定操作することにより、回転数低
減手段9により回転数演算手段33にて演算された回転
数を低減させるので、空調の消費電力を低下させること
ができる。
【0028】除湿暖房モード時については、冷凍サイク
ルの作動の違いのみで制御の作動、効果は上記と同様な
ので説明を省略する。
【0029】図3は、請求項2の電気自動車用ヒートポ
ンプ冷暖房除湿制御装置の一実施例の構成図である。
【0030】冷凍サイクルの構成の説明については、請
求項1の実施例と同様なので、説明を省略する。制御シ
ステムの構成についても、概ね請求項1の実施例と同様
なので相違点のみ説明する。
【0031】回転数低減手段9は、運転モードSW19
が設定された時、回転数演算手段33にて演算された回
転数が大きくなる程、前記回転数演算手段33にて演算
された回転数を低減させる度合いを大きくすることとし
ている。
【0032】従って、冷房モード時、図3のように、温
度設定器32の出力温度信号を空調制御手段20内の回
転数演算手段33に入力し、この回転数演算手段33
は、例えば図4に示すように、制御モード設定手段24
からの出力信号が、冷房モードの場合は、Aの特性カー
ブの直線a−1を参照し、温度設定器32の出力温度信
号に対応した回転数を演算する。次に回転数演算手段3
3から出力された信号は回転数低減手段9に入力され、
運転モードSW19が設定操作されていない場合、回転
数を低減させることなく、回転数演算手段33にて演算
された回転数をそのまま回転数出力手段34へ出力す
る。一方、運転モードSW19が設定操作された場合、
例えば図2のAの特性カーブの直線a−2のように、回
転数演算手段33にて演算された回転数が大きくなる
程、前記回転数演算手段33にて演算された回転数を低
減させる度合いを大きくしており、回転数出力手段34
へ出力する。回転数出力手段34は、この回転数の信号
をインバータ21に出力し、インバータ21はこの指示
された回転数で電動圧縮機25を駆動する。
【0033】従って、冷房モード時、電気自動車におけ
る車の追い越し、または登り坂等において、多量に電力
を使用する状況、もしくは電池の残量が余りない場合に
空調に費やす電力を抑えたい状況において、空調の消費
電力を軽減するため、運転モードSW19を設定操作す
ることにより、回転数低減手段9により回転数演算手段
33にて演算された回転数が大きくなる程、低減させる
度合いを大きくしているので、特に比較的、空調の消費
電力が大きい使用条件において、大きく消費電力を低下
させるこができる。
【0034】暖房モード時、図3のように、温度設定器
32の出力温度信号を空調制御手段20内の回転数演算
手段33に入力し、この回転数演算手段33は、例えば
図4に示すように、制御モード設定手段24からの出力
信号が、暖房モードの場合は、Bの特性カーブの直線b
−1を参照し、温度設定器32の出力温度信号に対応し
た回転数を演算する。次に回転数演算手段33から出力
された信号は回転数低減手段9に入力され、運転モード
SW19が設定操作されていない場合、回転数を低減さ
せることなく、回転数演算手段33にて演算された回転
数をそのまま回転数出力手段34へ出力する。一方、運
転モードSW19が設定操作された場合、例えば図2の
Aの特性カーブの直線b−2のように、回転数演算手段
33にて演算された回転数が大きくなる程、前記回転数
演算手段33にて演算された回転数を低減させる度合い
を大きくしており、回転数出力手段34へ出力する。回
転数出力手段34は、この回転数の信号をインバータ2
1に出力し、インバータ21はこの指示された回転数で
電動圧縮機25を駆動する。
【0035】従って、暖房モード時、電気自動車におけ
る車の追い越し、または登り坂等において、多量に電力
を使用する状況、もしくは電池の残量が余りない場合に
空調に費やす電力を抑えたい状況において、空調の消費
電力を軽減するため、運転モードSW19を設定操作す
ることにより、回転数低減手段9により回転数演算手段
33にて演算された回転数が大きくなる程、低減させる
度合いを大きくしているので、特に比較的、空調の消費
電力が大きい使用条件において、大きく消費電力を低下
させることができる。
【0036】除湿暖房モード時については、冷凍サイク
ルの作動の違いのみで制御の作動、効果は上記と同様な
ので説明を省略する。
【0037】図5は、請求項3の電気自動車用ヒートポ
ンプ冷暖房除湿制御装置の一実施例の構成図である。
【0038】冷凍サイクルの構成の説明については、請
求項1の実施例と同様なので、説明を省略する。制御シ
ステムの構成についても、概ね請求項1の実施例と同様
なので相違点のみ説明する。
【0039】回転数低減手段9は、運転モードSW19
が設定された時、回転数演算手段33にて演算された回
転数の上限を制限することとしている。
【0040】従って、冷房モード時、図5のように、温
度設定器32の出力温度信号を空調制御手段20内の回
転数演算手段33に入力し、この回転数演算手段33
は、例えば図6に示すように、制御モード設定手段24
からの出力信号が、冷房モードの場合は、Aの特性カー
ブの直線a−1を参照し、温度設定器32の出力温度信
号に対応した回転数を演算する。次に回転数演算手段3
3から出力された信号は回転数低減手段9に入力され、
運転モードSW19が設定操作されていない場合、回転
数を低減させることなく、回転数演算手段33にて演算
された回転数をそのまま回転数出力手段34へ出力す
る。一方、運転モードSW19が設定操作された場合、
例えば図6のAの特性カーブの直線a−1の上限を制限
し破線部a−2、回転数出力手段34へ出力する。回転
数出力手段34は、この回転数の信号をインバータ21
に出力し、インバータ21はこの指示された回転数で電
動圧縮機25を駆動する。
【0041】従って、冷房モード時、電気自動車におけ
る車の追い越し、または登り坂等において、多量に電力
を使用する状況、もしくは電池の残量が余りない場合に
空調に費やす電力を抑えたい状況において、空調の消費
電力を軽減するため、運転モードSW19を設定操作す
ることにより、回転数低減手段9により回転数演算手段
33にて演算された回転数を所定の回転数で制限してい
るので、特に、空調の消費電力が大きい使用条件におい
て、所定の消費電力以下に制限させることができる。
【0042】暖房モード時、図5のように、温度設定器
32の出力温度信号を空調制御手段20内の回転数演算
手段33に入力し、この回転数演算手段33は、例えば
図6に示すように、制御モード設定手段24からの出力
信号が、暖房モードの場合は、Bの特性カーブの直線b
−1を参照し、温度設定器32の出力温度信号に対応し
た回転数を演算する。次に回転数演算手段33から出力
された信号は回転数低減手段9に入力され、運転モード
SW19が設定操作されていない場合、回転数を低減さ
せることなく、回転数演算手段33にて演算された回転
数をそのまま回転数出力手段34へ出力する。一方、運
転モードSW19が設定操作された場合、例えば図6の
Bの特性カーブの直線b−1の上限を制限し破線部b−
2、回転数出力手段34へ出力する。回転数出力手段3
4は、この回転数の信号をインバータ21に出力し、イ
ンバータ21はこの指示された回転数で電動圧縮機25
を駆動する。
【0043】従って、暖房モード時、電気自動車におけ
る車の追い越し、または登り坂等において、多量に電力
を使用する状況、もしくは電池の残量が余りない場合に
空調に費やす電力を抑えたい状況において、空調の消費
電力を軽減するため、運転モードSW19を設定操作す
ることにより、回転数低減手段9により回転数演算手段
33にて演算された回転数が大きくなる程、低減させる
度合いを大きくしているので、特に比較的、空調の消費
電力が大きい使用条件において、大きく消費電力を低下
させることができる。
【0044】除湿暖房モード時については、冷凍サイク
ルの作動の違いのみで制御の作動、効果は上記と同様な
ので説明を省略する。
【0045】以上、請求項1〜3までの実施例を説明し
たが、例えば請求項2と3または請求項1と3の組み合
わせにて実施すれば、電動圧縮機の回転数の低回転領域
から高回転領域に至る範囲までの消費電力の低減及び最
大電力の制限を行うことができ、よりいっそう高い効果
が期待できる。
【0046】また、前述では温度設定手段32にて説明
したが直接電動圧縮機25の回転数を設定する回転数設
定手段に置換えても同等の効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】
(請求項1)本発明の第1の手段によれば、上記の説明
から明らかなように、空調操作手段に、少なくとも電動
圧縮機の回転数の運転モードの設定を行う運転モード設
定手段と、前記空調制御手段に、前記運転モード設定手
段が設定された時、前記回転数演算手段にて演算された
回転数を低減させる回転数低減手段を備えているので、
電気自動車における車の追い越し、または登り坂等にお
いて、多量に電力を使用する状況、もしくは電池の残量
が余りない場合に空調に費やす電力を抑えたい状況にお
いて、空調の消費電力を軽減するため、運転モード設定
手段を設定操作することにより、回転数低減手段により
回転数演算手段にて演算された回転数を低減させるの
で、空調の消費電力を低下させることができ、一般の専
門知識を有さないユーザーでも容易に空調の省エネ運転
を実現することができる。
【0048】(請求項2)本発明の第2の手段によれ
ば、第1の手段と、第1の手段における回転数低減手段
を、運転モード設定手段が設定された時、回転数演算手
段にて演算された回転数が大きくなる程、前記回転数演
算手段にて演算された回転数を低減させる度合いを大き
くすることとしているので、特に、回転数演算手段によ
って演算された回転数が、高回転になる程、回転数を低
減する度合いが大きいので、電動圧縮機の高回転領域
で、消費電力の低減を大幅にはかることができる。更に
第1の手段と同様に一般の専門知識を有さないユーザー
でも容易に空調の省エネ運転を実現することができる。
【0049】(請求項3)本発明の第3の手段によれ
ば、第1の手段と、第1の手段における回転数低減手段
を、運転モード設定手段が設定された時、回転数演算手
段にて演算された回転数の上限を制限することとしてい
るので、少なくとも、所定の消費電力以下に制限するこ
とができる。更に第1の手段と同様に一般の専門知識を
有さないユーザーでも容易に空調の省エネ運転を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電気自動車用ヒ
ートポンプ冷暖房除湿装置の構成図
【図2】同回転数演算手段の演算説明図
【図3】本発明の第2の実施例における電気自動車用ヒ
ートポンプ冷暖房除湿装置の構成図
【図4】同回転数演算手段の演算説明図
【図5】本発明の第3の実施例における電気自動車用ヒ
ートポンプ冷暖房除湿装置の一実施例の構成図
【図6】同回転数演算手段の演算説明図
【図7】従来の電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装
置の一実施例の構成図
【図8】同回転数演算手段の演算説明図
【符号の説明】
1 風量設定手段 2 車室外空気熱交換器 3 車室外空気熱交換器用送風装置 4 冷媒絞り装置 5 車室内空気熱交換器 6 車室内外空気導入装置 7 車室内空気熱交換器用送風装置 8 レジスタ 9 回転数低減手段 10 空調操作パネル 14 第2の車室内空気熱交換器 15 第1の冷媒絞り装置 16 バイパス回路 17 第1の三方切替え弁 18 第2の三方切替え弁 19 運転モードSW 20 空調制御手段 21 インバータ 22 四方切替え弁 23 通風回路切替えアクチュエータ 24 制御モード選択SW 25 電動圧縮機 26 第1の車室内空気熱交換器 27 第2の冷媒絞り装置 28 第1の通風回路 29 第2の通風回路 30 通風回路切替えダンパ 31 冷媒配管 32 温度設定手段 33 回転数演算手段 34 回転数出力手段 35 出力制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−32121(JP,A) 特開 平5−201241(JP,A) 特開 平3−121918(JP,A) 特開 平3−189226(JP,A) 特開 平1−223017(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/32 B60H 1/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置
    において、モータを内蔵する電動圧縮機と、前記電動圧
    縮機のモータに通電し前記電動圧縮機を可変回転数にて
    駆動するインバータと、前記インバータに前記電動圧縮
    機の回転数を指示する空調制御手段と、前記空調制御手
    段に対して少なくとも吹き出し温度もしくは前記電動圧
    縮機の回転数に関連した設定を行う空調操作手段と、前
    記空調制御手段に、前記空調操作手段からの吹き出し温
    度もしくは前記電動圧縮機の回転数に関連した設定信号
    に対応する回転数を演算を行う回転数演算手段を具備
    し、前記空調操作手段に、少なくとも前記電動圧縮機の
    回転数の運転モードの設定を行う運転モード設定手段
    と、前記運転モード設定手段が設定された時、前記回転
    数演算手段にて演算された回転数を低減させる回転数低
    減手段を設け、前記回転数低減手段は、前記回転数演算
    手段にて演算された回転数が大きくなる程、前記回転数
    演算手段にて演算された回転数を低減させる度合いを大
    きくするようにしたことを特徴とする電気自動車用ヒー
    トポンプ冷暖房除湿制御装置。
  2. 【請求項2】回転数低減手段は、前記回転数演算手段に
    て演算された回転数の上限を制限するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の電気自動車用ヒートポンプ冷
    暖房除湿制御装置。
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JP5786156B2 (ja) * 2011-03-04 2015-09-30 株式会社テージーケー 車両用冷暖房装置
JP5626177B2 (ja) * 2011-10-11 2014-11-19 株式会社デンソー 車両用空調装置
JP5472412B2 (ja) * 2012-09-19 2014-04-16 株式会社デンソー 車両用空調装置
WO2014109103A1 (ja) * 2013-01-08 2014-07-17 クラリオン株式会社 空調制御装置および空調制御方法

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