JPH01209087A - 弾球遊技機の打球発射装置 - Google Patents

弾球遊技機の打球発射装置

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JPH01209087A
JPH01209087A JP3318988A JP3318988A JPH01209087A JP H01209087 A JPH01209087 A JP H01209087A JP 3318988 A JP3318988 A JP 3318988A JP 3318988 A JP3318988 A JP 3318988A JP H01209087 A JPH01209087 A JP H01209087A
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ball
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lever
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、モータと、打球杆と、モータの駆動力を打
球杆に伝達する伝達機構からなる打球発射機構と、該打
球発射機構による打玉の発射勢を調節する操作ハンドル
とを備えた弾球遊技機の打球発射装置に関する。
[従来の技術] 従来、弾球遊技機において採用されている打球発射装置
は、第11図に示されるように、発射レールAにその上
端部を臨ませる打球杆Bが軸受Cによって回動自在に設
けられ、該打球杆Bと一体回動する作動腕りにモータE
のモータ軸に固定された回転カムFが間欠的に係脱して
、打球杆Bを所定角度範囲で往復回動させ、発射レール
A上に待機する打玉を弾発させている。また、打球杆B
の回動軸よりもやや上部には、長尺状の引きバネGの一
端が係止され、該引きバネGの他端は、連結紐Hを介し
て操作ハンドル■の打球力調節レバーJと一体回動する
巻取りプーリKに係止されている。このため、遊技者が
打球力調節レバーJを操作して巻取りプーリKを回動さ
せることにより引きバネGの張力の強弱を調節すること
ができ、結果的に打球杆Bの復帰動作の運動量を調節す
ることにより打玉の発射勢をコントロールしていた。な
お、巻取りプーリKには、駆動スイッチLJ)臨むよう
に設置されており、巻取りプーリKが回動することによ
り駆動スイッチKが作動して前記モータEを回転開始す
るようになっている。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来の打球発射装置においては、打球杆Bに所
定の運動量を付与するために長尺状の引きバネGを使用
しているため、該引きバネGを設置するために広いスペ
ースを必要とし、かつその取付作業が面倒であるという
問題点があった。
また、往復回動する打球杆Bと遊技者が操作する打球力
調節レバーJとが引きバネG及び連結紐Hを介して機械
的に連結されているため、打球杆Bの振動が打球力調節
レバーJに伝達され、長時間遊技する遊技者に不快感と
疲れを与えるという問題点があった。
この発明は、上記した問題点に鑑み為されたもので、そ
の目的とするところは、広い設置スペースを必要とせず
、かつ打球杆の振動が操作ハンドル側に伝達しないよう
な弾球遊技機の打球発射装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明の打球発射装置は
、打球杆と一体回動する部材に第1の磁石を固定すると
ともに、操作ハンドルと一体回動する部材に前記第1の
磁石と異極同士が対向するように第2の磁石を配置固定
し、さらに、前記第1の磁石と第2の磁石とが逆方向に
回動し得るように構成したものである。
[作 用] 打球杆及び操作ハンドルが動作していない状態で、第1
の磁石と第2の磁石は、その吸着力により異極同士が全
体的に重複対向する位置で係止されている。その状態で
打球モータが回転して打球杆を所定角度回動させると、
第1の磁石は、第2の磁石と離反する方向に回動するが
、モータ軸に固定された駆動羽根との係合が解除される
と相互の吸着力により第1の磁石か第2の磁石に吸引さ
れるため、第1の磁石が固定されている打球杆が急激に
元の位置に復帰して発射レールの発射位置にある打玉を
弾発する。
一方、操作ハンドルを回動して第2の磁石の相対的な位
置を第1の磁石と離反する位置でセットした場合におい
ては、上記と同様に打球モータが回転して打球杆を所定
角度回動させると、第1の磁石は、第2の磁石と離反す
る方向に回動するが、この最も離反した位置においては
、第1の磁石と第2の磁石との重複部分が少なくなり、
そのためモータ軸に固定された駆動羽根との係合が解除
されると打球杆の角加速度が増して打玉を強打すること
がきる。したがって、操作ハンドルの回動量を調節する
ことにより第1の磁石と第2の磁石との相対的な位置を
変化させ、打球杆の打出し速度を可変して打玉の発射勢
を調節することができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明
する。
まず、実施例の打球発射装置が適用される弾球遊技機の
一例としてのパチンコ遊技機についテ第8図ないし第1
0図を参照して説明する。
第8図は、パチンコ遊技機の正面図であり、第9図は、
パチンコ遊技機の背面概略図であり、第10図は、打球
供給皿部分の断面図である。図において、パチンコ遊技
機1の額縁状に形成された前面枠2の開口には、ガラス
扉保持枠3が周設され、該ガラス扉保持枠3の一側にガ
ラス4a、4b(第10図参照)を収納するガラス扉枠
4及び前面板5が開閉自在に枢着される。前記ガラス扉
枠4の後方であって、前面枠2の裏面には、遊技盤6が
着脱自在に固定されている。この遊技盤6には、打玉を
遊技領域8に導く銹導レール7が植設され、さらに、遊
技領域8のほぼ中央に可変表示装置9や、中央下方寄り
に可変入賞球装置10か設けられている。可変入賞球装
置10は、可変表示装置9の表示部の組み合せが所定の
組み合せとなったときに、相対的に長い時間開放して多
量の入賞玉を獲得することができるようになっている。
また、遊技領域には、符合を付さないが、各種の入賞口
、風車、装飾ランプ及び障害釘等が設けられているとと
もに、遊技領域8の最下方には、いずれの入賞口にも入
賞しなかった打玉が誘導されるアウト口11が設けられ
ている。
前記前面板5の表面には、打球供給皿12が取り付けら
れている。この打球供給皿12は、後述する景品玉払出
装置24から払出された景品玉を貯留するとともに、発
射位置14aに打玉を1個宛送るために貯留されたパチ
ンコ玉を一列に整列させる機能を有している。また、打
球供給皿12の上流側下方の空間内に音声装置としての
スピーカー13が内蔵され、遊技状態に応じた効果音を
発生させている。
一方、前面板5の裏面には、第10図に示されるように
、玉送り揺動部材15が固定され、この玉送り揺動部材
15が後述する連動昇降杆70の昇降運動により回動し
て打球供給皿12から誘導される打玉を1個宛発射レー
ル14の発射位置14aに供給するようになっている。
なお、発射レール14は、遊技盤6を固定するための中
枠6a(第9図参照)の下方を構成する支持板6b(第
10図参照)に発射レール取付基板14b(第1図参照
)を介して固定されるようになっている。
前記前面枠2の下方には、この実施例の要部である打球
発射装置30の一方のユニットを構成する操作ハンドル
機構100が取り付けられている。この操作ハンドル機
構100には、操作ハンドル102が突設されている。
さらに操作ハンドル機構100に隣接する位置には、前
記打球供給皿12に貯留しきれなかった景品玉を貯留す
る余剰景品玉受皿16が取り付けられている。
次に、第9図に基づいてパチンコ遊技機1の背面につい
て説明する。図において、前記遊技盤6の裏面てあって
、遊技領域8裏面のほぼ全体を覆うように入賞玉集合カ
バ一体17が固定されている。この入賞玉集合カバ一体
17は、前記した各種の入賞球装置、あるいは入賞口か
ら入賞した玉を左右に振分けて規則正しく落下するよう
に構成したものである。
一方、遊技盤6の裏面全体を覆うように機構板(図示し
ない)が開閉自在に設けられている。この機構板には、
第9図において、−点鎖線で示すように、その前面側に
入賞玉を処理するための人賞玉処理機構が形成され、そ
の後面側に景品玉を払出すための景品玉払出機構が形成
されている。
入賞玉処理機構は、前記人賞玉集合カバ一体17に誘導
されて左右に落下した入賞玉等を受けて一側に集合せし
める入賞玉集合樋18と、該入賞玉集合樋18によって
集められた入賞玉を1個づつ処理する入賞玉処理器19
と、該入賞玉処理器19から排出される入賞玉を受けて
、図示しない自動針を作動させて後述する景品玉払出装
置24を作動させるための入賞玉通路20等から成る。
また、景品玉払出機構は、図示しない補給機構から補給
される景品玉を貯留する景品玉タンク21と、該景品玉
タンク21に貯留されている景品玉を二側に整列させて
流下させる景品玉整列樋22と、該景品玉整列樋22か
らの景品玉の流下方向を180度変化させるとともに、
その土圧を弱めるカーブ樋23と、該カーブ樋23から
の景品玉を所定個数(13個)受は入れて、1つの入賞
玉に対応してその所定個数の景品玉を払出す景品玉払出
装置24等から成る。
前記前面枠2の下部裏面には、この実施例の要部を構成
する打球発射装置30の他方のユニットである打球発射
機構31が取り付けられている。
また、この打球発射機構31に隣接する前面枠2の下部
裏面には、図示しない余剰玉排出通路を介して余剰の景
品玉を前記余剰景品玉受皿16に導くための接続樋25
が取り付けられている。
次に、第1図ないし第7図を参照して、この実施例の要
部である打球発射装置30について説明する。打球発射
装置30は、2つのユニットから構成され、一方のユニ
ットは、打玉を弾発するための打球発射機構31であり
、他方のユニットは、打球発射機構31による打玉の発
射勢を調節するための操作ハンドル機構100である。
まず、主として第1図及び第2図を参照して打球発射機
構31を説明する。第1図は、打球発射装置30全体の
構成を示す分解斜視図であり、第2図は、打球発射機構
31の全体を分解した分解斜視図である。図において、
打球発射機構31は、前述したように前面枠2の裏面下
部に取り付けられるものであり、はぼ正方形状の金属製
のセット基板32に集約化して構成されている。セット
基板32には、後述する操作ハンドル機構100側に設
けられる集中電気配線113の引出しに邪魔にならない
ように半円形状の配線通し切欠部33が形成され、さら
に位置決め突起34a、34b、締結ネジ挿通孔35a
〜35c、開口部37、軸受筒38、連結用開口部39
、磁石取付ボス40a。
40b、調節リンク部材取付ボス41、取付部42a、
42b、案内ボス43a、43b、及びストッパー44
a、44bがそれぞれ穿設、あるいは突設されている。
位置決め突起34a、34bは、前記前面枠2に穿設さ
れた位置決め孔(図示しない)に対応するもので、打球
発射機構31の前面枠2に対する絶対的な位置決めをす
るものである。締結ネジ挿通孔35a〜35cは、操作
ハンドル機構100側に設けられた締結ネジ115a〜
115Cが挿入されるものであって、セット基板32の
後方から締着ナツト36a〜36C(ただし、36a、
36bは図示せず)で締着することによって前面枠2を
挟持するように打球発射機構31と操作ハンドル機構i
ooとを相互に取り付けるものである。
前記軸受筒38内の両端には、2個のベアリング45a
、45bかカラー46を介して圧入されている。ベアリ
ング45a、45bの内径には、円柱状の打球杆軸47
がセット基板32の後面側から嵌入されている。この打
球杆軸47は、その一端側に形成されたフランジ部48
と他端部に形成されたネジ部51および角状ネジ部51
aに螺着される2個のナツト52a、52bとによって
ベアリング45a、45bおよびカラー46を挟持する
ように回転自在に軸支される。打球杆軸47のフランジ
部48のさらに外側には、角状の係合角部49と円形の
ネジ部50とが形成されている。前記角状ネジ部51a
の端面には、止めネジ穴53が形成されている。
前記ネジ穴53には、樹脂製の駆動カバー54がワッシ
ャー付ビス58によりて固定される。すなわち、駆動カ
バー54の中心には、角状の取着穴55が貫設されてお
り、この取着穴55に前記打球杆軸47の角状ネジ部5
1aが挿通される。
そして、取着穴55の前方からワッシャー付ビス58で
前記ネジ穴53に螺着することにより駆動カバー54が
打球杆軸47に強固に固定される。
また、駆動カバー54には、駆動レバー56が一体的に
形成されており、駆動レバー56の先端には、回転ロー
ラ57が回転自在に取着されている。この回転ローラ5
7は、後述する駆動羽根82と係合して打球杆軸47に
回動動作を起こさせるものである。なお、駆動カバー5
4の外周は、前記軸受筒38の外周と同じ大きさに形成
され、駆動カバー54が軸受筒38の開放端を被覆する
ようになっている。
一方、前記セット基板32の後面側であって、打球杆軸
47の前記係合角部49には、該係合角部49の長さよ
りも僅かに厚い肉厚を有する打球杆59の基部に穿設さ
れた軸嵌挿孔6oが嵌入され、後方からスプリングワッ
シャー61およびナツト62で螺着されている。これに
より打球杆59が打球杆軸47に強固に固定されている
。したかフて、打球杆59と前記駆動カバー54とは打
球杆軸47を中心にして一体的に回動する部材を構成し
ている。
打球杆59には、その上端に前記発射位置14aに臨ん
で直接打玉を強打する槌先バネ63と、その下端に連動
昇降杆70と当接する当接部64と、その中央やや上部
に磁石取付部65とが形成されている。
磁石取付部65には、前記連結用開口部39を介して第
1の磁石66が固定されている。すなわち、第1の磁石
66は、セット基板32の前面側に位置して打球杆59
と一体的に所定角度範囲内で回動するようになっている
。また、第1の磁石66は、2つの磁石片66a、66
bが磁石保持部材67によって保持固定されるとともに
、磁石保持部材67に設けられた取付片部68を前記打
球杆59の磁石取付部65にビス69で止着することに
より固定される。なお、第1の磁石66は、円弧状に形
成されるとともに、図示の実施例では、回動前部の磁石
片66aがS極となり、回動後部の磁石片66bかN極
となるように設定されている。
前記当接部64に当接する連動昇降杆70は、前記玉送
り揺動部材15を回動させるもので、この連動y−降杆
70の下端に突設された当接ピン71に遊嵌される当接
ローラ72が前記当接部64と当接するようになってい
る。なお、当接ローラ72は、Eリング73で止着され
ている。また、連動昇降杆70の上部には、玉送り揺動
部材15と当接する当接片74が固定されている。更に
、連動昇降杆70の中央部には、上下方向に長い摺動長
穴75か形成され、この摺動長穴75にセット基板32
に突設された案内ポス43a、43bが貫通案内される
ようになっている。なお、連動昇降杆70は、セット基
板32の取付部42a。
42bにビスで取り付けられた案内板76と、案内ホス
43a、43bの先端にビス79a、79b(たたし、
79bは図示省略)で取着された挟持板78とによって
摺動案内されている。案内板76には、案内ポス43a
、43bを貫通する透孔77a、77bが穿設さねてい
る。また、セット基板32には、打球杆59の回動範囲
を規制し、かつ打球杆59の復帰力を吸収するゴム製の
ストッパー44a、44bが取り付けられている。
一方のストッパー44aは、打球杆59の上部前端面に
当接する位置に取り付けられ、他方のストッパー44b
は、打球杆59の下部後端面に当接する位置に取りイ」
けられている(第5図参照)。
上記した打球杆59を往復回動させるために、前記開口
部37の後面を覆うように打球モータ80か配置されて
いる。打球モータ8oのモータ軸81は、前記開口部3
7に臨んでセラ1〜基板32の前面側に突出しており、
その先端に駆動羽根82かワッシャー84を介してビス
85て固定されている。駆動羽根82には、3つの係合
羽根部83a〜83cか形成され、この係合羽根部83
a〜83cが前記駆動レバー56の回転ローラ57〕 
6 と係脱するようになっている。このため、打球モータ8
0の回転に従動して駆動羽根82が回転すると、駆動羽
根82の係合羽根部83a〜83cと回転ローラ57が
係脱を繰り返すので前記打球杆軸47が回動して打球杆
59を所定の角度範囲内で往復回動させることができる
。この往復回動動作は、係合羽根部83a〜83cと回
転ローラ57とが係合している最中は、打球杆59がゆ
っ(つと後退し、係合羽根部83a〜83cと回転ロー
ラ57との係合が外れると、打球杆59は、前記した第
1の磁石66と後述する第2の磁石86との吸引力によ
り急激に元の位置に復帰して、発射位置14aにある打
玉を弾発するようになっている。
前記打球モータ80の裏面には、第5図に示すように駆
動関係の配線中継基板97が取り付けられている。この
配線中継基板97には、各種の接続端子が設けられ、例
えば、打球発射装置30が稼動していることを示す稼動
ランプ(図示しないニー散に前面枠2の表面に取り付け
られている)に接続している稼動報知ランプ用接続線が
接続される接続端子や、後述する操作ハンドル機構10
0内に設けられた各種のスイッチに接続している操作ハ
ンドル用接続線と接続される接続端子や、図示しないタ
ッチ検出回路に接続しているタッチ検出回路用接続線と
接続される接続端子や、パチンコ遊技機外から供給され
る電力を受は取るための電源用接続線と接続される接続
端子等が設けられている。
このように、この実施例においては、パチンコ遊技機に
設けられた打球発射装置30に関連する各接続線を打球
子−夕80の裏面に取り付けた配線中継基板97に接続
するたりて簡単に駆動回路を構成することかできるよう
になっている。
セット基板32の前記磁石取付ポス40a、40bには
、第2の磁石86が取り付りられるようになっている。
第2の磁石86は、セット基板32の前面側に位置して
いるとともに、前記第1の磁石66と上下方向にその一
部が重複されるように配置されている。また、第2の磁
石86は、2つの磁石片86a、86bか磁石保持部材
87によって保持固定されるとともに、磁石保持部材8
7に設けられた取付片部89a、89bを前記磁石取付
ホス40a、40bにビス91a、91bで止着するこ
とにより固定される。なお、第2の磁石86は、円弧状
に形成されるとともに、図示の実施例では、前記第1の
磁石の一方の磁石片66aと重複する磁石片86aがN
極となり、その反対側の磁石片86bがS極となるよう
に設定されている。磁石保持部材87の下方縁には、噛
合部88が形成されており、この噛合部88と後述する
調節リンク部材92の歯車部93とが係合するようにな
りている。さらに、磁石保持部材87の前記取付片89
a、89bには、回動長穴90a、90bが形成され、
この回動長穴90a、9obに前記ビス91a、91b
が貫通することにより、第2の磁石86が所定の角度範
囲内で左右方向に回動するようになっている。なお、第
1の磁石66と第2の磁石86との重複度合が、最も重
複したとき、すなわち、打球杆59及び後述する打球力
調節レバー103か作動されていないときにおいては、
第1の磁石66の回動前部の磁石片66aと第2の磁石
86のうちの磁石片86aとが全て上下方向に重複する
ように位置し、最も離れたとき、すなわち、打球杆59
が最も回動されたときであり、且つ打球力調節レバー1
03が最も回動されたときにおいては、第1の磁石66
の磁石片66aと第2の磁石86の磁石片86aのそれ
ぞれの端部が僅かに重複するか、はぼ同一平面の位置と
なるように第1の磁石66と第2の磁石86の大きさが
それぞれ設計されている。
前記調節リンク部材取付ボス41には、調節リンク部材
92がビス95によって止着されている。この調節リン
ク部材92の前部には、歯車部93が周設され、その後
部には、係合突起94a〜94cが突設されている。歯
車部93は、前記噛合部88と係合して調節リンク部材
92が回転することにより前記第2の磁石86を左右方
向に回動させる。また、係合突起94a〜94cは、操
作ハンドル機構100と対向したときに後述する従回転
プーリ109の係合凹部111a〜111Cと係合する
ようになっている。なお、調節リンク部材92をビス9
5で固定する際に、押圧バネ96を介挿することにより
常に調節リンク部材92を後方へ押圧して、係合突起9
4a〜94cと係合凹部111a〜111cとの係合が
外れないようにしている。
次に、第1図及び第3図を参照して操作ハンドル機構1
00について説明する。操作ハンドル機構100は、前
記前面枠2の前面に取り付ける取付基板101に集約し
て形成されている。取付基板101の前面には、操作ハ
ンドル102が突設されている。操作ハンドル102は
、取付基板101に固定される握持部104と、該握持
部104に回動自在に設けられる打球力調節レバー10
3とから成る。打球力調節レバー103に固定される図
示しないハンドル軸の後端には、主回転プーリ105が
ワッシャー付ビス106によって固定されている。この
主回転プーリ105は、取付基板101の内側に位置し
、その回転を検出するメインスイッチ107を作動させ
る。メインスイッチ107は、前記打球モータ80と電
気的に直列に接続され、操作ハンドル102に設けられ
るタッチ検出板(図示しない)を接触していることとあ
いまって、打球モータ80を動作させるようになってい
る。
前記主回転プーリ105には、連結紐108を介して従
回転プーリ109が連結されている。この従回転プーリ
109には、付勢バネ110が取り付けられて、常に連
結紐108が緊張するように付勢している。また、従回
転プーリ109には、係合凹部111a〜111Cが前
方に向って形成され、取付基板101が前記前面枠2に
取着された際に、打球発射機構31の前記調節リンク部
材92の係合突起94a〜94cと係合するようになフ
ている。このため、前記打球力調節レバー103と第2
の磁石86とが、主回転プーリ105、連結紐108、
従回転プーリ109及び調節リンク部材92を介して連
結されることになり、打球力調節レバー103の回動動
作が第2の磁石86に伝達されて、第2の磁石86を所
定角度範囲内で回動させる。なお、打球力調節レバー1
03を回動させることにより第2の磁石86が回動する
回動方向は、前記打球杆59が回動する方向とは逆方向
に回動するように設定されている。
また、取付基板101には、単発用スイッチ112が設
けられて、遊技者が取付基板101の前面に設けられた
単発用押ボタン(図示しない)を押したときに前記打球
モータ80の回転を一時的に停止させるようになってい
る。そして、この単発用スイッチ112からの配線、前
記メインスイッチ107からの配線、及びタッチ検出板
からの配線を1つの集中電気配線113とし、その先端
にコネクター114を設けて、前記配線中継基板97に
接続するようになっている。
更に、取付基板101には、締結ネジ115a〜115
c及び位置決め突起116a、116bが後方に向けて
突設されている。締結ネジ115a〜115cは、前述
したように、前面枠2を貫通して、前記セット基板32
の締結ネジ挿通孔358〜35cに挿入されて締着ナツ
ト36a〜36Cで固定されることにより、操作ハンド
ル機構100と打球発射機構31とを一体的に前面枠2
に固定てきるようにするものである。また、位置決め突
起116a、116bは、操作ハンドル機構100を前
面枠2にセットする際に、前面枠2に穿設した位置合せ
孔(図示しない)と合致させて、操作ハンドル機構10
0の前面枠2に対する絶対的な位置を決定するものであ
る。
以上のように構成された打球発射装置30の動作につい
て説明すると、まず、打球発射装置3゜が全く動作して
いない状態では、第5図に示すように打球杆59は、第
1の磁石66の磁石片66aと第2の磁石86の磁石片
86aとの吸引力によりその先端の槌先バネ63が発射
レール14の発射位置14aに臨むような位置にある。
このような状態において、遊技者が操作ハンドル102
の打球力調節レバー103を僅かに回動じたときには、
第6図(a)に示すように、打球モータ80の回転が開
始し、駆動羽根82の係合羽根部83a〜83cと駆動
レバー560回転ローラ57とが係合して打球杆軸47
を回動させる。このとき、第1の磁石66の磁石片66
aと第2の磁石86の磁石片86aとの異極同士の吸引
力に抗して打球杆軸47の回動が行われる。そして、打
球杆59が最も後退した位置での磁石片66aと86a
との重複角度θ1は、相対的に大きく、このため係合羽
根部83a〜83cと回転ローラ57との係合が外れて
磁石片66aと86aとの異極同士の吸引力により打球
杆59が復帰するとき(第6図(b)参照)、その復帰
動作における角加速度が相対的に弱いため、発射位置1
4aにある打玉は、槌先バネ63に叩打されて遊技領域
8の人口に達して遊技領域8の左側を落下する。
次に、遊技者が操作ハンドル102の打球力調節レバー
103を最大限回動じたときには、第7図(a)に示す
ように、打球モータ80の回転が開始し、駆動羽根82
の係合羽根部83a〜83Cと駆動レバー56の回転ロ
ーラ57とが係合して打球杆軸47を回動させる。この
とき、前記したと同様に、第1の磁石66の磁石片66
aと第2の磁石86の磁石片86aとの異極同士の吸引
力に抗して打球杆軸47の回動が行われる。そして、打
球杆59が最も後退した位置での磁石片66aと86a
との重複角度θ2は、相対的に小さく、このため係合羽
根部83a〜83cと回転ローラ57との係合が外れて
磁石片66aと86aとの異極同士の吸引力により打球
杆59が復帰するとき(第7図(b)参照)、その復帰
動作における角加速度が相対的に強いため、発射位置1
4aにある打玉は、槌先バネ63に強打されて遊技領域
8の右側上部に達して遊技領域8の右側を落下する。し
たかって、遊技者は、操作ハンドル102の打球力調節
レバー103の回動量を調節することにより、第1の磁
石66と第2の磁石86との重複度合を変化させて、打
玉の発射勢をコントロールすることかできる。またこの
とき、第1の磁石66と第2の磁石86とが機械的に連
結されていないのて、第1の磁石66と一体回動する打
球杆59の振動か第2の磁石86と一体的に連結されて
いる打球力調節レバー103に伝達されず、これにより
、遊技者に不快感や疲れを与えることかない。更に、弾
発力の調節を一対の磁石66.86を上下方向に重ねて
配置するだけの簡単な構造で行うことかてきるとともに
、その設置スペースを極めて小さくすることがてきる。
なお、上述の実施例では、打球力調節レバー103を最
大限回動じ、且つ打球杆59が最大限回動じたときに、
第1の磁石66と第2の磁石86との重複部分がほぼな
くなる程度に設定したが、これが全くなくて、むしろ僅
かな間隙ができても第1の磁石66と第2の磁石86と
の吸引力か相互に失われない範囲で設定しても良い。
[発明の効果] この発明は、上述したように、打球杆と一体回動する部
材に設けられた第1の磁石と操作ハンドルと一体回動す
る部材に設ζすられだ第2の磁石とによって打玉の発射
勢を調節することができるので、その設置スペースを極
めて小さくすることができ、また、第1の磁石と第2の
磁石とが機械的に連結されていないのて、打球杆の振動
が操作ハンドル側に伝達されず、長時間の使用によって
も遊技者に不快感や疲れを与えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は、この発明に係る打球発射装置の
実施例を示し、第1図は、打球発射装置を構成する打球
発射機構と操作ハンドル機構との関係を示す分解斜視図
、第2図は、打球発射機構の全体の分解斜視図、第3図
は、操作ハンドル機構の背面図、第4図は、打球発射機
構において、駆動羽根と駆動レバーとが係合している状
態を示す後面正面図、第5図は、打球発射機構において
、駆動羽根と駆動レバーとが係合していない状態を示す
前面正面図、第6図は、操作ハンドルの回動量を最小限
にしたときの打球発射機構の動作を示す概略図、第7図
は、操作ハンドルの回動量を最大限にしたときの打球発
射機構の動作を示す概略図、である。 第8図ないし第10図は、実施例に係る打球発射装置か
適用される弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機を
示し、第8図は、パチンコ遊技機の正面図、第9図は、
パチンコ遊技機の背面概略図、第10図は、打球供給皿
部分の断面図、である。 第11図は、従来の打球発射装置の構造を示す概略図で
ある。 1・・パチンコ遊技機 3o・・打球発射装置31・・
打球発射機構 59・・打球杆66・・第1の磁石 8
0・・打球モータ86・・第2の磁石 102・・操作
ハンドル特許出願人 株式会社 三  共

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 モータと、打球杆と、モータの駆動力を打球杆に伝達す
    る伝達機構からなる打球発射機構と、該打球発射機構に
    よる打玉の発射勢を調節する操作ハンドルとを備えた打
    球発射装置において、前記打球杆と一体回動する部材に
    第1の磁石を固定するとともに、前記操作ハンドルと一
    体回動する部材に前記第1の磁石と異極同士が対向する
    ように第2の磁石を配置固定し、 さらに、前記第1の磁石と第2の磁石とが逆方向に回動
    し得るようにしたことを特徴とする弾球遊技機の打球発
    射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62253086A (ja) * 1987-04-03 1987-11-04 株式会社 ソフイア パチンコ機の電動打球装置
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