JPH01195161A - ワイパーブレード、スプリング要素およびスプリング要素を持つ物品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はワイパーブレードに関する。詳細には、本質的
ではないが、本発明は例えば自動車、飛行機、列車また
は船のような乗物の窓ガラスのような変化する曲率の表
面をぬぐうためのワイパーブレードに関する。しかしな
がら、ワイパーブレードは例えば表面をぬぐうための印
刷および食物産業のような他の産業にも適用でき、湾曲
したまたは平らな表面をぬぐうために使用できる。

本発明は、また、スプリング要素およびそのようなスプ
リング要素を有する物品にも関する。

窓ガラスを清浄にするのに用いられる形式のワイパーブ
レードは通常ラバーまたは他の弾性材料を押出成形また
は成形することによって作られたワイピングブレードと
、ワイピングブレード用のキャリヤ（支持体）と、から
成る。ワイパーブレードは、その運動の範囲、にわたっ
て窓ガラス表面の変化する曲率に一致することが重要で
あり、このため、知られているキャリヤは、窓ガラス表
面をぬぐっているときブレードがその曲率を変化するよ
うにワイピングブレードを保持する多点取付は装置を設
けている。最も少ないキャリヤ組立体は両端の中間で枢
着された複数の弧状スプリングフィンガまたはロッカを
有し、その両端がフィンガまたはロッカまたはワイピン
グブレードとの接触点を与える。

この知られている装置は、ブレードと中間位置における
窓ガラスとの間の低い接触圧力に起因する不均一なぬぐ
いを生じさせるような、ワイピングブレードの長さに沿
う多数の圧力点がある欠点を有する。さらに、知られて
いる構造によって適合される曲率の程度は制限されてお
り、特に窓ガラスが著しく湾曲している両端においてブ
レードが持ち上げられる結果となる。

知られている構造の他の欠点は、組立られてキャリヤを
形成し、次にワイピングブレードが嵌合されるために多
数の部品を使用しており、ワイピングブレードに対して
可撓性金属補強ストリップを含むことである。数個の部
品、しばしば１０才たはそれ以上の部品が代表的なワイ
パーブレードには含まれており、それらを組立てるのに
要する時間がワイパーブレードのコストを増大している
。

また、多数の部品が含まれているので、ワイパーブレー
ドの部品は冷たい状態では互いに凍つき、窓ガラスの曲
率の変化に適合するワイパーブレードの能力を制限して
いる。

本発明によると、表面をぬぐうブレードを突起させる細
長い可撓性スパイン（背骨部材）を有するワイパーブレ
ードにおいて、スパインは、スパインの長さの少ないと
も一部に沿って離れておりかつスパインが撓まされると
き互いに接近しまたは離れる対の向き合う当接面と前記
向き合う当接面の間に介在された弾性押圧手段とを有し
、使用の際、ワイパーブレードがワイパーブレードをそ
の自然の形状から変形させる表面に係合するとき、弾性
押圧手段の得られる変形がワイパーブレードを表面に対
して保持するのを助けることを特徴とするワイパーブレ
ードが提供される。

好ましくは、対の向き合う当接面がスパインの１９の側
に沿って離れており、ワイピングブレードがスパインの
反対側から突出する。

さらに好ましくは、スパインに沿って離れて置かれた多
数の対の向き合う当接面がある。

本発明の１９の特定な構造においては、スパインの１９
の側に沿って面から面ヘスパインを貫通する多数の機構
が設けれており、溝は前記対の向き合う当接面を形成し
かつ前記押圧手段を含み、ワイピングブレードがスパイ
ンの反対側から突出する。

ワイピングブレードは、好ましくは、スパインの前記反
対側に取付けられてもよい。他の方法としては、ワイピ
ングブレードがスパインの長手方向に延びるＴ形状スロ
ットに取付けられてもよい。

押圧手段は、好ましくは、スパインの封人材料によって
形成され、封人材料は、スパインが湾曲した形状で保持
されているとき、スパインに対して成形され、前記当接
面の間のスペースを充填する弾性プラスチックである。

１９の実施例では、スパインおよび押圧手段は、押圧手
段が成形プロセス中スパイン材料に結合するような材料
から形成される。他の実施例では、スパインは封入材料
を機械的にキー止めする手段を有する。

もし必要ならば、押圧手段がスパインの封入材料によっ
て一体に形成される。

スパインの封入材料はいずれか１９の例でワイピングブ
レードの長手方向に延びるワイピング補助具を有しても
よい、ワイピング補助具はワイピング補助具を着脱自在
に取付ける手段が設けられた封入材料とは別個に作られ
る。

１９の実施例では、スパインの封入材料は空気力学形状
を有し、この空気力学形状は、高速で使用の際、ワイパ
ーブレードに圧力を発生し、前記圧力が空気の速度に起
因してワイパーブレードに対する持ち上げ効果を減少す
るように働き、それによってワイパーブレードがぬぐう
べき表面との接触を維持する。

他の実施例では、押圧手段がスパインの前記向き合う当
接面の間に介在する一連の弾性フランジを持つ少なくと
も１９の別個に作られたストリップを有する。前記押圧
ストリップがプラスチック材料から形成されかつスパイ
ンの長さに対する封入カバーを有する。他の方法として
は、前記押圧ストリップスプリングはそれぞれの対の向
き合う当接面に係合する弾性要素を有する０弾性要素は
Ｖ形状であり、■の脚がそれぞれの当接面に当接する。

ワイパーアームにワイパーブレードを取付けるように構
成した手段が好ましくは設けられている。

取付は手段がスパインを横方向に貫通する孔に取付けら
れかつワイパーブレードおよびワイパーアームの間の枢
動連結部として働くピボットピンを有する。ピボットビ
ンがスパインの長さに沿ってほぼ中央に配置されている
。他の方法としては、ピボットピンがスパインの一端に
隣接してまたは少なくとも近くに配置されている。

ピボットビンがスパインに対してずらされてワイパーア
ームを取付けるアダプタの一部である。

好ましくは、アダプタは折返し端部を持つワイパーアー
ムを取付ける湾曲した外部表面および直線状端部のワイ
パーアームを取付けるための内部キャビティを有する二
重機能ブロックを含む。

ワイピングブレードは各方向に多数のぬぐい作用を与え
るように配列された複数の長手方向に延びるワイピング
表面を有する。

長さの少なくとも一部に沿ってスパインの内部に延びる
強化インサートを有する。

スパインの内部に延び、ワイピングブレードに対する加
熱手段となる手段が設けられてもよい。

本発明は、また、細長い可撓性部材から成るスプリング
要素において、対の向き合う当接面が部材の長さの少な
くとも一部に沿って離れておりかつ部材が撓まされると
互いに接近しまたは離れ、弾性押圧手段が前記向き合う
当接面の間に介在され、使用の際、スプリング要素がそ
の自然の形状から変形され、弾性押圧手段の得られた変
形がスプリング要素をその自然の形状に戻すのを助ける
ことを特徴とするスプリング要素を提供する。

好ましくは、スプリング要素を取付ける手段を有し、取
付ける手段は細長い部材の少なくとも１９の位置または
端部の中間に配置されている。

本発明は、さらにそのようなスプリング要素を有する物
品を提供する。

次に、図面を参照して、本発明を説明する。

第１図ないし第３０図の実施例は、一般にワイパーブレ
ードおよびワイパーブレードを車両の従来のワイパーア
ームに取付ける種々の手段に関する。しかしながら、ワ
イパーブレードの構造は任意の形式の車両、例えばモー
タカー、飛行機、列車、または船に適しており、また印
刷、食物またはワイパーブレードが表面をぬぐうために
用いられる任意の他の産業において用いられるのに適し
ている。

図面の第１図ないし第６図は可視性の細長いスパイン（
背骨部材）１３に沿って長手方向に延びるＴ形状スロッ
ト１２から突出する従来のワイピングブレード１１を用
いるワイパーブレード１０を示す、この実施例では、ス
パイン１３はワイピングブレード１１に対するキャリヤ
（支持体）として働き、ナイロンコンパウンドの射出成
形品である。ナイロンは、形成されたとき°′記憶”を
有する。すなわち撓わまされ次に解放されたときその自
然形状にほぼ戻るので、スパインに対しては好ましい材
料である。スパインをワンピースで作ることは、モール
ド（金型）からスパインを取出した後スロットから取出
すことができるようなＴ形状スロットに対するコア部材
を要する。このため、この実施例では、スパイン１３は
２つの同一の成形部品１４で形成され、一方が他方に対
して反転した関係にある（第１図）。各スパイン部品１
４は中央部分１５を有し、中央部分は他の中央部分と共
に、ワイパーブレードがワイパーアームに取付けられる
位置決め点として、組立てられたワイパーブレード内に
凹状部分１６を形成する。

２つのスパイン部品の中央部分１５を横方向に貫通して
いるのは取付はビン（第７図ないし第１０図）を収容す
るための整列した孔１７である。また各スパイン部品の
中央部分内には２つの成形したストップ３５が配置され
ており、それぞれの孔１７の両側に１９づつ配置されて
いる。

図示のように、各スパイン部品１４の上部表面１９は中
央部分１５および各端の間で長手方向にテーバ状であり
、それによってスパイン部品は中央部分からそれぞれの
端に向かって延びる方向にその下部表面に対して徐々に
薄くなっている６各スパイン部品の中央部分１５の両側
には、上部表面１９内に複数のほぼ横方向の渭２０が設
けられており、溝２０は面から面にスパイン部品の巾だ
け延びかつ上部表面１９から一定の深さでスパイン部品
の下部表面２１に対して下方に延びている。

したがって、スパイン部品は一方の側で長手方向に区画
されて溝２０の側壁である対の向き合う当接面７６を与
え、渭２０は、この実施例では、−定の厚みの連続セク
ション２２から上方りこ延び、セクション内に、Ｔ形状
スロット１２のそれぞれの半分が成形した凹部２３とし
て形成されている。

溝２０が面から面へそれぞれのスパイン部品の巾に延び
ているので、多溝によって形成した対の向き合う当接面
７６はスパイン部品が撓むとき互いに接近し、または離
れるように動く。また、この実施例では、それぞれのス
パイン部品の一端またはこの実施例のように両面に隣接
して凹部２３内に、横方向リブ（第２図）が成形されて
おり、リブは、使用の際、ワイパーブレードの往復運動
中スロット１２内のワイピングブレードの望ましくない
長手方向の動きを防止するエンドストップとして働く。

しかしながら、エンドストップ２４は、スパイン部品が
後述のように互いに結合され、封入された後、スパイン
にワイピングブレードを取付けるためにワイピングブレ
ードがねじ込まれるのを妨げない。ワイピングブレード
１１は向き合う当接面７６が形成されたスパインの側と
は反対側から突出する。

また、各スパイン部品の内側表面２５には、すなわち２
つのスパイン部品が縁と縁とを一緒に組立てられたとき
他のスパイン部分に隣接する側にある表面には、中央部
分１５の片側において清２０の間に一連の嵌合突起２６
が設けられており、中央部分１５の他の側においては対
応するソケット２７が設けられている。このため、各ス
パイン部品のソケッ゛ト２７はスパインの組立中細のス
パイン部品の突起２６に対する位置決め手段を与え、２
つのスパイン部品が互いに対して正確に整合され、特に
２つの凹部２３がワイピングブレードがスロット中に挿
入されるための所要のＴ形状スロット１２を形成するよ
うに整合されることを保証する。

嵌合突起およびソケットは２つのスパイン部品を効果的
にクリップ止めする。しかしながら、この実施例では、
スパイン部品は、組立てられた後、超音波融着によって
融着される。このため、各突起２６はその基部にウェブ
２８（第２図）を有し、ウェブは超音波融着中軟化し、
突起をそれぞれのソケットに完全に嵌入させるエネルギ
ダイレクタ（方向器）として働く、同様に、溝２０の基
部とその下方のＴ形状スロット１２との間でスパインの
長手方向に延びる位置において確実な融着を達成するた
めに、各スパイン部品はスパインの一端から中央部分１
５に沿った中間点まで延びるエネルギダイレクタリブ７
２（第１図および第２図）を有する。これによって、２
つの同一のスパイン部品が組立てられたとき、融着がス
パインの全長に沿って延びることになる。さらに、中央
部分１５の各端において、同様な融着を達成するために
、各スパイン部品１４には、中央部分の一端において、
その位置におけるエネルギダイレクタとして働く垂直リ
ブ２９（第１図）が成形されている。

したがって、スパインを組立てるために、各スパイン部
品の突起２６が他のスパイン部品のソケット２７に挿入
された状態で２つのスパイン部品１４は縁と縁とが合わ
されて組立てられる。エネルギダイレクタ２８．２９．
７２が存在するので、２つのスパイン部品の間には小さ
いギャップが存在する。組立てられたスパイン部品１４
は超音波融着手段によって互いに融着され、超音波融着
手段はエネルギダイレクタを軟化し、それによってギャ
ップを閉じ、スパイン部品を、下部表面２１の長手方向
に延びるＴ形状スロット１２を持つ一体のスパインに形
成する。中央部分１５の取付は孔１７も互いに整合され
る。

スパイン部品１４は、超音波融着以外の他の融着方法に
よって、または、例えばスパインが形成される材料に適
用できる接着剤またはスパイン部品１４をスナップ嵌合
するような任意の他の所望の方法によって、組立てられ
る。

溝２０内、すなわち対の向き合う当接面７６の間に介在
して、弾性押圧手段３０（第３図）が設けられている。

この実施例では、押圧手段はワイパーブレードの長手方
向に少なくとも圧縮されており、スパイン１３、したが
って湾曲した状態にワイパーブレード１１を維持するよ
うに働き、ワイピングブレードはぬぐうべき表面に対し
て凸状である。この実施例では、各溝２０内の押圧手段
３０はスパインの各線に沿って互いに連結され、スパイ
ン上の封入したコーティング３１の一部として形成され
る。さらに、この実施例においては封入材料３１は圧縮
性かつ弾性のプラスチック材料から作られ、プラスチッ
ク材料は、溝２０を開放した状態でモールド内に湾曲し
た状態で保持されているとき、スパイン１３に対して射
出成形される。プラスチック材料は渭２０を充填し、そ
れによって封入したスパインがモールドから取出される
と、スパインはその初期の直線形状に戻ろうとし、それ
によって渭２０内のプラスチック材料３０を圧縮下に置
き、相互連結部分３２をワイパーの長手方向の張力下に
置く、モールドから取出された後の封入したスパインが
とる形状はこの実施例においては湾曲しているが（第３
図に示すように）、自然の形状であってもよい。したが
って、もしスパインが撓まされることによってこの自然
の形状から変形されるならば、弾性封入材料の得られた
変形はスパインをその自然の形状に戻すように押圧する
のを助ける。

封入プロセス中、スパイン１３は、モールドの内部表面
と上部表面１９およびスパインの下部表面の中央部分と
の間の長手方向の接触によって湾曲状態でモールド内に
保持される。封入材料３０は、溝２０を充填し、スパイ
ンの縁およびスパインの下部表面の縁部分を被覆する封
入材料３１を形成する。モールドからスパインが取出さ
れた後ワイピングブレード１１がスロット１２に沿って
ねじ込まれてスパインにワイピングブレードを取付はワ
イパーブレードの組立てを完了する。

押圧手段のために用いられるプラスチック材料は、好ま
しくは、サーモプラスチックラバーまたはサーモプラス
チックエラストマであり、この種の材料の両方はワイパ
ーブレードの構造での使用に対する許容期間に対して圧
縮性および弾性を維持する。このような材料の例は、市
販されておりモールディング状態でナイロンに対して付
着性があり、またはもしスパインが接着剤として働く適
当な結合剤中に最初に浸せき被覆されるならば、ナイロ
ン製スパインに対して付着性があるものである。各々の
場合、サーモプラスチックラバーまなはサーモプラスチ
ックエラストマとナイロン製スパインとの間の結合は、
溝２０内の押圧手段３０が溝の側壁に隣接して張力下に
ある状態を生じさせる。圧縮力は引張力およびスパイン
自身が伸びようとする自然の傾向に抗して作用しワイパ
ーブレード１０を湾曲した形状に維持し、それによって
ワイピングブレード１１を押圧して、表面が湾曲してい
るか平らであるかにかかわらず、その全長にわたってぬ
ぐうべき表面との接触を維持する。

実際には、それぞれの押圧手段３０を含む多数の溝２０
が一連の圧力点を発生し、したがってワイピングブレー
ド１１の長さに沿った均等な圧力を発生し、ワイピング
ブレードがぬぐうべき表面の変化する輪郭にしたがうこ
とを助けるように働く。また、溝２０の巾または深さが
増大されるならば、溝内の付加的な押圧力がワイパーブ
レード１０の曲率を増大させるが、ワイピングブレード
１１によって加えられる圧力を減少させるようにめに変
更されうる。しかしながら、例えば、車両に対するワイ
パーブレードのこの実施例では、湾で１３ｍｍの一定の
ピッチで配置されており、溝２０の基部とスロット１２
の頂部との間に約１．５ｍｍの深さを持つような溝を有
するスパイン１３を設けることによって達成されること
が見出されている。また、スパインの材料との付着を達
成する封入材料の場合には、スパインの縁に沿った最小
厚み１ｍｍである。

第７図は、ワイパーブレードの中央四部部分１６に挿入
される折返し端部３４を持つワイパーアーム３３にワイ
パーブレード１０を取付ける方法を示す、ヘッド付ピン
４７が孔１７および孔１７の間にあるワイパーアーム３
３の折返し端部３４を通して挿入され、第９図に示すよ
うにワイパーアームをビンおよび中央凹部内に成形した
前述のストップ３５の間にロックして保持する。ワイパ
ーブレードはワイパーアームに対して反転できる。ビン
４７の端部３６はシャンク（柄部分）３７に対して拡大
されており、ビンが挿入されワイパーブレードのビンの
ヘッドとは反対側でロックされるように割られている。

第７図に示すワイパーブレードの取付けの場合、ビン４
７はワイパーアーム３３の折返し端部３４のギャップの
巾に対応する８ｍｍのシャンクを有する。しかしながら
、異なった車両の製造者は他のワイパーアームを用いる
。例えば、もし折返し端部３４が７ｍｍのギヤツブ巾を
持つならば、端部３９において８ｍｍであり、７ｍｍの
中央断面を持つシャンク４８を有するビン３８が設けら
れる（第８図）。スプリット端部３６によってビン３８
の拡大した端部がワイパーアーム３３の小さな折返し端
部３４に通される。

他の場合には、ワイパーブレード１０はワイパーアーム
３３に対してずらして取付けられることが要求される。

この目的のなめに、アダプタ４１（第１０図）は取付は
ブロック７０およびワイパーブレードの中央部分１６に
取付けるための取付はビン４２を有する。図面のアダプ
タの場合、８ｍｍギャップを、持つ折返しワイパーアー
ム３３は取付はブロック７０の側壁９２の間に配置され
た湾曲した外部表面９１のまわりに巻付けられラグ４つ
（第１１図）で保持される。他の方法としては、直線状
ワイパーアーム９０が同一のアダプタ４１のブロック７
０内のキャビティ４３に挿入され、取付はブロックの舌
片４６のスロットに係合するワイパーアーム上の突出部
４４によってロックされ（第１２図）、このようにして
アダプタに二重機能を与えてもよい。

封入したスパイン、ワイピングブレードおよび押圧手段
から成るワイパーブレードを同一形状に維持しながら、
多くの異なった構成が可能であり、その内のいくつかを
図示して以下に説明する。

第１３図は、封入材料３１がスパインの材料に付着しな
いか、または部分的に付着するようなワイパーブレード
１０の実施例を示す。この場合、中央部分１５を除いた
スパインの上部表面１９は封入され、封入材料３１は、
下部表面２１から突出しかつスパインの長手方向に延び
るキー５０を設けることによってスパインの下部表面２
１に機械的にキー止めされる。

封入プロセス中、第１図ないし第６図の実施例では、ス
パイン１３は、封入材料が適用されている間、上方およ
び下方の両方から確実に保持されることが好ましい。こ
のため、スパイン材料に適切に付着し、スパインの上部
表面１９を封入しない封入材料を用いることが好ましい
、他の方法としては、もしスパインの上部表面を封入す
る必要が見出されるならば、スパインは中央部分におい
て上方から保持され、またはさらに封入プロセス中モー
ルド内でアンカーピンとして働く第１３図に示すような
一連の直立ビン５１を備えてもよい。

スパイン１３の上部表面を封入しない他の理由は、スパ
インの露呈した上部表面領域が有効にカラーコード化さ
れるからである。

第１４図において、封入材料３１はスパイン１３から下
方に延ばされて、ワイピングブレード１１がそれらの間
に配置されるような長手方向に延びるスカート部分また
はワイピング補助具５２を与える。こうでない場合には
、ワイパーブレードは第１図ないし第６図のワイパーブ
レードと同一である。ワイピング補助具５２を設ける目
的は空気力学的な理由であり、ワイピングブレード１１
は例えば高速で車両を運転中ぬぐうべき表面から離れて
持ち上げない、ワイピング補助具５２を設けることはま
た雨、雪、はえ等の球状物のような大きな物を例えば除
去することによって、ワイピングブレードの作用を助け
る。

所望に応じて、ワイピング補助具５２は、第１５図を参
照して後述するように、封入材料３１の着脱自在な部分
として形成されてもよい。

また、ワイピング補助具が設けられているか否かにかか
わらず、封入材料３１および特にワイピングブレード１
１は知られているアンチスリップ（滑り止め）コーティ
ングでスプレーされてもよく、スプレーの目的はワイピ
ングブレードの作用に対する京擦抵抗を減少し、かつワ
イパーブレード上の泥の増加を減少することである。コ
ーティングは、例えばコーティングされた表面が摩耗に
より鈍くなったとき、ワイピングブレードが交換の必要
がある程度まで充分に摩耗したことを指示するのに用い
られる。

他の変形（第１５図）は多数の長手方向に延びるワイピ
ング表面５３を持つワイピングブレード１１の変形を示
している。ワイピング表面は２つまたはそれ以上の数で
もよく、そのような５つの表面がＶ形状で図示の実施例
において示されており、各ワイパーの方向に三重のワイ
プ（ぬぐうこと）を与える。この実施例では、ワイパー
ブレード封入材料３１に別個に作られたワイピング補助
具５２を有し、このワイピング補助具は封入材料の下側
で清９４に嵌合する長手方向に延びるキー９３を有する
。この補助具は、必要に応じて、スパインに対する摺動
作用により、嵌合または取りはすしができる。さらに、
この場合、封入材料はスパイン材料との結合部を形成し
ており、そのためスパイン１３の上部表面は封入されな
い。

第１６図において、従来のワイピングブレード１１を収
容するＴ形状スロット１２を持つスパイン１３の異なっ
た構造が示されている。この実施例では、スパインは、
溝２０および中央成形部分１５を与える成形した上部部
品５４およびワイピングブレード１１を収容するための
Ｔ形状溝２０を与える押出成形した下部部品５５から形
成されている。スパイン１３は、上部成形部品５４の長
手方向に延びるリップ５６に押出成形した下部部品をク
リップすることによって組立てられる。

第１７図に概略的に示す他の実施例では、スパイン１３
はＴ形状スロット１２の両側で横方向に可視性であり、
スロットを開いて下方から挿入される従来のワイピング
ブレード１１の上部を収容でき、スパインは、次に解放
されて戻りワイピングブレードをスロット中に保持する
。

さらに他の実施例では、Ｔ形状取付はスロットを要する
従来のワイピングブレードの代わりに特殊な形状のワイ
ピングブレードを用いることもできる。例えば、第１８
図において、両側自己接着剤テープ５８がスパイン６０
の下部表面６１にワイピングブレード５９を取付けるた
めに用いられる。第１９図において、接着剤が接着剤テ
ープ５８の代わりに用いられる。

さらに他の実施例において（第２０図）、ワイピングブ
レード１９は封入プロセス中封人材料３１と一体に形成
される。

第２１図は、インサート６３をスパインの中央取付は部
分１５の両側に持つ変形したワイパーブレード１０を示
し、インサートは、中央取付は部分の両側の長さの例え
ば約半分だけインサートを含むスパインの長さにわたっ
てスパイン１３を堅く強化するように働く。好ましくは
、インサート６３は任意の所望の断面の金属ストリップ
であり、好ましくは図示のように、スパインの内部スロ
ット６４内で長手方向に延びる長方形断面を有する。

第１図ないし第６図の実施例の場合、インサートはスパ
イン部品１４の組立中にスロット６４に導入できる。使
用の際、ワイピングブレード１１の運動中、端部がある
程度まで撓むことが必要であるならば、そのような撓み
運動はぬぐうべき表面からワイピングブレード１１の中
央部分を持ち上げる傾向がある。このようなワイピング
ブレードを持ち上げる傾向はインサート６３を設けるこ
とにより防がれる。

他の実施例において、インサート６３は、強化インサー
トである代わりに、電源に接続される加熱素子として形
成され、それによって冷えた伏皿にあるぬぐうべき表面
にワイピングブレードが付着してしまう傾向を防ぎまた
は減少させるためにワイピングブレード１１を加熱する
手段として働く。

前述の各実施例において、ワイパーブレードはワイパー
アーム３３にワイパーブレード１０を取付けるための中
央部分１５を有している。しかしながら、所望に応じて
、取付は部分１５はワイパーブレードの長さに沿った異
なった位置に配置されてもよい。例えば、第２２図に示
す実施例では、取付は部分１５はワイパーブレードの長
さに沿って約３分の１の位置にある。他の実施例（第２
３図）では、取付は部品１５はワイパーブレードの一端
にある。両方の場合、ぬぐうべき表面に圧力接触したま
まであるワイパーブレードの効果は影響を受けない、も
ちろん、これらの実施例の各々において、もしスパイン
が２つの部品で形成されワイパーブレードは、例えばぬ
ぐうべき特定の表面に適する長さのような最終使用に適
した有限の、長さを常に持っている。しかしながら、最
終目的に合うような長さに切断されることができる標準
長さの部品として前述の任意の実施例のワイパーブレー
ドを製造することも可能である。そのような場合、第１
図ないし第６図のワイパーブレード１０を参照すると、
Ｔ形状スロット１２内の成形されるエンドストップ２４
はスロットの各端部に隣接するばかりでなく例えば１０
ｍｍ間隔でスロットに設けられてもよい、これによって
、ワイパーブレードが一端または両端において切断され
ると、エンドストップはスパイン１３に対するワイピン
グブレード１１の望ましくない長手方向の動きに抵抗す
るために存在することになる。実際のところ、ワイピン
グブレードの各端部はエンドストップに隣接している必
要はない、ストップはスロット内でワイピングブレード
に摩擦力を発生することによって有効に働く。他の方法
としては、成形したエンドストップの代わりに、スロッ
ト１２の各端部に、ワイパーブレードがある長さに切断
された後スロットのそれぞれの端部に押込まれる別個に
作られたストップが設けられてもよい。

他の変形はワイパーブレードのスパイン１３とは別個の
押圧手段を形成することである。例えば、第２４図の実
施例では、押圧手段は圧縮性および弾性プラスチック材
料の一対の予め形成した、成形したストリップ６５（そ
の内の１だけが示されている）から成り、各ストリップ
はスパイン１３の半分に対するカバーとして働き、かつ
それぞれの溝２０中に挿入され、スパイン１３の対の向
き合う当接面７６の間に介在される一連の下方に延びる
内壁、すなわちフランジ６６を有する。押圧手段をスパ
インに組立てるために、スパインは、例えばスパインを
適当なテンプレートのまわりに曲げることによって、上
部表面１９に対して所要の凸状曲率に形成される。次に
、各押圧ストリップ６５が、押圧ストリップのフランジ
６６がスパインの解放した溝に入れられる状態でスパイ
ンのそれぞれの半分に挿入される。組立体をテンブレ−
トから取りはずす際、スパインは伸びようと作用しそれ
によって所要の程度その曲率を減少し、押圧ストリップ
のフランジを圧縮下に置く、ワイピングブレード１１は
次にＴ形状スロット１２中に摺動されワイピングブレー
ドを完成する。もし望ましいならば、各押圧ストリップ
６５は、スパインがテンプレート上にあるとき接着剤に
よってスパイン１３に固定されてもよい。

第２５図は、プラスチック材料の代わりに、押圧手段が
スプリングスチールストリップ６７（やはり１９だけを
示す）から形成された変形実施例を示す。この実施例で
は、各押圧ストリップは直線状部分６９によって相互連
結した弾性要素、すなわちインサート６８を設けられる
ように予め形成され、要素はそれぞれの対の向き合う当
接面７６に係合する。この実施例においては、要素６８
はＶ形状であり、■の脚がそれぞれの当接面に当接する
。前述のように、スパイン１３は、各押圧ストリップの
要素６８がスパインのそれぞれの部分の溝２０に押圧さ
れる前に、溝２０を開放した状態で湾曲して保持される
。

第２６図ないし第２８図の実施例は第１図ないし第６図
の実施例とほぼ同様である。基本的な相違点は、ナイロ
ン製スパイン部品１４が超音波融着によってではなく加
熱によって互いに結合されていることである。このため
に、各スパイン部品１４は、それぞれの当接部７１の壁
を貫通するソケット７４と、スパイン部品の組立の際（
第２８図）、他のスパイン部品の関連する当接部を通っ
て突出する長い突起７３とが成形されている。超音波融
着を得るために必要なエネルギダイレクタ２８′、２つ
および７２が省略されている。

前述のように、同一のスパイン部品１４が各スパイン部
品の突起７３を他のスパイン部品のソケット、すなわち
貫通孔７４中に挿入することにより正しい位置で組立て
られ、各突起は他のスパイン部品の関連する当接部７１
を貫通する０次に、スパイン部品は突起７３の突出端部
７５にリベット形成するように作用する加熱によって互
いに結合される。その後、ワイパーブレードはサーモプ
ラスチックラバーまたはサーモプラスチックエラストマ
中に封入され、第１図ないし第６図の実施例と同様に押
圧手段３０を形成する。最後に、ワイピングブレード１
１がＴ形状スロット１２に挿入される。

前述のワイパーブレードの各実施例において、封入材料
３１の外部形状はワイパーブレード１１からワイパーブ
レードの両側で面取りした長手方向の縁を有してルする
。使用の際、封入材料のこの形状は空気圧力をワイパー
ブレードに働かせ、空気の速度に起因するワイパーブレ
ードに働く持ち上げ効果を減少させ、それによってワイ
パーブレードがぬぐうべき表面と接触するのを維持する
のを助ける。持ち上げ効果は空気力学形状を封入材料３
１に設けることによって減少させられてもよい、持ち上
げ効果の減少は特に高速のとき有効である。

第２９図は空気力学形状を示し、この形状は、スパイン
の１９の面上に、ぬぐうべき表面に向かって下方に向い
ている横方向に延びる部分９６と、スパインの他の面上
にぬぐうべき表面から離れて上方に向いている横方向に
延びる部分９７を有する。この実施例においては、両方
の部分９６．９７は中央部分１５を除いてワイパーブレ
ードの全長に沿って長手方向に延びている。他の方法と
しては、各部分９６．９７は、ワイパーブレード゛の長
さの選択したセクションだけに存在し、すなわち持ち上
げ効果に反作用する場所に配置され。

またはワイパーブレードの長さに沿って不連続である。

実際には、ワイパーブレードは、ワイパーブレードが例
えばほぼ水平の停止位置からほぼ垂直の位置に移動する
とき、下方向に向いた部分９６がワイパーブレードの後
部面にあうように嵌合される。

第３０図は他の空気力学的形状を示し、この形状は、ス
パインの各面上の横方向に延びる部分９６がぬぐうべき
表面に向かって下方に向いている。前述のように、各部
分９６はスパインの全長にわたって、またはその長さの
１９またはそれ以上のセクションに沿って延びている。

しかしながら、この実施例においては、ワイパーブレー
ドは反転できる。この実施例の空気力学的形状は、ワイ
パーブレードが垂直を通過してがなりの距離移動する場
合に使用するのに適している。

必要に応じて、空気力学的形状が第１図ないし第２８図
の実施例の１９のワイパーブレードに形成されてもよい
０例えば、所要の空気力学的形状、例えば第２９図また
は第３０図のような形状を有する別個に作られた嵌合体
がその長さに沿って１９またはそれ以上の位置でワイパ
ーブレード上にクリップ止めされ、または付着されても
よい。

スパインに沿った向き合う当接面の間の溝内の押圧手段
は必ずしも相互に連結されている必要はその長さにわた
って等しいピッチである代わりに、スパインの長さの少
なくとも一部、例えばスパインの一端に隣接して可変ピ
ッチで離れていてもよい、これによってワイパーブレー
ドの残りの部分に対して、その長さの一部にわたってワ
イパーブレードのスプリング特性を変更できる。同様な
可変スプリング特性は、スパインの長さに沿って、必要
に応じて異なった深さおよび（または）巾の溝２０を設
けることによって実行されうる。

実際には、変更した実施例では、当接部および関連する
押圧手段は、前述した実施例のように長さ全体にわたっ
てではなく、スパインの長さの一部だけに延びていても
よい０例えば、もし、使用の際、ワイパーブレードの一
端だけがぬぐうべき表面の可変曲率にしたがう必要があ
るならば、スパインのその一端にだけ向き合う当接面お
よび関連する押圧手段を設けることで充分である。しか
しながら、押圧手段がスパインを封入することによって
形成される場合には、封入はスパインの全長にわたって
延びる。

さらに、スパインおよび押圧手段に対して用いられる材
料がスパインの所要の可撓性および押圧手段の所望の弾
性を与えるように選ばれて、ワイピングブレードがその
長さにわたってぬぐうべき表面に対する圧力接触を維持
してもよい。

前述のワイパーブレードの１９の利点はワイパーブレー
ドが従来の多要素ワイパーブレードより少ない要素を有
し、組立が容易であり、したがって製造が経済的である
ことである。

他の利点は、ワイパーブレードが変化する曲率に一層正
確に従いかつワイピングブレードの長さにわたって一層
均一な接触圧力を与えることができることである。

本発明の原理は、ワイパーブレードを越えてスプリング
要素およびそのようなスプリング要素を持つ物品にまで
拡大できる０例えば、第３１図は、例えば図示のように
長方形断面を有しかつナイロンで形成された細長い可視
性部材８１から成る基本的なスプリング要素８０を示す
０部材８１の１９の側部は面から面へ部材の巾を横切っ
て延びる多数の横方向溝８２を設けることによって区画
され、それらの間に当接部８３を形成している。多溝８
２の壁は一対の向き合う当接面８４を有し、当接面は部
材が撓むとき互いに接近しまたは離れる。部材８１の区
画は図示のように部材の全長に延びてもよく、または例
えば部材の中間部また一端に向かうように長さの一部だ
けにわたって延びてもよい、それによって部材８１に加
えら、れるスプリング効果の位置が必要に応じて長さに
沿って変えられる。

ワイパーブレードの場合の如く、多溝８２には弾性押圧
手段８５が充填される。この実施例において、押圧手段
はサーモプラスチックラバーまたはサーモプラスチック
エラストマの封入材料８６の一部であり、材料はナイロ
ン製部材８１上に成形されて部材溝を充填し縁に沿って
延び、好ましくは、ナイロン製部材と結合する。他の方
法としては、押圧手段は第２４図および第２５図の実施
例と同様に部材と組立てられる少なくとも１９の別個に
作られた部材であってもよい。スプリング要素は、スプ
リング要素の用途によって、図示のように直線状にまた
は例えば凸状または凹状のような湾曲にまたは連続した
リングとして部材８１と共に形成されてもよい。

部材８１の取付は手段はその長さに沿った１９またはそ
れ以上の位置に設けられる。この実施例では、部材を、
例えばボルトによって固定するように部材の各端部に隣
接して孔８７が設けられている。

部材８１および押圧手段８５に対して用いられる材料は
スプリング要素の用途によって変えられる。そのような
１９の用途はドアの閉鎖具である。

この場合、スプリング要素は一端がドアフレームに固定
され、必要に応じて他端がドアに固定される。他の可能
な用途はリーフスプリング（板ばね）である０弾性押圧
手段はスプリング要素を変更する作用をする。各場合、
冬プリング要素８１は、湾曲しているか直線であるかに
かかわらず、その自然の形状から変形され、弾性押圧手
段の得られた変形がスプリング要素がその自然の形状に
向かって戻るのを助ける。

【図面の簡単な説明】

第１図は、表面をぬぐうブレードに対するキャリヤとし
て働くスパインを展開して示す平面図である。 第２図は、第１図の先２−２に沿う拡大断面図である。 第３図は、部分的に切欠いて示すワイパーブレードの斜
視図である。 第４図は、第３図の線４−４に沿う拡大断面図第宏図は
、第３図のワイパーブレードをワイパーアームの１９の
実施例に取付ける手段を展開して示す図である。 第８図は、他のワイパーアームに対する第７図の取付は
手段の変形を示す図である。 第９図は、第７図の取付は手段によって第７図のワイパ
ーアームに取付けられた第３図のワイパーブレードの部
分的断面図である。 第１０図は、第３図のワイパーブレードに関してずれた
位置で第７図のワイパーアームまたは他のワイパーアー
ムを取付ける二重機能アダプタを示す図である。 第１１図は、第１０図のアダプタに取付けられた第７図
のワイパーアームの断面図である。 第１２図は、第１０図の二重機能アダプタに取付けた第
１０図の他のワイパーアームの断面図である。 第１３図は、変形した封入材料を持つワイパーブレード
の断面図である。 第１４図および第１５図は、ワイパー補助具を持つワイ
パーブレードの断面図である。 第１６図は、ワイパーブレードのスパインの変形構造を
示す図である。 第１７図ないし第１９図は、ワイパーブレードを取付け
る変形方法の断面図である。 第２０図は、封入材料と一体に成形されたワイピングブ
レードを持つワイパーブレードの断面図である。 第２１図は、強化インサートを持つ変形したワイパーブ
レードの断面図である。 第２２図および第２３図は、ワイパーブレードとワイパ
ーアームに取付けるためのワイパーブレードに沿った異
なった位置を示す図である。 第２４図および第２５図は、スパインとは別個に形成さ
れた押圧手段を持つ変形したワイパーブレードの展開斜
視図である。 第２６図は、部分的に切欠いて示す他の変形したワイパ
ーブレードの斜視図である。 第２７図は、スパイン部品が組立てられる前の第２６図
の線２７−２７に沿う拡大断面図である。 第２８図は、スパイン部品が結合されて封入された後の
第２６図の線２８−２８に沿う拡大断面図である。 第２９図および第３０図は、第２６図のワイパ　一ブレ
ードの変形した断面図である。 第３１図は、部分的に切欠いて示すスプリング要素の斜
視図である。 １１・・・ブレード、 １２・・・Ｔ形状スロット、 １３・・・スパイン、 １４・・・スパイン部品、 １７・・・孔、 ２０・・・溝、 ２１・・・下部表面、 ２３・・・凹部、 ３０・・・押圧手段、 ３１・・・封入材料、 ３３・・・ワイパーアーム、 ４１・・・アダプタ、 ４７・・・ピボットピン、 ５４．５５・・・スパイン部品、 ６５．６７・・・ストリップ、 ６６．６８・・・フランジ、 ７０・・・取付はブロック、 ７６・・・当接面、 ８４・・・当接面、 ８５・・・押圧手段。 ／２夕ｌ −／ｌ／ ／ＺりＩ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）表面をぬぐうブレード（１１）を突出させる細長
   い可撓性スパイン（１３）を有するワイパーブレードに
   おいて、スパイン（１３）は、スパインの長さの少ない
   とも一部に沿って離れておりかつスパインが撓まされる
   とき互いに接近しまたは離れる対の向き合う当接面（７
   ６）と、前記向き合う当接面の間に介在された弾性押圧
   手段（３０）と、を有し、使用の際、ワイパーブレード
   がワイパーブレードをその自然の形状から変形させる表
   面に係合するとき、弾性押圧手段の得られる変形がワイ
   パーブレードを表面に対して保持するのを助けることを
   特徴とするワイパーブレード。 （２）請求項１記載のワイパーブレードにおいて、対の
   向き合う当接面（７６）がスパインの１つの側に沿って
   離れており、ワイピングブレード（１１）がスパインの
   反対側から突出することを特徴とするワイパーブレード
   。 （３）請求項１または２記載のワイパーブレードにおい
   て、スパイン（１３）に沿つて離れて置かれた多数の対
   の向き合う当接面（７６）があることを特徴とするワイ
   パーブレード。 （４）請求項１ないし３のいずれか１つに記載のワイパ
   ーブレードにおいて、スパインの１つの側に沿つて面か
   ら面へスパイン（１３）を貫通する多数の実質的に横方
   向の溝（２０）が設けれており、該溝は前記対の向き合
   う当接面（７６）を形成しかつ前記押圧手段（３０）２
   、ワイピングブレード（１１）がスパインの反対側から
   突出することを特徴とするワイパーブレード。 （５）請求項４記載のワイパーブレードにおいて、ワイ
   ピングブレード（１１）がスパイン（１３）の長手方向
   に延びるＴ形状スロット（１２）に取付けられることを
   特徴とするワイパーブレード。 （６）請求項５記載のワイパーブレードにおいて、スパ
   イン（１３）は縁と縁とが接して配置されかつスパイン
   の長手方向で互いに結合された２つの部品（１４）から
   形成され、成形した凹部（２３）が各スパイン部品の下
   部表面に形成され、その凹部が組合わされてワイピング
   ブレード（１１）を取付けるＴ形状スロット（１２）を
   形成することを特徴とするワイパーブレード。 （７）請求項５記載のワイパーブレードにおいて、スパ
   イン（１３）は互いに重ねられて配置されかつスパイン
   の長手方向で互いに結合された２つの部品（５４、５５
   ）から形成され、上部部品（５４）は押圧手段（３０）
   を収容する溝（２０）を備え、下部部品（５５）はワイ
   ピングブレード（１１）を取付けるＴ形状スロット（１
   ２）を備えていることを特徴とするワイパーブレード。 （８）請求項１ないし７のいずれか１つに記載のワイパ
   ーブレードにおいて、押圧手段がスパイン（１３）の封
   入材料（３１）によって形成されることを特徴とするワ
   イパーブレード。 （９）請求項８記載のワイパーブレードにおいて、封入
   材料は、スパインが湾曲した形状で保持されているとき
   スパイン上に成形され、前記当接面（７６）の間に空間
   を充填する弾性プラスチック材料であることを特徴とす
   るワイパーブレード。 （１０）請求項８または９のいずれか１つに記載のワイ
   パーブレードにおいて、スパイン（１３）および押圧手
   段（３０）は、押圧材料が封入プロセス中スパイン材料
   に結合するような材料から形成されることを特徴とする
   ワイパーブレード。 （１１）請求項８または９のいずれか１つに記載のワイ
   パーブレードにおいて、スパイン（１３）は封入材料（
   ３１）を機械的にキー止めする手段（５０）を有するこ
   とを特徴とするワイパーブレード。 （１２）請求項１ないし７のいずれか１つに記載のワイ
   パーブレードにおいて、押圧手段（３０）がスパイン（
   １３）の前記向き合う当接面（７６）の間に介在する一
   連の弾性フランジ（６６；６８）を持つ少なくとも１つ
   の別個に作られたストリップ（６５；６７）を有するこ
   とを特徴とするワイパーブレード。 （１３）請求項１２記載のワイパーブレードにおいて、
   前記押圧ストリップ（６５）がプラスチック材料から形
   成されかつスパイン（１３）の長さに対する封入カバー
   を有することを特徴とするワイパーブレード。 （１４）請求項１２記載のワイパーブレードにおいて、
   前記押圧ストリップスプリングはそれぞれの対の向き合
   う当接面（７６）に係合する弾性要素（６８）を有する
   ことを特徴とするワイパーブレード。 （１５）請求項１４記載のワイパーブレードにおいて、
   弾性要素（６８）はＶ形状であり、Ｖの脚がそれぞれの
   当接面（７６）に当接することを特徴とするワイパーブ
   レード。 （１６）請求項１ないし１５のいずれか１つに記載のワ
   イパーブレードにおいて、ワイパーアーム（３３）にワ
   イパーブレード（１０）を取付けるように構成した手段
   （１７）を有することを特徴とするワイパーブレード。 （１７）請求項１６記載のワイパーブレードにおいて、
   取付け手段がスパイン（１３）を横方向に貫通する孔（
   １７）に取付けられかつワイパーブレード（１０）およ
   びワイパーアーム（３３）の間の枢動連結部として働く
   ピボットピン（４７）を有することを特徴とするワイパ
   ーブレード。 （１８）請求項１７記載のワイパーブレードにおいて、
   ピボットピン（４７）がスパイン（１３）の長さに沿っ
   てほぼ中央に配置されていることを特徴とするワイパー
   ブレード。（１９）請求項１７記載のワイパーブレード
   において、ピボットピン（４７、３８、４２）がスパイ
   ン（１３）の一端に隣接してまたは少なくとも近くに配
   置されていることを特徴とするワイパーブレード。 （２０）請求項１７ないし１９のいずれか１つに記載の
   ワイパーブレードにおいて、ピボットピンがスパイン（
   １３）に対してずらされてワイパーアームを取付けるア
   ダプタ（４１）の一部であることを特徴とするワイパー
   ブレード。 （２１）請求項２０記載のワイパーブレードにおいて、
   アダプタ（４１）は折返し端部を持つワイパーアーム（
   ３３）を取付ける湾曲した外部表面（９１）および直線
   状端部のワイパーアーム（９０）を取付けるための内部
   キャビティを有する二重機能ブロック（７０）を含むこ
   とを特徴とするワイパーブレード。 （２２）請求項２ないし４のいずれか１つに記載のワイ
   パーブレードにおいて、ワイピングブレード（１１）は
   スパイン（１３）の前記反対側に取付けられていること
   を特徴とするワイパーブレード。 （２３）請求項８ないし１０のいずれか１つに記載のワ
   イパーブレードにおいて、請求項１ないし４のいずれか
   １つに従属するとき、ワイピングブレード（１１）がス
   パイン（１３）の封入材料（３１）に一体に形成されて
   いることを特徴とするワイパーブレード。 （２４）請求項８ないし１０のいずれか１つに記載のワ
   イパーブレードにおいて、スパイン（１３）び封入材料
   （３１）はいずれかの側でワイピングブレード（１１）
   の長手方向に延びるワイピング補助具（５２）を有する
   ことを特徴とするワイパーブレード。 （２５）請求項２４記載のワイパーブレードにおいて、
   ワイピング補助具（５２）はワイピング補助具を着脱自
   在に取付ける手段（９２）を備えた封入材料（３１）と
   は別個に作られることを特徴とするワイパーブレード。 （２６）請求項１ないし２５のいずれか１つに記載のワ
   イパーブレードにおいて、ワイピングブレード（１１）
   は各方向に多数のぬぐい作用を与えるように配列された
   複数の長手方向に延びるワイピング表面（５３）を有す
   ることを特徴とするワイパーブレード。 （２７）請求項１ないし２６のいずれか１つに記載のワ
   イパーブレードにおいて、長さの少なくとも一部に沿っ
   てスパイン（１３）の内部に延びる強化インサート（６
   ３）を有することを特徴とするワイパーブレード。 （２８）請求項１ないし２７のいずれか１つに記載のワ
   イパーブレードにおいて、スパインの内部に延びワイピ
   ングブレード（１１）に対する加熱手段となる手段（６
   ３）を有することを特徴とするワイパーブレード。 （２９）請求項８ないし１０のいずれか１つに記載のワ
   イパーブレードにおいて、スパイン（１３）の封入材料
   （３１）は空気力学形状（９６；９６、９７）を有し、
   この空気力学形状は、高速で使用の際、ワイパーブレー
   ドに圧力を発生し、前記圧力が空気の速度に起因してワ
   イパーブレードに対する持ち上げ効果を減少するように
   働き、それによってワイパーブレードがぬぐうべき表面
   との接触を維持することを助けることを特徴とするワイ
   パーブレード。 （３０）細長い可撓性部材から成るスプリング要素にお
   いて、対の向き合う当接面（８４）が部材の長さの少な
   くとも一部に沿って離れておりかつ部材が撓まされると
   互いに接近しまたは離れ、弾性押圧手段（８５）が前記
   向き合う当接面の間に介在され、使用の際、スプリング
   要素 （８０）がその自然の形状から変形され、弾性押圧手段
   の得られた変形がスプリング要素をその自然の形状に戻
   すのを助けることを特徴とするスプリング要素。 （３１）請求項３０記載のスプリング要素において、ス
   プリング要素（８０）を取付ける手段（８７）を有し、
   取付ける手段は細長い部材（８１）の端部又は端部の中
   間に少なくとも１つの位置に配置されていることを特徴
   とするスプリング要素。 （３２）請求項３０または３１に記載のスプリング要素
   を有する物品。