JPH01193037A - 内燃機関、殊にデイーゼル機関の燃料噴射ポンプ - Google Patents

内燃機関、殊にデイーゼル機関の燃料噴射ポンプ

Info

Publication number
JPH01193037A
JPH01193037A JP63310284A JP31028488A JPH01193037A JP H01193037 A JPH01193037 A JP H01193037A JP 63310284 A JP63310284 A JP 63310284A JP 31028488 A JP31028488 A JP 31028488A JP H01193037 A JPH01193037 A JP H01193037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper
pump
piston
chamber
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63310284A
Other languages
English (en)
Inventor
Karl Konrath
カール・コンラート
Claus Koester
クラウス・ケスター
Karl Zibold
カール・ツイボルト
Manfred Schwarz
マンフレート・シユヴアルツ
Karl-Friedrich Russeler
カール−フリードリツヒ・リユーセラー
Kuriigaa Kurausu
クラウス・クリーガー
Roland Kupzik
ローラント・クプツイク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JPH01193037A publication Critical patent/JPH01193037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D1/00Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
    • F02D1/02Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
    • F02D1/04Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered by mechanical means dependent on engine speed, e.g. using centrifugal governors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特許請求の範囲第1項に所謂発明の上位概念と
して記載された形式の、内燃機関、殊にディーゼル機関
の燃料噴射ポンプに関する。
ディーゼル機関を備えた乗用自動車の1つの着順な欠点
は、低回転数域での、急激なアクセルペダル操作によっ
て生じる自動車走行の衝撃的な加減速動作である。この
自動車走行の衝撃的な加減速動作を排除するため、ディ
ーゼル機関は燃料噴射ポンプを備えた上にさらにダンパ
を有しており、このダンパはアクセルペダルが急激に踏
込まれたとき又は急激に離されたときに、燃料噴射ポン
プによる燃料噴射量の相応する変化を緩慢にしか生じさ
せないようにする念めに役立つ。
はじめに述べた形式の公知の燃料噴射ポンプ(I)E−
O8第5427224号明細書)では、液力式ダンパが
アクセルペダルに連結された燃料噴射ポンプの回転数調
節レバーと自動車車体との間に配置されており、この場
合ダンパシリングが車体に、ダンパピストンがピストン
ロッドを介して回転数調節レバーに、連結されている。
ダンパピストンの縦方向に一貫して延びている軸方向孔
内には1つの絞りが配置されていて、該絞シはピストン
の互いに反対側にある2つのダンパ室を接続している。
回転数調節レバーは燃料噴射ポンプのポンプケーシング
内において旋回可能の調節軸に回動不能に結合されてお
り、この調節軸の、ポンプ内室内へ侵入している端部に
はレバーが固定されている。このレバーには調整レバー
に結合した調整ばねが作用している。アクセルペダルは
圧縮ばねを介して回転数調節レバーに作用する。アクセ
ルペダルが急激に操作される場合その運動に回転数調節
レバーは緩慢にしか応動しない。それというのは回転数
調節レバーはダンパを介して車体に支持されているから
である。トルクが増大すると、フレキシブルなりジショ
ン体によって車体に懸架されている内燃機関はその縦軸
線を中心にして片側へ傾く。この場合回転数調節レバー
はダンパを介して車体に支持され、かつ燃料噴射量を減
少させる方向に旋回せしめられる。逆に、トルクが急速
に減少すると、内燃機関は反対側へ傾き、この場合回転
数調節レバーはダンパによシ燃料噴射量を増大させる方
向に移動せしめられる。ダンパは従って一方ではアクセ
ルペダルが踏込まれたさいに遅延させる作用を有すると
共に、他方では内燃機関の揺動によって燃料量が変化す
るさいに差動的な作用を生ぜしめる。逆方向、要するア
クセルペダルから足が急激に離された場合ダンパは相応
して作用する。
内燃機関の運動と調量される燃料量との関係が逆になる
ことによシ自動車の衝撃的な加減速動作が効果的に抑制
される。ダンパの作用はしかし、アクセルが急激に踏込
まれるときにも急激に離されるときにも常に同じ大きさ
であり、従っていずれの場合にも自動車の衝撃的な加減
速動作が申し分なく抑制される。
特許請求の範囲第1項記載の特徴を有する本発明による
燃料噴射ポンプは次のような利点を有している。即ち、
加速時及び減速時のダンパ作用が個別的にかつ無駄な動
作なしに必要な範囲内でえられる。両校シによシ加速時
及び減速時のダンパ作用の個別的な調節かえられる。両
方向でのダンパ作用をうるため、プレロードを負荷され
たドラツグスプリング若しくは戻しばね並びに絞シ孔の
横断面によシ、遅延動作時間が互いに独立に無関係に制
御され、従ってまた自動車の衝撃的な加減速動作を一層
よく排除す射ポンプの有利な改良がえられる。
本発明の1つの有利な構成によれば、絞シのない流路が
ダンパ室とポンプ内室との間に、絞シに対して並列に接
続されており、該流路がダンパピストンの移動距離中の
、回転数調節レバーの空行程が生じる範囲でのみ開放さ
れ、換言すれば、回転数調節レバーの旋回運動中の噴射
が行なわれない範囲でのみ開放される。このような構成
によれば自動車の衝撃的な加減速動作抑制に関する燃料
噴射ポンプの応動動作性が一層改善される。
本発明の特に有利な構成は請求項7に記載されている。
内燃機関の回転数が比較的高く、かつこれに関連してポ
ンプ内室内の圧力が比較的高い場合には圧力弁が開き、
かつダンパ室とポンプ内室との間の、絞りのない流路が
開く。これによシダンパ作用は比較的高い回転数域では
自動的に働かなくなる。それというのはこのよ体 うな回転数域では慣性質f)高い運動エネルプによシ、
自動車の衝撃的な加減速動作はもはや発生せず、ダンパ
の作用は不要になるからである。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図に部分的にかつ略示図で示されている分配型燃料
噴射ポンプ鴫(DE−O83427224、第2図)は
ポンプケーシング10を有し、該ケーシング10はポン
プ内室11を取囲んでいる。
ポンプ内室11にはフィードポンプ12によって燃料が
充填される。ポンプ内室11はこの場合6〜8バールの
圧力下にある。フイードポンプ12と同期してボンfぎ
ストン(ポンプシランジャ)13はカム駆動装置14を
介して往復運動せしめられかつ同時に回転せしめられる
ポンプピストン13は、ポンプケーシング10内に嵌込
まれて諭るシリンダブツシュ15内で摺動し、かつこの
シリンダブツシュ15内にポンプ作業室16を形成する
。ポンプ作業室16はポンプピストン13の端部区分に
ある縦溝17、シリンダブツシュ15中の入口孔1B及
びポンプケーシング10内の通路19を介して、ポンプ
内室11に接続可能である。ポンプ作業室16は吐出弁
20及び通路21を介してポンプピストン13内の環状
通路22に接続されている。環状通路22からはポンプ
ピストン13内に延びる分配溝23が分岐しており、こ
の分配溝は出口通路24と協働し、該出口通路24はシ
リンダブツシュ15の周囲に分配されており、これらの
うちの1つが図面では示されている。各出口通路24は
それぞれ1つの噴射ノズルへ通じる接続孔25に接続さ
れている。ポンプ作業室16からはポンプピストン13
内に軸方向通路26が横通路21へ延びている。この横
通路27は噴射量調節部材28と協働し、この部材2B
はポンプ内室11内へ侵入しているポンプピストン区分
に軸方向で移動可能に嵌込iれている。横通路27が噴
射量調節部材28によって被われている限り、ポンプピ
ストン13は、高圧の燃料をポンプ作業室16から吐出
弁20、通路21、環状通路22及び分配溝23を介し
て、出口通路24の1つに圧送する。
横通路27が噴射量調節部材28から出ると、ポンプ作
業室16はポンプ内室11に接続されて減圧される。接
続孔25への高圧での燃料送出はその瞬間急激に遮断さ
れる。ポンプピストン13に対する噴射量調節部材28
の位置が出口通路24を経て噴射されるに至る燃料量を
規定する。
調節部材28を操作するために2腕の調整レバー290
球形に形成されたアームが調節部材2Bに係合している
。調整レバー29はケーシングに対して不動のビン30
上に支承されでいる。調整レバー29の他方のアームに
は、一方では図示されていない遠心調速機が、かつ他方
では、図面上方に図示されているように、調整ばね31
を介して回転数調節レバー32が係合しており、このレ
バー32は図示されていないアクセルペダルを介して任
意に矢印33の方向に旋回することができる。戻しはね
34は回転数調節レバー32を、アクセルペダルの踏み
力がなくなったときに1戻すため役立つ。2腕に構成さ
れた回転数調節レバー32はこの場合ポンプケーシング
10に不動に配置された旋回中心軸35を中心にして旋
回可能である。回転数=r4節レバー32と調整レバー
31との連結はプレロードを負荷されているドラツグス
プリシグ36t−介して行なわれており、該ドラツグス
プリングは一方ではダンパレバー37の一方のアームに
、他方では回転数調節レバー32の、戻しばね34側と
は反対側のアームに、それぞれ支持されている。この場
合あらかじめ圧縮されているドラツグスプリング36は
回転数調節レバー32のレバーアームをストッパ38に
押付けており、このストッパ38はダンパレバー37の
、ドラツグスジリンダ36側とは反対側のレバーアーム
に配置されている。ダンパレバー・37自体は回転数調
節レバー32の旋回中心軸35に旋回可能に配置されて
いる。
ダンパレバー37はダンパ40の一部であって、このダ
ンパ40は、回転数調節レバー32が迅速に操作された
ときに内燃機関の回転の安定性を保証するために役立ち
、かつアクセルペダルが急激に踏み下ろされ若しくは離
されたときの自動車の衝撃的な加減速動作を抑制するた
めに役立つ。液力式ダンパ40はポンプ内室11内に配
置されていて、両端が閉じられている縦孔42を有する
ダンパケーシング41、縦孔42内で摺動可能な案内ス
リーブ43及び、案内スリーブ43内で摺動するダンパ
ピストン44を含んでいる。ダンパケーシング41と案
内スリーブ43は公知の形式でダンパシリンダを形成し
、このダンパシリンダは、ダンパピストン44の一方の
端面とダンパ室45を形成する。このダンパ室45は一
方では第1の逆止弁46及び第1の絞シ47(これらの
双方46゜47はダンパピストン44内に配置されてい
る)を介して、かつ他方では、第2の絞シ48及び第2
の逆上弁49(これらの双方48.49はダンパケーシ
ング41内に配置されている)を介して、ポンプ内室1
1に接続される。第1の絞り47の出口とポンプ内室1
1との接続はこの場合案内スリーブ43内の半径方向孔
60及びダンパケーシング41内の第1の半径方向貫通
孔61によって保証される。貫通孔61の直径は半径方
向孔60の直径に比して極めて大きく、従ってダンパケ
ーシング41に対して案内スリーブ43が移動した場合
にも、貫通孔61は常に半径方向孔60をポンプ内室1
1に対して開放している。両方の逆上弁48.49は次
のように配置されている。即ち第1逆止弁46の遮断方
向がポンプ内室11に向かい、第2逆止弁49の遮断方
向がダンパ室45に向くように、配置されている。ダン
パピストン44にはダンパレバー37の、ストッパ38
を有する方のレバーアームが枢着されており、これに対
して、ダンパレバー37の、あらかじめ圧縮されている
ドラツグスプリング36を支持している方のレバーアー
ムは調整ばね31に連結されている。
案内スリーブ43はダンパピストン44と共に、それら
の一方の端面側に制御室50を形成し−ており、この制
御室50は半径方向入口通路51を介してポンプ内室1
1に接続されている。
案内スリーブ43の他方の端部は閉鎖板52で閉じられ
ており、この閉鎖板52は同時に圧縮ばね53の案内と
しても役立っている。案内スリーブ43及び閉鎖板52
は圧縮ばね53を受容する減圧室54を制限しており、
この減圧室は出口通路55を介して矢印56で示されて
いる燃料戻し導管に接続している。圧縮ばね53はスト
ッパプレート57に支持されており、減圧室54内にお
ける該ストッパプレート57の位置はダンパケーシング
41内にねじはめられている調節ビン58を介して調節
することができる。調節ビン58が回わされることによ
シ圧縮ばね53のプレロードが調節される。
ダンパ40が回転数調節レバー32の空行程の範囲内で
は、要するに噴射か行われない区間では、作用しないよ
うにするために、絞り47゜48に対して絞シのない2
つの流路が並列に接続されており、該流路は、ダンパピ
ストン44の調節運動の所定の範囲において、ダンパ室
45を、両校!047.48を迂回して、ポンプ内室1
1に接続する。内燃機関の、ひいてはまた燃料噴射ポン
プの回転数が異なる場合には、回転数調節レバー32の
上記の空行程はダンパピストン44の別の移動範囲に移
るから、上記流路も相応してダンパピストン44の調節
範囲内で、案内スリーブ43の移動によシ変位し、該案
内スリーブは内燃機関の回転数の上昇に伴つて、ひいて
はまたポンプ内室11中の圧力の上昇に伴って、図中右
側へ圧縮ばね53の作用に抗して移動する。第1の流路
61は、この場合、ダンパピストン44内の第1絞り4
7を迂回するバイパス孔62と、案内スリーブ43内の
、制御孔を形成する第1の半径方向孔60と該半径方向
孔に連通している、ダンパケーシング41内の第1の貫
通孔61と、から形成される。第1の半径方向孔60の
直径の大きさはこの場合次のように選ばれている。即ち
案内スリーブ43に対するダンパピストン44のそのつ
どの位置によシ、たんに第1絞シ47の開口だけが又は
、さらに付加的にバイパス孔62の開口も、案内スリー
ブ43からポンプ内室11へ開かれているように選ばれ
ている。ダンパ室45と?ンプ内室11との間にある絞
りのない第2流路68は、ダンパ室45内の環状溝63
と、ダンパピストン44の外周にある、上記環状a63
と常時接続している軸方向溝64と、案内スリーブ43
内の第2の半径方向孔65と、ダンパケーシング41内
の第2の貫通孔66とにより形成されている。この場合
この第2の貫通孔66の直径の大きさは次のように選ば
れている。即ち案内スリーブ43の全移動範囲に亘って
案内スリーブ43内の第2の半径方向孔65がポンプ室
11に向って開放されているように選ばれている。ダン
パ室45内の環状溝63は次のように構成されている。
即ちこの環状溝63が、ダンパピストン44と案内スリ
ーブ43との相対位置に関連してダンパピストン44が
所定距離だけ移動した後に、残っているダンパ室45に
対して閉鎖されるように構成されている。ダンパピスト
ン44内の軸方向溝64は、ダンパピストン44の全移
動距離に亘って環状溝63を案内スリーブ43内の第2
の半径方向孔65に接続したままの状態に保つだけの長
さを有している。案内スリーブ43の移動位置にそのつ
ど応じてダンパピストン44は1環状溝63をダンパ室
45に対して閉鎖しひいては流路68を閉鎖し、又は環
状溝63をダンパ室45に対して再び開放しひいては該
流路68を再び開くために、程度の差こそあれ大きな距
離に亘って移動しなければならない。上記流路6Bは従
ってダンパピストン44の移動運動の両方向において有
効に作用し、これに対して、絞シ合有しない第1の流路
67は、該流路61中にある第1の逆止弁46によシ、
たんに図面左側への移動においてのみ、要するに、燃料
送出量を減少させる方向に回転数調節レバー32が調節
されるときにだけ、有効に作用することができる。
自動車の前記の衝撃的な加減速動作は主として低い回転
数域において顕著に現われ、これは上に述べたダンパ4
0によって抑制される。比較的高い回転数域ではフライ
ホイール等の慣性質量の高い運動エネルギに基き自動車
の前記の衝撃的な加減速動作はもはや現われず、従って
ダンパ40はむしろ余計であり、ダンパ40の作用は走
行状態にとってむしろ障害となる。この理由から比較的
高い回転数域ではダンパ40の作用は遮断され、その結
果そのダンパ作用は零に等しくなる。この目的で第3の
、絞シのない流路69が設けられてお)、該流路69は
比較的高い回転数域ではダンパ室45を直接ポンプ内室
11に接続し、ダンパ40を短路する。
所定回転数以下では第6の、絞シのない流路69が閉鎖
される。流路69の閉鎖及び開放は圧力弁70によって
行なわれ、この圧力弁は図示の実施例では滑シ弁として
構成されている。
このためにダンパケーシング41内に袋孔71が設けら
れており、該袋孔T1は袋孔底部近くで減圧孔72を介
して減圧室54に接続されている。袋孔71内では制御
ピストン73が摺動し、この制御ピストンはその、袋孔
71の開口側とは反対側の端面に、ポンプ内室11内の
圧力を負荷され9、また上記端面とは反対側の端面を以
って圧縮ばね74を介して袋孔底部に支持されている。
第3の流路69はダンパケーシング41内の2つの孔7
5.7Bによって形成されており、これらの孔は一方は
ポンプ内室11に、他方はダンパ室45に接続しており
、かつ1つの横断面平面内において直径方向で袋孔71
内に開口している。孔75.760両方の開口は制御ピ
ストン73にある制御溝77と協働し、該制御溝は制御
ピストン73の摺動位置にそのつど応じて孔76から孔
75への通路を開放し又は閉鎖する。圧縮ばね74を適
当に選ぶことによシ圧力弁70は調節され、その結果ポ
ンプ内室11内の圧力が所定値を越えたときに制御ピス
トン73が圧縮ばね74の力に抗して移動して孔75.
76を互いに接続させ、ひいてはまたダンパ室45をポ
ンプ内室11に接続させる。ポンプ内室11内における
このような圧力上昇は内燃機関、ひいてはまたフィーV
ポンゾ12の回転数が比較的高くなった場合にはじめて
生じる。
以上述べたダンパ40め作用形式は以下の通シである。
アクセルペダルが踏込まれ、これによって回転数調節レ
バー32が矢印33の方向で、戻しばね34を緊張させ
ながら旋回すると、プリセット力がドラツグスプリング
36を介してダンパピストン44へ伝えられ、該ダンパ
ピストンは図面において右側へ移動する。ダンパピスト
ン44が環状溝63をダンパ室45に対して閉鎖すると
直ちに、第2絞り48だけがダンパピストン44の引続
く運動を、遅延せしめながら許容する。これによシダン
パピストン44はプリセット力をやはり遅延しながら調
整ばね31を介して調整レバー29へ伝達する。該調整
レバー29は緩慢に動作しつつ噴射量調節部材28を移
動させる。従って、−急激なアクセルペダル操作に基い
て回転数調節レバー32が迅速に旋回した場合にも噴射
量変化は緩慢にしか行なわれず、その結果自動車は衝撃
的動作なしに加速される。反対にアクセルにダルから足
が急に離されると、戻しばね34は回転数調節レバー3
2及びストッパ3Bを介してダンパピストン44に作用
し、その結果このダンパピストンは図面において左側へ
移動せしめられる。ダンパピストン44の移動運動は今
度は第1絞り4Tを介して緩慢に行なわれる。ダンパピ
ストンのこの緩慢な移動運動は調整レバー29、ひいて
はまた噴射量調節部材28の緩慢な調節動作のみを生ぜ
しめる。従って自動車の減速も一層衝撃的動作なしに行
なわれる。ダンパピストン44が所定の移動距離だけ進
むと、環状溝63はダンパ室45に対して開放され、従
ってダンパ作用はなくなる。以後調整レバー29への回
転数調節レバー32の戻シ運動の伝達はダンパ作用なし
に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例によるディーゼル機関の燃料噴
射ポンプの部分的略示図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の燃料噴射ポンプであつて、 (イ) ポンプピストンを有し、該ポンプピストンはフ
    イードポンプ送出圧力を有している 燃料を充填されたポンプ内室から燃料を取 出してこれを高圧で噴射ノズルへ送出する ポンププランジヤとして構成されており、 (ロ) 噴射量調節部材を有し、該噴射量調節部材はそ
    の、上記ポンプピストンに対する相 対位置がポンプピストン−行程毎に送出さ れる燃料噴射量を規定するように構成され ており、 (ハ) 噴射量調節部材を操作する2腕レバーとして構
    成され、一方のレバーアームで噴射 量調節部材に係合している調整レバーを有 し、 該調整レバーの他方のレバーアームは少 なくとも1つの調整ばねを介して、任意に 操作可能の回転数調節レバーに、連結して おり、該回転数調節レバーは回転数調節の ためポンプケーシングに不動に設けられた 旋回中心軸を中心にして戻しばねの力に抗 して旋回可能であり、 (ニ) ダンパシリンダと該ダンパシリンダ内で軸方向
    に移動可能である、絞りを有するダ ンパピストンとを備えた液力式ダンパを有 し、該ダンパが、回転数調節レバーが急速 に操作されたときに、内燃機関の運転の安 定性を保証するため、噴射量調節部材の緩 慢な調節動作のみを許容する形式のものに おいて、 (ホ) 回転数調節レバー(23)と調整ばね(31)
    との連結がプレロードを負荷され ているドラツグスプリング(36)を介し て行なわれており、該ドラツグスプリング が一方では回転数調節レバー(32)に支 持され、他方では、回転数調節レバー (32)の旋回中心軸(35)を中心にし て旋回可能であるダンパレバー(37)の、調整ばね(
    31)に結合された一方のレバ ーアームに支持されていて、該ドラツグス プリング(36)が回転数調節レバー (32)を、ダンパピストン(44)に枢 着されたダンパレバー(37)にあるスト ッパ(38)に当接させており、かつ、 (ヘ) ダンパピストン(44)内に配置された絞り(
    47)が、ダンパピストン(44) 及びダンパシリンダ(41,42,43) によつて閉じられたダンパ室(45)を、 ダンパ室(45)に向かう方向で開く逆止 弁(46) を介して、ポンプ内室(11)に接続して おり、かつ、 (ト) さらに別の絞り(48)がダンパ室(45)を
    、ダンパ室(45)に向かう方 向で閉じるさらに別の逆止弁(49)を介 して、ポンプ内室(11)に接続している ことを特徴とする、内燃機関の燃料噴射ポ ンプ。 2 ダンパ室(45)及びポンプ内室(11)間に延び
    ている、絞りを有しない流路(67,68)が、絞り(
    47,48)に対して並列に接続されていて、上記流路
    がダンパピストン(44)の移動運動範囲内の、回転調
    節レバー(32)の空行程が生じる範囲でのみ、開かれ
    ることを特徴とする、請求項1記載の燃料噴射ポンプ。 3 ダンパシリンダが、ポンプ内室(11)内に不動に
    配置されているダンパケーシング (41)と、両側が閉じられているダンパケーシング孔
    (42)内において軸方向で移動可能である案内スリー
    ブ(43)と、から構成されており、該案内スリーブ(
    43)内にダンパピストン(44)が案内されており、
    かつ少なくとも1つの流路(67)が、案内スリーブ(
    43)内に配置されている、ポンプ内室(11)に向つ
    て開いている制御孔 (60)を有しており、該制御孔(60)が、ダンパシ
    リンダ(44)内においてダンパ室(45)へ通じてい
    る通路(62)と協働して上記流路(67)を開閉し、
    かつ案内スリーブ(43)の一方の端面がダンパピスト
    ン(44)と協働して、ポンプ内室(11)に接続して
    いる制御室(50)をダンパケーシング孔(42)内に
    形成しており、かつ案内スリーブ(43)の他方の、閉
    鎖板(52)によつて閉じられている端面が、燃料戻し
    路(56)に接続した減圧室(54)をダンパケーシン
    グ孔(42)内に形成しており、かつ上記減圧室(54
    )内に、閉鎖板(52)に支持された圧縮ばね(53)
    が調節可能なプレロードを有する状態で配置されている
    ことを特徴とする、請求項2記載の燃料噴射ポンプ。 4 通路(67)が、ダンパピストン(44)中の絞り
    (47)を迂回するバイパス孔 (62)によつて形成されており、該バイパス孔(62
    )はダンパピストン(44)の外周の、絞り(47)の
    開口から離れた部位に、開口しており、かつ制御孔(6
    0)の直径が、該制御孔(60)が絞り(47)及び又
    はバイパス孔(62)の開口を抱括することができる大
    きを有していることを特徴とする、請求項5記載の燃料
    噴射ポンプ。 5 さらに別の流路(68)が、案内スリーブ(43)
    とダンパピストン(44)との相対位置に関連した距離
    だけダンパピストン (44)が移動したときにダンパ室(45)に対して閉
    鎖され又開放される、ダンパ室 (45)内の環状溝(63)と、案内スリーブ(43)
    中の、ポンプ内室(11)に向つて開いている半径方向
    孔(65)と、ダンパピストン(44)の軸方向溝(6
    4)と、によつて形成されており、上記軸方向溝(64
    )は上記環状溝(63)を、ダンパピストン (44)の全移動距離に亘つて、上記半径方向孔(65
    )に接続していることを特徴とする、請求項3又は4記
    載の燃料噴射ポンプ。 6 さらに別の絞り(48)及びさらに別の逆止弁(4
    9)がダンパケーシング(41)内に配置されているこ
    とを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記
    載の燃料噴射ポンプ。 7 絞りを有しない第3の流路(69)が直接にダンパ
    室(45)とポンプ内室(11)との間に設けられてお
    り、該第3の流路がポ ンプ内室(11)中の圧力によって制御される圧力弁(
    70)によって制御され、ポンプ内室(11)内の圧力
    が内燃機関の比較的高い回転数に相応する圧力値を越え
    たときに開かれることを特徴とする、請求項1から6ま
    でのいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。 8 圧力弁(70)が、ダンパケーシング (41)内に配置された滑り弁のポートが一方ではダン
    パ室(45)にかつ他方ではポンプ内室 (11)に接続しており、かつ該滑り弁の液力式制御入
    力がポンプ内室(11)に接続 していることを特徴とする、請求項7記載の燃料噴射ポ
    ンプ。 9 ダンパケーシング(41)内にポンプ内室(11)
    に向かって開いている袋孔(71)が加工されており、
    該袋孔(71)内に制御ピストン(73)が、該制御ピ
    ストンと袋孔底部とに支持された圧力ばね(74)との
    作用に抗して、軸方向で移動可能に案内されており、か
    つ制御ピストン(73)が制御溝(77)を有しており
    、該制御(77)が袋孔 (71)に直径方向で対向して開口している2つの制御
    孔(75、76)の一方はポンプ内室(11)に、他方
    はダンパ室(45)に接続していることを特徴とする、
    請求孔8記載の燃料噴射ポンプ。 10 袋孔(71)の、圧力ばね(74)を受容してい
    る端部範囲が減圧孔(72)を介してダンパケーシング
    (41)内の減圧室(54)に接続していることを特徴
    とする、請求項9記載の燃料噴射ポンプ。
JP63310284A 1987-12-09 1988-12-09 内燃機関、殊にデイーゼル機関の燃料噴射ポンプ Pending JPH01193037A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3741638.3 1987-12-09
DE3741638A DE3741638C1 (de) 1987-12-09 1987-12-09 Kraftstoffeinspritzpumpe fuer Brennkraftmaschinen,insbesondere Dieselbrennkraftmaschinen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01193037A true JPH01193037A (ja) 1989-08-03

Family

ID=6342160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63310284A Pending JPH01193037A (ja) 1987-12-09 1988-12-09 内燃機関、殊にデイーゼル機関の燃料噴射ポンプ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4884542A (ja)
EP (1) EP0319707B1 (ja)
JP (1) JPH01193037A (ja)
DE (2) DE3741638C1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3829798A1 (de) * 1988-09-02 1990-03-08 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen
ES2065498T3 (es) * 1989-11-07 1995-02-16 Kubota Kk Dispositivo regulador de motor diesel.
DE3937922A1 (de) * 1989-11-15 1991-05-16 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen
FR2720786B1 (fr) * 1994-06-07 1996-07-26 Renault Dispositif de commande du débit d'une pompe d'injection et mécanisme de régulation de la vitesse de croisière d'un véhicule équipé d'une telle pompe.
DE19860672A1 (de) * 1998-12-29 2000-07-13 Bosch Gmbh Robert Kolbenpumpe zur Kraftstoffhochdruckerzeugung
GB0027686D0 (en) * 2000-11-13 2000-12-27 Delphi Tech Inc Governor
KR100494630B1 (ko) * 2002-11-14 2005-06-14 여수대학교산학협력단 노즐 구조체
US7543558B2 (en) 2004-11-10 2009-06-09 Buck Diesel Engines, Inc. Multicylinder internal combustion engine with individual cylinder assemblies
US7287494B2 (en) 2004-11-10 2007-10-30 Buck Supply Co., Inc. Multicylinder internal combustion engine with individual cylinder assemblies and modular cylinder carrier
US7287493B2 (en) 2004-11-10 2007-10-30 Buck Supply Co., Inc. Internal combustion engine with hybrid cooling system
US8316814B2 (en) 2009-06-29 2012-11-27 Buck Kenneth M Toploading internal combustion engine

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1185413B (de) * 1960-07-27 1965-01-14 Motorpal Jihlava Np Drehzahlabhaengig wirkende Einspritzmengen-Regeleinrichtung einer Brennkraftmaschine mit einer Vorrichtung zum Daempfen des Einflusses von Drehschwingungen
JPS4922970B1 (ja) * 1969-08-04 1974-06-12
US3797470A (en) * 1972-02-10 1974-03-19 Teledyne Ind Fuel regulating system for an internal combustion engine
DE2612940C2 (de) * 1976-03-26 1986-12-18 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Drehzahlregler für die Kraftstoffeinspritzpumpe einer Brennkraftmaschine
US3886922A (en) * 1973-09-17 1975-06-03 Gen Motors Corp Engine speed governor with peak load control
AT364576B (de) * 1978-12-07 1981-03-15 Friedmann & Maier Ag Drehzahlregler fuer einspritzpumpen von brennkraftmaschinen
JPS591068Y2 (ja) * 1979-04-12 1984-01-12 日産自動車株式会社 分配型燃料噴射ポンプのガバナ装置
US4368406A (en) * 1980-12-29 1983-01-11 Ford Motor Company Lamp dimmer control with integral ambient sensor
JPS6012900Y2 (ja) * 1981-06-29 1985-04-25 株式会社クボタ デイ−ゼルエンジンの燃料噴射量制限装置
JPS5848718A (ja) * 1981-09-02 1983-03-22 Toyota Motor Corp 燃料噴射量調整装置
JPS6016748Y2 (ja) * 1981-12-19 1985-05-24 株式会社ボッシュオートモーティブ システム 内燃機関用遠心力調速機の始動過給装置
US4664029A (en) * 1982-07-06 1987-05-12 Best Kermit D Foot actuated screen printing apparatus
DE3301416A1 (de) * 1983-01-18 1984-07-19 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Drehzahlregler einer kraftstoffeinspritzpumpe
IT1165500B (it) * 1983-12-23 1987-04-22 Piaggio & C Spa Regolatore dell'alimentazione di un motore a ciclo diesel in fase di avviamento
DE3427224A1 (de) * 1984-07-24 1986-01-30 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Verfahren zum verbessern des laufverhaltens eines mit einer brennkraftmaschine angetriebenen kraftfahrzeugs und kraftfahrzeug mit brennkraftmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
EP0319707B1 (de) 1991-09-25
EP0319707A3 (en) 1990-06-13
DE3741638C1 (de) 1988-12-01
DE3865185D1 (de) 1991-10-31
EP0319707A2 (de) 1989-06-14
US4884542A (en) 1989-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5026516B2 (ja) ピストンエンジンのガス交換弁の制御装置およびピストンエンジンのガス交換弁の制御方法
JPH01193037A (ja) 内燃機関、殊にデイーゼル機関の燃料噴射ポンプ
JPH11201278A (ja) 油圧駆動式作業車両の走行駆動装置およびその制御方法
US5000151A (en) Method for improving the operation of a motor vehicle driven with an internal combustion engine and motor vehicle with an internal combustion engine
JPS6332916Y2 (ja)
GB1580150A (en) Fuel injection pump for internal combustion engines
JP2525363B2 (ja) エンジンのための燃料噴射ポンプ
US1861008A (en) Friction transmission control device
JPH0347419B2 (ja)
DE3014004C2 (de) Verteilerkraftstoffeinspritzpumpe für eine Brennkraftmaschine
JPS591069Y2 (ja) 分配型燃料噴射ポンプのガバナ装置
JP2690335B2 (ja) 内燃機関の排ガス戻し装置
JPS6232332B2 (ja)
JP3734639B2 (ja) 可変容量形アキシャルピストンモータの吸収量制御装置
JP2003524727A (ja) フリーピストン機関
JPS6390631A (ja) 内燃機関の燃料噴射ポンプ
JPH02149709A (ja) 内燃機関用の弁制御装置
JPH0568624B2 (ja)
EP0470198B1 (en) Centrifugal governor
JP2637099B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射ポンプ
US2299872A (en) Carburetor pickup system
JPH032685Y2 (ja)
JPS61149510A (ja) エンジンの弁作動制御装置
JPH088256Y2 (ja) ディーゼル機関の機械式ガバナ
JPS6331656B2 (ja)