JPH02149709A - 内燃機関用の弁制御装置 - Google Patents

内燃機関用の弁制御装置

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Publication number
JPH02149709A
JPH02149709A JP1265349A JP26534989A JPH02149709A JP H02149709 A JPH02149709 A JP H02149709A JP 1265349 A JP1265349 A JP 1265349A JP 26534989 A JP26534989 A JP 26534989A JP H02149709 A JPH02149709 A JP H02149709A
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JP
Japan
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valve
piston
control device
engine
throttle
Prior art date
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Application number
JP1265349A
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English (en)
Inventor
Konrad Eckert
コンラート・エツケルト
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L9/00Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
    • F01L9/10Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by fluid means, e.g. hydraulic
    • F01L9/11Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by fluid means, e.g. hydraulic in which the action of a cam is being transmitted to a valve by a liquid column
    • F01L9/12Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by fluid means, e.g. hydraulic in which the action of a cam is being transmitted to a valve by a liquid column with a liquid chamber between a piston actuated by a cam and a piston acting on a valve stem
    • F01L9/14Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by fluid means, e.g. hydraulic in which the action of a cam is being transmitted to a valve by a liquid column with a liquid chamber between a piston actuated by a cam and a piston acting on a valve stem the volume of the chamber being variable, e.g. for varying the lift or the timing of a valve

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は請求項1の上位概念に記載の内燃機関の機関弁
の開閉時間を制御する弁制御装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の公知の弁制御装置(US−PS3612015
)では、制御ピストンの圧縮行程時に第1の退避ピスト
ンが戻しばねの力に逆って退避する。回転可能な偏心板
に支持された戻しばねが完全に負荷されるまでは、機関
弁が閉鎖ばねの力によって閉鎖状態を保つ。
制御ピストンの引続(行程時に機関弁は圧力室内のさら
に増大した圧力により弁座から持上げられ、これにより
、空気及び又は混合気が、開放された弁口を通ってシリ
ンダ内へ吸込まれる。この機関弁の最大行程はストン・
ξによって規定されている。
機関弁閉鎖ばねがこのストン・ξまで負荷されると、引
続き上昇する圧力室内圧力の作用下で第2の退避ピスト
ンがこれに対置された戻しばねの力に逆って退避する。
制御ピストンの上死点を越えた後に、圧力室内圧力は再
び減少し、その結果、まず第2の退避ピストンが、次い
で機関弁が、最後に第1の退避ピストンがそれぞれの出
発位置へ戻る。
機関弁行程の変化並びに機関弁開放時期の変化はこの公
知弁制御装置では、偏心板の回動によるストッパの位置
の変化ひいては第1の退避ピストンの戻しばねの弾発力
の変化によって生じる。弾発力が大きい場合には第1の
退避ピストンの戻し量が短く、その結果、機関弁は早期
にその弁座から持上げられ、相応に遅れて弁座へ戻る。
機関弁の比較的長い開放時期によって、空気及び/又は
混合気の吸込み装入量が比較的大となる。
この公知弁制御装置の欠点とするところは、吸込み装入
量を要求に適合させるためには、偏心体位位置が連続的
に回転数に伴なって変化しなければならないことKある
。偏心板の調整は、加速被ダル又は遠心力調速機に結合
されたロンドを介して行なわれる。この純機械式の調整
はフレキシブルでな(、簡単な構成を可能ならしめな−
・。
この弁制御装置の機構は連続的な負荷にさらされ、その
ため、寿命が減少する。
この公知の弁制御装置のさらに欠点とするところは、弁
開放時期がパラメータに依存してしか変化できないこと
にある。それゆえ燃料要求への適合は充分精密に制御さ
れない。
さらに欠点とするところは、偏心体の使用に基づき構造
が大きいことである。充分大きな調整範囲を得るために
は偏心板の最小半径が著しく大きくなる。
〔本発明の課題〕
本発明は上記欠点を回避することにある。
〔課題を解決する手段〕
上記課題を解決した本発明の構成は請求項に記載した通
りである。
〔本発明の作用・効果〕
請求項1に記載した本発明弁制御装置の利点とするとこ
ろは、退避ピストンの調整距離を機関回転数に適合させ
るべ(位置の入力が不要であることにある。なぜ不要か
というと、回転数への機関弁行程の依存性がすでに与え
られており、換言すれば弁開放時期及び弁行程が自動的
に種々の機関回転数における種々の要求に適合されてい
るからである。
後退時の退避ピストンの制御により、退避ピストンの戻
り行程の長さ、ひいては新たな吐出行程前の出発位置が
ストン・ξによって規定されず、機関弁の閉鎖と制御ピ
ストンの新たな吐出行程との間の時間並びにその速度に
よって規定される。この時間はカム軸回転数、ひいては
機関回転数に依存している。
この弁制御装置の利点とするところは減速弁行程を伴な
う運転区分によって損失出力の軽減が得られることにあ
る。機関弁の液圧的な駆動の利点とするところは、弁の
遊びが自動的に補償されることにある。
本発明の別の構成によれば、退避ピストンの制動が液圧
手段、要するに流体ストン・ぞによって行なわれる。流
体ストン・ξの利点は摩擦損失が少ないこと及び摩耗が
わずかであることにある。さらに流体ストッパは有利に
機関潤滑油回路から供給可能である。
本発明のさらに別の構成では、退避ピストンが、圧力室
へ向かった比較的小さな端面な有する段ピストンとして
形成されており、この段ピストンが、これに相応して段
状に形成されたシリンダ孔内で作動しており、段と段と
の間に形成された環状室から分岐した排出導管内に、退
避ピストンの戻り運動時め退避ピストンの制動のために
絞りが設けられている。圧力媒体を充てんされた環状室
は退避ぎストンのための流体ストン・ξを形成し、退避
ピストンの後退時に排出導管を介して一有利に機関潤滑
油回路内へ排出される。絞りの間挿により絞り横断面を
変化させて戻り速度を簡単に固定することができる。
吐出行程時の環状室の充てんはチエツク弁を介して、同
様に有利に機関潤滑油回路から行なわれる。両圧力媒体
回路は閉じており、従って圧力媒体損失は生じない。
損失出力は制御絞りのところで変換される出力の大きさ
程度の大きさでしか生じない。圧力媒体の通過量を規定
する制御絞りの圧力勾配は機関潤滑油回路内の圧力に依
存しない。
本発明のさらに別の構成では、排出導管内に配置した制
御絞りの流れ横断面が可変である。
このことの利点とするところは、運転中の退避ピストン
の戻り速度が可変であることにある。
退避ピストンの戻り速度が、次の吐出行程前のその出発
位置、ひいては機関弁の行程及び開放時期を規定するの
で、機関回転数への機関弁開放時期の著しい依存性に対
して付加的に、調量された装入量が他のパラメータに依
存して要求に適合される。そのことのためには絞り横断
面を比較的徐々に変化させるだけでよい。調量された装
入量は絞り横断面の変化によって零と最大値との間で完
全に自由に制御可能である。
本発明のさらに別の構成では、制御絞りが2つの固定値
、例えば零と零でない値とに調整される。この構成は例
えば絞りを開閉する磁気的アクチュエータによって作動
させることができる。この構成の利点とするところは、
比較的わずかな手段により、調量される装入量を要求に
著しく正確に適合させることができることにある。
本発明のさらに別の構成では、環状室の排出導管内に制
御弁が設けられており、この制御弁は制御ピストンの出
発位置で排出通路を開制御し、かつ制御ピストンの作業
行程時に排出通路を閉鎖する。制御ピストンの作業行程
時の排出通路の遮断により、退避ピストンは出発位置へ
の制御ピストンの戻り時に環状室内圧力によって定置の
ストッパに保持される。退避ピストンの戻りは作業行程
の終了と共に、要するに機関回転数及び機関弁行程に依
存せずに、常に同じカム軸角で開始される。
このことの利点とするところは、所望の出発位置を得る
ために退避ピストンの所要の戻り速度が絞り横断面を介
して特に自由な制御で簡単に規定されることにある。
本発明のさらに別の構成では、制御ピストンが可動の弁
部材として使用される。制御ピストンはその外周面に環
状溝を備え、この環状溝を介して、退避ピストンの環状
室の流出通路が案内されている。この構成の利点とする
ところは、環状室からの流出を制御すべく固有の構成部
材を必要としないことにある。
本発明のさらに別の構成では、制御絞りの絞り横断面が
圧力媒体の粘性に依存して可変である。これによって、
機関弁行程への粘性の影響があっても、それが制御又は
調整されて補正される。このことの利点は、実際の燃料
要求への適合性が一層改善されることにある。
本発明のさらに別の構成によれば、制御絞りによる流れ
量への粘性の影響の前述の補正が、測定された機関弁行
程に依存して行なわれる。
このことの利点は、補正が時間損失なしに実際の状態に
相応して行なえることにある。
本発明のさらに別の構成では、絞り横断面が調整装置を
介して機関の負荷に依存して可変である。これにより、
調量された装入量は回転数依存性に対して付加的に機関
の負荷に、換言すれば要求に一層正確に適合される。
本発明のさらに別の構成では調整装置として、吸気管圧
力によって負荷されるダイヤフラムが使用される。これ
により機関の負荷への絞り横断面の適合が特に簡単かつ
安価に可能となる。
本発明のさらに別の構成では、調整装置として電気的な
調整機構が使用される。絞り横断面の負荷に依存する変
化に対して付加的に他の機関パラメータへの適合性並び
に零と最大値との・間での測定された装入量の完全に自
由な制御が可能となる。このことの利点は、装入量の調
量が一層フレキシブルとなり、さらに個別的に行なわれ
ることにある。
本発明のさらに別の構成では、制御ピストンが増速比を
得るために弁タペットに比して大きな直径を有している
。このことの利点は、駆動カムが設置スペース及び重量
をわずかにするために小さく形成されることにある。
本発明のさらに別の構成では、弁座へ機関弁が座着する
前に機関弁の閉鎖速度を減少させるために油圧−式緩衝
装置が設けられている。高い制御ピストン速度での閉鎖
時に、弁座への機関弁の硬い衝突による高い材料負荷が
生じるが。
この負荷が著しく削減される。
この緩衝装置の有利な構成は弁タペットに配置した緩衝
段によって得られる。制御カムに面した、弁タペットの
終端領域内でこの弁タペットは段階的に細くなっており
、対応するケーシング孔は緩衝室の形成のために拡張さ
れているが、緩衝室の開口は圧力室へ向かって、孔と緩
衝段との間のこの領域にわずかな遊びしが残されないよ
うに細くなっている。
機関弁の閉鎖時に緩衝段は細くなった孔領域内へ侵入す
る。これにより絞り効果が生じ、これが弁タペット及び
機関弁の軸方向速度を制限する。
本発明のさらに別の構成によれば、制御ピストン、退避
ピストン及び弁タペットを収容した駆動ブロックの内部
に制御絞りが配置されている。これにより、わずかな設
置スペース及びわずかな導管長さしか必要としないコン
パクトな構造が達成される。高周波油圧式にまりだ(問
題の生じないこの装置は、絞り横断面の変化を行なわな
い場合に特別有利である。
絞り横断面を変化させる場合のこの装置の有利な構成は
、複数の弁制御の絞りを互いに連動させ、絞り横断面の
変化を共通の1調整機構によって可能ならしめる装置に
よって実現される。
このことの利点は調整機構を1つしか必要としないこと
にある。装置(ロンド)への力の要求は低く、精度の要
求は制御可能な限界内に在る。
本発明のさらに別の構成で絞りが駆動ブロックの外部に
配置されており、別の弁制御装置の絞りと共に、ケーシ
ング内の中央制御装置内で共通の1調整機構にまとめら
れている。この利点は、すべての制御絞りのために調整
機構を1つしか必要としないことにある。さらにロンド
が省ける。
この中央制御装置の有利な構成によれば、絞りが多重絞
りとして形成されており、その横断面は絞りスゾール、
例えば回転スプールによって変化可能である。これによ
り、所要の構造スペースが特に小さくなる。それにもか
かわらず各弁制御装置に固有の絞りが対置される。
〔実施例〕
内燃機関の吸気弁又は排気弁(以下まとめて機関弁とい
う)1のための図示の弁制御装置は駆動ブロック2内で
弁タペット3と、カム軸ヰと一緒に回転する駆動カム5
との間に配置されている。弁タペット3は孔6内で軸方
向移動可能に案内されており、駆動カム5に面した側に
減径部12を備えており、この減径部は孔6のネック1
3と協働している。
孔6の減径した領域(ネック)と案内領域(弁りdット
を案内している領域)との間に緩衝室7が設けられてお
シ、この緩衝室は孔6の内径の拡大によって形成されて
いる。ネック13の直径は減径部12の直径に比して若
干大きく、従って両者間に若干の隙間が存在している。
孔6に対して同軸的な孔9内に制御ピストン1oが軸方
向移動可能に案内されておシ、この制御ピストンは中央
の袋孔11を備えておシ、との袋孔11は制御ピストン
10と弁タペット3との間に存在する圧力室14に連通
している。
制御ピストン1001つの環状溝15と2つの半径方向
孔16.17と圧力媒体導管18とを介して袋孔11ひ
いては圧力室14は潤滑油回路に接続されている。
圧力媒体の圧力の作用下で制御ピストン10は駆動カム
5へ圧着され、弁タペット3は機関弁1のシャフトに圧
着される。この機関弁はこれに確実結合されたストン・
ξ板8′に係合した閉鎖ばね8の力によって弁座に圧着
される。
圧力室14はその側方に配置された段状のケーシング孔
19に連通しており、このケーシング孔19内には、段
状に形成されて軸方向運動可能なレシプロ形の退避ピス
トン20が配置されている。この退避ピストン20は圧
力室14とは逆の側で、駆動ブロック2に支持されて袋
孔21内で案内されたばね22によって負荷されておシ
、このばね22は退避ピストン20の中央の二重段孔2
3内に係合しておシ、孔のネック24がストツノに25
として役立てられている。
ストツノξ25の逆の側には退避ピストン20の孔23
内に、圧力室14へ向かって開くチエツク弁26が設け
られており、前記ネック24はこの側では弁座27とし
て作用しており、弁部材28は退避ピストン20内で支
持されたばね29によって弁座27に圧着される。
ばね22のばね室33は通路34を介して圧力媒体導管
18に、ひいては機関潤滑油回路に連通している。袋孔
21の縁35は退避ピストン20のためのストッパ36
を形成している。
退避ピストン20はその外側に環状溝30を備えており
、この環状溝はケーシング孔19の段部31と共に環状
室32を形成している。環状室32は別の圧力媒体導管
37と、環状室へ向って開くチエツク弁38とを介して
同様に機関潤滑油回路に接続されている。
圧力媒体導管37から分岐した排出導管39は制御ピス
トン10に設けた環状溝40を経て、引続き駆動ブロッ
ク2から制御絞り42へ通じており、この制御絞り42
は機関潤滑油回路に接続されている。
第2図には中央に配置された制御絞り47を備えた弁制
御装置が示されている。この制御絞り47は排出導管3
9内で環状室32と制御ピストン10内に設けた第2の
環状溝40との間に配置されている。排出導管39は環
状溝4゜から環状溝15へ通じており、かつこれを介し
て機関潤滑油回路に接続されている。
第3図には共通の1調整機構を介した複数の機関弁の同
時制御のための多重絞り装置の原理が示されている。調
整機構43によって運動させられる回転スプール44を
介して、駆動ブロック2の外部に位置する制御絞り42
の開口横断面が変化させられる。制御絞シ42はそれぞ
れ環状室32(第1図参照)から到来する排出導管39
に接続されていると共に、圧力媒体導管46を介して機
関潤滑油回路にも接続されている。
図示の弁制御装置の作動形式は次の通υである。
機関潤滑油回路の圧力P1の作用下で制御ピストン10
は駆動カム5に、弁タペット3は機関弁1のシャフトに
遊びなく当接する。制御ピストン10が駆動カム5の休
止位置に在る限り、圧力室14内の圧力P1、ばね室3
3内の圧力並びに圧力媒体導管18内の圧力は変らない
環状室32、圧力媒体導管37及び排出導管39内には
機関潤滑油回路へ向って閉じるチエツク弁38により少
なくとも圧力P1が生じる。
それよりも高い圧力P2が生じていてもよい。
これについては以下に述べる。
制御ピストン10が駆動カム5の休止位置から走出する
までカム軸牛によってカム5が回転すると、圧力室14
の容積は制御ピストン10の上昇運動により縮小される
。過剰となった圧力媒体は前行程時に孔16.17、環
状溝15及び圧力媒体導管18を介して流出することが
でき、かつ図示しないチエツク弁を介して機関潤滑油回
路49に供給される。
環状溝15と圧力媒体導管18との接続が遮断されるま
で制御ピストン10が弁タペット3へ向かって運動する
と、退避ピストン20は、制御ピストン10の引続く運
動により増大する圧力室14内の圧力の作用により、ば
ね22.の力に逆ってストン・836へ向かって運動す
る。
ばね22に対する弁閉鎖ばね8のばね定数が大きいこと
によシ、弁タペット3は休止したままであり、機関弁1
は閉じたままである。
環状溝15と圧力媒体導管18との接続の遮断と同時に
、環状溝40と排出導管39との連通が遮断される。ス
トン・ξ36へ向かう退避ピストンの運動時に、チエツ
ク弁38を通って圧力媒体が機関潤滑油回路から、増大
していく環状室32内へ補充される。
退避ぎストン20がストツノξ36に達した後、弁タペ
ット3は圧力室14内の圧力がさらに増大することによ
シ制御ピストン10の運動に比例して弁閉鎖ばね7の力
に逆って上昇する。機関弁1はその弁座から持上げられ
、吸気管若しくは排気管の流れを開放する。比例定数は
制御ピストン10の横断面と弁夕被ット3の横断面との
比によって定まる。伝達比の適当な選択により駆動カム
5は効果的に所要構造スに一スを減少する。
制御ピストン10がその上死点に達すると、機関弁1は
再び閉鎖を開始する。弁閉鎖ばね80力作用下で制御ピ
ストン10及び弁タペット3が引続き比例的に各出発位
置へ運動する。
機関弁1が弁座に座着する直前に、ネック12が孔6の
ネック13内に進入し、これにより絞り効果が生じる。
緩衝室7内に存在する圧力媒体が弁タペットひいては機
関弁lの運動を制動する。なぜならば、圧力媒体がネッ
ク12とネック13との間に存在する隙間を通って絞ら
れてしか圧力室14内へ流出することができないからで
ある。これにより、弁座への機関弁の固い衝突が阻止さ
れる。
圧力室14内の圧力に基づき駆動カム5に固定的に当接
している制御ピストン10が引続き下方へ運動し、圧力
室14内の圧力がPlに減少するが、退避ピストン20
はそのままの位置でストン・ξ36によって保持される
。なぜならば、環状室32が、退避ピストン20の退避
時に補充される圧力媒体によって充てんされており、か
っばね22の力に抗って環状室32内に圧力が形成され
、この圧力が圧力室14へ向かう退避ピストン20の運
動に逆って作用するからである。
制御ピストン10の退去時に増大する圧力室14の容積
はチエツク弁26を介して機関潤滑油回路から圧力媒体
によって充てんされる。
環状溝40及び圧力導管39が重なるまで制御ピストン
lOが退去したさいに(送シ制御は同様に開かれる)、
環状室32内の圧力媒体は圧力媒体導管37、排出導管
39、環状溝40及び制御絞シ42を介して機関潤滑油
回路内へ流出し、退避ピストン20は圧力室14へ向か
って運動する。
制御ピストン10の環状溝40を介して制御弁の作用で
行なわれる、絞シ回路の圧力媒体通路のこの案内によっ
て、この流出制御は弁行程の変化に無関係に常に同じカ
ム軸角で行なわれる。このことは制御ピストン10の規
定の空行程を正確に保つために重要である。
空行程はカットオフ制御過程で退避ピストンが進む調整
移動距離から生じる。この調整移動距離は退避ピストン
20の速度並びに、環状溝40と排出導管39との接続
の閉鎖時点と、カットオフ制御開始時との間の時間に依
存している。退避ピストン20の速度は制御絞り42を
通れる単位時間当シの圧力媒体量に依存している。
単位時間当り絞υ42を流れる圧力媒体量は圧力媒体の
粘度、絞シの前後の圧力差及び絞り横断面に依存する。
これから、かつ退避ピストンの受圧面から退避ピストン
の速度が得られ、かつ戻シ時間によって、退避ピストン
20の戻る距離が得られる。
流量ひいてはピストン速度へ圧力媒体が与える影響は調
整機構43を介して絞り横断面な変化させることによっ
て、例えば測定された機関弁行程に依存して修正される
退避ピストン20の戻シ時間は駆動カム5の休止角とカ
ム軸ヰの回転数に依存する。これによって生じる時間に
対してさらに二倍の前行程時間を計算しなければならな
い。それというのは、退避ピストン20は環状溝40と
排出導管39とがもはやオー/ζランプしなくなるまで
運動を続けるからである。退避ピストン2oが進むこの
距離は前行程に続く新たな吐出行程における制御ピスト
ン10の空行程を規定する。
上述の依存性に基づき、この距離、ひいては制御ピスト
ン10の空行程は絞シ横断面の変化を伴なはずに、回転
数増大に伴なって減少する。
このことの意味するところは、回転数増大に伴ない機関
弁1が早期に開き、遅れて閉じ、かつそれと同時に弁行
程が増大するということである。これにより、シリンダ
内を流れる装入量は増大する。
絞シ横断面の変化によって、機関弁の開放時期が付加的
に−例えば吸気管内圧力によって負荷されるダイヤフラ
ム調整器を介して負荷に依存して一変化可能であシ、か
つ、調量された装入量が一層正確に要求に適合される。
制御絞り42のための調整機構43としての電気的な調
整モータを備えた構成は調量される装入量への別の影響
の可能性を開く。退避ピストン20を適当に設計し、か
つ前行程を差し引いたカム5の行程と、制御ピストン1
0と弁タペット3との間の伝達比とによって生じる最大
値と零値との間の最大絞り横断面を適当に設計すれば、
弁行程は自由に制御可能である。
第2図に示す構成は第1図に示すものと同様に作動する
。相違点は、制御絞り47が外部に存在せず、制御ピス
トン10、退避ピストン20及び弁タペット3を収容し
た駆動ブロック内に配置されていることにある。
第3図に基づ〈実施例では複数の弁制御装置の制御絞り
42が、共通の1調整機構43を備えた1つの多重絞り
から構成される。環状室32の流出導管は回転スプール
+牛に接続されている。斜溝41を備えた回転スプール
44を調整機構43によって回動することにより、流出
導管39とそれぞれこれに対置された斜溝41との間の
開口45の開度が変化する。斜溝41は排出導管46に
接続されており、排出導管は機関潤滑油回路への接続な
生せしめる。開口45を通れる圧力媒体量は、接続され
たすべての弁制御装置のために同時に、回転スプール4
4の角度位置によって規定される。
第2図に示す実施例では、制御絞り47がそれぞれ1つ
の調整機構によって駆動されてもよく、又は複数の弁制
御装置の制御絞り47が1つのロッドを介して互いに結
合されて1つの調整機構によって駆動されてもよい。
明細書、請求の範囲及び図面に示されたすべての特徴は
個個に並びに任意の組合わせで本発明にとって重要であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の断面図、第2図は本発明
の第2実施例の断面図、第3図は中央の多重絞シ機構の
略示図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、制御ピストン及び軸方向移動可能な弁タペットを介
    してカム軸の駆動カムによつて操作される、内燃機関用
    の吸気弁若しくは排気弁の閉鎖時間及び開放時間の時間
    横断面並びに弁行程を制御するための弁制御装置であつ
    て、制御ピストンと弁タペットとの間に、圧力媒体を充
    てんされた圧力室が設けられており、この圧力室がシリ
    ンダ孔に接続されており、このシリンダ孔内に退避ピス
    トンが半径方向でシールされて案内されており、この退
    避ピストンが、制御ピストンの吐出行程時に送出される
    圧力媒体によつて戻しばねの力に逆つて出発位置からス
    トッパまで移動可能であり、かつこの行程が可変である
    形式のものにおいて、退避ピストンの出発位置が可変で
    あり、かつ、制御ピストン(10)の吐出行程の後及び
    次の吐出行程の前に退避ピストン(20)の戻り運動が
    、可変の出発位置を規定するために制動可能であること
    を特徴とする内燃機関用の弁制御装置。 2、制動が液圧媒体によつて行なわれる請求項1記載の
    弁制御装置。 3、退避ピストン(20)が、圧力室(14)へ向かつ
    た比較的小さな端面を有する段ピストンとして形成され
    ており、この段ピストンが、これに相応して段状に形成
    されたシリンダ孔(19)内で作動しており、段と段と
    の間に形成された環状室(32)から分岐した排出導管
    (39)内に、退避ピストン(20)の戻り運動時の退
    避ピストンの制動のために絞り(42)が設けられてい
    る請求項2記載の弁制御装置。 4、絞り(42)の横断面が可変である請求項3記載の
    弁制御装置。 5、絞り(42)の横断面が2段階に変化可能である請
    求項4記載の弁制御装置。 6、環状室(32)の排出導管(39)内に制御弁が設
    けられており、この制御弁は制御ピストン(10)の出
    発位置で排出通路を開制御し、かつ制御ピストン(10
    )の作業行程時に排出通路を閉鎖する請求項3から5ま
    でのいずれか1項記載の弁制御装置。 7、制御ピストン(10)が制御弁の可動の弁部分とし
    て役立つており、特に制御ピストン行程に依存した排出
    通路の制御のために外周面に環状溝(40)を備えてい
    る請求項6記載の弁制御装置。 8、制御絞り(42)の流れ横断面がオイル粘度に依存
    して変化可能である請求項4から7までのいずれか1項
    記載の弁制御装置。 9、絞り横断面の変化が、測定された機関弁行程に依存
    して制御可能である請求項8記載の弁制御装置。 10、絞り横断面が調整装置を介して機関の負荷に依存
    して変化可能である請求項4から9までのいずれか1項
    記載の弁制御装置。 11、調整装置が、吸気管圧によつて負荷されるダイヤ
    フラムによつて作動する請求項10記載の弁制御装置。 12、調整装置が電気的な調整モータで作動する請求項
    10記載の弁制御装置。 13、制御ピストン(10)の直径が増速比を得るため
    に弁タペット(3)の直径に比して大きい請求項1から
    12までのいずれか1項記載の弁制御装置。 14、閉鎖過程時に機関弁を制動するために液圧式の緩
    衝装置が設けられている請求項1から13までのいずれ
    か1項記載の弁制御装置。 15、制御ピストンに面していて機関弁へ向つて作動す
    る、弁タペット(3)の端面と、孔(6)の相応する部
    分とが減径されている請求項14記載の弁制御装置。 16、絞り(47)が、制御ピストンと退避ピストンと
    弁タペットとを収容した駆動ブロック(1)の内部に配
    置されている請求項3から15までのいずれか1項記載
    の弁制御装置。 17、絞り(47)がロッドを介して調整可能に付加的
    な弁制御装置の絞りに結合されており、かつこの絞りの
    横断面が共通の1調整装置によつて可変である請求項1
    6記載の弁制御装置。 18、機関の複数の機関弁がそれぞれ1つの弁制御装置
    を備えており、かつ、それぞれの絞り(42)が駆動ブ
    ロック(1)の外部に配置されており、かつ1つの制御
    装置、1つのケーシング内に共通の1調整機構と共にま
    とめて配置されている請求項4から15までのいずれか
    1項記載の弁制御装置。
JP1265349A 1988-10-13 1989-10-13 内燃機関用の弁制御装置 Pending JPH02149709A (ja)

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