JPH01190560A - 車両用ワイパ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は車両用ワイパ制御装置、特に雨センサの検出値
に応じて又は、ウオッシャスイッチの操作に連動して作
動するワイパモータの制御に関する。

［従来の技術］ 雨センサの検出値に応じてワイパモータを駆動したり、
ワイパブレードをウオッシャスイッチの操作に連動して
払拭動作を行わせるようにした技術が従来から種々提案
されており、例えば、実開昭５５−７５５４９号公報や
実開昭５５−１３１８５７号公報は、ウオッシャスイッ
チのオン操作に応じてタイマによりワイパモータの動作
及びその作動時間を制御する旨の技術が開示されている
。

第４図には従来のオートワイパのウオッシャ連動制御に
おけるフローチャートの一例が示されている。

同図において、ステップ１１０でウオッシャスイッチが
オン状態か否かを判断し、ウオッシャスイッチがオンの
時ステップ１２０でワイパが停止位置にあるか否かを判
断し、ワイパが停止位置にある時は、更にステップ１３
０に進み、ここでワイパスイッチが連続０．５秒以上オ
ン状態となっているか否かを判断する。そして、ステッ
プ１３０でワイパスイッチが連続して０．５秒以上オン
状態であれば、ステップ１４０でワイパリレーをオンに
してワイパ払拭を行い、次にステップ１５０でウオッシ
ャ連動ワイパ作動フラッグＦを１にする。

なお、ステップ１３０においてウオッシャスイッチが連
続して０．５秒以上オン状態にない場合は、ワイパモー
タのウオッシャ連動は行わない。

また、ステップ１１０でウオッシャスイッチがオフであ
れば、ステップ１６０に進んでウオッシャ連動ワイパ作
動フラッグＦがＦ−１か否かを判断し、Ｆ−１ならステ
ップ１７０に進み、ここで２．５秒後にワイパリレーを
オフにしてステップ１８０でウオッシャ連動ワイパ作動
フラッグＦをＦ−０とし、ステップ１６０でＦ−０の時
はワイパのウオッシャ連動を行わない。

第５図には、以上の制御によるタイミングチャートが示
されており、例えば、ウオッシャスイッチがオンにされ
てから０．５秒の遅延時間の後に、ワイパリレーがオン
となり、このワイパリレーを介してワイパモータが駆動
される。また、ウオッシャスイッチがオフになってから
２．５秒後にワイパリレーをオフとし、ワイパリレーは
、この間ウオッシャと連動される制御が行われる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の課題 しかしながら、前述した従来技術のように、ウオッシャ
スイッチのオン状態の判断のみでワイパを作動させると
、以下のような理由からウオッシャ液がウィンドシール
ドにかからなくてもワイパ作動を行ってしまうという聞
届があった。

即ち、ウィンドシールドに砂や塵が付着している場合に
は、ウィンドシールド面及びワイパブレードを傷付けて
しまうというおそれがあり、また、ウィンドシールドに
泥が付いているような場合には、前方の視界を失ってし
まうという問題があった。

発明の目的 この発明は係る問題点を解決するために為されたもので
、雨センサにより一定量以上の雨滴を検出したことを条
件としてワイパモータの駆動またはワイパのウオッシャ
連動を行うようにした制御装置の提供を目的とする。

［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するために、本発明は、雨センサの検出
値に応じてワイパモータを駆動制御する車両用ワイパ制
御装置において、ウオッシャ液が直接噴射されるウィン
ドシールド位置に雨センサを配置したことを特徴として
おり、また、ウオッシャスイッチがオン操作されかつワ
イパブレードが停止位置にある時に前記雨センサからの
出力と予め設定された雨滴基準量とを比較し雨センサ出
力が前記基準量以上の時にワイパ払拭を行うワイパコン
トローラを備えていることを特徴とする。

［作用］ 前記構成により、雨センサにはウオッシャノズルから直
接ウオッシャ液が噴射され、この雨センサによってウオ
ッシャ液の噴射量の検出を行うことができる。従って、
ウオッシャスイッチがオン操作されたとしても、ウオッ
シャ液がなかったりノズルの孔が詰っている場合等には
雨センサによってその旨が検出されることになる。

そして、ウオッシャスイッチがオン操作されてワイパが
停止位置にある時に、雨センサが基準量以上のウオッシ
ャ液等の雨滴を検出すると、ワイパ払拭動作が開始され
、反対に、ウオッシャ液の噴射量が少ない場合や、全く
ない場合はワイパの払拭動作が行われない。

以上により、ワイパの空拭きによるウィンドシールド面
やワイパブレードへの傷付きが防止される。

［実施例］ 以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を説明する。

第２図には本発明に係る車両用ワイパ制御装置の全体構
成が示されている。

同図において、本実施例の装置には、車両ウィンドシー
ルドに降る雨量やウオッシャ液等の雨滴を検出する雨セ
ンサ１０と、高低２段階の速度で作動されるワイパモー
タ１２と、ワイパを任意の速度で切替動作させると共に
降雨量に応じて停止。

間欠、低速、高速等の各モードで自動的に作動させるＡ
ＵＴＯ切替位置を有するワイパスイッチ１４が設けられ
ており、更に、前記雨センサ１０とワイパスイッチ１４
、及びウオッシャ液を噴射させるウオッシャスイッチ１
８からの信号に基づきワイパモータ１２を作動させるワ
イパコントローラ２２が設けられている。

前記ウオッシャスイッチ１８は、これをオン操作するこ
とによりウオッシャモータ１６が通電されて駆動される
とともに、一定の場合、このウオッシャモータ１６の動
作に連動してワイパコントローラ２２を介してワイパリ
レー２０が励磁され、ワイパモータ１２が駆動される。

以上において、本発明の特徴的なことは、前記雨センサ
１０はウオッシャ液が直接噴射されるウィンドシールド
位置に配置されていることであり、またワイパコントロ
ーラ２２はウオッシャスイッチ１８がオン操作されかつ
ワイパブレードが停止位置にある時に前記雨センサから
の出力と予め設定された話準値とを比較し雨センサ出力
が前記雨滴基亭量以上の時にワイパ払拭制御を行うよう
にしたことである。

第１図において、雨センサ１０はウオッシャノズル２４
−１　（Ｒ）、２４−２　（Ｌ）の内一方のノズル２４
−１（Ｒ）からウィンドシールド２６而」ニに噴射され
たウオッシャ液が直接噴射される位置に配置されている
。

このため、ウオッシャスイッチ１８のオン操作によりウ
オッシャ液がウィンドシールド２６面に噴射されると、
雨センサ１０はこれを確実に検出してワイパ払拭が行わ
れると共に、ウオッシャスイッチ１８がオン操作されて
も、ウオッシャ液がなかったりノズル２４−１の孔が詰
っている場合、または降雨量がない場合等には、たとえ
ウオッシャスイッチ１８がオン操作されたとしても、ワ
イパ払拭動作は行われない。

更に、本実施例においては、ウオッシャ液のウィンドシ
ールド面への噴射を雨センサ１０にて直接検出可能とし
たことにより、以下のようなワイパのウオッシャ連動制
御が可能となる。

すなわち、第３図には本実施例の制御フローチャートが
示されており、同図において、ステップ２１０ではウオ
ッシャスイッチ１８がオン操作されたか否かを判断し、
ウオッシャスイッチ１８がオン状態の時ステップ２２０
に進んで、ここでワイパが停止位置にあるか否かが判断
され、ワイパが停止位置にある時には、さらにステップ
２３０に進み、ここで雨センサ１０からの出力Ｖと予め
定められたウオッシャ液の基準量Ｖ　Ｌとが比較される
。そして、ｖ＞Ｖしてある時はステップ２４０に進んで
ワイパリレーをオンにしワイパ払拭を行うとともに、ス
テップ２５０でウオッシャ連続ワイパ作動フラッグＦを
Ｆ−１にする。

なお、ステップ２３０でＶ＜Ｖ、、の時は、ステップ２
３５でワイパリレーをオフにしワイパを停止状態とする
。

また、前記ステップ２１０でウオッシャスイッチがオフ
の場合は、ステップ２６０に進み、ここでワイパ動作フ
ラッグＦがＦ−１か否かを判断し、Ｆ−１の時ステップ
２７０に進み、ここで前述したステップ２３０と同様に
ｖ＞ｖＬか否かが判断される。そして、Ｖ＞ｖＬＯ時は
これまでの状態を維持し、ｖくｖＬの時はステップ２８
０においてワイパリレーをオフにし、ワイパを停止状態
にしてステップ２９０において、ワイパ作動フラッグＦ
をＦ−０とする。

以上の制御を行うことにより、ウオッシャ液がなかった
り、ウオッシャノズルの孔が詰っている場合等、ウオッ
シャ液イ・ソチをオン操作した（こも拘らずウオッシャ
液がガラス面に一定二以上噴Ｊｌ、１されなかった時は
、ウオッシャ連動ワイ／＜作動４よ行われない。

従って、本実施例によれば、ウオ・ソシャ液力（ウィン
ドシールド面に噴射されない場合はワイｌく払拭が行わ
れることはなく、このためカラ拭きを防止してウィンド
シールド面やワイ／′ニブレードへの傷付きを防止する
ことができる。また、同時に、雨センサはウィンドシー
ルド面に取り付けられているため、雨センサ自身の傷付
きをも防止することができる。

［発明の効果］ この発明は以上説明したとおり、雨センサをウオッシャ
液が直接噴射されるウィンドシールド位置に配置すると
共に、雨センサによる一定量以上の雨滴検出を条件とし
てワイ、＜連動を行うよう１こしたことで、ワイパの空
拭きによるウィンドシールドやワイパブレードへの傷付
きを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はウィンドシールドへの雨センサの配置位置を示
す図、 第２図は本発明に係る車両用ワイパのウオッシャ連動制
御装置の全体構成を示す図、 第３図は本実施例による制御フローチャートを示す図、 第４図は従来のウオッシャ連動装置による制御フローチ
ャートを示す図、 第５図はそのタイムチャートを示す図である。 １０　・・・　雨センサ １２　・・・　ワイノくモータ １４　・・・　ワイパスイッチ １６　・・・　ウオッシャモータ １８　・・・　ウオッシャスイッチ ２０　・・・　ワイパリレー ２２　・・・　ワイパコントローラ ２６　・・・　ウィンドシールド

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）雨センサの検出値に応じてワイパモータを駆動制
   御する車両用ワイパ制御装置において、前記雨センサを
   ウォッシャ液が直接噴射されるウインドシールド位置に
   配置したことを特徴とする車両用ワイパ制御装置。
2. （２）ウォッシャスイッチの操作に連動してワイパモー
   タを駆動制御する車両用ワイパの制御装置において、 ウオッシャ液が直接噴射されるウインドシールド位置に
   配置された雨センサと、ウォッシャスイッチがオン操作
   されかつワイパブレードが停止位置にある時に前記雨セ
   ンサからの出力と予め設定された雨滴基準量とを比較し
   、雨センサ出力が前記基準量以上の時にワイパ払拭制御
   を行うワイパコントローラと、 を備えたことを特徴とする車両用ワイパ制御装置。