JPH01188475A - ＢＮ被覆ＳｉＣウイスカー及びその製造方法 - Google Patents
ＢＮ被覆ＳｉＣウイスカー及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH01188475A JPH01188475A JP63009291A JP929188A JPH01188475A JP H01188475 A JPH01188475 A JP H01188475A JP 63009291 A JP63009291 A JP 63009291A JP 929188 A JP929188 A JP 929188A JP H01188475 A JPH01188475 A JP H01188475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- whiskers
- coated
- matrix
- sic
- react
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 6
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims abstract description 6
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 abstract description 14
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 4
- 229910015844 BCl3 Inorganic materials 0.000 abstract 2
- FAQYAMRNWDIXMY-UHFFFAOYSA-N trichloroborane Chemical compound ClB(Cl)Cl FAQYAMRNWDIXMY-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 6
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
- Chemical Treatment Of Fibers During Manufacturing Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明はＢＮ被覆ＳｉＣ，ウィスカー及びその製造方法
に係る。
に係る。
［従来の技術］
セラミックス複合材料の曲げ強さ、破壊靭性を向上させ
るためにＳｉＣウィスカー添加することが従来より行な
われている。
るためにＳｉＣウィスカー添加することが従来より行な
われている。
［発明が解決しようとする問題点］
しかしながらマトリックスがＳｉＣ又はＺｒＯ２等であ
る場合には、ウィスカーとマトリックスとが反応してし
まうので、曲げ強さ、破壊靭性ともなんら向上しない。
る場合には、ウィスカーとマトリックスとが反応してし
まうので、曲げ強さ、破壊靭性ともなんら向上しない。
本発明の目的は、マトリックスと反応せず、且つマトリ
ックスと容易に混合し得るセラミックス複合材料強化用
のウィスカーを提供することにある。
ックスと容易に混合し得るセラミックス複合材料強化用
のウィスカーを提供することにある。
［問題点を解決するための手段］
本発明の前記目的は、表面がＢＮで被覆されたＢＮ被覆
ＳｉＣウィスカー、及び圧力が０．５〜６０ｒｏｒｒで
あり、温度が１３００〜１９００℃の雰囲気下でＳｉＣ
ウィスカーの表面とＮＨ３ガス及びＢＣｊ３ガスとを反
応させてＢＮで表面が被覆されたＳｉＣウィスカーを製
造する方法によって達成される。
ＳｉＣウィスカー、及び圧力が０．５〜６０ｒｏｒｒで
あり、温度が１３００〜１９００℃の雰囲気下でＳｉＣ
ウィスカーの表面とＮＨ３ガス及びＢＣｊ３ガスとを反
応させてＢＮで表面が被覆されたＳｉＣウィスカーを製
造する方法によって達成される。
［作用］
炉中に設置した多段トレイにＳｉＣウィスカーを薄く敷
き、ＢＣＪ！３をアルゴンガスキャリアにのせ１０〜１
００５ＣＣＨ（スタンダードキュービックｃｒＲ／ｍ１
ｎ）、及びＮＨ３をＮ２ガスキャリアにのせて２０〜２
００３ＣＣＨ流し、炉内圧力を０．５〜６０Ｔｏｒｒ。
き、ＢＣＪ！３をアルゴンガスキャリアにのせ１０〜１
００５ＣＣＨ（スタンダードキュービックｃｒＲ／ｍ１
ｎ）、及びＮＨ３をＮ２ガスキャリアにのせて２０〜２
００３ＣＣＨ流し、炉内圧力を０．５〜６０Ｔｏｒｒ。
炉内温度を１３００〜１９００℃の節回に設定し、反応
させるとＳｉＣの表面にＢＮがコーティングされる。こ
のとき、アルゴンガス及びＮ２ガスは夫々、ＢＣｊ３Ｎ
ｔ−１３の２〜１０倍量とする。反応条件を上記の範囲
内で種々設定することにより、コーティングの厚さが０
．０５〜０．５ミクロンのウィスカーが得られる。これ
をＳｉＣ粉体などにボットミル等を用いて湿式分散させ
乾燥造粒後ホットプレスで焼結すればＢＮ被ｌＳｉＣウ
ィスカーで強化された焼結体が得られる。ＢＮ層の厚さ
が０．０５ミクロン以下では焼結体の強度はほとんど向
上しない。また０、５ミクロン以上では返って焼結体の
強度が低下する。
させるとＳｉＣの表面にＢＮがコーティングされる。こ
のとき、アルゴンガス及びＮ２ガスは夫々、ＢＣｊ３Ｎ
ｔ−１３の２〜１０倍量とする。反応条件を上記の範囲
内で種々設定することにより、コーティングの厚さが０
．０５〜０．５ミクロンのウィスカーが得られる。これ
をＳｉＣ粉体などにボットミル等を用いて湿式分散させ
乾燥造粒後ホットプレスで焼結すればＢＮ被ｌＳｉＣウ
ィスカーで強化された焼結体が得られる。ＢＮ層の厚さ
が０．０５ミクロン以下では焼結体の強度はほとんど向
上しない。また０、５ミクロン以上では返って焼結体の
強度が低下する。
［実施例コ
マトリックスが１０重量％のアルミナが混入されたＳｉ
Ｃである場合、及び３．５ｍｏ１％の焼結助剤Ｙ２０３
が添加されたＺｒＯ２である場合の夫々の場合について
、厚さ０．１ミクロンのＢＮにコーティングされた直径
的０．５ミクロン、長さ約２０ミクロンのＳｉＣウィス
カーが添加され、焼結された焼結体とコーティングされ
ていないＳｉＣウィスカーが添加され、焼結された焼結
体との特性の違いを表に示す。
Ｃである場合、及び３．５ｍｏ１％の焼結助剤Ｙ２０３
が添加されたＺｒＯ２である場合の夫々の場合について
、厚さ０．１ミクロンのＢＮにコーティングされた直径
的０．５ミクロン、長さ約２０ミクロンのＳｉＣウィス
カーが添加され、焼結された焼結体とコーティングされ
ていないＳｉＣウィスカーが添加され、焼結された焼結
体との特性の違いを表に示す。
なお、マトリックスに対するＳｉＣウィスカーの体積率
はいずれの場合も２５％である。
はいずれの場合も２５％である。
表
□
表に示されているようにいずれの場合にもコーティング
されていないＳｉＣウィスカーが添加された焼結体に比
べて、ＢＮでコーティングされたＳｉＣウィスカーが添
加された焼結体の方が曲げ強さ及びに工Ｃに優れている
。またマトリックスがＺｒＯ２である場合には理論密度
比も向上している。これらの結果からＳｉＣウィスカー
表面を覆うＢＮがマトリックスとウィスカーとの反応を
効果的に防止し得ることが示される。
されていないＳｉＣウィスカーが添加された焼結体に比
べて、ＢＮでコーティングされたＳｉＣウィスカーが添
加された焼結体の方が曲げ強さ及びに工Ｃに優れている
。またマトリックスがＺｒＯ２である場合には理論密度
比も向上している。これらの結果からＳｉＣウィスカー
表面を覆うＢＮがマトリックスとウィスカーとの反応を
効果的に防止し得ることが示される。
［発明の効果］
本発明によればマトリックスに容易に混合し得、且つマ
トリックスと反応しにくいウィスカーを提供し得る。加
えて該ウィスカーが添加されることにより曲げ強さ及び
破壊靭性に優れたセラミックス複合材料が提供される。
トリックスと反応しにくいウィスカーを提供し得る。加
えて該ウィスカーが添加されることにより曲げ強さ及び
破壊靭性に優れたセラミックス複合材料が提供される。
Claims (3)
- （１）表面がＢＮで被覆されたＢＮ被覆ＳｉＣウィスカ
ー。 - （２）表面がＢＮで被覆されたＢＮ被覆ＳｉＣウィスカ
ーが混入されていることを特徴とするセラミックス複合
材料。 - （３）圧力が０．５〜６０Ｔｏｒｒであり、温度が１３
００〜１９００℃の雰囲気下で、ＳｉＣウィスカーの表
面とＮＨ＿３ガス及びＢＣｌ＿３ガスとを反応させてＢ
Ｎで表面が被覆されたＳｉＣウィスカーを製造する方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63009291A JPH01188475A (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | ＢＮ被覆ＳｉＣウイスカー及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63009291A JPH01188475A (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | ＢＮ被覆ＳｉＣウイスカー及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01188475A true JPH01188475A (ja) | 1989-07-27 |
Family
ID=11716373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63009291A Pending JPH01188475A (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | ＢＮ被覆ＳｉＣウイスカー及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01188475A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019001706A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | ロールス−ロイス ハイ テンペラチャー コンポジッツ，インコーポレーテッド | 炭化ケイ素繊維上に湿度耐性コーティングを形成する方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54126553A (en) * | 1978-03-24 | 1979-10-01 | Mitsubishi Electric Corp | Heat-sensitive head driving circuit |
| JPS61263772A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-21 | Fujitsu Ltd | サ−マルヘツド駆動方式 |
| JPS6212671A (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-21 | 株式会社日立製作所 | 繊維強化セラミツクス |
-
1988
- 1988-01-19 JP JP63009291A patent/JPH01188475A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54126553A (en) * | 1978-03-24 | 1979-10-01 | Mitsubishi Electric Corp | Heat-sensitive head driving circuit |
| JPS61263772A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-21 | Fujitsu Ltd | サ−マルヘツド駆動方式 |
| JPS6212671A (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-21 | 株式会社日立製作所 | 繊維強化セラミツクス |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019001706A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | ロールス−ロイス ハイ テンペラチャー コンポジッツ，インコーポレーテッド | 炭化ケイ素繊維上に湿度耐性コーティングを形成する方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6256107B2 (ja) | ||
| JPH01188475A (ja) | ＢＮ被覆ＳｉＣウイスカー及びその製造方法 | |
| JPH02296771A (ja) | 複合セラミックスとその製造方法 | |
| US6605556B1 (en) | High temperature composite material formed from nanostructured powders | |
| JP2570739B2 (ja) | 繊維強化炭化けい素セラミックスおよびその製造方法 | |
| JPS6212663A (ja) | Ｂ４ｃ質複合体およびその製造方法 | |
| JPH03109269A (ja) | 炭素繊維強化サイアロン基セラミックス複合材料 | |
| JP3014871B2 (ja) | アルミナ基材上への窒化珪素の被覆方法 | |
| JP2952087B2 (ja) | 表面に窒化層を有するホウ酸アルミニウムウィスカー及びプリフォームの製造方法 | |
| JPS63256572A (ja) | ＳｉＣ基セラミツクスとその製造方法 | |
| JP2955745B2 (ja) | 複合セラミックス及びその製造方法 | |
| JP3734100B2 (ja) | 高密度柱状粒子配向セラミックスの製造方法 | |
| KR100348009B1 (ko) | 뮬라이트휘스커의제조방법 | |
| JPS58172207A (ja) | 窒化けい素の製造方法 | |
| JPS6357390B2 (ja) | ||
| JPH0568428B2 (ja) | ||
| JPH09183648A (ja) | アルミナ質焼結体 | |
| JPS62143861A (ja) | セラミツク焼結体の製造方法 | |
| JPH0585506B2 (ja) | ||
| JPH03242372A (ja) | 金色ジルコニアセラミックスおよびその製造方法 | |
| JPH04357187A (ja) | 窒化珪素質焼結体及びその製造方法 | |
| JPS6369759A (ja) | 窒化けい素焼結体の製造方法 | |
| JPS62158172A (ja) | 繊維強化されたセラミツクの製造方法 | |
| JPS6283377A (ja) | 複合焼結体の製造法 | |
| JPS6385054A (ja) | 窒化珪素反応焼結体の製造方法 |