JPH0118706B2 - - Google Patents

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JPH0118706B2
JPH0118706B2 JP59007683A JP768384A JPH0118706B2 JP H0118706 B2 JPH0118706 B2 JP H0118706B2 JP 59007683 A JP59007683 A JP 59007683A JP 768384 A JP768384 A JP 768384A JP H0118706 B2 JPH0118706 B2 JP H0118706B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tofu
mapo
container
layer
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59007683A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60153771A (ja
Inventor
Kazuo Kudo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAISHI SHOKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
TAISHI SHOKUHIN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAISHI SHOKUHIN KOGYO KK filed Critical TAISHI SHOKUHIN KOGYO KK
Priority to JP59007683A priority Critical patent/JPS60153771A/ja
Publication of JPS60153771A publication Critical patent/JPS60153771A/ja
Publication of JPH0118706B2 publication Critical patent/JPH0118706B2/ja
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  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は麻婆豆腐の製造方法特に包装された麻
婆豆腐の製造方法に関するものである。
本発明の目的は製造手段が簡単であり、製造さ
れた後の製品が食用に供するまでそれぞれの構成
素材毎に分離された状態で維持されて品質、味覚
の各点に於いていずれも最高の状態を維持するこ
とが出来るようにした麻婆豆腐の製造方法を提供
せんとするものである。
また、本発明の他の目的は包装された豆腐が容
器中において「す」を発生させることを防止し、
或いは容器中において豆腐がその他の構成素材に
よつて変色、変質させられることを防止できるよ
うにした麻婆豆腐の製造方法を提供しようとする
ものである。
麻婆豆腐は中華料理の中でも特に日本人の嗜好
に合つた料理として親しまれ好んで食用に供され
ており即席食品としての麻婆豆腐も多数のものが
市販されている。然しながらこれらの市販のもの
は所謂「麻婆豆腐の素」と言われるものであり需
要者が家庭で豆腐を購入してこれに前記した麻婆
豆腐の素を混ぜて食用に供するという方法を講じ
ているのが普通であり豆腐入りのものは未だ一般
化されていない。
豆腐入りの「麻婆豆腐」が商品化されなかつた
理由として考えられることは、 (1) 一緒に包装された豆腐が蛋白変性を生じて豆
腐に「す」が入る。
(2) 豆腐とその他の具(所謂タレ)とが混在され
ている為に離水現象を生じて豆腐が硬くなるほ
か離水した水分によつてその他の具(タレ)の
味が薄くなる。
(3) 豆腐と具とが混在しているために豆腐が具の
色及び味を吸収して豆腐本来の味覚及び外観が
失われる。(一般に麻婆豆腐の中にある豆腐は
その白さが失われないように注意して調理され
るものである。) (4) 包装状態がレトルトパウチ包装であるため袋
内に収用された豆腐が運搬その他によつて壊れ
やすく食用時に豆腐の形状が維持されていなく
なる。
等の理由であろうと推測される。
本発明はこれらの問題点を解決した豆腐入りの
本格的麻婆豆腐を製造する方法を提供しようとす
るものであり以下に記載する発明の完成によりそ
の目的を達成することができたものである。
以下に本発明の具体的な実施例を図面を参照し
て説明する。
即ち本発明は所定の形状に形成された容器Aに
その底部から順次麻婆豆腐の素1、寒天による分
離維持層2、豆腐の層3を順次充填したのち蓋4
を施し加熱殺菌、冷却をして製品を得ることを特
徴とする麻婆豆腐の製造方法である。前記した容
器Aは耐熱性を有する合成樹脂、金属薄板その他
適宜の素材を利用して構成するものであり合成樹
脂を利用する場合にはその内部が透視できるよう
な透明または半透明なものを用いることもでき
る。本発明の包装された麻婆豆腐は次の配合例よ
りなる原料を用いて製造することができる。
<原料配合例> 麻婆豆腐の素(たれ、具入り)……25g 澱粉……………………………………3%〜4% リン酸塩………………………………0.3% ゼラチン………………………………0.3% (麻婆豆腐の素重量比) 寒天(水100に対し1〜1.5%)…5g 豆乳……………………………………120g 凝固剤……………………………………0.28〜
0.35% (豆乳重量比) (製品容器容量150g) 次に包装された麻婆豆腐の製造方法について説
明する。
麻婆豆腐の素は、実施例においては、所定の味
つけをしたタレに、肉、野菜等の具を混入した公
知の素材を用いた。まず、麻婆豆腐の素にとろ味
をつけるために澱粉を加え、その粘度を安定させ
るためリン酸塩を添加する。また麻婆豆腐の素の
「あん」のゲル化の為にゼラチン(ゲル化温度25
℃以下のもの)を添加しておく。
このようにして作られた麻婆豆腐の素を25℃以
上に保温して流動性を持たせ、ポリプロピレン容
器Aに充填する。充填後、常温で放置するか又は
冷風により5℃以下に冷却し、麻婆豆腐の素をゲ
ル化させる。
次に、水100に対し1〜1.5%の寒天を加熱溶解
した寒天溶液を、ゲル化した麻婆豆腐の素の表面
上に流し込み常温で冷却してゲル化させ、麻婆豆
腐の素の上面を完全に被覆すると共に、1mm程度
の厚さの分離維持の層2を形成する。
前記分離維持の層2上には、更に、固形分11〜
12%を含有する豆乳を25℃以下、好ましくは10〜
20℃程度に冷却し、これに凝固剤としてグルコノ
デルタラクトンを混合したものを充填し、蓋4に
より被蓋して密封する。
この際、密封された容器A内に空気が残留しな
いように豆乳容器A内に満ちるまで流し込み、密
封するとよい。
上記のようにして製造密閉した容器Aを反転さ
せ蓋4部分を下側に向けたのち約85℃に加熱した
水槽中で振動を与えないように約45分間加熱する
ことによつて液状の豆腐の層3の凝固、殺菌及び
その他の各層1,2の殺菌が行われる。所定時間
の加熱の後25℃以下の温度で冷却すると前記した
層1,2,3が完全分離された状態即ち寒天の分
離維持の層2によつて麻婆豆腐の素1の層と豆腐
の層3が完全に分離された麻婆豆腐を得ることが
できる。
本発明は上記のように麻婆豆腐の素1、寒天の
分離維持の層2及び豆腐の層3の各層をそれぞれ
硬化温度の異なる組成物で構成するようにしたの
で容器Aに充填した後の加熱殺菌によつて溶融し
た後の再冷却時に再び前記各層がはつきりと区画
され構成素材の各層相互間の移動がないように維
持されるので麻婆豆腐の素1に付された味覚や色
彩等が豆腐3に移りその味覚や外観を損じること
がなく豆腐は豆腐としてのみの外観、味覚を維持
しまた麻婆豆腐の素はそれのみの味覚を維持でき
る。また寒天の層2によつて豆腐の層3の水分が
麻婆豆腐の素の層1に移行することもないので予
め調理された麻婆豆腐の素1の味覚が豆腐から離
水した水分によつて薄められることもないので需
要者は家庭で調理する場合と全く同様の麻婆豆腐
を食することができるようになるという特徴を有
することができる。
又本発明の麻婆豆腐は食用に際してはこれを熱
湯中で温め比較的低温で溶解する麻婆豆腐の素1
の層及び寒天分離維持の層2を溶解させた後容器
Aを逆さにして皿等に落とすだけで食用に供する
ことができるがこの場合豆腐から若干の離水があ
るのでこの水分と既に溶融している前記麻婆豆腐
の素1、寒天2がソースの効果を奏して容器Aか
ら豆腐が落下するのを助けるという特徴も有して
いる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであり容器内に
充填された完成品の断面図である。 A……容器、1……麻婆豆腐の素、2……寒天
の層、3……豆腐の層、4……蓋。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 保形性を有する容器Aに予め調理され且つ溶
    融された麻婆豆腐の素1を所定高さ迄充填した後
    これを冷却し、次いでこの上面に溶融した寒天を
    薄く充填した後硬化させて分離維持の層2を形成
    し、更にこの分離維持の層2の上面に凝固剤を混
    入した豆乳を容器一杯となるように充填して蓋4
    により密閉し所定の温度に加熱された熱湯中で加
    熱して豆乳の硬化及び各素材の殺菌を図るととも
    にこれを冷却することによつて前記各層1,2,
    3の層が容器内で整然と区画されるようにするこ
    とを特徴とする包装された麻婆豆腐の製造方法。
JP59007683A 1984-01-19 1984-01-19 包装された麻婆豆腐の製造方法 Granted JPS60153771A (ja)

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JPS60153771A JPS60153771A (ja) 1985-08-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387954A (ja) * 1986-10-01 1988-04-19 Nitta Zerachin Kk 調味ソ−ス入り豆腐

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JPS60153771A (ja) 1985-08-13

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