JPS6322866Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6322866Y2 JPS6322866Y2 JP1981138320U JP13832081U JPS6322866Y2 JP S6322866 Y2 JPS6322866 Y2 JP S6322866Y2 JP 1981138320 U JP1981138320 U JP 1981138320U JP 13832081 U JP13832081 U JP 13832081U JP S6322866 Y2 JPS6322866 Y2 JP S6322866Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noodles
- container
- steamed noodles
- instant
- steamed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Noodles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は容器入り即席蒸しめんの構造に関
し、とくに蒸しめんを二重蓋付容器に乾燥具とと
もに中蓋を境にして別個に入れて10日ないし２週
間程度の短期保存を可能にした即席蒸しめんに係
わるものである。
し、とくに蒸しめんを二重蓋付容器に乾燥具とと
もに中蓋を境にして別個に入れて10日ないし２週
間程度の短期保存を可能にした即席蒸しめんに係
わるものである。
蒸めんは、従来から保存性が劣るため、良好な
風味を味わうには製造日より２〜３日が通常は限
度とされていた。従つて蒸しめんは、油揚げめん
の如く調理兼用の容器に具とともに収納し、これ
に熱湯を注入しただけで喫食出来るようにしたい
わゆる即席めんとすることは行なわれていない。
即ち、本来的に２〜３日程度しか良好な保存の出
来ない蒸しめんをもつて従来の包装形態で即席カ
ツプめんとしても、製品の流通過程で、すでに風
味が著しく低減してしまうからである。また、蒸
しめんは通常水分が70〜75％と多量に含まれてい
るので、これに具を混在して収納することも出来
ず、この点からも蒸しめんを対象とした即席カツ
プめんの出現は種々の問題を残しているのが現実
であつた。
風味を味わうには製造日より２〜３日が通常は限
度とされていた。従つて蒸しめんは、油揚げめん
の如く調理兼用の容器に具とともに収納し、これ
に熱湯を注入しただけで喫食出来るようにしたい
わゆる即席めんとすることは行なわれていない。
即ち、本来的に２〜３日程度しか良好な保存の出
来ない蒸しめんをもつて従来の包装形態で即席カ
ツプめんとしても、製品の流通過程で、すでに風
味が著しく低減してしまうからである。また、蒸
しめんは通常水分が70〜75％と多量に含まれてい
るので、これに具を混在して収納することも出来
ず、この点からも蒸しめんを対象とした即席カツ
プめんの出現は種々の問題を残しているのが現実
であつた。
考案者らは長い間蒸しめんの製造に従事して来
たために、上述した如き点については以前よりよ
く知つていたが、それでも最近の食生活の傾向か
らソフトで淡白な風味を有する蒸しめんに対する
一般需要者の要望の強いことを背景に、蒸しめん
を対象とする即席カツプめんの完成に種々の検討
を重ねて来たものである。その結果、包装形態を
工夫すれば、ややそれが複雑とはなるものの、10
日ないし２週間程度の中期間保存が可能となるこ
とが確認され、従つて蒸しめんを対象とした即席
カツプめんも製造することが出来ることを確認し
た。即ち、容器として不通気性のプラスチツクを
用いるとともに、これに二重蓋をし、しかも殺菌
処理を一次蓋である中蓋をした段階で行ない、次
いで二次蓋をして製品とするものである。かかる
本願考案は、中間に段部を有する不通気性プラス
チツク容器に蒸熱処理を施した蒸しめんを入れて
その開口部を段部で一次密封後蒸熱殺菌処理を施
し、その上部に設けられた空所に乾燥具を充填し
て上面をシールしてなる二重蓋付容器入り即席蒸
しめんである。以下にこの考案を図示した１実施
例にもとづいてさらに説明する。
たために、上述した如き点については以前よりよ
く知つていたが、それでも最近の食生活の傾向か
らソフトで淡白な風味を有する蒸しめんに対する
一般需要者の要望の強いことを背景に、蒸しめん
を対象とする即席カツプめんの完成に種々の検討
を重ねて来たものである。その結果、包装形態を
工夫すれば、ややそれが複雑とはなるものの、10
日ないし２週間程度の中期間保存が可能となるこ
とが確認され、従つて蒸しめんを対象とした即席
カツプめんも製造することが出来ることを確認し
た。即ち、容器として不通気性のプラスチツクを
用いるとともに、これに二重蓋をし、しかも殺菌
処理を一次蓋である中蓋をした段階で行ない、次
いで二次蓋をして製品とするものである。かかる
本願考案は、中間に段部を有する不通気性プラス
チツク容器に蒸熱処理を施した蒸しめんを入れて
その開口部を段部で一次密封後蒸熱殺菌処理を施
し、その上部に設けられた空所に乾燥具を充填し
て上面をシールしてなる二重蓋付容器入り即席蒸
しめんである。以下にこの考案を図示した１実施
例にもとづいてさらに説明する。
図は、この考案になる二重蓋付容器入り即席蒸
しめんの１実施例を示したもので、１は容器で不
通気性合成樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン無発泡シートで、中間部に段部２を設けて
上広がり形としたカツプ形状をしている。容器１
の段部２より下部空所には１食分相当の蒸しめん
３を入れておく。この蒸しめんの水分は通常70〜
75％の範囲としておくのがよい。ここに入れられ
る蒸しめんは、同空所に押しつけるようにして充
填すると、注湯して喫食するときに湯戻しやほぐ
れをわるくするので、同容積70〜80％程度に止め
ておくのがよい。蒸しめんを充填した容器は、そ
の段部の箇所でプラスチツクフイルム４で一たん
シール（一次蓋）する。プラスチツクフイルム４
は段部２のところで貼付され、気密性を保つよう
にする。蒸しめんを入れて一次蓋をしたものは、
これを加熱殺菌処理する。ここにおける加熱殺菌
処理は、85〜98℃で20〜40分程度行えば充分であ
る。加熱殺菌した蒸しめんが充填された容器は、
次にこの上の上部空所に乾燥具５、スープなどを
入れる。これらの具、スープなどはそれぞれ透明
な小袋に入れて前記の容器上部の空所に充填し、
その開口部を再びプラスチツクフイルム６でシー
ル（二次蓋）する。最後に全体ををシユリンク包
装して最終製品とする。
しめんの１実施例を示したもので、１は容器で不
通気性合成樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロ
ピレン無発泡シートで、中間部に段部２を設けて
上広がり形としたカツプ形状をしている。容器１
の段部２より下部空所には１食分相当の蒸しめん
３を入れておく。この蒸しめんの水分は通常70〜
75％の範囲としておくのがよい。ここに入れられ
る蒸しめんは、同空所に押しつけるようにして充
填すると、注湯して喫食するときに湯戻しやほぐ
れをわるくするので、同容積70〜80％程度に止め
ておくのがよい。蒸しめんを充填した容器は、そ
の段部の箇所でプラスチツクフイルム４で一たん
シール（一次蓋）する。プラスチツクフイルム４
は段部２のところで貼付され、気密性を保つよう
にする。蒸しめんを入れて一次蓋をしたものは、
これを加熱殺菌処理する。ここにおける加熱殺菌
処理は、85〜98℃で20〜40分程度行えば充分であ
る。加熱殺菌した蒸しめんが充填された容器は、
次にこの上の上部空所に乾燥具５、スープなどを
入れる。これらの具、スープなどはそれぞれ透明
な小袋に入れて前記の容器上部の空所に充填し、
その開口部を再びプラスチツクフイルム６でシー
ル（二次蓋）する。最後に全体ををシユリンク包
装して最終製品とする。
本願考案は以上の通りであるから、不通気性容
器を用いるとともに二重蓋によつて外気のしや断
をほぼ完全に行なうとともに、加熱殺菌を行なう
ときは一重蓋のみの段階で行なうものであるか
ら、加熱殺菌も充分に行なうことが出来るもので
ある。即ち、確実に殺菌した蒸しめんを、殺菌後
二重蓋を用いて充分に気密に封縅せんとしたもの
である。またこの考案によれば、具、スープ等は
水分の多い蒸しめんと完全に区別して収納される
ので、これらが混じり合うようなこともない。従
つて、本考案によつて従来２〜３日程度しか良好
な風味を保ち得なかつた蒸しめんを10日ないし２
週間も保存出来るようにし、これの即席カツプめ
んの出現がみられるようになつた。なお、喫食時
は通常の即席カツプめんと同様蓋を開いて注湯し
２〜３分放置すれば充分に戻しが行なわれる。
器を用いるとともに二重蓋によつて外気のしや断
をほぼ完全に行なうとともに、加熱殺菌を行なう
ときは一重蓋のみの段階で行なうものであるか
ら、加熱殺菌も充分に行なうことが出来るもので
ある。即ち、確実に殺菌した蒸しめんを、殺菌後
二重蓋を用いて充分に気密に封縅せんとしたもの
である。またこの考案によれば、具、スープ等は
水分の多い蒸しめんと完全に区別して収納される
ので、これらが混じり合うようなこともない。従
つて、本考案によつて従来２〜３日程度しか良好
な風味を保ち得なかつた蒸しめんを10日ないし２
週間も保存出来るようにし、これの即席カツプめ
んの出現がみられるようになつた。なお、喫食時
は通常の即席カツプめんと同様蓋を開いて注湯し
２〜３分放置すれば充分に戻しが行なわれる。
図はこの考案になる二重蓋付容器入り即席蒸し
めんの側面を示す説明図。 １……容器、５……具、３……蒸しめん。
めんの側面を示す説明図。 １……容器、５……具、３……蒸しめん。
Claims (1)
- 中間に段部を有する不通気性プラスチツク容器
に蒸熱処理を施した蒸しめんを入れてその開口部
を段部で一次密封後蒸熱殺菌処理を施し、その上
部に設けられた空所に乾燥具を充填して上面をシ
ールしてなる二重蓋付容器入り即席蒸しめん。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981138320U JPS5844087U (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 二重蓋付容器入り即席蒸しめん |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981138320U JPS5844087U (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 二重蓋付容器入り即席蒸しめん |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5844087U JPS5844087U (ja) | 1983-03-24 |
| JPS6322866Y2 true JPS6322866Y2 (ja) | 1988-06-22 |
Family
ID=29931548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981138320U Granted JPS5844087U (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 二重蓋付容器入り即席蒸しめん |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844087U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5860844B2 (ja) * | 2013-07-05 | 2016-02-16 | こいしや食品株式会社 | ２段形状に形成された段付容器に密封された豆腐及びその製造方法 |
-
1981
- 1981-09-18 JP JP1981138320U patent/JPS5844087U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5844087U (ja) | 1983-03-24 |
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