JPH01185090A - 電子スチルカメラ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、被写体を静止画としてフロッピーディスクに
記録する電子スチルカメラ装置に関するものである。

（従来の技術） 以下、従来例について図面を参照して説明する。

まず、第３図にホワイトバランスを調整するための原理
構成を示す。同図において、３０１は撮像素子、３０２
は撮像素子の出力をｒＲ−ＹＪ　、ｒＹＪ　。

ｒＢ−ＹＪ倍信号分離する分離回路、３０３．３０４は
電圧制御型の可変利得部分を有する映像信号増幅器、３
０５はｒＲ−ＹＪ倍信号得るための差動増幅器、３０６
はｒＢ−ＹＪ倍信号得るための差動増幅器、３０７はエ
ンコーダである。

ホワイトバランスの調整は、白または無彩色の被写体を
撮像レンズを通して結像させ、この画像を撮像素子３０
１によって電気信号に変換させ、この信号をさらに分離
回路３０２によってＲ，Ｙ、Ｂ信号に変換し、可変利得
型映像信号増幅器３０３゜３０４の利得を制御すること
によって、差動増幅器３０５、３０６ノ出力ｒＲ−ＹＪ
　、　ｒＢ−ＹＪ　（７１色差信号を零にするものであ
る。

次に、第４図に従来の電子スチルカメラ装置のブロック
ダイヤグラムを示す。同図において。

４０１は絞り、４０２はシャッター、４０３は撮像素子
。

４０４は撮像素子出力がら輝度信号と色差信号を得るた
めの映像信号処理回路、１０４は映像信号処理回路の出
力信号を記録媒体に記録するための信号を得る記録信号
処理回路、１０７は記録媒体、１０５は記録媒体に記録
するための記録回路、１０６は記録回路の駆動回路、４
０５は光源の色温度検出用センサー、４０６はセンサー
出カ信号がらホワイトバランスを調整するための制御信
号を得るセンサー信号処理回路、４０７は絞り制御回路
、４０８はシャッター制御回路、４０９は露光検出用セ
ンサー、４１０は露光制御回路である。

電子スチルカメラにおけるホワイトバランスの調整につ
いて説明する。電子スチルカメラは瞬時の静止画を記録
する装置であるので、ホワイトバランスを調整する原理
の項で述べた、予め白または無彩色の被写体を撮影して
色差信号が零になるように調節することは使用上不便で
あるので、絶えず光源の色温度情報を検出して、瞬間の
撮影時においてもホワイトバランスの調整を行なってい
ることが多い。

次に、第４図に従って説明する。ホワイトバランスの調
整は、まず、撮像素子４０３の被写体像に対する電荷蓄
積時間をシャッター４０２で制御して静止画像を得る。

また、露光検出用センサー４０９の出力信号である露光
情報を用いて、露光制御回路４１０によって絞り制御回
路４０７とシャッター制御回路４０８を働かせ、絞り４
０１とシャッター４０２を制御している。次に、色温度
用センサー４０５の出力信号からセンサー信号処理回路
４０６でホワイトバランスを調整する制御信号を得る。

ここで、色温度用センサー４０５は広い画角の被写体を
とらえられるように配置されている。映像信号処理回路
４０４では、撮像素子出力をｒＲ−ＹＪ　、ｒＹＪ　。

ｒＢ−ＹＪの映像信号に分離したセンサー４０５から得
た制御信号によって、色差信号ｒＲ−ＹＪ。

ｒＢ−ＹＪを調節してホワイトバランスの調整を自動的
に行なっている。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、この方法によるホワイトバランスの調整では、
完全にホワイトバランスを調整することは困難であり、
誤差を生じてしまう。そのため、映像信号処理回路の出
力信号である輝度信号「Ｙ」と色差信号とのうち、色差
信号はホワイトバランスが調整されていない信号＜Ｒ−
Ｙ＞　、＜Ｂ−ｙ＞（以下、ホワイトバランスが調整さ
れていない信号を〈　〉で表す）となり、これらの信号
が記録信号処理回路１０４を経て、記録回路１０５で記
録媒体１０７に記録される。

カラー画像再生装置では、記録媒体に記録された信号を
再生回路で読み出し、再生信号処理回路に入力し、輝度
信号と色差信号を得る。

しかし、再生信号処理回路出力信号の色差信号もホワイ
トバランスが調整されていない信号〈Ｒ−Ｙ）、（Ｂ−
Ｙ）となる。

以上のように、電子スチルカメラ等の記録装置に対する
カラー画像再生装置では、記録媒体に記録された信号を
読み出し、輝度信号と色差信号とを得ているが、記録媒
体に記録された信号はホワイトバランスが完全に調整さ
れていない信号であることが多く、そのため、カラー画
像再生装置出力信号もホワイトバランスの調整されてい
ない信号となってしまう問題を有している。

本発明は、上記問題点に鑑み、ホワイトバランスの調整
が完全になされていない信号を記録した記録媒体からホ
ワイトバランスの合致した信号を得、さらに記録するこ
とができる電子スチルカメラ装置を提供することを目的
とするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明の電子スチルカメラ装置は、上記問題点を解決す
るために、外部から入力された画像信号を記録する機能
を有し、前記画像信号よりＹ信号と色差信号とを分離す
る分離手段と、このＹ信号と色差信号との帯域を合わせ
るためＹ信号の低域成分を得るフィルタ手段と、この低
域成分からなるＹ信号の利得を制御する利得制御手段と
、この利得制御手段の出力信号を前記色差信号に加算す
る加算手段と、前記利得制御手段の利得を制御する利得
側信号発生手段とを備えたこ°とを特徴とするものであ
る。

（作　用） 本発明は、上記した構成によって、外部から電気信号と
して入力された時系列画像信号を記録する際に、その画
像のホワイトバランスが調整されていなくても、ホワイ
トバランスのとれた信号に変換し、ホワイトバランスの
とれた美しい画像として記録、保存することができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は、本発明による電子スチルカメラ装置の原理を示
すブロックダイヤグラムであり。

同図において、１０１は分離回路、１０２は色温度信号
処理回路、１０３は色温度情報回路、１０４は記録信号
処理回路、１０５は記録回路、１０６は駆動回路、１０
７は記録媒体である。

このように構成されたカラー画像再生装置について、以
下その動作を説明する。本装置に人力された画像信号は
、分離回路１０１によって輝度信号ｒＹＪとホワイトバ
ランスが調整されていない色差信号（Ｒ−Ｙ）　、　（
Ｂ−Ｙ）が得られる。この信号は、色温度情報回路１０
３に設定された条件に基づいて１色部度信号処理回路１
０２を経て、輝度信号ｒＹＪとホワイトバランスの合致
した色差信号（Ｒ−Ｙ）、　（Ｂ−Ｙ）となり、記録回
路１０５を経て記録媒体１０７に記録される。

次に、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第２図は、本発明における電子スチルカメラ装置の色温
度信号処理を示すブロック図である。同図において、１
０１は入力信号から輝度信号と色差信号を分離する分離
回路、２０１はＹ信号と色差信号との帯域を合わせるた
めＹ信号の低域成分ＹＬを得るローパスフィルタＬＰＦ
、２０２．２０３はＹ信号の利得を制御する利得制御型
増幅器、　２０４．２０５はそれぞれ利得制御型増幅器
２０２．２０３の出力信号と色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙと
を加算する加算器、２０６は利得制御型増幅器２０２．
２０３の利得を制御する利得制御信号発生器である。

このように構成されたカラー画像再生装置におけるホワ
イトバランスの調整方法を説明する。以下、Ｒ−Ｙにつ
いて説明する。入力信号は、分離回路１０１にてＹ信号
と色差信号とに分離される。

Ｙ信号からローパスフィルタＬＰＦ２０１で色差信号と
帯域の合った低域成分ＹＬ倍信号を得る。ＹＬ倍信号利
得制御型増幅器２０２で増幅され、加算器２０４で色差
信号＜　Ｒ−Ｙ　＞と加算される。この時、利得制御信
号発生器２０６で利得制御型増幅器２０２の利得を制御
することで、加算器２０４の出力信号はホワイトバラン
スの合致した信号となる。Ｂ−Ｙも同様にして、利得制
御型増幅器２０３の利得を制御信号発生器２０６の出力
信号で制御して、利得制御型増幅器２０３の出力信号と
色差信号（Ｂ　−Ｙ）との和である加算器２０５の出力
信号をホワイトバランスの合致した信号とする。

以上のように、この実施例によれば、再生回路から得た
Ｙ信号と色差信号とを用い、利得制御器と制御信号発生
器とを備えることで、ホワイトバランスの一致していな
い色差信号にＹＬ倍信号増幅した信号を加算してホワイ
１へバランスの合致した信号を得ることができる。

また、第２図における色温度情報回路の実施例を次に示
す。第１の実施例は、電子スチルカメラ装置に手動のホ
ワイトバランス調整用ダイヤルを設け、入力信号をモニ
タで見ながら手動でホワイトバランスを調整する方法で
ある。手動でホワイトバランスを合わせた後に電子スチ
ルカメラ装置のシャッターボタンを押し、記録媒体に信
号を記録する。

第２の実施例は、第４図のセンサー４０５を用い、セン
サーの出力信号をセンサー信号処理回路４０６で処理し
、第２図の利得制御信号発生器２０６に接続し、ホワイ
トバランスの利得制御を行なう方法である。入力信号を
モニタで見ながらセンサー４０５の前面に適当な単一色
の被写体を置き、ホワイトバランスが取れた後に電子ス
チルカメラ装置のシャッターボタンを押し、記録媒体に
信号を記録する。

このように構成された電子スチルカメラ装置では、入力
された信号に対し、手動または色温度検出センサーより
設定された色温度情報を用いることにより利得制御器の
利得を制御し、ホワイトバランスの調整を行なうことが
できるので、ホワイトバランスのとれた美しい画像とし
て記録することができる。

なお、この実施例では、分離回路から得た色差信号Ｒ−
Ｙ、Ｂ−Ｙを用いてホワイトバランスの調整を行なった
が、分離回路からＲ，Ｇ、Ｂの原色信号を得、Ｒ信号と
Ｙ信号およびＢ信号とＹ信号のレベルを比較してホワイ
トバランスの調整を行なうことも可能である。

（発明の効果） 以上のように１本発明によれば、入力信号をモニタで確
認しながらホワイトバランスを補正して記録媒体に記録
するので、たとえ撮影時にホワイトバランスがずれた状
況が生じても、その画像をダビングする際にホワイトバ
ランスの補正を行ない、美しい画像の状態で記録するこ
とのできる優れた効果が得られる。また、電子スチルカ
メラ装置に搭載された色温度センサーの情報でホワイト
バランスを制御し、電子スチルカメラ装置自体でダビン
グ記録ができるので、コンパクトな構成ですべての記録
媒体にホワイトバランスのとれた状態で画像を保存でき
る効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の原理を示すブロック図、第
２図は同実施例のブロック図、第３図は従来の技術にお
けるホワイトバランスの調整の原理を示すブロック図、
第４図は従来の電子スチルカメラ装置の再生装置のブロ
ック図である。 １０１・・・分離回路、　１０２・・・色温度信号処理
回路、１０３・・・色温度情報回路、２０１・・・ＬＰ
Ｆ、　　２０２，２０３・・・利得制御型増幅器、２０
４、２０５・・・加算器、　２０６・・・利得制御信号
発生器、　３０２・・・分離回路、　　３０３，３０４
・・・可変利得型映像信号増幅器、　３０５．３０６・
・・差動増幅器、４０５・・・色温度センサー、　４０
６・・・センサー信号処理回路。 特許出願人　松下電器産業株式会社 第１図 第２図 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）外部から入力された画像信号を記録する機能を有
   し、前記画像信号よりＹ信号と色差信号とを分離する分
   離手段と、このＹ信号と色差信号との帯域を合わせるた
   めＹ信号の低域成分を得るフィルタ手段と、この低域成
   分からなるＹ信号の利得を制御する利得制御手段と、こ
   の利得制御手段の出力信号を前記色差信号に加算する加
   算手段と、前記利得制御手段の利得を制御する利得制御
   信号発生手段とを備えたことを特徴とする電子スチルカ
   メラ装置。
2. （２）上記利得制御信号発生手段は、入力信号をモニタ
   で確認しながら手動においてホワイトバランス調整用ダ
   イヤルを調整することによって発生するように構成され
   たことを特徴とする請求項（１）記載の電子スチルカメ
   ラ装置。
3. （３）上記利得制御信号発生手段は、色温度検出用セン
   サーの出力信号を用いて発生するように構成されたこと
   を特徴とする請求項（１）記載の電子スチルカメラ装置
   。