JP3220982B2 - 撮影装置 - Google Patents
撮影装置Info
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- JP3220982B2 JP3220982B2 JP15732690A JP15732690A JP3220982B2 JP 3220982 B2 JP3220982 B2 JP 3220982B2 JP 15732690 A JP15732690 A JP 15732690A JP 15732690 A JP15732690 A JP 15732690A JP 3220982 B2 JP3220982 B2 JP 3220982B2
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- Color Television Systems (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は撮影装置に関し、より具体的には、撮影映像
信号の各種映像パラメータを変更自在な撮影装置に関す
る。
信号の各種映像パラメータを変更自在な撮影装置に関す
る。
［従来の技術］ 電子スチル・カメラやビデオ・カメラのように撮影画
像を静止画又は動画像として記録媒体に記録する撮影装
置が広く普及し、個人で種々の映像記録を行なえるよう
になってきた。このようなカメラでは、CCDイメージ・
センサのような固体撮像素子が使用され、その出力信号
の黒レベル調整、ガンマ補正、白バランス、輝度信号の
APC補正、輝度信号及び色差信号のマトリクス補正、並
びに、レベル調整などの各種の調整を行なう回路が装備
されているのが普通であり、このような調整は一般に製
品出荷段階で設定済みであり、使用者が変更することは
できないか又は困難である。
像を静止画又は動画像として記録媒体に記録する撮影装
置が広く普及し、個人で種々の映像記録を行なえるよう
になってきた。このようなカメラでは、CCDイメージ・
センサのような固体撮像素子が使用され、その出力信号
の黒レベル調整、ガンマ補正、白バランス、輝度信号の
APC補正、輝度信号及び色差信号のマトリクス補正、並
びに、レベル調整などの各種の調整を行なう回路が装備
されているのが普通であり、このような調整は一般に製
品出荷段階で設定済みであり、使用者が変更することは
できないか又は困難である。
［発明が解決しようとする課題］ ところが、このような、映像パラメータの固定的な調
整では、光源によって色再現性が悪いとか、極端に色の
強い被写体での色再現性が悪いなど、被写体又は撮影状
況に応じた絵づくりができなかった。また、黒は多少つ
ぶれ気味が良い、色レベルは小さい方がよい、といった
個人の好みを反映した映像を得たい場合には、モニタ側
で調整するしかなく、手間がかかるという欠点がある。
整では、光源によって色再現性が悪いとか、極端に色の
強い被写体での色再現性が悪いなど、被写体又は撮影状
況に応じた絵づくりができなかった。また、黒は多少つ
ぶれ気味が良い、色レベルは小さい方がよい、といった
個人の好みを反映した映像を得たい場合には、モニタ側
で調整するしかなく、手間がかかるという欠点がある。
そこで、本発明は、このような不都合を解消した撮影
装置を提供することを目的とする。
装置を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 本発明に係る撮像装置は、被写体像を映像信号に変換
する撮像素子と、当該撮像素子からの映像信号をデジタ
ル画像信号に変換する変換手段と、当該デジタル画像信
号をデジタル演算する演算手段と、当該演算手段により
演算されたデータを記録媒体に記録し、当該記録媒体に
記録されているデータを再生する記憶再生手段と、当該
演算手段のデジタル演算に用いる演算パラメータを外部
から入力する入力手段と、当該入力手段により入力され
た演算パラメータを格納する格納手段とを有し、当該演
算パラメータは、画像記録用のパラメータと再生用のパ
ラメータとをそれぞれ有することを特徴とする。
する撮像素子と、当該撮像素子からの映像信号をデジタ
ル画像信号に変換する変換手段と、当該デジタル画像信
号をデジタル演算する演算手段と、当該演算手段により
演算されたデータを記録媒体に記録し、当該記録媒体に
記録されているデータを再生する記憶再生手段と、当該
演算手段のデジタル演算に用いる演算パラメータを外部
から入力する入力手段と、当該入力手段により入力され
た演算パラメータを格納する格納手段とを有し、当該演
算パラメータは、画像記録用のパラメータと再生用のパ
ラメータとをそれぞれ有することを特徴とする。
［作用］ 上記手段により、ディジタル映像信号処理のパラメー
タが変更自在になり、従って、ユーザの好みに応じた絵
づくりが容易になり、その結果をそのままモニタ上で観
察でき、また記録媒体に記録できる。
タが変更自在になり、従って、ユーザの好みに応じた絵
づくりが容易になり、その結果をそのままモニタ上で観
察でき、また記録媒体に記録できる。
［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第１図は電子スチル・カメラに適用した本発明の一実
施例の構成ブロック図を示す。10は撮影レンズ、12はエ
リア・センサ、14はアナログ前処理回路、16は記録／再
生切換え回路、18はA/D変換器、20はディジタル信号処
理回路（DSP）、22はDSP20でのディジタル処理に必要な
各種の映像パラメータ（黒レベル、白レベル、オフセッ
ト・レベル、色レベル、色相など）を記憶するメモリ、
24はDSP20で現に使用される映像パラメータを入力する
パラメータ操作装置、26はパラメータ操作装置24による
入力値をメモリ22に書き込むディジタル・インターフェ
ースである。
施例の構成ブロック図を示す。10は撮影レンズ、12はエ
リア・センサ、14はアナログ前処理回路、16は記録／再
生切換え回路、18はA/D変換器、20はディジタル信号処
理回路（DSP）、22はDSP20でのディジタル処理に必要な
各種の映像パラメータ（黒レベル、白レベル、オフセッ
ト・レベル、色レベル、色相など）を記憶するメモリ、
24はDSP20で現に使用される映像パラメータを入力する
パラメータ操作装置、26はパラメータ操作装置24による
入力値をメモリ22に書き込むディジタル・インターフェ
ースである。
メモリ22には例えば、メーカー定義、即ち製品出荷時
に設定される映像パラメータ（初期値）を記憶する初期
値エリアと、ユーザの設定値を記憶するユーザ・エリア
とがあり、DSP20は、後述するスイッチ44のオン／オフ
に応じて、ユーザ・エリア又は初期値エリアを参照す
る。なお、電源投入時に、初期値エリアの各データをユ
ーザ・エリアに転送するようにしてもよい。
に設定される映像パラメータ（初期値）を記憶する初期
値エリアと、ユーザの設定値を記憶するユーザ・エリア
とがあり、DSP20は、後述するスイッチ44のオン／オフ
に応じて、ユーザ・エリア又は初期値エリアを参照す
る。なお、電源投入時に、初期値エリアの各データをユ
ーザ・エリアに転送するようにしてもよい。
28はスチル・ビデオ・フロッピーと呼ばれる磁気ディ
スク、30は記録再生ヘッド、32は記録再生アンプ、34は
変復調回路、36はD/A変換器、38はアナログ後処理回
路、40はモニタ、42は全体を制御するシステム制御回
路、44はユーザ定義のパラメータの使用を指示するユー
ザ定義スイッチである。
スク、30は記録再生ヘッド、32は記録再生アンプ、34は
変復調回路、36はD/A変換器、38はアナログ後処理回
路、40はモニタ、42は全体を制御するシステム制御回
路、44はユーザ定義のパラメータの使用を指示するユー
ザ定義スイッチである。
表１及び表２はDSP20におけるディジタル映像処理の
映像パラメータの表であり、表１は記録処理時、表２は
再生処理時を示す。また、表３はメモリ22の記憶データ
構造の一例を示す。表１及び表２に示すパラメータに対
して、アドレスを４ビット、データを４ビット用意すれ
ばよい。表３で、メモリ22の初期値エリア及びユーザ・
エリアは共に、同じデータ構造でよい。表３のNo欄のPi
jは表１及び表２のNo欄のPijに対応している。
映像パラメータの表であり、表１は記録処理時、表２は
再生処理時を示す。また、表３はメモリ22の記憶データ
構造の一例を示す。表１及び表２に示すパラメータに対
して、アドレスを４ビット、データを４ビット用意すれ
ばよい。表３で、メモリ22の初期値エリア及びユーザ・
エリアは共に、同じデータ構造でよい。表３のNo欄のPi
jは表１及び表２のNo欄のPijに対応している。
記録時の動作を説明する。エリア・センサ12は撮影レ
ンズによる光学像を電気信号に変換し、その出力信号
は、アナログ前処理回路14、記録／再生切換え回路16及
びA/D変換器18を介してDSP20に供給される。他方、表１
及び表２に示すパラメータに関して、パラメータ操作装
置24による変更値が表３に示すような構造でメモリ22に
記憶されている。DSP20は、ユーザ定義スイッチ44がオ
フの場合には初期値エリアの初期値を参照し、ユーザ定
義スイッチ44がオンの場合にはユーザ・エリアの記憶値
を参照して、オフセット・レベル、ホワイト・クリップ
・レベル、APC信号加算、輝度レベル及び色レベルの調
整をディジタル信号処理により行なう。DSP20によりデ
ィジタル信号処理された信号はD/A変換器36に印加され
てアナログ信号に戻され、D/A変換器36のアナログ出力
は変復調回路34により変調され、記録再生アンプ32で増
幅されて記録再生ヘッド30に印加され、磁気ディスク28
に記録される。また、D/A変換器36の出力がアナログ後
処理回路38を介してモニタ40に印加されるようにしても
よく、これにより撮影映像がモニタ40上に表示される。
ンズによる光学像を電気信号に変換し、その出力信号
は、アナログ前処理回路14、記録／再生切換え回路16及
びA/D変換器18を介してDSP20に供給される。他方、表１
及び表２に示すパラメータに関して、パラメータ操作装
置24による変更値が表３に示すような構造でメモリ22に
記憶されている。DSP20は、ユーザ定義スイッチ44がオ
フの場合には初期値エリアの初期値を参照し、ユーザ定
義スイッチ44がオンの場合にはユーザ・エリアの記憶値
を参照して、オフセット・レベル、ホワイト・クリップ
・レベル、APC信号加算、輝度レベル及び色レベルの調
整をディジタル信号処理により行なう。DSP20によりデ
ィジタル信号処理された信号はD/A変換器36に印加され
てアナログ信号に戻され、D/A変換器36のアナログ出力
は変復調回路34により変調され、記録再生アンプ32で増
幅されて記録再生ヘッド30に印加され、磁気ディスク28
に記録される。また、D/A変換器36の出力がアナログ後
処理回路38を介してモニタ40に印加されるようにしても
よく、これにより撮影映像がモニタ40上に表示される。
磁気ディスク28に記録された映像信号を再生する場
合、磁気ヘッド30の出力は記録再生アンプ32で増幅さ
れ、変復調回路34により復調され、記録／再生切換え回
路16を介してA/D変換器18に印加される。A/D変換器18に
よりディジタル化された信号はDSP20に供給され、DSP20
は、ユーザ定義スイッチ44のオン／オフに応じてメモリ
22の初期値エリア又はユーザ・エリアを参照し、表２に
示すパラメータに応じたディジタル映像信号処理を行な
う。ユーザ・エリアの記憶内容は、勿論、パラメータ操
作装置24により変更できる。DSP20によりディジタル信
号処理されたディジタル信号は、D/A変換器36によりア
ナログ信号に変換され、アナログ後処理回路38を介して
モニタ40に印加される。これにより、再生映像がモニタ
40上に表示される。
合、磁気ヘッド30の出力は記録再生アンプ32で増幅さ
れ、変復調回路34により復調され、記録／再生切換え回
路16を介してA/D変換器18に印加される。A/D変換器18に
よりディジタル化された信号はDSP20に供給され、DSP20
は、ユーザ定義スイッチ44のオン／オフに応じてメモリ
22の初期値エリア又はユーザ・エリアを参照し、表２に
示すパラメータに応じたディジタル映像信号処理を行な
う。ユーザ・エリアの記憶内容は、勿論、パラメータ操
作装置24により変更できる。DSP20によりディジタル信
号処理されたディジタル信号は、D/A変換器36によりア
ナログ信号に変換され、アナログ後処理回路38を介して
モニタ40に印加される。これにより、再生映像がモニタ
40上に表示される。
上記実施例では、特定の映像パラメータについて説明
したが、勿論、上記以外の映像パラメータの採用を妨げ
るものではない。また、記録媒体に映像をアナログ記録
する電子スチル・カメラを例に説明したが、半導体メモ
リなどのその他の記録媒体を使用し、またディジタル記
録方式を採用した装置にも本発明を適用できることはい
うまでもない。また、本発明は、動画像を磁気テープ等
の記録媒体に記録するビデオ・カメラにも適用できる。
したが、勿論、上記以外の映像パラメータの採用を妨げ
るものではない。また、記録媒体に映像をアナログ記録
する電子スチル・カメラを例に説明したが、半導体メモ
リなどのその他の記録媒体を使用し、またディジタル記
録方式を採用した装置にも本発明を適用できることはい
うまでもない。また、本発明は、動画像を磁気テープ等
の記録媒体に記録するビデオ・カメラにも適用できる。
［発明の効果］ 以上の説明から容易に理解できるように、本発明によ
れば、ユーザの意図する映像処理を撮影時に施すことが
でき、被写体や撮影状況に応じた絵づくりが可能にな
り、被写体や撮影状況等に応じた、演算処理の変更を簡
単に行えるようになる。従って、モニタを一々調整しな
くて済むようになる。
れば、ユーザの意図する映像処理を撮影時に施すことが
でき、被写体や撮影状況に応じた絵づくりが可能にな
り、被写体や撮影状況等に応じた、演算処理の変更を簡
単に行えるようになる。従って、モニタを一々調整しな
くて済むようになる。
さらには、画像記録用のパラメータと再生用のパラメ
ータとをそれぞれ有するので、再生した画像の出力先に
応じた調整を行うような手間も軽減可能となる。たとえ
ば、撮影時に出力先に適当なパラメータを用いて記録す
る事も可能であるが、この場合に比べて、再生した画像
の出力先として複数種類ある場合や、気分にあわせて演
算処理を変えたい場合などに特に使い勝手がよい。
ータとをそれぞれ有するので、再生した画像の出力先に
応じた調整を行うような手間も軽減可能となる。たとえ
ば、撮影時に出力先に適当なパラメータを用いて記録す
る事も可能であるが、この場合に比べて、再生した画像
の出力先として複数種類ある場合や、気分にあわせて演
算処理を変えたい場合などに特に使い勝手がよい。
第１図は本発明の一実施例の構成ブロック図である。 10:撮影レンズ、12:エリア・センサ、14:アナログ前処
理回路、16:記録／再生切換え回路、18:A/D変換器、20:
ディジタル信号処理回路（DSP）、22:メモリ、24:パラ
メータ操作装置、26:ディジタル・インターフェース、2
8:磁気ディスク、30:記録再生ヘッド、32:記録再生アン
プ、34:変復調回路、36:D/A変換器、38:アナログ後処理
回路、40:モニタ、42:システム制御回路、44:ユーザ定
義スイッチ
理回路、16:記録／再生切換え回路、18:A/D変換器、20:
ディジタル信号処理回路（DSP）、22:メモリ、24:パラ
メータ操作装置、26:ディジタル・インターフェース、2
8:磁気ディスク、30:記録再生ヘッド、32:記録再生アン
プ、34:変復調回路、36:D/A変換器、38:アナログ後処理
回路、40:モニタ、42:システム制御回路、44:ユーザ定
義スイッチ
Claims (3)
- 【請求項１】被写体像を映像信号に変換する撮像素子
と、 当該撮像素子からの映像信号をデジタル画像信号に変換
する変換手段と、 当該デジタル画像信号をデジタル演算する演算手段と、 当該演算手段により演算されたデータを記録媒体に記録
し、当該記録媒体に記録されているデータを再生する記
憶再生手段と、 当該演算手段のデジタル演算に用いる演算パラメータを
外部から入力する入力手段と、 当該入力手段により入力された演算パラメータを格納す
る格納手段 とを有し、当該演算パラメータは、画像記録用のパラメ
ータと再生用のパラメータとをそれぞれ有することを特
徴とする撮像装置。 - 【請求項２】当該格納手段は、予め設定されているパラ
メータと、当該入力手段により入力されたパラメータと
をそれぞれ格納することを特徴とする特許請求の範囲第
（１）項に記載の撮像装置。 - 【請求項３】さらに、当該入力手段で入力したパラメー
タを参照するか否かを指示する指示手段を有し、当該指
示手段による指示に応じて、予め設定されているパラメ
ータと当該入力手段により入力されたパラメータとのい
ずれかを参照する特許請求の範囲第（２）項に記載の撮
像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15732690A JP3220982B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15732690A JP3220982B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 撮影装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0447865A JPH0447865A (ja) | 1992-02-18 |
| JP3220982B2 true JP3220982B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=15647253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15732690A Expired - Fee Related JP3220982B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3220982B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-15 JP JP15732690A patent/JP3220982B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0447865A (ja) | 1992-02-18 |
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Legal Events
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