JP3856037B2 - 編集システム - Google Patents

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Description

本発明は、被写体の撮像を行い編集する編集システムに関し、特に、被写体の撮像信号及び撮像時の撮像条件を示す撮像パラメータを記録するとともに、この撮像パラメータを所望の撮像パラメータの値に変更可能とすることにより、過去の撮像時の絵柄の再現,所望の絵柄への補正、再生画像の絵柄の統一等を図った編集システムに関するものである。
今日において、いわゆるCCDイメージセンサを用いて撮像光を受光して撮像信号を形成し、この撮像信号をビデ才テープに記録するビデオカメラ装置が知られている。
このビデオカメラ装置は、撮像開始前に、ユーザにより、撮像レンズのフォーカス,ズーム,アイリス等が手動で設定される。そして、撮像が開始されると、上記撮像レンズを介して撮像光の取り込みを行い、該撮像光をCCDイメージセンサにより受光する。これにより、上記CCDイメージセンサにおいて、上記受光した撮像光に応じた電荷が蓄積される。
システムコントローラは、手動により指定された時間毎、或いは、受光した光量に応じて、いわゆる電子シャッタ制御により上記CCDイメージセンサに蓄積された電荷の読み出しを行う。上記CCDイメージセンサから読み出された電荷は、撮像信号として出力され、前置増幅回路(プリアンプ)に供給される。
上記ブリアンプは、上記撮像信号を所定の利得で増幅し、これをビデオ増幅回路(ビデオアンプ)に供給する。
上記ビデオアンプは、上記システムコントローラからの制御信号により利得,フレア補正度.シェーディング補正度が制御されるようになっており、上記撮像信号にフレア補正処理及びシェーディング補正処理を施し、これを上記システムコントローラにより可変制御された利得で増幅して出力する。このビデオアンプからの撮像信号は撮像信号処理回路に供給される。
上記撮像信号処理回路は、上記システムコントローラからの制御信号により、上記撮像信号のペデスタルレベル(黒レベル)をクランプ処理し、この撮像信号にガンマ補正処理,輪郭強調処理を施すとともに、ニー特性を付加し、これをエンコーダに供給する。
上記エンコーダは、上記撮像信号をデジタル化して撮像データを形成するとともに、この撮像データに記録に適した所定の符号化処理を施して出力する。この撮像データは、タイムコーダからの撮像日時等を示すタイムコードが重畳され回転ヘッドに供給される。
上記回転ヘッドは、上記撮像データ及びタイムコードをビデオテープにデジタル的に斜め記録する。
これにより、再生時において、上記撮像データとともにタイムコードを再生することができ、該撮像データに応じた画像とともに、上記タイムコードによる撮像日時等を表示画面に表示することができる。
ここで、例えば放送局等においては、1つの番組を構成するために、複数のビデオテープに記録された画像の中から、該番組で使用する所望の画像を選択し、1つのビデオテープにまとめて編集したい場合がある。
しかし、従来は、上記選択した所望の画像をそのままつなげて編集を行っていたため、例えば同じ絵柄の画像であっても、上記編集による画像と画像の繋ぎ目の前後で表示態様に差異が生じ、視聴者に違和感を与えてしまう問題があった。
すなわち、上記複数のビデオテープは、時間を異にした、或いは、場所を異にした撮像によりそれぞれ形成されたものであるため、この時間的或いは地理的に異なる状況で撮像された画像どうしを編集により繋ぐと、例えば該繋ぎ目の前後の各画像が同じ空の画像であっても、該繋ぎ目を境に再生画像における空の明るさが急に変化する等のような不具合を生ずる。或いは、上記繋ぎ目の前後の各画像が屋内で撮像した画像と屋外で撮像した画像であった場合、屋内と屋外の色温度の変化から、該繋ぎ目を境に再生画像における明るさが急に変化する等のような不具合を生ずる。
また、再生画像の中で気に入った絵柄の画像があった場合、この画像の撮像時のビデオカメラ装置の設定状態である、例えば上記アイリスの開成具合、ビデオアンプの利得、シエージィング補正度、撮像信号処理回路のガンマ補正処理のレベル等を知りたい場合がある。
しかし、従来のビデオカメラ装置は、過去の撮像における設定状態を知ることができず、過去の絵柄を再現するような撮像を行うことは困難であった。
なお、上記過去の撮像における設定状態を知る方法として、例えばユーザがメモ等に撮像時の設定状態を記録しておく等のことが考えられるが、これは撮像毎に設定状態を確認する必要があるため大変面倒なうえ、撮像中に該設定状態を確認することは略々不可能なことである。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、撮像時の各部の設定状態を示す撮像パラメータをその撮像信号とともに記録しておくことができ、また、撮像パラメータの値を可変して再生画像を所望の絵柄に編集することができるような編集システムの提供を目的とする。
本発明は、それぞれ撮像信号及び上記撮像信号を得た時点における撮像手段の撮像条件を示す撮像パラメータが記録された複数のマスタ側記録媒体からの撮像信号を編集し、スレーブ側記録媒体に記録する編集システムにおいて、所望の上記マスタ側記録媒体から、上記撮像信号及び撮像,パラメータを再生するマスタ側再生手段と、上記マスタ側再生手段と接続され、上記再生手段から供給された上記撮像信号に対して所望の信号処理を施して出力する信号処理手段と、上記信号処理手段と接続され、上記信号処理手段からの撮像信号及び上記撮像パラメータを上記スレーブ側記録媒体に記録するとともに、上記スレーブ側記録媒体に記録された上記撮像信号と上記撮像パラメータのうち、少なくとも上記撮像パラメータを再生するスレーブ側記録再生手段と、上記マスタ側再生手段,上記信号処理手段及び上記スレーブ側記録再生手段を制御するシステム制御手段とを備え、上記システム制御手段は、上記スレーブ側記録再生手段によって再生された撮像バラメータと、上記マスタ側再生手段によって他のマスタ側記録媒体から再生された撮像パラメータとに基づいて、上記信号処理手段での上記他のマスタ側記録媒体から再生された撮像信号に対する信号処理のパラメータを変更するように上記信号処理手段を制御し、変更されたパラメータで信号処理された撮像信号を上記スレーブ側記録媒体に記録するように上記スレーブ側記録再生手段を制御することを特徴とする。
本発明に係る編集システムにおいて、上記信号処理手段は、上記撮像信号に対して逆非線形信号処理を行う逆非線形信号処理回路と、上記逆非線形信号処理回路の出力信号に対して、線形信号処理を行う線形処理回路と、上記線形信号処理回路の出力信号に対して、非線形信号処理を行う非線形信号処理回路とを備える。
また、本発明は、それぞれ撮像信号及び上記撮像信号を得た時点における撮像撮像条件を示す撮像パラメータが記録された複数のマスタ側記録媒体から再生された撮像信号を編集し、スレーブ側記録媒体に記録する編集システムにおいて、所望の上記マスタ側記録媒体から、上記撮像信号及び上記撮像パラメータを再生するマスタ側再生手段と、上記マスタ側再生手段と接続され、上記マスタ側再生手段から供給された上記撮像信号に対して所望の信号処理を施して出力する信号処理手段と、上記信号処理手段と接続され、上記信号処理手段からの撮像信号を上記スレーブ側記録媒体に記録するスレーブ側記録手段と、上記マスタ側再生手段によって任意の上記マスタ側記録媒体から再生された撮像パラメータを記憶する記憶手段と、上記マスタ側再生手段,上記信号処理手段,上記スレーブ側記録手段及び上記記憶手段を制御するシステム制御手段とを備え、上記システム制御手段は、上記記憶手段に記憶された撮像パラメータと、上記マスタ側再生手段によって他のマスタ側記録媒体から再生された撮像パラメータとに基づいて、上記他のマスタ側記録媒体から再生された撮像信号に対する信号処理のパラメータを変更するように上記信号処理手段を制御し、変更されたパラメータによって信号処理された上記撮像信号を上記スレーブ側記録媒体に記録するように上記スレーブ側記録手段を制御することを特徴とする。
本発明に係る編集システムにおいて、上記信号処理手段は、上記撮像信号に対して逆非線形信号処理を行う逆非線形信号処理回路と、上記逆非線形信号処理回路の出力信号に対して、線形信号処理を行う線形処理回路と、上記線形信号処理回路の出力信号に対して、非線形信号処理を行う非線形信号処理回路とを備える。
さらに、本発明は、それぞれ撮像信号及び上記撮像信号を得た時点における撮像手段の撮像条件を示す撮像パラメータが記録された複数のマスタ側記録媒体から再生された撮像信号を編集し、スレーブ側記録媒体に記録する編集システムにおいて、所望の上記マスタ側記録媒体から、上記撮像信号及び上記撮像パラメータを再生するマスタ側再生手段と、上記マスタ側再生手段と接続され、上記マスタ側再生手段から供給された上記撮像信号に対して所望の信号処理を施して出力する信号処理手段と、上記信号処理手段と接続され、上記信号処理手段からの撮像信号を上記スレーブ側記録媒体に記録するスレーブ側記録手段と、着脱可能な撮像パラメータ記録媒体より、撮像パラメータを再生する撮像パラメータ再生手段と、上記マスタ側再生手段,上記信号処理手段,上記スレーブ側記録手段及び上記撮像バラメータ再生手段を制御するシステム制御手段とを備え、上記システム制御手段は、上記撮像パラメータ再生手段によって再生された撮像パラメータと、上記マスタ側再生手段によって他のマスタ側記録媒体から再生された撮像パラメータとに基づいて、上記他のマスタ側記録媒体から再生された撮像信号に対する信号処理のパラメータを変更するように上記信号処理手段を制御し、変更されたパラメータによって信号処理された上記撮像信号を上記スレーブ側記録媒体に記録するように上記スレーブ側記録手段を制御することを特徴とする。
本発明に係る編集システムにおいて、上記信号処理手段は、上記撮像信号に対して逆非線形信号処理を行う逆非線形信号処理回路と、上記逆非線形信号処理回路の出力信号に対して、線形信号処理を行う線形処理回路と、上記線形信号処理回路の出力信号に対して、非線形信号処理を行う非線形信号処理回路とを備える。
本発明に係る編集システムでは、例えば一方のマスタ側記録媒体に記録されていた撮像信号の絵柄に、他方のマスタ側記録媒体に記録されていた撮像信号の絵柄を合わせて上記スレーブ側記録媒体に記録することができる。或いは、同じマスタ側記録媒体に記録されている2つの撮像信号の絵柄を合わせて上記スレーブ側記録媒体に記録することができる。或いは、上記スレーブ側記録媒体に記録される撮像信号の絵柄を、上記撮像パラメータ記録媒体から再生された撮像パラメータに応じた絵柄に統一することができる。
従って、上記スレーブ側記録媒体に記録される撮像信号の絵柄を統一して編集を行うことができ、例えば画像と画像との境目の前後において、絵柄が異なるような不都合を防止することができる。
特に放送業務等においては、視聴者に違和感を抱かせないためにも、絵柄の統一が重要でちるが、本発明に係る編集システムは、このような編集に係る不都合を一掃するものであるということがいえる。
以下、本発明に係る編集システムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明は、例えば、図1に示すような構成のビデオカメラ装置により撮像されたビデオテープから所望の撮像パラメータを選択してセットアップカードに記録し、該ビデオテープから再生された撮像パラメータを所望の値に変更してセットアップカードに記録するとともに、該セットアップカードに記録されている撮像パラメータの値を所望の値に変更して該セットアップカードに記録し直すことによりセットアップカードの形成を行うセットアップカード形成装置に適用される。
このビデオカメラ装置は、撮像系1と記録再生系2とで構成されている。
上記撮像系1は、撮像光を取り込む撮像レンズ3と、上記撮像レンズ3からの撮像光を受光して撮像信号を形成するCCDイメージセンサ4と、上記CCDイメージセンサ4からの撮像信号を増幅する前置増幅回路(プリアンプ)5とを有している。
また、上記撮像系1は、上記プリアンブ5からの撮像信号に、シェーディング補正,フレア補正,ホワイトバランスの制御を施すとともに、自動利得制御により自動設定された利得及び例えば3段階の可変設定が可能な利得で増幅して出力するビデオアンプ6と、上記ビデオアンプ6からの撮像信号にガンマ補正,黒レベル制御等を施す撮像信号処理回路7と、上記撮像信号処理回路7からの撮像信号をデジタル化して撮像データを形成し、この撮像データに記録に適した符号化処理を施すエンコーダ8とを有している。
また、上記撮像系1は、上記撮像レンズ3のズーム比等や、CCDイメージセンサ4のいわゆる電子シャッタ速度や、ビデオアンプ6のシェーディング補正度等や、撮像信号処理回路7のガンマ補正度等を検出して上記各部の設定状態を示す撮像パラメータを形成するシステムコントローラ9を有している。
また、上記撮像系1は、上記撮像パラメータが記憶されるメモリ10と、着脱可能な磁気カード(以下、セットアップカードという。)に撮像パラメータを記憶再生するセットアップカード記録再生部11と、上記撮像パラメータを所望の値に変更するための変更キー等が設けられている操作部12とを有している。
次に、上記記録再生系2は、上記撮像系1により形成された撮像データ及び撮像パラメータを所定の利得で増幅する増幅回路13と、記録時又は再生時における撮像データ及び撮像パラメータに記録又は再生用の増幅を施す記録再生増幅回路15と、上記記録再生増幅回路15からの撮像データ及び撮像パラメータをビデオテープ17にデジタル的に斜めに記録トラックを形成するように記録するとともに、該記録トラックから上記撮像データ及び撮像パラメータを再生する回転ヘッド16とを有している。
また、上記記録再生系2は、上記システムコントローラ9により検出された撮像パラメータを上記エンコーダ8からの撮像信号に重畳して電子ビューファインダ19及び例えばモニタ装置等に接続される外部出力端子20に供給する重畳回路18を有している。
次に、このような構成のビデオカメラ装置の動作説明をする。
まず、図1において、ユーザは、撮像開始前に、上記撮像系1の各部の設定状態を手動により可変設定する。具体的には、ユーザは、上記撮像レンズ3のフォーカス,アイリス,ズームを手動設定するとともに、ビデオアンプ6の利得,フレア補正度,シェーディング補正度,ホワイトバランスを手動設定する。さらに、撮像信号処理回路7の黒レベル,ガンマ補正のレベル,輪郭強調度,ニー特性を手動設定する。
なお、上記撮像系1の各部の設定状態は、システムコントローラ9により自動的に設定されるようにしてもよい。
次に、このように各部の設定がなされると、上記撮像レンズ3を介して撮像光の取り込みが行われ、該撮像光がCCDイメージセンサ4に照射される。
上記CCDイメージセンサ4は、上記撮像光を受光し、この受光した撮像光に応じた電荷を蓄積する。このCCDイメージセンサ4に蓄積された電荷は、上記システムコントローラ9による、いわゆる電子シャッタ制御に応じて読み出され、撮像信号としてプリアンブ5を介してビデオアンプ6に供給される。
上記ビデオアンプ6は、ユーザにより予め設定された特性となるように、上記撮像信号に、フレア補正,シェーディング補正を施すとともに、ホワイトバランスの制御を施す。また、システムコントローラ9により自動的に設定された利得、及び、撮像状況等に応じて例えば3段階の可変設定か可能となっている利得て上記撮像信号を増幅し、これを撮像信号処理回路7に供給する。
上記撮像信号処理回路7は、上記システムコントローラ9からの制御信号に基づいて上記撮像信号のペスタルレベル(黒レベル)をクランプ処理し、ガンマ補正処理,輪郭強調処理を施すとともに、ニー特性を付加しこれをエンコーダ8に供給する。
上記エンコーダ8は、上記撮像信号をデジタル化して撮像データを形成するとともに、この撮像データに記録に適した符号化処理を施しこれを増幅回路13及び重畳回路18に供給する。
ここで、上記システムコントローラ9は、上記撮像レンズ3のフォーカス,アイリス,ズームの制御値、CCDイメージセンサ4の電子シャッタ速度、ビデオアンプ6の利得,ホワイトバランス,フレア補正の値,シェーディング補正の値、撮像信号処理回路7のペデスタルレベル,ガンマ補正の値.輪郭強調の値,付加したニー特性の値を撮像パラメータとして、例えば1フレーム毎に検出する。そして、この撮像パラメータを上記増幅回路13及び重畳回路18に供給する。
上記重畳回路18は、例えば上記撮像パラメータに対応する文字データ(数値,アルファベット,ローマ字,片仮名文字等)が記憶されたキャラクタジェネレータを有しており、上記システムコントローラ9から撮像パラメータが供給されると、この撮像パラメータに対応する文字データを上記キャラクタジェネレータから読み出す。そして、この文字データを、上記エンコーダ8からの撮像データに重畳し、これを電子ビューファインダ19及び外部出力端子20に供給する。
これにより、上記電子ビューファインダ19に撮像中の被写体像とともに、該撮像時の各部の設定状態を示す撮像パラメータが表示される。このため、ユーザは、撮像を行いながら上記電子ビューファインダ19から目を離すことなく上記撮像パラメータの確認を行うことができる。従って、例えば撮像中に上記撮像パラメータを見て、各部の設定状態を変更したくなった場合、例えば上記アイリス,シェーディング補正度,輪郭強調度等を任意に手動で可変して撮像を行うことを可能とすることができる。
一方、上記増幅回路13は、上記エンコーダ8から供給される撮像データ及び上記システムコントローラ9から供給される撮像パラメータをそれぞれ所定の利得で増幅し、これを記録再生増幅回路15を介して回転ヘッド16に供給する。
上記回転ヘッド16は、ビデオテープ17に上記撮像データ及び撮像パラメータをデジタル的に斜めに記録トラックを形成するように記録する。
具体的には、例えば図2に示すように1フィールド分の撮像データ(VD)は1つの記録トラック(TR)に記録されるようになっており、この撮像データに関する撮像パラメータ(PD)は、2つの記録トラックに対して一つ、すなわち、1フレームに1つのかたちで記録されるようになっている。
なお、上記システムコントローラ9において、1フィールド毎に撮像パラメータを検出するようにしてもよい。この場合、上記撮像パラメータ(PD)は、1つの記録トラック(TR)に1つのかたちで記録されることとなる。
このように、撮像時の撮像パラメータを検出し、撮像データとともに記録することにより、撮像毎に撮像パラメータを確認してメモ等に記録しておくような面倒な作業を完全に省略することができる。
次に、このようにビデオテープ17に記録された撮像データ及び撮像パラメータは、再生時に上記回転ヘッド16により再生される。この再生された撮像データ及び撮像パラメータは、上記記録再生増幅回路15を介して増幅回路13に供給される。
この再生時となると、上記増幅回路13は、上記記録再生増幅回路15を介して供給される撮像データ及び撮像パラメータをそれぞれ分離して所定の利得で増幅し、該撮像データを重畳回路18に供給するとともに、該撮像パラメータを重畳回路18及びシステムコントローラ9に供給する。
上記重畳回路18は、上述のように上記撮像パラメータに応じた文字データを上記キャラクタジェネレータから読み出し、この文字データを上記撮像データに重畳して上記電子ビューファインダ19及び外部出力端子20に供給する。
これにより、上記電子ビューファインダ19に上記撮像データが記録された過去の撮像時の撮像パラメータが表示されることとなる。
このため、ユーザは、過去の撮像時の各部の設定状態を容易に確認することができるうえ、この確認により過去の設定状態を簡単に再現することができる。従って、過去の撮像時の絵柄を再現する撮像を可能とすることができる。
また、例えばユーザからメーカ側に「再生画像がおかしいが、ビデ才カメラ装置の故障ではないか」との問い合わせがあった場合、上記再生画像とともに撮像時の撮像パラメータを見ることができるため、メンテナンスマン等は機器の故障であるかユーザの設定ミスであるのかを簡単且つ正確に判別することができ、的確な処理を施すことができる。
次に、このビデオカメラ装置は、撮像パラメータのみを別の記録媒体に記録して残しておくことができるようになっている。
すなわち、当該ビデオカメラ装置には、上記ビデオテープ17の他に、例えばセットアップカードが装着可能なセットアップカード記録再生部11を有している。
ユーザは、上記電子ビューファインダ19に表示される画像で、例えば気に入った絵柄の画像があった場合、この画像の撮像パラメータを取り込むように操作部12を操作する。
上述のように、再生時には、上記増幅回路13において分離された撮像パラメータが上記システムコントローラ9に供給されている。
このため、上記システムコントローラ9は、上記撮像パラメータの取り込みが指定されると、上記増幅回路13から供給される現在再生中の撮像パラメータを記憶するようにセットアップカード記録再生部11を書き込み制御する。これにより、上記セットアップカード記録再生部11は、セットアップカードに、所望の撮像パラメータを記憶する。
また、例えば上記電子ビューファインダ19に表示される画像を見て、もう少し輪郭を強調した画像の撮像パラメータを上記セットアップカードに残しておきたいとか、ホワイトバランスを調整した画像の撮像パラメータを上記セットアップカードに残しておきたいといった場合、ユーザは、上記操作部12を操作して、経験等に基づいて上記撮像パラメータの変更を行う。
上記システムコントローラ9は、上記撮像パラメータの変更が指定されると、上記増幅回路13から供給される撮像パラメータを一旦記憶するようにメモリ10を書き込み制御する。また、上記システムコントローラ9は、上記操作部12の操作に応じて値を可変した撮像パラメータを形成し、これを上記重畳回路18に供給する。上記重畳回路I8は、上記システムコントローラ9からの撮像パラメータに応じた文字データをキャラクタジェネレータから読み出し、該文字データを上記撮像データに重畳して上記電子ビューファインダ19に供給する。これにより、上記操作部12の操作に応じて可変制御された撮像パラメータが上記電子ビューファインダ19に表示されることとなる。
ユーザは、このように操作部12を操作して上記電子ビューファインダ19に表示される撮像パラメータの値を所望の値に調整する。
そして、上記電子ビューファインダ19に表示される撮像パラメータの値か所望の値となったときに、その撮像パラメータを取り込むように操作部12を操作する。
上記システムコントローラ9は、上記撮像パラメータの取り込みが指定されると、上記メモリ10に記憶されている元の撮像パラメータを読み出し、この値を上記ユーザにより調整された値に変更し上記セットアップカードに記録するようにセットアップカード記録再生部11を制御する。
これにより、元の撮像パラメータを変更して、ユーザの所望の絵柄の画像を得ることができる撮像パラメータを上記セットアップカードに記録しておくことができる。
次に、上記セットアップカードに上記撮像パラメータが記憶されると、その撮像パラメータに応じた各部の設定状態による撮像が可能となる。
すなわち、ユーザが所望の撮像パラメータが記録されたセットアップカードをセットアップカード記録再生部11に装着して、該撮像パラメータの読み出しを行うように操作部12を操作する。これにより、システムコントローラ9は、上記セットアップカードに記録されている撮像パラメータを読み出すようにセットアップカード記録再生部11を読み出し制御し、この撮像パラメータに応じて上記撮像レンズ3,CCDイメージセンサ4,ビデオアンプ6,撮像信号処理回路7の各部の設定状態を制御する。
これにより、過去の撮像状態等を再現して、そのときと同じ絵柄の画像の撮像を可能とすることができる。
なお、上記撮像中に検出された撮像パラメータ及び再生或いは変更された撮像パラメータを電子ビューファインダ19により確認することとしたが、該撮像パラメータ等を大画面で確認したい場合がある。この場合、ユーザは、上記外部出力端子20にモニタ装置を外部接続する。これにより、上記外部出力端子20を介してモニタ装置に撮像データ及び撮像パラメータが供給され、該撮像データに応じた画像とともに、該撮像パラメータに応じた文字が表示される。従って、ユーザは、上記モニタ装置に表示された画像及び撮像パラメータを、上記電子ビューファインダ19を用いたときよりも詳細に検討,確認することができる。
そして、本発明に係る編集装置では、例えば、図3に示す様な構成のセットアップカード形成装置90により、上記ビデオカメラ装置により撮像されたビデオテープから所望の撮像パラメータを選択してセットアップカードに記録し、該ビデオテープから再生された撮像パラメータを所望の値に変更してセットアップカードに記録するとともに、該セットアップカードに記録されている撮像パラメータの値を所望の値に変更して該セットアップカードに記録し直すことによりセットアップカードの形成を行う。
すなわち、セットアップカード形成装置90は、図3に示すように、ビデオテープ91から撮像データ及び撮像パラメータの再生を行う回転ヘッド92と、上記回転ヘッド92により再生された上記撮像データ及び撮像パラメータを所定の利得で増幅する再生増幅回路93とを有している。
また、上記セットアップカード形成装置90は、上記再生増幅回路93からの撮像データ及び撮像パラメータを分離しそれぞれ所定の利得で増幅して出力する増幅回路94と、当該セットアップカード形成装置90全体の制御を行うシステムコントローラ96と、撮像パラメータの変更時に上記増幅回路94及びシステムコントローラ96を介して供給される撮像パラメータを一旦記憶するメモリ97とを有している。
また、上記セットアップカード形成装290は、ユーザにより選択された撮像パラメータ或いは値が変更された撮像パラメータを上記セットアップカードに記憶再生するセットアップカード記録再生部98と、上記ビデオテープ91の再生,撮像パラメータの変更等の操作を行うための操作部99とを有している。
また、上記セットアップカード形成装置90は、上記増幅回路94からの撮像データに、上記システムコントローラ96を介して供給される撮像パラメータを重畳して出力する重畳回路95と、例えばモニタ装置101等の外部機器に接続される外部出力端子100とを有している。
次に、このような構成のセットアップカード形成装置90の動作説明をする。
まず、ビデ才テープ91から再生された撮像パラメータから所望の撮像パラメータを選択して上記セットアップカードに記録する編集を行う場合、ユーザは、上記操作部99により該ビデオテープ91の再生を指定する。
これにより、上記システムコントローラ96は上記ビデオテープ91から撮像データ及び撮像パラメータの再生を行うように再生系を制御する。
上記ビデオテープ91に記録された撮像データ及び撮像パラメータは、回転ヘッド92により再生され再生増幅回路93に供給される。上記再生増幅回路93は、上記撮像データ及び撮像パラメータをそれぞれ所定の利得で増幅し、これを増幅回路94に供給する。上記増幅回路94は、上記撮像データ及び撮像パラメータを分離し、該撮像データを重畳回路95に供給し、該撮像パラメータをシステムコントローラ96に供給する。
この場合、上記システムコントローラ96は、上記撮像パラメータをそのまま重畳回路95に供給する。
上記重畳回路95は、例えば上記撮像パラメータに応じた文字データが記憶されているキャラクタジェネレータを有しており、上記システムコントローラ96から撮像パラメータが供給されると、この撮像パラメータに応じた文字データを上記キャラクタジェネレータから読み出し、この文字データを上記撮像データに重畳して外部出力端子100に供給する。
上記外部出力端子100には、例えばモニタ装置101が接続されている。このため、上記モニタ装置101には、上記撮像データに応じた画像及び上記撮像パラメータに応じた文字や数値等が表示される。
ユーザは、上記モニタ装置101に表示される画像を見ながら所望の絵柄の画像或いは所望の値の撮像パラメータを検索する。そして、気に入った絵柄の画像或いは所望の値の撮像パラメータが表示されたときに、該気に入った絵柄の画像の撮像パラメータ或いは現在表示されている撮像パラメータを取り込むように操作部99を操作する。
上記システムコントローラ96は、上記操作部99を通じて撮像パラメータの取り込みが指定されると、現在再生中の撮像パラメータを記録するようにセットアップカード記録再生部98を制御する。
これにより、上記セットアップカード記録再生部98において、現在再生中の撮像パラメータを上記セットアップカードに記録することができる。
次に、上記ビデオテープ91から再生された撮像パラメータを所望の値に変更して上記セットアップカードに記録する編集を行う場合の動作説明をする。
この場合、ユーザは、上述と同様にしてビデオテープ91から撮像データ及び撮像パラメータの再生を行う。これにより、上記モニタ装置101に上記撮像データに応じた画像及び撮像パラメータに応じて文字,数値等が表示される。
ユーザは、例えば上記モニタ装置101に表示される絵柄を見て、輪郭を強調したほうが絵柄の改善を望めると判断した場合や、ガンマ補正のレベルを可変したほうが絵柄の改善を望めると判断した場合等に、操作部99を操作して撮像パラメータの変更を指定する。
上記システムコントローラ96は、上記撮像パラメータの変更が指定されると、現在再生中の撮像パラメータをメモリ97に一旦記憶するように該メモリ97を書き込み制御する。
次にユーザは、例えば自分の経験等に基づいて上記操作部99を操作して撮像パラメータの値の変更を行う。これにより、上記システムコントローラ96は、上記操作部99の操作に応じた値の撮像パラメータを形成し、これを上記重畳回路95に供給する。これにより、上記モニタ装置101には、上記操作部99の操作に応じた値の撮像パラメータが表示されることとなる。
ユーザは、上記モニタ装置101に表示される撮像パラメータの値が所望の値となったところで、この撮像パラメータの取り込みを行うように操作部99を操作する。
これにより、上記システムコントローラ96は、上記メモリ97から元の撮像パラメータを読み出し、この値を、上記ユーザにより変更された値に変更する。そして、この変更した撮像パラメータを記録するように上記セットアップカード記録再生部98を制御する。
これにより、上記セットアップカードに、上記変更された撮像パラメータが記録されることとなる。
次に、上記セットアップカードに記録された撮像パラメータを所望の値に変更して該セットアップカードに記録し直す編集を行う場合の動作説明をする。
この場合、ユーザは、上記操作部99を操作してセットアップカードに記録されている撮像パラメータの変更を指定する。
上記システムコントローラ96は、上記セットアップカードに記録されている撮像パラメータの変更が指定されると、該セットアップカードに記録されている撮像パラメータを再生するように上記セットアップカード記録再生部98を制御する。上記セットアップカード記録再生部98によりセットアップカードから再生された撮像パラメータは、上記システムコントローラ96に供給される。
上記システムコントローラ96は、この再生された撮像パラメータを上記重畳回路95及び出力端子100を介してモニタ装置101に供給するとともに、これを一旦記憶するようにメモリ97を書き込み制御する。これにより、上記モニタ装置101に、上記セットアップカードから再生された撮像パラメータが表示されることとなる。
次にユーザは、例えば自分の経験等に基づいて上記操作部99を操作して撮像パラメータの値の変更を行う。これにより、上記システムコントローラ96は、上記操作部99の操作に応じた値の撮像パラメータを形成し、これを上記重畳回路95を介してモニタ装置101に供給する。これにより、上記モニタ装置101には、上記操作部99の操作に応じた値の撮像パラメータが表示されることとなる。
ユーザは、上記モニタ装置101に表示される撮像パラメータの値が所望の値となったところで、この撮像パラメータの取り込みを行うように操作部99を操作する。
これにより、上記システムコントローラ96は、上記メモリ97から元の撮像パラメータを読み出し、この値を、上記ユーザにより変更された値に変更する。そして、この変更した撮像パラメータを記録するように上記セットアップカード記録再生部98を制御する。
これにより、上記セットアップカードに、上記変更された撮像パラメータが記録し直されることとなる。
このようにして当該セットアップカード形成装置90において形成されたセットアップカードを、例えば図1に示すようなビデオカメラ装置に装着することにより、上述のように上記システムコントローラ9により撮像系1の各部が、セットアップカードに記録された撮像パラメータに応じて自動的に設定され、過去の撮像条件と同じ撮像条件で撮像を行うことができる。
次に、本発明は、上述のビデオカメラ装置により撮像された複数のビデオテープに基づいて編集を行う編集システムに適用することができる。
この編集システムは、図4に示すように上述のビデオカメラ装置により撮像を行うことにより撮像データとともに撮像パラメータが記録された1つ或いは複数のマスターテープ34a〜34dから該撮像データ及び撮像パラメータの再生を行うマスタ側再生部30と、上記マスタ側再生部30から再生された撮像データ及び撮像パラメータを、例えば1つのスレーブテープ41に記録再生するスレーブ側記録再生部31とを有している。
また、上記編集システムは、上記マスターテープ34a〜34d或いはスレーブテープ41から再生された撮像データに応じた画像及び撮像パラメータを表示するモニタ装置33と、所望の撮像パラメータに応じて撮像データに所定のデータ処理を施すプロセッサ32と、当該編集システム全体の制御を行うシステムコントローラ45とを有している。
また、上記編集システムは、上記撮像パラメータを一旦記憶するメモリ38と、上述のビデオカメラ装置で形成されたセットアップカードに撮像パラメータの記録再生を行うセットアップカード記録再生部39と、上記撮像パラメータの変更等の操作を行う操作部40とを有している。
次に、このような構成を有する編集システムの動作説明をする。
まず、上記マスターテープ34a〜34dから再生された所望の画像の撮像パラメータを基準にして、同じマスターテープ或いは他のマスターテープ(上記所望の画像の撮像データ及び撮像パラメータが記録されているマスターテープ)から再生された撮像パラメータを変更し、この変更した撮像パラメータに応じて撮像データをデータ処理してスレーブテープ41に記録するような編集動作の説明をする。
この場合、ユーザは、上記操作部40を操作して上記複数のマスターテープ34a〜34dの中から、基準となる撮像パラメータ(基準撮像パラメータ)が記録されている所望のマスターテープを再生するように指定する。これにより、上記システムコントローラ45は、上記基準撮像パラメータが記録されているマスターテープを再生するように上記マスタ側再生部30を再生制御する。
上記所望のマスターテープに記録されている撮像パラメータ及び撮像データは、回転ヘッド35により再生され、再生増幅回路36を介して信号増幅回路37に供給される。上記信号増幅回路37は、上記撮像パラメータ及び撮像データを分離し、これらをプロセッサ32に供給する。
上記システムコントローラ45は、上記プロセッサ32に供給される撮像パラメータのうち、例えば一番最初に供給される撮像パラメータを基準撮像パラメータとして一旦記憶するように上記プロセッサ32を介してメモリ38を書き込み制御する。
次に、ユーザは、編集(いわゆる、ダビング)を行いたい撮像データが記録されている、上記撮像パラメータの取り込みが行われた同じマスターテープ或いは別のマスターテープから該画像データの再生を行うように操作部40を操作するとともに、上記スレーブ側記録再生部31が記録状態となるように該操作部40を操作する。これにより、上記システムコントローラ45は、上記指定されたマスターテープの再生を行うように上記マスタ側再生部30を再生制御する。
このように選択されたマスターテープに記録されている撮像データ及び撮像パラメータは、上記回転ヘッド35により再生され、再生増幅回路36を介して信号増幅回路37に供給される。上記信号増幅回路37は、上記撮像データ及び撮像パラメータを分離し、これらをプロセッサ32に供給する。
上記プロセッサ32の信号処理系は、例えば図5に示すような構成を有しており、上記マスターテープから再生された撮像データは、例えば輝度(Y)データ及び2つの色差データ(R−Y.B−Y)のかたちで、それぞれ入力端子50a〜50cを介してRGB変換回路51に供給される。上記RGB変換回路51は、上記Yデータ,R−Yデータ.B−Yデータを、赤色(R),緑色(G),青色(B)の三原色のRデータ,Gデータ,Bデータに変換し、これらをそれぞれ信号処理回路52に供給する。
また、上記マスターテープから再生された撮像パラメータは、入力端子57a及び入力インターフェース58を介して信号処理制御回路59に供給される。また、上記システムコントローラ45は、この時点で上記一旦記憶されている基準撮像パラメータを読み出すように該メモリ38を読み出し制御する。このメモリ38から読み出された撮像パラメータは、入力端子60b及び入出力インターフェース62を介して上記信号処理制御回路59に供給される。
上記信号処理制御回路59は、図6に示すようにセレクタ66及びデータ演算回路67で構成されている。
この場合、上記セレクタ66は、上記入力インターフェース58を介して供給される撮像パラメータ及び入出力インターフェース62を介して供給される基準撮像パラメータを、以下に説明する信号処理回路52のデータ処理に応じて選択し、これをデータ演算回路67に供給する。
上記データ演算回路67は、上記マスターテープから再生された撮像パラメータに基づいて、逆ニー制御データ,逆ガンマ補正データを形成し、上記基準撮像パラメータとマスターテープから再生された撮像パラメータとの差分に基づいてゲイン制御データ,リニアマトリクス制御データ,輪郭強調制御データ,黒バランス制御データを形成するとともに、上記基準撮像パラメータに基づいてガンマ補正データ及びニー制御データを形成し、これらを各出力端子68〜75を介して上記信号処理回路52に供給する。
上記信号処理回路52は、例えば図7に示すように逆ニー制御回路78,逆ガンマ補正回路79,ゲイン制御回路8o,リニアマトリクス制御回路81,エンハンス制御回路82,ペデスタルレベル制御回路83.ガンマ補正回路84及びニー制御回路85で構成されている。上記各制御データは、それぞれ上記各制御回路78〜85に供給されるようになっており、該各制御回路78〜85は、制御データに応じて撮像データにデータ処理を施す。
具体的には、上記マスターテープから再生される撮像データには、記録の際にガンマ補正等の非線形処理が施されて記録されている。このため、この撮像データにデータ処理を施すには、該撮像データに逆非線形処理を施してもとのデータに戻してデータ処理を施し、新たにガンマ補正等の非線形処理を施して出力する必要がある。
このため、上記逆ニー制御回路78は、入力端子778〜77cを介して供給される上記R,G.Bの各データに対して、入力端子68を介して供給される上記逆ニー制御データに応じた逆ニー制御を施し、これを逆ガンマ補正回路79に供給する。
上記逆ガンマ補正回路79は、上記逆ニー制御の施された各データに対して、入力端子69を介して供給される上記逆ガンマ補正データに応じた逆ガンマ補正処理を施し、これらをゲイン制御回路80に供給する。
上記ゲイン制御回路80は、上記逆ガンマ補正処理の施された各データに対して、入力端子70を介して供給される上記ゲイン制御データに応じたゲイン制御処理を施し、これらをリニアマトリクス制御回路81に供給する。
上記リニアマトリクス制御回路81は、上記ゲイン制御処理の施された各データに対して、入力端子71を介して供給される上記リニアマトリクス制御データに応じたリニアマトリクス処理を施し、これらをエンハンス制御回路82に供給する。
上記エンハンス制御回路82は、上記リニアマトリクス処理の施された各データに対して、入力端子72を介して供給される上記輪郭強調制御データに応じた輪郭強調処理を施し、これらをペデスタルレベル制御回路83に供給する。
上記ペデスタルレベル制御回路83は、上記輪郭強調処理の施された各データに対して、入力端子73を介して供給される上記黒バランス制御データに応じた黒バランス制御処理を施し、これらをガンマ補正回路84に供給する。
上記ガンマ補正回路84は、上記黒バランス制御処理の施された各データに対して、入力端子74を介して供給される上記ガンマ補正データに応じたガンマ補正処理を施し、これらをニー制御回路85に供給する。
上記ニー制御回路85は、上記ガンマ補正処理の施された各データに対して、入力端子75を介して供給される上記ニー制御データに応じたニー制御処理を施し、これらを各出力端子868〜86cを介して図5に示すコンポーネント変換回路53に供給する。
上記信号処理回路52は、このように上記マスターテープから再生された撮像データに対して、上記基準撮像パラメータに応じた非線形処理及び線形処理を施して、該基準撮像パラメータに応じた絵柄の再生画像を得ることができる撮像データを形成する。
上記コンポーネント変換回路53は、上記信号処理回路52によりデータ処理されたR,G.Bの各データを上記Yデータ.R−Yデータ,B−Yデータのかたちに戻し、これらをエンコーダ54に供給するとともに、各出力端子568〜56cを介して上記スレーブ側記録再生部31に供給する。
上記エンコーダ54は、上記Yデータ.R−Yデータ.B−Yデータに表示用のエンコード処理を施しこれを出力端子55を介して上記図4に示すモニタ装置33に供給する。これにより、上記基準撮像パラメータに基づいてデータ処理された、上記マスターテープから再生された撮像データに応じた画像を上記モニタ装置33に表示することができる。従って、ユーザは、上記変更された再生画像を見ることより、所望の変更がなされているか否かを確認することができる。
上記スレーブ側記録再生部31に供給された上記撮像データは、増幅回路44に供給される。この際、上記プロセッサ32は、上記撮像データをデータ処理するのに用いた撮像パラメータ(上記基準撮像パラメータ)を上記増幅回路44に供給する。上記増幅回路44は、上記撮像データに撮像パラメータを重畳し、これを記録再生用増幅回路43を介して回転ヘッド42に供給する。上記回転ヘッド42は、上記撮像データ及び撮像パラメータをスレーブテープ41に記録する。
これにより、上記基準撮像パラメータに応じて変更された撮像データをスレーブテープ41に記録することができる。
このように、マスターテープ34a〜34dから再生された撮像パラメータの中から、例えば一番最初に再生された撮像パラメータを基準撮像パラメータとし、この基準撮像パラメータに応じたデータ処理を、マスターテープ34a〜34dから再生された撮像データに施してスレーブテープ41に記録することにより、例えば一方のマスターテープに記録されていた撮像データの絵柄に、他方のマスターテープに記録されていた撮像データの絵柄を合わせて上記スレーブテープ41に記録することができる。或いは、同じマスターテープに記録されている2つの撮像データの絵柄を合わせて上記スレーブテープ41に記録することができる。
このため、上記スレーブテープ41に記録される撮像データの絵柄を上記基準撮像パラメータに応じた画像となるように統一して編集することができる。従って、例えば編集による画像と画像との境目の前後において絵柄が異なるような不都合を防止することができる。
特に放送業務においては、視聴者に違和感を抱かせないためにも、このような絵柄の統一が必要であるが、当該編集システムは、このように絵柄を統一した編集を行うことができるため、絵柄の不統一に係る不都合を防止することができる。
次に、スレーブテープ41に記録された撮像パラメータを基準にして上記マスターテープ34a〜34dから再生された撮像パラメータを変更し、この変更した撮像パラメータに基づいて、上記マスターテープ34a〜34dから再生された撮像データにデータ処理を施して上記スレーブテープ41に記録し直すような編集動作の説明をする。
この場合、ユーザは、上記操作部40を操作して上記スレーブ側記録再生部31を再生状態とする。これにより、上記スレーブテープ41に記録されている撮像データ及び撮像パラメータが回転ヘッド42により再生され、記録再生用増幅回路43を介して増幅回路44に供給される。
上記増幅回路44は、上記撮像データ及び撮像パラメータを分離し、これらを上記プロセッサ32に供給する。
上記システムコントローラ45は、上記プロセッサ32に撮像パラメータが供給されと、これを基準撮像パラメータとして一旦記憶するようにメモリ38を書き込み制御する。
次にユーザは、上記複数のマスターテープ34a〜34dの中から所望のマスターテープを再生するように上記操作部40を操作する。これにより、上記所望のマスターテープから撮像データ及び撮像パラメータが再生され上記プロセッサ32に供給される。
上述のように、上記撮像データは図5に示す各入力端子508〜50cを介してRGB変換回路51に供給され、R,G,Bの各データに変換されて信号処理回路52に供給される。また、上記撮像パラメータは、入力端子57b及び入力インターフェース58を介して信号処理制御回路59に供給される。また、上記メモリ38に記憶された基準撮像パラメータは、入力端子60bを介して入出力インターフェース62を介して上記信号処理制御回路59に供給される。上記信号処理制御回路59は、上記マスターテープから再生された撮像パラメータ及び上記基準撮像パラメータに基ついて上記ガンマ補正データやニー制御データ等を形成し、これらを上記信号処理回路52に供給する。
上記信号処理回路52は、上記ガンマ補正データやニー制御データ等に基づいて、上記RGBの各データにデータ処理を施し、これをコンポーネント変換回路53に供給する。上記コンポーネント変換回路53は、上記各データをYデータ,R−Yデータ,B−Yデータのかたちに変換し、これらを出力端子568〜56cを介して上記スレーブ側記録再生部31に供給するとともに、エンコーダ54及び出力端子55を介して上記モニタ装置33に供給する。
上記システムコントローラ45は、このようなデータ処理が終了すると、上記スレーブ側記録再生部31を記録状態に制御する。
これにより、上記モニタ装置33に上記基準撮像パラメータに応じてデータ処理された撮像データに応じた画像が表示されるとともに、上記スレーブ側記録再生部31により上記スレーブテープ41に上記データ処理された撮像データが記録されることとなる。
従って、上記マスターテープ34a〜34dから再生された撮像データの画像の絵柄を、上記スレーブテープ41に記録されていた所望の画像の撮像パラメータに応じた絵柄に統一して該スレーブテープ41に記録することができる。
次に、当該編集システムは、上述のビデオカメラ装置或いはセットアップカード形成装置において所望の撮像パラメータを記録することにより形成されたセットアップカードを用いて編集を行うこともできる。
すなわち、当該編集システムは、上記セットアップカードが装着可能なセットアップカード記録再生部39を有している。
ユーザは、上記セットアップカードを装着後に、該セットアップカードに記録された撮像パラメータが読み出されるように上記操作部40を操作する。これにより、上記システムコントローラ45が、上記セットアップカードに記録されている撮像パラメータを読み出すように上記セットアップカード記録再生部39を読み出し制御する。上記セットアップカード記録再生部39により読み出された撮像パラメータは、図5に示す入出力端子60b,入出力インターフェース61を介して信号処理制御回路59に供給される。
また、上記システムコントローラ45は、上記セットアップカード記録再生部39により読み出された撮像パラメータを基準撮像パラメータとして一旦記憶するように上記メモリ38を書き込み制御する。
次に、ユーザは、上記マスタ側再生部30において、所望のマスターテープ34a〜34dから所望の撮像データが再生されるように上記操作部40を操作するとともに、スレーブ側記録再生部31が記録状態となるように該操作部40を操作する。
これにより、上記システムコントローラ45は、上記選択されたマスターテープから撮像データ及び撮像パラメータを再生するとともに、上記メモリ38から基準撮像パラメータを読み出す。上記マスターテープから再生された撮像データ及び撮像パラメータは、それぞれプロセッサ32に供給される。
上記プロセッサ32は、上記マスターテープから再生された撮像パラメータ及び上記メモリ38から読み出された基準撮像パラメータに基づいて、上記撮像データに上述のデータ処理を施し、これを上記基準撮像パラメータとともにスレーブ側記録再生部31に供給する。
これにより、上記スレーブ側記録再生部31において、上記セットアップカードから再生された基準撮像パラメータに基づいてデータ処理された撮像データを記録することができる。従って、上記スレーブテープ41に記録される撮像データの再生画像の絵柄を、上記セットアップカードから再生された基準撮像パラメータに応じた絵柄に統一することができる。
ここで、当該編集システムは、上記セットアップカードから撮像パラメータを読み出すだけではなく、所望の撮像パラメータを上記セットアップカードに記録することもできる。
この場合は、ユーザは、マスターテープ348〜34d或いはスレーブテープ41から再生ざれた画像で、例えば気に入った画像があった場合、この画像に対応する撮像パラメータを記録するように上記操作部40を操作する。これにより、上記システムコントローラ45は、上記撮像パラメータを図5に示す入出力インターフェース61及び入出力インターフェース61及び入出力端子60aを介して図4に示すセットアップカード記録再生部39に供給する。上記セットアップカード記録再生部39は、上記システムコントローラ45より供給された撮像パラメータを上記セットアップカードに記録する。
これにより、上記所望の撮像パラメータをセットアップカードに記録して、ユーザ独自のオリジナルカードを形成することができる。
次に、このようにマスターテープ34a〜34d,スレーブテープ41或いはセットアップカードから再生された基準撮像パラメータに基づいて撮像データのデータ処理を行ってもよいが、例えば所望の撮像パラメータが無かった場合、或いは、所望の撮像パラメータには近い値ではあるが、この値に適宜変更を加えたい場合等がある。
二のような場合に、当該編集システムは、上記操作部40を操作して撮像パラメータの変更ができるようになっている。
すなわち、ユーザは、まず、上記マスターテープ34a〜34d,スレーブテープ41或いはセットアップカードから再生された変更しようとする撮像パラメータを表示するように操作部40を操作する。これにより、上記システムコントローラ45は、上記マスターテープ34a〜34d,スレーブテープ41或いはセットアップカードから再生された撮像パラメータをモニタ装置33に表示するようにプロセッサ32を制御する。
次に、ユーザは、変更しようとする値に応じて上記操作部40を操作する。これにより、ユーザの操作に応じて撮像パラメータの新たな値を示す変更データが上記操作部40から出力される。この変更データは、上記図5に示す入力端子63及び入力インターフェース64を介して信号処理制御回路59に供給される。
上記信号処理制御回路59には、上記入力端子57a,入力インターフェース58を介して上記マスターテープ34a〜34dから再生された撮像パラメータが、上記入力端子57b,入力インターフェース58を介して上記スレーブテープ41から再生された撮像パラメータが、或いは、入出力端子60a,入出力インターフェース61を介してセットアップカードから再生された撮像パラメータが供給されている。上記信号処理制御回路59は、上記変更データが供給されると、上記各撮像パラメータの代わりに上記変更データを選択し、これを上記エンコーダ54を介してモニタ装置に供給する。
これにより、上記モニタ装置33に表示されていた撮像パラメータの値が、上記変更データに応じた値に可変表示される。また、上記プロセッサ32は、上記撮像パラメータが変更される毎に、該変更された撮像パラメータに基づいて撮像データのデータ処理を行い、これをモニタ装置33に供給する。これにより、ユーザは、上記変更した値の撮像パラメータを確認することができるとともに、該変更した値の撮像パラメータによりデータ処理された撮像データに対応する絵柄の画像をも確認することができる。
ユーザは、このようにして上記モニタ装置33に表示される撮像パラメータを可変操作し、該撮像パラメータが所望の値となったときに、上記操作部40を操作して上記変更した撮像パラメータの記録先を指定する。この記録先の指定は、例えばスレーブテープ41,或いは、セットアップカード等のように行われる。
上記システムコントローラ45は、上記変更された撮像パラメータを一旦メモリ38に記憶し、上記記録先が指定されたときに、該メモリ38に記憶した撮像パラメータを読み出して該記録先に供給する。
これにより、上記変更された撮像パラメータが、上記スレーブテープ41或いはセットアップカードに記録されることとなり、この変更された撮像パラメータを用いて上述の編集作業を行うことができる。
このような撮像パラメータの変更作業は、例えばユーザが上記モニタ装置33に表示される画像或いは撮像パラメータを見て、この撮像パラメータを基準撮像パラメータとして編集作業を行うと所望の絵柄の画像が得られないと判断した場合等に、ユーザの経験等に基づいて行われる。特に、放送業務においては、撮像パラメータを微妙に変更してよりよい画像を形成したり、該撮像パラメータを大きく変更して異なるイメージを与える画像を形成する場合がある。また、絵柄を変更するためには、撮像のやり直しを行う以外に方法はない。
しかし、このような場合に、当該編集システムは、撮像のやり直し等をすることなく、上記撮像パラメータを変更するだけで所望の画像を形成することができる。従って、当該編集システムの利便性の向上を図ることができる。
最後に、上記ビデオカメラ装置は、CODイメージセンサ4を用いて撮像を行うこととしたが、これは、撮像管を用いて撮像を行うようにしてもよい。
また、撮像パラメータ及び撮像データを記録媒体にデジタル記録することとしたが、これは、アナログ記録するようにしてもよい。
また、撮像パラメータが書き込まれる撮像パラメータ記録媒体としてセットアップカードを用いることとしたが、これは、磁気テープ、光ディスク(いわゆるコンパクトディスク,光磁気ディスク)、半導体メモリ等を用いるようにしてもよい。
また、上記撮像信号及び撮像パラメータを磁気テープであるビデ才テープ17に記録することとしたが、これは、光ディスク(いわゆるコンパクトディスク,光磁気ディスク)や半導体メモリ等に記録するようにしてもよい。
ビデオカメラ装置のブロック図である。 上記ビデオカメラ装置のビデオテープに記録される撮像データ及び撮像パラメータの記録フォーマットを示す模式図である。 セットアップカード形成装置のブロック図である。 本発明を適用した編集システムのブロック図である。 上記編集システムに設けられているシステムコントローラのブロック図である。 上記システムコントローラに設けられている信号処理制御回路のブロック図である。 上記システムコントローラに設けられている信号処理回路のブロック図である。
符号の説明
30 マスタ側再生部、31 スレーブ側記録再生部、32 プロセッサ、33 モニタ装置、34a〜34d マスターテープ、35 回転ヘッド、36 再生増幅回路、37 信号増幅回路、38 メモリ、39 セットアップカード記録再生部、40 操作部、41 スレーブテープ、45 システムコントローラ

Claims (6)

  1. それぞれ撮像信号及び上記撮像信号を得た時点における撮像手段の撮像条件を示す撮像パラメータが記録された複数のマスタ側記録媒体からの撮像信号を編集し、スレーブ側記録媒体に記録する編集システムにおいて、
    所望の上記マスタ側記録媒体から、上記撮像信号及び撮像パラメータを再生するマスタ側再生手段と、上記マスタ側再生手段と接続され、上記再生手段から供給された上記撮像信号に対して所望の信号処理を施して出力する信号処理手段と、
    上記信号処理手段と接続され、上記信号処理手段からの撮像信号及び上記撮像パラメータを上記スレーブ側記録媒体に記録するとともに、上記スレーブ側記録媒体に記録された上記撮像信号と上記撮像パラメータのうち、少なくとも上記撮像パラメータを再生するスレーブ側記録再生手段と、
    上記マスタ側再生手段,上記信号処理手段及び上記スレーブ側記録再生手段を制御するシステム制御手段とを備え、上記システム制御手段は、上記スレーブ側記録再生手段によって再生された撮像パラメータと、上記マスタ側再生手段によって他のマスタ側記録媒体から再生された撮像パラメータとに基づいて、上記信号処理手段での上記他のマスタ側記録媒体から再生された撮像信号に対する信号処理のパラメータを変更するように上記信号処理手段を制御し、変更されたパラメータで信号処理された撮像信号を上記スレーブ側記録媒体に記録するように上記スレーブ側記録再生手段を制御することを特徴とする編集システム。
  2. 上記信号処理手段は、上記撮像信号に対して逆非線形信号処理を行う逆非線形信号処理回路と、上記逆非線形信号処理回路の出力信号に対して、線形信号処理を行う線形処理回路と、上記線形信号処理回路の出力信号に対して、非線形信号処理を行う非線形信号処理回路とを備えたことを特徴とする請求項1記載の編集システム。
  3. それぞれ撮像信号及び上記撮像信号を得た時点における撮像撮像条件を示す撮像パラメータが記録された複数のマスタ側記録媒体から再生された撮像信号を編集し、スレーブ側記録媒体に記録する編集システムにおいて、
    所望の上記マスタ側記録媒体から、上記撮像信号及び上記撮像パラメータを再生するマスタ側再生手段と、
    上記マスタ側再生手段と接続され、上記マスタ側再生手段から供給された上記撮像信号に対して所望の信号処理を施して出力する信号処理手段と、
    上記信号処理手段と接続され、上記信号処理手段からの撮像信号を上記スレーブ側記録媒体に記録するスレーブ側記録手段と、上記マスタ側再生手段によって任意の上記マスタ側記録媒体から再生された撮像パラメータを記憶する記憶手段と、
    上記マスタ側再生手段,上記信号処理手段,上記スレーブ側記録手段及び上記記憶手段を制御するシステム制御手段とを備え、上記システム制御手段は、上記記憶手段に記憶された撮像パラメータと、上記マスタ側再生手段によって他のマスタ側記録媒体から再生された撮像パラメータとに基づいて、上記他のマスタ側記録媒体から再生された撮像信号に対する信号処理のパラメータを変更するように上記信号処理手段を制御し、変更されたパラメータによって信号処理された上記撮像信号を上記スレーブ側記録媒体に記録するように上記スレーブ側記録手段を制御することを特徴とする編集システム。
  4. 上記信号処理手段は、上記撮像信号に対して逆非線形信号処理を行う逆非線形信号処理回路と、上記逆非線形信号処理回路の出力信号に対して、線形信号処理を行う線形処理回路と、上記線形信号処理回路の出力信号に対して、非線形信号処理を行う非線形信号処理回路とを備えたことを特徴とする請求項3記載の編集システム。
  5. それぞれ撮像信号及び上記撮像信号を得た時点における撮像手段の撮像条件を示す撮像パラメータが記録された複数のマスタ側記録媒体から再生された撮像信号を編集し、スレーブ側記録媒体に記録する編集システムにおいて、
    所望の上記マスタ側記録媒体から、上記撮像信号及び上記撮像パラメータを再生するマスタ側再生手段と、
    上記マスタ側再生手段と接続され、上記マスタ側再生手段から供給された上記撮像信号に対して所望の信号処理を施して出カする信号処理手段と、
    上記信号処理手段と接続され、上記信号処理手段からの撮像信号を上記スレーブ側記録媒体に記録するスレーブ側記録手段と、着脱可能な撮像パラメータ記録媒体より、撮像パラメータを再生する撮像パラメータ再生手段と、
    上記マスタ側再生手段,上記信号処理手段,上記スレーブ側記録手段及び上記撮像パラメータ再生手段を制御するシステム制御手段とを備え、
    上記システム制御手段は、上記撮像パラメータ再生手段によって再生された撮像パラメータと、上記マスタ側再生手段によって他のマスタ側記録媒体から再生された撮像パラメータとに基づいて、上記他のマスタ側記録媒体から再生された撮像信号に対する信号処理のパラメータを変更するように上記信号処理手段を制御し、変更されたパラメータによって信号処理された上記撮像信号を上記スレーブ側記録媒体に記録するように上記スレーブ側記録手段を制御することを特徴とする編集システム。
  6. 上記信号処理手段は、上記撮像信号に対して逆非線形信号処理を行う逆非線形信号処理回路と、上記逆非線形信号処理回路の出力信号に対して、線形信号処理を行う線形処理回路と、上記線形信号処理回路の出力信号に対して、非線形信号処理を行う非線形信号処理回路とを備えたことを特徴とする請求項5記載の編集システム。
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