JP2534056B2 - 固体撮像素子を用いた撮像方法 - Google Patents

固体撮像素子を用いた撮像方法

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JP2534056B2
JP2534056B2 JP62060226A JP6022687A JP2534056B2 JP 2534056 B2 JP2534056 B2 JP 2534056B2 JP 62060226 A JP62060226 A JP 62060226A JP 6022687 A JP6022687 A JP 6022687A JP 2534056 B2 JP2534056 B2 JP 2534056B2
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雅利 田部井
まどか 嵐
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、固体撮像素子を用いた電子スチルカメラや
ビデオカメラ等において、該固体撮像素子に入射する露
光量が一定であつてもシヤツタースピードが高速になる
にしたがつて該固体撮像素子の出力感度が色相毎に変化
して再生画像の色合いに悪影響を及ぼすのを防止する為
の固体撮像素子を用いた撮像方法に関する。
(従来例) 従来の電子スチルカメラは第3図に示す構成をしてい
る。同図において、1は光学系に設けられた撮影レン
ズ、2は絞り、3はシヤツター、4はCCD型撮像素子やM
OS型撮像素子などの固体撮像素子であり、撮影レンズ
1、絞り2、シヤツター3を介して入射される被写体の
光学像を各画素で光電変換し電気信号として出力する。
5は電子スチルカメラ全体の動作を所定のタイミング
に従つて制御するための各種制御信号を発生する同期信
号発生回路、6は固体撮像素子4に発生する各画素毎の
信号を所定タイミングで読出させるための駆動信号を発
生する駆動回路である。
7は信号処理回路であり、固体撮像素子4より出力さ
れる電気信号すなわち、R,G,Bなどの色信号を前処理
し、内部に設けられたマトリツクス回路により輝度信号
及び色差信号に変換するなどの処理を行なう。
8は記録部であり、これらの輝度信号及び色差信号な
どをFM変調し、磁気テープや所謂フロツピーデイスクな
どの磁気記録媒体に記録する。
9は側光回路であり、撮影前に被写体より受ける光量
を検出し、その検出値データを露光量制御回路10へ供給
する。
11はシヤツター/絞り駆動回路であり、露光量制御回
路10の指令に従つて絞り2及びシヤツター3の開閉速度
(シラツタースピード)を制御することにより、固体撮
像素子4への露光量を常に一定の最適値とする制御を行
なう。
12はRAMやROMなどの半導体メモリーで構成された記憶
回路であり、上記の露光量を常に一定とするために、側
光回路9で検出された被写体より光量に対し最適な絞り
量及びシヤツタースピードに関する調整用データが記憶
されている。
即ち、露光量制御回路10は、撮影前の時点で、側光回
路9よりの検出値データに基づき被写体の光量を判別
し、この光量に対応する絞り量及びシヤツタースピード
に関する調整用データを記憶回路12から読出し、シヤツ
ター/絞り駆動回路11へ供給し、撮影時には最適な露光
量となるように絞り量及びシヤツタースピードが設定さ
れるようになつている。
このような電子スチルカメラの構成は、側光により検
出した光量に従つて絞り量及びシヤツタースピードの両
者を同時に調整するものや、絞り優先又はシヤツタース
ピード優先の機能を備えるものについても一般的となつ
ており、特に、ラチチュードか極めて狭い固体撮像素子
を用いる電子スチルカメラにあつては、露光量の制御が
極めて重要である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このように絞り量とシヤツタースピー
ドを相互に調整して、一定の露光量が固体撮像素子に入
射するように制御すれば、理論的には常に最適な撮影を
行なうことができることになるが、実際には露光量が一
定であつてもシヤツタースピードが高速となるに従つ
て、固体撮像素子から出力される電気信号レベルがしだ
いに低下し、第4図に示すようにこのレベルの低下(以
下、固体撮像素子の感度の低下という)は色相毎に異な
つた比率で発生する。第4図は一定の露光量について、
1/60(秒)のシヤツタースピードにおける固体撮像素子
4よりの色相毎の出力レベルを100%とし、シヤツター
スピードを上昇したときの変化率を示している。この実
測値によれば、シヤツタースピードが1/1000秒程度以下
になるとレベル低下が顕著となり、ラチチュードの狭い
固体撮像素子にあつては再生画像の色あいの劣下に直接
撮影することとなる。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題点に鑑みて成されたものであ
り、露光量が一定であつてもシヤツタースピードが高速
となるに従つて色相毎に起こる固体撮像素子の感度の低
下分を補償して、色あいへの悪影響を防止する色相補償
方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明は、シヤツタースピ
ードの変化に伴つて生じる色相毎の感度の相対的な低下
分に応じて、固体撮像素子より出力される各々の色信
号、例えばR,G,Bの色信号の増幅率を変化させる際、前
記色信号の内の一色の色信号の増幅率を固定にし、他の
色信号の増幅率を該一色の色信号の増幅率を基準として
前記シャッタースピードの変化に応じて相対的に変化さ
せるとともに、前記絞りの絞り量により露光量を制御し
て、色合いへの影響を補償するようにしたことを技術的
要点とする。
(実施例) 第1図は本発明に基づいて構成された電子スチルカメ
ラの一実施例を示すブロック図である。尚、第4図と同
一または相当する部分を同一符号で示している。
まず構成を説明すると、1は撮影レンズ、2は絞り、
3はシヤツター、4は固体撮像素子、5はカメラシステ
ムを所定のタイミングで制御するための制御信号Φ
Φを発生する同期信号発生回路、6は固体撮像素子を
作動させるための駆動回路である。
21は信号分離・サンプルホールド回路であり、駆動回
路6よりの駆動信号のタイミングで固体撮像素子4より
出力される信号を、各画素毎に対応する信号に分離して
サンプルホールドする。
22は自動利得制御回路、23は色分離回路であり、信号
分離・サンプルホールド回路21において信号を標本化
し、自動利得制御回路22で信号処理可能な振幅まで増幅
し、色分離回路23によりR(赤)、B(青)又はその補
色の色信号を形成する。尚、この実施例では、R
(赤)、G(緑)及びB(青)の色信号を発生するカラ
ーフイルターが固体撮像素子4に設けられているものと
する。
41は可変利得増幅器から成る色信号増幅器であり、後
述する露光量制御部35の制御により、R,G,Bの各色信号
の増幅率を変化させる。
24,25は白バランス調整回路、26,27,28はクランプ回
路、29,30,31はブランキングパルスを帰線期間において
加えるためブランキング混合回路、32はマトリツクス回
路であり、R(赤),B(青),G(緑)の色信号に基づい
てI信号EI(又はR−Y)とQ信号EQ(又はB−Y)を
形成する。尚、色差信号R−Y,B−Yに関しては同様で
あるので以下説明を省略する。
33はエンコーダ回路であり、I信号EI及びQ信号EQ
より、所定周波数で相互に90゜位相がずれている色副搬
送波を変調し、搬送色色信号Cを形成する。このエンコ
ーダ回路33は、一般的なNTSC方式の送像系統と同様の構
成をしている。
34は記録部であり、エンコーダ回路33よりの搬送色信
号CをFM変調などして、磁気記録媒体へ記録する。
同図中の点線で示した部分は、露光量制御部35であ
り、マイクロコンピュータ等を用いた中央処理回路36、
入出力インタフエース回路37,38A/D変換器39及び記録回
路40を備えている。
A/D変換器39は、サンプル・ホールド回路21より、G
(緑)の色信号をデイジタル信号に変換し中央処理回路
36へ供給する。
中央処理回路36は、A/D変換器39よりの信号に基づ
き、撮影レンズ1、絞り2及びシヤツター3を介して固
体撮像素子4に入射する被写体よりの光量を判別する。
即ち、このカメラシステムでは、内部側光系を構成して
おり、実際に撮影が行なわれる前の時点でこの光量の判
別を行なうことにより自動的に側光が行なわれる。
記憶回路40には、上記側光により判別される光量に対
して、最適の絞り量及びシヤツタースピードを設定する
ための調整用データが記憶されており、中央処理回路36
は、A/D変換器39よりの信号に対応する調整用データを
入出力インタフエース回路37を介して絞り2及び又はシ
ヤツター3の駆動回路(図示せず)へ供給し、撮影時に
は固体撮像素子4に一定の露光量が入射するように、絞
り量及びシヤツタースピードを制御する。
又、記憶回路40には、調整用データの他に、シヤツタ
ースピード毎に対応して予め設定された色相調節用デー
タが記憶されている。即ち、前記したように、シヤツタ
ースピードが高速になると固体撮像素子の感度は色相毎
に夫々異なつた変化率で低下し(第4図参照)、その結
果、色あいが相対的にずれることとなる。これを防止す
るため、第4図に示す固体撮像素子の出力感度の特性と
は逆に、第2図に示すようなシヤツタースピードに対し
て色信号増幅器41の増幅率を変化させる制御用データが
色相毎に記憶されている。この制御用データは、中央処
理回路36により入出力インタフエース回路38を介して色
信号増幅器41へ供給される。
以上説明したように、シヤツタースピードが速くなる
にしたがつて各色の感度が変化しても、その感度特性と
は逆の増幅率でもつて各色信号のレベルを補償するの
で、色あいのずれが改善され、再現性の優れた美しい再
生画像を提供することができる。
尚、増幅率を設定する場合に、例えばG信号の増幅率
を固定にしておき、その増幅率を基準として他のF,B信
号の増幅率を相対的に変化させ、そして絞りを適宜に制
御することにより、結果として第2図に示すのと同様の
補償を行うことができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、シヤツタースピ
ードの変化に伴つて生ずる固体撮像素子における色相毎
の感度の低下とは逆の特性の増幅率でもつて該固体撮像
素子より発生する夫々の色信号を増幅する際、色信号の
内の一色の色信号の増幅率を規定にし、他の色信号の増
幅率を該一色の色信号の増幅率を基準としてシャッター
スピードの変化に応じて相対的に変化させるとともに、
絞りの絞り量により露光量を制御するので、該感度の低
下は補正され、これにより色あいのずれかが改善されて
再現性の優れた美しい再生画像を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づいて構成した電子スチルカメラの
一実施例を示すブロツク図、第2図は第1図に示す色増
幅器の増幅率を示す特性曲線図、 第3図は従来の電子スチルカメラの構成を示すブロツク
図、 第4図はシヤツタースピードに対する固体撮像素子の特
性を色毎に示す特性曲線図である。 2:絞り 3:シヤツター 4:固体撮像素子 32:マトリツクス回路 33:エンコーダー回路 34:記録部 35:露光量制御部 36:中央処理回路 37,38:入出力インターフエース回路 39:A/D変換器 40:記憶回路 41:色信号増幅器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絞りおよびシャッターを介して入射する被
    写体の光学像を光電変換する固体撮像素子と、 該固体撮像素子より出力する信号に基づいて映像信号を
    形成する手段とを備えた固体撮像素子用いた撮像方法に
    おいて、 シャッタースピードの変化に応じてそれぞれの色信号の
    増幅率を変化させる際、前記色信号の内の一色の色信号
    の増幅率を固定にし、他の色信号の増幅率を該一色の色
    信号の増幅率を基準として前記シャッタースピードの変
    化に応じて相対的に変化させるとともに、前記絞りの絞
    り量により露光量を制御することを特徴とする固体撮像
    素子を用いた撮像方法。
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