JP2701054B2 - カラー撮像装置 - Google Patents
カラー撮像装置Info
- Publication number
- JP2701054B2 JP2701054B2 JP63268094A JP26809488A JP2701054B2 JP 2701054 B2 JP2701054 B2 JP 2701054B2 JP 63268094 A JP63268094 A JP 63268094A JP 26809488 A JP26809488 A JP 26809488A JP 2701054 B2 JP2701054 B2 JP 2701054B2
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明のカラー撮像装置、特に閃光装置と共に用い
られるカラー撮像装置に関するものである。
られるカラー撮像装置に関するものである。
従来、閃光装置を備えたカラー撮像装置、例えばはス
チルビデオカメラなどの撮像装置において、例えば特公
昭63−60312号公報に示されるように、定数テーブル
で、ある予め定められた閃光装置の色特性に合った色バ
ランス調整用のデータ（以下データという）を用いて自
動で色バランスを調整する色バランス調整（ホワイトバ
ランス調整ともいう）方法があり、ストロボ撮影時にお
いて、ストロボの色を完全にキャンセルすることのでき
る定数である前記データを用いて色バランス調整を行っ
ていた。
チルビデオカメラなどの撮像装置において、例えば特公
昭63−60312号公報に示されるように、定数テーブル
で、ある予め定められた閃光装置の色特性に合った色バ
ランス調整用のデータ（以下データという）を用いて自
動で色バランスを調整する色バランス調整（ホワイトバ
ランス調整ともいう）方法があり、ストロボ撮影時にお
いて、ストロボの色を完全にキャンセルすることのでき
る定数である前記データを用いて色バランス調整を行っ
ていた。
以上のように従来例では、ストロボ撮影時、被写体に
ストロボの光が充分当らず他の光源の光が当っている場
合であっても、前記のように、ストロボの色をキャンセ
ルすることのみができる定数であるデータを使って色バ
ランス調整を行っていたので、他の光源の色を従来の色
バランス調整ではキャンセルすることができず、不自然
な色の画像になることがあるという問題点があった。
ストロボの光が充分当らず他の光源の光が当っている場
合であっても、前記のように、ストロボの色をキャンセ
ルすることのみができる定数であるデータを使って色バ
ランス調整を行っていたので、他の光源の色を従来の色
バランス調整ではキャンセルすることができず、不自然
な色の画像になることがあるという問題点があった。
この発明は上記のような従来例の問題点を解決するた
めになされたもので、ストロボ撮影時に、他の光源の色
をキャンセルすることができ、特に光量の少ないストロ
ボを内蔵するタイプのコンパクトスチルビデオカメラの
場合に、有効なカラー撮像装置を提供することを目的と
する。
めになされたもので、ストロボ撮影時に、他の光源の色
をキャンセルすることができ、特に光量の少ないストロ
ボを内蔵するタイプのコンパクトスチルビデオカメラの
場合に、有効なカラー撮像装置を提供することを目的と
する。
このため、この発明においては、閃光装置と共に用い
られるカラー撮像装置において、前記閃光装置の色特性
よりも低い色温度特性の色の対応した色バランス調整用
のデータを記憶するデータ記憶手段と、閃光装置使用時
には、前記データ記憶手段で記憶された前記データに従
って、カラー撮像手段の出力信号中の色バランスを制御
する色バランス制御手段とを具備することにより、前記
目的を達成しようとするものである。
られるカラー撮像装置において、前記閃光装置の色特性
よりも低い色温度特性の色の対応した色バランス調整用
のデータを記憶するデータ記憶手段と、閃光装置使用時
には、前記データ記憶手段で記憶された前記データに従
って、カラー撮像手段の出力信号中の色バランスを制御
する色バランス制御手段とを具備することにより、前記
目的を達成しようとするものである。
この発明におけるカラー撮像装置は、閃光装置使用時
の色バランスを予めデータ記憶手段により記憶された閃
光装置の色特性より低い色温度特性の色に対応したデー
タに従って、カラー撮像手段の出力信号中の色バランス
を制御するので周囲の光源の色の影響を実質的に大幅に
減少させることができる。
の色バランスを予めデータ記憶手段により記憶された閃
光装置の色特性より低い色温度特性の色に対応したデー
タに従って、カラー撮像手段の出力信号中の色バランス
を制御するので周囲の光源の色の影響を実質的に大幅に
減少させることができる。
以下この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック
図、第２図はこの一実施例の動作を色バランスシフト手
段を中心にして制御するフローチャート、第３図はこの
一実施例を用いたベクトルスコープ図であり、第１図
中、（Ａ）は予め定められた定数テーブル（図示せず）
である閃光装置の色バランス調整用のデータを記憶する
データ記憶手段、（Ｂ）はデータ記憶手段（Ａ）で記憶
されたデータに従って、閃光装置の色バランス調整手段
（Ｄ）を制御する色バランス制御手段、１はデータ記憶
手段（Ａ），色バランス制御手段（Ｂ）を有し、かつ、
この一実施例の動作を制御するマイクロコンピュータ
（CPU）であり、２はRchのゲイン調整用アンプ（以下、
Rch AMPという）、３はBchのゲイン調整用アンプ（以
下、Bch AMPという）で、Rch AMP2とBch AMP3は色バラ
ンス調整手段（Ｄ）を構成している。又、４はＲ
（赤）,G（緑）,B（青）の信号をもとに記録装置10に出
力する信号を作る信号処理回路、５は第１スイッチと第
２スイッチを有するシャッタボタンスイッチ、６はスト
ロボをON/OFFするストロボスイッチ、７は被写体の色温
度を検出する色温度検出センサ、８は被写体よりの光を
R,G,Bの信号として出力する撮像素子、９は閃光装置の
ストロボである。
図、第２図はこの一実施例の動作を色バランスシフト手
段を中心にして制御するフローチャート、第３図はこの
一実施例を用いたベクトルスコープ図であり、第１図
中、（Ａ）は予め定められた定数テーブル（図示せず）
である閃光装置の色バランス調整用のデータを記憶する
データ記憶手段、（Ｂ）はデータ記憶手段（Ａ）で記憶
されたデータに従って、閃光装置の色バランス調整手段
（Ｄ）を制御する色バランス制御手段、１はデータ記憶
手段（Ａ），色バランス制御手段（Ｂ）を有し、かつ、
この一実施例の動作を制御するマイクロコンピュータ
（CPU）であり、２はRchのゲイン調整用アンプ（以下、
Rch AMPという）、３はBchのゲイン調整用アンプ（以
下、Bch AMPという）で、Rch AMP2とBch AMP3は色バラ
ンス調整手段（Ｄ）を構成している。又、４はＲ
（赤）,G（緑）,B（青）の信号をもとに記録装置10に出
力する信号を作る信号処理回路、５は第１スイッチと第
２スイッチを有するシャッタボタンスイッチ、６はスト
ロボをON/OFFするストロボスイッチ、７は被写体の色温
度を検出する色温度検出センサ、８は被写体よりの光を
R,G,Bの信号として出力する撮像素子、９は閃光装置の
ストロボである。
次にこの一実施例の動作を第１図乃至第３図を用いて
説明する。
説明する。
まず、第１図において、CPU1のデータ記憶手段（Ａ）
により、閃光装置の色バランス調整用データ（図示せ
ず）を記憶し、この記憶されたデータに従って、色バラ
ンス制御手段（Ｂ）により、色バランス調整手段（Ｄ）
を制御して閃光装置であるストロボ９の色バランス調整
をする。
により、閃光装置の色バランス調整用データ（図示せ
ず）を記憶し、この記憶されたデータに従って、色バラ
ンス制御手段（Ｂ）により、色バランス調整手段（Ｄ）
を制御して閃光装置であるストロボ９の色バランス調整
をする。
次に、上記動作を第２図のフローチャートに従って再
度詳説する。
度詳説する。
第２図のフローチャートにおいて、シャッタボタンス
イッチ５（第１図）の第１スイッチが押されると、CPU1
に電源が入りスタートする。その後スイッチ５の第２ス
イッチが押されると（ステップ3a）、CPU1は、ストロボ
スイッチ６のON/OFFを判定（ステップ3b）し、もしOFF
であれば色温度検出センサ７の出力をA/Dポートで読み
出す（ステップ3c）。CPU1は前記読み出したデータをも
とに、所定の演算を行い、Rchゲイン調整用アンプ２とB
chゲイン調整用アンプ３に出力する値を求め（ステップ
3d）、上記値をD/AポートよりRch AMP2とBch AMP3のそ
れぞれに出力する（ステップ3e）。次に、撮像素子８に
おいてシャッタ等を用いて所定時間静止画像を形成した
後これを読み出し（ステップ3f）、撮像素子８出力のRG
Bの信号はRch AMP2とBch AMP3によって色バランス調整
（ホワイトバランス調整）され信号処理回路４へ送られ
処理される（ステップ3h）。前記ステップで処理された
処理信号を記録装置10に送り記録し（ステップ3i）終了
する。前記ステップ3bにおいて、もしストロボスイッチ
６がONになっていた場合は、CPU1はストロボ９用色バラ
ンス調整データをD/A出力よりRch AMP2とBch AMP3へ出
力する（ステップ3j）。つぎに、シャッタ等を用いて静
止画像を撮像素子で形成する（ステップ3k）と共にCPU1
はストロボ９を発光させ、その後この静止画像を読み出
す（ステップ3l）。そしてステップ3gに進み、前記と同
様にステップ3h,3iを経て終了する。
イッチ５（第１図）の第１スイッチが押されると、CPU1
に電源が入りスタートする。その後スイッチ５の第２ス
イッチが押されると（ステップ3a）、CPU1は、ストロボ
スイッチ６のON/OFFを判定（ステップ3b）し、もしOFF
であれば色温度検出センサ７の出力をA/Dポートで読み
出す（ステップ3c）。CPU1は前記読み出したデータをも
とに、所定の演算を行い、Rchゲイン調整用アンプ２とB
chゲイン調整用アンプ３に出力する値を求め（ステップ
3d）、上記値をD/AポートよりRch AMP2とBch AMP3のそ
れぞれに出力する（ステップ3e）。次に、撮像素子８に
おいてシャッタ等を用いて所定時間静止画像を形成した
後これを読み出し（ステップ3f）、撮像素子８出力のRG
Bの信号はRch AMP2とBch AMP3によって色バランス調整
（ホワイトバランス調整）され信号処理回路４へ送られ
処理される（ステップ3h）。前記ステップで処理された
処理信号を記録装置10に送り記録し（ステップ3i）終了
する。前記ステップ3bにおいて、もしストロボスイッチ
６がONになっていた場合は、CPU1はストロボ９用色バラ
ンス調整データをD/A出力よりRch AMP2とBch AMP3へ出
力する（ステップ3j）。つぎに、シャッタ等を用いて静
止画像を撮像素子で形成する（ステップ3k）と共にCPU1
はストロボ９を発光させ、その後この静止画像を読み出
す（ステップ3l）。そしてステップ3gに進み、前記と同
様にステップ3h,3iを経て終了する。
次にこの一実施例を用いた場合の効果を第３図に例示
して説明する。
して説明する。
第３図のベクトルスコープ図中の点は暗室内でストロ
ボを点灯して従来のストロボの色特性に合った色バラン
ス調整用のデータに従って色バランス調整（基準色バラ
ンス調整）を行って撮影したものを示し、ｂ点はこの発
明の一実施例である前記基準色バランス調整を所望の色
領域（この場合は青領域）にシフトするためにデータと
して閃光装置の色特性よりも色温度の低い色特性に合っ
たデータを記憶しておき、このデータを用いて色バラン
ス調整をしたものをNTSC信号に再生して信号の合成ベク
トル図として示したものである。
ボを点灯して従来のストロボの色特性に合った色バラン
ス調整用のデータに従って色バランス調整（基準色バラ
ンス調整）を行って撮影したものを示し、ｂ点はこの発
明の一実施例である前記基準色バランス調整を所望の色
領域（この場合は青領域）にシフトするためにデータと
して閃光装置の色特性よりも色温度の低い色特性に合っ
たデータを記憶しておき、このデータを用いて色バラン
ス調整をしたものをNTSC信号に再生して信号の合成ベク
トル図として示したものである。
第３図において、Ｂは青，MGはマゼンタ,Rは赤，YLは
黄,Gは緑，Crはシアンのそれぞれを示している。
黄,Gは緑，Crはシアンのそれぞれを示している。
次に、前記基準色バランス調整で撮影した場合、室内
光源は第３図中、YL,Rの斜線部分ｃに分布している為、
全体としての色温度が人間の視覚上不自然に見える。し
かし、この発明の実施例を適用して前記ｂ点のように基
準色バランス調整を結果が青領域にシフトするようなデ
ータを記憶しておき、このデータに基づき色バランス制
御した場合は、前記室内光の成分である斜線部分ｃによ
る影響をキャンセルすることができた。
光源は第３図中、YL,Rの斜線部分ｃに分布している為、
全体としての色温度が人間の視覚上不自然に見える。し
かし、この発明の実施例を適用して前記ｂ点のように基
準色バランス調整を結果が青領域にシフトするようなデ
ータを記憶しておき、このデータに基づき色バランス制
御した場合は、前記室内光の成分である斜線部分ｃによ
る影響をキャンセルすることができた。
尚、夜間の屋外などでのストロボ撮影時少しブルーが
かって見えるが、これは視覚上むしろ好ましいと言え
る。又、ストロボ内蔵タイプのカメラに外部ストロボを
取りつけるなどストロボが交換可能なときは、ストロボ
の光量（ガイドナンバーや調光光量）を検出する検出手
段を設け、この検出手段出力に応じて青にシフトする量
を変える、例えばストロボ光量が小なら青にシフトする
量は大にするようにすれば、より適切な色バランス調整
ができる。
かって見えるが、これは視覚上むしろ好ましいと言え
る。又、ストロボ内蔵タイプのカメラに外部ストロボを
取りつけるなどストロボが交換可能なときは、ストロボ
の光量（ガイドナンバーや調光光量）を検出する検出手
段を設け、この検出手段出力に応じて青にシフトする量
を変える、例えばストロボ光量が小なら青にシフトする
量は大にするようにすれば、より適切な色バランス調整
ができる。
以上説明したように、この発明のカラー撮像装置によ
れば、ストロボ撮影時に、他の光源の色をキャンセルす
ることができ、特に光量の少ないストロボを内蔵するタ
イプのコンパクトスチルビデオカメラの場合には簡単な
構造ながら極めて有効である。
れば、ストロボ撮影時に、他の光源の色をキャンセルす
ることができ、特に光量の少ないストロボを内蔵するタ
イプのコンパクトスチルビデオカメラの場合には簡単な
構造ながら極めて有効である。
第１図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第２図はこの一実施例の動作を示すフローチャート、第
３図はこの一実施例を用いたベクトルスコープ図であ
る。 （Ａ）……データ記憶手段 （Ｂ）……色バランス制御手段 （Ｄ）……色バランス調整手段 １……CPU ２……Rch AMP ３……Bch AMP ４……信号処理回路 ５……シャッタボタンスイッチ ６……ストロボスイッチ ７……色温度検出センサ ８……撮像素子 ９……ストロボ 10……記録装置
第２図はこの一実施例の動作を示すフローチャート、第
３図はこの一実施例を用いたベクトルスコープ図であ
る。 （Ａ）……データ記憶手段 （Ｂ）……色バランス制御手段 （Ｄ）……色バランス調整手段 １……CPU ２……Rch AMP ３……Bch AMP ４……信号処理回路 ５……シャッタボタンスイッチ ６……ストロボスイッチ ７……色温度検出センサ ８……撮像素子 ９……ストロボ 10……記録装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−34095（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−146089（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−189891（ＪＰ，Ａ) 特公 昭61−53912（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭63−30612（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】閃光装置と共に用いられるカラー撮像装置
において、前記閃光装置の色特性よりも低い色温度特性
の色に対応した色バランス調整用のデータを記憶するデ
ータ記憶手段と、閃光装置使用時には、前記データ記憶
手段で記憶された前記データに従って、カラー撮像手段
の出力信号中の色バランスを制御する色バランス制御手
段とを具備したことを特徴とするカラー撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63268094A JP2701054B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | カラー撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63268094A JP2701054B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | カラー撮像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02116286A JPH02116286A (ja) | 1990-04-27 |
| JP2701054B2 true JP2701054B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17453808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63268094A Expired - Fee Related JP2701054B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | カラー撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2701054B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP63268094A patent/JP2701054B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02116286A (ja) | 1990-04-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |